佐天「私は初春のことが…好きなんです!!」(322)

美琴「は?」

黒子「えっ?」

美琴「えーと、もう一回言って…」

佐天「だから私は初春のことが好きなんです!!」

美琴「え…。」

黒子「!!」

黒子「そうでしたの、佐天さん!」

ならサテンに行くぜ!

黒子「あなたもこちらの世界の住人だったのですね!」

佐天「は、はい。」

黒子「あらあらまあまあ。嬉しいですわ。」

佐天「えへへ。」

黒子「それで告白はしたんですの?」

佐天「まさか。相談に乗ってもらうために今日は白井さんと御坂さんを呼び出したんです。」

黒子「そうでしたの。」

佐天「迷惑…でしたか?」

黒子「いえいえ、大歓迎ですの!」

Welcome to the new world!

佐天「ありがとうございます。」

黒子「で、どうして初春を好きになったんですの?」

黒子「可愛いですけど、強情で意地っ張りですし…」

佐天「はは、そうですよね。でも、初春はいつも私を支えてくれるんです。」

佐天「レベルアッパーの件でも初春がいなかったら、どうなっていたことか…」

佐天「初春をなぜ好きになったのか具体的に答えるのは難しいです。」

佐天「うまく言い表せないけど初春の存在自体が特別というか…」

佐天「他の人とは違うんです。」

佐天「LOVEとLIKEにどんな違いがあるというんですか!」

黒子「ほぉ。私のお姉様に対する感情と一緒ですわね。」

美琴「」ピクッ

黒子「佐天さん!それは正真正銘の恋愛感情ですわ!」

美琴「」ピクピクッ

黒子「初春もあなたみたいな人に想われるなんて幸せですわね。」

美琴「」ビクンビクン

佐天「えへへ、お世辞だと分ってても嬉しいです。」

黒子「お世辞ではないですわ。佐天さんはしっかり初春の良いところを分かっていますし。」

黒子「あなたが初春のことを話すときの表情から初春が大好きだということは伝わってきますわ。」

黒子「その気持ち、大切にするんですのよ。」

佐天「白井さん…はいっ!」ニコッ

黒子「良い笑顔ですわ。」

美琴「ねぇ、あんた達。」

黒子「何ですの、お姉様。」

美琴「…」

佐天「御坂さん?」

美琴「佐天さんにそんな趣味があるなんて思わなかった…」

美琴「ハッキリ言ってさぁ、気持ち悪いのよ!」

美琴「レズだかなんだか知らないけどさぁ!」

美琴「大体なんなのよ、この空間は!レズがふたりで普通の人が私だけなんて…」

美琴「おかしいわよ…」

美琴「ここからRUNAWAY!」

ランナウェイ とても好きですわ(お姉さまのことが)
連れて 行ってあげますわよ(この素晴らしきレズの世界へ)
二人だけの 遠い世界へ(テレポート使って)
お姉さまを抱いて ランナウェイ(もちろん胸をつかみながら)

