梓「唯先輩、こんなところでやめてください///」(387)

梓「人が見てるじゃないですか///」

唯「別にいいじゃーん。えへへ」スリスリ

梓「こんなにベタベタしてたら……こ、恋人と思われちゃいますよ///」

唯「へ?」

梓「///」

唯「いやあ、それはないよー」

梓「えっ……」

唯「女の子同士なんだから恋人なわけないよー」

梓「な、なんでですか?」

唯「だってそれじゃレズじゃん!異常だよ!」

梓「そ、そうですよね。気持ち悪いですよね」

梓「でもそういう人がいてもいいんじゃないでしょうか?人それぞれだと思うし」

唯「えー、私はやだよ。鳥肌が立っちゃうよ」

梓「……」

唯「ということがあったんだよ」

澪「ふーん」

唯「っていうか何でいきなり恋人とかになるのかな?」

律「その発想がわからないよな」

紬(梓ちゃんは唯ちゃんの事が好きなのよ、気づいて!)フンフン

律「もしかしてレズなんじゃないのか?」

澪「おいおい、いくら女子高とはいえありえないだろ」

律「梓のカバン調べてみようよ!」

唯「えっそれはだめだよ、やめようよー」

律「いや見たほうが良い!このままだと部内がギスギスしちゃうぞ!」

紬「うんうん、見たほうがいい!」

律「澪は梓がこないか見張っててよ」

澪「わかったよ……」

律「グフフ、梓ちゃんは何を持ち歩いてるのかな」

ジジーッ

紬(あっ写真が入ってる!)

律「これは……唯の写真だ!唯の写真が入ってるぞ!」

唯「えっ?」

澪「どれどれ」

唯「ほんとだー。なんで私の写真持ちあるいてるんだろう」

澪「っていうかこの写真自分が写ってないじゃん」

律「普通自分が写ってない写真持ち歩くか?これは怪しいぞ」

紬「他は?他は何かある?」

律「待て待て。こっちの手帳も怪しいぞ」

ペラリ

唯「!」

澪「これは……」

唯「私とあずにゃんのプリだー」

律「なんだこれ……。唯と写ってるのばっかじゃん。私達のは一枚も無いぞ」

紬「唯ちゃん、梓ちゃんとよく撮るの?」

唯「学校帰りに結構寄るけど私だけじゃないよ。いつも皆で一緒じゃん」

澪「なのに唯とのしか貼ってないのはおかしいだろ」

律「唯、お前やばいよ。狙われてるって」

唯「狙われてる?」

澪「唯の事好きってことだよ」

唯「私もあずにゃんのこと好きだよ?」

紬「唯ちゃん、これはそういう好きじゃなくて、唯ちゃんに恋してるってことよ」

唯「ええーっ!?」

律「だって梓のこれ見ただろ?これははっきりいって普通じゃないよ」

澪「友達とかそういうレベルじゃないよな……」

紬「ちなみに唯ちゃんとしてはどうなの?」ハァハァ

唯「気持ち悪いよー……」

律「レズとかほんとにいるんだなー。引くな」

澪「そ、そうだな」

紬(そんな……)

律「どうすんの?知らないふりする?」

澪「そうするしかないだろ。勝手にカバン漁ったのばれちゃうし」

紬「待って!決め付けるのはまだ早いわ。もう少し様子をみましょうよ!」

唯「そうだよね。あずにゃんはレズなんかじゃないよ!」

律「よし、じゃあ今までどおり接して反応を見よう」


ガチャ


梓「あれ?皆さん早いですね」

律「ま、まあな(間一髪だったな)」

シーン

梓「?」

澪()

梓「皆さんどうしたんですか?棒立ちしちゃって」

澪(唯、いつものを!)

唯「あ、あずにゃーん」ギューッ

梓「にゃっ!?もう、唯先輩ってば///」

紬(改めて見ると)

律(どうみても喜んでるなあ……キモいなあ)

梓「皆さん、助けてくださいー///」チラチラ

律(絶対そんな事思ってないわ……)

澪「こらこら、そのへんにしておけー」

唯「ちぇっ、もっと抱きついていたかったなー」

梓「れ、練習が終わってからにしてください!」

唯「う、うん」

紬(また抱きついてほしいのね)ハァハァ

律(うわー……)

部活後

律「じゃあ皆帰ろー」

梓「あ、私トイレ行ってきます」

紬「待ってるね」

バタン

澪「で、どう思った?」

律「口では否定してたけど、どう見ても抱きつかれて喜んでたぞ」

紬「唯ちゃんはどんなつもりで抱きついてたの?」

唯「私はただ可愛いなーって抱きついてただけだよ。ただのスキンシップだよ」

律「じゃあ梓が勝手に勘違いしてるってことだな」

澪「唯大丈夫か?嫌だったら私が梓に言ってあげるよ」

唯「うん……」

紬「待って!梓ちゃんは唯ちゃんに何かしたわけじゃないでしょ?」

律「それはそうだけどキモいじゃん。ストーカーだよ」

澪「唯はどうなんだ?」

唯「私は大丈夫だよ。今までどおりでいようよ」

紬「うんそうしよう(危なかった……)」

ガチャ

梓「お待たせしました……あれ?唯先輩達は?」

紬「用事があるって先に帰っちゃったの。私でよかったら一緒に帰ろう?」

梓「そうですか。じゃあ行きましょう」


帰り道

梓「」

紬(どうしよう。梓ちゃんにさっきの事言ったほうが良いのかな)

