芳佳「シャーリーさん朝ですよー早く起き・・・死んでる!」(270)

ある日の朝、シャーロット・E・イェーガー大尉は何者かにより首を締められ殺されていた

ルッキーニ「あ・・・ああ・・・シャーリー!シャーリー!」

リーネ「きゃああああ」

芳佳「何でシャーリーさんが・・」

ペリーヌ「いつものジョーク・・・じゃありませんわよね?」

     , へ、                      /ヘ
     | i\ \     _ , -――-、__    //i l
     | i  ヽ \ / /   __ \ `/ /  i l
     | i   ::::\/ / ̄      ̄\ ヽ /  i l
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     ヽi__./ /      l`ヽ_/ヽ   ヽ ヽ
     /ミ 彡        `-'二ー '     `ミヽ
     /    __=ニ二_ ハ ̄:/ ̄/二ニ=─┬┤
      トー/ ̄::|    斗キ/`| ./:::::ム斗キ\::::::|::::|
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サーニャ「ペリーヌさん・・」

エイラ「ツンツンメガネ、時と場所を考えろよなー」

ペリーヌ「うぐ!ガリアンジョークですわ!」

ルッキーニ「シャーリー!シャーリー!うわああんうわああん」

ルッキーニ「シャーリー・・シャーリー・・」

ミーナ「一体なぜこんな事が・・」

坂本「まさか隊内で殺人事件が起きるとはな」

ゲルト「しかも犯人は、我々10人の中にいるということに・・」

ミーナ「ちょっとトゥルーデ!」

坂本「しかし事実だ」

ミーナ「それはそうだけど・・」

ゲルト「なんにせよ犯人は見つけねばならん」

エイラ「ちょっといいかー」

ゲルト「どうしたエイラ中尉」

エイラ「サーニャは昨晩は夜間哨戒に出てて一晩中隊舎にはいなかったんだ」

エイラ「するとサーニャにはアリバイってのがあるんじゃないのかー?」

ミーナ「そうね、サーニャさんは容疑者から外してもよさそうね」

エイラ「まあサーニャが犯人なんてありえないけどな!とにかくよかったなサーニャ、身の潔白を証明でき」

サーニャ「zzz・・・」

坂本「・・ふむ」

坂本「サーニャの他にアリバイを証明出来る者はなしか」

ゲルト「早速行き詰まってしまったな」

ペリーヌ「こういう場合、一番怪しいのは第一発見者と決まってますわ!」

芳佳「ふええ!?私ですか!?」

ルッキーニ「あうあー・・よしか・・あー」

芳佳「私じゃありません!本当です!信じてください!」

ゲルト「信じよう」

ペリーヌ「ちょっ」

リーネ「あの・・」

ミーナ「何かしらリーネさん?」

リーネ「どうして犯人はシャーリーさんを・・その、殺したんでしょうか?」

ミーナ「動機ね・・となるとやはり怨恨、という可能性が高いのかしら」

坂本「シャーリーを恨んでいる者・・?」

エイラ「そういえばツンツンメガネはシャーリーにしょっちゅうからかわれてたなー」

ペリーヌ「なっ!何てことおっしゃいますのエイラさん!」

ルッキーニ「うじゅあー・・ぺりいぬ・・あー・・あー」

ペリーヌ「それを言うならバルクホルン大尉だってなにかとシャーリーさんと衝突してましたわ!」

ゲルト「な・・ペリーヌ貴様!」

ルッキーニ「うーあーばるくほるん・・あー・・」

ミーナ「トゥルーデ!ペリーヌさん!もう止めて!」

ミーナ「ペリーヌさんもトゥルーデもそこまでにしなさい」

