みずき「パワプロくんはS? M?」(920)

パワプロ「え? なに?」

みずき「いじめたい? いじめられたい?」

パワプロ「うーん…どっちでもないかも」

みずき「えー何よそれ。つまんない」

パワプロ「つまんないと言われても…」

みずき「じゃあ、加藤先生だったら?」

パワプロ「そ、それは…いじめられたいかも」

みずき「じゃあいじめてあげる」

パワプロ「みずきちゃんはヤダ!」

ベシッ

みずき「ぶつよ?」

パワプロ「もうぶったじゃん…」

みずき「大体なんで私はダメなのよ!」

パワプロ「容赦ないんだもん…」

みずき「本気で殴られたくないの? 言葉攻め?」

パワプロ「みずきちゃんの言葉攻めなんか練習中にいやと言うほど聞いてるよ」

みずき「そ、そんなに言ってないわよ!」

パワプロ「え~でもさ…」

パワプロ「『何やってのよマヌケ!』とか、『なんでそんなのも捕れないのよナス!』とか言われた覚えが…」

みずき「私の真似するんだったら、もっと上手にしてよ!」

パワプロ「そっち!?」

みずき「むかつくむかつく! パワプロくんのくせに!」

パワプロ「俺のくせにって…俺の存在ってそんなに卑下にされてるの?」

みずき「私が普通の人間だったらパワプロくんは豚ね」

パワプロ「ひどい言われよう!」

みずき「はぁ…わかったわよ、私の奴隷で手を売ってあげる」

パワプロ「奴隷…!?」

いやだよ、結果が目に見えてるよ!

プリン買ってきてとか、そんな類のこと言われるんだ!

聖「おい、みずき、パワプロ先輩が嫌がってるぞ」

ひ、聖ちゃん…!

みずき「何よ聖…パワプロくんが悪いのよ」

聖「明らかにみずきがおかしい。先輩は何もしていない」

後輩に助けられるって、すっごく悲しい。

パワプロ「そうだよ。まず豚だと思われてたことに俺はショックを隠せないよ」

矢部「お、オイラ…豚だと思われてもいいでやんす…ブヒ」

うわわ、いつからいたの? 矢部君…。

みずき「ふん、なんかいっぱい来ちゃったしいーやー」

聖「…パワプロ先輩、大丈夫か?」

パワプロ「う、うん。ありがとう」

聖「最近、みずきのパワプロ先輩いじりが激しくなってるからな」

パワプロ「た、たしかに…」

聖「何かいやなことでもあったのだろうか?」

パワプロ「いやなことを俺で発散しないでほしいなぁ…」

パワプロ「まあ、みずきちゃんはああいう性格だし許してる部分もあるけどね」

聖「それでも、これではパワプロ先輩が可哀想だ」

パワプロ「ありがとう。聖ちゃんが注意してくれたから、明日は反省してるよ」

聖「む…それならいいが」

パワプロ「心配しないでよ、そうだ聖ちゃん、きんつばでも食べに行く?」

聖「行かせてもらおう」


みずき「…」

次の日…。

パワプロ「あ、みずきちゃんだ」

パワプロ「おはよ、みずきちゃん」

みずき「…なにその言い方?」

パワプロ「へ?」

みずき「奴隷がそんな口きいていいと思ってんの?」

あれ…昨日より悪化してる…?

パワプロ「な、なに言ってるの? みずきちゃん」

みずき「…」

サーッと通り過ぎていくみずきちゃん。

パワプロ「ちょ、ちょっとみずきちゃん?」

みずき「…」

パワプロ「みずきさま!」

ピクリと、反応する。

みずき「わかってるじゃない」ニンマリ

物凄い小悪魔な顔だ。

みずき「じゃあ、いくわよ。パワプロ」

まさかの呼び捨て…。

みずき「どうしたのよ? 早く行くわよ?」

パワプロ「うん…」

みずき「え?」

パワプロ「…はい」

パワプロ「…」

矢部「やっほーでやんすー」

パワプロ「あ、矢部くん!」

矢部「朝から暗い顔してるでやんすね。どうしたんでやんすか」

パワプロ「いやあ、ちょ…」

みずき「誰に許可もらってしゃべってるの?」

矢部「ほえ?」

みずき「パワプロくんは私以外の人と話すの禁止」

そ、そんなぁ!?

パワプロ「…」

聖「おはよう、みずき、パワプロ先輩」

みずき「おはよう、聖」

パワプロ「…」

聖「む?」

あ、聖ちゃん…。

とりあえず手で挨拶。

聖「みずき、また先輩のことをいじめているのか?」

みずき「いじめてないわよ。いじめて欲しいって言われたから」

パワプロ「!?」

聖「そ、そんな趣味が…」

パワプロ「言ってないよ!」

みずき「コラ、騒ぐな」バシッ

パワプロ「いたっ!」

聖「ま、まあ…人にはいろいろな価値観があるからな…」

ああ、絶対誤解された…。

パワプロ「…はぁ」

みずきちゃんと違うクラスでよかった。

パワプロ「それにしても、さすがにあれはないよ…」

みずき「何がないって?」

パワプロ「!!」

みずき「昼食、一緒に食べるわよ」

パワプロ「う、うぇえ…」

みずき「拒否権はパワプロにはないよ」

パワプロ「…はい」

みずき「それじゃあまた後で♪」

パワプロ「…」

なんであんなにイキイキしてるんだろう。

まあ、まだ俺以外に危害が加えられてないなら、別にいいけどさ。

…でも、俺はMじゃないからね?

矢部「うらやましいでやんす」

パワプロ「うわっ! 矢部くん!」

いきなり出てこないでよ! 怖いなぁ。

矢部「オイラはついに豚からさらに空気になっちゃったでやんすよ」

パワプロ「え?」

矢部「無視されてるでやんす」

あれ…なんだか矢部くんが透けて見える…。

そして、昼食。

パワプロ「や、やっほー」

みずき「やっほーって何…?」

パワプロ「…ごめんなさい」

みずき「まあいいわ、こっちに来なさい」

…なんでだろう、恐怖のあまり、全然ドキドキしない。

みずきちゃんのほのかな甘い匂いにも、まったく反応しない。

パワプロ「…」

みずき「あーんして」

パワプロ「は、はい…どうぞ」

みずき「はむっ…」

パワプロ「…」

みずき「じゃあ、パワプロは箸使わずに食べてね」

それはいくらなんでも…。

みずき「そういえば、パワプロくん」

パワプロ「?」

あれ? 呼び捨てじゃない…。

みずき「明日空いてる?」

パワプロ「ま、まあ」

みずき「だったらさ…映画見に行かない?」

パワプロ「え…」

みずき「なによ、その反応…」

パワプロ「あ…えっと…」

みずき「何よ、行くの? 行かないの?」

パワプロ「これは拒否権あるんだね…」

みずき「! ど、どういうことよ…」

パワプロ「あ、いや、なんでもない」

パワプロ「俺でいいなら、いいよ。でも、奢りとか言わないでね?」

みずき「言わないから…」

なんかいきなり変わったな…?

みずき(ちょっと変に扱いすぎちゃったかしら…?)

みずき「…昼食終わり!」

パワプロ「…え?」

みずき「それじゃあね、パワプロくん」

パワプロ「う、うん…」

もう、飽きちゃったのかな?

