シンジ「ミサトさんって黒が好きなんですか?」(477)

ミサト「なんで?」
シンジ「いや、よく履いてるから…」
ミサト「履いてる…?」
シンジ「だからパンツの色ですよ。言わせないでくださいよ恥ずかしい」

ミサト「な、なんであなたがそんなこと…!」
シンジ「誰が洗濯物たたんでると思ってるんですか?ああ、安心してください。僕オバサンには興味ないんでオカズにはしてませんから」

アスカ「はー良い湯だった。シンジ、お風呂でたわよ」

シンジ「ああ、うん。ミサトさん入っちゃってください。僕最後でいいんで」

ミサト「ちょ、ちょっと待ちなさいシンジくん!」
アスカ「ちょっとシンジ!牛乳ないじゃないの!」
シンジ「ああ、ごめん買ってくるよ」
シンジ「ちょっと行ってきますね、ミサトさん」
ミサト「」

アスカ「?どうしたのミサト」
ミサト「」
アスカ「ちょっと?ミサト?」
ミサト「あっ」
アスカ「さっさとお風呂入っちゃいなさいよ。アタシもう寝るから」
ミサト「え、えぇ…おやすみアスカ」
アスカ「おやすみー」

ミサト「(さっきのは一体なんだったの…)」

ミサト「ま、まぁいいわ。風呂でも入って命の洗濯をしましょ。きっと疲れてるのね、あたし」

―――
ミサト「はぁ~極楽極楽」

ガチャ

ミサト「!?」
シンジ「ミサトさん、着替え忘れてるんじゃないですか?」

ミサト「ちょっ!ちょっと!」
シンジ「なんですか?着替えここに置いときますから」
ミサト「あ、あんた!人のお風呂覗いて…!」
シンジ「何言ってるんですか?今更そんな他人行儀なこと言わないでくださいよ。僕とミサトさんは家族じゃないですか。ああ、僕家族の体に興奮したりする変態じゃないんで安心してください。それじゃ」
ガチャリ
ミサト「な…!」
ガチャ
シンジ「あ、ミサトさんってGなんですね。Fかと思ってました」
ガチャリ

ちょっと緊急用事ができた。昼には戻ってくると思う。途中まで書き溜めはしてあるので

ミサト「昨日はよく眠れなかったわ…」

ミサト「おはよ…」
アスカ「おはよーってミサト、酷いくまね…」
ミサト「はは、ちょっちね…」
シンジ「おはようございますミサトさん」
ミサト「!え、ええ、おはよ」
シンジ「元気ないですね、大丈夫ですかミサトさん。ああ、朝は健康にいいバナナヨーグルトにしときましたから。これでも食べて精をつけてください。」
ミサト「…!」
シンジ「どうしたんですか?」
ミサト「べ、べつに…」

シンジ「あ、アスカ今日早く行かなきゃいけないんじゃないの?日直でしょ」
アスカ「はぁ?日直?」
シンジ「いい加減覚えなよ…。日直は早く行って教室の窓開けとかしなきゃ駄目だろ」
アスカ「なんでこのアタシが!」
シンジ「決まりだから。怒られるよ?」
アスカ「…じゃあシンジも一緒に」
シンジ「僕はまだしなきゃいけないことがあるから…皿洗いとか」
アスカ「はあもう面倒くさいわね。シンジ、帰りになんか奢りなさいよ」
シンジ「はいはい、行ってらっしゃい。弁当忘れないでね」
アスカ「行ってきまーす」
バタン
シンジ「…食べないんですか?」
ミサト「えっ…」

シンジ「ミサトさん、もしかして卑猥なこと考えてませんか?」
ミサト「は、はぁ?」ギクリ
シンジ「それはただのバナナヨーグルトなのに、なんで食べないんですか?」
ミサト「わ、わーったわよ!食べりゃいいんでしょ!食べりゃ」
シンジ「別に無理して食べることないですよ。ミサトさんにはそれは、卑猥なものに見えて仕方がないんですよね?そんなもの無理して食べる必要ないです」
ミサト「あ、あんたねぇ…!大人をからかうのもいい加減にしなさい!大体バナナがアレになんて見えてないわよ!このスケベ!」
シンジ「…」
ミサト「あ…(しまった!)」
シンジ「アレってなんですか?」

シンジ「僕は一言も、バナナが具体的な『何か』に見えるとは言ってませんよね?卑猥なもの、という抽象的な言葉で表しましたよね?でもミサトさんは、『アレ』に見えると言いました。アレ、と言うことは具体的になにか想像したんですよね?アレって一体なんですか?」

ミサト「あ、あの…そのぉ…」
シンジ「言えないんですか?」
ミサト「だ、だからぁ…」
シンジ「言えないってことは、下品なものなんですよね」
ミサト「ち、違うわよ!」
シンジ「じゃあなんですか?」

ミサト「あ、あれよ!エントリープラグを連想したの!」
シンジ「…エントリープラグ?」
ミサト「そ、そうよ!どっちも細長くて太いでしょ!」
シンジ「なんでエントリープラグを連想したからって、食べられないんですか?」
ミサト「そ、それは…ぱ、パイロットが乗ってる大事なものだから……?」
シンジ「…そうですか。それじゃ僕もう行きますね」
ミサト「えっ。あっ、ああ行ってらっしゃい」
シンジ「…所で、エントリープラグを挿入する時って、体に負担が掛かって痛いんですよねぇ」
ミサト「なっ…なにいって」カァア
シンジ「顔に出過ぎですよ、ミサトさん」
プシュ


ミサト「…このヨーグルト、精液とか入ってないわよね」

プシュってなに?

>>38
ドアが閉まる時の擬音


ミサト「はぁ…今日は朝から疲れたわ…」
加持「よ、葛城。どうしたんだ?冴えない顔してるな」
ミサト「えっ?あ、ああ加持くん」
加持「元気ないな、そんなんじゃモテないぞ?」
ミサト「結構よ!男にはもう懲り懲り!」

加持「ハッハーン…その様子…」
ミサト「な、なによ」
加持「シンジ君と何かあったな?」
ミサト「えっ!?」
加持「図星か」

ミサト「まさかシンジ君に変なこと吹き込んだの…」

加持「いやいや、俺は何も知らないよ。ただ、今葛城の一番近くに居る男はシンジ君だろ?」
ミサト「…ハァ…そうなのよねぇ…」
加持「…シンジ君の様子がおかしいのか」
ミサト「…ん…ちょっちね」

加持「ま、思春期の男なんてそんなもんさ。まともな時もあればそうじゃない時もある」
ミサト「…思春期の男じゃなくて、男が、でしょ」
加持「そう思い詰めるなよ。ガキのお守りなんて気楽にやっときゃあ上手くいくさ」
ミサト「…なんて言うか、そんなんじゃないのよねぇ…」
加持「…今度シンジ君に会った時、適当に探りを入れてみるか?」
ミサト「…ま、適当にお願い」

マヤ「あ、おはようございます葛城三佐…加持先輩も」
ミサト「ああ、おはよ」
加持「おいおいマヤちゃん、そんな警戒することないだろ~?」
マヤ「…別にしてません」
加持「あっちでお茶でも飲みながらさ…」
マヤ「…不潔!失礼します!」パタパタ
加持「あぁ…はは、不潔だとよ」
ミサト「…寝たの?」
加持「まさか。んじゃあな、葛城。またなんかあったら相談しろよ」
ミサト「…えぇ。んじゃぁね(やっぱりなんだかんだ言って、加持に相談すると落ち着くわ…)」

