春香「残り20分しかないよ、千早ちゃん!!」 (82)

春香「はやく、はやく!!」

千早「もうそんな時間になるのね」

千早「それより、もう薬は飲んだの? 春香」

春香「私は千早ちゃんがトイレに行っている間に飲んじゃったよ♪」

千早「…そう」

千早「こんなに日に限って…んっ」ゴク

千早「…ふぅ」

千早「二人して風邪気味だなんてね」

>>1 ID:i8AekBgL0さん代行ありがとうございます!

春香「もしかして私たち、日頃の行いが悪かったのかな?」

千早「春香が季節外れの花火がしたいって言うからでしょ!」

春香「…千早ちゃん家のこたつ、あったかーい♪」のワの

千早「まったく、もう…」

春香「ほ、ほら、そんなことより千早ちゃん!」

春香「早くコントロール持って!」

春香「最期に一度でいいから千早ちゃんに勝ちたい春香さんの願いを叶えさせてよ!」

千早「春香…まだ諦めてないの?」

春香「このままじゃ死んでも死にきれないよ!!」

千早「…残念だけど、私が家にひきこもっていた時、ただ部屋の片隅で膝を抱えて落ち込んでいただけだと思って?」

春香「ちょっとwww765プロのみんなが心配しているときに何やっていたの?ww」

千早「エジプトステージの黄金銃なんて目をつぶってでも取れるわよ?♪」

春香「自宅警備!?ww」

ちょっとだけ支援。

春香「…まさか、私が千早ちゃん家の玄関の前で必死に呼び掛けていた時も…」

千早「あの時は怒鳴っちゃって本当にごめんなさい…」

千早「軍用書庫ステージ(ハード)のタイムアタックが何回やってもクリアできなくて…」

春香「私の涙、返してよ!!ww」

春香「あの時ホント落ち込んだんだよ?ww」

千早「ステージはいつもの科学工場でいいわよね?」ニコ♪

春香「あーもう!ww」

千早「それじゃ、準備はいい? 時間がないからもう始めるわよ」

春香「どんと来い!!」

---------
------
---

春香「ふえーん」

春香「なんでいつも私のスタート地点はトイレの通気口からなの?」

春香「この場所、下に降りるための出口が一つしかないし、武器も落ちてないし…」

春香「そして何より…」










千早「はるかー♪早く降りてらっしゃーい♪」ババババババン!!

春香「やっぱり、もう出口下の着地地点にいるよ…」

ああ007のやつか

千早「大丈夫、きっと大丈夫よ はるかー♪」ババババババン!!

春香「下からRC-P90撃ちまくりながら大丈夫って言われてもww」

千早「春香ならこの窮地でもきっと乗り越えられるわ♪」ババババババン!!

春香「手刀のみの私にどーしろっていうの?ww」シュッ! シュッ!

千早「こう… 私の隙をついて首筋あたりにシュッ! シュッ!ってやればきっと戦えるわ♪」ババババババン!!

春香「…こんな満面の笑みをしている千早ちゃんを見ていると私、あの時に頑張ってよかったなって思うよ…」

千早「ふふふっ♪ありがとう春香♪」ババババ…カチッ! カチッ!

千早「あら?弾切れ」カチッ! カチッ!

千早「残念だわ。良いところだったのに…」

春香「リ、リボンの神様ありがとう!!」

春香「ふふふっ…」

春香「さーて、千早ちゃん。今度は私の番だよ♪」シュッ! シュッ!

春香「何度、重装備している千早ちゃんに手刀で特攻を仕掛けてきたことか!」シュッ! シュッ!

春香「この力技、ハルシュタイン閣下の手刀に怯えひれ伏せるがいいわ!」シュッ! シュッ!

千早「くっ…」

春香「今、そこへ降り立つから待っていなさい! ふふふっ…」シュッ! シュッ!

春香「とう!!」







…ポチッ!








モーションセンサー爆弾「やっほー」boom!!

