妹「おい、くそ兄貴3千円貸せ」(373)

兄「ちょっと無いです」

妹「は?嘘ついてんじゃねー」

兄「ほんとです。見てこれ。千円しかない」

妹「………千円貸せ」

兄「はい。何か買うのか?」

妹「関係ねーだろ」

兄「いや一応俺のお金ですんで…」

妹「は?」

兄「なんでもないです」

妹「…じゃーな。ちょっと出てくる」

兄「夕飯までには帰ってきなさいよ」

妹「は?」

兄「なんでもないですすみません」

妹「ただいま」

兄「おかえりー」

妹「兄貴にいったんじゃねーから」

兄「さーせん」

妹「つか千円じゃ全然足りないから。役立たず」

兄「何に使ったの」

妹「パチンコ」

兄「ちょ…俺のなけなしの千円…」

妹「チョコくらいにしかならんかったわ」

兄「チョコは?」

妹「すでに食った」

兄「」

妹「それより飯。腹へったんですけど」

妹「また兄貴のチャーハンかよ」

兄「しょうがないだろ。おふくろ夜勤なんだから」

妹「せめてバリエーション増やせよ。毎回キムチチャーハンじゃねーか」

兄「自分は何もしないくせに」

妹「たまにやるじゃん」

兄「一年に3回くらいな」

妹「やんねーよりましだろ」

兄「そんなこといってたら誰も嫁に貰ってくれないぞ」

妹「あ?」

兄「すいません」

妹「別に結婚とかする気ねーし」

兄「左様で」

妹「………」
妹「…あ、兄貴はどうなんだよ」

兄「します。そのうち」

妹「あっそ。…気分悪いから寝る」

兄「食った後すぐ寝ると牛になるぞ」

妹「百貫デブに言われたくねーよ!死ね!」

兄「またすぐ死ねって言うー」

妹「けっ!おやすみ!」

兄「はいはいおやすみー」

翌朝

兄「あたーらしーい朝がきた」

妹「………」

兄「きーぼうの朝ーだ」

妹「……う」

兄「よろこおおおびに」

妹「うるしぇ…うるせえ!」

兄「おはよう妹。学校に遅れるぞ」

妹「どーでもいい。寝せろ」

兄「せっかく弁当作ったのに」

妹「うぜえ…。じゃあ昼から出るから。それまで寝せろ」

兄「あそー。単位足りなくなってもしらねえよ」

妹「……」グウグウ

お昼

妹(げえ…昨日のチャーハンが弁当かよ…)

友達「おおー。妹ちゃんのおべんと美味しそう」

妹「どこが」

友達「なんて言って毎回残さず食べるくせに」

妹「………残さず食べるのは家の家訓なんだよ」

友達「へー。でもさ、お兄さんが毎回作ってくれるんなら残せないよねー」

妹「…別に残せるし…」

友達 ニヤニヤ

妹「………」

帰宅後

兄「うむうむ。今日も弁当完食かー。良いことだ」

妹「……ふん」
妹「たまには残り物以外を弁当にしやがれ能無し」

兄「すいません」

妹「おい」

兄「はい」

妹「コンビニ行く」

兄「変態に気をつけてな」

妹「………」

兄「ん?何?」

妹「…なんか欲しいもんあるか」

兄「え?んー…別に」

妹「なんか言え」

兄「特にないって」

妹「なんでもいいから1個言え!くそが!」

兄「えー…。じゃあ一緒にいくわ」

妹「…えっ」

兄「テキトーに物色して決めるって」

妹「じょじょじょじょ上等だこら!来いや!」

店員「らっしゃーせー」

妹「さっさと決めろよ」

兄「うっす」

妹「おでん下さい」

店員「うぃーす」

兄「妹って敬語使えるんだ」

妹「うるせえ早くしろ」

店員「はいどぞー」

妹「あ、ども」

兄「うーーーん」

妹「決まったか?」

兄「エロ本コーナーが俺を呼んでいる…気がする」

妹「おでんぶっかけるぞ」

兄「ぶっかけ…!?ぶっかけか…うん…」

妹「な、何考えてんだ、この変態が!死ね!」

兄「まさかアツアツのがんもを投げるなんて…芸人じゃないんだぞ…」

妹「自業自得だし」

兄「結局なんも買えてないし」

妹「ざまあみろ。てゆかもともと買ってやる気とかなかったから」

兄「ひでえ」

妹「ふん。おら玄関あけやがれ」

兄「はあ~…ただいま」

妹「ただいま」

兄「おかえりー」

妹「うっせ」

兄「すいません」

妹「疲れた。風呂入る」

兄「あ、バスロマン新しいのあるからそれ使えー」

妹「わかってるよいちいちうるせえな」

兄「…あれ、妹コーヒーゼリー苦手なのになんで買ってきてんだ…。食べていいかな」
兄「…いや、やっぱやめとこ」

妹「……食えばいいだろ!」

兄「うっお!妹!まだ風呂入ってなかったのか!?」

妹「いやしいテメ―に免じてそれ譲ってやるよ!さっさと食っちまえ」

兄「いや…ていうかなんで苦手なのをわざわざ買っ…」

妹「うっせえ!私が風呂上がるまでに食ってなかったら殴るぞ!いいな!」
妹(元々兄貴に買ってきたんだよちきしょー!)

兄「が、合点…」
兄「…ま、いいか。いただきます」

妹「ふん。召し上がってろ。じゃな」

兄「おー。ごゆっくりー」

すごくいいぞもっとってください

兄「休日はやはり掃除に限ります」

妹「私の部屋はいじるなよ」

兄「把握」

妹「じゃあな。ちょっとぶらぶらしてくる」

兄「いてらー」


数時間後


兄「おっ…これ懐かしい…」

妹「ただいま」

兄「おかえりー」

妹「………」
妹「…何見てる」

兄「卒業アルバム」

妹「ああ、兄貴がさえない顔で映ってるやつ」

兄「いや、お前の」

妹「!!!」

妹「ばきゃやろー!」

ゲシッ

兄「いって!あたー…兄を足蹴にする奴があるか」

妹「ふふふふふふざけんな!勝手に見てんじゃねー!くそが!」

兄「見てて思ったけどお前さんすごく変わったな」

妹「はっ…はあ?!」

兄「髪染めるし短くしちゃうし。こう…今時っぽいっていうか」

妹「な、なんだよそれ…流行に乗っちゃわりーかよ」

兄「いやーそのアルバムの頃の妹はお嬢さんって感じで今と真逆だなーとね」

妹「どーでもいいし」

兄「そーいえばお前なんで髪バッサリ切っちゃったんだっけ?」

妹「それは…」
妹(兄貴が短い方が良いっていうから…)