ミーナ「今私達に必要なのは疑うことじゃなく信じることのはずよ!」

ルッキーニ「あうあー」

ミーナ「この先この事件は私と坂本少佐で調べます」

ミーナ「調査の結果はまた明日報告します。解散!」




翌日、ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐が死体となって発見された

ゲルト「ミーナ・・ミーナァァァ!」

坂本「くっ・・同じ手口・・同一犯の仕業か?」

芳佳「まさかネウロイ!」

ルッキーニ「あははは、あははは」

リーネ「一体誰が犯人なんでしょう?」

リーネ「淋しがり屋のネウロイ・・・・なわけないですよね」

エイラ「シャーリーとミーナ隊長の二人に怨みのある人物・・?」

サーニャ「そんな人・・いない」

ゲルト「事件がこれで終わったとも思えん」

坂本「うむ・・とりあえず今夜は二人一組で寝るか」

芳佳「そ、そうですね・・一人じゃちょっと怖いです」

エイラ「それならいっそ全員一緒に寝たらいいんじゃないのか?」

サーニャ「それだと犯人は分からないまま・・」

坂本「それでは今夜の班分けを発表する」

坂本「リーネはペリーヌと、エイラーニャ、バルクホルンはハルトマンと」

坂本「宮藤とルッキーニは私と同室だ」

ゲルト「三人一緒では部屋が狭かろう、なんなら私が宮藤をあずかっても」

坂本「おやすみバルクホルン」

0:30 ぺリーネ組 リーネ部屋


ペリーヌ「・・・・」

リーネ「どうかしたんですかペリーヌさん」

ペリーヌ「私、死にたくありませんわ」

リーネ「え?」

ペリーヌ「殺されるのは真っ平ごめんだと言ってるんです!」

リーネ「安心してください!私は犯人じゃありませんよ!」

ペリーヌ「犯人も同じことを言うでしょうね」

リーネ「本当です!信じてくださいペリーヌさん!」

ペリーヌ「もう誰も信用出来たものではありませんわ!」ガタッ

リーネ「待って!ペリーヌさん!」

ペリーヌ「待ちません!」ペリーヌ「殺人鬼かも知れない人間と一緒の部屋になんていられませんわ!私は自分の部屋で一人で寝ます!」バタンッ

リーネ「っ!!」



リーネ「・・・・」

0:30 エイラーニャ組 エイラ部屋

エイラ「サーニャ・・」

サーニャ「なぁにエイラ」

エイラ「私は犯人じゃないからな」

サーニャ「分かってるわエイラ」

サーニャ「エイラがそんなことする筈ないもの」

エイラ「サーニャぁ・・」

エイラ「サ、サササーニャ、た、たた例え隊の誰が犯人でもサーニャだけは必ずわ、わたしがまも」

サーニャ「夜間哨戒いくから」バタン

0:30 ゲーリカ組 エーリカ部屋


ゲルト「いくらなんでも寝過ぎだろうフラウこいつは・・」

ゲルト「まだシャーリーが死んだことすら知らん」

ゲルト「しかし相変わらずなんて汚い部屋なんだ・・はぁ・・」

ゲルト「ふふん、いい機会だし掃除でもしてやるか」

>芳佳「私じゃありません!本当です!信じてください!」

>ゲルト「信じよう」

今んとここのくだりが一番吹いた

ゲルト「フラウめ・・勲章をぞんざいに扱うなとあれほど言ったのに」

ゲルト「表彰状に至っては紙飛行機と化している」

ゲルト「ふむ・・これほど均整のとれたイカ飛行機は初めて見たな」

ゲルト「いかん、掃除の続きだ」

ゲルト「はぁ・・しかし一体フラウはいつまで寝続けるんだ」



ゲルト「それこそまるで、死んでいるかのように眠っている」

0:30 宮もっキーニ組 坂本部屋


芳佳「まさかシャーリーさんに続いてミーナさんまで殺されるなんて・・」

芳佳「一体誰がこんなことを」

坂本「すっかりさっぱり分からんな」

