ひろし「俺の家族は最高だ!!」 (149)

ひろし「あぁ~北埼玉~♪っと 今日も忙しかったな~」

ひろし「こんな日は枝豆にビールでキュキュッと……かぁー!早く帰んなきゃ!」タッタ


……ポー……ピーポーピーポー

ひろし「……救急車か」

ひろし「!」

ひろし「あれ?俺んちに……停まった……?」

ひろし「ハァハァ……まさか……そんな……ハァハァ」タッタ

ひろし「頼む!なんかの間違いであってくれ!!」タッタ

人混みの中なんとか かき分け家に入れた ひろし

しんのすけ「父ちゃん!!母ちゃんが……母ちゃんが……」

ひろし「しんのすけ!大丈夫か!?ハァハァ」
ひろし「みさえに なんかあったのか?!」


しんのすけ「食べ過ぎで死にそうになってたゾ」

ひろし「……は?……」ガクッ

ひろし「それならそうと早く言えよ……」フゥ

みさえ「イタタタ」

ひまわり「たーい」キャッキャッ

~病院~

ひろし「すいませんでした。迷惑かけて」

医師「いえいえ。これも仕事ですから」

医師「それより1つだけ気になる点が……」

ひろし「……?」

医師「詳しく調べないと なんともはっきりと断定はできないんですが……」

ひろし「ハァ……」

病室

みさえ、しんのすけ・ひまわり「スースー」Zzz・・・・

ひろし「ったくコイツらは……」

ひろし「あぁーあ ビールは お預けだな」ガクッ

~家~

ひろし「とりあえず寝るか……どうしても明日の仕事は外せないんだよな……」 ハァ

ひろし「親父とお袋が明日の朝に来てくれるし 隣のおばさんも見ててくれるって言ってたから一先ずは安心だな」ウトウト

ひろし「Zzz・・・・」

~病室~

しんのすけ「ワッハッハッ」Zzz・・・・
ひまわり「スー」Zzz・・・・

みさえ「うっ!」ドクン

~朝・家~

ひろし「……ぅーん」

ひろし「!もうこんな時間か!」

ひろし「みさえ~起こしてく……あっ」

ひろし「そうか……病室に居るんだよな」ハァ

ひろし「あっ!親父か?悪いけど頼んだよ 」ガチャ

ひろし「急いで行かなきゃ!大切な商談があるんだ」タッタ

ひろし「シロ!家のこと任したぞ!」

シロ「ワン!」尻尾フリフリ

~会社~

ひろし「我が社の考えとしては……」ペラペラ

~商談終了~

部長「いや~野原くん!今日のは実に良かったよ!君も課長になる日は近いかもしれんな!」ハハッ

川口「先輩さすがっすね!」

ひろし「いやいや……(家は大丈夫かなぁ?)」

ブブブ

ひろし「あっ!マナーモードにしてたんだな 」パカッ

『着信 18件 』

ひろし「なんだこれ……?」ピッポッパッ

ひろしの父(留守番サービス)「なぜ電話に出ん!!!」

ひろしの父「急いでかけろ!!!」


ひろし「……なんなんだ」ドクンドクン

~タクシー内~

ひろし「なんなんだよ一体……」オロオロ

ひろし「とりあえず会社には休む願いを出してきたし…………親父にも電話しても繋がらない……」

ひろし「……!!そういえば……医者が……言ってた事って……」

ひろし「考えすぎだ考えすぎだ!!」

運転手「着きましたよ」

~病院・受付~

ひろし「みさえは!?みさえはどこに居ますか?!」

受付嬢「はい?お名前をはっきり言ってもらって宜しいですか」

ひろし「野原みさえだよ!!早く教えろよ!!こっちはそんな暇がねーんだ!」

ー急いで病室に走るひろしー


ひろし「みさえ!!!」バーン !