兄「あとどうでもいいけど妹の変顔見つけたよ」

妹「はっ!?どっどこ!?」

兄「教えん」

妹「なんでだよくそ兄貴!」

兄「なんか久しぶりに俺が優位に立ってるから」

妹「は?」

ぎりぎりぎり

兄「痛い!ちょう痛い!四の字固めはやめて!ギブ!」

妹「何ページのどの辺か早く言え馬鹿が!」

兄「言います言います偉そうな事言ってすいませんでした」

兄「絶対違う…」

妹「あ?」

兄「兄と妹の関係じゃないよこれ…」

妹「んなことねーよ。模範だよ」

兄「違全然違うだろ!主従関係だよこれ!家族に対する扱いじゃないよ!」

妹「友達みたいなもんだし良いじゃん」

兄「どこが友達だどこが」

妹「兄貴がパシリなとこらへん」

兄「歪んでるよそれ。友情もくそもねーよ」

妹「よし、じゃあパシリ+アッシー君な」

兄「よしってなんだよしって。なんも良くなってないよ」

妹「うぜー…」

兄「兄と妹の関係じゃないよこれ…」

妹「んなことねーよ。模範だよ((びっくりした…てっきり恋びt」

妹「つーかきもいんですけど」

兄「心外だ!理由をいえ理由を!」

妹「兄貴はオタクだからな。最近流行の妹系?とか?そういうの見てんだろ」

兄「なんでそんなに詳しいんだ」

妹「現実と重ねられても迷惑だから。ていうか二次元みたいな妹って絶対いないから。あーきもちわりー」

兄「いやいや。あれは妹がいない人の勝手な想像だから。実際妹いたら全然意識しないし」

妹「…全然…だと…」

兄「そういうオタク的な話じゃなくてだな。要するにもうちょっと優しくなって下さい」

妹「………」

兄「ちょっと、聞いてんの妹」

妹「うるせえ!兄貴に優しくしたところで何もねーだろーが!」
妹「つーか優しくってなんだよやっぱきもいんですけど!もう話しかけんな!ダボ!おやすみ!寝る!」

兄「挨拶はしっかりするんだ…おやすみ」

妹「話しかけんなってつってんだろ!」

兄「どうしろと…」


妹「…合コンとな?」

友「うん。人数足りないみたいだから。ど?」

妹「…友は行くのか?」

友「いや、私はバイトあるんで行かないけど」

妹「…じゃあ行かない」

友「えー?なんで?一回くらい行ってみたら?」

妹「知らない人ばっかのとこはちょっと」

友「…あんたのそういう保守的なとこ可愛くて好きだよ妹」

妹「どーも。それに別に彼氏とかいらねーから」

友「ああー…。あんたにはお兄さんいるしね」

妹「あ、兄貴は関係ないだろ!」

友「どうだかー」 ニヤニヤ

妹「………」ムカ

妹「ただいま」

兄「おかえりー」

妹「こ、こここここ」

兄「え?なに どこ?」

妹「こ今週のどど土曜日に遊び行くから!!」

兄「え、あぁうん。…どうしたんだ急に。別に俺に言う事ないと思うんだが」

妹「そそ、それでなええと…その」

兄「…どこ行くんだ?」

妹「!!!ご、ごごご…」

兄「?具合悪いのか妹?」

妹「あ、ううううん。具合悪いから寝るね!ね!お兄ちゃんおやすみ!」バタバタバタ

兄「…重症だ……」

兄「おい妹。飯くらいちゃんと食ってから寝なさい」

妹「ひゃい!あ、おおおおおう」

兄「なんなんだ。学校でなんかあったか」

妹「わ、わわわ、いや別に特にこれと言ってあの」

兄「…で、土曜日がどうしたんだ。デートか」

妹「ち、ちげわい!不埒者!あほ!のすぞ!」

兄「すいません」

妹「ご、合コン…に、誘われた…だけだ、ばーか!」

兄「あー!合コン。良いんじゃない」

妹「い…いいの、か…?」

兄「多分(オフ会みたいなもんだろ)」

妹「兄貴は行ったことあるか…?」

兄「まあ何回かは」

妹「…そうか…」

あのー・・・このスレが気になって寝れないんですけど・・・

妹「どんなこと、すればいいんだ?」

兄「えー。いや普通に。いつも通りに話す感じで」

妹「い、いつも通りか…」

兄「変な奴がいても突っこまない様にな。流されとけばまぁ大丈夫だろ」

妹「…よ、よし。心得たぞ!」

兄「ま、緊張しすぎない程度にな」

妹「おう。兄貴もたまには役に立つんだな」

兄「それwぴうなら妹もたまには可愛いとこあるんだな」

妹「…はっ?」

兄「さっきテンパり過ぎてお兄ちゃんって言ってたぞ」ププ

妹「!?………!!!」

兄「いやー久々にお兄ちゃんって呼ば…」

妹「へっ…部屋からでてけくそ兄貴がー!」ゲシゲシ

兄「うおーいつもの妹だ」

ごめん誤字のせいで兄が日本語喋ってないわ
>>42寝れ。自分もそのうち寝るんで
どうせ未完結でおわるよ多分

兄「運命の土曜日な訳ですが」

妹「だな…」

兄「達者でな。あ、ハンカチとティッシュ持ったか」

妹「持った。柄にもなく女の子らしいハンカチだ」

兄「よし…!完璧だ。いってこい!」

妹「い、いってきます」

兄「赤飯炊いて待ってるぞ」

妹「いらねーし!晩飯食ってくるから、作ったりすんなよ!じゃーな!」

兄「ちぇー。いってらー」

妹(…何か最近兄貴と普通の会話できるようになってきたな…)
妹「…普通な感じか、普通な感じ…」

兄「あいつ超緊張してるよおもしれえ」
兄「あ、赤飯の小豆買ってこよ」

wktk



兄(帰ってこねえ…眠い…)

妹「………ただいま」

兄「おっ。おかー。どうだったー?」

妹「………」ボー

兄「あれ?妹ー?だいじょぶかー」

妹「…あ、ああああああのよ」

兄「おお。どうした。どんな感じだったよ?」

妹「あのよ兄貴…初めて会ったやつとメアド交換するのって普通、なのか…?」

兄「はい?」

妹「ふっ、普通じゃないよな!?おかしいよなやっぱり!断ったんだけどしつこくて…な、軟派野郎だ!アドレス消したる!」

兄「まあまあ。とりあえずお疲れさん。風呂入れ風呂」

妹「あ、ああうん…」

兄「さて赤飯温めますかね」

♪~はてーしないーおおーぞーらとー

兄「おっとぉ、…妹の携帯か。オフで友達できたんだろうなあうんうん。良い傾向だ」

兄「俺はオフ行ってもできなかったけどね、友達…ふふ…」

兄 ショボーン

妹「…なにしてんだ兄貴」

兄「おっ。妹早いな!赤飯温め中だ!」

妹「いらねえっていっただろーがボケ!」

兄「いやいや緊張してご飯も喉を通らなかったんじゃないかと心配してな」

妹「余計なお世話だばーか!テメ―で食ってろ!」

兄「そういえばお前の千春歌ってたぞさっき」

妹「早く言え!」

兄「で、赤飯いらないのか?」

妹「明日食うから残しとけ」

兄(食うんかい…)

妹「………」

兄「あ、ちょっと甘かったな…」ムシャムシャ

妹「……う、あ な……」

兄「ていうか作りすぎたな… 隣のおばちゃんにもあげるか」

妹「…あ、兄貴…」

兄「ん?やっぱり今日会った人からか?」

妹「…あ…会った初日から、さ、男女交際ってありなのか?」

兄「え?」

妹「会って数時間でこんなメール送るのって普通なのか!?」

携帯画面『軽い気持ちで付き合っちゃいませんか的な口説き文句』

兄「………」

妹(…兄貴も誰かにこんなの送ってんのかな…)

兄「妹、これ削除の仕方どうやるの」

妹「!?」

妹「…え?え!?そういう対応の仕方でいいのか!?」

兄「良い。正しい。あとメアドも消しなさい」

妹「ちゃんと断った方が…」

兄「なんでお前そういう時だけまじめなの」

妹「いや別にまじめではないけど」

兄「こんな軽いやつに大事な妹やれるかってーの」

妹「!んななな!何恥ずかしい事いってんだ馬鹿!」

兄「交際するなら俺よりかっこいいやつ連れてこい」

妹「んなもんいっぱいいるぞ!」

兄「いやーそうそういないね」

妹「うぬぼれてんじゃねえぞこのくそ兄貴!」

兄「まずその言葉づかいからな。結構傷つくぞ」

妹「そのまま死んじまえ!じゃーな!」

兄「捨て台詞いただきました。おやすみ~」


妹「…合コンの次はなんだ」

友「何ってメインイベントですよ。じゃーん」

妹「…父兄参観…?」

友「妹が愛してやまないお兄ちゃんを連れてきてもらおうじゃない!」

妹「愛してねえし」

友「私会ったことないんだもん。妹も写真とか持ってきてくれないし」

妹「見ない方がいいって。目がおかしくなるよ。軽くムスカ状態になるよ」

友「あ、もしかして私がお兄さんに惚れちゃうかも、とか思ってる?」

妹「おもってない、ぞ」

友「じゃあお兄さんを独占したいから教えたくないとか」

妹「…思ってな…」

友「じゃあ連れてきてくれるよね?」ニヤニヤ

妹「………」

妹「おい」

兄「はい」

妹「来週の水曜日、用事を入れろ」

兄「はい?」

妹「何が何でもだ!いいな!」

兄「いいなって…俺職業家事手伝いなのに…」

妹「どっかバイト行け!」

兄「えー…。なんで?」

妹「うっ…」

兄「なんかあんのか、来週の水曜日」

妹「なんもねえよ!!いいから用事いれとけよ!」

兄「怪しい…」

prrr

妹「なんて都合のいいときに電話が!」

兄「誰だ誰だ~」

妹「いい!私が出るから安静にしてろ!」

兄「なんでそんなパ二クってんの?…あ、妹の学校からだぞ」

妹「でなくていいって!いいから!!」

兄「はいもしもし~」

妹「あーーーー」

兄「お世話になってます」

妹「あーーーー」

兄「え?ちょ… 聞こえな…」

妹「あーーーー」

兄「るっせー!」

妹(うお…マジギレされた…)