紬「梓ちゃんって唯ちゃんと仲いいね」

梓「えっ!?そ、そうですかね?」

紬「よく二人でイチャイチャしてるじゃない。ラブラブよー」

梓「あれは唯先輩が一方的に抱きついてきてるだけです!」

梓(ラブラブかあ……。やっぱりそう見えちゃうんだ///)

紬(梓ちゃんてば嬉しそうな顔しちゃって)

梓「唯先輩って、どう思ってるんですかね?」

紬「どうって?」

梓「廊下とか、周りに人がいても平気で抱きついてくるじゃないですか」

紬「そうね」

梓「いくら女子高とはいえ、あんなにベタベタしてたら周りから変な目で見られちゃいます///」

紬「変な目って何?」

梓「そ、それは……。わ、私達が付き合ってるとか勘違いされるかもしれないじゃないですか///」

紬「そうねー。少なくとも私はそう見えちゃうかも」

梓「ですよね!唯先輩にはもう少し人目を気にしてほしいですよ///」

梓(やっぱり周りからはそう見えるんだ。きゃー!)

紬(梓ちゃん嬉しそう)

梓「やっぱり唯先輩って私の事お人形か何かだと思ってるんですかね?」

紬「お人形?」

梓「えっと、なんていうかマスコットみたいな存在っていうか。可愛いーって抱きついてくるじゃないですか///」

紬(これはどんな答えを期待してるのかな?)

紬「深い意味はないと思うな」

梓「そうですかねー。そうとは思えないんですけどねー……」チラッ

紬「……」

紬(あんな事があったし、下手に気を持たせないほうがいいよね。どうしよう)

紬「もしかして好きだったりして!」

梓「えっ、誰がですか!?」

紬「唯ちゃんが梓ちゃんのことを」

梓「あ、ありえないです!変な事言わないでくださいよ、ムギ先輩///」

梓(やっぱり唯先輩って私の事好きなのかも!)

紬(どうしよう。これで梓ちゃんが自信をつけて今の唯ちゃんにアプローチしたら……)

紬「あの……梓ちゃんって唯ちゃんの事好きなの?」

梓「!?」

梓「と、突然何を言い出すんですか?」

紬「前からそんな気がしてたの。気のせいかな?」

梓(どうしよう。ムギ先輩ならいいかな?応援してくれそうだし)

梓「まぁ、結構すっ好きですね///」

紬「それはloveって意味?」

梓「ま、まあそんな感じですかね///」

紬「そうなんだ……」

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かずにゃん「ホモは汚らわしいにゃん」

俺「かずき……もしかしてそれは誘ってるのか?」

かずにゃん「どう解釈したらそうなるのにゃん!ホモは死ねっていってアッー!!」

俺「ふおおおおおおおおおおおおおおほほほ」

かずにゃん「アッー!!ずにゃんにゃん!アッー!!ずにゃんにゃん!」

梓「やっぱり変ですよね?」

紬「そんなことない!普通よ!」

梓「……」

梓(やっぱりムギ先輩は私の味方だ。言ってよかった)

紬(あっ。軽々しく後押ししちゃまずいよね)

紬「でも梓ちゃん。これはちょっと難しい問題だから、焦らないほうがいいわ」

梓「ですよね……。唯先輩の気持ちが重要ですもんね」

紬(これで梓ちゃんから直接行動にでることはないよね。一安心かな)

風呂

梓「ふぅ……」

梓(また今日も唯先輩に抱きつかれちゃった///)

梓(やっぱり唯先輩って私の事好きなのかな。ムギ先輩もそう言ってたし)

梓(あ。でもレズは異常って言ってたし……)

梓(でも本当に嫌だったらこんなにベタベタするはずないよ)

梓(女の子の事好きなんて軽々しく言えないことだし、きっと咄嗟に言っちゃったんだ)

梓(うん、そうに違いない!今までの唯先輩を見れば脈ありだよね!)

どうせ最後はありがちな唯梓ENDだろ
見飽きたよ

たまには、梓「告白なんかするんじゃなかった…」みたいな終わりかたしろよ

梓の部屋

梓(あれ?宿題のプリントがない)

梓(こっちのバッグだっけ?)ゴソゴソ

梓「あれ?」

梓(写真と手帳が無い。どこいったんだろう)

梓(部屋にもない……なんで?)

