上条「俺はこの家を出る!」(331)

禁書「え…?」

上条「聞こえなかったか?俺はこの家を出ると言ったんだ」

禁書「とうま…?」

上条「お前のわがままに振り回されるのはもううんざりだ」

禁書「・・・」

上条「食料と金は置いていく。あとは好きにするんだな」

禁書「ちょっと、まっ―」

バタン

禁書「そんな…とうま…」

上条「とは言ったものの、これからどうするか」

上条「土御門のところに世話になるか・・・?いや、あいつに借りを作るわけにはいかん」

上条「どうしたものか・・・」

美琴(あっ、あいつは・・・)

美琴「ちょっとアンタ!待ちなさい!」

上条「ん?なんだビリビリか・・・」

美琴「なんだとは失礼ね。今日こそ決着つけてやるんだから!」

上条(そうだ!)

上条「おいビリビリ」

美琴「なっ、何よ!やる気になったわけ?」

上条「今日お前のところに泊まってもいいか?」

美琴「えっ?」

美琴「ちょっ、なななななに言ってんのよ///」

上条「ダメか?」

美琴「だ、ダメじゃないけど。うちは寮だし監視も厳しいし・・・」

上条「そうか・・・そうだよな、すまん無理言って」

美琴「ま、待って!」

美琴「ひ、一晩くらいなら・・・」

上条「本当か?!ありがとう、恩に着る!」

美琴(これはつまり・・・そ、そういうことなのよね?)

美琴(く、黒子には悪いけど今日だけ出てってもらおうかしら)

美琴「・・・////」

上条(よし。とりあえず今晩はしのげそうだ)

―寮

黒子「ダメですの」

美琴「やっぱり…」

上条「どうしてだ白井!」

黒子「こんな類人猿をお姉さまと一緒の部屋に置くだなんて、お姉さまの貞操が危ぶまれますの」

上条「そんなつもりはないんですが…」

美琴「黒子、そこを何とかお願い!こいつにだって、それなりの事情があるはずよ」

黒子「・・・まぁお姉さまがそこまでおっしゃるなら」

美琴「ありがとう黒子!」

黒子「その代わり・・・」

黒子「明日はわたくしがこの方と一晩過ごしますの」

美琴「は?」

美琴「えっ、ちょっ、どういう・・・」

黒子「よろしいですわね?」

上条「別に構わないけど、何も二人きりになる必要はないと思うんですが?白井もいればいいのでは」

黒子「いくら類人猿とはいえ客人。床で寝かせるわけにはいきませんの」

黒子「わたくしは今日別の友人の部屋に泊まることにしますわ」

上条「そうか。すまんな、気を遣わせてしまって」

黒子「いえ。あ、わたくしのベッドには近寄らないように。類人猿の臭いがついてはたまりませんの」

上条「お、おう」

黒子「それでは」

バタン

美琴「・・・・・・」

上条(思いがけず二日目の宿もゲット、上条さん幸運です)

黒子(お姉さまだけいい思いなんてさせませんの)

とりあえず支援

上条「なんか白井には悪いことをしてしまったな…」

美琴「い、いいのよ!気にしないで!」

美琴(ていうか黒子がこいつと一晩過ごすってどういうこと?)

上条「いやーそれにしてもよかった」

美琴「あ、あの・・・さ」

上条「ん?」

美琴「わざわざ泊まりに来るってことは…つまり…そういうことなのよね?」

上条「まあ、そういうことです」

美琴(あああ…やっぱり////)

上条(察しがよくて助かる、家出だなんて恥ずかしくて口に出せないもんな)

美琴「と、ところであんた!ご飯は?」

上条「あぁ、そんな時間か。食べてきたからそんなに減ってないぞ」

美琴「そ、そう。私はこれから食堂で晩ごはんだから部屋を出るわよ」

上条「おう」

美琴「あ!お、お…お風呂は?」

上条「しまった。それを考えてなかったな・・・」

美琴「ど、どうするの…?」

上条「さすがにこの寮のを使うわけにもいかないしな。ちょっくら銭湯行って来るわ」

美琴「い、いってらっしい。見つからないようにね!」

上条「へいへい」

バタン

美琴(これはあれよね、私もお風呂に入っておいた方がいいのよね?)

美琴(き、緊張してきたぁぁ///)

美琴「はぁ・・・」

美琴(なんでよりによってこんな寝巻きしか…。嫌われないかな…)

上条「ただいまー。はぁ…監視の目をくぐり抜けるのも楽じゃないな」

美琴「お、おかえり」

上条「おう。さて、風呂も入ったことだしさっそく…」

美琴「え?ええ?!ちょっとまだ心の準備が…」

上条「将棋でもしますか」

美琴「・・・え?」

上条「あれ、もしかしてビリビリ将棋出来ない?」

美琴「いや、出来るけど…」

上条「ならやろうぜ。最近やってなくてなまってるんだ」

美琴「はい、王手」

上条「ぬおぉー!ま、またしても…」

美琴「単純なのよあんたは」

上条「ん~でもやっぱり楽しいな」

上条(インデックスは負けそうになると投げ出すからな)

美琴「そ、そうね」

・・・・・・

美琴「ね、ねぇ・・・」

上条「ん?」

美琴「も、もう夜も遅いし、そろそろ・・・///」もじもじ

上条「あぁ、もうこんな時間か。じゃあそろそろ…」

美琴「う、うん・・・」

美琴(い、いよいよなのね…///)

上条「寝るとしますか」

美琴「・・・へ?」

上条「寝ないのか?」

美琴「あ・・・え?寝る…の?」

上条「寝る以外ないだろ。他にしたいことでもあるのか?」

美琴「・・・・・・」かぁぁ

上条「なんだどうした。顔真っ赤だぞ?」

美琴「そ、そうよ!寝るのよ!寝るに決まってるじゃない!」

上条「あ、あぁ」

美琴「私は黒子のベッドで寝るから、あんたは私のベッドで寝なさい!!」

上条「何をそんなに怒ってんだ…」

美琴「うぅ、うるさいうるさい/////このバカ!おやすみっ!」

バサッ

美琴(んもぉ~私のバカバカバカぁ!)