妹 ショボーン

兄「はいはいすいません。…あ、はい…はあ」

妹(…もういや…絶対友達に冷やかされる…)

兄「はいどーも。失礼します」ガチャン

妹「…わかったか」

兄「まあ大体は」

妹「来るなよ。絶対来るなよ!」

兄「誰が行くかい。その年にもなって参観日ってアホらしいだろ」

妹「えっ」

兄「頼まれたら行くけど、別に…。お前まじめに授業受けてるでしょ?」

妹「…え、うん。まあまあ…」

兄「なら良いだろ。さて晩飯作るか―」

妹(…なんでちょっと残念な気分なんだ!?)

翌日

妹「おい馬鹿」

兄「ついに兄貴と呼ばれなくなってしまった」

妹「…あの、な」

兄「はいはいなんざましょ」

妹「…私の友達が、お前を見たいって言ってるんだ」
妹「…だ、だから参観日、友達の為に来てくれない、か…」

兄「マジかよまさかのフラグが立った」

妹「?」
妹「あ、友達と会ったらすぐ帰れよ!ずっといたりとかすんじゃねえぞ!」

兄「足長スーツで行った方がいいかな?」

妹「い、いつもの安物がお前にはお似合いだ!かっこつけようとすんな、ばか!」

兄「へいへい」

妹「…それだけだ。じゃあいってくる」

兄「了解。いってらっしゃーい」

妹(友達のためだ、友達の!)

妹「…ただいま」

兄「あれ、どーした。おかえり」

妹「午後ふけた。つーか主婦かよ…。徹子の部屋みてんじゃねえ!」

兄「ルールルールルル」

妹「うっさい」

兄「弁当箱だせー」

妹「鞄からだして勝手にもってけ」

兄(ああすごい不機嫌だ…なんかやなことあったな…)

妹「良い番組はいってねえー」

兄「(触らぬ神に祟りなしだな…)あー、腹減った」

妹「なんだ。意味のないダイエットか?」

兄「いやー徹子に夢中で」

妹「どんだけだよ」

兄「すいません」

妹「…私がつくってやろうか」

兄「え、いい」

妹「………」

兄「だってみなみけの夏奈と同レベルだもんお前」

妹「は?意味わかんない。またアニメ?」

兄「あー…インリン以上長瀬以下みたいな」

妹「わからんがとりあえずへたくそって言いたいんだな?」

兄「いや個性的っていうか」

妹「言い回し変えただけじゃんそれ。腹立つ」

兄「とりあえずいいから。まじで。勘弁して」

妹「やだ」

兄「は」

妹「つくるから食え」

兄(アーメン)

兄「ちなみに何を作るんでゴザイマショーカ」

妹「塩ラーメン(インスタント)」

兄「(ほっ)」

妹「いまホッとしたろ」

兄「めっそうもない」

妹「座ってろ」

兄「はい」
兄(今まな板の上にポテチ置いてたぞ…大丈夫か…)

妹「いてっ!」

兄「どうしたー!?怪我か?」

妹「うるせえ!ワクワクしてろ!」

兄(とてもじゃないけど無理です)

1時間後

兄「インスタントラーメンになんでこんなに時間かかるんでしょうか」

妹「血と汗と涙の結晶だぞ。食え。感想言え」

兄「ほんとだ血が浮いてる~。ってかやっぱり怪我してんじゃねえか」

妹「さっさと食べろ」

兄「いただきます…」

妹「…うまいよな?」

兄「しわレベルMAX…」

妹「毎日食いたくなるか?」

兄「なんねえ。まずい。お前どうやってつくったのこれ。劇物なんだけど」

妹「うまいよな?」

兄「あの…妹」

妹「うまいよな?」

兄「…おいしいっす…すいません」

兄「当てて見せよう」

妹「は?」

兄「家庭科の実習でもあったか」

妹「…ねえよ」

兄「そこで大ブーイングだったんだろ」

妹「うるせえ。男のくせに料理作れる方がおかしいだろ!」

兄「コックさん板前さん全否定か」

妹「大体包丁ってなんだよ!あぶねえし!」

兄「そっからかい」

妹「…どうせ女らしくねーよ」

兄「いや、まだ間に合うぞ。お兄ちゃんが教えてやろう」

妹「自分でお兄ちゃんとかきめえ」

兄「とりあえず晩飯作りなさい」

妹「はー?」

兄「これで家事呪縛から解放される…!!長かった…!実に長かったがついに世代交代の時が…!」

妹「やんない」

兄「え」

妹「もう飽きた」

兄「まだ何もやってませんがな」

妹「だって兄貴、作ってくれるだろ?」 ニコー

兄(こ、こんな時だけ良い笑顔しやがる!だが今回は負けん!い、妹の花嫁修業のためにも…!)

兄「作ります」


妹「だよなー!さすが!じゃあ私昼寝するから。おやすみー」

兄「……………」

妹「なんか文句あんのか?」

兄「ないですすいません。おやすみなさい」

兄「さあまちに待った!」

妹「待ってない」

兄「参観日なのだけれども」

妹「この前言ったこと覚えてるか?」

兄「さっさと帰ればいいんだろ?友達見たら」

妹「うし。忘れんなよ」

兄「あいあいさー。いってらー」

妹「いてきまー」


学校

友達「」 ニヤニヤ

妹「ウザいんですけど」

友達「ごめん…なんか楽しくて」

妹「一瞬だからな。一瞬見たら帰らせるからな」

友達「ケチ」

妹「うるせえ物好き」

友達「早くこないかなー」

妹「期待するだけ無駄だって」

友達「あの人?」

妹「違う」

友達「じゃああっちだ!」

妹「違う」

友達「即答~」 ニヤニヤ

妹「なんだよ」

友達「あ、あの人?」

妹「違う」

友達「超手振ってるけど」

妹「だから違…」

友達「スーツで決め込んでるー。すごい気合い入ってんね」

妹「………」
妹(スーツやめろって言ったのに…くそ兄貴)

妹「………」カチカチ

ピロリン

兄「お、メール…」

from 妹  帰れ!あほ!

兄「」バイバーイ

妹「」シッシッ

友達「ちょっと!まだ話してない!」

妹「話さんでいい」

友達「せっかく来てくれたのに…追い返しちゃっていいの?」

妹「………」

友達「怒るんじゃない?こんな扱いされて」

妹「こんなんで怒るひとじゃないよ兄貴は」
妹「………」カチカチカチ

友達「」 ニヤニヤ

ピロリン

from 妹 やっぱり校門のとこで待ってろ

兄「めんどくさい妹をもったなあ」

兄「もう家に帰りましたよ、っと」カチカチ

兄「よし送信。さーて妹来るまでどう時間つぶそっかなー」



妹「…馬鹿じゃないの」
妹(うちのクラスから校門モロ見えるし)

妹「私をおどかせようと思ってやがる」

友達「面白いお兄さんじゃない」



妹「…どこが、」

妹「ただのクソ兄貴だよ」


おわり

ためてた話を半分以上絞り出したのと、眠気でいっぱいなので打ち切り方式にします
質問あればどぞー
お付き合いありがとございました

なんとなくリアル妹持ちっぽい臭いを感じた
大層乙であった

話の種がないんだ
残ってるネタは3つくらいか
そんなんでいいならまあ続けさせていただきます
ただちょっと寝せてください
>>99 リアル妹です 妹欲しいです 妹持ちじゃなくてすびばせん

 