佐天「御坂さん…」

黒子「お姉様!」

美琴「あと、初春さんに告白するのは止めたほうがいいと思うわよ。」

美琴「佐天さんってそういう人だったんですか…って引かれるのがオチよ。」

美琴「だいたい、初春さんっていかにも女の子らしくて可愛いじゃない。」

美琴「きっと将来いい彼氏ができると思う。」

美琴「そういう未来を佐天さんは壊すの?」

美琴「佐天さんだってモテるでしょ?すごく可愛いんだから。」

美琴「新しい恋を見つけたほうがいいわよ。」

黒子「そんなこといわれましても…好きなものはしょうがないですわ」

佐天「そんな…」

美琴「黒子も黒子よ。あんたも私に付き纏ってきて、変態的な行動して…」

黒子「えっ」

美琴「毎日私が寝たと思われる時間帯を見計らって、お…オナニーしてることも知ってるんだからっ!!」

黒子「なんとっ!」

美琴「お姉様っ!ああっ!いいですわ、お姉様!そこですのっ!とか言いながら!」

黒子「起きてたのなら言って下さいな。」

美琴「き…気持ち悪いのよっ!」

黒子「お姉様の言葉攻め、痺れますわぁ!」

美琴「そのうえ、今は佐天さんにレズを推奨しちゃって…」

美琴「はは、ごめんね佐天さん。」

美琴「まぁ、そんな気持ち悪い道に足を突っ込むのはやめろってこと。」

美琴「佐天さんの学校は共学よね?」

美琴「周りに男子なんていっぱいいるんだから初春さんじゃなくても…ねぇ。」

美琴「女の人が女の人を好きなんて滑稽で…恥ずかしいわよ。」

佐天「御坂さん。」

美琴「ん?」

佐天「御坂さんのほうが私よりよっぽど恥ずかしいと思います。」

美琴「は?」

佐天「御坂さんは…人を好きになったことがありますか?」

美琴「あっ、あるわよっ!(アイツ…!)」

佐天「人を好きになったことがある人がさっきみたいなこと言うんですね。」

美琴「え?」

御坂は驚いた。佐天が今にも泣きそうな顔で俯いていたからだ。

佐天「今日は私の我儘に付き合わせてしまってすみませんでした。」

佐天「でも、超電磁砲だかレベル5だか知らないけど…あなたなんかに相談しなければ良かった!」

佐天「人の気持ちも分からないあなたなんかに…!」ポロっ

美琴「さてん…さん。」

佐天「ご、ごめんなさい!」ダッ

佐天は泣きながら席を立ち、ファミレスから立ち去った。
自分の分の料金はしっかりとはらっ

あー、間違えた。>>27の最後の行は、

自分の分の料金をしっかりと払って。 だった。

>>1の母ちゃんがやってきた!…のかな?

ファミレス内。

美琴「あー、なんで泣いちゃったんだろ、佐天さん。」

黒子「お姉様…それはボケですの?」

美琴「えっ。」

黒子「私はお姉さまと毎日一緒にいますので、先程のような言葉は聞き慣れています。」

黒子「ですが佐天さんはどうでしょう。」

黒子「きっと彼女はお姉様に助けを求めていたのでしょう。」

黒子「それなのにあんなに心ない言葉を…黒子は少しショックですの。」

美琴「黒子…」

黒子「私は少し寄る所がありますので失礼しますわ。お姉様は少し自分の言動を振り返ってみて下さいまし。」ビュン

美琴「えっ、黒子、お金は…」

美琴「もうっ。」

美琴(私、なんか間違ったこと言ったのかなぁ。)

美琴(だって気持ち悪いじゃない、レズなんて。だから佐天さんを更生させてあげようと思っただけなのに…)

美琴(黒子もなんか怒ってたしさ。)

美琴(何よ、何よ、何なのよ!!訳分かんない!)

美琴「こうなりゃヤケ食いよっ!すみません、このチョコレートデラックスストロベリーパフェ下さいっ!」

店員「はいっ、ただいまお持ち致します!」

店員「お持ちしました!」

美琴「うわぁ!美味しそう!」

店員(ふふ、可愛いなぁ。さっきとは大違いだ。)

美琴「いただきまーす!」

インデックス「うわぁ、とっても美味しそうなんだよ!」

美琴「え?」

インデックス「とうまーとうまー、私もこんなパフェを食べたいんだよ!」

上条「うん、それ無理。」

インデックス「むーっ!」ガブリ

上条「痛っ!やめろー」

上条「はは、すいませんね、みっともないところを…ってビリビリ?!」

美琴「あ、アンタ!なんでこんな所に!」

上条「いや、どうしてもこの我儘シスターさんがファミレスに行きたいって聞かなくてさ。」

インデックス「とーま!人聞きが悪いんだよ!」

美琴「そ、そうなの…」(仲いいなぁ)

上条「それにしてもそのパフェ大きいな。一人で食べるのか?」

美琴「そうよ、悪い?連れが帰っちゃったのよ。」

インデックス「短髪一人じゃ食べきれないんだったら私も協力するんだよ!」

上条「インデックスさん…意地汚いですよ。」

美琴「そうね。一緒に食べる?」

インデックス「やった!うん!短髪、ありがとうなんだよ!」

上条「良かったな、インデックス。悪いな、ビリビリ。」

インデックス「短髪は優しいんだよ!」

美琴「ふふ。」

上条「あっ。」

美琴「何よ?」

上条「お前、今日初めて笑ったな。笑ってた方が可愛いぞ。」

美琴(可愛いって…言われた。)カァア

インデックス「うーん、絶品なんだよ!」

美琴(やだ、どうしよ。顔が…熱い。)

インデックス「このストロベリーソースは本当に美味しいんだよ!」

上条「ビリビリさぁ、今日何かあった?」

美琴「何で…?」

上条「元気ないからさ。上条さんで良かったら話聞くけど?」

美琴「もう、お節介なんだから…」

美琴「あのね、友達から相談されたんだけどね。」

上条「うんうん。」

美琴「アンタは同性愛って…どう思う?」

上条「」ブッ

美琴「うわ、汚いわね!」

上条「え、どういうことでせうか?」

美琴「文字通りの意味よ。男が男を、女が女を好きになるってことよ!」

上条「あー、うん。自分が同性に恋愛感情を抱くということは正直いって無いと思うけど…。」

美琴「…アンタがホモだったら困るわよ。」ボソッ

上条「え?」

美琴「な、何でもないっ!!」

上条「でもなぁ、恋愛なんて人それぞれだしな。」

美琴「…」

上条「中には同性を好きになるっていう人がいたっておかしくねーんじゃないの?」

上条「異性でも同性にでも愛情を持って接することは人間関係の基本だし…」

上条「って何言ってんだ、俺は。」

上条「で、その相談してきた子は同性愛者だったのか。」(女の子だよな?)