美琴(そうよ、冷静に考えたらあの鈍感バカがそんなことするわけないじゃない!)

美琴(私の気持ちにすら気づいていないのに・・・・・。このバカ)

上条(あぁ…。いい布団だなぁ)

美琴「あんっ・・・。ちょっと当麻っ・・・」

美琴「あっ、あっ!やだ、いきなりそんなっ・・・」

美琴「んあぁっ!はうぅんっ・・・!は、激しっ・・・!」



上条「―い・・・」

上条「―おーい!」

美琴「はっ!!!」

ガバッ

上条「やっと起きた。もう朝だぞ」

美琴「・・・・・・」

上条「随分うなされてたが…悪い夢でも見てたか?」

美琴(い、いやああああああああ//////)

美琴「・・・・・・」ずーん

上条「朝っぱらからものすごいテンションの低さだな…」

美琴「うるさい…」

ガチャ

黒子「おはようございますお姉さま、もうすぐ朝食のお時間ですの」

美琴「はぁーい…」

上条「えーっと、今日は白井とだっけ?お世話になります」

黒子「いえいえ、こちらこそ」

上条「じゃ、俺はこれから補習ですので。夕方頃戻ります」

美琴「いってらっしゃい…」

美琴「はぁ・・・」

黒子(これは何かありましたわね)

黒子(まぁ、お姉さまのことですの。おおかた勝手にヘマして落ち込んでるといったところでしょう)

上条「おーっす!」

土御門「おう、上やん」

青髪「今日もええ天気やなぁ」

クンクン

上条「ん?なんだ?」

土御門「上やんからメスの匂いがするぜよ」

上条「げっ」

土御門「どうやら図星みたいだにゃ~」

上条(こいつ…)

青髪「いかんなぁ~。それで、誰の匂いなん?」

上条「し、知らん!」

―夕方

上条「あ、おーい白井!」

黒子「あら、上条さん」

上条「今帰りか?」

黒子「ええ、ちょうど」

上条「よかった。一緒に帰ろう。あそこに一人で向かうには気が滅入るってもんで」

黒子「それもそうですわね、一緒に参りましょう」

―その背後

美琴(黒子の奴、いったい何を企んでるのかしら…)

―寮

黒子「そういうわけで、本日はわたくしがこの方の面倒を見ますの」

上条「よろしく頼んます」

黒子「ではお姉さま、本日はどなたかご友人のもとで一晩お過ごしになさいまし」

美琴「わかってるわよ…」

バタン

黒子「・・・ふぅ」

黒子「当麻さまぁー!」

ギュッ

上条「?!」

ちょっと飯くってきます。

上条「なな、なんだなんだ?!」

黒子「黒子、ずっとこうしたかったんでございますの!」

上条「はぁ?!」

―廊下

美琴「とは言ったものの、やっぱり気になる…」

美琴(ちょっとだけ…)

美琴(こ、これは覗きなんかじゃなくて…。そ、そう!黒子の無事を確認するだけなんだから!)

ガチャ・・・

そーっ・・・

黒子「当麻さまぁ~!」

美琴(あ、あいつ!何馴れ馴れしく抱きついてんのよ!)

美琴(私だってあんなに近づいたことないのにぃ…)

美琴(黒子のやつ黒子のやつ黒子のやつ黒子のやつぅ…!)

黒子「?!」

黒子「誰ですの!」

美琴(やばっ、見つかった?!)

スタタタ

上条「誰かいたのか?」

黒子「ええ、少々…」

上条「俺がいること見られちゃマズイんじゃないのか?」

黒子「大丈夫ですわ、お気になさらず」

黒子(おおかた、気になったお姉さまが覗きにきたところでしょう)

美琴「はあっ、はあっ・・・」

美琴(くそ、黒子め…)

上条「そんなことより白井さん、そろそろ離してくれませんかね?上条さん動けないんですが」

黒子「・・・嫌ですの」

上条「えぇ…?」

黒子「当麻さまが白井と呼んでいる限りは離れませんの」

上条「じゃあ何て呼べば?」

黒子「黒子、と呼んでほしいですの」

上条「んー…。てことは白井って呼んでればずっと離さないでいてくれるんだな?」

黒子「えっ?!///」

上条「なーんてな、冗談ですよ。離してくれ、黒子」

黒子「・・・はい///」

上条「でだ、白井」

黒子「黒子、でございますの」

上条「あ、あぁすまん黒子。どういうことだ一体。今までお前と面識なんてほとんどなかったじゃないか」

黒子「一目見たときから好みの方でしたの」

黒子「それに、あのセブンスミストでの爆破事件はあなたのおかげで怪我人が出なかったらしいではありませんの。風紀委員でも有名ですのよ」

上条(はぁ、そんなこともあったなぁ)