>>108

108「」

俺「」ニヤニヤ

おはようございます。
今日中に終われる様に頑張ります
保守ありがとうございました

兄「バイトを探します」

妹「やっと社会に貢献する気になったか」

兄「やっぱりこのままニートっていうのもまずいと思うんで」

妹「稼いだら半分よこせ」

兄「でもなかなか良いの無くてな」

妹「何それ就職情報誌?見せろ」

兄「お前もバイトくらいしなさい。パチンコばっかりやって」

妹「おい兄貴、これ県外ばっかりだぞ」

兄「ああうん。出稼ぎのやつだから」

妹「はぁ!?」

兄「すいません」



妹「兄貴に務まるかよ」

兄「男は度胸!なんでもやってみるものさ」

妹「私の飯はどうすんだよ」

兄「弁当買えばいいじゃん」

妹「金ねえよ」

兄「いや、だからバイトしたらって…」

妹「めんどい。つうか行ったところで田舎者って馬鹿にされるのがオチだろ」

兄「でも俺いなくなったら清々するでしょ」

妹「いやする事はするけど」

兄「するんだ。ひどい」

妹「自分で言ったんじゃないか!」

妹「母さんも父さんも許さないだろ」

兄「いやー。出てくれた方が助かるんじゃない。お荷物だろ、はっきり言って」

妹「でも今まで兄貴がいたから二人とも安心して仕事できた訳で…」

兄「………」

妹「…あ、いや。つまりだな」

兄 ニヤニヤ

妹「…何笑ってんだコラ」

兄「すいません」

妹「はっ。どこぞでもに行っちまえ。うざったい」

兄「いや良いよ。妹のためにも近場のバイト探すよ」ニヤニヤ

妹「どこでも行けっつってんだろこの老け顔!」

兄「はいはい」ニヤニヤ

妹「…殴るぞ」

兄「すいません」

妹「という事があった」

友達「じゃああんたもバイト探さないと」

妹「なんで?さらに楽できるじゃん。だるいことしたくないし」

友達「ふっふっふっふ。これを見なさい。じゃーん」

妹「メイド喫……やんねえぞ」

友達「今回は私も参加するから~。短期間だしいいでしょ」

妹「やだ。絶対やだ。きもい客接待したり変なジャンケンするとこだろ」

友達「よーくわかってんじゃない。即戦力になるわよ」

妹「接客系は絶対にいやだぞ。お前の頼みでもだ」

友達「えー。妹、メイドさん似合うと思うよー」

妹「冗談。おかしいだろ絶対」

友達「じゃあこっち。じゃーん」

妹「妹喫茶…っておい!」

友達「2つに1つよー!さあ選びたまえ」ニヤニヤ

妹「………」

妹「…ただいま」

兄「むーかしーの友はー今の友ー」

妹「………うざ」

兄「俺とお前と はいっはい」

妹「だいごろー」
妹「ってやってる場合じゃねえよこのくそ兄貴!」

兄「おかえりー!」

妹「…なんでそんなにウザいテンションなんだよ」

兄「いやーバイトの面接通ったみたいでさー!もう飲みたい気分」

妹「あっそ」

兄「もっと元気に行こうぜ妹ー!」

妹「バイト決まったくらいで調子のってんじゃねー馬鹿が」

兄「あ、はい」

妹「…あ、兄貴、あのよ。め、めめめ」

兄「?」

妹「…め、メイド系、の漫画とかなんか、あるか」

兄「え?なんで?」

妹「あるかって聞いてんだよ!」

兄「ない」

妹「くそっ。この役立たず!それでもオタクか!」

兄「いや俺けも耳専門なんで…」

妹「いらねえよそんな情報!」

兄「ま、あれだね。献身的な感じなんじゃない。多分」

妹「…それができたら苦労しねえよ」

兄「え、何々?文化祭でメイドでもやるのか?」

妹「やんねーよ馬鹿たれ!けも耳愛でてろ!」

兄「はーい」

妹「普通に返事すんなし」

当日

妹「………」

友達「妹似合ってるよー」

妹「…もう疲れた。帰っていい?」

友達「まだ何もしてない!」

店長「はいはいフロアでて接客してください」

友達「はーい!」

妹「…なんでそんなノリノリなの?」

友達「面白いじゃん」

妹「わかんねえ…」

店長「ちょっと妹ちゃん、足開いて座らないの!」

妹「は?」

店長「すいません」

店長(なんかノリで謝ってしまった…)