美琴「」コクリ

上条「そっか。」

美琴「気持ち悪いわよ…レズだなんて。」

上条「百合と言え。」

美琴「え、何よ、花の名前?」

上条「気持ち悪くねぇよ。誰かに愛情を持って接することが出来るのは素晴らしいことなんだよ!」

上条「お前はその子の気持ちを考えたのかよ?考えた上で気持ち悪いなんて言ったのかよ!」

上条「見損なったぜ、ビリビリ。」

美琴「アンタ…」

インデックス「なんか…不穏な空気なんだよ。」バクバク

上条「お前が女の子同士は気持ち悪いと言うのなら…」

上条「まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!!」

美琴「いや、そんなに必死にならなくても…」

上条「ハッ、俺は何を…!」

インデックス「すごい気迫だったんだよ、とーま。」

美琴「あ、口元にクリームが付いてるわよ。」ヒョイ

インデックス「わぁ、ありがとうなんだよ!」

上条(うわあああああ!!!いいなぁ)

これはカス条さんwwww

美琴「うん、美味しいじゃない。」ペロッ

インデックス「ほら、取ってくれたお礼なんだよ。短髪、あーんして。」

上条「てか、元々御坂のパフェだろ、それ。(ってあーん?!)」

美琴「は、恥ずかしいわねっ。あーん。」

インデックス「おいしい?」

美琴「美味しい!ありがとう。」

上条(おう…良い光景だ。美少女二人の間接キスとは)ほわわわわあ

インデックス「とーま、とーまも!はい、あーん。」

上条「いいんだ、俺は。見てるだけで幸せだから。」キリッ

インデックス「そんなこと言わずに。ほらっ。」

上条「しょうがないなぁ。」パクッ

上条はインデックスが差し出したスプーンを、いや、御坂とインデックスの唾液がついたスプーンを…。
銜えた。
舌でまずパフェの甘さを味わう。
それが完全に無くなってから、銀の部分を舌で味わいつくす。
上条がスプーンから口を離す時にはもう銀のスプーンには御坂の唾液もインデックスの唾液も残っておらず…
残っていたのは上条のツバだけだった。

上条「美味かったよ。ありがとうな、インデックス」ニコっ

インデックス「い、いいんだよ。とーま」カァア

この上条さんには説教されたくないwwww

インデックス「短髪ももう少し食べていいんだよ。」

美琴「そうね、このパフェは大きいからね。」

インデックス「はい、あーん。」

上条(もう止めてくれー!!いや、止めるなぁあああ!!!)

美琴(うわ、これってアイツと間接…キス!!!)

美琴(意識すると、ホントにドキドキしちゃう。)

美琴(佐天さんも初春さんに対してこういう感情を持ってるのかな。)

上条(うわぁ、今日はついてるなぁ!)

上条(何回も生の間接キッスを見れるなんて。)

上条「フンフンフン♪フンフフン♪フンフンフフン♪フンフンフフン♪」

インデックス「とーまもパフェが美味しかったからご機嫌なんだよっ!」

美琴「そうね。」(アイツ、可愛いなぁ。甘いもの好きなんだ。)

美琴「ねぇねぇ、アンタはどんなお菓子が好き?」

インデックス「うーん、私はね、何でも好きなんだよっ!」

美琴「好き嫌いがないのはいいことよね。」

インデックス「褒められた!うんうんそうなんだよ。」

びりびりは、わるいことってきづいたら、ちゃんとはんせいするからすき

美琴「今度、私がアンタにお菓子作ってきてあげようか?」

インデックス「ほんとう?!」

美琴「佐天さんに習ってね。」(あ、佐天さん…)

インデックス「ありがとうなんだよ!」

美琴「じゃあ、今度はどこで会おっか?」

インデックス「ウチでいいんだよ!ね、とーま!」

上条「お、おう。」(まさかこの二人が家にまで行く仲になるなんて…)

上条「百合フラグビンビンだぜっ!!」

インデックス「とーま、何言ってるか分かんないんだよ。」

美琴「さっきから百合って…どこに百合の花があるのよ?」

上条「目の前に咲き乱れてるんだよぉおおお!!!」

インデックス「重傷なんだよ。」

美琴「意味分かんない。」

美琴(そんなアンタもたまにはいいけどね。)

それからしばらく談笑をして、御坂は上条たちと別れた。

美琴「じゃあ、門限もうすぐだから…ばいばい!」

インデックス「ばいばいなんだよ!お菓子楽しみにしてるね。」

美琴「うん。」

上条「またな、ビリビリ。」(名残惜しい…夢のような一日だった。)

御坂は本当に嬉しそうな顔で常盤台の寮へと駆けていく。

美琴(ふふ、またアイツに会えるんだっ!)

美琴(嬉しいな、どんなお菓子作っていこうかな。)

美琴(佐天さんにお勧めのお菓子のレシピ聞かないと。)

美琴(あの子もアイツも喜んでくれそうなレシピ…何かあるかな?)