>>10 そう♪知っている人がいてよかったww
支援してくれるひとサンクス!! SS初投稿なんで暖かく見守ってくれ ノシ

デッデレッデレッデーン!

春香「……え?」

千早「wwwwwwwwwwwwwwww」

千早「そういえば、着地地点にモーションセンサーを仕掛けておいたの忘れていたわ♪」テヘペロ☆

春香「」…プルプル

春香「…」フー

春香「落ち着いて春香」スー

春香「クールに行くのよ」ハー

春香「これによって恐怖の閉鎖空間からデスルーラ出来たって考えるのよ…」スーーーー!

春香「…よし!!」

春香「気を取り直して、行くよ! 千早ちゃん!!」スタートボタンポチッ!
















???「無駄だ、お嬢ちゃん」boom!!

デッデレッデレッデーン!

春香「あ、あれー?」のワの

春香「復活した瞬間にジョーズさんが天に召されたんだけど」

千早「…くっw」プルプル

千早「…きっとバグか何かでしょww」プルプル

春香「…」

春香「…そ、そうだよね!!」

春香「きっと何かの間違いだよねそうだよねそうですよきっと!!」

春香「…」ゴクリ…


春香「…よし!」スタートボタンポチッ!














モーションセンサー爆弾「もう諦めたまえ」boom!!


デッデレッデレッデーン!

春香「ぎゃおおおおおおおおん!!」

千早「wwwwwwwwwww」

---------
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千早「……か!…るか!!」

春香「…はっ!!」

千早「!?」

千早「…もう、びっくりさせないでよね本当に」ホッ

千早「爆死し続けてる途中で急に倒れ込んじゃったから…」

春香「あまりの絶望さ故に思考が一瞬ショートしちゃったみたい…」ズーン

春香「……」

春香「…ふふっ♪」

春香「心配掛けてごめんね」

春香「私はまだ、大丈夫だから」ニコ♪

春香「それより千早ちゃん!!いま何時!?」

春香「もうカウントダウン始まっちゃってるかもよ!?」

千早「え?今は…」リモコン ポチッ!

TVレポーター『ブーブースタジオ前特別ステージ会場から生中継でお送りしております』

TVレポーター『さて、地球滅亡という世紀の大イベントまで残り15分を切りました』

TVレポーター『みなさん、いかがお過ごしでしょうか?』

春香「…あれ?まだ5分しか経ってなかったの?」

春香「無限にも思える惨劇だったよ…」

千早「もう、春香ったら大げさなんだから」クスッ

春香「プレイヤーの復活地点を全て把握していて、更にその場所全てに爆弾仕掛けられていた私の身にもなってよ!」

春香「あれからずっとタイムリミットまで爆発し続けるジョーズの気持ちを考えたことあるの!?」

千早「ないわ♪」キッパリ

春香「くぅー!!やっぱり笑顔が可愛いなー!!ww」

TVレポーター『こちらでは先ほどから日頃、恥ずかしくて言えなかったあんな事やこんな事など、様々な主張を大きな声で発表をしております』

TVレポーター『それでは次のかたは…』


TVレポーター『沖縄出身の大人気トップアイドル…』

TVレポーター『765プロ所属の我那覇響さんです!どうぞ!』


デデーン!!

響『はいさーい!♪』



春香「ヴぇ!?」

千早「ふふっ♪我那覇さん、なにやっているのかしら」クスッ

TVレポーター『今日も元気いっぱいですね響ちゃん!』

響『自分、いつだって元気だぞ!』

TVレポーター『それでは、元気いっぱいの響ちゃん! 今日は何でも無礼講!!』

TVレポーター『いったい誰に何を伝えたいのでしょうか?』



響『えっと… それはその…/// ある人に告白したいことがあって///』

響『それは… えーと//』

響『…う、うがぁー!!』



響「や、やっぱり/// いざステージに立つと、は、恥ずかしい///』

おかまD『頑張るのよー!! 響ちゃん!!!』

いぬ美『バウワウ!!』

ハム象『ジュジュッ!』

俺『頑張れー!!!! ひびきーーーー!!!!』


響『…み、みんなー』グス


響『…よし!!』

響『…』スゥーーー!









