照「吸血鬼になったから安価で血を飲む」 (57)

照「>>5の血を飲もう」

大沼プロ

照「大沼プロの血…」

照「不味そうだけど、安価は絶対。それに空腹は最大の調味料。だから今の状態で飲めば美味しく感じると思う」










照「おええええええええ」

照「はぁはぁ…想像以上にまずかった」

照「これだから非童貞は」

照「うっ、まだ気持ち悪い」

照「処女の血でも吸ってお口直ししたい」

照「処女といえば、>>10だよね」

むっきー

照「津山さんか。あの人は処女だよね。口直しに丁度いい」

照「いざ、長野に」

照(それはそうと長野か。あの子に会わないようにしないと)

照「私は私をこんな化け物にした咲を憎む」

照「だけど、本能には勝てない」

睦月「むっ」

照「いただきます」カプッ

睦月「なっ、何を!んっ、やっ、あっ、なんーーー」ビクンビクン

睦月「うぅ、ハァ」ぐったり

照「ふぅ、微妙。あんま美味しくない。多分この子は男性経験はないけど、女性経験はあるんだろうね」げぷっ

照「それはそうと、次は誰にしようかな。まだ足りない。全然足りない」

照「>>15はどうかな」

照「あのひとか。少し苦手」

照「でも安価は絶対だし、仕方ない」

照「あのひとを食べるか」

照(逆に食べられないように注意しないと)

照「それにしても…次は清澄か。着々とあの子のもとに近付いてるような気がするけど、気のせいだよね」

照「それじゃあ、行こう」

清澄高校。生徒会室。

久「……ん?」

久(この気配は、咲?いや、違う。これはもっと大きい。バンパイアね)

久(こっちに近付いてくる)

久(誰かしらね。ま、誰でもいいわ)

久(久しぶりのご馳走ね。最近、吸血鬼とはご不沙汰だし、ふふふ)




久「…あら、あなただったのね。いらっしゃい、宮永照さん」

照「っ!?」

照「いつから?」

久「なにが?」

照「いつから気付いてたの?」

久「そうね、最初から」

照「くっ、相変わらず食えないひと」

久「それはお互い様よね」

照「ふん、軽口を叩いていられるのも今のうち」

久「ふふふ、血を吸いにきたのかしら?」

照「そう、あなたが喘ぎ、泣き喚くほどの快楽を与えてあげる」

久「それは楽しみね。それじゃあーーー早くしてちょうだい」

照「!? それは何のつもり。もしかして大人しく血を吸わせるつもりじゃ」

久「ふふふ、おかしいかしら?」

照「っ、舐めるのも大概に」ガシッ

久「あん、乱暴なのね」どさっ

照「しろ!」ガブッ

久「っ!?」ビクン

久(ああん、これ、そうこれが、これが欲しかったの。ふふふ、温かいーーーそして、気持ちいい)とろーん

照「まだまだ」ぐりっ

久「んっ、あっ、それ、いい、あぁあああ」

照「んっ、ごきゅごきゅ、ぷはぁ」

久「あっ、あっ、あっ…はぁ…はぁ…ハァ」

照「うっ、なにこれ」

久「…ハァ…ハァ…ど…したの…?も…終わり?」ふらっ

照「くっ」

照(これ以上はまずい。これ以上はーーーこれ以上このひとの血を飲むとこのひとの虜になる)

照(それほどまでに甘くて美味しい)

久「まだ、まだ足りないわ」

照「や、やめたほうがいい。それ以上は出血多量で命を落とす」

久「その程度でこの快楽に溺れられるなら安いものよ」

照「うっ、お、覚えてろー!」たっ

久「あっ、待ちなさーーー行っちゃった。もう…焦らし上手ね」

照「はぁ…はぁ…やっぱり長野は魔窟。改めて思い知った」

照「さてと、次は誰の血を吸おうかな」

照「>>26の血でも吸おう」

京太郎

照「また清澄か。京太郎って確か…あの弱い子だよね」

照「……」

照「それとなく漂う童貞臭」

照「ふふふ、今度こそ初物ゲットの予感」じゅるり

清澄高校前。

京太郎「ふんふんふーん」

京太郎(今日は待ちに待った脱衣麻雀-maki-の発売日だ。予約特典のフィギュア…ふくくく)

京太郎(よっしゃあああ!今日は徹夜だぁあああ)

照「こんにちわ」ひょこ

京太郎「えっ」

京太郎(うわぉ、綺麗なひとだな)

照「須賀君、だよね。私、宮永照っていいます」にこっ

京太郎「宮永、照?って宮永照!?」

照「はい、宮永照です」

京太郎(えっと、確か咲の姉ちゃんなんだよな)

京太郎「あ、その、咲に用事ですか?」

照「いいえ、今日は須賀君に用事があってきたんだ」にこっ

京太郎(なん、だと)

照「その、ね。京太郎君に話したいことがあるんだけど、今いいかな?」

京太郎「えっ、今からですか?」

京太郎(参ったな。今からゲームを買いにいかないとならないんだけど…)

照「ダメ、かな?」しゅん

京太郎「全然、大丈夫です!」

京太郎(くっ、やはり男の性には勝てなかった)

照「やったぁ」

数分後。

京太郎「あ、うっ、あ」どさっ

照「ふぅ、ご馳走様でした」

照「大沼プロよりは美味しいけど、これは童貞の味じゃない」

照「また外れ、か」

照「はぁ…」

照「いつになったら初物の血を吸えるんだろう」

照「仕方ない。次は>>40の血でも」

照「今度こそ当たりだといいな」

照「えっ」











照「えっ」

照「あの子の血を…吸う?」

照(無理、無理無理無理無理。無理に決まってる)

照「それに咲の血を吸うのは共食いになる」

「呼んだ?」

照「っ!?」ぞくり

照(な、なななななんで、咲がここに)

咲(なんでもなにも、ここは清澄の校門前だよ、お姉ちゃん)

照(そういえばそうだった)

照「くっ、先手必勝!」ガシッ

咲「お、お姉ちゃん。そんな、私達にそういうのはまだ早いよ」

照「う、うるさい」

咲「痛くしないでね」

照「い、いただきます」カプッ

咲「…んっ」

照「ごきゅごきゅ」

咲「お、姉ちゃん。お姉ちゃんにも、やってあげるね」

照「ふぇ」

咲「んっ、あむっ」カプッ

照「!?」ビクン

照(や、なにこれ、なにこれ、だ、ダメ!意識が…飛ぶ)

照(は、離れないと。今すぐ血を飲むのを止めて、この子から)

咲(逃がさないよ、お姉ちゃん)ギュッ

照「っん、あっ、ごきゅ、くっ」

照(あっーーーもういい)







照(もう考えるのを止めて吸血鬼の本能に身を委ねよう)





照「ごきゅごきゅごきゅごきゅ」


咲(ふふふ、それでいい。それでいいんだよ、お姉ちゃん)

咲(もう誰にも邪魔はさせない。ーーーあの子にもね)

『照お姉ちゃんと水族館に行きたい』

『駄目だよ、ーーちゃん。お姉ちゃんは私のものなんだから』

咲(そう、私のものなんだよ。お姉ちゃんはーーー)


カン

一番美味しそうなの誰だろ
キャップあたり?

>>53
小蒔の血は美味しい(断言)

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