美琴(でも、ごめんなさい佐天さん。未だにレズは…理解できないの。)

御坂サイド一旦終わり。
>>27の続きから佐天さんサイド。

※佐天サイド※

佐天涙子は泣きながら、自分の住んでいるところへと駆けて行った。
その佐天の行く手を阻む者がいた。
白井黒子だった。

佐天「えっ、白井さん…御坂さんは?」

黒子「お姉様はまだファミレスですの。あなたの様子が気になったので来てしまいました。」

黒子「ごめんなさいですわ。」

佐天「白井…さんっ!ううっ」

黒子「ほらほら、泣かないでくださいまし。せっかくの美人が台無しでしてよ。」

>>61
※サルでもできます

佐天「私、御坂さんに酷いこと言っちゃいました…」

佐天「わざわざ私のために時間を割いて来てくれたのに。」

佐天「最低ですね、私。」

黒子「そんなことありませんの!」

黒子「今日のお姉様の態度には私も少しびっくりいたしましたから。」

黒子「もう、慣れていると思ったんですけどね。予想外でした。」

黒子「こんなにも、胸が痛くなるなんて。」

佐天「白井さん…」

佐天が白井のこんな顔を見るのは初めてだった。
涙を必死に堪えているような、痛々しい表情だった。

佐天「白井さん。辛かったんですね。」

そう言うと佐天は白井を抱き寄せた。

佐天「私はレベル0ですけど…悲しみ位は分かち合えるんですよ。」

黒子「ざ、で、んざん…!びぇええええええんんん!!!」

黒子「つ、づらかったですのぉおおお!」

佐天「よしよし。」

白井は佐天の胸に抱かれて泣き続けた。
長い長い時間だった。
佐天のセーラー服の白地が透けて、ブラジャーが見えるくらいには。

黒子「申し訳ありませんでしたの。ズビー!」

黒子「私が佐天さんを励ますつもりでしたのに。」

佐天「いえいえ、お互い様ですって♪」

黒子「お互い…さま?」

佐天「だって白井さん、私を励ましてくれたじゃないですか。」

佐天「私が初春を好きだってことも笑わないで聞いてくれましたし。」

佐天「それだけで私にとっては大きな支えなんですよ!」

黒子「佐天さん…そう言ってもらえると嬉しいですわ。ズビーっ!」

佐天「あっ、白井さん。今日ウチに泊まります?」

黒子「えっ、いいんですの?あっでも寮が…。」

佐天「御坂さんに伝えて貰いましょうよ。」

黒子「お姉様に…そうですわね。今日は顔を合わせたくありませんし。」

佐天「決まりー!さぁ行きましょう!」ギュ

佐天は白井の手を取って走り出した。

黒子「ええ!」ギュっ

白井も佐天の手を強く、握り返した。

佐天の家。

佐天「どーぞ入ってください!」

黒子「おじゃまします…ですの。」

佐天「そんな固くならなくてもいいですって!私たちしかいないんですから!」

黒子「そ、そうですわね。」

佐天「御坂さんから返事きましたか?」

黒子「分かった。の一言だけですの。全く、素っ気ありませんわ。」

佐天「はは、御坂さんらしいです。」

黒子「まぁ、そうとも言いますが…」

佐天「あっ。白井さんお腹空いてませんか?実は私、もうペコペコでー。」

黒子「ファミレスではドリンクだけでしたものね。私も多少は…」

グゥウウウウウウ

という盛大な音を立ててふたりの腹の虫は同時に鳴いた。

佐天「うわぁ!」

黒子「私としたことが…」

だが次の瞬間、弾けたような笑いで佐天の部屋は包まれた。

佐天「はっはっはっ!白井さんってばもう!」

黒子「ふっふっふっ、佐天さんこそ!」

黒子「あーあ。久しぶりに腹の底から笑いましたわ。」

黒子「最近は笑う機会もありませんでしたから。」

佐天「ジャッジメントとかで忙しそうですもんね。」

黒子「その通りですわ。」

佐天「ちょっと、エプロン取ってきますね。白井さんは好き嫌いとかありますか?」

黒子「特には…ありませんけど。」

佐天「あっ、エプロン発見ー!」

白井は佐天のエプロン姿を見て、ほぉっと息を吐いた。
似合う、似合いすぎている。
いつもは下ろしている黒髪のストレートヘアを高い位置で結い、丁度ポニーテールのような髪型にしている。
結っているヘアゴムもこれまた可愛らしく女の子らしい。
何というか全てが彼女―佐天涙子を引き立てている、と白井は思った。

黒子(まるで母親のようですわね。)

佐天「?」

佐天「白井さん?どうしたんですか?」

>>1
お前はこのスレでSSを書いておもしろいと思っているのか?
安心しろ。十分におもしろいぞ
「wktk」「支援」
とか書き込みを待たなくて普通に書き込め
おもしろいんだから安心していいぞ
じゃあ自分のペースでがんばれよb

佐天「白井さーん?」

黒子「ハッ!」

黒子(私としたことがお姉様以外の女に見とれるとは…不覚!)

黒子(白井黒子、一生の不覚ですわ!)