―――
加持「よぉ、シンジ君」
シンジ「あ、加持さん」
加持「これから暇かい?」
シンジ「えぇ、シンクロテストも終わったし、今から帰る所ですけど…」
加持「ちょっとそこでお茶でもしていかないか?」
シンジ「奢りならいいですよ」
加持「ちゃっかりしてるなぁ」

wktk

加持「…最近、葛城となんかあったか?」
シンジ「ミサトさんと?いえ、別に何もないですけど…」
加持「何もないってこたあないだろ。仮にも男女だろ?」
シンジ「何言ってるんですか…ミサトさんはそんなんじゃありません」
加持「…葛城は、好きか?」
シンジ「嫌いじゃないですよ。あの僕もう帰っていいですか。ご飯作らなきゃいけないんです。それじゃ」

加持「え…ああ、あの」
シンジ「加持さんって、案外ヘタレなんですね。全然踏み込んだ質問できてないじゃないですか。そんなんだから軽い男って言われるんですよ。それじゃ」

加持「」

―――
ミサト「はあ~ただいまっーと」
シンジ「お帰りなさい」
ミサト「あ…た、ただいま」

ミサト「さーってと…今日のご飯はなんじゃろな~…え?」

シンジ「どうしたんですか?」
ミサト「あ、あの…これ…」
シンジ「何ですか?ただのバナナヨーグルトですけど」
ミサト「え?え?」
アスカ「ミサトがバナナヨーグルト好きだからって…晩ご飯にまで出すことないんじゃないの?」
シンジ「今ダイエット中なんですよね、ミサトさん」
ミサト「あ、あの…」

アスカ「…なんかミサトだけ特別扱いじゃない?」
シンジ「当たり前だろ。ミサトさんはこんな僕たちを預かってくれてる大切な保護者なんだから」
アスカ「ふぅん…まあいいわっ!お風呂入ってこよっー。ご馳走さまっ!」バタン

ミサト「あ、あのシンジくんこれは…」
シンジ「駄目でしたか?」
ミサト「あんたねぇ…!」
シンジ「やっぱりこんなの駄目ですよね…」
ミサト「えっ?ええっ?」
シンジ「僕、ミサトさんの便秘の為にこのメニューにしたんですけど…こんなの駄目ですよね、ミサトさんはもっとガツガツしたもの食べたいんですよね…」

ミサト「な、何よ…!良いわよこれでっ!」
シンジ「本当ですか?嬉しいですっ!」

ミサト「」キュン

ミサト「(や、やだ…何この気持ち…)」

シンジ「おいしいですか?」
ミサト「えぇ」
シンジ「そっかあ…良かった!」
ミサト「(な、何よ…急に素直になっちゃって…)」キュンキュン
シンジ「僕、ミサトさんに美味しいって言ってもらえることが一番嬉しいんです」

ミサト「あ、あらそうなの(何よ急に可愛くなっちゃって!!)」キュンキュン

シンジ「それに、そのバナナヨーグルト普通のと少し違いますから」

ミサト「違うって…なにが?」
シンジ「解りませんか?入ってるんですよ、精液が」

ミサト「」

シンジ「ああ、安心してください。僕のじゃないですから」
ミサト「」
シンジ「トウジとケンスケが、協力してくれたんです。あいつら単純だから、ミサトさんのに入れるって言ったら猿みたい張り切っちゃって」
ミサト「」
シンジ「ああ、あとこれも安心してください。僕が集めたんじゃなくて、綾波が集めてくれたんです。だから僕の性癖がバレて苛められることもありませんから。」
ミサト「」
シンジ「いやあ、友情には感謝すべきですよねぇ、ミサトさん」
ミサト「うっ」
シンジ「吐くならトイレに言って吐いてください」
ミサト「」ドドド


ミサト「うええええおぼろろろろ」

              /    |    |    |
                 |     |    |    |
                   |ー |  l ー-  l
           /⌒ヽ   |    |   l     l
           l   l    |   |  |  0   |
            |   l   | ー-  |  l⌒) - l
             |  -‐|    |    |   | 丿   |    /⌒ヽ
           |   |    |    |  |ノ     l   |    ヽ
             l    _!   |    !__,! ‐  一 |   l     ヽ、
         /⌒ヽ l ‐ \  |, ノ⌒) ()    l    〉-‐  l
         l〉   )ヽ、   ヽノ (ノO (ノ  (つ ヽ、 | ノ)  |
        /  人 ヽ、        (⌒)     ヽノ (ノ  |
          l     ヽ、\,        )丿 / ノ/ o     l
        ヽ  ノ \,/     /  (ノ       () ヽ  l
         \    /        /     (⌒ヽ    |
          ヽ、       /  /  l      しノ      |
           ヽ、  /   /    |           l
            ヽ、          l          /

             ヽ、           |          /
              ヽ         l        /

         「最低だ…………  オレって………………だがそれがイイ・・・」

ミサト「はぁっ…はあっ…うっ」

シンジ「あーあ、もったいないなあ」

ミサト「あんたっ…最低っよ…うっ…うえっ」

シンジ「最低?」

ミサト「こんなことして…何が楽しい…のっ…うえっ」

シンジ「やだなあ楽しくないに決まってるじゃないですかぁ。ミサトさんのこんな姿見たくないんですよ?僕だって」

シンジ「でもね、仕方がないんですよ。僕達がエヴァに乗ってどれだけ辛い思いをしてると思ってるんですか?想像以上に痛いんですよ?ミサトさんには想像できないでしょうけど」
ミサト「はぁっ…はあ…」

シンジ「僕達だけが辛い思いをして、ミサトさん達はモニター越しで、安全な場所で命令してるだけ。こんなのあまりにもフェアじゃないじゃないですか」
シンジ「だから、僕の痛み、辛さを解らせてあげてるんです。これは、ミサトさんの為なんです」

ミサト「なんてエゴなのっ!いい加減にしなさいっ!」
シンジ「…いいんですか?僕に暴力を振るって。いつでも僕はパイロットを辞めれるんですよ?アスカは実戦では役に立たないし、綾波なんて居るだけじゃないですか。ミサトさんは、人類の命と自分の命、どっちが大事なんですか?」

ミサト「くっ…」

ミサト「…もういいわっ。寝なさい!」
シンジ「はい。あ、あとそのヨーグルト実はなんにも入ってなかったんです。いやあ、予想通り吐いてくれましたね、ミサトさん」
ミサト「!」
シンジ「おさすみなさい」


ミサト「(困ったわね…まさかシンジ君が…)」
ミサト「(でも…何なの…?この胸の高鳴り…今まで経験したことがない…)」
ミサト「(まさか…)」

ミサト「…濡れてる」

ちょっと昼飯食ってくる

>>84
おさすみなさいになってた
ごめん

―――
シンジ「それじゃあ行ってきますね、ミサトさん」
アスカ「行ってきまーす」

ミサト「はい、行ってらっしゃい」
ミサト「(今日の朝は普通だったわね…)」
ミサト「(…寂しいの?寂しいのは、アタシ…?)」
ミサト「(まさか…何考えてるのよミサト!シンジ君を正しい道に導くのがアタシの仕事じゃない)」
ミサト「…負けるわけにはいかないのよ」

