唯「戦闘力!」(197)

帰り道

唯「今日もお菓子美味しかったな~」

唯「家帰ったらアイス食べよう~」

唯「…ん?」

唯は何かを見つける

唯「これなんだろ?ゴーグル?」

唯「誰かの落とし物かな~?」

平沢家

唯「ただいま~」

憂「お姉ちゃんおかえりー」

唯「お腹すいた~」

憂「今から作るからね。…あれ?」

唯「ん?」

憂「お姉ちゃん。その手に持ってるの何?ゴーグル?」

唯「ああこれ?なんか帰り道に落ちてたから拾っちゃった~」

憂「もうダメだよー。落ちてる物拾ったら~」

唯「だって珍しい形したゴーグルだったからさ~」

憂「もう。お姉ちゃんったらー」

唯「それになくして探してる人がいるかもしれないから保護してあげたんだよ」

憂「持ち主を見つけたらちゃんと返すんだよ」

唯「わかってるよ~」

憂「じゃあ私は夕飯作ってくるから」

唯「うん。じゃあ私は着替えてくるね」

唯の部屋

唯「ちょっとこのゴーグルかけてみようかな~」

スチャ

唯「んー?なんか視界が緑色で変な感じだなー」

唯「でも面白いからこのゴーグルかけて憂の所に行こう」

ドタバタ

リビング

唯「憂~」

憂「あ。お姉ちゃん。ご飯もう少しで出来るから待っててね」

唯「うん。で、ゴーグルかけてみたんだけどさ!」

憂「え?」

クル

唯「どう?似合う!?」

憂「わあ~!とっても似合うよお姉ちゃん!」

唯「えへへ~」

ピピピピピピ

唯「ん?」

唯「あ、あれ?」

ピピピピピピ

憂「お姉ちゃん。ゴーグルから何か音がするけど大丈夫!?」

唯「な、なんの音だろ…」

ピピピピピピ ピピー!

憂「お姉ちゃん!?」

唯「…ん?戦闘力30?」

憂「え?」

憂「な、何?お姉ちゃん?」

唯「えっとね。なんかゴーグルで見た憂に戦闘力30って書いてあるんだよ」

憂「戦闘力?」

唯「なんだろ?強さの事かな?」

憂「もしかしてそのゴーグルってそういう遊びのおもちゃなんじゃない?」

唯「そんなもんなのかな~」

憂「じゃあ、ご飯作るね」

唯「うん」

唯「(…憂の戦闘力は30。30っていい数字なのかな?)」

唯「(他のみんなはどれくらいなんだろ?)」

唯「(なんだかおもちゃってわかってても凄く気になるな~)」

唯「(よし!明日みんなの戦闘力を調べてみよう!)」

次の日

学校 部室

律「ふう。授業疲れた~」

澪「でも練習はちゃんとやるぞ」

律「わかってるよー」

ガチャ

唯「あ。りっちゃんに澪ちゃん」

律「おー。唯」

唯「ふふふ。丁度いい」

澪「何が丁度いいんだ?」

唯「じゃーん!」

バッ

律「何それ?」

澪「ゴーグル?」

唯「教室じゃ先生に見つかって取られるかもしれなかったから。ここなら好きに出来るね!」

澪「何のゴーグルだ?それ」

律「変わった形してるな」

唯「このゴーグルはね!かけて見た人の戦闘力がわかるんだよ!」

律「戦闘力?」

澪「そういうおもちゃか?」

唯「二人の戦闘力を調べてみよう!」

スチャ

ピピピピピピ

律「おお。そんな音するのか」

澪「おもちゃにしてはよく出来てるな」

ピピピピピピ ピピー!