黒子「なんでもありませんの。」

佐天「そうですか?」

佐天「白井さんは好き嫌いが無いんですよね。」

黒子「さっきも聞かれましたわよね。」

佐天「好き嫌いが無いのはいいことですよね!」

黒子「ええ。」

佐天「じゃ、ちゃっちゃと作っちゃいますね!」

黒子「私も手伝いましょうか?」

佐天「そんな!お客様なんだから座っていてください!」

佐天「なるべく早く作りますから。」

黒子「分かりましたわ。」

佐天「ごめんなさい、やっぱりご飯から炊かなくちゃいけないので時間かかっちゃいます。」

黒子「構いませんの。佐天さんのお料理楽しみにしていますわ。」

佐天「えへへっ。任せちゃってくださいっ!」


 お姉様!お姉様!お姉様!お姉様ぁぁああうわぁああああああああああああああああああああああん!!!
 あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!お姉様お姉様お姉様ぁぁああぉおおぁわぁああああ!!!
 あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いですわぁ…くんくん
 んはぁっ!御坂美琴お姉様の御御髪をクンカクンカしたいですわ!クンカクンカ!あぁあ!!
 間違えました!モフモフしたいですわ!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
 小説8巻のお姉様凛々しかったですわぁ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
 アニメ超電磁砲放送されて良かったですのお姉様!あぁあああああ!かわいい!お姉様!かわいい!あっああぁああ!
 超電磁砲コミック3巻も発売されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
 ぐあああああああああああ!!!お姉様はあの類人猿に御執心ですわ!!!!あ…あの時も、そういえばあの時も、よく考えたら…
 お 姉 様 は わ た く し を 愛 し て な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
 そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!短パンんんんんん!!
 この!ちきしょー!出て行きますの!!もうこの部屋から出…て…え!?見…てる?写真(盗撮:ベッド)のお姉様がわたくしを見てる?
 写真(盗撮:着替え)のお姉様がわたくしを見ていますの!お姉様がわたくしを見てますの!写真(盗撮:トイレ)のお姉様がわたくしを見つめてますの!!
 ビデオ(盗撮:風呂場)のお姉様がわたくしに話しかけてますの!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんですのねっ!
 いやっほぉおおおおおおお!!!わたくしにはお姉様がいる!!やりましたわ初春!!ひとりでできるもんですの!!!
 あ、写真(盗撮:ローアングル)のお姉様ああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
 あっあんああっああんあお姉様ぁあ!!お、おね、お姉様ぁあああああ!!!御坂美琴お姉様ぁああああ!!!
 ううっうぅうう!!わたくしの想いよお姉様へ届け!!愛するお姉様へ届け!

黒子「いい匂いがしますわ。」

佐天「もう少しですからね!」

ピッピッピッ!

佐天「やった、ご飯炊けましたよ、白井さん!」

黒子「ん…この匂いは、炊き込みご飯ですの?」

佐天「ご名答!その通りです!」

黒子「私、炊き込みご飯は好きなんですの。美味しそうな匂いですわ。」

佐天「匂いだけじゃなくて、ちゃんと中身も美味しいですから!」

佐天「期待しちゃってくださいねっ♪」

黒子「ええ。」

佐天「よしっ、つげましたよ!」

黒子「美味しそうですの。」

佐天「じゃあ、食べましょうか!」

佐天「手と手を合わせてー!」

佐天「いただきます!!」

佐天「ほら、白井さんも!」

黒子「い、頂きます!」

佐天が作ったのは、炊き込みご飯、焼き魚、味噌汁という純和風な食事であった。
食欲を刺激される匂いに背中を押され、白井は炊き込みご飯を一口、口に運んだ。

佐天「美味しいですか?」

さっきまでの自信はどこへやら。
佐天は不安そうな瞳で白井を見つめてきた。

白井「佐天さん。」

佐天「は、はい。」

白井「とっても美味しいですわ!」

佐天「本当ですか?!」

白井「本当ですわ。とっても美味しいですの。」

白井「懐かしい…味がしますわ。」

眠いので寝ます。

書きためなしの無計画で立てたので、正直行きつく先が分からん。
考えながら寝ます。

木山先生は可愛い。

>>94
おいふざくんな

>>89
黒子かわえええええ!!!