綾波「碇くん…」
シンジ「ああ、綾波。おはよ」
アスカ「げっ!優等生!」
綾波「おはよう…」
アスカ「あーあ!朝っぱらからあんたに会っちゃうなんて、ついてないわねぇ」
シンジ「そんなこと言うなよ、アスカ」
アスカ「…ふ、ふん!何よ!」
綾波「…あの、碇くん、あのこと…」
シンジ「…(アスカのいない所で)」
綾波「…」コクッ
アスカ「ちょっと!何話してんの!」
シンジ「なんでもないよ。早く行こう」

昼休み 屋上
綾波「碇くん、これ…鈴原くん達の…」
シンジ「…綾波…ごめん、もう要らないんだ」
綾波「え…?」
シンジ「もう、大丈夫なんだ。わざわざありがとう、綾波」
綾波「そう。良かったわね」
シンジ「うん…また何かあったら、頼むよ」
綾波「いいわ、碇くんの為なら…」

ネルフ 昼休み
ミサト「(…さすがにあんなことがあった後じゃ、食べ辛いわね…)」
加持「葛城!」
ミサト「加持!あんたも今お昼なの?」
加持「まあな…シンジ君のことだが」
ミサト「!そ、そうよそれ!あんたねぇ、なんか悪化しちゃったじゃないの!」

加持「いやあ、びっくりしたよ」

加持「なんかアレは、思春期特有の冷たさとかじゃなくて…彼の本質的な性格なんじゃないか?」
ミサト「あのねぇ、冷静に分析してる場合じゃないの!」
加持「にしても、前会った時とは別人みたいだったな…いや、猫を被ってただけか?」
ミサト「…やっぱりあたしが悪いのかしら」
加持「おいおい、自分を責めるなって。どうしてもアレだったら、もういっそ別居したらどうだ?」
ミサト「そういうわけにはいかないわよ。保護者役を買ってでたのはアタシなんだから…」

加持「でも、なんだろうな…」
ミサト「なによ?」
加持「いや、シンジ君のあの冷たい目を見た時…」
ミサト「…あんたも?」
加持「なんかこう…ゾクッとしたというか…葛城もか?」
ミサト「…まあ、ちょっちね」
加持「やばいなぁ、俺達」
ミサト「そうよ!何興奮してんのよ!あぁもうイライラするわねぇ!」
加持「おい弁当食わないのか?」
ミサト「要らない!んじゃ!」ガタ
加持「やれやれ…」

――――
ミサト「二日続けてシンクロテスト?」
リツコ「えぇ、ここ最近シンジ君の調子がいいの」
ミサト「ふ、ふーん」

リツコ「マヤ、どう?」
マヤ「はい、3人とも平均値を超えてます。特にシンジ君は、前回と比べても上昇してます」
リツコ「あら、本当。凄いわね」
ミサト「(もしかして、アタシが苛めらてれることが原因…?)」
リツコ「3人とも、お疲れ様。上がっていいわよ」
マヤ「先輩、他のエヴァとのシンクロはどうします?」
リツコ「今はいいでしょ」

ミサト「さ、さーてと、仕事仕事!溜まった書類を整理しなきゃねー」
シンジ『あの、リツコさん、どうでした?』
リツコ「ええ、とても良かったわよ。平均値を大きく上回ってたわ」
アスカ『なによ、そのくらい普通じゃん…』
リツコ「あ、そうだわ。シンジ君、この後少し用があるの。いいわね?」
シンジ『えっ、あっはい。解りました。』
ミサト「…何なの?用って」

リツコ「守秘義務よ」

―――
マヤ「葛城三佐、コーヒーです」
ミサト「ああ、ありがと」
マヤ「それにしても…最近、先輩とシンジ君、妙に仲良くないですか?」
ミサト「え?」
マヤ「先輩、シンクロテストの後、シンジ君を呼び出すことが多くなったんです」

ミサト「嘘…本当に?」
マヤ「葛城三佐は最近テストに立ち会ってなかったから知らなかったですか…。何してるんでしょうね」
ミサト「あっ!そうだ!リツコに渡さなきゃいけない書類があったんだわ!ちょっち行ってくるわね!」

マヤ「えっ?ああっ、はい」

ミサト「(まさか…リツコが原因なの…?)」
ミサト「(盗み聞きは良くないけど…いいや!やっちゃえ)」


「…もうこんなこと辞めましょうよ」
「どうして!?なんで構ってくれなくなったの!?」
ミサト「(え?何??)」
「…飽きたからです」
「どうして!?私のどこがいけなかったの!?」
「だから飽きただけですよ」
ミサト「(うっそ何これどういう関係?!)」

「もう僕いやなんです。大体オバサンには興味がないんですよ。僕が興味があるのは、リツコさんが落ちていく様なんです」
「そんなこと分かってるわ…」
「…みっともないですよ」
ミサト「(まさかシンジ君…標的をリツコからアタシに変えたの…?)」
コツコツ
ミサト「…(やばっ足音が近付いて)」
ガラッ
シンジ「何やってるんですか?ミサトさん」

ミサト「あ…はは…」
シンジ「…聞いてたんですか?」
ミサト「ちょ、ちょっちね…」
リツコ「ミサト…」
シンジ「だってリツコさんつまんないんですよ。精神的に追い詰めたのに、それを外に出さないから。意味がないじゃないですか」
ミサト「あんた…自分が何やってるか分かってんの?!」
シンジ「…悪いですか?」
ミサト「このっ…!」
リツコ「やめてミサト!」
ミサト「リツコ…」
リツコ「いいの…もう…」
シンジ「それじゃ、僕帰りますね」
ミサト「待ちなさいシンジ君」
シンジ「…何ですか?」
ミサト「送ってくわ」

――――
シンジ「…」
ミサト「…ねぇシンジ君、リツコに何をしたの」
シンジ「別に僕は何もしてませんよ」
ミサト「…何ですって?」
シンジ「だから、僕は何もしてないですよ。綾波です。」
ミサト「…レイを使ったの?」
シンジ「はい。リツコさんの嫉妬の対象だったから丁度良かったんです」
ミサト「…ねぇシンジ君、アタシ達もう別々に暮らしましょう」
シンジ「結局は我が身が大切なんですね」
ミサト「違うわ!貴方の為よ!」

シンジ「そうですか…解りました。もうミサトさんには関わりません」
ミサト「…えぇ(それがこの子の為なら…仕方がないわ)」
シンジ「…うっ…ひっく…」

ミサト「…シンジ君?泣いてるの?」
シンジ「ごめんなさ…い…」
ミサト「シンジ君…」
シンジ「僕…捻くれてるんです…だから父さんにも捨てられたんです…」

シンジ「こんな僕を…愛してくれる人なんて…もうどこにも居ないんです…ただ構って欲しかっただけなのに…」
ミサト「シンジ君…ごめんなさい!」キキッ
シンジ「うわっ…いきなり止めないでくださいよ…ってミサトさん!?」
ミサト「アタシ…無責任だったわ…ごめんなさい…これからもずっと一緒よ…!」
シンジ「ミサトさん…嬉しいです」
シンジ「(ちょろいな…暑いから早く離れて欲しいのに…抱きつかないでよ気持ち悪い)」

――――
ミサト「三日間の間にいろんなことがあったけど…アタシ達の絆は深まったわよね、シンジ君」
シンジ「はい…」
プシュ
ミサト「ただいま」
シンジ「…」
ミサト「シンジ君?ここは貴方の家なのよ?」
シンジ「…はは、あの時みたいだ…ただいま」

ええいッ、続きはまだかァ~!?