坂本「私怨となるとバルクホルンやペリーヌの可能性はほかよりやや高いが・・」

坂本「いや、むしろシャーリー、ミーナと係わり合いの多いルッキーニという線は・・」

ルッキーニ「あうあうあー」

芳佳「なさそうですね」

坂本「・・・・」

芳佳「寝ないんですか坂本さん?」

坂本「・・・・」

芳佳「どうしたんです?」

坂本「・・・・」

芳佳「おい」

坂本「宮藤、私は一人で寝ようと思う」

芳佳「ええ!?」

坂本「目下犯人もその目的も不明だが、一人で寝れば犯人をおびき出せるかもしれん」

芳佳「そんな!ダメです!危険です!」

坂本「今は一刻も早く犯人を捕まえるのが先決だ。わかるな宮藤?」

芳佳「それは確かにそうですけど・・」

坂本「なあに、私にはこの扶桑刀がある!」

坂本「それにこの私がそう簡単に殺されると思うか?わっはっはっは!」

芳佳「思いません・・けど」

坂本「なら宮藤、お前はすぐに別の誰か、リーネの部屋にでも行くといい」

芳佳「はい・・」

坂本「ついでに私が一人で寝ることを、それとなくほかの部屋の隊員に流布して回ってもらえるか」

芳佳「わかりました・・坂本さん、くれぐれも気をつけて」

坂本「わっはっはっは!心配いらん!」

犯人はマロニー

0:50

芳佳「ここはえっと・・ペフリネ、じゃなくてペリなんとか・・いや違う!ベリーヌさんの部屋だ」

芳佳「ベリーヌさん」コンコン

芳佳「・・反応がないな」

芳佳「ベリーヌさ~ん」コンコンコンコン

芳佳「・・・・」

芳佳「もう寝ちゃったのかな・・?」

芳佳「あ、そうか!同じ組のリーネちゃんの部屋にいるんだ」

芳佳「リーネちゃんの部屋に行こう、おいでルッキーニちゃん」

ルッキーニ「あー、うじゅあー」

0:53 リーネ部屋


リーネ「ハァハァ・・・んぅっ・・!」

リーネ「・・ふぅ」

芳佳「リーネちゃ~ん」コンコン

リーネ「ッッ!!」

芳佳「リーネちゃ~ん、ポリープさ~ん、起きてる~?」コンコン

リーネ「よ、芳佳ちゃん!?どうしたの?」ガチャ

芳佳「それが・・坂本さんが一人で寝るって言い出して」

リーネ「そう・・」

芳佳「リーネちゃん、今夜は私この部屋に泊めてもらってもいいかな・・」

リーネ「もちろん!大歓迎だよ!」

芳佳「ってあれ?ペリーヌさんは?確か一緒の組じゃ」


リーネ「・・・・」

リーネ「かくかくしかじか」

芳佳「そっか、ペタンヌさん一人で・・」

芳佳「じゃあやっぱあの部屋にいたんだ」

芳佳「そうだ、坂本さんのこと知らせに・・・」

リーネ「うーん・・もう寝てるなら無理に起こしに行くのも・・」

リーネ「それにビリーブさんずいぶん疑心暗鬼になってたし」

リーネ「もしかしたら起きててもノックを無視し続けてるのかも・・」

芳佳「そっか・・」

芳佳「なんだか嫌だね・・こんなの」

芳佳「お互いを疑い合わなくちゃいけないなんて」

リーネ「芳佳ちゃん」

芳佳「みんなあんなに仲良しだったのに・・」

リーネ「元気出して・・芳佳ちゃん・・・・」

芳佳「うん・・ごめんね、もう寝ようリーネちゃん」

リーネ「うん・・」

ルッキーニ「あうあうあー」

芳佳「すー・・すー・・」

芳佳「むにゃむにゃ・・坂本さん・・」

芳佳「坂本さんのおっぱいフヒヒヒ・・」

リーネ「・・・・」ギリッ




翌朝、坂本美緒少佐が扶桑刀で斬られ死体となって発見された

もっさんが一番惨殺だな
と言いたいとこだけどミーナの殺し方は書いてないな

ペリーヌ「坂本少佐ー!ああぁ・・いやああああ!」

ゲルト「落ち着けペリーヌ、気持ちは分かるが現場を荒らすな」

ペリーヌ「お黙りなさい!こんな状況で落ち着けるわけありませんわ!うわぁぁん少佐ぁぁ」