佐天「ふふ、そう言ってもらえると作った甲斐があるってもんですよ!」

黒子「佐天さんは料理上手ですのね。」

佐天「はは、学園都市に出てくるときに母から色々と仕込まれましたから。」

黒子「そうなんですの。」

黒子「いいお母さんですわね。」

佐天「そして弟を毒味役にして。」

黒子「こんなに美味しかったら毒味ではなくてご褒美ですわ。」

佐天「白井さんは優しいですね。」

佐天「でも始めはすっごく下手で、母親にも弟にも不満言われるばっかりで。」

佐天「でも、作り続けていたら体に染みついたというか…」

佐天「急激に上手くなり始めたんですよ。」

佐天「これが限界を超える、ってことなんですかね。」

黒子「佐天さん。」

白佐でくっつくのか~?珍しい、というより今まで見たことないな
上イもうまくいってほしいでござる
しえんしえん

黒子「あなたは可能性のあるレベル0ですわ。」

佐天「えっ?」

黒子「大抵のレベル0は、限界を超えるということをした経験がありません。」

黒子「だから、自信を失くしてゆく。」

黒子「劣等感を抱いて、自分に価値はないんだという悪循環に陥る。」

黒子「いわば自分の手で、伸びかけた芽を摘んでいるようなものですの。」

黒子「まぁ限界を超えたからといってレベル0がレベル1になるのはとっても難しいことですわ。」

佐天「でも、私は汚いですよ。レベルアッパーの件だってたくさん皆さんに迷惑かけちゃいましたし。」

黒子「あの件は…私たちがあなたの悩みやレベル0であることの惨めさを知っていれば防げた。」

黒子「あなたが気に病むことではありませんの。」

黒子「それにあなたはあの事件から得たものがあるでしょう?」

佐天「レベルアッパー事件から…得たものですか。」

黒子「ええ。あるはずですわ。」

佐天「あの時、何よりも初春に見放されてるんじゃないかと思って怖かった…」

佐天「でも、初春は心から私を心配してくれていた。」

佐天「もう好きな人の悲しむ顔は絶対に見たくないです。」

佐天「それに、あんなまがい物の能力を手に入れたって、」

佐天「私はまたまがい物という点に劣等感を抱いて生きていかなければならないだろうから…」

黒子「あなたはきちんと分かってるではありませんの。」

黒子「それに気付けたら世界は変わったでしょう?」

佐天「はい。初春や皆のことをもっと大切にしたい、と思うようになったし…」

佐天「能力を手に入れるためには、もっとうんと頑張らなきゃなって!」

黒子「前向きなのはいいことですわ。」

佐天「って、あぁあああああ!!!!」

黒子「どうしましたの?」

佐天「話に没頭してたらご飯が冷めちゃいました!!」パクッ

佐天「うう、冷たい…」

黒子「まあまあ。」

佐天「白井さんのも温めましょうか?」

黒子「私の分はいいですわ。もう空っぽですし。」

佐天「えええ!いつの間に食べたんですか!」

黒子「ずっと食べていたではありませんの。」

佐天「ううう…そうだったのかぁ」

黒子(ふふ、佐天さんの表情ってクルクル変わって…)

黒子(いつまで見ていても飽きませんわ。)二コリ

佐天「うわぁ!美味しい!」パクパク

黒子「ふふ。」

佐天「あっ、白井さん、すみません。今お風呂入れてきますね!」

黒子「いえいえ、食べ終わってからで構いませんのよ。」

佐天「えへへ、じゃあお言葉に甘えて。」パクパクっ

佐天「うーん、美味しい!!」パクッ

黒子「…見てるだけで癒されますわね。」ボソッ

佐天「何て言ったんですか?」

黒子「いえ、なんでもありませんのよ。」

佐天「ふぅ、お腹一杯っ!ごちそうさま!」

黒子「私もお腹いっぱいですわ。ご馳走さまですの。」

佐天「いえいえー、じゃあお風呂いれてきますね。」

黒子「ありがとうございますの。」

佐天「はいっ。」パタパタ

黒子(こんな人に想われるなんて…本当に初春は幸せ者ですの。」

数分後。

佐天「白井さーん、お風呂溜まりましたよー!」

黒子「はい、今行きますの!」

黒子「とはいえ、私、無計画で飛び出してきたものですから…」

黒子「下着もパジャマもありませんの…。」

佐天「えっ、そうなんですか!じゃあ取ってくるから待っててください。」

黒子(服はともかく、下着なんて…いいんですの?!)

佐天「こんなのどうですか?」

そう言って佐天が見せたものは、可愛らしい水玉のショーツとブラジャーのセット。

黒子「ぶっ、可愛いですわね。」

佐天「そうでしょー。」

黒子「でもいくら女の子同士とはいえ、下着まで貸してもらうのは抵抗がありますわ。」

佐天「大丈夫ですって。ちゃんと洗ってますから!」

>123
最初友達の友達だったから、ずっと敬語のままとか?