黒子「前々からかお近づきになりたいと思っておりましたが、いかんせんお姉さまがいつもいらして」

上条「まぁよくよく考えてみりゃそうだな」

黒子「で、このまたとない機会にお近づきになりたいと思った次第でありますの」

上条「…とりあえず今日一日世話になるぞ」

黒子「はいですの!」

黒子「当麻さま、寮生はこれから食堂で夕食の時間でして、少しばかり部屋を空けますの」

上条「ん、そうか。んじゃ俺も何か外で食べてくるかね」

黒子「いえ、その心配には及びませんの」

上条「?」

黒子「私の能力で部屋に食事をテレポートさせますの」

上条「いや、そんなことせんでも…というかしてもいいのかそんなこと」

黒子「それではしばしお待ちを」

ガチャ

上条「いっちまったよ…。まぁ、食費が浮くと考えればいいか」

ビュン

上条「うおっ!」

上条「びっくりした…。ん?なんだこりゃ。手紙?」

『お食事は届きましたか?あと10分ほどで戻りますので少々お待ちを。黒子』

上条「10分て…冷めちまうじゃねぇか」

上条「待ってられん、先に食べさせてもらうぞ…っておいっ?!」

上条「箸も何もねぇじゃねぇか・・・」

上条「はぁ・・・不幸だ・・・」

黒子(今頃あたふたしていることでしょう…ふふ)

美琴「黒子…何ニヤニヤしてんのよ」

黒子「ふふ、なんでもございませんですの」

美琴(ぬぬぬ、怪しい…)

黒子「ただいま帰りましたの」

上条「あぁ、おかえり…」

黒子「あら、まだ食べてませんでしたの?」

上条「食べるも何も、箸も何も無くて食うに食えんかったんですよ」

黒子「何をおっしゃっていますの?箸ならそこにあるではございませんの」

ビュン

上条「えっ?あ、あれ?どうしてここに」

黒子「まったく当麻さまったら…」

上条(お、おかしいな…)

黒子(ふふふふ)

なんと言う俺得展開
美琴出てきたときはまーた子の展開かよと思ったが・・・

上条「まぁいいか。そんじゃ、いただきま―」

黒子「ちょっとお待ちを」

上条「なんだ?もう上条さんは空腹の限界なんですが」

黒子「わたくしが食べさせて差し上げますの」

上条「はぁ?食事ぐらい一人で食べれ―」

黒子「嫌…ですの…?」しゅん

上条「えぇぇ・・・」

上条「わ、わかった。わかったからそんな泣きそうな顔をしないでくれ…」

黒子「はいですのっ!」ぱあっ

黒子「はい、当麻さま。あーん」

上条「あ、あー…ん」

黒子「いかがですの?」

上条「あ、あぁ。とってもおいしいぞ」

黒子「それはよかったですの」

上条(どうしてこうなった…)

黒子「ささ、次ですの」

上条「あーん、…っておい」

黒子「・・・・・・」

上条「なんで口移しになってんだ」

ビシッ

黒子「あいたっ、バレては仕方ありませんわね…」

上条「ったく…」

上条「そんじゃ、上条さんは食後の散歩がてら銭湯でひとっぷろ浴びてきます」

黒子「あら、こちらのお風呂はお使いになりませんの?」

上条「いくらなんでもそりゃマズイだろ。いってきます」

上条(さすがに振り回されすぎだ…)

黒子「残念ですわね、いってらっしゃいませ」

・・・・・・

上条「ただいまー。…へぇ」

黒子「おかえりなさいませ。どうかいたしましたの?」

上条「いや、髪を下ろした黒子なんて初めて見たなーと思って」

黒子「そうでございますわね。あまり人前ではお見せしませんので」

上条「普段より大人っぽく見えて新鮮だな」

黒子「もう、当麻さまったら…///」

上条「ふあぁ、そろそろ寝ますかね」

黒子「そうですわね。あ、今晩はわたくしのベッドをお使いになって」

上条「いやお前、類人猿の臭いがつくからどうとか言ってたじゃねぇか」

黒子「そんなの記憶にございませんの」

上条「・・・まぁいいや。じゃあお前のベッド借りるぞ。おやすみ」

黒子「ふふふ…」

ビュン

上条「うおあっ!こっちにテレポートしてくんな!」

黒子「黒子も当麻さまと同じベッドで寝ますのっ」

ギュッ

上条「こ、こら!抱きつくなって」

黒子「えへへへへ」

上条「ったく、仕方ないやつだな…」

美琴(ぐぬぬぬぬぬ…)

美琴(なによなによ黒子のやつ!あんなにベタベタしちゃって)

美琴(いいなぁ…私もあんな風にくっつきたい)

美琴(そうすればあのバカも少しは気づいてくれるかしら)

美琴「・・・へくちっ!」

美琴(さむっ。帰ろ…)

上条「今誰かくしゃみしなかったか?」

黒子「気のせいではなくって?」

上条「…?そうか」

黒子「ねぇ、当麻さま」

上条「ん?どうした?」

黒子「・・・抱いてほしいですの」

上条「え」

               ____ノ ⌒ヽー、- 、_
              / ,-、       : . `ヽ        _
               |/  \        :.  ハ   /´ ̄: :.:.、 ̄` 、
              i  .  \::::::: .   :::. } /:/.:.:.:.:⌒ヽ::ッ::::.:\
              |  ',     \ /二二/.:.:/ . : . :.:.:/.:.:.:.ヽ:.:.:.:ハ
              /!   \  /ノー‐ '´.::.:::/:.:.:. ./ : : : : ;;;;; : :i : . ハ
              ,' ハ    `,イ彡二二_;_;_/.:.i.:.:.:.:/ :.:.:.} .:.|  ! .:i.:i.:.:.i:|
                ノ . :ハ   / V><__/.:r‐、.:.!:! :.:∠_,斗 ト、;|:.!.:/.:|
            {  . :ハ    / ̄⌒ヽ、_;;_;八 !.:i:l/ _|/´   レ' |メi::/リ\
     _,/⌒ヽー ' ¨ ̄`! / - 、  ,ィ< ノ::.::爪:!リ. ゚ ̄`    ⌒.::{/   \
   c'_________ /    `´ー---- ' ⌒ ヽ ::::、__ __', .:::r '⌒ ー'⌒ ヽ