―――
加持「最近葛城機嫌いいな…」
リツコ「…」
加持「おい、リッちゃん?」
リツコ「え?ああ、何かしら」
加持「葛城だよ、葛城。シンジ君の問題が解決したのかなぁ」
リツコ「…」
加持「君は…少し痩せたかな…?」
リツコ「触らないで!」
加持「おっと」
リツコ「もうアタシに生きる価値なんてないのよ…」
加持「…(碇司令に捨てられたか?)」

アスカやレイが脇役
ゲンドウはあの人状態
冬月(プッ

>>163
あんたのせいで某一行ネタ思い出して電車の中でクソ吹いた

俺の名誉の返還を要求するぉ!

リツコ「…(もう駄目…アタシに生きる価値なんて…)」

シンジ「あのっ、リツコさん!」
リツコ「シンジ君…?シンジ君!」
シンジ「この前のこと…謝りたくて…いや、謝っても許されないと思います…でも、どうしても…」
リツコ「いいの、いいのよシンジ君…嬉しいわ、とても」ギュ
シンジ「リツコさん…(香水臭いな…)」
シンジ「あの、リツコさん、協力して欲しいんです」
リツコ「…あたしにできることなら、なんでもするわ…私にはもうシンジ君しかいないの」

http://burusoku-vip.com/archives/1249626.html
これってちがう?

ゲンドウ「(あれは…シンジと…赤城博士…!?)」
ゲンドウ「(最近男の影が見え始めたとは思っていたが…)」
ゲンドウ「(シンジだったとは…)」
ゲンドウ「(どうしよう…ゼーレに報告した方がいいかなぁ…でもややこしくなりそうだなぁ…)」

ゲンドウ「(ま、男女の恋愛は自由だし、放っておくか…)」

>>172
違う

>>165
まぁ、落ち着いて
本当に済まなかったこの通りだ

お詫びと言っちゃなんだが少し私の今の待遇をお話しよう

私は今日大学があって、午後からの授業をフケて少し早めに北区した
家に帰り自分の部屋(長兄と共同)に駆け込んだ
暑いからCOOLERを付けたかったんだ
そしたら長兄がオタオタ萌え~☆(ナイトフィーバー★ラブりんミラクルスコッティッシュハイパボリックシンドローム状態(神))で
正直弟の身としてはドン☆引きだったね
逆に疲れた
ここ家なのに…

暑かったしSHOWERを浴びて再び部屋に戻り大学の課題のPROGRAMMINGしてるが
俺の横で念入りに飾った部屋を長兄が申し訳なさそうに片付けてる…

手の震えが止まらない

シンジ「(あれは…父さん?!)」

シンジ「(誤算だった…父さんに見られるとは…)」
シンジ「(いや、でも父さんはリツコさんに興味を持ってないか…)」
シンジ「(リツコさんの責任問題とかになったら面倒だな…)」
シンジ「(ま、その時はリツコだけだろ処分されるのは)」

リツコ「それで…協力って何かしら?」
シンジ「…此所じゃなんだし、リツコさんの研究室に行きましょう」
――――
シンジ「リツコさん、憎くありませんか?」
リツコ「憎い…?」
シンジ「綾波と父さんですよ」
シンジ「綾波が父さんに色仕掛けしたから、父さんはリツコさんを見捨てたんじゃないんですか?」
リツコ「…でもそれは…」
シンジ「僕が暴言を吐いても、僕にすがりついたのは父さんに捨てられたからでしょ」
リツコ「…」
シンジ「父さんが憎くありませんか?リツコさん。だから、父さんに復讐しましょう。」
リツコ「あの人は最初から私なんて見てなかったわ」
シンジ「…そうですか、じゃあミサトさんに協力してもらいます」
リツコ「あっ待って!…判ったわ、…復讐するわ、します」
シンジ「…嬉しいです、リツコさん。」

シンジ「ただいま…って、ミサトさん、帰ってるんですか?」
ミサト「あっ、お帰りなさいシンジ君」
シンジ「…アスカは?」
ミサト「友達の家に泊ってくるって…」
シンジ「なんですか、そのエプロン」
ミサト「えっ…あのっ…裸エプロン…嫌い…?」

シンジ「…この料理、なんですか?」
ミサト「シンちゃんの為に作ったの…」
シンジ「そうなんですか」
シンジ「あーあ、生ゴミが増えちゃったじゃないですかミサトさん」
ミサト「え…」
シンジ「少し優しくするとすぐ付け上がるんだから。数日前の出来事なんてなかったことにして」
ミサト「あ、あの…」
シンジ「豚が作った餌なんて食べれるわけないでしょ」

シンジ「僕今イライラしてるんです。それなのに帰ってきたらこんなもの見せられて?」ドサッ
ミサト「あ…あ…」
シンジ「…ほら、床に落としてあげましたよ」
シンジ「豚なら豚らしく、食べたらどうですか?ミサトさん」
ミサト「うっ…酷い…騙してたのね…」
シンジ「騙されたのはそっちでしょ?あんな演技一つ見抜けないで、よく僕達に命令できますね」

シンジ「食べないんですか?」
ミサト「…」
シンジ「食べないんですか?」
ミサト「ぐっ…う…」
シンジ「…美味しいですか?ミサトさん?」
ミサト「ひっ…ぐっ…うっ…」
シンジ「美味しいんですか?」
ミサト「おいひいでふ…」
シンジ「自画自賛ですか。傲慢ですね」

シンジ「僕もう寝ます。それ、ちゃんと掃除しといてくださいね、口で」
ミサト「うっぐ…」


シンジ「(いいストレス解消法が見つかったな)」
シンジ「(でもアスカが居る時だとできないな…)」
シンジ「(やっぱりアスカも手駒にするか)」

―――
シンジ「ふぁあ…おはようアスカ。あれ、ミサトさんは?」
アスカ「仕事があるらしいから、先に行ったわよ。それよりシンジ、朝ご飯!」
シンジ「うん。昨日さ、誰んち行ってたの?」
アスカ「え…?何よ、寂しかった?」
シンジ「え…?そ、そんなんじゃないよ!」
アスカ「なっ…何照れてんのよバカシンジ!」
シンジ「え…えっとその…少し…寂しかったかな…なんて」
アスカ「なっ…何言ってんのよバカァ!(///」
シンジ「(間違いない…アスカは僕に気がある)」
シンジ「(ここからどうやって、こっち側に墜とすかが問題だ)」

シンジ「ねぇアスカ、今日学校休めないかな…」
アスカ「はぁ?何言ってんのよ」
シンジ「…僕、アスカのことが好きなんだ」
アスカ「えっ…」
シンジ「今日だけアスカと一緒に居たいんだ…駄目…かな…」
アスカ「いっいきなり何言ってんのよバカシンジ!!!」
シンジ「はは…やっぱり駄目だよね、変なこといってごめん。急いで作るから」
アスカ「あっ!あの!」
シンジ「?」
アスカ「きょ、今日だけなら、一緒に居てやってもいいわよ…!」
シンジ「アスカ…」

