麻雀「グッ…貴様は…」

晴絵「伝説の正義の彗星レジェンドコメット参上！」

灼「ハ、ハルちゃん…」

麻雀「チッ、ちょこざいな！まずはお前から料理し」

晴絵「レジェンドニー！」ニーキック

麻雀「ガッ…！」

晴絵「レジェンドニー！」フック

麻雀「ガハッ！」

晴絵「レジェンドレバー！アンド、レジェンドレバー！」レバー２発

麻雀「うぐっ…！おえっ…」がくっ

晴絵「平和を脅かす悪の怪人よ、わたしがいる限りおまえら麻雀に繁栄の時は来ない！」

晴絵「消し飛べ、宇宙の涯てまで！！」

晴絵「スーパーレジェンドパンチ！！！」パンチ

キラーン！

面白そうだな
続けたまえ

灼「あ、ありがと…」

晴絵「なに、正義の味方として当然のことをしたまでだよ」

灼「うん…」

晴絵「じゃあな」

灼「あ、あのっ！」

晴絵「ん？」

灼「が……がんばって…」

晴絵「おう！」

晴絵「レジェンドパトロール！」ヒューン！

灼「……」

灼「いってらっしゃい、ハルちゃん」

自分の土壌を自ら潰すアラサーレジェンド

断崖

灼「う、うあ…」ぶらさがり

麻雀「ガウガウ、ガウガウ」

灼「腕、つら…」

灼「でも下に落ちたら、人食いザメ麻雀が…」

麻雀「ガウガウ、ガウガウ」

灼「ぐ……ん、んう…」

灼「もう限か……」

灼「あっ」ずるっ

灼「あ、ああっ……！」ひゅー

灼「ハルちゃーん！」

晴絵「レジェンドアライヴ！」すたっ！

？？？｢麻じゃ…うっ！頭が…｣

晴絵「アンド、レジェンドキャッチ！」キャッチ

麻雀「ガウガウ！」

晴絵「伝説の正義の彗星レジェンドコメット参上！」

灼「ハ、ハルちゃん…」

晴絵「灼、危ないからここにいろ」置き

晴絵「レジェンドジャンピングキック！」キック

麻雀「ギャウッ！」

晴絵「血にまみれた人食いザメよ…わたしと泳ぎで勝負してみるか？」

晴絵「レジェンドバタフライ！」キック

麻雀「ギャン！」

晴絵「レジェンドバック！アンド、レジェンドクロール！」キック２発

晴絵「海の藻屑と消えろ！スーパーレジェンドキック！！」

麻雀「ガウガウガー！」

ジャポーン！

灼「あ、ありがと…」

晴絵「なに、正義の味方として当然のことをしたまでだよ」

灼「うん…」

晴絵「じゃあな」

灼「あ、あのっ！」

晴絵「ん？」

灼「が……がんばって…」

晴絵「おう！」

晴絵「レジェンドパトロール！」ヒューン！

灼「……」

灼「いってらっしゃい、ハルちゃん」

裏通り

灼「はあっ…はあっ…」

麻雀「いたか？」

麻雀「いや…お前はあっちを探せ！」

灼「追っ手しつこ…」

灼「でも…このファイルだけはなんとしても届けないと…みんなのために…」

麻雀「いたぞ！」

灼「まず…」たったったっ

麻雀「こっちだ！全員集めろ！」

灼「くっ…このまま人が増えたらいずれ…」

灼（ハルちゃん……！！）

晴絵「レジェンドアライヴ」すたっ

麻雀「ここに逃げ込んだんだな…？」

麻雀「ああ、裏口までちゃんと囲め…」

ガシャーン！

麻雀「おらあスパイ野郎！もう逃げ場はねえぞ！大人しくファイルを」

晴絵「ふっ、誰がスパイだって…？」

麻雀「なっ、お前誰だ！？」

晴絵「伝説の正義の彗星レジェンドコメット参上！」

麻雀「ちっ、スパイの仲間か…！やっちまえ！」

晴絵「はあ…大人しく帰れば見逃してやらないでもなかったんだけどな…」

晴絵「レジェンドリボルバー！アンド、レジェンドショットガン！」バン！バン！

麻雀「がはっ！ぐはっ！」

麻雀「あ…ああ…」

晴絵「街にはびこる小汚いギャングども…わたしの弾丸は容赦を知らないぞ！」

晴絵「スーパーレジェンドヘッドショット！！」パァン！

バタッ

灼「あ、ありがと…」

晴絵「なに、正義の味方として当然のことをしたまでだよ」

灼「うん…」

晴絵「じゃあな」

灼「あ、あのっ！」