                    ヽ.._______,ィ,_i__〉ソ!> 、.._ ,. イし、i i_,ィ--- '
                              ̄           ̄

上条「そ、それはどういう…」

ヌギヌギ

上条「?!!」

上条「ちょ、ちょちょちょちょっと待った!」

黒子「わたくしのこと…もっと見て…」

上条「と、とにかく服を着なさい服を」

黒子「当麻さま」

上条「は、はい」

黒子「わたくしは本気ですの」

上条「いや、もう気持ちは十分すぎるぐらい伝わってるんですがね」

黒子「じゃあ…」

上条「でもいけません」

黒子「どうしてですの…」

上条「そういうのはもっと大人になってから本当に大切な人の前でするもんです」

黒子「・・・むぅ」ぶすっ

上条「さ、寝るぞ。早く服を着なさい」

黒子「・・・はいですの」

ぎゅっ

上条「いや、あの。力強いんですけど」

黒子「・・・・・・」

ぎゅうう

上条「やれやれ…」

―翌朝

ガチャ

美琴「おーい黒子、朝だぞー…ってえぇ?!」

黒子「なんですの・・・。まだ朝食の時間には早いじゃありませんの?」

美琴「じゃなくて、あ…ああああんた。何してんのよ!」

黒子「何って…見ての通り当麻さまとお休みになってただけですの」

美琴「あ、あんたねぇ!そ…そんなことが許されると、おおお思ってるの?」

黒子「別にお姉さまの許可を得る必要はなくって?」にやり

美琴(むきぃーっ!)

上条「ん・・・。朝から騒がしいぞお前ら…」

| ∧∧
|(´・ω・`)
|o   ヾ
|―u' ④ <コトッ

上条「そんじゃ、世話になったな。二人とも」

美琴「ふ、ふん!」

上条「なんで怒りっぱなしなんだこいつは…」

黒子「まぁまぁ、お気になさらず。それではごきげんよう」

上条「おう、またな」

・・・・・・

土御門「…上やんからまた別の女の匂いがするにゃー」

青髪「何やて?!そろそろ説明してもらわんとなー」

上条「き、きき気のせいだろ」

―夕方

上条(さて、今日からは本格的に野宿か…)

??「あ、あのっ―!」

上条「はい?」

??「あのっ、上条さんですよね?」

上条「はぁ、そうですが…。どちら様でしょうか?」

初春「わ、私、初春飾利と申しますっ!」

上条「俺に何か用ですかな?」

初春「あの、その…お、お礼がしたくて」

上条「お礼?」

初春「セブンスミスト爆破事件のことです」

上条「あぁ、あの時の風紀委員さん?」

初春「そうです!その節はありがとうございました」

上条「いいっていいって。そんな大したことしてないし」

初春「そんな!とんでもないです!上条さんに命を救われたようなものですから」

初春「それで、一度ちゃんとお礼を言いたいと思いまして」

上条「お礼なんてそんな…」

初春「いえ、命の恩人ですから!何か私に出来る事があれば何でもしますっ!」

上条「じゃ、じゃあさ…。今晩、泊めてもらってもいいかな?」

初春「え、ええっ?!」

                 _.. -――- ._ 
              ./  ,―――‐- ._` .
             /)  ./  /  /  ``\
           ///)ィ7T.フ厂 ̄`フi ‐-_ |〉. _人人人人人人人人人人人人人人_

          /,.=゙''"/  フl/_×// |ハハl .ト、>  細かいことはいいんだよ!!  <
   /     i f ,.r='"-‐'つイ._T_i`   .r≦lハ!|`` ^^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
  /      /   _,.-‐'~| |'弋..!ノ     i'+!l |   
    /   ,i   ,二ニ⊃l |' ' '  ,‐- ..__゙ー' .!l .|   
   /    ノ    i l゙フ..,!l .ト、  l  `,!   .ハ.!  
      ,イ「ト、  ,! ,!|.../_| |l: > .ヽ.. ィ <l   l|   
     / iトヾヽ_/ ィ"\. | | \ \ー'/ ./ ,,;:`:;'゙


上条「まぁ無理な頼みだとはわかっているんだけどさ…」

初春「いえ、何か特別な事情があるのでしょう?」

上条「いや、そんなたいそれた事情ではないんですがね…」

初春「わかりました。うちに来てください」

上条「ほ、本当か?」

初春「困った時はお互い様です」

上条「ありがとう!」

初春「それでは行きましょう」

上条(人助けはするもんですな)

・・・・・・

初春「どうぞー」

上条「んじゃ、おじゃましますっと」

>>1
おいもちろん■■の家にも泊まるんだろうな?
あれ・・・■■
何回■■ってうちこんでも■■にしかならんぞ!?