梓(もしかして学校に忘れてきちゃったのかな。どうしよう)

梓(明日朝早く行って探さなきゃ)

翌日

梓「ない……ない……」キョロキョロ

梓(どうしよう、誰かに拾われちゃったのかな)

梓(ううん、もしかしたら家のどこかにあったのかも。きっとそうだよね)


ガチャ


梓「!」

律「あれっ梓じゃないか。随分早いなー」

梓「は、はい。ちょっと用事があって」

澪「何キョロキョロしてたんだ?」

梓「いえ、なんでも……」

律「もしかしてこれを探してたのか?」

ペラッ

梓「あっ!」

澪「昨日この写真が部室に落ちてたんだよ。誰のかなあ」

律「唯が写ってるんだし、唯のだろ?」

澪「自分の写真を自分で持ち歩くわけないだろ」

律「ああ、そりゃそうだな。梓はどう思う?これ誰の写真かな」

梓「……」

梓「……わかりません」

律「ふーん、じゃあこれは?」

スッ

梓(あっ、私の手帳!)

律「梓と唯のプリが貼ってある。梓のだよな?」

梓「……なんで先輩が」

律「そんな事はどうでもいいんだよ」

澪「梓、唯の事好きなの?」

梓「……」

律「まあ聞かなくてもわかるけど。唯とのツーショットでびっしりだし」

梓「それは……たまたま唯先輩のだけ貼ってあるやつだったんです……」

律「とにかく、こういう事はもうやめろよ。部内の雰囲気が悪くなるからな」

梓「わ、私何もしてないです!」

律「でも唯の事をいやらしい目で見てるんだろ?」

澪「唯はああ見えて繊細なんだ。梓がこんなストーカーみたいな事してると知ったらショックを受けるよ」

律「ああ。ただの友達が自分の写真を大量に持ち歩いてたら普通引くよ」

梓「……」

澪「梓、私達が言ってる事は間違ってるか?」

梓「いえ……」

律「じゃあこんな事はもうするなよ?」

梓「……」グスッ

澪「泣いてちゃわからないよ。わかった?」

梓「もうしません……」グスッ

律「うん、ならいいんだ」

梓「あ、あの」

律「ん?」

梓「好きでいてもいいですか?何もしませんから……」

澪「……」

律「だめだ。梓の気持ちが唯に知られたらどうするんだよ」

澪「そういうのはうまく隠してるつもりでもいずれバレるよ。そうしたらどうなる?」

律「唯も梓の事を色眼鏡で見るようになるだろ。今までどおりとは行かないんだ」

梓「……」

澪「もしかして唯が自分の事を好きかもしれないと思ってる?」

梓「い、いえ……」

律「やっぱりそうか」

澪「梓、それは勘違いじゃないのか?唯は誰にでもああするんだよ」

律「私達やムギや和にだってああやって抱きついて甘えてるだろ?」

梓「……」

律「ほら、梓は唯にとって友達の中の一人、ただの後輩なんだよ」

澪「本当に唯の事が好きならすっぱりと諦めるのが相手のためでもあるんじゃないか?」

律「そうだ。梓の気持ちを押し付けて唯を苦しませるのはおかしいぞ」

梓「……」グスッ

澪「梓……」

梓「諦めます……」グスッ

澪「わかってくれたか。よかったよ」

律「じゃあこの写真と手帳は唯に渡す。諦めるならその方がいいよな?」

梓「はい……」

澪「じゃあ私達は教室行くから。梓も遅れるなよ」

バタン

梓「うっ……うっ……」グスグス

梓には、もっと調子にのってもらってから
一気に落としたほうが面白い

唯に「私の事好きなんでしょ」とか言ったり
憂に勝利宣言したり

律「憂ちゃん…」

憂「あ、律さんに澪さん。どうしたんですか?」

澪「……言われたとおりにやったぞ。」

憂「ふふ。そうですか。これで梓ちゃんはお姉ちゃんを変な目で見なくなったんですね」

律「言われたとおりにやったから、約束通り家族を…」

憂「…」スチャ

澪「へ?」

パァン!パァン!

律・澪「」ドサッ

憂「梓ちゃんはお姉ちゃんから手を引いたし、これでお姉ちゃんは……」

憂「ふふ…うふふ…うふふふふははははははは……!」





みたいな展開はまだか

教室

梓「……」


純「梓のやつ元気ないね。どうしたんだろ」

憂「梓ちゃん」

梓「あ、憂……」

憂「どうしたの?何かあったの?」

純「目赤いよ?」

梓「……」

純「何か嫌な事されたの?」

梓「違うよ……」

憂「悲しいことがあったの?」

梓「……」

憂「私達じゃ聞いてあげられないかな?」

梓「……」

純「梓……」

憂「そうだったんだ……」

純「私は納得できない!」

梓「でも先輩達の言ってる事は正しいから……」

純「そうかもしれないけどさ、勝手に人のカバン漁って梓の気持ちを覗いたってことでしょ?」

純「それに好きでいるのもダメとかめちゃくちゃだよ。なんでそんな事まで強制されるの?」

梓「……」

憂「梓ちゃん。確かに女の子同士って簡単な事じゃないと思うし色んな問題がでてくると思う」

憂「だから先輩達が言う事も間違ってないと思うけど、諦める必要はないんじゃないかな」

純「そうだよ。憂の言う通り」

憂「好きな人に想いを伝える……それが許されない人だっているんだよ?」

梓「え……?」

憂「そんな人から見たら梓ちゃんは羨ましいよ……」

梓(憂……)