妹「店長さん私キッチンの方行っていいっすか」

店長「んなっ!何を勝手に」

妹「あざーす」 スタスタ

店長「なんであの子来たの…」

友達「なんかすいません…」

妹(やってらんねーつーの)
妹「あーだる…」

ガチャ

兄「すいませーん、注文いただいた果物の配達に…」

妹「あー、御苦労さまで……す…」

兄妹「………」

兄妹「!?」

兄「おま…なんで…つかそのかっこ」

妹「なななんで兄貴がいるんだよ!変態!出てけ!」

兄「いや近所の青果店でバイトしてますんで」

妹「…!?………!」

兄「ははあ、メイドってこの事な」

妹「ばっ、ちょ…見るな死ね!」

兄「ここにサインお願いしますー」

妹「………」カキカキ

兄「…似合ってるよ」

妹「」ボキッ

兄「おま、ボールペン折るやつがあるか!」

妹「お前のせいだ!お前の!」

兄「ほらインクこぼれてるし」

妹「ううううるさい!営業妨害だでてけ!」

兄「働いてないじゃん」

妹「つべこべ言うな!ほら、サイン書いたぞ!」

兄「はい確かに。…ふーん」

妹「じ、じろじろ見んじゃねえ…」

兄「よし、客としてもっかい来るわ」

妹「は!?」

兄「ちょっと待ってろ。仕事切り上げてくるから」

妹「こなくて良いし!つか来んな!殴るぞ!」

兄「一回こういうとこ来てみたかったんだって。じゃあ後でな」

妹「聞けよ馬鹿ーっ!」

友達「お兄さん来てるよー妹」

妹「殴っといて」

友達「わかったー。でも妹を出せってうるさいんだけど」

妹「…帰ったって言って」

友達「いいのかねーそんなんで」

兄「妹は?」

友達「帰りましたー」バシッ

兄「ちょっと待ってろって言ったのに…」

友達「あはー。嫌われてんじゃないですかねー」 バシッ

兄「そうなのかなー。学校でもあんな感じ?」

友達「ま、あんな感じですねー」バシッ

兄「あの…さっきから結構痛いんだけど、なんなの?」

友達「サービスですー」バシッ

兄「あぁそうなんだ…ありがとう、新しい趣味に目覚めそうです」

友達「恐れ入りますー」バシッ

友達「私じゃだめですか」

兄「え?」

友達「あにーさんのあいて、私じゃだめですか」

兄「あにーさんって」

友達「お兄さんって呼ぶと妹が怒るんです」

兄「なにゆえ」

友達「あらだって妹は口ではああ言ってるけどほんとはあにーさんのこt」

妹「ムーンサルトプレス!!」

友達「ぎゃー!!」

兄「ぎゃー!!」

妹「何ホラふいてんだあほ!兄貴もまじめに聞いてんじゃねえよ!」

兄「あ、妹いるじゃん」

妹「あ…」
妹「ヒトチガイデース」

兄「まてまて」

兄「サービスしたまえよ」

妹「残念ながらサービス時間終了しちゃってますんでとっととお帰り下さい」

兄「あれ言わないの?ご主人様ーってやつ」

妹「だから帰れって言ってるんだよこの性倒錯者!でございます」

友達「ご主人さm」

妹「シャイニングウィザード!!」ごきっ

友達「ぎゃー!!」

兄「立派に成長したなあ」

妹「わ、わかったら帰れ!二度とくんな!」

兄「ドリンクぐらい下さい」

妹「お待たせしました水道水ですー」

兄「わーすごいや塩素くさーい」

店長「ちょっと!閉店時間過ぎてるんですけど!いちゃいちゃしてないで帰って下さい!」

妹「い、いちゃいちゃとかしてねえ!間違えんな!」

店長「すいません」

兄「大丈夫っすか」

友達「あ、はい。ありがとうございます」

兄「すいませんねえ家の妹が」

友達「慣れてます」

兄(慣れてんだ…)
兄「あんな愚妹ですがこれからもよろしくお願いします」

友達「あ、は、はあ」

妹「何してんだ。はやくしろよ。また店長キレるぞ」

店長「そうですよ!ただでさえ更年期でイライラしてるのに!」

兄「すいません。お世話になりました」

友達「あにーさん超良い人じゃん」

妹「は?なにが?ウザいだけだろ」

兄「お前はもうちょっと友逹気遣え。プロレス技なんかかけるんじゃないよ全く」

妹「なら今度からは兄貴で技の練習するよ」

兄「えっ…いやちょっとそれは…」

友達「………」ニヤニヤ

兄「結局大したことしてもらってねーし」

妹「なんかしてもらえると思うほうが間違えてる」

友達「あ、じゃあ今度来た時にはサービスしますね」

兄「また一発痛いのをお願いします」

妹「!?」

友達「うふふ、じゃあ私こっちなんで、さよなら。妹、あにーさん」ペコ

兄「気をつけてー」

妹「…友達と何話したんだよ」

兄「え?いやー別に。世間話ですけど。なんで?」

妹「…いや、なんか兄貴のこと気に入ったみたいだから」

兄「おっ。まじでー」

妹「うぬぼれんなよ馬鹿!友達に手出したら絶交だかんな!」

兄「わかってますよ。この歳になると欲も枯れ果てますよ」

妹「おっさん」

兄「うるせっ」

兄「でもおしいなあー。妹のメイド服」

妹「」ビクッ

兄「もうちょっと見たかったなあー」

妹「変態」

兄「いや似合ってたって」

妹「可愛い子が着るもんだ、あれは」

兄「可愛い可愛い」

妹「可愛くないだろ…こんな妹」

兄「うん」

妹「どっちだよ」

兄「どっちも。あ、可愛くない方が断然勝るけどね。あっはっは」

妹「へー…兄貴ってキン肉マン好きだったっけ?」

兄「え、うん。超すき」

妹「キン肉バスター!!」

兄「ぎゃああああ!!」

兄「はーはー…ひどい目にあった…」

妹「けっ。馬鹿にすんな」

兄「メイド喫茶にバイトなんて行ったらもうちょっとおしとやかになると思ったのに…」グス

妹(うわ 泣きだしたよめんどくさー)

兄「こんなんじゃご先祖様に顔向けできない…」グスグス

妹「おい、大の男が泣くなよみっともない」ゲシッ

兄「また蹴る…」

妹「………」
妹「腹減ったなあー」

兄「………?」

妹「早く帰って晩飯作ってよ、お兄ちゃん」

兄「!!!お…おおおおれはやるぞー!!めしだー!」

妹(ちょろいちょろい)

兄「妹、帰るぞー!」

妹「うるせえよ道で大声だすな」

兄「すいません」

よし バイト編終わりな
ちょっと犬の散歩してくる

待たせてすまん
今日中には終わらないかもしれないけど
暇な人は付き合ってください
ていうかお前ら盛り上がりすぎwww

妹「ただい…」
妹(…女物の履物…?)

兄「おかえりー」

妹「おい、兄貴あれ…」

女「お邪魔してます」

妹「………え」

兄「あ、俺の妹です」

女「そうなんですか、初めましてー」

妹「誰…?」

兄「俺のバイト先の隣の魚屋さんの娘さん」

女「商店街の新企画をお兄さんと一緒に考えることになったんです」

妹「はあ」

兄「悪いな、居間占領してて」

妹「別にいいけど…」チラ

女「?」

妹(美人…)

妹「企画って何」

兄「今度ある商店街の激安祭のプログラム的なの」

女「兄君と同じ班になったんで、案を出してたとこなんです」

妹「ふーん…。じゃあ私は邪魔だな。悪かった。続けてくれ」

女「あ。ま、待って下さい!」

妹「は?何?」

女「よろしければ手伝ってもらえませんか?煮詰まってたところなんです」

兄「おー。それ良いですね」

妹「ちょ、勝手に決められても困るんですけど」

女「若い子の感性も必要だと思うんですよ。ね」

兄「んだんだ。頼むぞ妹」

妹「…私の案で失敗しても知らないからな」

女「大丈夫です!気にせずどんどん発言なさってください!」

妹(くそ…良い人だなちくしょー)

兄「まあとりあえず座れ」

妹「うん。…あ」

女「?」

兄「?」

妹「…兄貴そっちに寄れ」

兄「え?お前が真ん中座るの?」

妹「うるさい早く寄れ」

兄「はいすいません」

女「可愛い妹さんですね」

妹「!」

兄「いや普段はもっとひどいんですよー。もう殴るわ蹴るわ」

妹「ばっ!余計なこと言ってねーで案出せ案!」バシッ

兄「あいてっ!ほらー!」

女「ふふふ、仲良しさんですね」

妹「仲良くないです」

女「私も妹ちゃんみたいな子が欲しいです」

兄「家事も何もしませんよ」

妹「黙ってろ」

兄「はい」

女「お二人の会話って聞いてるだけで楽しいですね」

兄「よく言われますー」

妹「言われません」

兄「しかしこれがいても本当に何も…。あ、悪口に屈しない様に精神力は育ちますよ」

女「おっ、良いじゃないですか~」

兄「いやなんの役にも立ちませんよ」

妹「大人2人仕事しろ」




女「毎年同じ出し物ばかりでみんな飽きてて…」
兄「じゃあ世代超えて受けるやつを…」

妹「…」
妹(あ、そうだお茶でもいれよう)

兄「どこ行くの」

妹「お茶ぐらい淹れようかと思ってな」

兄「げっ!お前が!?」

妹「ずいぶん失礼な反応じゃねーか」

兄「いい、いい!俺が淹れるから座ってろ!」

妹「は?いや座ってても…」

兄「いいから!絶対来るなよ!」

妹「…座ってても…」

女「………」

妹「………」

妹(気まずいんだよ…!気づけアホ兄!)

女「妹ちゃん」

妹「…あい?」

女「どんなお魚が好き?」

妹「はっ?」

女「私的なイメージではサバとかホッケなんだけど!!どう!?」

妹「え…えと…」

女「…あっ!」

妹「えっ」

女「い、いきなり変な話してごめんね…」

妹「あ、いいえ…(ほんとだよ、いきなりすぎるよ)」

女「あ、ちなみに私はハタハタすきだよ!」

妹(これ答えてなんになるんだ…)

妹(期待に答えてサバとか言った方が良いんだろうか…)

女「あ、別にサバとかホッケじゃなくて良いんですよ。すいません」

妹(エスパー!?)あ、いや…サバです」

女「あ、そうなんですか~」

妹「………」
女「………」

妹(だからなんなんだよっ!馬鹿兄貴早く帰ってこい!)I

妹「…」ソワソワ

女「妹ちゃんはお兄さんが大好きなんですねー」

妹「!?」

女「見てればわかります。よきかな~」

妹「な、なな何をおっしゃってるかよく…」

女「私も兄君は好きですねー」

妹「」

女「兄君はハマチっぽくて好きです」

妹「は?」

妹(さかな?魚の話なの?それとも本気で兄貴のこと好きなの?あれ?わかんなくなってきた)

女「個人的にはカジカも好きなんですけど」

妹(わかんねーよ!違いがわかんねー!)