>>81
**

普通に打てるだろうがwww

初春「それで、どういった経緯でこんなことに?」

上条「いやまぁ、単純に家出なんですけどね」

初春「えぇ…?!」

上条「居候のわがままに耐え切れなくなって、二日前に出てきたってわけです」

初春「ここに来るまではどうしてたんですか?」

上条「ビリビリ…じゃなくて、御坂と白井の部屋に泊めてもらってた」

初春「ということは、あの常盤台中学の女子寮にですか?!」

上条「まぁ、そんなとこです」

初春「いいなぁ~…。なんかすいません、質素な部屋で…」

上条「いやいや。こっちの方が落ち着きますよ」

ピンポーン

初春「誰でしょう…。はーい!」

ガチャ

佐天「やっほー!初春ー!」

すんませんちょっと急用でここを離れなきゃならなくなりました。
続きを書くのは明日の朝になりそうです。
面倒であれば落としてもらってもかまいません。

それでは。

なん・・・だと・・・?

                       ヘ(^o^)ヘ
                         |∧  
                     /  /

                 (^o^)/
                /(  )
       (^o^) 三  / / >

 \     (\\ 三
 (/o^)  < \ 三 
 ( /

 / く  殺す
       

                     (^o^)
                          (^o^)
                          
                        
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       (^o^)     
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           厶イ:::::::::ーヘ                        /イ  }
            ノイ::/i:::ハ       -=ニ=-         ∧丿  
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( ^ω^)失せろ

         ヽ /\
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        く  /_ \
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  //.::: !:..:.. ..:.:.:|::. |斗..:.|:{二ト:N::.. ..:.i斗=:i、:..i:.ヽ.ヽ. ト:.:.:乂,イ:/_!__:レ.:.i::..:.  ..:.i..
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 ヽV..:::∧:、. ハ {.ハ{ トi:::n}        |う:i.} リ 小\:| ハi   ヽ        ノ// /:フ:..
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 「 ¨ ‐- .. 八       イノ \   ハ. i  \  /::::::.................. |::::. ... .:|./イ

朝まで保守してね!

保守がてらに、この前どっかスレを乗っ取ろうとしたけど、
dat落ちして、使いそびれしまったのがあるんだけど載せて良い?

今回は投下やめとくかな?

なんか、問題なさそうだから、投下する。




インデックス「どうやっても、とうまが振り向かないんだよ。」

姫神「どうして私にそれを相談するの?私も上条君の事。好きなんだけど。」

インデックス「それは大丈夫かも。あいさはとうまより出番の方を優先するから問題ないんだよ。」

姫神「そう認識されているのは。少し悲しい。」

インデックス「だいたい、いつもいつもいつもとうまは一人で戦って、女の子と仲良くなるんだよ。だから昔の女は忘れ去られてしまうんだよ。」

姫神「それは概ね同意。」

インデックス「だから、どうしたらいいか、考えて欲しいんだよ。」

姫神「留守を任されるのが問題だと思う。一緒に戦えば。問題ない。」
インデックス「でも、とうまは私を置いてけぼりにするんだもん。一緒に戦えないんだよ。」

姫神「いまいちあなたの凄さを知らないからだと思う。魔道図書館の凄さを見せつけたら。一緒に戦ってくれるはず。」

インデックス「魔道図書館を使う…。それはいいかも。ちょっと待ってて欲しいんだよ。」

姫神「待つ?」

インデックス「魔道図書館を使って、旗転嫁という魔術を作ったんだよ。これは、対象者のフラグを打ち消し、その対象者のフラグを特定の人に向けて、更に世界を書き換えるんだよ。簡単に言うと思い通りの世界がつくれるんだよ。」