なら、それでいいけど。

でも、これで油断してはいけない気がする。

飴と鞭という言葉もあるし。

実は映画館でとんでもないことをされるのかも…。

そ、そんなこともないか。

でも、怖いなぁ…。

あんな優しい声色初めて聞いたし。

・ ・ ・

みずき「…」

パワプロ「おまたせー」

みずき「…遅いわよ!」

パワプロ「な! そんなに遅くないはずだよ!」

みずき「それになんでいっつもユニフォームなのよ!」

パワプロ「いつでも心に野球があるからだよ!」

みずき「もうすこし女の子こと考えなさいよ…」ボソッ

パワプロ「で、何見に行くの?」

みずき「最近学校でも噂になってる映画よ」

パワプロ「へーそうなんだ」

みずき「あ、これこれ」

…なんか、すっごい恋愛物っぽいね。

みずき「一人で見に行くのはちょっと勇気なくてねー」

で、俺なの?

…悲しい…。俺は恋愛対象に入ってないってことか…?

パワプロ「お、始まった!」

みずき「うん、そうね」

暗くなったから眠くなってきた…。

パワプロ「…」チラッ

みずき「寝たりしちゃダメよ?」

パワプロ「う、うん…」

眠い…!

みずき「なによ、これ、つまんない!」

パワプロ「ま、まだ始まったばかりだよ」

みずき「始まりがつまんないやつを最後まで見てられるかわからないわ…」

パワプロ「まあ、気楽に見ようよ」

そして、俺は2時間半という長い間、睡魔と闘った。

え!? まだあるの!?

パワプロ「…」チラッ

みずき「すぅ…すぅ…」

寝てるし!

可愛い顔して寝てるけど…これはひどいよ!

>>65
1イタズラする!
2我慢して映画を見る!

悪戯

阿部「ホ、ホモ沢くん。オイラもうダメでごんすー!」

 ズンズン!

ホモ沢「ウッ!」

イタズラしてやる!

みずき「ん…」

うわっ…びっくりしたぁ…!

パワプロ「よし…何をしようかな?」

>>80
(エロかったらその下にします)

ほっぺをつんつん

パワプロ「…えい」

ツンツン

うわあ! ぷにぷにしてる!

パワプロ「はぁはぁ…」

ツン

つ、つまんでもいいかな…?

>>85
1つまむ
2つねる

パワプロ「…」

こんなに柔らかいほっぺた…触らなきゃもったいない!

モミュモミュ

パワプロ「…」

な、なんて柔らかいんだ…。

みずきちゃん…胸は大きくて、ほっぺたは柔らかいなんて…。

モミュモミュ

そ、そろそろ起きるかもしれない…。

で、でも…やめられない!

みずき「…」

パワプロ「!」

みずきちゃんが舌なめずりをする。

映像の光で濡れる唇。

なんて、色っぽいんだろう。

…。

>>95
1キスしてみる
2ほっぺたにキスしてみる

最近よくいじめられてるんだ!

ほっぺたにチュッてするくらい大丈夫だろう。

怒られても俺は開き直るぞ!

というか、もう俺はとまらないぞ!

パワプロ「…」ソォー

みずき「…」

チュッ

しちゃったしちゃった!!!

パワプロ「…」

柔らかく、唇を頬が包んだ。

なんか、不思議な感触。

パワプロ「も、もういっかい…」

俺はもう一度したくてたまらなくなった。

パワプロ「…」

そーっと近くに寄る。

みずき「…ん?」

ごめん、今から高速で書く。

パワプロ「」

みずき「」

みずきちゃんとの距離は、きっと1cmもなかった思う。

みずき「///」

顔を徐々に赤くした後、俺の顔面を殴った。

パワプロ「ぐはっ!」

みずき「な、な、何すんのよ変態!」

パワプロ「いやあ…その…」

みずき「…」ダッ

みずきちゃんは席を立って上映中の部屋から出て行った。

パワプロ「ま、待って!」

みずき「近寄らないでよ変態!」

パワプロ「大声で言わないでよ!」

みずき「…あんた、何するつもりだったのよ…?」

ちゅっちゅしてたとか言ったら、死ぬよなぁ。

そうだ、いつもみずきちゃんは可愛いとか言われると嬉しがるよね。

優しいとか言われると恥ずかしがるけど。

パワプロ「いやあ、可愛い寝顔だったから…」

みずき「…」

あれ、おかしいぞ…いつもみたいにニッコリとして『当たり前でしょー』って言うのに。

なんでこんなに顔赤らめてるんだ?

みずき「にゃ、にゃんであんなに近づいてんのよ!? 馬鹿じゃないの!?」

みずきちゃん、噛んだ。

パワプロ「いやあ、可愛いから引き込まれたんだよー」

みずき「な、何言ってんのよ! バカ!」

パワプロ「は、ははは…」

みずき「…ふんっ」

パワプロ「どこ行くの?」

みずき「トイレ」

パワプロ「待ってるよ」

バタン

みずき「…はぁはぁ…」

みずき(あいつ…いきなりなんなのよ…)

みずき(いつもは私が主導権を握ってるのに…)

みずき(あいつの言葉に負けてる…)

みずき(パワプロくん…恐ろしいわね)

みずき「っていうか何なの…」

みずき(パワプロくんといるだけで調子狂っちゃう…)

みずき「…」

みずき(いつも私らしくないわ。パワプロくんなんて恐れることないじゃない…!)


パワプロ「あ、みずきちゃ…」

みずき「き、気安く話しかけないで!」

うわ、いつものみずきちゃん以上にツンツンしてる。

パワプロ「ごめん…確かに、さっきは近かったよね」

みずき「そ、そうよ。もしかしたら…き、き、き…」

パワプロ「…キス?」

みずき「普通に言わないでよ恥ずかしい!」

あれ、みずきちゃんってこんなにウブだったけ?

というか、もうしちゃったけど…。

みずき「なんなのよ…もう」

パワプロ「え?」

みずき「パワプロくん、むかつく!」

パワプロ「いきなり何さ?」

みずき「むかつくむかつくむかつくー!」ポコポコ

パワプロ「イタイイタイ! ほかの人見てるって…!」

みずき「うるさーい!」ポコポコ

パワプロ「…痛い…って言ってんだろ!」ガシッ

みずき「ひゃうっ!?」

みずき「パワプロくんのくせにぃ…」グスッ

パワプロ「うわわ! ご、ごめん…!」

みずき「なんで本気で怒るのよぉ…ふぇえん…」

パワプロ「ごめんごめん、痛いところとかあった?」

みずき「無いわよぅ…ばかぁ…」

こんなみずきちゃん…はじめて見た。

やばいぞ…いろんな人に見られてる…。

みずきちゃんの名誉のためにも、あまりこの姿は見せない方がいいよな。

>>160
1人気の無い所へ
2とりあえず映画館から出る
3公園へ

④条澄香

パワプロ「とりあえず人気の無いところへ…」

みずき「ぐす…ひっぐ…」

パワプロ「みずきちゃん、出るよ?」

みずき「いやだぁ…!」

パワプロ「ほら、早く!」グイッ

みずき「うぅ…」

みずき「ぐす…ひっぐ…」

パワプロ「みずきちゃん、出るよ?」

みずき「いやだぁ…!」



いいぞもっとやれ

パワプロ「ここなら人がいないかな…?」

というか、人気も音も聞こえないぞ…?

みずき「…うぅ…私の負けよ…」

何の勝負?