医師「みさえさん!!意識をしっかり持って!!」

看護婦「血が……止まりません」

医師「もっと血を足せ!!これ以上は……!!」

ひろし「みさえ……?」

看護婦「野原さん!今は非常に大切な時なので外でお待ち……」

ひろし「うるせー!!」ドン!

みさえに駆け寄りながら
ひろし「なぁみさえ?!大丈夫だよな!?」
ひろし「死んだりなんかしないよな……?なぁ……みさえ……」

医師「野原さん!我々を信じてください!!!!」

ひろし「みさえ!!!!!!みさえ!!!!頼むよみさえ!!」

しんのすけ「父ちゃん……母ちゃん大丈夫だよね?居なくならないよね?」
ひろし「あぁ……みさえは強い。大丈夫だから信じてろ。」

ひろし「(俺が……俺がみさえの事をもっと考えてれば なんとかなったのかもしれない……
俺のせいだ……俺の俺の!俺は死んでもいい!神様……頼むよ……
みさえは こんな俺を信じてついてきてくれた……こんなにどうしようもない俺に家族のしあわせを教えてくれた………だから……みさえに死なれちゃ俺はダメなんだよ……まだなんにもしてあげれてない……!)」

ひろし「みさえ…………」

医師「手術は終わりました」


ひろし・ひろしみさえ両親「みさえは!?」
しんのすけ「母ちゃんは!?」

「…………全力は尽くしたんですが……!」

一同「え……?」

医師「……申し訳ございません!!」

ひろし「あっ……あぁ……あ」ガクッ

しんのすけ「嘘つけ!!!!」

しんのすけ「父ちゃん!コイツはウソをついてるゾ!」ウルウル

しんのすけ「あの母ちゃんが…!…いつも昼寝ばっかりだし……年もウソをつく……妖怪ケチケチBBAの母ちゃんが……死ぬわけないんだゾ!コイツは偽物の」
ひろし「しんのすけ!!!!!!!」

しんのすけ「!」ビクッ

ひろし「すいません。何分子供なもので……」

医師「……」

ひろし「しんのすけ…………みさえの側に行ってやれ」

しんのすけ「……イヤだ!イヤだイヤだ!」

ひろし「あっ……しんのすけ!どこに……」



看護婦「先生!みさえさんが居ません!!」


一同「!?」

そのままみさえは帰って来なかった……


~15年後~

しんのすけ「父ちゃん!遅れる遅れる~!」バタバタ

ひまわり「ハァ~。 お兄ちゃんも20歳なんだね!」ジーン

ひろし「いつの間にか身長も抜かされてたな……しんのすけ」

スーツ姿のしんのすけ「母ちゃんにも見せたかったな……」

ひまわり・ひろし「しんのすけ……」

ひろし「みさえは何時だって俺らの側に居るさ!さぁ!みんなで写真撮ろうか!」

みさえ「ウフフ」

しんのすけ「!?母ちゃん?……そんな訳ないか……?」キョロキョロ

ひろし「どうした?」

しんのすけ「なんでもないよ~」

ひまわり「いくつになっても変なお兄ちゃん♪」

ひろし「いくぞー。はい!チーズ 」カシャッ

~END~

もし真剣に読んでくれてる人が居たらすいません。

なんか クレシンの書いてみたくて勢いで書いてみたけど やっぱり勢いだけじゃダメでした。

本当gdgdですいません。

じゃあ俺が続きかく

>>117から

キャー!!

一同「!?」

ミサエ「チダ、チヲヨコセ」

しんのすけ「母ちゃんがゾンビになったゾ!」

みさえ「チガ、チガホシイ」

ひろし「みさえ、どうしたんだしっかり……」ガブッ

しんのすけ「父ちゃん!」

ひまわり「びえええええ!」

ひろし「しんの……す……け…お前……ノ……チガホシイ」

しんのすけ「父ちゃんまでゾンビになったゾ」

続き>>145頼んだ

>>130
一番可哀想なのはシロ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さんだよー   2014年11月24日 (月) 16:39:20   ID: MEt4sJqp

面白いから続きあったら見たいなー

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