姫神「ちょっとまって。あなたは魔術は使えない設定じゃなかったの?」

インデックス「努力したら使えるようになったんだもん。」

姫神「そもそも。上条君には魔術はきかないんじゃないの?」

インデックス「あいさもとうまのことよくわかっていないんだね。とうまは魔術を打ち消すけど、限界があるんだよ。だから、強力な魔術なら問題ないんだよ。」

姫神「それ。強引な解釈だと思う。」

インデックス「それはともかく、早速この旗転嫁をつかってみるんだよ。」

姫神「ちょっと待って。本当にそれ成功するの?」

インデックス「大丈夫なんだよ。理論は確立しているから問題ないんだよ。」

姫神「つまり。一度も試してないと。」

インデックス「あいさは疑り深いんだね。私の魔術に不可能という文字はないんだよ。」

姫神「魔術使い始めて。数スレしか経っていないのに。自信ありげに言われたら。疑うしかない。」

インデックス「あいさ、信じる者は救われるんだよ。これは大事な事なんだよ。だから、魔術を使うね。」

姫神「ちょ…」

インデックス「旗転嫁!」

きゅぴーん

アンジェレネ「あれ、ここはどこですか?それとなんであなたがいるんですか?」

上条「いや、ここは俺の家だが、どうしてお前がいるんだ?」

上条「…。なんかの魔術か?」

アンジェレネ「うーん。私もよく解りません。」

上条「まぁ、何か分かったら土御門から連絡があるだろうな。」

アンジェレネ「それより、お腹が空きました。何かください。」

上条「…。それよりって、お前…。」

アンジェレネ「お願いします。」

上条「はぁ。昨日の残りだが、いいか?」

アンジェレネ「はい。ありがとうございます。」

アンジェレネ「これが日本食ですか?天草式のみなさんとは違いますね。」

上条「大したものじゃないけどな。で、どうだ?味は?」

アンジェレネ「そうですね。火織の方が幾分かおいしいですね。」

上条「ぼそりとひどいことを仰りますね。上条さんは傷つきますよ。」

アンジェレネ「あ、でも、あなたのも、わるくないですよ。」

TRRRRR

上条「土御門からか、あー土御門、何があった?」

土御門「あー、かみやんか?大変なことになった。イギリスと学園都市が険悪になった。」

上条「はい?」

土御門「で、だ。今、そこにアンジェレネがいると思うが、匿ってくれ。」

上条「上条さんは話が見えないのですが?」

土御門「俺も見えない。何故か、急にこうなったんだ。」

上条「…。」

アンジェレネ「何か、あったんですか?」

上条「あ、その、イギリスと学園都市が険悪になって、お前を匿うようにと言われたんだが…。」

アンジェレネ「えーと、匿ってください。」

上条「…。仕方ないか。宜しくな。」

アンジェレネ「ふつつか者ですか、宜しくお願いします。」

上条「なんか、新婚夫婦みたいだな。」

上条「はははっ」

アンジェレネ「ふふふっ」

インデックス「ちょっと、とうま。私のこと忘れてない?」

上条「あれ、インデックスいたのか?」

インデックス「いたのか、じゃないんだよ。私の事忘れるなんてひどいかも。」

上条「あ、そうそう、インデックス。お前、イギリスに帰れって、土御門が言っていたぞ。」

インデックス「それは違うんじゃないかな?さっきの電話ではそんなこと一言も言ってなかったんだよ。」

ピンポーン

上条「あ。来た。」

土御門「かみやん。さっき伝えたとおりだ。インデックスを連れていくぞ。」

上条「そうか。寂しくなるが仕方ないな。」

インデックス「ちょっと、待つんだよ。なんでイギリスと学園都市が喧嘩しているのに帰れるのかな。というか、もとはるは私に
魔術師の事を隠している設定じゃなかったの?」

土御門「そんな設定あったかにゃー?ともかく、俺もよく解らないが、そうなっているんだぜ。」

インデックス「と、とうま。」

上条「インデックス、頑張ってこいよ。」

アンジェレネ「頑張ってきて下さい。」

土御門「急げ、インデックス。飛行機はすぐにでも飛ぶぞ。」

インデックス「強引過ぎるかもぉぉぉ。」

インデックス「どうして、こうなった?」

姫神「さぁ?」

インデックス「わかったんだよ。旗転嫁が失敗したんだね。もう一度するんだよ。旗転嫁!」

きゅぴーん

__
    ̄ ̄ ̄二二ニ=-
'''''""" ̄ ̄
           -=ニニニニ=-


           ∧_∧          /⌒ヽ   _,,-''"
      ‐――と(´・ω・`)       _  ,(^ω^ ) ,-''";  ;,
        ― ‐/  と_ノ          / ,_O_,,-''"'; ', :' ;; ;,'
          / /⌒ソ      (.゙ー'''", ;,; ' ; ;;  ':  ,'

         -'´         _,,-','", ;: ' ; :, ': ,:    :'  ┼ヽ  -|r‐、  レ |
                _,,-','", ;: ' ; :, ': ,:    :'     d⌒) ./| _ノ  __ノ



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    ̄ ̄ ̄二二ニ=-
'''''""" ̄ ̄
           -=ニニニニ=-


     ∧__∧≡=-               /⌒ヽ   _,,-''"
    (    )┐≡=-          _  ,((.;.;)ω;),-''";  ;,
     と´_,ノ゙ヾ.≡=-             / ,_O_,,-''"'; ', :' ;; ;,'
     (´ ヽ、 \≡=-       (.゙ー'''", ;,; ' ; ;;  ':  ,'    __  __ ``  / 
      `ー' \__)≡=-    _,,-','", ;: ' ; :, ': ,:    :'      ヽ     ヽ  <  
                _,,-','", ;: ' ; :, ': ,:    :'        _ノ    _ノ     \

こういうことだ

すみません。規制くらっていて、投下できませんでした。
再開しようかと思ったのですが、保守がてらのネタですし、どうも評価悪いので、この辺で打ち切ります。

ちんちんしゅっしゅ

すいません、お待たせしました。
まさか残っているとは・・・。
保守してくれた方々、ありがとうございます。

では、続けたいと思います。

初春「佐天さん!どうしたんですか?」

佐天「いやー暇だったもんで遊びに来ちゃいました!・・・ん?」

初春「どうしたんですか?」

佐天「・・・初春。あんた男出来たの?!」

初春「ふえっ?!な、なんですかいきなり!」

佐天「見慣れない男物の靴があるんだけどぉ?」

初春「こっ、これはですね…」

佐天「抜け駆けとはいただけませんなぁ。よーし、おっじゃまっしまーす!」

初春「ちょ、ちょっと佐天さん!」

>1はまだ来ないのか

来てたwwwww

佐天「どうもー!」

上条「あ、どうも…」

佐天「ほうほう」

佐天「ちょっと初春っ」

グイッ

初春「な…なんですか?」

佐天「高校生?なかなかイケメンじゃない」ぼそっ

初春「だ、だからそんなんじゃないですってば////」

上条「えーと…どちら様でしょうか?」

佐天「初春のクラスメートの佐天涙子でーす!初春がお世話になっております」

上条「はぁ、どうも。上条当麻です。お世話になってるのはむしろこっちの方ですが・・・」

佐天「またまたぁ~」

初春「んもぉ~。佐天さんっ!」

佐天「なぁーんだ。そういうことなら早く言ってよ~」

初春「さ、佐天さんが勝手に突っ走っちゃうからじゃないですかぁ…」

佐天「ごめんごめん。で、そういうわけで上条さんが初春の家に来たと」

上条「そういうことです」

佐天「なるほどね…。ねぇ初春、晩ごはんってもう食べた?」

初春「いえ、まだですけど…」

佐天「じゃあさ、今から食べに行かない?」

初春「私は構いませんが…」

上条「俺のことは気にしなくていいぞ。行って来い」

佐天「何言ってるんですか。上条さんも一緒に行くんですよ!」

上条「お、俺も?」

佐天「もちろんです。色々お話も聞きたいし」

佐天(それに、初春に恋をさせるチャンスかも知れないし…。にひひ)