純「ま、まあそういうこと!梓も先輩の言いなりになることないって!」

梓(憂は唯先輩の事が好きなんだ。でも二人は姉妹だから……諦めなきゃいけないんだ)

梓(私は好きって言える、可能性があるだけ恵まれてるんだよね)

梓「そうだよね。ありがとう二人とも」

憂「うん……頑張って!」

放課後

律「おーい。早く部活行こうぜ」

澪「お前は自分の掃除場所に行けよ……」

紬「私、ゴミだけ捨ててくるね」ヒョイ


ゴミ捨て場


紬「それーっ♪」ポイッ

紬「……あら?」

紬(あの袋に入ってるのって……)ガサガサ

紬(梓ちゃんの手帳と写真!なんで捨てられてるの?)

紬(梓ちゃんが捨てるわけ無いし……拾っておきましょ)ガサガサ

ブブブブブ

紬(メールだ)パカッ

紬(梓ちゃんから……えっ!?)

紬(だめ、まだ早いよ。今の唯ちゃんに伝えちゃったら……!)カチカチ

紬(繋がらない……電源切っちゃったんだ。早く止めないと!)

部室

ガチャッ

紬「はあっ、はあっ……」

律「ん、どうした?そんなに慌てて」

紬「唯ちゃんと、梓ちゃんは……?」

澪「まだ来てないけど」

紬「どこ?どこにいるか知らない?」

律「知らないけど……」

紬(どうしよう……)

空き教室

ガチャ

唯「あずにゃん……?」

梓「唯先輩、来てくれたんですね」

唯「どうしたの?こんな所に呼び出して」

梓「……」

唯「あずにゃん……?」

梓「大切な話があるんです」

唯「え……」

梓「唯先輩、私の事どう思ってますか?」

唯「あずにゃんどうしたの?怖いよ……?」

梓「答えてください」

唯「も、もちろん大切な後輩だと思ってるよ」

梓「それだけですか……?」

唯「……」

梓「私は、ずっと唯先輩の事見てました。明るくて優しくて素敵だと思ってます」

唯(えっ、これって)

梓「私、唯先輩の事が……好きです」

唯「……」

唯「……私もあずにゃんの事好きだよ?」

梓「私のはそういうのじゃありません。恋です」

唯「あずにゃんは私と付き合うとか、そういうのがしたいの……?」

梓「そういう意味です」

唯「……」

梓「好きです……付き合ってください!」ペコリ

梓(唯先輩、私も好きだよって言ってください。お願い……)

唯「……」


ガチャ……バタン


梓「……」

梓(行っちゃった……)

梓(私振られたんだ……。私達、これからどうなっちゃうんだろう)グスッ

ガチャ

紬「唯ちゃん!」

律「遅かったな。どうしたんだ?」

唯「……何でもないよ!」

紬「あ、梓ちゃんは?」

澪「そういえばまだ来ないな。何してるんだろ」

唯「……」

紬(やっぱり告白しちゃったの……?)

律「どうしたんだよ唯。まさか梓に何かされたのか?」

唯「何もされてないよ~」

律「ならいいけど……何かあったらすぐに私に言えよ」

紬(梓ちゃん……)



あとで続きやるわ

どうしてこうなった…
`___
/∥ ̄∥ ∧∧
L∥_∥ (  )
| ̄\三⊂/ ̄ ̄/
|  |( /  /

どうしてこうなった!?
`___
/∥ ̄∥ ∧∧
L∥_∥ (^ω^)
| ̄\三⊂/ ̄ ̄/
|  |( /  /

どうしてこうなった
 どうしてこうなった

`___ ♪ ∧∧ ∩
/∥ ̄∥ r(^ω^)ノ
L∥_∥ └┐  レ―、
| ̄\三/ ̄/ _ノ⌒
|  |/ /(_(  ♪

スマンコ

梓の部屋


梓(もしかしたらうまくいくかもって思ってた)

梓(だってあんなに抱きつかれて、頬ずりされて、可愛いって言われたら……勘違いしちゃうよ)

梓(あれは唯先輩にとって深い意味はなかったんだ)

梓(それなのに私は一人で舞い上がって勘違いして告白して……)

