佐天「寂しくて服の裾をぎゅってさせちゃう能力、かぁ…」(225)

佐天「初春ー!ちょっと私の能力の実験台になってよー!」

初春「ええっ!?っていうか、佐天さん、能力者になれたんですか?」

佐天「なりたてだけどねー」

初春「それで、どんな能力なんですか?」

佐天「それはまぁ、ほら、見てのお楽しみってことでさ」

初春「しょうがないですねぇ…危なくないですよねぇ?」

佐天「大丈夫大丈夫…そぉれっ!」

初春「…?…え?もう使ったんですか?…特に変化は無いようですけど…?」

佐天「実は能力が発現するにはある条件が必要なのです。それは…」スススッ…

初春「…?なんで離れて…?それが条件でs……あ、あれ?」

佐天「お?効いてきたかな?」

初春「…さ、佐天、さん…あ、あれ?何かおかしい…あ、あぁ…っ!」タタッ

ぎゅっ

初春「ま、待って…どこにも行かないでぇ…」

佐天「お、おほぅ…い、いいねぇ」

初春「な、なんで…?…こ、これが佐天さんの能力ですか?」

佐天「そうそう、寂しくて服の裾をぎゅってさせちゃう能力!だよ!」

初春「そ、そんなわけのわからない能力、早く解除してくださいよぉっ!」

佐天「あれあれー?そんなこと言っちゃっていいのかなー?離れちゃうよー?」パッ タタタッ

初春「あああっ!?ま、待って…待ってぇ…っ!」タタタッ

ぎゅっ

佐天「…おおぅ…そのちょっと泣きそうな顔、いいねぇ」

初春「うぅ…こ、これ、いつ元に戻るんですか?」

佐天「掴まれてる相手が満足するまでだよ」

初春「な、なんですかっ!?その曖昧な解除条件はっ!?」

佐天「ほらほら、私を満足させてみなよー」

初春「そ、そんな…こ、こんなの、別に離しても平気ですよっ!気の持ちようですっ!」

佐天「掴みながら言うセリフじゃないよねー」

初春「は、離せますよっ!…は、離しますよ!?いいですか!?」

佐天「まぁ離せるものならね」

初春「…くっ………え、えいっ!」パッ

佐天「…お?やるじゃん、初春」

初春「は、はは、あ、朝飯前ですよっ!このくらい……こ、このくらい、た、耐えれま………う、うわぁぁぁんっ!」

抱きっ! ぎゅっ!

佐天「…え?…ちょ、ちょっと初春!!?」

初春「さ、佐天さぁん…っ!」ぐすっ

佐天「がはっ!!?…き、効いたよ、初春…今のは効いた…」

シュパッ

黒子「こんにちはですのっ!佐天さんっ!」

佐天「あ、白井さん、一体ドコから…」

黒子「物陰から覗いてたんですの!…それにしても佐天さん…あなたの能力、すんばらしいですのっ!」

佐天「そうですか?ありがとうございます」

黒子「そこで…佐天さんを見込んで頼みがあるんですのっ!…その能力を…お姉さまに使って欲しいんですのっ!それで…私の服の裾をぎゅってさせて欲しいんですのっ!」

佐天「ああ、まぁそうなるだろうと思ってましたけどねー。いいですよー」

黒子「やったですのっ!…黒子の…黒子の服の裾を掴むお姉さま…!うるうるした瞳で必死に親指と人差し指でぎゅって裾を掴むお姉さま…!あああっ!!!くぁいいんですのっ!襲いたいんですのっ!!」