黒子「そういう問題ですか…」

佐天「そういう問題ですっ!」

そう返すと、佐天はまたクローゼットを漁り始めた。

佐天「これなんてどうですか?」

と、佐天が差し出したのは淡いピンク色のワンピースのようなパジャマであった。
胸元には可愛らしいリボンが付いている。

黒子「可愛らしいですわね。佐天さんは可愛いのが好きなんですの?」

佐天「御坂さんほどじゃありませんけどね。」

佐天「これ、きっと、白井さんに似合うと思うな―!」

黒子「じゃあ、借りますわね。ありがとうございます。」

佐天「ごゆっくりー。」

浴室。

黒子「借りてしまいましたの…」

黒子は浴室に入ってすぐ、佐天から借りたショーツを嗅ぎ始めた。

黒子「クンカクンカ」

黒子「洗剤の匂いですわね。」

黒子「それにしても、綺麗な浴室ですの。」

黒子「入浴剤も入ってますのね。」

黒子「気が利く方ですわ、佐天さんは。」

それから白井は一通り体と髪を洗い、浴槽に入った。

チャポン

黒子「…お姉様。大丈夫かしら?」

黒子「ううん、駄目ですわ黒子!今日は意地でも戻らないと決めたんですから!」

佐天「白井さん!」ガラガラっ

黒子「さ、佐天さん?!なんでっ。」

佐天「一緒に入ろうかな、と思って。」

黒子「ええええええええっ!」

佐天「そんなに驚かなくても。」

佐天「もしかして嫌、でしたか?」

黒子「そんなことありませんの。大歓迎ですわ!」

佐天「やった!でもちょっと狭いかな?」

そう言うと佐天は体を包んでいたバスタオルを脱ぎ捨てたのである!

黒子「あわわわわわわわわ。」ボチャボチャ

佐天「白井さんは寛いでて下さいね。」

黒子(寛げませんのー!!)

そう思いながらも、白井は冷静を装ってちらりと佐天の姿態を見つめる。
自分と同学年でありながら、御坂より膨らんでいる乳房。
健康的な瑞々しさを持つ肌。
中一にして、大人と子供が入り混じったような体を持つ彼女を白井は羨ましく思った。

黒子「ナイスバディー、ですわね。」

佐天「そんなことありませんよ!」

佐天「白井さんの白い肌の方が私にとっては羨ましいです!」

もうすっかり泡だらけになった体を洗い流しながら佐天は言った。
そして流し終えると、佐天は白井の手を掴んで言った。

佐天「ほら、こんなに白くて絹のような肌じゃないですか。」

佐天「羨ましいです、とっても。」

黒子「っ!」カァアアア

白井は真っ赤になってしまった顔を俯かせながら言った。

黒子「私、のぼせそうなのでもう出ますの。」

佐天「えっ」

黒子(これ以上ここにいたら、平常心を保っていられる自信がありませんもの。)

白井は浴槽から出て、洗面所で着替えた。
もちろんいい匂いがするパジャマに。

黒子「佐天さん。ドライヤー借りますわね。」

佐天「はーい、いいですよ。」

黒子「…」

佐天「…」

ゴォオオオ

黒子(はぁ、佐天さんを見るとドキドキしてしまいますわ。)

黒子(お姉様への憧れとは違う、何かふわふわしたような嬉しい気持ちになりますの。)

黒子(まさか、これって…)

黒子(考えたくありませんわ。)

黒子(優しくされたから…一時的な感情ですわ!)

黒子「ふぅ、乾かし終わりましたの。」

ガララッ

佐天「白井さん、まだコンセント抜かないでくださいね。」

佐天は先ほどと変わらない一糸纏わぬ姿でドアを開け、白井に告げた。

黒子「さ、佐天さん!少しは恥じらいを持って下さいな!」

佐天「はーい。」

佐天「あっ。」

黒子「なんですの?」

佐天「白井さんの髪を下した姿って、初めて見ました。」

佐天「いつものリボンのツインテールもすごく似合ってますけど…」

佐天「個人的には髪下ろした方が好みです。」

佐天「すっごく可愛い。」ニコッ

黒子「て、照れますの。」

佐天「でも、白井さんって可愛いからどんな髪型でも似合っちゃいそうですよね!」

佐天「ポニーテールとか、いいと思います!」

黒子「!」

黒子「先程、料理を作ってらした時に佐天さん、ポニーテールでしたわよね?」

佐天「はい。」

黒子「私にとってはあれも印象的でしたわ。」

黒子「佐天さんはいつも髪を下ろしている印象がありましたので。」

佐天「えへへ、ありがとうございます!」

>>111
黒子「あなたは可能性のある無能ですわ」

いってるみたいなもんじゃね

イイヨイイヨー

黒子「あなたとこんなに話したのは初めてですわね。」

佐天「そうですね。いつも会うときは4人だし、あんまり話す機会がなかったですからね。」

佐天「っていうか、白井さんって大人っぽいからたまに同学年だとは思えなくなるんですよね。」

黒子「そうですの?」

佐天「はい。」

佐天「黒子」

黒子「えっ!!」

佐天「これから白井さんのこと下の名前で呼んでもいいですか?」

黒子「いきなりでびっくりいたしましたけど…いいですわよ。」

黒子「私も涙子と呼んでよろしいかしら?」

佐天「もちろんですよ!嬉しいなぁ。」

黒子「あと、敬語も使わなくていいんですのよ。」

佐天「あははー、黒子って元々初春の知り合いだから、なんか遠慮しちゃって。」

黒子「そうでしたの。」

佐天「うん。」

黒子(初春がいなければ、佐天さんとは出会っていないんですのね…)