響『たかねー!!大好きだぞー!!!』


春香「わっほいww」

千早「え!? もしかして、あの二人ってまだ付き合ってなかったの?」

響『自分のことからかって、怒った自分を軽くあしらう感じで頭を撫でてくる貴音が大好きだー!!!』

響『映画館で黙々とポップコーン食べちゃう貴音が大好きだー!!!』

響『自分が本当は、さびしがり屋なのを知っていて、泣きそうな時に優しく… だ、抱きしめてくれる…///』


響『そんな…』

響『貴音が大好きだーーーーーーーー!!!!!』

TVレポーター『これは!? 濃厚なひびたかの予感キタコレわっしょい!!♪』

TVレポーター『…って …おや?』

TVレポーター『何やらあちらから土煙をあげながらもの凄いスピードでこちらに近づいてくるものが…』



春香「貴音さんだね」ウンウン

千早「四条さんね。間違いないわ」ウンウン

春香「あっ!このみかん美味しい♪ やっぱり、こたつにはみかんだよね♪」

千早「そうね♪ お茶も身体に沁みるわ~」ズズズ

貴音『響』ババーン!!

響『うわぁ!! た、貴音!? びっくりしたー』

響『今までどこにいたんだ!? すっごく探したんだぞ!!』

貴音『申し訳ございません』

貴音『ら~めん二十朗で最期の至福の時を過ごしておりました』

貴音『向こうでも食べられるようにお持ち帰りセットも忘れずに購入しましたよ。ちゃんと響きの分もあります、はい』ニコ♪

響『あ、ありがとう貴音♪』

響(…向こうへ持っていけるのかなー。でも、貴音ならやりそうで怖いぞ…)



春香「わたしもお菓子、いっぱい持っていこうかなー♪」のワの

千早「柿の種もその中に入れといて」ズズズ

春香「お茶に合いそうだね♪」

貴音『それよりも響…』

響『ん?』ハテナ?

貴音『先ほどのあなたの主張、しかと心に受け止めました』

響『うぇ!?//』

響『あ// …うん/// あ、あれが今の自分の正直な気持ち、だぞ///』


貴音『…』

貴音『…響』

貴音『私も…』




貴音『あなたのことをずっと前からお慕い申し上げておりました//』

響『…え?』

響『…ホント?』

貴音『真のことです♪』

響『ホントにホント!?』

貴音『このような偽り言、言うわけがありませんか』

響『…う、うがぁー///』

響『こ、こんなことなら/// もっと前から告白しておけばよかったぞ!! ///』ニコ♪



貴音『…』

貴音『…何をおっしゃいますか、響』

貴音『響と一緒に月見をしているときに私申し上げたじゃありませんか』

貴音『響の見る月はとても綺麗ですねっと』

響『…え?』

響き『…あー 確かにあの時の月は綺麗だったよなー♪』

響『おっきくてまんまるなお月さまでさぁー♪』




春香「…貴音さん、響ちゃんにそんな遠回しに告白しても伝わらないって…」

千早「そうね…」ズズズ

貴音『…あなたは本当に、いけずです///』

貴音『これは少し…』

貴音『…おしおきが必要かもしれませんね』ニコ♪

響『え!? ちょ、ちょ、ちょっと!!』

響『たか‥ね///ちょ、ちょっとまっ・・て!! ・・あっ///』

貴音『ふふふっ♪』チュッチュッチュ

響『//////////////』




千早「ぶーーーーー!!!」

春香「・・う、うわぁ~///お二人がすごいことになっちゃってるよ///」

千早「っけほ!!っけほ!!」

春香「ちょww千早ちゃん、大丈夫?ww」

千早「…あの二人は一体に何をしているのかしら///」

千早「ま、真昼間からお茶の間に放送できない状況になっているわね…」

響『んっ//あっ! //た、たかね…//』チュッチュッチュ

貴音『ひびき///』チュッチュッチュ

TVレポーター&俺『うわ~!!!\(^o^)/ 生きていて、、よかっ(ry』


TV『…』


ピンポンパンポーン♪

TV『しばらくお待ち下さい』





春香「…」

千早「…」

千早「…春香、テレビのリモコン取ってくれる?」

春香「ヴぇ!?/// あ、えーと、はい!」

千早「…悪いわね」リモコン ポチッ!