みずき「なんでもすればいいじゃない…」

女子高校生がそんなことを言っちゃだめでしょうが。

パワプロ9~15までの彼女候補ならSS書ける。
でも、出来は悪いと思う。特徴とか忘れてるところとかあるだろうから。
ポケはクリアしてない子が多すぎて無理。マオくらい。

パワプロ「何もしないよう…」

みずき「こんな人気の無いところまで来て?」

う…これはみずきちゃんの名誉をだな…。

みずき「逆に私が恥ずかしいじゃない…」

パワプロ「…じゃあ、」

>>200
1泣き止んでよ。
2本当のフィアンセに!
3とりあえず頭を撫でる。

3

パワプロ「…」ナデナデ

みずき「! な、何やってんのよ…」

パワプロ「いや、なんとなく…」

>>215
1泣き止んで欲しいから
2可愛いから

パワプロ「泣き止んで欲しいから…」

みずき「え…?」

パワプロ「いっつも元気いっぱいなみずきちゃんのこんな姿、見たくないんだもん」

みずき「…」

パワプロ「ごめん、撫でて泣き止むなんて、子供にするみたいだね…」

みずき「…」

パワプロ「やめるよ、ごめん」

みずき「まったくよ…」

パワプロ「うん」

みずき「…でも、パワプロくんはすっごくバカ」

パワプロ「え?」

みずき「私はまだ、子供だもん」

パワプロ「え…」

みずき「子供にすることを、子供にしてあげないなんて、すっごくバカ」

パワプロ「…」

みずき「撫でてよ」

パワプロ「う、うん」

青い髪の毛をくしゃくしゃと撫でる。

すこし乱暴に、でも、傷つかないように。

みずき「…」

みずきちゃんは声には出さなかったけど、猫のように喜んでいるように見えた。

これは、ただの妄想かもしれないけど。

みずき「…ん…」

パワプロ「…雨…?」

ポツリと大きな雨粒を皮切りに、物凄い量の雨が降ってきた。

パワプロ「やばい! いきなり降ってきた!」

みずき「パワプロくん、こっち!」

パワプロ「う、うん!」


みずき「ふう…今日予報では晴れだったのに…」

パワプロ「うん、そうだよね…」

パワプロ「!!」

みずき「…一瞬でビショビショ…」

俺が何を見たかは、もちろんわかるよね?

薄着なのか、ブラのホックが丸見えだ。

パワプロ「…」

みずき「ん? どうしたの?」

パワプロ「…!!」

む、胸ー!!!

服が密着しているから、胸の形が現れる。

パワプロ「み、みずきちゃん…」

>>260
1タオルで拭いて!
2俺の家近いから行かない?

パワプロ「こ、このタオルで…」

みずき「え…?」

も、もう駄目だ…!

パワプロ「そ、それじゃあ!!」ダッ

みずき「ちょ、ちょっと…」

みずき「…」

みずき「もう、女の子を雨の中一人にするなんて…」

みずき「…」

みずき「…」フキフキ

みずき「パワプロくんの匂い…」

みずき「あ…」

みずき「雨…やんだ」

みずき「パワプロくんどうしちゃったんだろ?」

みずき(私と一緒にいるのいやだったのかな…はぁ)


パワプロ「はぁはぁ…ちくしょー! なんで帰った瞬間に止むんだー!!」

次の日

パワプロ「はっくしゅん…」

くそう…まさか熱を出すなんて…。

しかも母さんは友達と出かけちゃったし…。

こういう時ぐらい行くのやめろよ!

ピンポーン

こういうときに人が来る…。

>>282
1出る
2出ない

パワプロ「めんどくさいし、出なくていいや」

プルルル プルルル

パワプロ「ん? 電話…?」

ピッ

パワプロ「もしもし?」

みずき「…もしもし、私だけど…?」

パワプロ「み、みずきちゃん!?」

俺の脳内にはすぐに彼女の濡れた体が出てきた。

消えろ! みずきちゃんはエッチな目でみたら駄目だ!

みずき『タオル返しがてらお見舞いに来てあげたわよ』

パワプロ「え?」

みずき『あ、でも、しんどいんだったらいいのよ? 今度タオルは返すし』

パワプロ「みずきちゃん…」

>>290
1あがってもらう
2かえってもらう

パワプロ「あがってあがって!」

俺は急いでドアを開けた。

みずき「…やっほ」

パワプロ「いらっしゃい。きてくれてありがとう」

みずき「さっき押したのになんで無視したのよ?」

パワプロ「あ…」

みずき「めんどくさいからって無視した!? 最低!」

パワプロ「ご、ごめん…」

みずき「なんでこんなやつ心配して…」

パワプロ「え?」

みずき「! な、なんでもない!」

みずきちゃん、今…?

みずき(好きなのバレた…!?)

パワプロ「あ、あの、みずきちゃん」

みずき「ねえ、パワプロくん」

パワプロ「え?」

みずき「罰として足、舐めてくれる?」

パワプロ「」

パワプロ「え?」

みずき「ねえ? 舐めてよ?」

パワプロ「…」

>>300
1舐める
2怒る

2

パワプロ「みずきちゃん…」

みずき「…なに?」

パワプロ「いいかげんにしろ!」ガバッ

みずき「! キャッ!」

パワプロ「何が舐めて? だ!」

みずき「ど、どきなさいよ奴隷!」

パワプロ「なんで優しくしてくれないんだよ!?」

みずき「…」

パワプロ「俺はみずきちゃんのことをもっともっと知りたいのに!」

パワプロ「みずきちゃんともっともっと話したいのに!」

パワプロ「昨日みたいに優しくしてくれよ!?」

みずき「パワプロくん」

パワプロ「…なんだよ?」

みずき「…」

チュッ

パワプロ「!」

みずき「私ももっともっと、パワプロくんのこと知りたいわよ?」

パワプロ「…」

みずき「でも、不器用だから…」

パワプロ「き、キス…」

みずき「ごめんね、パワプロくん。明日からは話しかけないようにするね」

パワプロ「!」

みずき「それじゃね。タオル、ここに置いとくね」

なんだよ…これ?

これが俺の求めた、結末なのか?

これじゃあダメじゃないか。


みずき「ふぅ…」

みずき「いっつもこうやって恋は逃げていくのねー」

パアアアアアアアアアアア!

みずき「!」

ドンガラガッシャーン

寝るでやんす。
落ちたらまた製作に移動するでやんす。
保守していただけるならお願いするでやんすぅ~。

パワプロ「…」

熱を出したまま入る休日は、本当に時間を無駄にしている気がする。

パワプロ「みずきちゃん…」

みずきちゃんのことも、すぐに話したかったのに。

パワプロ「…」

本当に、暇だ。

パワプロ「それにしても…」

みずきちゃんが最後に言った言葉…。

あれじゃあ、俺はみずきちゃんのことを知ることはできないし。

みずきちゃんだって俺のことを、知ることはできない。

それに。

キス…したんだよな…。

みずきちゃんと、キス。

ピンポーン

パワプロ「ん…?」

まあ、母さんが出るだろう。

母「パワプロー! 矢部くんよー!」

や、矢部くん…!

お見舞いに来てくれたんだね…!

それだったらちゃんと練習すればいいのに!