梓(先輩だって逃げ出したくなるよね。突然友達から告白されたんだもん)

梓(もう唯先輩と昔みたいな関係には戻れないんだ。私が全部壊しちゃったから)

梓(唯先輩だけじゃない。きっとこれが広まって、軽音部もめちゃくちゃになっちゃう)

梓(私は責任を取って部活を辞めるしかないんだ。先輩達の前からいなくならなきゃ)

梓(……)

梓(こんなことになるなら告白なんてするんじゃなかったよ……)

梓(唯先輩の側にいるだけで満足してればよかったんだ。それなのに私は……)

翌日

梓「……」

憂「梓ちゃん、どうしたの?」

梓「あはは……振られちゃった」

憂「えっ!?振られたってどういうこと?」

梓「昨日唯先輩に告白したんだけど……。ダメだった」

憂「梓ちゃん、ごめん……私があんな事言ったせいで」

梓「憂のせいじゃないよ。私が自分でやったことなんだから」

憂「……」

憂(梓ちゃんならうまくいくと思ってた……)

憂(だってお姉ちゃん、家では梓ちゃんの事ばかり……あんなに嬉しそうに話してるんだもん)

憂(お姉ちゃんも梓ちゃんの事好きなんじゃないかって思ってたのに)

憂「嫌なこときくけど、ごめんね。お姉ちゃんはなんて言ってたの?」

梓「大切な後輩で好きだって言ってた」

梓「けど、私のは恋だって言ったら……逃げられちゃった。それだけ気持ち悪かったんだね」

憂「そんなこと……ないよ」

梓「あはは。あの時の唯先輩の顔思い出したら泣けてきちゃった」

憂「……」

梓「私、軽音部やめようと思うんだ」

憂「えっ!?」

梓「私も振られちゃってショックだったけど、それ以上に唯先輩は私と会いたくないと思う」

梓「それに先輩達はこうなるのをわかって止めてくれたのに、勝手にあんな事しちゃったんだもん」

梓「私がいないほうがうまくいくと思うんだ。それに私がいなくても演奏できるしね」

憂「梓ちゃん、そんな事言わないで。今梓ちゃんは落ち込んでるからそういう考えになっちゃうんだよ」

憂「そんなに思いつめなくても大丈夫だよ。絶対うまくいくから……」

梓「……」

唯の家

唯「……」

憂「お姉ちゃん、元気ないね」

唯「え、別に普通だよー?」

憂「梓ちゃんに告白されたから?」

唯「え……」

憂「梓ちゃんから聞いたんだ。お姉ちゃんに告白したって」

憂「お姉ちゃん、断ったんだね」

唯「……」

憂「どうして?」

唯「どうしてって、困るよ」

憂「梓ちゃんの事嫌いなの?」

唯「嫌いじゃなけど、だって……」

憂「梓ちゃんが女の子だから?」

唯「……」

憂「やっぱりそうなんだね」

憂「ちょっと意外かも。お姉ちゃんってそういう偏見は持ってないと思ってた」

唯「だってそんなのおかしいよ……普通じゃないよ」

憂「そうだね……。お姉ちゃんが嫌だったらしかたないよ。ただ……」

憂「梓ちゃんが可哀想だなって思っただけだよ」

唯「……」

憂「私、お姉ちゃんは梓ちゃんの事好きなんだと思ってた」

憂「だっていつも梓ちゃんにくっ付いて、家でも梓ちゃんの事ばかり話してたから」

唯「それはただあずにゃんが可愛いからで、変な意味じゃないよ……」

憂「変な意味なんて言っちゃダメだよ。梓ちゃんは真剣だったんだから」

唯「……」

憂「ただ、お姉ちゃんにとってはただのスキンシップだったってことなんだね」

唯「うん……。私あずにゃんが私の事好きなんて思ってなかったんだよ」

唯「それなのに突然告白されたら嫌だよ……私そんなつもりなかったんだよ」

憂「……」

紬の家


紬(梓ちゃん今日も部活こなかった)

紬(このまま来なくなっちゃうのかな?そんなの嫌……)

紬(あ……そういえば梓ちゃんの写真と手帳)

紬(これ私達の教室のゴミだよね。なんで私達の教室に?)

