文”まきますか まきませんか” ギンコ「・・・何だこれ」 (17)

ギンコ「ん、文か」

ギンコ「・・・・・・どうも この頃まともに届かねぇな。替え時か・・・・・・」

ギンコ「ん。こりゃ・・・俺あてじゃねえな」

文 ”まきますか まきませんか”

ギンコ「・・・何だこれ」

ギンコ「宛名も宛先も無しか・・・」

ギンコ「面倒事には巻き込まれたくない・・・が、淡幽への土産話くらいにはなりそうだな」

--- 翌日 ---

チュンチュン
ギンコ「ん、もう朝か・・・。あぁ」

ギンコ「・・・やめとくべきだったか・・・」

かばん「・・・」

ギンコ「・・・」

かばん「・・・」

化野「おぉ、起きたのかギンコ」

ギンコ「なぁ、これってお前のか?」

銀子って言われると泥の河を思い出す

沖縄の歌手を思い出した

化野「いや、俺のじゃないぞ。収集品はここには置いてないからな」

ギンコ「だよなぁ・・・。流石にこんなの趣味でもなさそうだし・・・」

化野「それはそうと、村の子が熱を出したらしいんで診てくるぞ」

ギンコ「ん、あぁ分かった。」

ギンコ「・・・さてどうしたものか。中身だけでも確認しておくか・・・」パカ

真紅「・・・」

ギンコ「ずいぶん精巧な人形・・・ネジもあるってことはからくりかね」

ギンコ「・・・ここまで来たら引き返せんだろ・・・やっぱり」

キリ・・・キリ・・・キリリ
ぎ・・・ぎぎ

ギンコ「お、まだ動くみたいだな」

ぎ、ぎ、ぎぎぎぎぎぎ、ぎぎぎぎ、ぎ・・・フワッ

ギンコ「・・・まさか人形(ひんな)とかいう、蟲の類じゃないだろうな・・・」

蟲師ssなんて貴重なものは支援せざるを得ないよね

バチコーン
真紅「失礼ね。」

ギンコ「嘘だろ・・・」

真紅「何をばかみたいな顔をしているのかしら。私は真紅。誇り高きローゼンメイデンの第五ドール。」

ギンコ「・・・」

バチコーン
真紅「貴方も名前くらい名乗りなさいな」

支援

ギンコ「俺は蟲師のギンコってものだが・・・」

村娘「すみませーん、先生はいらっしゃいませんか?・・・あら珍しいお人形さん」

ギンコ「これが、見えるのか?」

村娘「え? えぇ、からくりでしょうか?」

ギンコ(蟲じゃない?・・・とすると、こいつは一体何だ)

真紅「ねぇ、ギンコ。紅茶が飲みたいのだけれど」

村娘「ひっ!?」

ギンコ("コウチャ"ってなんだ・・・光酒のことか?)

ギンコ「とりあえず・・・試すだけ試すか」蟲煙草ふ~

バチコーン
真紅「何をするのよ」

ギンコ「いや、すまん。つい。」

真紅「ついで煙をかけられる身にもなって欲しいのだわ」

ギンコ「あとコウチャはないが、光酒ならあるけどどうする?」

真紅「聞いたことのない銘柄ね。美味しいなら少し頂くわ。」

とぽとぽ
ギンコ「ほれ。お気に召すかは保証できんがな」

光酒って飲んだら病気になるんじゃないの?

真紅「珍しい色ね」こくり

真紅「なぜかすごい元気が出てきたのだわ」

ギンコ(一体なんなんだこれ・・・)

真紅「・・・なんだか・・・眠くなってきたのだわ・・・」うとうと

ギンコ「・・・」

真紅「・・・zzz」

ギンコ(・・・蟲じゃなさそうだし、放って置いても大丈夫だろう)

ギンコ「・・・今度は適当に返事は出さんことにしよう・・・さて」

ギンコ"化野あとは任せたぞ"かきかき

ギンコ「行くか。」



もう眠気が限界でなのだわ。

工エエェェ(´д`)ェェエエ工

はぁ?

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