――――
シンジ「くっ…」
アスカ「あっあっもう…駄目ぇえええ」
シンジ「出すよ…アスカぁ…っ」
アスカ「うぁっ…ああっ…」

――――
シンジ「ねぇアスカ」
アスカ「何…?」
シンジ「僕、凄く嬉しいよ…もう僕を愛してくれる人なんていないかと思ってた…」
アスカ「…何言ってんのよ、バカ」

シンジ「僕…もうアスカ無しじゃ生きられないよ」
アスカ「…あたしもよ、馬鹿。あたしの処女奪ったんだから、それなりの覚悟はしときなさいよ」
シンジ「はは…」



シンジ「ああ、いい暇つぶしになった」

アスカ「え…?」
シンジ「いやあ、出会って数ヶ月で股開くような女だったんだね、アスカって」
アスカ「ちょ、ちょっとシンジ何言ってんのよ」
シンジ「解んないの?アスカは売春婦と同レベルってことだよ」
アスカ「嘘…嘘…嘘!!!」
シンジ「でも安心してよ、僕がアスカを愛してあげるから。アスカを愛してあげられるのは僕だけだから」
アスカ「嫌、嫌、嫌ぁあああ!!!」

アスカ「もう嫌ぁ!嫌!!!!!」
シンジ「アスカ、大丈夫だから、僕が愛してあげるから」ギュ
アスカ「あ…あ…」
シンジ「だって、アスカには僕しか居ないんだよね?」
アスカ「嫌…嫌…」

アスカ「離して!離してよ!」
シンジ「…いいの?ここで僕から離れたら、どれだけ酷い目にあうか」
シンジ「アスカは最近シンクロ率下がって来てるよね?」
シンジ「僕、リツコさんと仲が良いんだ。」
シンジ「エヴァのパイロット候補って、案外沢山いるらしいよ?ねぇアスカ」

アスカ「う…うぅ…ごめんなさい…ごめんなさい…」
シンジ「(馬鹿だな。そう簡単にエヴァのパイロットなんて降ろせる訳ないじゃないか)」
シンジ「解ってくれたの?嬉しいな、アスカ」

―――
シンジ「あ、もしもし綾波?」
シンジ「上手くやってる?」
シンジ「そう…今日も一発抜いてあげたんだ。偉いね、綾波」
シンジ「…父さんの様子はどう?」
シンジ「…そっか、いつもと変わらないんだ。解ったよ。それじゃまた」


シンジ「さて…そろそろミサトさんが帰ってくるから、ご飯作らなきゃね」
アスカ「は、はい…」
シンジ「よそよそしいなぁ。」

マヤ「そういえば、最近来ませんよねー」
青葉「使徒が来ないっていいよなー」
日向「でも使徒が来なかったら、ネルフどうするんだろ…」

――――
シンジ「美味しいですね、これ。アスカもどう?」
アスカ「い、いいです」
シンジ「なんで敬語なの?僕達もう家族みたいなものじゃないか。ねぇミサトさん」
ミサト「…は、はい、」
シンジ「二人ともどうしたんだよー。」

※いろんな展開すっとばしてカヲルが出て来たりするので注意

――――
シンジ「新しいパイロットが来るんですか?」
ミサト「は、はい」
シンジ「だから怯えないでくださいよ。何度言わせるつもりですか?」
ミサト「あ、あの、すいません」
シンジ「…どんな人なんですか?」
ミサト「そ、それがよく解らなくって…」
シンジ「…もういいです。リツコさんに聞きますから。アスカ、学校遅れるよ、行こう」
アスカ「行ってきます…」

プシュ

アスカ「し、シンジ、学校こっちだよ…」
シンジ「うん、僕今日は休むから。綾波によろしく。」

アスカ「あ、うん…」
シンジ「今日のノルマは二万だけど、無理しなくて良いからね。それじゃ」
アスカ「し、シンジ…」
シンジ「…愛してるよ、アスカ」
アスカ「う、うん…じゃあね…」

――――
シンジ「(新しいパイロットか…何故この時期に?使徒は最近めっきり来なくなったのに…)」
カヲル「…碇シンジ君かい?」
シンジ「えっ?」
カヲル「やっぱり」
シンジ「…もしかして、新しいパイロットの子かな」
カヲル「勘がいいね」
シンジ「はは…パイロットの勘って奴かな。同じ匂いを感じたからさ」
シンジ「(男だったのか…しかもイケメンと来た…こいつのせいでややこしくならなきゃいいが)」

シンジ「制服着てるのに学校に行かなくて…って僕が言える台詞じゃないね、はは…」
カヲル「ネルフに用があってね、君もかい?」
シンジ「うん…実は、君がどんな子か気になってたんだ…。あ、あの、名前は?」
カヲル「渚カヲルだよ。碇シンジ君。」
シンジ「あっ…そういえば名前…」

カヲル「知らないものはいないさ。君はもう少し自分の立場を理解した方がいい」
シンジ「え…。はは、そうかな…」
カヲル「ああ、あらゆる意味でね」
シンジ「う、うん…(気味が悪いな…)」

―――――
ミサト「…」
加持「葛城!」
ミサト「ああ…加持君…」

加持「葛城…知ってしまったんだ、俺は」
ミサト「何を…?」
加持「シンジ君が裏でやってることだ!」

加持「君やアスカを性奴隷のように扱い、リっちゃんやレイまでもを手駒のように扱ってたんだ!葛城、もうシンジ君と一緒に暮らしちゃ駄目だ!これは立派な犯罪なんだ!」
ミサト「駄目よ…あの子には私がついてないと」
加持「目を覚ませ葛城!」

プシュ
加持「誰だ!?」
パァン
加持「な…ぐ…」ガクッ

ミサト「え…ちょ、加持君!?加持君!?」
リツコ「やはり監視しておいて良かったわ。」
加持「リっ…ちゃ…ん……」

リツコ「彼に言われてたの。最近加持君の行動が怪しいって」
リツコ「安心してミサト、監視カメラにはダミーを走らせておいたから」
ミサト「ああ…そうなの…良かったわね…」
リツコ「加持君は裏でスパイをやっていたから、殺された理由についてはなんとかなるでしょ。存在自体抹殺されたってことにしときましょ。」
ミサト「死体の処理は?」
リツコ「私の部下にやらせとくわ」

シンジ「あ…電話だ…ちょっとごめん」


シンジ「…もしもし」
リツコ『シンジ君、処理しといたから』
シンジ「…盗聴されたりしてませんよね」
リツコ『えぇ、安心して。それについては手配しといたから』
シンジ「…そうですか。さすがリツコさんですね。信頼してました」
リツコ『構わないわ、こんなことぐらい』
シンジ「…御礼はまた今度。それじゃ」

シンジ「はは…ごめんごめん」
カヲル「随分離れた場所で電話するんだね。聞いちゃいけないような話でもしてたのかい?」
シンジ「別にそんなことないけど…なんか…恥ずかしくてさ…」
カヲル「そういえば僕、耳がいいんだ」
シンジ「え?」

カヲル「5m、いや10mぐらいならどんなに小さい会話でも聞こえるんだ」
カヲル「勿論今の会話も…」

シンジ「…嘘だろ?」
カヲル「はは、やっぱりバレた?」
シンジ「当たり前だよ。そんな人間いるわけないじゃないか」
カヲル「…人間じゃなかったら?」
シンジ「…!?」
カヲル「冗談だよ…それじゃあね、碇シンジ君。」