兄「盛り上がってますね」

女「ふふ、楽しいです」

妹「遅いんだよあほ!あほ!!」

兄「なにを興奮してらっしゃる」

妹「このひとなんか変だぞ!」

兄「おいおい本人の前で」

女「あ、慣れてるので大丈夫ですよー」

兄妹(慣れてるんだ…)

数時間後

女「あんまり話が進みませんでしたけど遅いのでもう帰りますね」

兄「すいません。また後日お願いします」

妹「…気をつけて」
妹(うーん…嫌いじゃないけど苦手なタイプ、だ…)

兄「送って行きましょうか」

妹「デレデレしてんじゃねーよ」ゲシッ

兄「あだー!蹴るな!」

女「ふふ、ふふふふ」

兄「…?女さん?」

女「あ、失礼。なんかすごく分かりやすいもので」

妹「」ムッ
妹(なんで笑ってんだこの人。分かりやすいってなんだよ。大人の余裕かちくしょう)

女「送ってくれなくても大丈夫です。どうせ近所ですし」

兄「そーすか」

女「それより妹ちゃんの晩御飯作ってあげて下さいね」

兄「は、はぁ…」

女「サバなんかどうでしょう」

妹「別に好きじゃねーから」

兄「こら、妹」

妹「ふん」

女「それでは二人とも、おやすみなさい」

妹「どーも」

兄「おやすみなさい」

パタン

兄妹「………」

兄「どう思う?」

妹「変人」

兄「でも美人だよなー」

妹「はいはい美人だな」

兄「結局話まとまらんかったし」

妹「隣にいるんだったら毎日会って話せばいいだろ」

兄「まあそれもそうか」

妹「つーか私要らなかったし」

兄「女さん話したかったんじゃないの」

妹「なにをだよ。魚の話しかしてねえし」

兄「そうなの?」

妹「悪かったな」

兄「はい?」

妹「お前ら二人の邪魔して悪かったなって言ってんだよ!」

兄「なに怒ってんだ」

妹「うるせえ。寝る」

兄「え、ちょ…サバ食わないの」

妹「サバ嫌いだ!私ししゃもしか食わないの知ってるだろ!」

兄「ししゃもじゃないから怒ってんのか」

妹「ちげーよ馬鹿!もういいよ、疲れた」

兄「ちょっと待ちなさいって」

妹「触るなハマチ!死ね!お前なんか大っきらいだ!」

兄「(今日は本格的に怒っとる…)もういいよ、おやすみ」

妹「…おやすみ」

兄(あ、挨拶はするから大丈夫だな)




兄「妹ー朝ー」

妹「………」

兄「早く支度しろ」

妹「…うるさい」

兄「早く支度しろー」ボソボソ

妹「そいうのウザい」

兄「すいません」

妹「…今日サボる」

兄「はい布団はがしまーす」 バサー

妹「さみっ!何すんだボケ!返せ」

兄「ちゃっちゃと起きて顔洗え。俺今日はバイトだから家にいないぞ」

妹「…は。バイトねバイト。あーはいはい、よかったねー」

兄「?…まあ起きたから良いか」

妹「朝飯なにこれ」

兄「ししゃも」

妹「…別にししゃも食いたくて言った訳じゃねーし」

兄「あ、そうなの?」

妹「そういうのほんとやめろや。気ぃ使われんの好きじゃないんだけど」

兄「だってどうせなら妹の好きなもの食わせてやりたいじゃん」

妹「…ご機嫌ばっかとって嬉しいかよ」

兄「今朝は特につっかかりますなー」

妹「うるせー。早く大好きなバイトに行っちまえよ」

兄「いや 特に好きって訳じゃ…」

妹「はは、じゃあ女さん目当てなのか、やっぱり」

兄「…何いってんの妹?」

妹「最悪じゃん。まじめに仕事に取り組めよ」

兄「家計応援するためにやってんだけど」

妹「どーだか。会う口実ってだけじゃねーの」

兄「すごい心外なんだが。どうしたんだよ妹」

妹「どうもしねーよ。目障りだから早くどっか行ってくんねーかな」

兄「…ほんと可愛くないな、お前」

妹「!」
妹「…どうせ可愛くねーよ」

妹「頭来た。家出する」

兄「は」

妹「家出するっつってんだ!この馬鹿!」

兄「ちょ、ま…流れおかしくないか」

妹「黙れ!お前なんかもう兄貴じゃないやい!くたばっちまえ!あばよ!」

バタン

兄「えええええ…」

ピロリン

友達「おや 妹からだ」

from 妹  家出した。泊めて

友達「なーにやってんのかねあやつは」 カチカチ

友達「い・や・だ ハートマークっと…」



妹(ふざっけんなよこのやろー!私に段ボールで寝ろってか!)

妹(くそ、行くあてなしか…。なんだかんだ言って兄貴に頼りっきりだったんだな…)

妹「…あ、合コンの時の人のアドレス残ってるわ…残しといたんだっけ…」

妹「(…これは最終手段にしとくか…)とりあえず飯食わなきゃなあ」

妹(手持ちは二千円か…パチンコで増やすか)

妹「まけた」

友達『あんた馬鹿じゃないの?』

妹「私とした事が一生の不覚だ。けっつの毛まで抜かれた。今晩泊めろ」

友達『お断りします。電話切っても良いですこと?』

妹「ごめんなさい切らないで」

友達『あにーさんにもそうやって謝ればいいじゃない』

妹「あれは全面的にあっちが悪い。私は悪くねえ」

友達『またそうやって。素直になりなさいよ。あんた今どこ?』

妹「学校の近くの公園」

友達『あっそ。授業おわるまで待ってなさい。迎えに行ったげる』

妹「こ、心の友よ…!」

友達『そのかわり待ってる間自分のしたことよく振り返りなさい。じゃね』

妹「あ、ああ。ありがとう」

ピッ

妹(振り返るって言ってもなあ…)

妹(兄貴がデレデレしてたから私が喝をいれた)
妹(よし、振り返り終了)

グ~

妹(うるせえな、金ないんだっつーの)

妹(誰か知り合いで店やってる人いたらな~)
妹「あ、そうだ」




メイド喫茶

店長「げえっ!」

妹「どうも」 ズカズカ

店長「い、妹ちゃんだったかしら」

妹「ツケってできますか」

店長「は?ツケ?」

妹「ツケでお願いします。すいませーんなんか食べ物ー」

店員「かしこまりましたお嬢様ー」

妹「いやあ。良い知り合いがいたもんだ」

店長「ちょ、ちょちょちょっと妹ちゃん?ここはツケとかそんなおっさんくさいとこじゃなくて…」

妹「店長」

店長「はい?」

妹「どうすれば素直になれますかね。経験豊富なお姉さんに聞きたいんです」

店長(お 姉 さ ん ! ?)
店長「こ…こほん。そうね。話してあげましょうか」キリッ

店員「当店特製オムライスです~」

妹「お。あざーす」

店長「私も若いころはなかなか自分を出せず、素直になれずで辛かったわー」ウンヌンカンヌン

店員「文字はどうされますかー?」

妹「『上腕二等筋』でおねがいしますー」

店員「かしこまりましたー」

店長「若いころって言ってもほんの20年くらい前なんだけどその頃は」ウンヌンカンヌン

店員「あーん」

妹「あーん」ムシャムシャ

店長「ディスコに行った時にさし歯がとれた時の話なんだけど」ウンヌンカンヌン

3時間後

店長「ゴミ収集車にはさまってねー。よく生きてこれたもんだわよほんとに」ペラペラ

妹(まだ話してたんだこの人)

店員「お嬢様ー人生ゲームお下げしてよろしいですかー?」

妹「あ、うん。楽しかったよーありがと。おーい店長」

店長「えっ?何っ?」

妹「待ち合わせしてるんでそろそろ帰ります。すっごくためになりました」

店長「あらそう。まだ話し足りないんだけど…いつでも相談しに来てちょうだい」

妹(あんだけ話して足りないのかよ)

店長「いってらっしゃーい」
店員「いってらっしゃいませー」

妹「店長ツケのこと忘れてねーかな…まあそれはそれで都合良いんだけど」

公園

妹(遅い…。もしかして忘れてないだろうな…)
妹(ありえる!ありえるぞ!あいつは覚えてても忘れてるふりをする、そういう奴だ!)

「おーい妹ー」

妹(おっ、来た)
妹「おせーぞ友……!」

兄「………」

妹「………」
妹(あれーーー!?)