御坂「くーろーこー…!!そういう妄想は口に出さないでやりなさいっ!!」バチバチバチ

黒子「んぎゃああああああああっっっ!!」

佐天「おっと、御坂さんも来てたんですか」

御坂「まったく、黒子は…」

初春「…はっ!?い、いつの間にか効力が切れているっ!」

佐天「そりゃあ、ぎゅって抱きつかれちゃあ…満足しないわけにはいかないよねぇ」

御坂「それにしても、面白い能力よね…あ、ねぇ、じゃあさ、黒子に試してみてよ」

佐天「白井さんにですか?いいですけど…じゃあ、御坂さんを対象にしてみましょうか」

御坂「え?わ、私?…まぁいいか」

佐天「じゃあ行きますよー…そぉれっ!」

黒子「……はっ!?お、お姉さまっ!いきなり電撃は酷いんですのっ!もっとこう、女の子らしく………あ、あら?何かおかしいような………お、お姉さま…っ」

ぎゅっ

御坂「へぇー、本当に効くんだね…っていうか、黒子、随分大人しくなったわね…あ、ほら、もう離していいから…ん?あ、あれ?」

黒子「…お、お姉さまぁ…や…やですの…離れたくないんですのぉ…」うるうる

御坂「っ!?…(あ、あれ…!?く、黒子って…こんなに可愛かったっけ?)」ドキドキ

初春「や、やだ…白井さん…可愛いっ!」

黒子「お、お姉さまぁ…」ぎゅっ

御坂「わ、わかったから!離さなくていいから!…ね、ねぇ、佐天さん、この能力っていつ効果が切れるの?」

佐天「この場合は、御坂さんが満足するまでですよ」

御坂「…え?私が満足?どういうこと?」

佐天「御坂さんが白井さんにぎゅってされて、ああ、いい…ってなるまでですよ」

御坂「…ああ、いいって…」

初春「こ、この白井さんでも御坂さんは満足しないんですか?こんなに可愛いのに…!」

御坂「い、いや、それは…(た、確かにいつもより可愛く見えるけど…)」

黒子「…お姉さま?」ぎゅっ

御坂「っ!?」ドキッ

御坂「…(な、何よ、今のドキッは…な、なんで私が黒子にドキドキしなきゃいけないのよっ!)く、黒子!や、やっぱりもう、離れて…」

黒子「っ!や、やですの…!お姉さま…黒子を…見捨てないでくださいのぉ…」ぐすっ

御坂「っ!?ちょ、ちょっと!な、泣かなくてもいいじゃない…わ、わかったから、掴んでていいから!…(…くぁ…可愛いっ!!!)」

絹旗「今日の映画は中々の収穫でしたね。超ラッキーでした」

浜面「そうかぁ? やっぱりお前のセンス、俺にはついていけねぇなぁ」

絹旗「そんなことだから浜面は超浜面なんです。あの映画のすばらしさが超わかってません」

浜面「……浜面って貶し言葉なのかよ」

 チョットクロコ…サ、サテンサンナントカナラナイノ!?

 モウイッカイノウリョクヲカケレバナオルンジャアリマセンカ?

 ワ、ワカンナイ…ソンナノマダタメシテナイシ…

絹旗「そんなの世界の超常識です。…って、なんだか騒がしいですね」

浜面「ん、ああ。あそこの中学生だろ。箸が転がっても楽しい年頃だろうし」

 ナ、ナンデモイイカラヤッテミテ…クロコ、ベツニイヤガッテルワケジャナイカラナカナイデ…

 ワ、ワカリマシタ…エット…キャッ!

 サテンサンノカミニヘンナムシガ!

絹旗「浜面、超親父くさいです」

浜面「なぁ!? いまの会話のどこにそんな要素があったんだよ!?」

絹旗「箸が転がってもだなんて…いまどき言いませんよ、そんな言…葉…?」

 ア、ノウリョクノホウコウ、ドコカワカラナクナッチャッタ…

 エエ!?

絹旗「…、…、…」

浜面「絹旗?」

絹旗「…、…、…」

浜面「おい? どうしたんだよ、おーい?」

絹旗「………浜面」

浜面「な、なんだよ」

絹旗「…、その、なんだか、超いきなり、ですね」

浜面「あ、ああ」

絹旗「…、…、…」キュ

浜面「!?」

絹旗「…、…、…」

浜面「えっと、絹旗?」

絹旗「…、…、…」

浜面「いやおい、いきなりどうしたんだ?」

絹旗「…あ、そ、その」

浜面「あ、ああ」

絹旗「…だ、だめ、ですか?」

浜面「」


以上!
続きじゃないよー、保守代わりだよー

御坂「…はぁ…とにかく、早くなんとかしないと…」

初春「まぁいいじゃないですか、しばらくこのままでも。白井さん、可愛いし」

御坂「…それもそうね。別に困ることは無さそうだし」

黒子「…んぁ…お、お姉さまぁ…」ぎゅっ

御坂「ん?どうしたの?」

黒子「…ト、トイレに行きたいんですの…っ」

御坂「え?…いや、行ってくればいいじゃない…」

黒子「…お、お姉さまも…お姉さまも一緒に来て欲しいんですの…っ」

御坂「ちょ、黒子、何言ってんのよ!?」

黒子「あ、あぁ…っ…こ、このままだと漏れてしまうんですのぉ…お、お姉さまぁっ!」プルプル

佐天「あー、これはまずいですねー。御坂さん、一緒に行ってあげてくださいよ」

御坂「さ、佐天さんまで…トイレくらい一人で行けるでしょ?黒子?」

黒子「や、やですの…っ…お、お姉さまぁ…うぅ…一緒に、着いてきて欲しいんですのぉっ!」ぎゅっ

御坂「っ!?(くっ…そ、そんな可愛らしい目で見つめないでよ!お、思わず抱きしめたくなっちゃうじゃないっ!)」

黒子「…んっ…お、お姉さまぁ…も、もう…っ!」モジモジ

御坂「ちょ、ちょっと黒子…!…ああ、もう、わかったわよっ!ほ、ほら、トイレ行くわよっ!」

初春「え、ちょ、ちょっと、本気ですか?」

御坂「しょうがないじゃない…まぁドアの前で待ってればいいし」

黒子「っ!…だ、だめですの…一緒に…一緒に中に来て欲しいんですのぉ…!」

御坂「な、なな、何言ってんのよっ!?さ、さすがにそこまでは…」

黒子「や、やですの…!お姉さまと…お姉さまと一瞬たりとも、離れたく無いんですのぉ…」ぎゅうっ

御坂「くぁ…っ!(うぁー…もう、もうっ!可愛いなぁ…!可愛いなぁ…!!!!)」

佐天「いいじゃないですか、一緒にトイレくらい。ついでに拭いてあげれば」

御坂「そこまではしないわよっ!…し、しかたないわね…こ、今回だけよ?」

黒子「お、お姉さまぁ…え、えへへ」パァァ

初春「や、やだ…白井さん、か、かか、可愛い…っ!!」

佐天さん「暗黒吸魂輪掌波!!」

一方「こんなことならUノザワシンを完成させておくべきだったな……」

佐天さん「カロリーメイトを100円で買える能力かぁ」

佐天さん「駐輪した自転車のハンドルが隣の自転車のかごに絶対に引っ掛からない能力、かぁ」

数えてみたら、このスレで37個目だった

佐天さん「花火大会で写メ撮ってる人のピントを強制的にずらす能力、かぁ」

黒子「あん はぁ…んっ…お、お姉さまぁ… はやくしないと… 黒子…」

御坂「ええー!! ちょ、ちょっと黒子…!…何顔真っ赤にしてるの!?」

黒子「もう黒子は…お姉さまの…せいで…はぁ…ここがぐちゅぐちゅなんですわ…クチュクチュ」

御坂「な、なんか たっ 垂れてるわよ!」

黒子「っ!…はぁ ん… ビクン だ、だめですの…このままでは…!」

御坂「軽い で、でんげきでこんなになるとは…」

黒子「は、はやく…!お姉さま!…お姉さまの電撃で ハァ ン 私を…壊して…くださいませ

御坂「そ、そんなにはしないわよっ!ハァ…で、でも し、しかたないわね…いくわよ?」

黒子「ヒッ お、お姉さまぁああああ」ビクン

黒子「いやぁああああ」
プシャアアア

黒子のそそり立った赤黒いマラから粘々とした

白い液体が飛び出て御坂の顔にかかる

御坂「はぁ はぁ… すごい匂い」ペロ

黒子「お、お姉さまが…黒子のを…ビクン」

御坂「ゴクン はやく… も、もっと…出しなさいよ」

黒子「お、お姉さま…もう黒子はここがまたビンビンですわぁ・・・」

御坂「わ、私もよ」

黒子「っ!…はぁ はぁ お、お姉さまの肉棒も…!」

御坂「うふふ、黒子ほどじゃ…ないけどね」ビクン

黒子「お姉さま、ビクン さ、触ってくださいませ…!」

御坂「はぁ… はぁ…ん …容赦はしないわよっ…ビリビリ」

黒子「アハン お、お姉さまぁああああ」

佐天さん「窓から入った虫がすぐに出ていってくれる能力、かぁ」

どこも規制解除されてる

佐天さん「妖怪リモコン隠しを操る能力、かぁ…」

佐天「酸素を取り込んで二酸化炭素を排出する能力、かぁ…」

佐天「みんなが自分のことをさん付けで呼んでくれる能力、かぁ…」

初春「佐天さん」
美琴「佐天さん」
黒子「佐天さん」
固法「佐天さん」
重福「佐天さん」
一方「佐天さン」

佐天「いつもと変わんない!」

佐天「当たり付きのアイスを絶対に当てる能力かぁ・・・」

佐天「どんな能力も持つことが出来ない能力、かぁ…」

… … …

佐天「それって無能力と変わらないじゃん!!」

佐天「現実を殺す能力、かぁ……」

上条「俺以外に現実殺しを使える奴が居る、その現実をぶち殺す!」

佐天「なーんてあったら良いのになぁ」

上条「よし!」

なんかよく見てなかったから覚えてないんだけど
初春ってものを暖める能力だったんだっけ?

>>189
保温であって加熱ではない

御坂「じゃあちょっとトイレ行ってくるわね」

黒子「…ぁ、も、漏れそう、ですの…っ」

御坂「ちょ、後少しだけ我慢しなさいよっ!」タタタッ…

一方「…あァ?今のは確か…」

ミサカ「あっ!お姉さまだっ!」

一方「…こんなところで何やってんだァ?」

佐天「…さーて、と…じゃあ初春にもまた使ってみようかなー…そぉれっ!」

初春「え、ちょ、ちょっと佐天さんっ!?やめてくださいよっ!」スッ

佐天「あ、ちょ、避けないでよ」

一方「まァ何でもいいか…おい、行くぞ」

ミサカ「ちょっと待ってーってミサカはミサk…あ、あれ…?」

一方「…おい?どうした…」

とててっ ぎゅっ

ミサカ「ま、待ってぇ…」

一方「がはァっ!!?」ドサッ

佐天「このスレッドを保守する能力、かぁ…」

佐天「絶対にジャンケンで負けない能力、かぁ…」

>>202
佐天「渋柿かーッ!ペッペッ!」


ググ…
吉良親父「なんじゃ?あの娘を貫け、というのか?」

>>207
漫画家と壮絶なジャンケン対決の予感

>>208
露伴が佐天さんの袖を掴んで寂しがるって?何言ってんの?

佐天「触っただけで乾電池の残量がわかる、かぁ…」

佐天さん「まだかぁ」

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