カヲル「リツコさんによろしく」

――――
シンジ「(ややこしい奴が来たな…)」
シンジ「(耳が良いってのは本当なのか…?そうだとしたら、リツコさんの声も聞こえてたんだろうか)」
シンジ「(いや、聞こえてたとしても…加持さんの名前は出してないしな…大丈夫か)」
シンジ「(とりあえずあいつの前では電話にでないことにしよう)」

シンジ「(人間じゃないってどういう意味だ…?)」
シンジ「まさか…使徒?」

シンジ「(いや、それはどうなんだろうか…)」
シンジ「まあいいや…帰ってから考えよう」

チクショウ…俺の加地さんが…

プシュ
シンジ「ただいまって…誰もいないか…」
「あっ…ああっ…も…駄目…」
シンジ「…(アスカの声?ここではするなって言ったのに)」
アスカ「シンジぃ…シンジ…」

シンジ「(僕の部屋からだ)」
ガラッ
アスカ「あっ…」
シンジ「アスカ、何してるの?」
アスカ「あっ…いやっ…これは…そのっ…」
シンジ「ふーん…僕のYシャツオカズにしたんだ」

シンジ「学校は?まだ終わってないよね?」
アスカ「あ…あの…」
シンジ「まあいいや。ほら、やんなよ続き」
アスカ「え…?」
シンジ「続きだよ、続き。いつもみたいにやってみなよ。ここで見ててあげるからさ」

アスカ「う…」
シンジ「どうしたの?できないの?」
アスカ「あ、あの…」
シンジ「…もういいや。なんか萎えちゃった。久し振りに綾波のところ行こうかなあ」
アスカ「ま、待って!わかったわ、するから」
シンジ「いいよ、もう」

なんという恥辱www
だがそれがいいwwww

アスカ「お、お願いします!見てください!」
シンジ「しつこいな。もう良いって言ってるだろ。アスカの為に言ってるんだから」
アスカ「あ…あぁ…」
シンジ「綾波のところに行ってくるから」

シンジ「あ、あとそのYシャツ捨てといてね」
プシュ

―――
綾波「碇くん…」
シンジ「なんか久し振りだね、綾波。」
綾波「そうね」
シンジ「冬月さんはどう?」
綾波「よく解らないけど…私を必要としてくれているわ」
シンジ「そっか。良かった。父さんは?」
綾波「…あの人は、私がいくら頑張っても見てくれないもの」
シンジ「…そっか」
シンジ「(父さんは一体何をやったら墜ちてくれるんだろうか…。やっぱり僕が直接しないと駄目かな…)」

綾波「碇くん…」ギュ
シンジ「駄目だよ、綾波。そんなつもりで来たんじゃないから」
綾波「…ごめんなさい」
シンジ「謝らなくていいよ」

アスカ「(…シンジに嫌われた)」
アスカ「もう生きてる意味なんて何もないわ…死んだ方がましよ」
アスカ「あたしには何もないわ…」


アスカ「…?(鼻歌)」
カヲル「よくここに来るのかい?」
アスカ「…誰?」
カヲル「海はいいねぇ。小波の唄は、汚れた心を浄化してくれるようだ」
カヲル「君のその燃えるような髪は、夕焼けに染まった海に似ているね、惣流アスカラングレーさん」
アスカ「(キモい…)」
カヲル「ひかないでくれよ」

――――
シンジ「ただいまー…ん?(この靴…まさか…)」
アスカ「あ、シンジ…お帰りなさい」
カヲル「君達、同棲してたんだね」
シンジ「…なんでここにいるの?」
アスカ「あ、あの…」
カヲル「彼女が案内してくれたのさ」
シンジ「アスカが?」
アスカ「う、うん…その…碇シンジの家を知ってるかって言われて…」

シンジ「(どういうつもりだ…?)ふぅん、そうなんだ。どうして僕の家なんか探してたの?」
カヲル「意味なんてないさ。ただそうしたいと思ったからそうしただけだ」
アスカ「あ、あの、ごめんねシンジ」
シンジ「アスカが謝ることないよ」

シンジ「(アスカだったらコイツにくれてやってもいいが…どうもそういうつもりじゃないみたいだし…)」

シンジ「前歯全部折ってやる!!」

シンジ「じゃあなんでこの家に居るの?」
カヲル「居ては駄目かい?」
シンジ「駄目だよ。僕そこまでお人好しじゃないんだ」

カヲル「よしわかった、それなら意味を作ろう」
カヲル「僕は、君が、好きだ」

カヲル「君が好きだからここに居るんだ。どうだい?立派な理由だろ?」

シンジ「…僕、男だよ?」
カヲル「愛に性別なんて関係ないさ」
シンジ「(ああそうか、コイツただの変態だったのか)」
シンジ「…アスカ、これ冷蔵庫にいれといて」
アスカ「えっ、ああ、うん」
シンジ「いやぁ、君って面白いねぇ」

シンジ「(だけど、おどけた事を言って僕を油断させるつもりかもしれないな)」
カヲル「面白いことを言ったつもりはなかったんだけどね」
シンジ「しょうがないなぁ、送ってくよ。いつまでも居られちゃ迷惑だしね(油断はしないほうがいいな)」
カヲル「悪いね」

プシュ
ミサト「ただいまぁ」
シンジ「あ、ミサトさん丁度良かった。彼送ってあげてくださいよ」
ミサト「え?あ、ああはい。解りました…」
カヲル「別に一人でも帰れるのに」
シンジ「いやいや、もう遅いしねえ(ミサトさんは捨て駒だ。奴がどうでるか見てみよう…)」
シンジ「それじゃあまたね、カヲル君」
カヲル「ああ、またねシンジ君」
プシュ

―――
車内
ミサト「あの…名前、なんだっけ」
カヲル「カヲルです。渚カヲル。」
ミサト「そう。あたしは…ミサト。葛城ミサト」
カヲル「良い名前だ」
ミサト「え?あ、そうかしら…はは」

カヲル「葛城さんは二人のチルドレンを預かってるんですね」
ミサト「え、えぇ…辛いこともあるけど、シンジはアタシ無しじゃ生きてけないから…」

カヲル「貴方がじゃないんですか?」
ミサト「え?」
カヲル「貴方はシンジ君無しじゃ生きていけない、そうですよね?」
ミサト「何言ってるの?よく知りもしないくせに、知ったようなこと言わないでよ!」
カヲル「逆だ。よく知りもしないから、客観的な立場から意見できるんですよ、葛城さん。あなたはシンジ君に依存している、そうでしょ?」
ミサト「違うわ!アタシはいつでも離れることができるもの!」

カヲル「葛城さん、前…」
ミサト「え?あっ!ちょ…っ」

――――
シンジ「はい、葛城です。…ああリツコさん、どうしたんですか?…え?ミサトさんが事故で死んだ…?」

―――

リツコ「酷い傷だから、みない方がいいわよ」
シンジ「あの、一緒に乗ってたカヲル君は?」
リツコ「…腕を一本折っただけで済んだそうよ」
シンジ「やっぱり何かあるな…」
リツコ「調べさせましょうか?」
シンジ「念の為ヨロシクお願いします」