晴絵「ん？」

灼「が……がんばって…」

晴絵「おう！」

晴絵「レジェンドパトロール！」ヒューン！

灼「……」

灼「いってらっしゃい、ハルちゃん」

軍最高司令室

灼「待ってください！まだきっと対話の道は残って…」

麻雀「そんなものは無駄だ！撃ち込まれる前に撃つが良いのだ！」

灼「そんな…！」

麻雀「兵を用意しろ！明朝より侵攻作戦を開始する！」

麻雀「君はもう用済みだ…おい誰か、この危険分子を牢に入れておけ」

麻雀「イエッサ！」

灼「もういちど、もういちど考え直して…！」

麻雀「おとなしくしろ！」

灼「は、放……ハ…ハ……」

灼「ハルちゃーん！」

ガシャーン！

晴絵「レジェンドアライヴ！」すたっ！

麻雀「だ、誰だね君は」

晴絵「伝説の正義の彗星レジェンドコメット参上！」

灼「ハ、ハルちゃん…」

麻雀「ふん、どうやらそこの危険分子の仲間のようだ…結構結構、正義の味方ごっこなら存分にやりたまえ…」

麻雀「獄中でな！かかれ！」

晴絵「レジェンドエルボー！」

麻雀「がはっ！」

麻雀「何をしとる！撃って構わん！やれ！」

麻雀「く、くらえ！」パンパンッ！

晴絵「レジェンドリフレクト！」！ッンパンパ

麻雀「がっ…な、なんだと…」

晴絵「力に呑まれた愚かなけだものよ…おまえに本当の暴力を教えてやる！」

晴絵「スーパーレジェンドヘッドバット！！」

ゴチーン！

灼「あ、ありがと…」

晴絵「なに、正義の味方として当然のことをしたまでだよ」

灼「うん…」

晴絵「じゃあな」

灼「あ、あのっ！」

晴絵「ん？」

灼「が……がんばって…」

晴絵「おう！」

晴絵「レジェンドパトロール！」ヒューン！

灼「……」

灼「いってらっしゃい、ハルちゃん」

スタジアム

灼「９回裏…１打サヨナラのチャンス…わたしが打たなきゃ…」

麻雀「おらあ！デッドボール投法だ！」びゅん

灼「っ！」

麻雀「デッドボール！」

灼「痛…」

麻雀「わりいわりい、緊張して手が滑っちまった」

灼「わ、わざと…」

麻雀「ああん？なんなら退場にしてくれてもいいんだぜ、こっちは控えがいくらでもいるからよ」

灼（くっ…こっちにはまともに打てる選手が残ってないのを知ってて…）

麻雀「それとも乱闘でもしてみるか？ぎゃはははは！」

灼（悔しいよ……ハルちゃん……！）

晴絵「レジェンドアライヴ！」すたっ！

晴絵「代打、レジェンド！！」

晴絵「伝説の正義の彗星レジェンドコメット参上！」

灼「ハ、ハルちゃん…」

晴絵「どうした？代打レジェンドだ、来いよ」

麻雀「ああ？」

晴絵「ビビってるなら替わってもらうんだな」

麻雀「ちっ、弱小球団の控えがいい気になんなよ…」

麻雀「二度と野球ができない体にしてやる！これが巨大球団にのみ許されたデッドボール投法だ！」びゅん

晴絵「レジェンドカット！」キーン

麻雀「なにっ！？」

晴絵「なあ、野球の勝負じゃなかったのか？」

麻雀「黙れ弱小！次こそ頭に食らわせてやる！」びゅん

晴絵「普通に投げればホームランで許してやったんだが…どうやらこれはスポーツじゃないらしい！」

晴絵「スーパーレジェンドピッチャー返しホームラン！」カキーン

麻雀「うわあああああああ！」ドゴオオオォォ！

キラーン！

灼「あ、ありがと…」

晴絵「なに、正義の味方として当然のことをしたまでだよ」

灼「うん…」

晴絵「じゃあな」

灼「あ、あのっ！」

晴絵「ん？」

灼「が……がんばって…」

晴絵「おう！」

晴絵「レジェンドパトロール！」ヒューン！

灼「……」

灼「いってらっしゃい、ハルちゃん」

森

灼「ま、迷った…」

灼「…」ぐううう

灼「これが最後の水…」ゴクン

灼「…」ぐううう

灼「このままじゃ…」

灼「死…」

灼「…」

灼「ハルちゃん…」

晴絵「レジェンドアライヴ」すたっ

