陽乃「比企谷君のあの性格を強制するには、童貞奪うどころか」 (108)

陽乃「一晩中犯し続けて愛を実感させるくらいやらなきゃ、ダメじゃないかしら」

雪乃「……頭おかしいんじゃないの」


雪乃「睡眠薬……睡眠薬……っと」

八幡「ういーっす」

雪乃「……」ペラッ

八幡(いきなり無視っすか)

八幡(まあ、歓待してくる雪ノ下なんて想像できんが)ガタッ

雪乃「あら、比企谷くん。あなた、いつの間に来ていたのかしら」

八幡「さっき来て挨拶もしただろうが」

雪乃「そうだったかしら。ごめんなさい。読書に集中していて、雑音が耳に入らなかったみたいね」

八幡「謝ってねえだろ、それ」

雪乃「そんなことより、由比ヶ浜さんは?」

八幡(そんなことね)

八幡「なんか遅れるらしい。もしかしたら来れないかもだとよ」

雪乃「そう……」グッ

雪乃「それじゃあ、今日はあなたと二人きり?じゃあ、私の周囲十メートル以内に入らないようにしてくれるかしら」

比企谷「それ、この教室だいたい全部入るだろ」

雪乃「廊下に立っていればいいじゃない」

比企谷「俺は小学生か」

比企谷(さて、俺も暇を潰すか……)

雪乃「……」

比企谷「……」

雪乃「ね、ねえ」

比企谷「……なんだよ」

雪乃「比企谷君……お、お茶を飲みたくないかしら?」

比企谷「お茶?別に」

雪乃「今日、水筒にお茶を入れて持ってきたのだけど」

比企谷「いらん」

雪乃「……そろそろ喉が乾いたころじゃないかしら?」

比企谷「別に。水道で飲むわ」

比企谷(……なにこれ。そんなに俺にお茶を飲ませたいわけ?)

比企谷(これは罠だな、間違いない。俺のニュータイプ的な勘がそう言っている)キュピーン

雪乃「……飲みなさい」

比企谷「なんでだよ」

雪乃「あなたのためよ」

比企谷「お茶くらいで大袈裟じゃね」

比企谷「だいたい、今日に限ってなんでそんなものを用意して、俺に飲ませたがるんだよ」

雪乃「それは……」グヌヌヌ

雪乃「……つまりあなたは、私の用意したお茶は怪しいから、飲みたくないと言うの?」

比企谷「ぶっちゃけて言えばその通りだ」

雪乃「最低ね。女の子が親切で用意したお茶にそんな疑いを持つなんて」

比企谷「なんとでも言ってくれ」

雪乃「……じゃあ、私が先に飲めば、その疑いは晴れるってことよね」

比企谷「それは違うな」

比企谷「ミステリーものしかり、犯人が自分で先に毒味して、なんらかのトリックで後から薬物を混入することはよくある手口だ」

雪乃「あなたは、現実と空想の違いもわからないのかしら」

雪乃「や、薬物なんて入れているわけないでしょう?」

比企谷(まあ、それはそうか)

雪乃「だいたい、リスクをおかしてまであなたなんかを殺すほど私はバカではないわ」

比企谷「はいはい、さいですか」

比企谷(まあ、様子がおかしいからなんか怪しいというだけだし、お茶飲ませてどうこうということもないか)

比企谷(雪ノ下は、お茶が実はすごいまずいみたいな悪戯をするタイプでもないし)

雪乃「わかったかしら?なら、お茶を飲んで欲しいのだけど」

比企谷(ただ、やたらお茶を猛プッシュしてくる意味がわからんのが気持ち悪い)

比企谷「なんとなくあやしいから嫌だ」

雪乃「……そう」

雪乃「……今日は由比ヶ浜さんもいないし、少しは場をなごませようと私なりに気を使ってみたのだけど」

雪乃「慣れないことをするべきではないのかしらね……」

比企谷(うっ)

雪乃「このお茶も、知り合いから頂いた珍しいものだったから、私だけ頂くのはと思って持ってきたのだけど……」

雪乃「怪しい、確かにそうかもしれないわね。普段の私は、こんなことしないもの……」

雪乃「ごめんなさい。気を使わせたわね……」

比企谷「い、いや」

雪乃「……」ペラッ

比企谷「……」

雪乃「……はぁ」

比企谷「……」

比企谷「……わかった。飲むからくれよ」

雪乃「……くれ?」

比企谷「お茶をください。お願いします」

雪乃「ええ、いいわよ」トプトプトプ

雪乃「はい、どうぞ」

比企谷「……」

雪乃「どうしたのかしら」

比企谷「……いや」

比企谷(やはり怪しい。俺のセブンセンシズが警鐘を鳴らしている)

雪乃「……やはり怪しいというのなら、別に飲まなくても結構よ」

比企谷「飲む。飲むが……別に今すぐとはいってなかっただろ」

雪乃「どうしてかしら。早く飲めばいいじゃない」

比企谷「お茶くらい自分のタイミングで飲んでいいだろ」

雪乃「そう……」

雪乃「……焦ってはダメ」ボソッ

雪乃「……」ペラッ

比企谷「……」

雪乃「……」チラッ

比企谷「……」

雪乃「……」チラッチラッ

比企谷(……みてる。すっげえ見てる)

比企谷(やはりこのお茶になにかあるのか?)カタッ

雪乃「……!」

雪乃「……」ドキドキドキ

比企谷(……やはり怪しい)

比企谷(しかし、飲むとは言ってしまった)

パンツは脱いだままでいいんだよな…?

比企谷(このお茶に仕掛けられている可能性があるものは何か)

比企谷(まずは薬物だ。経口摂取させたいものとくれば真っ先にそう思い付くが……)

比企谷(雪ノ下が、なんのために俺に?どんな薬を?全く想像がつかない)

比企谷(次に、お茶がすっごいまずいとか、辛いとかの悪戯の類いだが)

比企谷(これはやはり雪ノ下はそんなことをするようなキャラではない)

比企谷(つまり……怪しいと思って考えても、全く想像がつかないわけだ)

雪乃「……」ドキドキドキ

比企谷(ま、たいしたことじゃないだろ)

比企谷(それに、とっととこの空気をなんとかしたいしな)クイッ


雪乃「……!!」

比企谷(……特になんでもないな)

間違えた

比企谷(……特になんでもないな)

比企谷(味も問題ないし)

比企谷(……考えすぎか。知り合いから貰ったお茶を用意して、他人に飲ませる)

比企谷(雪ノ下はそういう経験がないから、緊張していただけか?)

比企谷(雪ノ下の行動にしては、少しおかしいが、まあこれが一番妥当な……)

比企谷(あれ、なんだ……?)

比企谷(きゅうに……なんか……)

比企谷(……こ……れは……やは……り)

比企谷(……が……ま)

比企谷「……」

雪乃「……比企谷君?」パタンッ

比企谷「……」zzZ

雪乃「……ふぅ。じゃあ、次はこのロープで。ふふふ」

比企谷「そして起きたら雪ノ下が隣で寝てたわけだ……」

由比ヶ浜「な、なにそれ」

比企谷「しかもどうやら妊娠しているらしんだ……」

由比ヶ浜「ゆ、ゆきのんが!?」

比企谷「ああ……というわけで、俺はこの学校をやめて、雪ノ下の婿として家事をすることになったから」

比企谷「じゃあな……」

由比ヶ浜「ちょ!まってよヒッキー!!」


おわり

おい

もともと続けるつもりはあまりなかったのだけど

こっからでしょ

ふざけんな!(声だけ迫真)

小町「お兄ちゃん中に出して!」


みたいな展開はやく

戸塚「八幡となら…いいよ?」

みたいな展開も

めぐり「比企谷くんなら・・・いいよ?」


とかさぁ!!!!!

陽乃「あれー、雪乃ちゃんやっぱり比企谷くんのことが・・」

雪乃「姉さん!!鍵閉めてたはずなのに!」


みたいな感じではよ

   

相模「ウチにはこれぐらいしか出来ないから」シコシコ 八幡「ウッ」ドピュ


誰か書けよ

由比ヶ浜「ヒッキー……っ」

由比ヶ浜(このままだと、ゆきのんに。諦めたくないよ)

比企谷「由比ヶ浜?」

由比ヶ浜「ゆ、ゆゆ、ゆきのんの胸だとこんな事は出来ないんだから」

比企谷「なにをするんだ、いきなり」

由比ヶ浜(ぅぅ、ヒッキーのアレ、胸に挟んじゃったよぉ。ビクビクしていて熱いし)

由比ヶ浜(えっと、確か、こうして、上の方を舌で舐めればいいんだよ、ね?)

由比ヶ浜「んっ、ちゅちゅる、ペロペロ」

やっぱりビッチじゃないか

比企谷「由比ヶ浜ッ。そんなに、されると、ぅう」

由比ヶ浜「ペロペロ、ちゅる、いいよ、ヒッキー。出したら、その、全部飲んであげるから」

比企谷「くっ。由比ヶ浜――っ」

由比ヶ浜「……っ!!」ゴクンコクン

由比ヶ浜「ケホ、あは、ヒッキーの量が多くて、飲みきれないよ」

比企谷「ハァハァハァ」

由比ヶ浜「ヒッキーのまだ元気だね。今度は、私を感じさせて」

由比ヶ浜「ゆきのんよりも、絶対に気持ちよくするから、……お願いヒッキー」

比企谷『ああ、くぅ、由比ヶ浜ぁ』

由比ヶ浜『嗚呼、ヒッキーのが子宮まで届いて、んん、ミルクを飲みたいって、あああ』ジュボジュボ

由比ヶ浜『ね、ねぇ、ヒッキー。私の、ゆきのんよりも、あん、気持ちいい?』

比企谷『あ、ああ』


雪乃「……っ」(盗聴中)

雪乃「ふふふ、ふふふふふ。やられたらやり返す。倍返しよ!! 」


陽乃「ま、眠らせている内にやったんだから、覚えてないのも無理ないのよね」

雪乃「ビクッ。姉さん、いつのまに」

陽乃「雪乃ちゃんが私の私物の盗聴器を5つ持ちだしたから、様子を見に来たの」

陽乃「それにしても予想以上にあの子は頑張ってるわね」

陽乃「雪乃ちゃんは、このままでいいのかしら?」

雪乃「いいわけないでしょう……っ」

陽乃「ふぅん、なら、雪乃ちゃんは愛情と友情。どっちを取るのかしら? 」

陽乃「まさか両方とは言わないわよね」

雪乃「――ええ」

雪乃「私は>>103を選ぶわ」

友情

陽乃「……へぇ。てっきり愛情を選ぶと思ったんだけど」

雪乃「由比ヶ浜さんは、……私の、大切な友達、だから」

陽乃「そう。なら、比企谷君は私が取っても問題ないわけね」

陽乃「雪乃ちゃんは、あの子を選んだんだから……」

雪乃「姉さんの好きにすればいいわ。……ただ、由比ヶ浜さんが相談してきたら、それなりに対処させてもらうから」

陽乃(寝取った相手に相談するほど、あの子は神経図太くないと思うけどね)

陽乃「さぁて比企谷君をどうやってNTRしようからしね」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年11月18日 (月) 07:20:38   ID: iHF6TalW

エロスレの「期待」の多さは異常www

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