アスカ「うわあああああんミサトぉおお…ひっぐ…」
シンジ「うるさいなぁ…」

アスカ「…ごっごべんなざい…」

シンジ「アスカ、もっと嬉しそうにしたらどうなの?」
アスカ「え…?」
シンジ「この展開は予想外だったけどさ…きっと神様が与えた天罰だったんだよ。僕達がエヴァに乗ってた時の苦しみと比べたら軽いもんじゃないか。だってもう苦しまなくて済むんだから」

アスカ「…シンジがそういうのなら…そうかもしれない…」

シンジ「そうだよ、ミサトさんはもう苦しみから開放されたんだ。喜ばなくっちゃ」

シンジ「ね、アスカ、ミサトさんを祝福しよう」
アスカ「うん…ありがとうシンジ」

コツコツ…
リツコ「碇司令!」
シンジ「(父さん!?)」
ゲンドウ「葛城三佐が死んだと聞いたが」
リツコ「え、えぇ。お伝えしたとおりです。」
ゲンドウ「そうか…」
シンジ「(父さん…)」

シンジ「久し振りだね、父さん」
ゲンドウ「…ああ、シンジか」
シンジ「…残念だったね、ミサトさん」
ゲンドウ「ああ」
シンジ「…」

ゲンドウ「死体は?」
リツコ「御覧になりますか?」
ゲンドウ「ああ」
リツコ「こちらです」

シンジ「リツコさんっ!」

リツコ「何かしら?」
シンジ「僕も行きます。僕にも見せてください」
ゲンドウ「…」
リツコ「わかったわ。二人とも来て下さい。こちらです」


シンジ「酷いな…誰か解らない」
ゲンドウ「本当にフィフスは腕を折っただけなのか?」
シンジ「(やるなら今しかない…!父さんとこんなに近くにいることなんて、もう二度とないかもしれない…)」
ゲンドウ「…シンジ」
シンジ「えっ…な、何?」
ゲンドウ「すまなかった」

シンジ「…え?」

飯食ってくる

シンジ「なんだよそれ…なんで父さんが謝るの?!」
ゲンドウ「えっ…だって」
ゲンドウ「(俺がシンジが好きだったレイ寝取っちゃったってもしかして知らないのかな…あっていうか俺も赤城博士寝取られてるじゃんあああ無駄に謝っちゃった~もう恥ずかしい死ねる)」

ゲンドウ「言わせるな…恥ずかしい」
シンジ「父さん…」

シンジ「(なんだよそれ…今まで父さんを復讐する為に駒を増やしてきたって言うのに…ふざけんなよっ…僕の今まではどうなっちゃうんだよ…!)」

リツコ「シンジ君、始末しましょうか?」カチャ
ゲンドウ「…何をしている、赤城博士」

リツコ「言葉通りの意味よ。貴方にもう恨みはないけど、シンジ君の為なの」
ゲンドウ「…なぜそれがシンジの為なのだ」
ゲンドウ「(ええ~?!シンジやっぱりレイ寝取っちゃったこと怒ってんの~!?やばいよ俺このままだと殺されるよ~!!ボディーガードおいてくるんじゃなかった~)」
シンジ「やめて下さい!リツコさん」
リツコ「なぜ?今、この瞬間の為に貴方は…」

シンジ「…父さん、なぜ、僕を捨てたの」
ゲンドウ「(えぇっなんで今その話題なわけぇ!?我が息子ながら意味がわかんないよ~。なんか、怒ってるみたいだから謝っとくかぁ…。あ、もしかしてこの事怒ってんのかな?)…すまなかった。謝って済まされることではないと思うが」
シンジ「嘘だろ…くそっ…!!!」

シンジ「僕は何のために…父さんの敵を増やしたと思ってるんだ!!!くそぉぉおっ!!!」
ゲンドウ「(えっどうしようシンジ君ご乱心だよぉやばいよやばいよ~)」

シンジ「なんで…なんで…こんな一言で諦めてるんだよぉおおお!!!」
ゲンドウ「(どう対処していいか解らないよぉお…ああ父親スキルなさすぎて泣ける…)」
リツコ「シンジ君…」
シンジ「何か言えよ…!くそっ…!」

ゲンドウ「あ…あの…その…ど、どうしたら許してくれるんだ…」
シンジ「…」
シンジ「…一緒に」

ゲンドウ「え?」
シンジ「一緒に…僕と一緒に住んでくれる…?」

ゲンドウ「(えええええ何か話がめっちゃ急展開になっちゃってるんですけどぉおおどうしよどうしよ)」

リツコ「碇司令!」カチャ

ゲンドウ「わ、わかった。一緒に住もう、シンジ(殺されるよりはマシだわ…)」

――――
シンジ「カヲル君、ありがとう」
カヲル「何がだい?」
シンジ「まさか君が本当にあんなお願い聞いてくれるなんて…様子見の為に言ってみただけなんだけど」
カヲル「あんな事言われるなんて思いもしなかったよ。君は気性が荒い」
シンジ「はは、でも君がただのガチホモであるって線にかけてみて良かった…。お陰で父さんと住めるようになったんだ」
シンジ「でもまさか、あんな小さな呟きでも聞こえるなんてなあ。君が出ていく寸前に呟いただけなのに」
カヲル「言っただろ、僕は耳がいいんだ」

シンジ「綾波も、ありがとう」
綾波「…何が」
シンジ「君が冬月さんと仲良くなってなかったら、父さんがあんなヘタレだって思いもしなかったよ。それに、綾波が父さんに謝らさせてくれたんだろ?見事に騙せてた。いやぁ、綾波の演技には感服するよ」

綾波「私はただ…碇君に言われたことをやったまでだわ」

シンジ「それにしても父さんも単純だなあ。僕と綾波が付き合ってるなんて、調べもせずに信じちゃうんだから…」

ゲンドウ「ここが今日から、私の家か…」
シンジ「さ、入ってよ父さん」
ゲンドウ「あ、ああ(父親も悪くないかも…)」

ゲンドウ「お邪魔します」
シンジ「…父さん?此所は父さんの家なんだよ?」

ゲンドウ「え…あ、あの…ただいま…」
プシュ

ゲンドウ「シンジ…今日の晩ご飯は何だ」
シンジ「これだよ」ドン
ゲンドウ「…バナナヨーグルト…だけか…」
シンジ「何言ってるの?父さんみたいなカスにはこれで充分すぎるじゃないか」
ゲンドウ「(えっ?今なんか酷い単語が聞こえた気がしたんだけど…)」

あれれ?

シンジ「自分の欲望の為に子供を捨てる人間の屑みたいな奴のことを、世間では大人って言うんだもんね。自分のエゴの為なら腕が引き裂かれるような思いを息子がしても、何ともない親も居るんだもんねぇ。」

ゲンドウ「あ、あの…シンジさん…?」
シンジ「本当、感謝してよ?父さんみたいな人を、誰の役にも立たないような人間の屑を、引き取ってあげたんだからさぁ」
ゲンドウ「あ、あの…」

シンジ「食べないの?…ああそっか、父さんは人間じゃなくてサングラスだから、食べられないんだね。ごめんね」ベチャ

ゲンドウ「お、おい何をして…」
シンジ「父さんが食べやすいように、床に落としてあげたんだよ。ほら、食べな?」

ゲンドウ「(えええええ何この子おおおおちょっとどうすんのこの状況…)」

シンジ「食べないの?」

シンジ「食 べ な い の ?」

ゲンドウ「(あれ…シンジってよくみたらユイに似てるな…あれ…なんか…)」

ゲンドウ「(興奮してきた…)」
シンジ「ほら、父さん」
ゲンドウ「あ、ああ…」
シンジ「美味しい?」

ゲンドウ「ああ…」
シンジ「そっかあ良かった…」
シンジ「父さん、僕本当に、今が一番幸せだよ」

シンジ「これから、もっと楽しませてあげるからね」


――――
ミサト「という夢をみたの。ああ興奮した」

シンジ「…ミサトさんって、黒が好きなんですか?」
終わり

終った、だと…

てかみんなsage過ぎ

色々拙かったけど、読んでくれた人ありがとう(^з^)-☆Chu!!
それじゃ!!!