妹「あ、あ、あにあに兄者がなんでここに……」

兄「友達ちゃんから連絡いただきました」ピース

妹「な、な……」

兄「さ、帰るぞ妹」

妹「かっ…帰るわけねーだろ!何考えてんだよ!」

兄「今日の晩飯について」

妹「なんでだよ!切り替え早すぎるよ!」

兄「すいません」

妹「わ、私は家出したんだぞ…!」

兄「そんなガキ臭いこと言ってないで早く来いって」

妹「ガキくさい…?はは、だよなあ。兄貴から見ればガキだよな」

兄「ほら、帰ろう」

妹「私に構ってねーで女さんのとこ行けばいいだろ!」

兄「………」

妹「………」

兄「…すごーく気になるんだけどなんで女さんなの?」

妹「何でもくそもお前ら両思いだよ…もってけちくしょー…」グスグス

兄「あーあーなんで泣くのもう」

妹「うるせ……さわるな…」グスグス

兄「あのさ、勘違いしてると思うから言っとくけど」
兄「女さん既婚女性だよ。鬼女だよ鬼女」

妹「……は…?」

妹「…だ…だってあの人兄貴の事好きっつってたぞ…」

兄「魚的にだろ」

妹「…あにきだって、美人だって言ってたじゃないか…」

兄「好きとは言ってません」

妹「………」

兄「な、勘違いだったろ?」

妹「………死にたい」 カアアア

兄「ぶふっ!目も顔も真っ赤になってやんの」

妹「みっ、見るんじゃねえ!最低だな!!」

兄「まあまあ。ていうかそんな事気にしてたのか。意外と愛されてるのな、俺」

妹「………」

兄「誤解はとけたんでしょ。もう帰らないか、腹減ってきた」

妹「…帰らん」

兄「はー?まだなんかあるんですか」

妹「………」

妹いないやつって、何か幻想抱いてるよな

>>299
いるけど幻想持ってますが何か?

                        ヘ(^o^)ヘ ok.
                          |∧  
                      /  /

                  (^o^)/ If you are confident in
                 /(  )    what you can do everything you wish,
        (^o^) 三  / / >

  \     (\\ 三
  (/o^)  < \ 三 
  ( /

  / く  I would destroy
        your fuck'n fantasy.

これか

妹「気持ち悪いだろ、私なんかが傍にいて」

兄「なんじゃそりゃ」

妹「だってそうだろ!おかしいだろ!兄妹なのに兄貴の連れてきた人に嫉妬して!気持ち悪く思わないのか!?」

兄「いや全然」

妹「なんでそう簡単に受け入れるんだよ!」
妹「それに今回のことだけじゃない!毎日毎日兄貴に悪口言ってんのになんで嫌になんないんだよ!」

兄「あー…考えたこと無かったわ…ちょっと待って今考える」

妹「くそっ…なんでこんなのんきな兄貴に本気で訴えてんだ…馬鹿みてえ…」

兄「いや馬鹿だろ」

妹「あ?」

兄「いやすいませんなんでもないです」

妹「…や、確かに馬鹿だよな」
妹「…頭は悪いし口も悪いし美人でもねーし。良いとこなんか一つもねーわ」

兄「お!答え出た!」

妹「…あっそ。よかったな」

兄「いや聞けよ。お前が質問したんだろ」

兄「お前やっぱ馬鹿だわ」

妹「はあ!?」

兄「ばーかばーか」

妹「このやろ…」

ぎゅううううう

妹「!?」

兄「どーだ。痛いか」

妹「い、いはいいはい!はなへ!!」

兄「おー。ほっぺたのびるのびる」

妹「やめい~~~!!」

兄「いいか。頭悪いのは勉強しろ」

妹「!…」

兄「口が悪いのは直せ。できるだろそんくらい」



      ./     ,. '                    '、   ノ
 か ム ぜ お |   /                      ',  / は こ
 た リ っ 兄 :l.  /    ,   i :i、  |、           ゙, ノ'  っ う
 つ ム た ち ヽ./     /! ./l  lヽ :i ',           i`)  き な
 む リ .い .ゃ ./!   /|:! | ./ |  ! ヽ l ヽ           ! l  り っ
 り ム ム ん / | /!//''|l‐=/、 ! l ,ゝ- ‐‐ヽ、        | |  言 た

 よ リ .リ に (, l, :l.|: /_ ァテゝ、ヽ !   ヽテ = 、ヽ       ! l  わ ら
  !!.ム よ 就 l . :!|:!:|, i` .}{ i゙!  `   ´ }.{; 'ィヾ,.  ∧    :} /.  せ
.   リ . 職 ,ゝ ! ! :i  '' "´,      ‐'='' ´ | i`:}    / /  て
      は (.   / ',   `          i ヒ/  /ソ ゝ.  も
         > /人 | 、  ヤ‐ヽ       ,イ  l /!/  _ ゝ  ら
\      _ /  '   ':, ヽ.  ' ‐ '     ,/ /,r, |i' |'   ` ).  う
  'レ'⌒´         ゝ,  ` 、    ,. '  _// ‐‐ 、     ム  わ
              //    >:t' ,. '´ /'   _>-‐- 、,_ヽ
            // /ノ,._'´ 丿 iヽ    , '´      `
          /   - ' /-) _' i'  ノ‐ ' ヽ、 '

妹はこんな感じか・・?


        ,. -‐''' ー- 、ヽ‐---、::::::::\ ヽ、 i、

        / ´ ̄  ̄``ヾ lヽ、`'ー゙::::::::::::::;> Y′ おにいちゃんなら・・・・・いいよ・・
 ト、   /            `ヾ、=;r‐<´ヽ. ヽ.l、
-'ー゙-v':   ゙´ ̄ ミ =ミ:.、. 、\.\ヾ゙;、 ヽヾヽ |
 」::--三'      ミ: 、 >、ミ;、ヽ ヽ. ヽヽト、 lハヽ|
,..<,r:'´        、/;;r:''"ヾ;ト、ヽ.ヽ ヾ;ト、.`             ,. -_;'ニニ;_ 、_
::://,      ヽ、ベ、ミ;''ヽ;、__ノ;ゝl; ヽl」Lヽ〃rへ;_>=-‐‐.、  /./       `ヽヽ、_
::l// ,'    ヽ、 ヾ;ヽ   ``'´ /,>‐''" ̄__,,.. --‐''"У/::.           ヾー-`'=ー-、
//.! |. ,   ヽ,.ヽト、,、      // ,.r '' "´    ̄ ̄ , イ ./:::::.:.           i     `ヽ.\
|:! .| .!i l  、 :ヽト、!l'゙`ヽ,ヽ / /   /    ,     ,.-‐/ / //:::::.           |      ゙、.l
  ハ レl ',   \ヾミヽゞ=イ   /  ./   ./   | ./´ ./.' ! |,'::::::::.:.           /       l l,
 /ハVい、 ':, `ヾミ、ー>-‐:| ./   /  /_|/  /  | j'::::::::::.:.         .,.イ:::.       .! |
 !.| |`トlヽヽ ヽ  ヽ`ヾ:;\| /  ,.'  //   |  ,'   .l ,'::::::::.:.:.        .:/:;::i::::.:.        | |
 |.ハ. l ',.', \ヽ,ヽ   `:.、 \〈  / _,. イ /   .|  !   ,' !::::::::.:.:.        .::;' / ノ::::.:.      i ,'
   ヾ、い  l::::/ヽ、  `ヽ、`j./´  / ,′  |  |  ,' .|:::::____        |:/::::.:.:       / |
     ヽヾ;、、l;ハ、-`ヽ、.  l   ノ /    .l  l. | .,'  「-―‐ ''"´二二二`' ー‐ - 、 __    / .l
      \ヽ-‐ヽ   ```` i / /  .,'  l、_ | .| .l  7"``::ー--===:;_三二_`'_ー-=`>-,イ  |

_,.  --  .
    , ' ´    ‐ 、丶       まずは 足を舐めろ
   /       、 、丶 ヽ丶
  / ,' / i i 、 ヽ\ ヽ 、. ,     そして私の下僕として忠誠を誓え
  i i i i li. ト ヽ ヾ、ヽ,ヽ i 、    話はそれからだ。
 | !. | | ト! i ヽ丶__rメ ‐i 、 ヽ

 | i. ト ヽムャ ヽ ィィテiア! ト iヽ
 | | { レ1>ュテ   ` ¨´ム.||i ヽヽ

. ∥ |! ヒi ヾ ー ´  __,.ィ' ,イ川 '´ ` =‐ ニヽ, ' ¬、_,.._..    ,'⌒',. /⌒ヽ.
. i| |i ト、 ` ‐ 、 `   イう゛    r'><、>i  ヾ  ヽ.. _{__  ! ,'    }
 l.| || ∥ フ  冫元 ´レ  ,  , イ   ´丶て  }  / ¬ _){ }   .ノ
  | || ∥/  ./'¨/i ト!  | r 1 'ヘ     \-イ  ノ-=ti´  `   i'
. ヽ. 1 .iレ   ,' `´ ,'/   ヽi ヾ「´      ヾ コ'__丿     |
 ∨ /    /  , -l/    /ュく´         i  ー" }         !
  ∨   ∧ / ウ     ー ヽ         、 =-- ′      l
   !   ,'ァ/く´ i      ' イ >、       {            ノ、
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   |    /  ! ヽ         !   , イ  _丶‐、、  !        ,
   |  ∠_,∧        { ,ィ´ l / レ'  iヾ、 !        } _ , ..   - ─ ¬
   |      /  丶、     冫ム/ヾ   つ´K-z'、       l
   !  _, ..二ニ´-─ ¬' ´ ヽフ !         ト┬' ヽ        ノ
   ,'´               く.._i       ├'   丶 _, '
  ,'                     |         !
, '                    l        |
                      l       |
これとか?


妹「……はおは……」

兄「顔?顔の事か?お前、自分が不細工だとでも思ってんのか」

妹「………」

兄「安心しろ。妹は美人だ。俺が保証する」

妹「…ふ、ふえええ…」

兄「あー、ほらまた泣くし」ゴシゴシ

妹「…ごめっ…」

兄「お前昔っからどうせとか自分なんてとか使い過ぎですから。自分に自信もて、な」

妹「………」コクコク

兄「うし。ほんっとに…世話のかかる妹だな」

妹「………」ゲシッ

兄「いてっ!蹴るな!」

妹「ふくく、ざまーみろ」

兄「お、いつもの妹だ」

. : .:::::::|:.:./: : : : : : :.:. : : :ヽ: : : : : : : `ヽおにいちゃんのくせにおにいちゃんのくせにおにいちゃん
. : .:::::::|:.//: : : : : :.:.:. :i、: : :ヘ: : : : : : : : :.\おにいちゃんのくせにおにいちゃんのくせにおにいち

. : .:::::::|//:/! :./:.:.:.:. :! ヽ: : ∨: . .       ヾおにいちゃんのくせにおにいちゃんのくせにおにい
. : .:::::::|/: : : /:.:.:.:イ:. :.,'  i: :.ト、: : : . .     ヘおにいちゃんのくせにおにいちゃんのくせにおにい
. : .:::::::|: : :_/__//:. :/   l: :.!、!: : : ヽ : . . .  ハおにいちゃんのくせにおにいちゃんのくせにおに
. : .:::::::| '´// /:.:, '     l: ,' !`ヽ: : ',: : : : : : :',おにいちゃんのくせにおにいちゃんのくせにおに
. : .:::::::|: /   //     l/  l,イ: : : :.i : : : : : : ∨おにいちゃんのくせにおにいちゃんのくせにお
. : .:::::::|,ィ≠ミ、              ∨: : |: : ',: :.|、: :.lおにいちゃんのくせにおにいちゃんのくせにおに
. : .:::::::|> ● Y        ,ィ≠ミ、 ∨: !: : :i: :.! ヽ: !おにいちゃんのくせにおにいちゃんのくせにお
. : .:::::::|'"ー-        ´ ● ヒ .∧/:. ∨: ,'  .}:!おにいちゃんのくせにおにいちゃんのくせにお
. : .:::::::|            ‐-、  ./l:.:.:.:. : |:./   ノ!おにいちゃんのくせにおにいちゃんのくせにお
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  .く/!j´⌒ヾゝ ,。、_,。、.く/!j´⌒ヾゝ。、_,。、 く/!j´⌒ヾゝ wmv ∩ ん'ィハハハj'〉  ☆

   ん'ィハハハj'く/!j´⌒ヾゝん'ィハハハく/!j´⌒ヾゝん'ィハハハj'〉ミ ∑⊂~⌒つノ>ヮノつ /
   .ゝノ゚ ヮ゚ノノん'ィハハハj'〉 ゝノ゚ ヮ゚ノんィハハハj'〉 .ゝノ゚ ヮ゚ノノymv,。、_,。、vw
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 く/!j´⌒ヾゝん'ィハハハj'〉く/!j´⌒ヾゝく/!j´⌒ヾゝ.ゝノ゚ ヮ゚ノノつゝノ゚ ヮ゚ノノ  ん'ィハハハj'〉

 ん'ィハハハj'〉 .ゝノ゚ ヮ゚ノノ ん'ィハハハj'〉 ん'ィハハハj'く/!j´⌒ヾゝ (彡   つ   ゝノ゚ ヮ゚ノノΣ!
  ゝノ゚ ヮ゚ノノ (彡  .つ⊂ゝノ゚ ヮ゚ノノ .ゝノ゚ ヮ゚ノノん'ィハハハj,。、_,。、 ノ   ミ ノつ   つ
 く/!j´⌒ヾゝvy i_ノ┘ ,。、ヽ_,。、ミ)  ⊂  ミ) ゝノ゚ ヮ゚く/!j´⌒ヾゝ    ⊂ ノ ノ
 .ん'ィハハく/!j´⌒ヾゝく/!j´⌒ヾゝ)v,。、_,。、u. ,。、_,。、 ん'ィハハハj'〉  ミΣ し

  .ゝノ゚ ヮ゚ん'ィハハハj'〉ん'ィハハハj'〉く/!j´⌒ヾゝく/!j´⌒ヾゝ.ゝノ゚ ヮ゚ノノつ
  .(彡 ⊂ゝノ゚ ヮ゚ノノ ゝノ゚ ヮ゚ノノ..ん'ィハハハj'〉.ん'ィハハハj'〉 .(彡  r   ミ  ∩,。、_,。、
  . i_ノ┘ ヽ   ミ) vy (彡  ⊂ゝノ゚ ヮ゚ノノ ゝノ゚ ヮ゚ノノ  .  i_ノ┘   . ⊂⌒く/!j''⌒ヾゝ
      (⌒) .|     i_ノ┘ . ヽ   ミ)  ⊂  ミ)          ヽ ん'ィハハハj'〉   ☆
       三`J         (⌒) .| .    し u                 ⊂ゝノ゚ ヮ゚ノノつ /
                    三`J        ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨         

>>318
なにこれこわすぎ・・・ガクガクブルブル

妹「いいのか」

兄「何が」

妹「嫌になんないのか。これからも悪口言うぞ。嫉妬するぞ」

兄「あー…うんまあ。俺も覚えあるしね。うん。しょうがないよ」

妹「…覚えってなんだ?嫉妬したことあるのか?」

兄「……お前小学校の時もててたんだぞ」

妹「何?聞こえねーし。もっかい言え」

兄「あ、そういえば友達ちゃん心配してたよ」

妹「話変えるな!………っていうかなんで友達の番号知ってんだ!?」

兄「いやそりゃああの後また店に行っ……あ」

妹「友達に手え出すなっつったじゃねーかくそ兄貴!下衆!」

兄「出してない!出してないよ!むしろ出された方!」

wkwk

妹「サイテ―だ。こうなったら最終手段だ」

兄「最終手段ってなんだ?」

妹「合コンの人のとこ行く」

兄「は!?アドレス消してなかったのか!?」

妹「おう。なんか失礼な気がしてな!」

兄「元気よく言うことじゃありません!携帯貸しなさい」

妹「………さ、帰るぞー」

兄「え?」

妹「帰るっていってんの」

兄「ちょ、ま…このタイミングで!?ていうか携帯!」

妹「そ。このタイミングで」
妹「ほら、さっさと来いよ、馬鹿兄貴!」



おわり

>>327
えっ

グダグダ続けてましたがこれでおわりです
デレないツンが好きでそんな感じにしようと思ったんだけど
どうにも上手くいきませんでした。
最初と最後じゃ性格全然違うし。すいません。
長らく付き合ってくれてありがとう。
お前らのふざけたレスに励まされました
質問あったら聞いてください

あと店長は自分の中ではオカマでした。
まあ想像は自由です

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