佐天「それでは、行きましょー!」

―ファミレス

上条「外食なんて久し振りだな」

初春「―さ、佐天さんっ!」ぼそっ

佐天「なに、初春?」

初春「な、なんで私が上条さんの隣なんですかぁっ?!」

佐天「いいじゃんいいじゃん、嫌ってわけじゃないんでしょ?」

初春「そ…それはそうですけど…///」

佐天(うわぁ顔真っ赤。これは間違いなく上条さんにほの字ね)

上条「二人ともなにコソコソ話してんだ?」

佐天「い、いやぁ何でもないですよ!あは、あはははは!」

上条「?」

美琴「ちょっと離れなさいってば!」

黒子「あぁんお姉さまったら…。まだ拗ねてらっしゃいますの?」

美琴「う…うるさいわねっ!」

黒子「わたくしはわたくしなりのスキンシップをとっただけでありますのよ?」

美琴「…にしてもあれはちょっとくっつきすぎじゃない…。うらやましいけど…」ぶつぶつ

黒子「素直になれないことがいかに損をするかおわかりになったでしょう?」

美琴「うぅぅ…。だってだってぇ…」

黒子「このままでは当麻さまがわたくしのモノになるのも時間の問題ですわね」

美琴「そ、そんなことさせないわ!」

黒子「どうでしょうか…」にやり

美琴「ぬぬぬ…ってあれ?!」

黒子「どうなさいましたの?」

美琴「あのファミレスにいるのって、あいつじゃない?」

黒子「な、なんですと?!」

美琴「ほら、あそこあそこ!」

黒子「ほ、本当ですの…」

美琴「しかも初春さんと佐天さんと一緒よ」

黒子「わ、わたくしというものがありながら何という…」

美琴「あんたのものじゃないでしょうに」

黒子「しかも何やら楽しそうですの…」

美琴「な、何話してるんだろう。き、気になる」

黒子「お姉さま!そろそろ戻らないと門限が…」

美琴「げっ?!本当に?仕方ない…退散するか」

佐天(御坂さんに白井さん…。あんなところでなにしてたんだろう…)

|∧∧
|・ω・`) そ~~・・・
|o④o
|―u'


| ∧∧
|(´・ω・`)
|o   ヾ
|―u' ④ <コトッ




| ミ  ピャッ!
|    ④

上条「ごちそうさまでした」

佐天「随分食べましたね…」

上条「ここ最近ちゃんと食べてなかったからなぁ…」

佐天「それで、何で家出を?」

上条「居候がちょっと厄介でな。わがままな上にこれでもかという大食いで」

上条「まぁ面倒見ると決めた以上責任持たなきゃいけないんだけど、つい爆発してしまって…」

佐天「なるほど、そういうことだったんですか」

上条「まぁ、もうちょっとしたら戻るつもりだけどな。なんだかんだで心配だし、色々不便だし」

佐天「上条さん。明日、うちに来ます?初春もお世話になったみたいだし」

上条「えっ?いや、いいよ悪いって」

佐天「人の好意を無碍にすることの方がよっぽど悪いですよ」

上条「…じゃあ、お言葉に甘えさせていただきます」

初春「・・・・・・」ぽーっ

上条「あ、あのー初春さん?」

初春「は、はははいっ!なな何でしょう?!」

佐天(あちゃー…こりゃ完全にアガっちゃってるね)

佐天「初春、ちょっとこっち来なさい」

グイッ

初春「な、なんでしょう…」

佐天「いつまでもモジモジしてたって始まんないよ!」

初春「そ、そんなこと言われましても…」

佐天「これから部屋に戻ったら二人っきりなんだから。これはまたとないチャンスよ」

初春「そ…そうですよね。が、頑張ります!」

佐天「よし、その意気だぞ初春」

上条(さっきからどうしたんだあの二人)

佐天「もう夜も遅いことですし、そろそろ解散にしませんか?」

上条「ん?あぁ。そうだな。あんまり遅いとあれだしな」

佐天「ほら、初春。あとはあんたが頑張るのよ」ボソッ

初春「じゃ、じゃあ上条さん。帰りましょうか!」

上条「おう、そうだな。それじゃあまた。明日はよろしくお願いします」

佐天「いえいえ。こちらこそ初春をよろしくお願いしますね」

上条「?」

佐天「じゃね、初春」

初春「はい!」

初春(佐天さん…ありがとうございます)

―初春の家

初春「お茶いれますね」

上条「あぁ、いただきます」

初春「あの…上条さん」

上条「はい、何でしょうか」

初春「その…上条さんって、好きな女性とかいらっしゃるんですか…?」

上条「好きな女性?」

初春「は…はい」

上条「これといって特には…。上条さん恋愛沙汰には縁がないんですよ」

初春「そ、そうなんですか…」

初春(よ、よかったぁ~)