>>429
ありがとう!

ミサト「という夢をみたの。ああ興奮した」

シンジ「…ミサトさんって、黒が好きなんですか?」

ミサト「なんで?」
シンジ「いや、よく履いてるから…」
ミサト「履いてる…?」
シンジ「だからパンツの色ですよ。言わせないでくださいよ恥ずかしい」


無限ループって怖くね?

ちょっち続き
ミサト「それで続きがあるんだけどね」
シンジ「もう良いです。ミサトさんが最低なのとMなのと気持ち悪いのがわかっただけで充分です」
ミサト「やだシンジくん黒くなってるわよ」
シンジ「あ…」
ミサト「もっと黒くなっていいのよ!もっと」
シンジ「離せ変態!」
おわり

乙。
面白かった。

余りでなにか出来ないかっと

シンジ「なんだかやり遂げた男の顔になってるけど、どうしたの二人とも」

トウジ「ちょっと……いや大きく大人の階段上がったんや……自分にも解るときが来る」チラッ

レイ「……」

眼鏡雀斑「ああ……いろいろ踏み越えたね……」チラッ

レイ「……」

シンジ(ちゃんと『お願い』は守ってくれてる……か)
シンジ「ふーん」

委員長「鈴原ー、お弁と……どうしたの?」

シンジ「さあ」

―――
――


――
―――

レイ「碇くん、これ」

シンジ「ありがとう綾波。ちゃんと『お願い』守ってくれたんだね」

レイ「……碇くん……」モジッ

シンジ「どうしたの?綾波?」

レイ「……ご褒美……ダメですか……?」

シンジ「……そうだね。今回綾波は頑張ってくれたし」スッ

レイ「あっ」チュッ

レイ「……ほっぺ……?」

シンジ「はは、やだなぁ綾波。あの二人のをくわえた口になんて触りたくもないよ」

レイ「そんな……碇くん……?」

シンジ「そうだな、じゃあ、もう少し『お願い』聞いてくれたら、考えてみるよ」

レイ「……は……んですか……」

シンジ「え?聞こえないよ」

レイ「『お願い』は……なん……ですか……」

シンジ「……ふふ、大好きだよ、綾波」
シンジ(替わりはいるし)

―――
――


――
―――

トウジ「お、アタリや」

―――
――


――
―――

シンジ(三号機は侵食されてた……か。暴走を理由にするつもりだったけど、調度いい……)
シンジ「(友を想う台詞)」

イザ コザ

キュウーン……

シンジ(これがダミープラグ……この程度で操作を乗っ取ったつもりなのかな……)


シンジ(動く動く)

―――
――


――
―――

委員長「鈴原くん……」

シンジ「……ごめん」

委員長「なんで……碇くんが……謝るの……?」

シンジ「……ごめん」

委員長「……私に謝らないで」

シンジ「トウジの事……好き……なんだね」

委員長「……なんで今聞くの」

シンジ「なんで……だろう……ね……。はは、なんだか頭がごちゃごちゃして……なんで……だろうね……」

委員長「ッ」
委員長(そうか……辛いのは友達を傷付ける事になった碇くんも同じなんだ……)

シンジ「あれ……変だな……雨……かな……」

委員長「碇くん……」ガバッ
委員長「泣いてていいんだよ……気が済むまで……」

シンジ「……ありがとう……」
シンジ(もう少しだな)

―――
――

委員長「ッ」
委員長(そうか……辛いのは友達を傷付ける事になった碇くんも同じなんだ……)

シンジ「あれ……変だな……雨……かな……」

委員長「碇くん……」ガバッ
委員長「泣いてていいんだよ……気が済むまで……」

シンジ「……ありがとう……」
シンジ(もう少しだな)

―――
――


――
―――

委員長「少しは楽になった?」

シンジ「うん。でも……もう少しこのまま……」

委員長「え?」

シンジ「委員長……洞木……さん」

シンジ「好き……だよ」

委員長「ッ!!そんなっ」

シンジ「冗談で言う言葉に聞こえる……?」

委員長「でも碇くんの周りには総流さんとか綾波さんとか……」

シンジ「周りなんてどうだっていい」

シンジ「洞木の……言葉が聞きたい」

委員長「」

―――
――


――
―――

委員長「はっあ、あっんッぐっあっいっ……はぁアッッ……!!」

―――
――


――
―――

シンジ「痛くなかった?」

委員長「ちょっと痛かった……けど、気持ちよかった……の、かな?えへへ」

シンジ「よかった……。トウジの言ってた大人の階段を上ったって、こんな気分だったんだね」

委員長「……え?」

委員長「そう……じゃない」

シンジ「もう動かない人を想いながら」

委員長「ちがう……ちがう……」

シンジ「人を騙したんだ」

委員長「ちがうちがうちがうちがうッ!!」

シンジ「ヒカリ」ガバッ

委員長「!!」

シンジ「それでも、僕はヒカリが好きだ」

委員長「碇……くん……」

シンジ「[トウジ]はもう[いない]けど」

シンジ「僕がいてあげるよ、ヒカリ」

委員長「あ、ああ」

委員長「ありが……とう」


END

なんかごめん

シンジ「父さん、これ、奮発して買ってきたんだ♪」

マダオ「これは・・・(これドッグフードじゃねーか!!家族ってこういうこと!?俺犬!?)」

シンジ「もしかして父さん、まだ自分は僕の父親とか、思っちゃってる?あれだけの仕打ちしておいて、まだ家族に戻れる、リセットできるとか思ってた?一応これでもすごく譲歩してるんだよ?文句あるの?」

マダオ「・・・・・・(いや、そう言われれば当たり前だけど、シンジに限ってそんなことは無いと思ってたのに)」

シンジ「ホラッ!!食べなよっ!これくらいしか食料これから一切与えないんからさっ!!!!」

マダオ「ムグッムグゥッ・・・!(我が息子なのに・・・どうしてだろう・・・興奮する・・・!!)」

シンジ「美味しい?ホラ答えなよ!!ただし父さんは人間以下・・・特別に犬で妥協してあげるけど、しかるべき言語・・・犬の言葉で答えててよ?」

マダオ「・・・ワン(こういうプレイはユイがいなくなって以来かぁ・・・懐かしいな)」

シンジ「はぁ?僕に伝わらなきゃ言葉って何の意味もないでしょ!?父さんは本当に犬以下なの?そんなことも分からない虫ケラ同然の脳なの?」

マダオ「ワ・・・ワンワン!!(むしろユイよりもイイかもしれない・・・)」

シンジ「そうならいいんだ・・・あ、素直になれば昨日の残りの味噌汁とご飯混ぜたの食べさせてあげるからね。父さん」

マダオ「ワンワン(それネコマンマ・・・まあいいや♪)」


こうして和解した親子

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom