苗木「霧切さんって無能なんじゃないかな?」霧切「それは違うわ!」 (5)

霧切「私を無能呼ばわりするなんて苗木君のくせに生意気よ」

苗木「だってこの記憶が消される前の君の手帳」

苗木「超高校級の絶望が二人いるって書いてあったよね?」

苗木「超高校級の絶望が二人いることに気付いていたのに何もしなかったの?」

霧切「それは…多分出来なかったんだと思う」

苗木「どうして出来なかったのかな?」

霧切「覚えていないからわからないけど、できていたらしていたはずよ」

苗木「そう、つまり霧切さんは絶望の存在に気付いていたのに何の手も施さないで放置していたんだよね?」

苗木「そのせいで記憶が奪われて、父親まで殺されて」

苗木「ちょっと間抜けすぎると思わない?」

霧切「」

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