唯「お!出た!」

律「私の戦闘力はどれくらいだー?」

唯「えーとね。りっちゃんの戦闘力は…6だね!」

澪「なんか微妙な数字だな」

律「うっ…。じゃあ澪の戦闘力はどれくらいだ?」

唯「えーと澪ちゃんはね…11だって」

律「おい!なんで私の戦闘力が澪より5も低いんだよ!倍近くあるぞ!」

澪「そんなの私に言われたって知るか!」

律「なんか悔しいなー」

澪「まあおもちゃなんだしさ。そうムキになるなよ」

ガチャ

紬「お菓子持ってきたわよー」

唯「あ。ムギちゃん」

ピピピピピピ

唯「お」

律「ん?もしかしてムギの戦闘力も調べてるのか?」

澪「ムギの戦闘力はどれくらいだ?」

紬「?」

唯「えーと…ムギちゃんの戦闘力は…9だって!」

律「かっー!ムギにも負けた~!」

紬「戦闘力って何?」

唯「このゴーグルね!見た人の戦闘力を調べられるんだよ!」

紬「なんだか面白そうね」

ガチャ

梓「皆さんこんにちは」

唯「あ。あずにゃん」

律「唯!今すぐ梓の戦闘力を調べろ!」

唯「うん!」

ピピピピピピ

梓「な、何ですか?」

唯「出た!あずにゃんの戦闘力は7だって!」

律「んなああああああああ!?」

梓「え?」

律「わ、私は梓にまで負けるのか~!?」

澪「落ち着けよ。たったの1の差だろ」

律「戦闘力11もある奴は黙ってろ!」

梓「な、何の話です?」

紬「私もイマイチよくわからないわ」

唯「じゃあムギちゃんとあずにゃんに説明するね!」

ーーーーーーーー

紬「へぇ~」

梓「戦闘力を調べられるゴーグルですか」

律「ああ!なんか私が一番低いと思ったらなんか腹立つ!」

澪「落ち着けよ。律」

律「くっ!…あ、そうだ。唯の戦闘力はいくつだ?」

唯「あ。私のはまだ調べてないんだ~」

律「何~!?」

律「じゃあそのゴーグルを貸せ!私が唯の戦闘力を調べてやる!」

唯「うん。頼むよ!りっちゃん!」

スッ

律「よし!」

スチャ

律「どれどれ~。唯の戦闘力は…」

ピピピピピピ

梓「唯先輩…私より高いのか低いのか…」

紬「気になるわ~」

澪「二人とも夢中になってるし…」

ピピピピピピ ピピー!

律「出た!…唯の戦闘力は…5だって!」

唯「え、え~」

律「ワハハハハハハ!勝った~!唯に勝ったぞ!」

澪「はいはい。よかったなよかったな」

唯「私、5しかないの…?」

律「ああ」

唯「なんか悔しいな…」

梓「まあ、唯先輩。おもちゃじゃないですか」

紬「そうよ。そんなに気にすることないわよ」

唯「うん…」

律「…なんかゴメンな。私、つい興奮しちゃって」

唯「りっちゃんは悪くないよ!弱い私の責任!」

梓「なんか少年漫画の主人公の台詞みたいですね」

紬「唯ちゃんカッコイいわよ!」

唯「えへへ~」

澪「それで、他に誰か戦闘力を調べた人はいるのか?」

律「あらら?澪さんも夢中になってない?」

澪「す、少し気になっただけだ!」

唯「他に調べた人?うーん…」

唯「あ。憂の戦闘力を昨日調べたよ」

澪「憂ちゃんか」

梓「憂はどれくらいだったんですか?」

唯「確か30だった」

律「30!?」

紬「ずいぶんと高いわね…」

澪「憂ちゃん…恐るべしだな」

唯「そんなに凄いかな~」

律「凄いに決まってるだろ。戦闘力5の唯の6倍の強さだぞ」

唯「私の6倍!?う、憂凄いね…!」

梓「30って…何かの間違えじゃないですか?」

唯「ええ?確かに30だったよー」

ガチャ

憂「皆さんこんにちはー」

唯「あ。憂~」

憂「ちょうど前を通りかかって」

律「ちょうどいい所に来た!」

紬「憂ちゃんの戦闘力を調べましょう!」

澪「律!」

律「おお!」

ピピピピピピ

ピピピピピピピ ピピー

唯「どう?りっちゃん」

律「…戦闘力、10だぞ」

唯「え!?10!?」

憂「あ。昨日のゴーグル」

紬「おかしいわね。唯ちゃんは30って言ってたし」

唯「ねえ憂!昨日、私は憂の戦闘力は30って言ったよね」

憂「うん。言ってたよ」

律「うーん。なんだろうな…」

憂「あ。そういえば、昨日お姉ちゃんが私の戦闘力を調べた時、料理してる時でした」

梓「料理?」

憂「うん。その時、包丁持ってたからもしかしたら包丁の戦闘力も一緒に…」

律「それだ!」

澪「そのゴーグル。武器の力まで調べられるのか」

唯「なんだか凄いゴーグルだね!」

憂「それおもちゃじゃないの?」

紬「今の話を聞いたらおもちゃじゃない気がしてきたわ」

唯「私、凄い物拾っちゃったな!」

澪「なんだ。そのゴーグル拾ったものなのか?」

唯「うん」

律「なんだよー。買った物だったら私も買おうと思ったのに」

唯「昨日の帰り道で偶然拾ったんだ」

紬「それって、もしかしたら誰かの落し物かも知れないってことでしょ」

唯「うん。だから持ち主が見つかったらちゃんと返すつもり」

梓「そんな特殊なゴーグル持ってる人ってどんな人でしょうか…」

律「まあ、普通の人じゃないよな…」

憂「…あ。そろそろ夕飯の支度しないといけないんで私は帰りますね」

律「おお。ありがとなー」

唯「また後でねー」

憂「うん」

ガチャバタン

梓「じゃあ、もう戦闘力の話はやめて練習しましょうよ」

唯「その前にムギちゃんのお菓子だよ!」

律「ムギー。頼む~」

紬「ええ。ちょっと待ってて」

梓「もー!」

澪「(…私、ここの5人の中だとトップの戦闘力だなー)」ニヤニヤ

律「おーい。何ニヤニヤしてんだよ」

澪「な、何でもないっ!」

律「どーせ、戦闘力高くて喜んでるんだろー」

澪「そんなんじゃない~~~!」

唯「あはははは~」

ジャカジャカジャーーーーン

律「ふー。練習はこれくらいにするか」

澪「そうだな。もう遅いし」

梓「結局、時間の半分はお菓子でしたね」

唯「あはは…」

紬「じゃあ帰りましょうか」

律「唯~。明日はちょっとでも戦闘力上げてくるんだぞー」

唯「む!りっちゃんを越えて見せるさ!明日もこのゴーグル持ってくるね」

澪「ああ。頼む」

紬「楽しみね~」

唯「じゃあみんな。また明日ね」

律「おお」

帰り道

唯「んー。なんとかして戦闘力上げたいなー」

唯「筋トレでもしてみようかなー」

唯「でも疲れるしなー」

唯「…ん?」

唯は何かが落ちてるのを見つける