芳佳「あ・・ああ・・私が、私が坂本さんを一人にしたから・・私が・・」

リーネ「芳佳ちゃん・・」

サーニャ「次は誰が死ぬのかしら」

エイラ「サーニャ・・」

ルッキーニ「あははは、あはははははは」

ペリーヌ「絶対に許さない・・!必ず犯人を見つけて復讐してやる!」

ゲルト「落ち着けザフィーラ、復讐なんて滅多に言うもんじゃない」

ペリーヌ「なんなんですの落ち着け落ち着けって!」

ペリーヌ「何でそんなに冷静でいられるんですの!?わかったわ!大尉あなたが犯人なんでしょ!」

ゲルト「なっ、何をバカなことを!」

芳佳「ペリーさん言い過ぎです!」

芳佳「本当に坂本さん達の胸んを晴らすなら、落ち着くべきですよ!」

ペリーヌ「ぐ・・・・」

ペリーヌ「わかりましたわ。必ず犯人を見つけるためにも、徹底的に調査しましょう」

ゲルト「まず状況を整理しよう」

ゲルト「シャーリー大尉、ミーナ中佐、坂本少佐が殺され、おそらく同一人物による犯行と思われる」

ゲルト「サーニャ中尉には全ての晩にアリバイがあり、容疑者からは外れる」

エイラ「ストライカーの発着歴と哨戒の報告書で決定的だかんな」

サーニャ「zzz・・」

ゲルト「残るは容疑者は、私バルクホルンと宮藤、リーネ、エイラ、ルッキーニ、ハルトマン、ベ・・ペリーヌの7人だ」

ペリーヌ「私は犯人じゃありませんわ!」

ゲルト「私だってそうだ。しかしお互いに証拠はないだろう」

リーネ「あの、ルッキーニちゃんは・・」

ルッキーニ「あははは、ちょうちょ、ちょうちょー」

リーネ「シャーリーさんが亡くなって以降あの通りの様子ですし・・」

ゲルト「うむ、容疑者からは外すか」

エイラ「残るは6人かー」
芳佳「ーバルクホルンさん、一つ質問があるんですが」

ゲルト「どうした宮藤?」

芳佳「ハルトマン中尉はどうしたんですか?ここ数日姿を見かけませんが」

ゲルト「奴なら寝ている」

芳佳「え!」

ゲルト「シャーリーが殺された晩からずっと寝続けているようだ」

芳佳「えええ」

エイラ「もう容疑者どころか隊員名簿から外してもいいんじゃないかな」

ゲルト「そうだな、部屋から外へ出た痕跡もない」

芳佳「残りは私とバルクホルンさん、エイラさん、リーネちゃんにフリーザさんですか」

ペリーヌ「大分絞れてきましたわね」

ゲルト「ところで昨晩だが、我々は班を作り就寝したな」

芳佳「はい」

ゲルト「坂本少佐の死亡推定時刻、0:30~1:30の間のアリバイの証明をできる者はいるか?」

ゲルト「相棒がアレなので私は出来ない」

フリーザさんwwww

リーネ「ちょうどそのくらいの時刻に、パリーグさんが部屋を出ていってしまったので・・」

ペリーヌ「そうでしたわね・・」

エイラ「サーニャが夜間哨戒で」

宮藤「私が部屋を出たのもそれくらいの時間でした」

ルッキーニ「あうあうあー」

エイラ「ミヤフジはそもそも何で坂本少佐を一人になんてしたんだよー?」

宮藤「それは・・その、坂本少佐が犯人をおびき寄せるためにって・・」

ペリーヌ「・・・・」

>>136
いや、教えてやらないと大人になってから恥かくだろ。
そもそも学校で教えないのかね?

ペリーヌ「・・宮藤さん、あなたが犯人なんじゃありませんの?」

芳佳「違います!」

芳佳「確かに疑われるのは仕方がないけど・・」

ペリーヌ「あなたは誰よりも犯行におよびやすい場所にいたんですから!」

芳佳「そんな!そういうリクームさんこそ!」

>>140
今関係あるのか?
周りにKYって思われてるよ

>>143
触れるな危険

>>146
いや、教えてやらないと大人になってから恥かくだろ。
そもそも学校では教えないのかね?