ガチャ

パワプロ「お見舞いありがとう、矢部くん」

矢部「たいへんたいへんたいへんたいへんたいへんたいへんたいでやんすー!」

パワプロ「誰が変態だ!」

矢部「そんなことどうでもいいでやんす! 実は…」

パワプロ「…」

パワプロ「え?」

矢部「オイラもさっき知って…」

パワプロ「…」ダッ

矢部「ぱ、パワプロくん!」

俺は、熱のことなど忘れて、走っていた。

靴もはかず、足の痛みも忘れて。

パワプロ「はっはっはっ…!」

ウィーン

パワプロ「あの、た、橘みずきさんは…!」

「はい、少々お待ちを…」

パワプロ「…」

「ただいま橘さんは面接を許可しておりません」

パワプロ「ありがとうございます」

「だから、ダメです」

パワプロ「…」

矢部「ハァハァ…いきなり靴も履かずに行くなでやんす!」

パワプロ「ご、ごめん矢部くん」

矢部「でも、心配なのはわかるでやんすよ」

パワプロ「うん…」

それに、今どうなのか…。

みずき「あれ? あんたたち…」

パワプロ「!」

みずき「なになに? 私を心配してくれたの?」

パワプロ「…大丈夫なの?」

みずき「まあね」

パワプロ「…ごめん、俺のせいで…」

矢部「え?」

みずき「パワプロくんは悪くないわよ、それに…」

クイクイっと指を動かして、俺を呼んでいる。

みずき「もう、病院に来ないで」

パワプロ「え?」

パワプロ「な、なんで…?」

小さく、俺の耳をくすぐるようにみずきちゃんは言った。

車椅子に乗っているみずきちゃんはニッコリと微笑んだ。

みずき「よろしくねっ! あ、あと」

みずき「野球部も、やめるから」

パワプロ「!?」

みずき「もう、怪我してるから、きっと復帰も無理だろうし」

パワプロ「で、でも…」

みずき「みんなに心配かけたくないしさ」

パワプロ「…」

みずき「それじゃあね、二人とも」

矢部「えーもうちょっと話をしようでやんすー」

みずき「ごめんねーほんとは外出ちゃダメなんだ~すぐに戻らなきゃ」

矢部「そうなんでやんすか。残念でやんす」

みずき「ありがと、それじゃ」

矢部「お大事に~でやんす」

パワプロ「…」

矢部「パワプロくん、言わないんでやんすか?」

パワプロ「ん? あ…」

パワプロ「ただいま」

母「おか…あんたなんだい? その靴下は…」

パワプロ「靴履くの忘れた」

母「ははは、バカな息子だよまったく」

パワプロ「なあ、母さん」

母「ん?」

パワプロ「…いや、なんでもない」

母「? 変な息子だねぇ」

パワプロ「…」

ベッドに横たわる。

そしてすぐに携帯電話で、みずきちゃんの電話番号にかけようとしていた。

パワプロ「! なんで、俺…」

俺…みずきちゃんのこと考えてる?

パワプロ「…」

>>390
1電話をかける
2メールを送る

病院に電話はダメだよな…。

とりあえず、メール。

パワプロ「…」メルメル

送信っと。

まあ、帰ってくることは無いと思うけど。

それに、事故で携帯を壊した可能性だってあるし。

パワプロ「…」

むう…。

やっぱり、返ってこない。

みずきちゃん…。

ブーブー

パワプロ「! 来た!」

あ、聖ちゃんの家からだ。

パワプロ「もしもし?」

聖「もしもし、パワプロ先輩か」

パワプロ「う、うん。どうしたの?」

聖「みずきから伝言をもらっているぞ」

パワプロ「え? う、うん」

聖「ごめんなさい、だそうだ」

パワプロ「…」

それだけを伝えるために…?

聖「しかし…みずきが野球部を辞めるというのは、本当なのか?」

パワプロ「うん…」

聖「ギリギリ間に合うか間に合わないか…だな」

パワプロ「うん…」

パワプロ「え、ど、どういうこと?」

聖「治るのが、夏の大会と甲子園大会の間くらいらしいんだ」

パワプロ「…」

聖「しかし…みずきがいなくては、投手は宇津先輩だけだ。このままでは…」

パワプロ「…ごめん、聖ちゃん。もう切るよ」

聖「む、うむ…」

パワプロ「また明日考えよう。それじゃ」

聖「う、うむ」

ブンッ ブンッ

パワプロ「…」

俺は黙々と、バットを振っていた。

熱は下がったかわからない、でも、無我夢中でバットを振った。

パワプロ「ふぅ…」

甲子園…か。

みずきちゃん達が来た二年の秋季大会。

みずきちゃんの不調で、決勝戦に勝てなかった。

宇津はスタミナが最後まで持たない。

みずきちゃんがいないと…。

パワプロ「…」

矢部「最近、どうしちゃったんでやんす? 変でやんすよ?」

パワプロ「そうかな? ほら、矢部くん早く練習するよ」

矢部「了解でやんす」

聖「…パワプロ先輩」

聖(あんなに練習していては、体を壊してしまうぞ…)

矢部「はぁはぁ…そろそろ休憩…」

パワプロ「まだまだだよ、矢部くん。あとグラウンド100周が残ってるよ」

矢部「ひえー! 無理でやんすー!」

パワプロ「無理なんて言ってないよ。できるから」

聖「パワプロ先輩」

パワプロ「なに?」

聖「すこし休憩しないと、みんながついてこれないぞ」

パワプロ「でも…このままじゃ…」

聖「先輩があせるのもわかる。でも、ここでみんなが怪我をしては大変だろう?」

パワプロ「…そうだね。ごめん」

パワプロ「よし! みんな休憩!」

矢部「やったでやんすー!」

パワプロ「回復しだい俺に合流するように! じゃあ」

聖「!!」

聖(先輩が休まないと、意味が無い!)

パワプロ「ほっほっほっ…」

聖「先輩!」

パワプロ「あれ、聖ちゃんは休憩終了?」

聖「止まれ! 先輩?」

パワプロ「ごめん、無理だよ」

聖「はぁはぁ…!」

聖(いったいどこからあんな体力が…!)

聖「ん…?」

聖(なんだあの走り方…!?)

聖(脚を痛めてるのか…?)

パワプロ「…」

ふう、聖ちゃんにバレたかな?

でも、脚が痛いなんて言ってられない。

それから、先輩はずっとずっと練習を続けた。

私達の言葉を振り切り練習をし続けた先輩は、監督に練習禁止を宣言された。

しかし、それでも先輩の脚は治ることはなかった。

きっと、先輩は一人で自主練習に励んでいたのだろう。


今、私はみずきの見舞いにいくところである。

みずき「あ、いらっしゃーい聖」

聖「うむ。元気そうで何よりだ。はい、これプリン」

みずき「いつも悪いわねー」

聖「…怪我の調子は、順調か?」

みずき「うーん。前と同じ、大会には間に合いそうに無い」

みずき「まあ? あんた達が甲子園にいければ間に合うけどねー」

聖「…リハビリはちゃんとしてるのか?」

みずき「うん。筋肉は衰えてないと思うけど…」

聖「じゃあ、投げる準備をしておくのだな」

みずき「え?」

聖「今年のタチバナなら、行けるかもしれない」

みずき「ふーん…私がいなくても大丈夫なのね…」

みずき「まあ、どうでもいいや、辞めるわけだし」

聖「パワプロ先輩が、みずきのために物凄く練習しているんだ」

みずき「え…」

聖「まあ、これは私の考えすぎかもしれないが…」

聖「毎日、私にみずきのことを聞いてくるんだ」

みずき「…」

みずき「考えすぎよ、聖」

聖「みずきが怪我した次の日に、さらに熱心に練習するようになったんだぞ?」

みずき「…」

聖「やめるからなんて言ったら、先輩が可哀想だ」

みずき「ふん、別にパワプロくんのことなんて…」

聖「あと、先輩はこうも言っていた」

聖「『みずきちゃんは、試合観に来てくれるかな?』と」

みずき「…」

聖「それじゃあ、私は学校に戻る」

みずき「え? もう夜遅いわよ?」

聖「パワプロ先輩に一分でも練習に参加と怒られるんでな。休むのも厳禁だ」

みずき「じゃあ今もまずいんじゃないの!?」

聖「みずきの見舞いだけは、許してくれているんだ」

みずき「!」

聖「まあ、そのせいで新入生に変な目で見られるがな」

聖「じゃあな、また今度」

みずき「あ、うん…」

みずき「…もう7月…か」

みずき「…」


ピッピッピッ

みずき「あ、もしもしお姉ちゃん? 連れて行ってほしいところがあるの…」

パワプロ「くっ…」

脚が…動かない…!