唯「これ。なんだろ…。果物?二つ落ちてる」

唯「変わった形してるなー。美味しいのかな…?」

唯「まあいいや。とりあえず二つとも持って帰ろー」

平沢家

唯「ただいまー」

憂「あ。おかえり。お姉ちゃん。…ん?何それ?」

唯「あ。帰り道で拾ったんだー。変わった形の果物だったから」

憂「果物かな?それ…。二つもあったの?」

唯「うん。夕飯のデザートにどう?」

憂「う、うーん。どんな味かよくわからないし…」

唯「何事も挑戦だよ!憂!」

憂「う、うん…」アセアセ

夕食後

唯「ごちそうさまー。美味しかったよー」

憂「ありがとう~。お姉ちゃん」

唯「じゃあ憂。これ食べようか!」

憂「や、やっぱり食べるの?」

唯「うん!二つあるから一つずつ食べよう!」

憂「…じゃ、じゃあ一口だけ食べてみようかな」

唯「いただきまーす!」

憂「いただきます…」

パクッ

唯「…!!」

憂「ううっ…!!!」

唯「ま、不味い~~~~~~!!!」

憂「ゲホッ!ゲホッ!」

唯「う、憂~!み、水~~~!」

憂「う、うん!」

スタタタ

憂「は、はい!水!」

唯「う、うん…」ゴクゴク

憂「私も!」ゴクゴク

唯「ふう…」

憂「なんとか水で不味さを消せたね」

唯「まさかあそこまで不味い果物だったなんて…。ごめんね。憂…」

憂「いいんだよ。気にしないで。それより、体の具合は大丈夫?」

唯「大丈夫だよ。憂こそ平気?」

憂「私も大丈夫だよ。…でも、今日一日は安静にしておいたほうがいいかもね」

唯「うん…」

憂「この果物は捨てるけどいいね」

唯「いいよ」

ーーーーーーーーーーーーーー

憂「じゃあ、そろそろ寝るね。お姉ちゃん」

唯「うん。果物の件は本当にごめんね」

憂「いいんだよもう。気にしないで」

唯「ありがとう憂…」

憂「じゃあ、おやすみ」

唯「あ!寝る前にもう一度憂の戦闘力調べてみるね!」

憂「いいけど、多分また10のままだよ」

唯「まあ、一応ね」

スチャ

ピピピピピピピ ピピー

唯「……!!?」

憂「ん?どうしたの?少し上がってた?」

唯「う、うん…!ちょ、ちょっと上がってた」

憂「特に運動とかしてないけどなー」

唯「そ、そろそろ寝ようか!」

憂「?…うん」

唯「おやすみ!憂!」

ドタバタ

憂「おやすみー。……どうしたんだろ…お姉ちゃん…」

唯の部屋

唯「……ど、どういうことだろう…」アセアセ

唯「憂の戦闘力が……5000なんて…!!」

唯「さ、さっきの憂は包丁も何にも持ってなかったはず…」

唯「それに5000なんて数字はおかしいよ…」

唯「も、もしかしてこのゴーグル壊れたかな…?」アセアセ

唯「明日学校で確かめてみるか…」

次の日

学校 部室

律「ごごごごごご5000!!?」

澪「う、ウソだろ!!!」

唯「ホントだよ~!昨日、寝る前に憂の戦闘力を調べたら5000って出たんだよ~!」

梓「5000なんておかしいです!憂がいきなり500倍強くなったって事ですよ!?」

紬「そのゴーグル、壊れたんじゃないかしら?」

唯「それを調べようと思って…」

スチャ

唯「ちょっとりっちゃんの戦闘力を調べるね」

律「お、おお」

ピピピピピ ピピー!

唯「…あ。6のままだ」

律「ガクッ」

唯「澪ちゃんが11。ムギちゃんが9。あずにゃんが7。昨日と変わってないなあ」

澪「じゃあなんで憂ちゃんに5000なんて数字が?」

唯「よくわからないよ~」

律「ちょっと貸してみろ!唯の戦闘力はどうなってる」

唯「ちょっと調べてみて~」

サッ

スチャ

律「よし…」

ピピピピピピピ ピピー!

律「はああああああああああ!!?」

紬「どうしたの!?りっちゃん!」

律「ゆ、唯の戦闘力…。2000だって…」

梓「2000!?」

澪「唯がか!?」

唯「ほえ?」

律「お、おかしい!このゴーグル壊れてやがる!」

梓「でも私たちの戦闘力は昨日と同じって唯先輩が…」

律「唯!お前ウソついてるだろ!私達も1000越えてるんだろ!」

唯「ウソついてないよ!じゃあ澪ちゃん達を調べてみなよ!」

律「あ…うん…」

ピピピピピピ ピピー!