芳佳「私、坂本さんの部屋を出た後・・」

芳佳「ベイリーフさんの部屋のドアを叩いたんです」

ペリーヌ「え?」

芳佳「全く反応はありませんでした」

芳佳「本当はその時間」

芳佳「ベイリーフさんは部屋にいなかったんじゃないですか?」

ルッキーニ「あうあう!あうあうあー!」

エイラ「ルッキーニ、ちょっとあっちいこうか」

ペリーヌ「す、すでに寝ていて気付かなかったんです!」

ペリーヌ「それに私が坂本少佐を殺すですって!?そんなこと絶対にありえませんわ恥を知りなさい!」

ペリーヌ「そもそも私は坂本少佐が一人でいるなんて朝になるまで知る由もありませんでしたわ!」

ペリーヌ「それなのに少佐の部屋へ行く理由なんて」

芳佳「トネールさんは普段から私と坂本さんが親しくするのを快く思ってませんでしたよね」

芳佳「だから・・」

ゲルト「振り向いてくれない嫉妬が転じて憎しみに・・か」

ペリーヌ「うまくまとめた風にしないでくださいまし!」

ペリーヌ「それじゃシャーリーさんやミーナ中佐の件の説明がつ」

リーネ「もう・・いいです」

ゲルト「どうしたリーネ?」

リーネ「私・・」

芳佳「リーネちゃん・・?」

リーネ「私知ってるんです」

エイラ「知ってるって何をだ?」

リーネ「犯人を」

私だ

ゲルト「何だと!?」

芳佳「本当なのリーネちゃん?」

リーネ「うん」

芳佳「一体誰なの!?」

リーネ「・・芳佳ちゃん」

芳佳「え?」

リーネ「もう終わりにしよう、芳佳ちゃん」

芳佳「え・・・・?」

え・・・・?

芳佳「わた・・し・・?」

芳佳「私だっていうの?シャーリーさんミーナさん、それに坂本さんを殺した犯人が?」

リーネ「うん・・」

芳佳「ひどいよリーネちゃん!?確かな証拠もないのに!」

リーネ「証拠ならあるんだよ」

芳佳「!?」

そんなリネン室みたいな名前

名探偵?詳しく話すのだわ!

リーネ「坂本少佐のおびき出し作戦は、少佐が一人で寝ることを犯人が知らないと意味がない」

リーネ「だから芳佳ちゃんは“坂本少佐が一人で寝ることを隊の皆に知らせる“よう坂本少佐に指示された筈だよね?」

芳佳「うん・・そうだけど」

リーネ「だったら昨晩どうして」

リーネ「エイラさんやバルクホルン大尉達の部屋には行かなかったの?」

芳佳「行ったよ!行ったけど・・きっとエイラさんもバルクホルンさんも、寝ててノックの音に気付かなかったんだよ」

ゲルト「残念だがそれはないな」

ゲルト「私は昨晩、ハルトマンの部屋の片付けに追われ、一晩中起きていたのだから」

芳佳「っ!」

リーネ「それに匂いがしたの」

芳佳「匂い?」

リーネ「昨日、私の部屋に来てくれたとき」

リーネ「血の匂いがしたの・・芳佳ちゃんから」

芳佳「それは・・」

芳佳「生理だったんだよ!!!」

リーネ「それは先週でしょ?」

芳佳「!」

ゲルト「それは確かにその通りだな」

芳佳「ッ!!」

ゲルトオオオオオ

まさか・・・・・・>>2はこの展開を全て読んでいたのか・・・・・・

ゲルト「どうやら決定的だな」

ペリーヌ「宮藤さん・・本当にあなたが犯人なんですの?」

エイラ「ミヤフジ・・」

リーネ「芳佳ちゃん・・もう・・」



芳佳「あーあ、ここまでかぁ」

芳佳「おっぱいってさあ」

芳佳「花火のようなものなんだ」

芳佳「綺麗で、輝いて、とても、とても眩しくて」

芳佳「すべてのおっぱいは」

芳佳「一つの例外もなく、大地に向かって垂れてゆく」

芳佳「儚い、一瞬の夢のようなものなんだ」

リーネ「芳佳ちゃん・・」

ペリーコロさんは犯人じゃなかったのか・・・良かった

芳佳「シャーリーさんのおっぱいも」

芳佳「ミーナさんのおっぱいも」

芳佳「坂本さんのおっぱいも」

芳佳「いつの日かあの張りも、立体感も無くなり、重力に魂を縛られるかのように」

芳佳「まるで敗北者のようにうなだれる姿を思うと我慢ができなくてさ」

芳佳「醜くなる一方のおっぱいをぶらさげて生き長らえるくらいなら・・」

芳佳「自由に空を翔ける、ウィッチとして」

芳佳「美しい今この瞬間のおっぱいを、重力と時間という鎖から解き放ってしまいたかったんだ・・」

芳佳「エターナルおっぱい」

芳佳「それが私の願いであり」

芳佳「きっと全てのおっぱいが望んでることだったんだよ」

重力に魂を引かれた人間は排除しなくちゃいけないって某ニュータイプも言ってたからな・・・

リーネ「芳佳ちゃん・・」

芳佳「あーあ」

芳佳「バルクホルンさんとリーネちゃんのおっぱいもエターナルおっぱいにいざないたかったなぁ」



こうして連合軍第501統合戦闘航空団を恐怖に陥れた殺人事件は幕を閉じた



「私もまた大きいおっぱいにおどらされただけの犠牲者の一人にすぎないってことだよ」


両手を手錠で拘束された宮藤芳佳が去り際に残した言葉が
リネット・ビショップの胸にいつまでも響いていた


       / ̄ ̄ ̄\             
      / _      ̄ ̄\               
      ヽ |☆|         )

      /──二二二二二二l
      ヽ二二二二二/   丶
      /__             |
      |    ひ    |    │
     ノ          |    |
    (;;;)          |    |                      (⌒)___(⌒)
    ヽ           |    ヽ                    / ̄       ̄\
     \_____ノ  \__/                   /            l
         __|       /  \                   |  ⌒    ⌒    |
        / ヽ____/   /\                 |  ●   ●     │
       /| │__丿;;;\_/\_/\ ヽ                |     (⌒)       |
      /  ヽ/|ヽ;;;;;;;;;ノ/ \   丶/丶               |    ___T____      |
      |   | | /;;;;;|/\─       丶              ヽ   l-- l      /__
      /   | |/;;;;;;;/  >__  /   |               \___ ̄____/;;;;;;ヽ
      j  | | |;;;;;;;/  /|--┌│ |   │               / ヽ;;;;;|     /⌒l;;;;;;;;;|
      | │ | |;;;;;/  /│ ││ |   │              │  |;;;;;L___/  /;;;;;;;;;|

     ノ  | │ |;;/  / |___|__| │    |              /   |;;;;;;;;;;;;;;;;;/  /;;;;;;;;;;;|
     |  |   |__|;;/ /        |   │             |   |;;;;;;;;;;;;;;/  /;;;;;;;;;;;;;|
     ノ  |  \|/         |    │            /   /;;;;;;;;;/  /;;;;;;;;;;;;;;;;;;|

    /  |              / ̄丶 |          (⌒(⌒ヾヾ/   /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
   /    ヽ______彡( ̄ ̄ヽ ̄|  |         (  (   |ヾ___/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
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  ゝ\\/ ̄|      ̄ ̄巛(____ノ_/              彡彡  |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/|
 (Ο Ο)\_ノ         彡彡∠彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡    |;;;;;;;;;;;;;;/ ̄ ̄ ̄ /
  ( Ο丿 |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|                      ヽ;;;;;/      /
    ̄   |               │                      |  /      /

ご愛読ありがとうございました

あとがききぼん

>>260
坂本さん刀見せてください→凄い刀ですね~これで切られたらいくら坂本さんでもひとたまりも無いですね→

>>260
少佐に宮藤を殺せるわけ無いだろ…

>>262
それをやってぶざまにやられてた大王がいたな・・・

>>263
少佐側からなら殺さずともいいわけで

芳佳「ペリーヌさん朝ですよー早く起き・・・死んでる!」

芳佳「ペリーヌさんだから別に良いか」

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