矢部「パワプロくん! どうしちゃったでやんすか!?」

パワプロ「はぁ…はぁ…だ、大丈夫…つっ!」

矢部「もう休むでやんす! このままじゃ大会に出れないでやんすよ!」

監督「そろそろ本当にまずいな」

パワプロ「か、監督…!」

監督「このまま練習を続けるのなら、お前をメンバーからはずす。もちろん、自主練も無しだ」

パワプロ「そんな…!」

パワプロ「こんなの全然大丈夫です!」

監督「どこかだ?」トンッ

パワプロ「いってーーーーーー!!!」

監督「病院にみてもらって来い。それで様子を見る」

パワプロ「え…病院、ですか?」

監督「うむ」

パワプロ「…わかりました」

パワプロ「いてて…」

脚の痛みが引かない…。

くそ、最悪だ…。

サボるな、って言ってる俺がこんなんじゃ…。


京子「うーん、相当疲労が溜まってますね」

パワプロ「はぁ…」

京子「数週間はかかりそうね…」

パワプロ「!?」

パワプロ「ま、待ってください!」

パワプロ「大会まで、もう一週間も無いんですよ!?」

京子「それでも、このままじゃ動けないわよ?」

パワプロ「…」

京子「もっと早くから来てくれれば、少しの間で治ったのに」

パワプロ「…くそ…」

京子「とにかく、シップを貼って、あんまり動かないように」

パワプロ「…はい。ありがとうございました」

ガチャ バタン

パワプロ「…はぁ…」

パワプロ「…あれ?」

みずき「…!」

パワプロ「! みずきちゃん…」

みずき「…ひさしぶり」

パワプロ「ごめん、すぐに帰るよ」

みずき「え…」

パワプロ「それじゃあ…」

みずき「ちょ、ちょっと待ちなさいよ」

パワプロ「…?」

みずき「…脚…どうしたの?」

パワプロ「た、たいしたことないさ」

みずき「嘘つかないでよ。腫れ方がおかしいじゃない」

453から進んでないwww 

間違えました454でした

>>454
確かパワプロ4で低確率でゲドー君の正体が加藤京子なのが解った筈

姉の加藤理香もゲドー君だったそうな

パワプロ「…ちょっと、痛めてね」

みずき「ふーん、そう」

パワプロ「…」

みずき「それ、治るの?」

パワプロ「…も、もちろん」

みずき「ならよかった…」

みずき「あ、別にあんたを心配したわけじゃなくて野球部のことを…」

パワプロ「野球部を辞めるのに?」

みずき「…」

えっマジで!!>>459

パワプロ「大丈夫だから こっちくるなよ」

みずき「え…」

パワプロ「それじゃあ…」

みずき「ちょ、ちょっと待ちなさいよ」

パワプロ「…みずきちゃん!?」

みずき「…私が治してあげる」


そう言うとみずきは下着姿になった。
今にもこぼれそうな果実が顔を出しそうだ。


パワプロ「な、なにするんだ」

みずき「じっとしてて…」


みずきは二つの果実をパワプロの足に当て、マッサージを始めた。

パワプロ「やっぱり、みずきちゃんは辞める気なんて、ないんでしょ?」

みずき「…はぁ、なんで私はいつもこうなのかしら…」

パワプロ「みずきちゃんが優しいってことは、みんな知ってることだよ」

みずき「///」

みずき「ぱ、パワプロくん…」

パワプロ「なに?」

みずき「わたしのために、練習をもっと頑張るようになったって…本当?」

パワプロ「…」

>>480
1そうだよ。
2それだけじゃない。

このてんかいは!

パワプロ「みずきちゃん?」

みずき「やわらかいでしょ、ふふw」

パワプロ「いや、そういうことじゃなくて…」

みずき「こっちもマッサージしてほしいんでしょ?」

みずきはパワプロの   を果実にはさみ、なめ始めた。


パワプロ「…みずきちゃん!?」

みずき「…こっちも元気になってきたね 私のも元気にしてほしいな…」


パワプロ「それだけじゃないよ」

みずき「え…?」

パワプロ「みずきちゃんと一緒に野球がしたかったのが一番の理由」

パワプロ「それに、最後の大会だからってこと。…だけど」

パワプロ「正直に言うとさ」

みずき「…うん」

パワプロ「みずきちゃんが好きだから、なんだよね」

みずき「…!」

このてんかいは・・・!