春香「…」

千早「…」

春香「…え、えーと///」

春香「そ、そういえば、昨日のサザエさんの最終回みた?千早ちゃん!」

千早「え!? …ええ/// もちろん観たわ」

春香「まさか、あんなどんでん返しがあるなんてびっくりしたよねww」

千早「そうね、まさかマスオさんにあんな過去があったなんてね」

春香「タマが喋りだしたときはこの世の終わりかと思っちゃったよ!」

千早「ええ、まさに今世界は終わろうとしているから間違いではないわ」クスッ

春香「…そっか! そうだよねww」

春香「それで途中で波平さんの髪の毛がぬ(ry」

---------
------
---

春香「ドラえもんが最後、のび太くんのママとあんなことになっちゃうなんてww」

春香「もう、ホント可笑しかったねww」

千早「ええ♪」

春香「ふふふっ♪」

千早「…」

春香「あははははっ…っと」

千早「…」

春香「…」

春香「…ねぇ、千早ちゃん」

千早「…なーに?春香」

春香「……世界が」

春香「世界が終わるって分かっていても世の中、あまり変わらなかったね」

春香「みーんないつも通り」

春香「響ちゃんと貴音さんとの仲も周知の事実で今さらって感じだもんねww」

千早「…そうね」

千早「…」

千早「…今、生きている人達は」

千早「…死んだことのない人達だから」

千早「…死ぬことに現実感が持てないのよ、きっと」

千早「私だってたぶんそうよ、春香」

春香「…そっか」

春香「…そうだよね」

春香「私だって未だによくわからないもん」

春香「通学途中にいつもあいさつする駄菓子屋のおばあちゃんも、いつも通りやさしくって」

春香「いつも見かける猫は、塀の上でいつも通り、眠たそうにあくびをしていたよ」

春香「電車もバスも普通に走っていたし…」

春香「…そのおかけで今日も千早ちゃん家に来れたんだけれどもねw」

春香「……それにそれに!!」

春香「家を出る時もお母さんは『車には気をつけるのよ~♪』だって言われてさww」

春香「ホント可笑しくってww」

千早「…」

春香「…」

春香「……明日も」

春香「世界は続くんじゃないかな、きっと…」

千早「…」

千早「…もしかしたら」

千早「世界中の人々たちが私たちのことを騙しているのかもしれないわね」クス

春香「…それで、実はドッキリだよ~ん♪!!って亜美と真美が玄関からプレートを持って入ってきたりして」クス

春香「全人類が仕掛け人のドッキリなんて、なんだか楽しそうだね♪」

千早「もしそうだったら、後でプロデューサーにはきついお灸を据えないといけないわね♪」クス

春香「そうだね♪…ふふふっ♪」

春香「…」

春香「…私ね、千早ちゃん」

千早「…ん?」

春香「アイドルになって本当によかったなーって思うんだ」ニコ♪

春香「大好き歌を… 大好きなみんなと一緒にあんな大きなステージで歌えて…」

春香「…ほんっとうに楽しかった!♪」

千早「…」

春香「もちろん、トップアイドルなんて呼ばれるようになるまでいろんな事があったけれど…」

春香「みんなが一緒にいてくれたから、ここまで頑張って来られた」

千早「…ええ。765プロの団結力は誰にも負けないわ♪」

春香「あー、ほんっとうにみんなに出合えてよかったなー」

春香「…千早ちゃんと仲良くなれてほんっとうによかった…」ニコ♪

千早「春香…」

春香「…」

千早「…」

春香「…私、何だか」

春香「…少し眠くなって来ちゃったかな♪」

千早「!?」ビクッ

千早「…そう」

千早「…よかったら私の膝を貸してあげようかしら?」膝ポンポン

春香「え?いいの?やったー♪ 千早ちゃん、だーいすき♪」

---------
------
---