紬(私達の教室にあったんだから、梓ちゃんが捨てたはずはないし……)

紬(よく見たらこの手帳ボロボロ。前見たときはこんなじゃなかったのに)

紬(梓ちゃんの気持ちが踏みにじられたみたいで嫌だな……)

紬(梓ちゃんにとっては宝物に違いないわ。これは梓ちゃんに返してあげよう)

ペラッ

紬(ふふ……。梓ちゃん、嬉しそうな顔してるな)

紬「あ……」

唯の家


憂「お姉ちゃん、もう大丈夫だよ」

唯「え?」

憂「梓ちゃん、部活辞めるから。会わなくてすむよ」

唯「なんで……」

憂「お姉ちゃんと会うのが辛いっていうのもあると思うけど、一番は……」

憂「皆に迷惑をかけたくないからじゃないかな」

唯「迷惑……」

憂「お姉ちゃんは梓ちゃんに告白されて嫌だったんだよね?」

唯「あ……嫌っていうか、その」

憂「困っちゃったんだよね?それで逃げ出しちゃったんだよね」

唯「……」

憂「梓ちゃんは、告白するのがどういうことなのかわかってたと思うよ」

憂「失敗した時、周りからどんな目で見られるかを考えたら怖かったと思う」

唯「でも……そんな事言われても私だって困るよ。わからないよ」

憂「ごめんね、お姉ちゃんを責めるつもりはないの。お姉ちゃんの反応は普通だと思う」

憂「ただ、梓ちゃんはそれだけ本気だったんだよ。お姉ちゃんの事本当に好きだったんだよ」

憂「梓ちゃんの気持ちにどう応えるかはお姉ちゃんが決めることだけど、迷惑とか嫌いだなんて言っちゃダメ……」

唯「……」

教室

律「なあ、梓全然こないじゃん。1週間以上休んでるぞ」

澪「……この前のやりすぎたかな?」

律「そんなことないだろ。私達はただ唯を変な目で見るのを止めろって言っただけじゃん」

澪「それが梓にとって大したことだったんじゃ……。それにアレ、勝手に捨てちゃったし」

律「だって唯に渡すわけにいかないだろ。あんなの見たら気持ち悪いに決まってる」

律「だからって梓に返したら意味ないし、私達が持ってたって……つーか捨てたのは梓にはわからないだろ」

澪「うん……」



紬「……」

紬(この手帳、梓ちゃんに返してあげようと思ってたけど)

紬(その前にもう一度唯ちゃんに見せたい)

紬(私が出しゃばるのはおかしいかもしれないけど……)

紬(これには梓ちゃんの気持ちがいっぱいつまってるんだもの。唯ちゃんだってわかってくれるよ)

紬(梓ちゃんが告白した?あの日から大分時間が経ったし、今なら唯ちゃんも落ち着いてるはず)

紬(唯ちゃんを呼び出してみよう)

空き教室

唯「ムギちゃん」

紬「ごめんね、突然こんな所に呼び出しちゃって。びっくりした?」

唯「ううん……」

唯(あずにゃんに告白された教室だ。寄りによって同じ所を選ばなくても……)

紬「梓ちゃん、こなくなっちゃったね」

唯「えっ!?う、うん。どうしたのかな」

紬「やっぱり唯ちゃんに振られちゃったからかな?」

唯「な、何で知ってるの!?」

紬「やっぱり。本当に告白したんだ」

唯「え……あ!」

紬「ごめんね、カマかけちゃった♪」

唯「でもどうして気づいたの?」

紬「私、梓ちゃんが唯ちゃんを好きって事は教えてもらってたから」

紬「その時に、梓ちゃんのしている恋は難しいから焦らないでねって言ったんだけど……」

紬「その翌日に突然こなくなっちゃうんだもの。あんなに唯ちゃんの事好きだった梓ちゃんが」

紬「これは絶対おかしい!って思ったの。唯ちゃんとの間に何かあったに違いないって」

唯「……」

紬「梓ちゃんが来なくなって、どう?」

唯「どうって……。寂しいに決まってるよ」

紬「そっか。よかった」

唯「よかったって何が?」

紬「唯ちゃんが寂しいって言ってくれたから」

紬「梓ちゃんの事嫌いになってないってわかって、安心しちゃった」

唯「私はあずにゃんの事好きだし大切だよ。嫌いになんてなってないよ」

紬「唯ちゃんの好きと梓ちゃんの好きが違う種類の物だっただけだもんね」

唯「……」

紬「でも、おかしいよね。なんで部活にまで来なくなっちゃうんだろう」

唯「それは、私があずちゃんを振ったから……」

紬「そうかな?私は違うと思うんだ」

紬「だって振られただけだもの。それで皆の前からいなくなるのは極端じゃないかな?」

唯「その私が振ったっていうのが、あずにゃんにとって」

紬「ショックだったと思うけど、梓ちゃんはわかってたと思うの。うまくいく可能性が低い事は」

紬「それを覚悟で告白したなら、こんなことになるのは変じゃないかな」

唯「……」

紬「梓ちゃんって、私達先輩にもどんどん意見を言ってくるから強気な子に見えるけど」

紬「本当は臆病で、素直になれない女の子な気がするの」

唯「あずにゃんが?」

紬「梓ちゃんって、いつも唯ちゃんに注意したりスキンシップを嫌がってたけど」

紬「それでも唯ちゃんと一緒にいると嬉しそうだったもの。周りから見ればすぐにわかるんだから」

紬「唯ちゃんに構ってもらえて嬉しいのにあんな事言って。意地っ張りで照れ屋さんだよね」

唯(そうだったんだ……。私には全然わからなかった)