パワプロ「みずき きみがすきだ」

みずき「パワプロくん…」

パワプロ「ん…」

みずき「…んっ…」

パワプロ全年齢卒業式

パワプロ「みずき…」

みずき「パワプロくん…あっ…」

パワプロ「入れていいかい?」

みずき「うん…入れて…」

みずき「ああっ!」

18禁へ入学おめでとうwww

パワプロ「みずきちゃんもしかして初めて…?」

みずき「うん…ごめんね?」

パワプロ「いいんだよ みずきちゃんは俺だけのものだ」

みずき「パワプロくんの…あったかい」

パワプロ「動いていいかい?」

みずき「痛くしないでね…?優しくして…」

ID:CG8CNJpf0
きめぇwwwwwwwwwww

パワプロ「///…そ、それじゃあ俺帰るね! じゃ、じゃあ…!」

みずき「ちょ、ちょっと待って」

パワプロ「…はい?」

みずき「試合…勝ってよね。まあ、私が手を煩わすことなく、あんた達なら甲子園まで行けるだろうけどね!」

パワプロ「みずきちゃん…」

みずき「勝てなかったら…付き合ってやらないんだから」

みずき「じゃあねっ!」

パワプロ「…みずきちゃん」

絶対に、勝つよ。

同感>>505

パワプロ「じゃあいくよ…

みずき「ああっあああ…」

パワプロ「みずきちゃんそんなに声だして…」

みずき「だって…」

パワプロ「感じてるんだね もしかしてオナニーとかしてたの?」

みずき「…だってパワプロくんの、ずっとほしかったんだもん…」

パワプロ「…」

ん、矢部君からメール…。

矢部『どうだった!?』

パワプロ『すぐに治るってさ』

矢部『一週間くらいで治る?』

パワプロ『もちろん!』

矢部『それはよかった。それじゃあ、また学校で!』

やんすがないと、本当に矢部君なのかわからないよ…。

パワプロ「じゃあ今日はいっぱいあげるよ」

みずき「…うん」

パワプロ「みずきちゃん…」

みずき「パワプロくん…んんっ…んっ…あっああんっ…」

六道「みずきの声がするが何してるんだ?みずきー?入るぞー」

パワプロ&みずき「!!」

六道「…」

六道逃げろww

ちょっと休憩します。
エロSSと紛らわしいので。

パワプロ「聖ちゃん…これは」

みずき「…聖、あんたも来なよ」

六道「な…!」

みずき「いいから、ほら服脱いで」

六道「おいみずき!」

聖の服を全部脱がせると小さくて綺麗なピンクがあらわになった。


みずき「きれいねぇ~あら?聖もう濡れてるじゃない いけない子ね…w」

六道「いや、これは…」

パワプロ「聖ちゃんおいで」

六道「パワプロさん…」


3人の夜は長い。

パワプロ「…」

もうすぐ、大会か。

脚が治らない。

パワプロ「やるしかないか」

それでも、できることをする。

みずきちゃんと、野球したいしね。

矢部「ついにこの日が来たでやんす~!」

パワプロ「うん!」

聖「パワプロ先輩、本当に、大丈夫なのか?」

パワプロ「大丈夫だよ。昨日だってちゃんと練習できてたでしょ?」

聖「ま、まあそうだが…」

パワプロ「心配ないって」

聖「む…まあ、痛くなったらすぐに言うんだぞ」

パワプロ「ありがと、聖ちゃん」

聖ちゃん。それは、無理だよ。

監督「キャプテン、最後に締めの言葉」

パワプロ「はい」

パワプロ「みんな、よく頑張った。正直、すごくきつい練習だったと思う」

パワプロ「でも、最後の週は、練習に出れなくて悪かった。多少の怪我があってもみんな来てたのに…」

矢部「何いってるでやんすか。パワプロくんが一番頑張ってたでやんすよ!」

宇津「ああ、ワンダフルだね」

原「男なのに惚れてまいそうやわー」

大京「エクセレント」

聖「先輩のおかげだ」

パワプロ「…みんな」

パワプロ「よし、みんな! 練習でやってきたことを、全力で出し尽くそう!」

全員「おおー!!!」

試合中。

カキーン!

パワプロ「!」

ビシッ

矢部「ああっ! エラーでやんす!」

パワプロ「ご、ごめんみんな…!」

聖(先輩…脚が動いてなかったぞ…)

ちくしょう、動け、動いてくれ…。

このままじゃ、迷惑かかっちゃう。

聖(やはり脚が…)

聖(でも、先輩が言わないから)

聖(私が言う権利はない)

聖(それに、先輩はいないと、いけない。キャプテンとして、試合をメイクするために)

パワプロ「…」


攻撃。

カキーン!

パワプロ「よし!」

球はきれいに左中間を抜けた。

パワプロ「!」ズキッ

矢部「あれ!? パワプロ君止まっちゃったでやんす。二塁まで行けるはずでやんす!」

監督(まいったな…)

監督(あやしいとは思っていた)

監督(診断結果の紙を渡さなかったのもそのせいか…)

とにかく、ヒットだ!

パワプロ「…」ジリジリ

「!」ビシュッ

パワプロ「!」

け、牽制!?

アウト!

矢部「ああー! 何やってるんでやんすかパワプロくん!」

みずき「ああー何やってのよあいつ…」

みずき「私が観に来てやったっていうのに…」

聖名子「あら、あの子なの?」

みずき「え!? な、なにが…?」

聖名子「みずきが好きな子」

みずき「な!? なんでそうなるのよ!?」

聖名子「パワプロくんよね? 優しい子、捕まえたね」

みずき「…誰にも言わないでよ?」

聖名子「もちろん」

矢部「もうダメでやんすぅ…!」

パワプロ「まだ二点差だろ? 大丈夫だよ」

矢部「もう九回でやんすよ!?」

カキーン! ワァァァァ!

パワプロ「おお! ほら、矢部くん、ヒットだ!」

矢部「ナイスバッティングでやんす~!」

聖「ふう…なんとか打てたな」

原「うりゃ!」

キィン

パワプロ「原くんもヒットだ!」

矢部「うおおお! これで勝つるでやんす!」

パワプロ「か、かつる…?」

大京「むう!」バシン

パワプロ「大京くん三振、ツーアウト…か」

次は俺だ。

なんとか脚が持ってくれた。絶対打ってやる。

すんません、出かけます。
今日中には終わると思いますので、どうぞ応援よろしゅうお願いします。
また試合に入っちゃったよ…。

保守時間目安 (休日用)

00:00-02:00 40分以内                   
02:00-04:00 90分以内      
04:00-09:00 180分以内     
09:00-16:00 80分以内       
16:00-19:00 60分以内        
19:00-00:00 30分以内     
                  
保守時間の目安 (平日用) 
00:00-02:00 60分以内   
02:00-04:00 120分以内    
04:00-09:00 210分以内      
09:00-16:00 120分以内     
16:00-19:00 60分以内     
19:00-00:00 30分以内.     
                 
              

パワプロ「…ふー」

みずき「あいつ…脚、大丈夫なのかしら…」

聖名子「大丈夫じゃないでしょうね」

みずき「え…そ、そういう時はさ…」

聖名子「なら、応援してあげたら?」

みずき「…」

聖名子「今あなたにできることは、応援することでしょ?」

みずき「…」

みずき「パワプロー!」

パワプロ「…ん?」

みずきちゃん!?

みずき「絶対打ちなさーい!!」

パワプロ「…」

来てくれてたんだ…。

敵捕手「なんだなんだ? 彼女かよ」

パワプロ「ははっ、違うよ」

ビシュ

ただの、フィアンセさ。

キイィィィィィィン!!

みずき「え…嘘…?」

パワプロ「あ…入った」

ホームラン!!!

聖名子「愛の力ね」

みずき「///」

矢部「やったでやんす~!!!」

パワプロ「よっしゃあ!」ズキッ

パワプロ「…」

矢部「歩いて来たでやんす!!」

パワプロ「やったぜ!!」

パワプロ「へへ…」

矢部「? ど、どうしたんでやんす!?」

パワプロ「ご、ごめん矢部くん、ちょっと、肩貸してくれないかな?」

矢部「どうしたんでやんす?」

聖「パワプロ先輩、私が貸してやろう」

パワプロ「ありがとう」

聖「矢部先輩にバレたら面倒だろう?」

パワプロ「…バレてたか」

聖「私も、パワプロ先輩が抜けるのは困る」

パワプロ「そう?」

聖「さっきのを見たら、さらにな」

パワプロ「そっか」

みずき「な…なんで聖に肩借りてんの!?」

聖名子「あら、妬きもち?」

みずき「ち、違うわよ! 別にどうも思ってないんだからっ」

聖名子「ふふ…そう?」

みずき「それ以上に…」

みずき(パワプロくん、大丈夫かしら…)


パワプロ「よーし、この勢いでどんどん勝つぞー!」

宇津「すまないね、パワプロくん…力不足で」

パワプロ「小枝も後ろに備えてんだから気楽に行こうぜ」

宇津「ありがとう」


みずき「お姉ちゃん、早く帰ろ?」

聖名子「どうしたの?」

みずき「一秒でも早く、復帰したいから、リハビリするの」

聖名子「…うん」

聖名子「そんなみずきにいい先生紹介してあげる」

みずき「え?」

聖名子「確か、自称ドイツ出身の博士らしいわ」

みずき「自称ドイツ出身…?」

みずき(あやしい…)

聖名子「まあ、腕は凄いらしいの。一度診てもらう?」

みずき「う、うん」

ダイジョーブ博士「オー、失敗シテシマイマシター」

みずき「そんな……」

ダイジョーブ博士「ホントニスミマセーン」

・ ・ ・

「フムフム…」

みずき「ど、どうですか?」

「普通ニ完治スレバ、確実ニ後遺症ガノコリマース」

みずき「え…」

「アナタハ一生野球ヲスルコトハデキナイデショー」

みずき「そ、そんな…なんとかならないんですか!?」

「方法ハアリマース」

「シカシ、リスクヲトモナイマース」

みずき「リスク…?」

「体ヲ改造シマース。デスガ、傷ヲツケルコトハアリマセーン」

みずき「…」

「ダイジョーブデス。私モデキルダケノコトハシマース」

みずき「…して、ください」

「本当ニイインデスカー?」

みずき「野球ができないくらいなら…死んだほうがマシです」

野球ライダーになるのか・・・

仮面ライダ みずき!