千早「…」ナデナデ

春香「…」

千早「…春香」ナデナデ

春香「…なーに?千早ちゃん」

千早「…」

千早「私も…」

千早「765プロのみんなに…」

千早「そして…」

千早「春香に出会えて本当によかった」

春香「…うん」

千早「私が家にひきこもっていた時、さっきは冗談で誤魔化したけれども」

千早「…本当に辛かったわ」

千早「本気でアイドルを辞めようと思っていたし、消えてしまいたいって思っていたわ」

春香「…うん」

千早「けれども…」

千早「こんな私のために春香は、765プロのみんなはあんな素敵な歌を作ってくれて」

千早「最後まで私のことを… 信じて待っていてくれた」

千早「あのステージで私は初めて自分自身のために歌うことできたの」

千早「素直な気持ちで、私は歌が好きって言えるようになったわ」

春香「…うん」

千早「それなのに私は…」

千早「何も、してあげられていない…」

千早「今、世界が終わろうとしているこの瞬間ですら!!」

千早「……私は」グス

千早「…私は、あなたの頭を撫でていることだけしかできないの」グス

千早「…」グス

春香「…」

春香「…そんな顔しちゃったら駄目だよ、千早ちゃん」クスッ

千早「…」グス

春香「…何もしてあげられてないなんてことないよ」

春香「だって今、私は、千早ちゃんに…」

春香「膝枕されて」

春香「頭ナデナデされてもらって」

春香「なんて世界一、しあわせものなんだろう」クスッ




春香「…」

春香「…そばにいてくれるだけで、しあわせだよ」

春香「…それだけで、いいの」ニコ♪

千早「…」

千早「…そうね」グス …ニコ♪

千早「…私も」

千早「世界が終わろうとしているこの瞬間に」

千早「あなたを膝枕して」

千早「あなたの頭を撫でることができるなんて」

千早「宇宙一、幸せ者なんだわ、きっと」クスッ

春香「…ふふっ♪」クスッ

春香「…」

春香「……ちはやちゃん」

千早「……ん?」

…だいすきだよ


…ありがとう

千早「もう、春香ったら///」バシッ!




春香「…」





千早「…はるか?」


春香「…」


千早「…ねぇ、春香?」ポンポン


春香「…」




千早「……本当に、眠っているみたい」

千早「…私が立ち上がったら頭を打って『痛いよ~千早ちゃん!』って言って…」

千早「目を、醒まさないかしら…」

千早「…」

千早「…くっ」グス

千早「…うぅ、、」グス

千早「…あーもう!私ったら!」グス

千早「見送る側になった人は笑顔で見届けるって春香と約束したのにッ!!」グス

千早「私は!」グス

千早「こんな!」グス

千早「酷い顔をしちゃってッ!!」グス

千早「…なのに」



千早「…この子はなんて、幸せそうな顔をしているのかしら」グス

千早「…」

千早「これじゃ…」グス

千早「向こうで春香にまた心配させてしまうわね、私」…ニコ♪

千早「…」

千早「…春香」ナデナデ




千早「私も、大好きよ」ナデナデ

~翌朝~

千早「春香、もう朝よ春香。春香ってば」

千早「………」

千早「し、しんでる…」




ないですよね

千早「…」

千早「…私も、薬が効いてきたみたい」

千早「…それに、もうそろそろ、例の時間のはず」

…ゴゴゴゴゴゴゴ!!


千早「…凄い揺れね」

千早「そして、夕方でも無いのに空があんなにも赤いだなんて」

千早「…」

千早「…でも」

千早「…なんて、美しいのかしら」



千早「そう思えるのも、きっと」ナデナデ

千早「あなたのおかげよきっと …春香」ニコ♪

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