紬「そんな梓ちゃんが、突然唯ちゃんに素直に好きですって伝えるなんて……ちょっと不自然だなって思ったの」

紬「どうして突然告白したのかは、梓ちゃんじゃないとわからないけどね」

唯「……」

紬「それでね、唯ちゃんに見せたいものがあるの」

紬「はい」

唯「これ……あずにゃんの手帳。なんで持ってるの?」

紬「ゴミ箱に捨てられてたの」

唯「ゴミ、箱?なんで……」

紬「わからない。でも、梓ちゃんは絶対にそんなことしないと思うの。それに、捨ててあったのは……」

紬「私達の教室だから」

唯「え……?わ、私じゃないよ!私知らないよ!」

紬「うん、唯ちゃんはそんな事しないって信じてる」

唯(……)

紬「唯ちゃんが好きっていうのを教えてもらった時、梓ちゃんとお話したんだけど」

唯「うん……」

紬「唯ちゃんの事本当に好きなんだなっていうのが伝わってきて、すごく可愛かった」

紬「すぐに抱きついてきて困ります!なんて言ってたけど、顔は微笑んでてね……」

紬「唯先輩は私の事どう思ってるんでしょうか?なんて私に聞いてきたりね」

紬「私が2人は恋人みたいに見えるねって言ったら、顔真っ赤にして照れてたの」

紬「こんな些細な事で喜んじゃう梓ちゃんを見てたら、なんだか私までポカポカしてきちゃった」

唯「そう……なんだ」

紬「ねえ、その手帳もう一度見てくれる?」

唯「うん……」

ペラッ

唯「……あ」

唯「なんかたくさん書き込んである……」

紬「うん。私もこの前はシールにばかり目がいって気づかなかった」


『唯先輩との初写真』

『×月×日、唯先輩と二人で……』

『唯先輩かわいい♪』


唯「……」

唯(絵も描いてある……。ヘアピンしてるのが私で、ネコ耳つけてるのがあずにゃん?)


紬「どう?」

唯「……」

紬「梓ちゃん、どんな気持ちだったのかな……」

紬「どんな表情で書き込んでたのかな……」

唯「……」

紬「その手帳には梓ちゃんの想いが詰まってる気がして」

紬「だから、もう一度唯ちゃんに見てもらいたくなって、持ってきたの」

唯「……」

紬「梓ちゃんの事受け入れてって強要してるみたいになっちゃったね……ごめんね」

唯「うっ……ひっ……」グスッ

紬「あ……」

唯「うぅぅ~……うっ……」

紬「唯ちゃん、どうしたの?」

唯「わ、わからない……。けど」

唯「見てたら……涙が、出て……うぅ」

紬「梓ちゃんの気持ち、伝わってくるね……」グスッ

唯「どうしよう……。ボロボロになっちゃった」

唯「あずにゃんの、大切なの……ボロボロになっちゃったよぉ……」

紬「……」

唯「うっ……うぅ……」ヒック

紬「落ち着いた?」

唯「うん……。ムギちゃん、あのね」

紬「何?」

唯「私、あずにゃんのこと振ってないんだ」

紬「え?どういうこと?」

唯「告白の返事しないで、逃げ出したから……。でも、振ったようなものだよね」

紬「どうして逃げちゃったの?気持ち悪かったから……?」

唯「違うよ!なんていうか、突然告白されて、わけわかんなくなっちゃって……」

紬「そうなんだ……。そういうことなら、もう一度きちんとお話したほうがよくないかな?」

唯「うん……」

紬「付き合うか付き合わないかは唯ちゃんが決めることだけど、ちゃんと答えてあげよう」

唯「そうする。ムギちゃんありがとう、色々教えてくれて」

紬「ううん、私こそ出しゃばってごめんね。……元の軽音部に戻れるといいね」

唯「……うん」

ブブブブ

梓(メール……唯先輩から!?)

梓(もう一度話がしたい、明日の朝部室で……)

梓(ああ……。そういえば、はっきりと振られたわけじゃなかったもんね)

梓(明日きっぱりと断ろうってことなんだろうなあ……)

梓(ちょうどいいや。そしたら私も退部するって伝えて、お別れしよう)

翌日

唯「……」

梓「……」

唯「あずにゃん」

梓「は、はい」

唯「この前はごめんね。いきなり逃げちゃって」

梓「いえ……いいんです。こちらこそ、先輩を不快にさせちゃってすみませんでした」

唯(あ……)

唯「ち、違うよ。この前はそういう意味で逃げたんじゃなくて、気が動転しちゃって」

梓「あはは……。そんなに気を使ってもらわなくて大丈夫ですよ」

唯「ほんとだよ!」

唯(前レズが異常とか、鳥肌が立つとか言っちゃったからだ……)