すこやん｢す、スターグランドマスター見参！｣(*>?<*)ﾊｽﾞｶﾁｰ

晴絵「伝説の正義の彗星レジェンドコメット参上！」

灼「ハ、ハルちゃん…」

晴絵「レジェンドポケット！」

晴絵「ほら、食べろ」

灼「う、うん…」ぱく

灼「！」

灼「おいし…！」ぱくぱく

晴絵「レジェンドライト！」

灼「まぶし…」

晴絵「この光に沿っていけば森から出られる」

灼「う、うん…」

晴絵「この森に麻雀はいないようだけど……なにかあったらすぐに呼ぶんだ、いいな？」

灼「うん…」

灼「あ、ありがと…」

晴絵「なに、正義の味方として当然のことをしたまでだよ」

灼「うん…」

晴絵「じゃあな」

灼「あ、あのっ！」

晴絵「ん？」

灼「が……がんばって…」

晴絵「おう！」

晴絵「レジェンドパトロール！」ヒューン！

灼「……」

灼「いってらっしゃい、ハルちゃん」

街

『地球に接近している隕石について、たったいま国連より非常事態宣言が出されました！』

灼「…」

『接近中の隕石マージャンはたいへん巨大なものであり、衝突すれば地球が粉々に砕けるほどであることのことです！』

灼「…」

『国連および各国政府は現在隕石回避の方法を模索していますが、依然として解決策は見つかっておりません』

灼「…」

『新しい情報が入りました！情報によりますと、麻雀は軌道を変え、数時間後にも地球に衝突する模様です！』

『繰りかえします！麻雀は地球に急接近中です！皆さん出来るだけ安全なところに避難を！』

『そして……どうか悔いが残らないように、最期の時をお過ごしください……』

灼「…」

灼「わずらわし…」

ヒューン！

晴絵「レジェンドアライヴ！」すたっ！

カツ丼｢プラネットリバーサルクイーン(棒)｣ｽｶｰﾄﾍﾟﾛｰﾝ

晴絵「伝説の正義の流星レジェンドコメット参上！」

灼「…呼んでないよ」

晴絵「なんだよ灼、暗い顔して！」

灼「…」

晴絵「ははっ！分かってるって、麻雀だろ？あんなもんわたしが行ってブチ砕いてきてやるよ！」

灼「ハルちゃん…」

晴絵「まかせとけよ、こんな時のための正義の味か」

…ぎゅっ

晴絵「灼？」

灼「い、行かないでほし…」

晴絵「…」

灼「ハルちゃん……行かないで……」

晴絵「…」

灼「……」

晴絵「…ごめん灼、それはできない」

灼「ど、どうして…」

晴絵「そりゃおまえ、正義の味方だからだよ」

灼「で、でも…ハルちゃんが…」

晴絵「…」

灼「ハルちゃんが、死んじゃったら…！」

晴絵「灼…」

灼「や…やだ……ハルちゃん…いかな」

晴絵「レジェンドホールド」ぎゅっ

灼「！」

晴絵「…最期に会ったのがお前でよかった」

灼「ハ、ハルちゃ…」

晴絵「じゃあな」

晴絵「スーパーウルトラレジェンド……ジャンプ！！」ヒューン！

灼「やだ、や、ハっ……ハルちゃーーーーん！！！！！」


ドゴオオオオオオオオオオオオオーン！！！！！！！

灼「ハルちゃーーー…！！！」がばっ！

灼「…」きょろきょろ

灼「…」きょろ

灼「…」

灼「夢？」

灼「……はあ」

灼「バカバカし…」

灼「…」

灼（どれくらい寝てたんだろ…）

灼「…」

灼「掃除でも…」

晴絵「お待たせー！」

灼「！」

晴絵「レジェンドアライヴ！なんつって！」

灼「ハルちゃん…」

晴絵「やーごめんごめん、職員会議長引いちゃってさー」

灼「…」

晴絵「ん、灼？」

灼「…なに？」

晴絵「いや、なんかいいことでもあった？」

灼「！」

晴絵「なんか顔ニヤけてるけど…」

灼「べ、べつに何もっ…！」

晴絵「そう？」

灼「ま……待たされたぶん、今日は奢ってもらうから…」

晴絵「うん、オッケオッケ」

灼「じゃ、じゃあ…」

灼「いこっ、ハルちゃん」


カン！

乙

乙

後で読む保守

良い夢だった
乙乙

なかなか好きなノリだった乙