「体ヲ固定シマース」

みずき「はい…」

「ココデスネ?」

みずき「つっ…」

「オーケーオーケー、ソレデハハジメマース」

みずき「…」

ギュイイイイイン!

みずき「ま、麻酔無し…?」

「オヤ、イリマシタカ?」

みずき「え、いえ…」

「ソレデハ、イキマスヨ?」

みずき「…」

みずき「!!!!!」

みずき「ひぐっ! い、痛い、痛いぃ!!」

「我慢シテクダサーイ」

みずき「うあ…あああぁ…!」

「モウスグオワリマース」

みずき「う…うぅぅ…」ガクリ

「コレカラガ本番デース」

「…コレガ本当ニオンナノコノ体ナノデショウカ…」

「筋肉ノツキカタガ、凄イデース」

「コレハ…オ節介ヲヤキタクナリマース」

・ ・ ・

みずき「…ん?」

みずき「博士…?」

聖名子「みずき、博士は?」

みずき「し、知らない」

例えみずきの首から下がボディビルダーの様な肉体になろうと俺は・・・!!

この後みずきが「みずきブートキャンプ」と言うビデオを出したのは言うまでもない

聖名子「手術はどうだったの?」

みずき「え、えっと…」

みずき「あれ…? 動ける…」

聖名子「! み、みずき…!」

みずき「これで…復帰できる!」

聖名子「ええ、早速退院ね!」

みずき「悪いんだけどお姉ちゃん、お願いできるかな?」

聖名子「…わかってるわよ。行くんでしょ? 彼のところに」

みずき「///・・・うんっ」

みずき「ハッハッハッ…」

みずき「体も軽くていい感じ…! おっと…」

ブーン

みずき「車には気をつけなきゃね」

みずき「パワプロくん、待ってなさいよー!」

みずき「ここよね、パワプロくんの家…」

ブンッブンッ

パワプロ「…つぅ…」

みずき「!」

パワプロ「…くそ…! なんで、動かないんだ!!」

みずき「ぱ、パワプロくん!」

パワプロ「・・・糞・・・!なんで、出ないんだ!!」

パワプロ「あれ? …みずきちゃん?」

みずき「…やっほ、パワプロくん」

パワプロ「…」ジー

みずき「な、なに…」

なんだ、これは俺の夢か。

パワプロ「久しぶりにみずきちゃんが見れてうれしいなー!」

さて、夢だし。なんかしても平気だろう。

>>670
何をするか。エロいと判断した場合その下。

この展開は!

告白

正直、ずっとモヤモヤしてたんだよね。

パワプロ「えっーと、みずきちゃん」

みずき「な、なによ?」

パワプロ「俺は、みずきちゃんのことが好きです! フィアンセとか、全く無しで!」

みずき「…」

夢全てうまくいくはずだ!

みずき「///…わ、わ…」

パワプロ「…」

みずき「私も…す…」

みずき「…き、って…いうか…」

このてんかいは!

パワプロ「みずきちゃーん!!」

みずき「ちょ、うわわ!?」

俺は夢の中だけでも、と思って、みずきちゃんを抱きしめた。

体に当たる胸の感触が異常にリアルだなぁ。

みずき「な、な、な…なにすんのよ! バカッ」ゴツン

パワプロ「ぐはっ!!」

夢でもみずきちゃんはみずきちゃんだっ!

みずき「心の準備くらいとらせなさいよ…」

パワプロ「くっそ…なんてリアルなダメージだ…」

みずき「は、はぁ? あんた何言ってるのよ」

パワプロ「な、何って…夢…」

みずき「夢なわけないでしょ!」

パワプロ「え…?」

まさか。そんなこと…

全部…本当?

パワプロ「うわ…みずきちゃん…!?」

みずき「なによいまさら驚いて…」

パワプロ「もう、大丈夫なの?」

みずき「ま、まあね」

パワプロ「そんなことより…」

恥ずかしい!

うわあ、俺、みずきちゃんに告白しちゃったよ…。

あれ?

でも、さっき…。

パワプロ「み、みずきちゃん…?」

みずき「何よ?」

パワプロ「さっき、好きって…言ったよね?」

みずき「い、言ってない! 全然言ってない!」

パワプロ「えー!?」

みずき「…もうっ、言ったわよ! それがなに?」

みずき「あんたが好きで、何が悪いのよ?」

パワプロ「全然、悪くないよ」

みずき「それなら、よかったじゃない。感謝しなさいよ!」

パワプロ「そうだね、感謝しますよ、みずきさんっ」

みずき「あと…」

パワプロ「ん?」

みずき「さっきの続きは…?」

パワプロ「え…?」

みずき「抱きしめなさいよ…ばか」

パワプロ「…」

さっきよりも、ゆっくりと、みずきちゃんの優しく抱きしめた。

小柄にしてはちゃんとついた筋肉。

その身体に反して大きな胸。

そして、いつもは見せない、素直な気持ち。

みずきちゃんは、それを俺に見せてくれた。

これで、みずきちゃんと練習ができる。

まだ、怪我が治ったのかは、聞いてないけど。

パワプロ「…」

みずき「…ごめんね、パワプロくん」

パワプロ「え?」

みずき「脚、痛いんでしょ?」

パワプロ「…まぁね」

みずき「だったらもう、無理しないで」

パワプロ「それはできないよ」

みずき「でも…」

パワプロ「みずきちゃんと、甲子園で試合したいもん。優勝したいもん」

みずき「…もう、あんたは本当に、ばかっ」グスッ

そして…。

甲子園決勝。

ここでやっとみずきちゃんは復帰する。

筋肉は怪我前以上に強くなっていて驚いたが、やはりブランクのせいか、投げる球はひょろひょろだった。

その間まで俺たちは頑張った。

脚の痛みは、正直限界を越えていたとと思う。

でも、俺はみずきちゃんがいたから、脚のことは、隠し続けた。

病院で、痛み止めをもらって、なんとか大丈夫って感じ。

もしかしたら、プロには行けないかもしれないと言われた。

それなら、それでいい。

俺はこの時間を楽しく過ごせるなら。

プロに行けなくても、いい。

パワプロ「はぁ…はぁ…」

九回裏。一点差、走者一塁。

俺は、あの初戦以降、正直良い成績を残してはいなかった。

もう、ダメなのかもしれない。

俺の頭の中には、もうそれしかなかった。

脚の痛み、プレッシャー、試合の勝敗を決める、大事な打席。

俺は、打てるのだろうか…。

スッと監督のほうを見る。

パワプロ「!」

みずきちゃん…?

みずきちゃんは俺に、グッと親指を立てて、笑った。

みずき(思いっきり振ってきなさい。後悔しないように…!)

みずきちゃん…。

パワプロ「ふっ…」

俺は、試合中にもかかわらず、凄くリラックスができた。

ありがとう、みずきちゃん。

ビシュ

俺は、自分のできることをするだけだ。

キィィィイン! ワァァァ!

パワプロ「くそっ、入ってない!」

矢部「走るでやんすー!!!」

パワプロ「!」ダッ

パワプロ「くっそぉ…」

脚が、もつれて、上手く走れない…!

監督「あいつら、パワプロが軽いフライしか打ってないと思って、前進守備だっ! 頑張れ、パワプロ!」

矢部「ホームインでやんす!」

どうやら、ランナーが帰ったみたいだ。これで同点

パワプロ「ハァハァ!」ズキィズキィ

次の回の、可能性がある。ここで止ま…。

みずき「パワプロー! 全力で帰ってきなさーい!!!」

パワプロ「…うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

俺は、脚を無理やり動かして、三塁を蹴った。

どうやら、前進守備のせいか、外野が遅れていたようだ。

しかし、その束の間、一度こけそうになる。

パワプロ「っ!」

まずいこのままじゃ…!