律「澪達は昨日と同じだ…」

澪「唯と憂ちゃんだけ戦闘力が桁違いに上がるなんて…」

梓「唯先輩。昨日家で憂と何かしましたか?」

唯「何もしてな…。…あ」

紬「何か心当たりがあるの?」

唯「昨日…憂と一緒に変な形した果物を食べた」

澪「果物?」

律「そのせいだ!きっと!どこか体をおかしくしたんだ!」

唯「そうかなー」

律「ちょっと唯!体に異常がないか調べてやる!」

グイッ

唯「あ!りっちゃん腕引っ張らないでよー」

ビヨーーーーーン

律「……!!?」

唯「え」

梓「ゆ、唯先輩の腕がゴムみたいに伸びた!!?」

唯「え、ええ!?ど、どういう事!?」

澪「ゆ、夢じゃないよな…」アセアセ

紬「いえ。確かに唯ちゃんの腕が伸びたわ」

律「ゆ、唯…?」

唯「えーと…」

ビヨーーーーン

唯「う、腕がおかしくなったよ~~~~!!!」

梓「唯先輩落ち着いてください!」

律「そ、そうだよ!よく考えてみろ!今の感じだと腕を伸ばすのは自分の意思でできるみたいだし、不自由なことは無いだろ!」

唯「で、でも気持ち悪いよ~!」

紬「気持ち悪くなんかないわよ!」

梓「そうです!むしろカッコいいです!」

唯「カッコいい…?」

梓「はい!そんな力を使えるのはきっと世界中で唯先輩だけですよ!」

紬「そうよ!凄いことよ!唯ちゃん!」

唯「そ、そうかな~」デレデレ

澪「もう立ち直った…」

律「…ってことはもしかして、憂ちゃんも腕が伸びたりするのかな?」

唯「あ。そうか…」

梓「憂も同じ果物を食べたんですか?」

唯「不味かったのは同じだけど、形は全然違ったよ」

紬「もしかして憂ちゃんには別の力が備わったとか…?」

唯「あ!力は一種類だけじゃないってことか!」

澪「ってか…その果物。拾ったんだろ。なんでそんな果物が落ちてるんだよ…」

律「まあ、細かいことは気にしない。…はあ。私もその果物食べたかったな~。戦闘力上がりてー」

唯「まありっちゃんもその果物に巡り合えるさ!」

律「いいなー。唯と憂ちゃんはー」

澪「羨ましがることか…」

練習が終わり 帰り道

律「…変な形した果物…落ちてないかな…」キョロキョロ

律「落ちてないよな…」

律「…っと言っている間に家に着いてしまった」

ガチャ

律「ただいまー」

聡「あ。姉ちゃんお帰りー」

律「おおー。…!!!さ、聡!!そ、それ!!?」

聡「ん?ああこれ?帰り道に変わった形した果物だなーって思って。珍しいから拾ってきちゃった」

律「ま、まだ食べてないか?」

聡「いや。俺はそういうのは食べる気になれないよ。姉ちゃん、食べるんなら食べていいよ」

律「本当か!?じゃあ遠慮なく食わせてもらうぞ!」

聡「どうぞー」

律「よ、よし!」

パクッ

律「…んん!!!ま、マじいいいいいいいいいいいいいい!!!」

聡「ほら…いわんこっちゃない」

帰り道

唯「今日の夕飯は何かな~」

さわ子「あら。唯ちゃん」

唯「あ。さわちゃん。どうしたの?」

さわ子「ちょっとそこのスーパーで買い物よ。最近部室に来れなくてごめんねー。仕事が忙しくて」

唯「さわちゃんも忙しいんだね」

さわ子「もう。失礼ね」

唯「…あ!そうだ!ちょっとさわちゃんのも調べさせてね!」

スチャ

さわ子「あら。何かしら?」

ピピピピピピ ピピー!

唯「……んなあっ!!!?」

要素を詰め込めばいいってわけじゃない典型だな

唯「(さわちゃんの戦闘力が…3万!!?)」

さわ子「唯ちゃん。どうかした?」

唯「な、なんでもないよ!!!じゃ、じゃあね!!!」

スタタタタ

さわ子「…もしかしてバレたかしら…」

さわ子「いや。そんな筈ないわよね。まだ誰にも話してないんだもの」

唯「さわちゃんの戦闘力が3万だなんて!絶対あの果物食べたよ~!」

唯「とりあえず家に帰ろう!」

グラグラグラグラ

唯「…わあっ!!ゆ、揺れてる!!」

グラグラグラグラ

唯「じ、地震!?」

唯「…お、おさまった。と、とにかく家に帰ろう!!」

スタタタ

学校近くの誰もいない公園

フリーザ「とりあえず。地震を起こしてみた。僕が食べたグラグラの実でね」

ドドリア「何をやってるんですか!ビックリしましたよ…」

ザーボン「…しかし。本当にこの町で間違えないのですか?」

フリーザ「ああ。間違えないよ。この町から僕が落とした悪魔の実コレクションを食べた奴がいるのを感じる」

ドドリア「しかし。厄介な事になりましたね」

ザーボン「フリーザ様の悪魔の実コレクションに加え、スカウターまで落としてしまったとは…」

フリーザ「まったく。飛行船のエンジントラブルでこんな町にスカウターと悪魔の実を落としてしまうとは…。力づくでも取り返さなければ…!」

    ∧,,∧  ∧,,∧
 ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
| U (  ´・) (・`  ) と ノ

 u-u (l    ) (   ノu-u
     `u-u'. `u-u'

平沢家

唯「ただいま!」

憂「あ。お姉ちゃんお帰り。さっきの地震…大丈夫だった?」

唯「うん…。憂こそ平気だった?」

憂「少し怖かったけど大丈夫だよ?それに私は…」

唯「ん?」

憂「あ…いや。なんでもないよ」

唯「う、うん…」

憂「夕飯作るね」

スタタタ

唯「(何か隠してる…)」

漏れら極悪非道のageブラザーズ!
今日もネタもないのにageてやるからな!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧_∧   ∧_∧    age
 (・∀・∩)(∩・∀・)    age
 (つ  丿 (   ⊂) age

  ( ヽノ   ヽ/  )   age
  し(_)   (_)J

        ゴガギーン
             ドッカン
         m    ドッカン
  =====) ))         ☆
      ∧_∧ | |         /          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     (   )| |_____    ∧_∧   <  おらっ!出てこい>>1
     「 ⌒ ̄ |   |    ||   (´Д` )    \___________

     |   /  ̄   |    |/    「    \
     |   | |    |    ||    ||   /\\
     |    | |    |    |  へ//|  |  | |
     |    | |    ロ|ロ   |/,へ \|  |  | |
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