上条「初春さんは?」

初春「ふえぇっ?!」

初春「わ、私ですか?!」

上条「好きな男の人とかいないの?」

初春「わ…私は…その…」かああぁぁぁ

上条(うわっ、顔がみるみる真っ赤に)

上条「ま、まぁ無理に言う必要はないから」

初春(ち、ちゃんと言わなきゃっ…)

初春「そ…その…か、かみじょ―」

上条「初春さん」

初春「は、はいっ?!」

上条「さっきから顔が茹で蛸のように真っ赤なんですけど大丈夫ですか?」

ペタッ

初春「―っ?!/////」

初春「だ、だだだ大丈夫ですっ!わ、わたし!お風呂入って来ますっ!///」

上条「は、はぁ…」

                 ┏┓  ┏━━┓              ┏┓┏┓
               ┏┛┗┓┃┏┓┃             ┃┃┃┃
               ┗┓┏┛┃┗┛┃┏━━━━━┓ ┃┃┃┃

               ┏┛┗┓┃┏┓┃┗━━━━━┛ ┗┛┗┛

               ┗┓┏┛┗┛┃┃             ┏┓┏┓
                 ┗┛     ┗┛              ┗┛┗┛
     \、,,)r゙''"''ー弋辷_,,..ィ  〉`ヽ. O 〉 人,人  O  `ヽ}`ヽ  Yヽ       |
  =、..,,,ニ;ヲ_     ヾ彡r''" _f⌒ o  ⌒Y   .イ__ノ て    ヽf⌒ o⌒ヽィ..,,_辷弋ー''゛''゙r(,,、/
   ``ミミ,   i'⌒!  ミミ=-人_ノゝ、‐'`‐ァ´ 人  ヽ_ノ弋___ノィr    人゛ミ_ッ     _ヲ;ニ,,,.
  = -三t   f゙'ー'l   ,三 7,、r‐´`ァ'´レ':ゝし':::::::::ー'::::::::::::::::::レハゝ‐く`イノ ミミ  !⌒'i   ,ミミ
    ,シ彡、 lト  l!  ,:ミ... f'⌒Yノし':::::::::::::::/::::,:::::::::::::ヾ:::::::::::::::::::レ'⌒ヽ j `三,  l'ー'゙f   t三-
    / ^'''7  ├''ヾ!  (   う:::::::::/:i!::::/|::::::::::::::::ハ::::トi:::ト:::::::::::|::::(  ¦  ''ミ:, !l  イl 、ミ_シ
   /    l   ト、 \. (  ぅ:::::::::〃::i!ィ:|‐_、:i|::i!::::| !:::ィ:ニ=ト:、!::::|::::::::ゝイ   ッ''┤  7'''^ \
    〃ミ ,r''f!  l! ヽ.  'Y|:::|::::::::||::ィL::j L:_jLiL:/ L::j Lj L:::ヽ:|:::::::i!::::|  / 、ト   l   
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  / :: ,ll         ゙': ゙i V从::::从iイ {_ヒri}゙     ゙ ヒrリ.》 从:/::: .,r' l .:'     ': ゙i,ィ ゙i
 /  /ll         '゙ !  イ::人:::::iゝ   ̄´           j:人::::ヽr',i゙ :'゙         ll,
   /' ヽ.          リ 弋_彡f⌒        '       r_'_ノ`⌒ ! ゙'         ll゙i
  /  ヽ        /     `ーハ     {ニニニィ      /:/   リ          .,r' '゙
  /  r'゙i!     .,_, /        ヾ:ゝ.    ∨    }   ィ::/      ゙i        ,r'
 /.     l!       イ          )::::>  ゙こ三/ , イ:从      ゙i ,_,.     !i゙'

ズレター☆

           。o%爻花%o。
          ※゚'^::::::::::::::^`゚㍉*。

.    , -‐ヘ    /,_//_/::::::::::::::::::::ハ:::::爻
    {ゝ-と)   :.::::i::i::::::ハハ::::::::::::::::}i:::::::|
.    Y イ  从从:|/  \ハ从从:, ┴―'⌒ヽ
   | |   厶}c==   ==っ  」/  ,---、 、丿
   | |, ┬ヘ从 //////  /〉
   | └ー}川}ト ヽ( ̄ ̄`ヽ.{∨_//

     ー一v'///  }:::`Tニニイ}   /〉
        ` < 八\:::::::/八.  /
            \  ー匸f‐′  /
               {  /.:::ハ     〈

―浴室

初春「はぁ…。結局言えなかった…」

初春「上条さんの手、おっきかったなぁ…///」

初春「よ、よし。お風呂から出たらちゃんと言うぞ…」

ガラッ

初春「・・・・・・」

初春「あああああーっ!!!」

―部屋

上条「いやー、お茶がうまい」

上条(結局、何て言おうとしたんだろう…。ま、いいか)

『あああああーっ!!!』

上条「な、なんだなんだ?浴室から悲鳴が…」

昨晩から寝てなくて眠さが限界です…。
ちょっとばかし寝させてください…。
お昼にまた書きます。

おやすみ
保守はまかせろー



























たぶん

出かける!
保守任せたww

保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 40分以内
02:00-04:00 90分以内
04:00-09:00 180分以内
09:00-16:00 80分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内

保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 60分以内
02:00-04:00 120分以内
04:00-09:00 210分以内
09:00-16:00 120分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内

         ,r '" ̄"'''丶,

        ./.゙゙゙゙゙   .l゙~゙゙゙゙ ヽ\
       . i´ ri⌒.'li、 .'⌒ヽ  'i::`i,
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