矢部「ああ! 転んだでやんす!」

パワプロ「このままで…」

終われるか!

俺はすぐに体勢を立て直す。

そして、捕手にはボールが届く。

俺のホームインとほぼ同時。

これは、もう、勝負だ。

パワプロ「うおおおおおお!!!」

「!?」

みずき「」

矢部「」

聖「」

いろんな人が、固唾を飲んで見守った。

審判「…セーフ!!!!」

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!

審判「ゲームセット!」

矢部「あ…やった…でやんす…」

みずき「ゆう…しょう?」

聖「…」

矢部「優勝でやんすー!!」

みずき「やったー!」ギュッ

聖「み、みずき、い、いきなり抱きつくな…!」

矢部「早速パワプロくんのところへ…! あれ? でやんす」

みずき「ん?」

聖「担架…?」

審判「早く!」

パワプロ「」

みずき「パワプロくん!?」

矢部「パワプロくん!!!」

聖「パワプロ先輩!」

審判「近づかないで! すぐに、校歌斉唱に並んでください」

みずき「いや! パワプロくんっ!」

審判「ダメだっ、早く並びなさい!」

矢部「落ち着くでやんす、みずきちゃん!」

聖「パワプロ先輩なら、きっと、大丈夫だ」

みずき「何言ってんのよ…」

みずき「あいつがいなかったら、優勝しても意味ない!」

「おいおいどうしたんだあの子…?」

みずき「パワプロくんが、優勝旗をもらわないと、意味がないのよ!」

矢部「でやんすが、パワプロくんは…」

聖「終わったら、すぐに行こう」

みずき「…」

みずき「…パワプロくん…」グスッ

?「泣かないで欲しいな」

みずき「…!」

パワプロ「俺はここにいるよ…?」

みずき「う、嘘…?」

聖「先輩!」

パワプロ「ごめんね、みんな。心配させちゃって」

みずき「パワプロくんっ~!」

パワプロ「とりあえず、落ち着いてから…ね?」

みずき「うんっ! うんっ!」

パワプロ「ふう…」

「おめでとう」

優勝旗をもらう。

そして、チームメイトを振り返って。

大きく旗を掲げた。

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!

パワプロ「やったぞおおおおおお!!」

・ ・ ・

監督「えー…聖タチバナ高校、優勝を祝して、乾杯!」

全員「かんぱい!」

矢部「まあ、オレンジジュースでやんすけどね」

パワプロ「でも、おいしい食べ物もたくさんあるよ」

矢部「そうでやんすね! じっくり楽しむでやんす!」

矢部「ちなみに、パワプロくんはなんで運ばれたんでやんす?」

パワプロ「ああ、ちょっと頭打っちゃって。気を失ってたんだ」

矢部「そうでやんすか。それならよかったでやんす」

なんでか、そのおかげで大分脚も痛みが少しだけ引いた気がする。

・ ・ ・

パワプロ「ふう」

矢部くんが違うやつらのところに行っちゃった。

今は俺一人。

パワプロ「…」ゴクゴク

みずき「パワプロくん…」

パワプロ「あ、みずき…。!?」

いきなりの急接近。

心臓の音が高鳴る。

パワプロ「み、みずきちゃん?」

みずき「どぉしたのぉ?」

パワプロ「み、みんながいるから…ね?」

みずき「むぅ…じゃあ見せつけちゃう!」

強引に唇を奪われる。

酒のにおい。まさか、酔ってるのか?

みずき「…パワプロくん、私のこと、好き?」

パワプロ「そ、それはもちろん…」

みずき「もっと大きい声で言って」

パワプロ「え…す、好き…」

みずき「もっともっとぉ…!」

パワプロ「みずきちゃんのことが大好きです!!」

全員「「「え?」」」

パワプロ「あ」

みずき「ふふん…私もぉ」ギュッ

矢部「ほうほう…こんなところでカップル誕生でやんすか?」

「うらやましいねぇ…このやろう」

パワプロ「ちょ、ちょっと待って…!」

「もげろ」

パワプロ「え?」

「もげろ」

「下半身もげろ」

パワプロ「ねえ、みんな…俺脚痛いんだけど…?」

矢部「もげばいいんじゃないでやんすか?」

「もいでやるよ」

「もぎもぎパワプロ」

やばい…こ、こいつら、正気の沙汰じゃない!

パワプロ「みずきちゃん、逃げるよ!」グイッ

みずき「キャッ」

矢部「…ふう、これでいいでやんす」

聖「追いかけないのか? 先輩たち」

矢部「あとは二人で…でやんす」

「ああ、あいつらはお似合いだからな」

聖「…そうか」

パワプロ「ふう…ここまでくれば…」

みずき「パワプロくん…」

パワプロ「ん?」

また、強く抱きしめてくる。

パワプロ「みずきちゃん…」

みずき「パワプロくん…私ね…」

パワプロ「う、うん」

みずき「今なら、パワプロくんに、いじめられても、いいかなって、思ってるんだ」

パワプロ「!」

みずきちゃん…。

みずき「…だから、ね?」

パワプロ「俺は、正直、どっちでもないけど」

みずき「…うん」

パワプロ「みずきちゃんと一緒だったら、なんでもいいよ」

みずき「…うれしい」

パワプロ「みずきちゃん…」

みずき「パワプロくん…大好き」ニコッ

夏の夜。

俺たちの夏は、最高の終わり方で、幕を下ろした。

みずきちゃんとは、本当のフィアンセになる。


でも、それはまた別の話。


この夏の、ある日のことを、俺はずっと忘れないだろう。


ずっと、ずっと。


- E N D -

パワプロ三部作。終了です。
みなさま、長い間ありがとうございました!
最初は自分の大好きでやまない聖ちゃんのSSを書いてことをきっかけに、あおいちゃん、みずきちゃんを書かせていただきました。
遅筆で待たせてしまったり、保守させてしまったり、本当に申し訳ございませんでした。

そして、まだまだ書き足りない自分がいたりするんですよね。
「もういいかげんやめろ」と、思う方もございませんが。
一応、安価の彼女をやってみたいと思います。
範囲はパワプロ9~15。カレンさんは無しの方向で…。
安価、>>800で。
あと、存在しない場合、その下になります。
それと、すこしキャラ設定を知るために、すこしだけ時間がかかります。
ご了承ください。

それではもう一度。
ありがとうございました!!

芹沢 茜

>>800
了解いたしました。

これは、見てくれる人いるのかな?
需要があろうとなかろうと、かけるとこまで書いていきたいと思います。

よし、今からパワプロ9プレイだ。

それではおやすみなさーい。

この>>1はパワポタもかけるの?

>>833
パワポタ3なら書けるよー。
ほむらちゃんが可愛すぎる。

パワプロ「あれ? これは…」

ほむら「! それは私のブラジャーっす! 返すっす!」

パワプロ「え? ほむらちゃんの? いやだなぁ、ほむらちゃんにそんな胸が…」

ゴスッ

パワプロ「あるに決まってるじゃないかー!」


あーもうほむらちゃん可愛いですわ。

命ちゃんも可愛いよね。とっても。

パワポタ4は凄く魅力的だなぁ。
タマキさんのために前々から買おうと思ってたんだけど。
それに、パワポケも9から手をつけてないし…。
これから全部集めようかな?

そして、パワプロ16をいまだに待っている俺涙目
来年でもいい。絶対出してね。

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