唯「その、前女の子同士が変とか言ったのは、考えなしに言ったっていうか、本当に嫌なわけじゃないんだよ」

梓「はい……」

唯「えっと……。あずにゃんと話したいことっていうのは、この前の返事の事なんだけど」

梓「はい。お願いします」

唯「……」

唯「ごめんなさい」

梓(ああ……)

梓「……はい。結構すっきりしました。えへへ」

唯「私、今はあずにゃんと付き合えない」

梓「はい……え?」

梓「あの、今ってどういう意味ですか?」

唯「あ、それは今から言おうと思って……」

梓「あ、はい。すみません」

唯「私、今まであずにゃんの事恋愛対象として考えたこと無かったの」

唯「だからあずにゃんに告白された時、すごくびっくりしたんだ」

梓「……」

唯「それで、あの時逃げ出しちゃったんだけど……。その後であずにゃんの気持ちを知って」

梓「私の気持ち?」

唯「あ、えっと……怒らないでね?あずにゃんが持ってた写真と手帳見ちゃった」

梓「……」

唯「ご、ごめん」

梓「いえ、続けてください……」

唯「それ見たり、ムギちゃんからあずにゃんがどれだけ私の事好きなのかって事教えてもらって」

唯「……嬉しかったよ。すごく」

梓「……」

唯「あずにゃんがどれだけ私の事を想ってくれてるのか伝わってきたよ」

唯「それにあずにゃんの気持ち考えたら、胸が苦しくなってちょっと泣いちゃった」

梓「……」

唯「好きって言ってくれてありがとう。本当に嬉しいよ」

唯「私もあずにゃんのこと大好きだよ。でも、まだあずにゃんと同じ気持ちじゃないと思うんだ」

梓「私と同じ、ですか?」

唯「うん。私はあずにゃんの事好きけど、この気持ちってまだ恋じゃないと思うんだ」

梓「……はい。あくまで後輩、友達としてって意味ですよね」

唯「あ、そうじゃなくて……。あずにゃんの気持ちに応えたいって思ったの。だからただの好きじゃないよ」

唯「うー、うまく説明できないよ」

梓「つまり……唯先輩は私の事が好きなのか自分でもよくわからないって事ですか?」

唯「そういうことなのかも……あはは」

梓「今みたいな半端な気持ちじゃ私と付き合えない……」

唯「そういうことだよ!」

梓「……」

唯「あずにゃん、怒ってる……?」

梓「いえ、どちらかというと呆れてます」

唯「あうう……」

梓「そんな保留みたいな事されて、私はどうすればいいんですか」

唯「とりあえず、今までどおりでいいんだよ!また皆で一緒にいようよ!」

梓「でも、私が行ったら部内の雰囲気が……」

唯「澪ちゃんやりっちゃんは、私とあずにゃんの関係が悪くなるのを心配してたんだよ」

唯「だから、私とあずにゃんが仲良くしてれば大丈夫!」

梓「ええっ……仲良くって言われても、私はついさっき振られたばかり……」

唯「だから、今は付き合えないっていっただけじゃん!そのうち付き合うかもしれないよ?」

梓「えっ……」

唯「じゃあ早速教室へ行こー!私達はラブラブだよってりっちゃん達に教えなきゃ!」

梓「ちょ、ちょっと唯先輩引っ張らないでください!」

教室

澪「……」

梓「……」

紬「わぁ♪」

律「どういう事?」

唯「こういう事です!」フンス

紬「ラブラブねー♪」

澪「何があったんだ?」

唯「あずにゃんに告白されました」

澪「は……?」

唯「交際目前です!」

律「はぁ!?」

唯「ということで、今まで通りでよろしく!」フン

梓「よろしくお願いします……」

律澪「……」

律(梓のやつ、唯に告白したのか……)

澪「唯、本当にいいのか?」

唯「うん。2人とも心配しなくて大丈夫だよ」

律「まあ、本人が良いなら私達は何も言わないよ」

澪「……」

律「梓、悪かった。唯を諦めさせようとして」

澪「わ、私もごめん」

唯「え?」

梓「……えっと、何の事ですか?よくわからないです」

紬「これでまた皆一緒ね♪」


こうして私は軽音部に戻ることになりました。
唯先輩には振られちゃったけど、交際目前なんて言ってるし期待しても良いのかな?
私の我侭で皆には迷惑かけちゃったけど、告白してよかった。ムギ先輩に憂、純、ありがとう。

あの後律先輩と澪先輩が謝ってくれて、仲直りできました。昔よりもっと仲良しになりたいな。
そして唯先輩とも、違う関係になれますように……


このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年08月21日 (木) 16:07:03   ID: lCw5NIEi

やっぱむぎは天使だな

2 :  SS好きの774さん   2015年10月11日 (日) 20:12:30   ID: cETYnuia

無理矢理感あるなー。
これならストレートに唯梓にすればよかったのに。
一悶着がわざとらしすぎるわ

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