黒子「涙子。」

佐天「えっ」ドキッ

黒子「はは、慣れませんわね。」

佐天「そ、そうですねっ。」

佐天(白井さんに名前で呼ばれると変な感じがするなぁ。)

佐天(でも、悪くない。むしろ嬉しいなぁ。)

黒子「じゃあ、そろそろ寝ましょうか。」

佐天「そうだね。寝よっか。」

佐天「黒子はベットで寝ていいよ。私は床で寝るから。」

黒子「そんな。悪いですわ。」

佐天「いいのいいの。」

黒子「」ギュ

白井は佐天の服の裾をギュっと掴んだ。

佐天「白井さん?」

黒子「黒子…ですの。」

佐天「黒子。どうしたの?」

黒子「一緒にベットで寝て下さいな。」

佐天(うわぁ。この顔反則でしょう…可愛すぎる。)

佐天「はは、じゃあ、一緒に寝ましょうか。」

黒子「はいっ。」

佐天(嬉しそうな無邪気な顔。)

佐天(ジャッジメントの時の凛々しい顔とは全然違う。)

佐天(黒子もやっぱり私と同じ中学生なんだ…)

佐天(今日は黒子の意外な面を見てばっかりだなぁ。)

黒子「涙子、今日は本当にお世話になりましたの。」

佐天「こちらこそ。今日は黒子にすっごく支えられちゃったよ!」

黒子「それほどでも…」

黒子「ねぇ、涙子。」

黒子「…手を繋いでもよろしいですの?」

佐天「えっ、うんっ!」ギュ

黒子「ふふ、暖かいですわ。ありがとう。」二コリ

佐天「うん、ホントに暖かいね。」

佐天「なんか、安心する。」

黒子「そうですわね。」

佐天「ふふ、黒子の手ちっちゃくて可愛いー!」

黒子「涙子の手が大きいんですのよ。」

佐天「むぅ、包容力があるって言ってよ。」

黒子「まぁ、涙子さんの手は包容力がありますこと。」

佐天「もう、わざとらしいんだからっ!」

黒子「でも、手を繋ぐって不思議ですわね。」

佐天「何が?」

wkwktktk

黒子「すごく、優しい気持ちになれますから。」

佐天「そうだね、日常生活では誰かと手を繋ぐってことはあんまりないからねー。」

黒子「それもありますけど…」

佐天「けど?」

黒子「きっと相手が涙子だから、こんなにも安心できるんですわ。」

佐天「黒子…」

黒子「」ハッ

黒子(今、すごく恥ずかしい台詞を言ってしまいましたわ!)

黒子「じゃ、じゃあもう私は寝ますわっ!」アセアセ

佐天「えー。」

佐天「でも、手は繋いだままでいいよね?」ギュっ

黒子「…ください。」ボソッ

佐天「えっ?」

黒子「ずっと繋いでて…離さないでくださいな。」

佐天「黒子…うん!!」

佐天「朝まで絶対離さないからね!」

黒子「別に、暑苦しかったら離してもいいんですのよ?」テレッ

佐天「暑苦しくなんかないよ!それに私が黒子の手を離したくないの。」ギュ

黒子「涙子…」

佐天「それに黒子は甘えん坊さんみたいだしね。」

黒子「誰が甘えん坊さんですの!」ムキ―

佐天「だってー。」

黒子「むむむ。」

佐天「えへへ、ごめんごめん。」

佐天「おやすみ、黒子♪」

黒子「むぅう、おやすみなさいですわ。」

黒子(今日は本当に疲れましたわ…)

黒子(涙子…お姉様…初春…)

黒子「スースー」

佐天「黒子寝ちゃったなぁ。寝顔可愛いなぁ。」

佐天(今日はホントに疲れたなぁ。)

佐天(黒子が来てくれたおかげでなんとか持ちこたえられたけど…)

佐天(多分、私ひとりだったら、ショックで立ち直れなかった。)

佐天(ありがとう、黒子。あったかいなぁ)ギュ

佐天(おやすみなさい。)

佐天さんサイドも一旦終わり。

>>65から御坂サイド再び。

常盤台の寮。

美琴「はぁ、帰ってきちゃった。」

美琴「佐天さんのことは気になるけど、アイツとの会話は楽しかったな。」

美琴「黒子―いるのー?」

シーン

美琴「黒子が…いない。」

美琴「用事あるって言ってたしな…」

美琴「フ、フン!黒子みたいな鬱陶しいのなんていない方がマシよ!」

美琴「寂しいかも…」

美琴「ううん、気のせいよ!そんなわけないわ。」

美琴「黒子がいない方が静かでいいのよ!」

美琴「ううう。」

美琴「黒子ぉ…」

御坂サイドいらなくね?
それより初春出さないの?

放て!心に刻んだ夢を未来さえー♪

美琴「あっ、携帯…」

美琴「黒子からかしら?」ワクワク

美琴「お姉様、私今日は帰りませんの。頭を冷やして下さいまし。」

美琴「えっ」ガーン

美琴「あと、寮監さまによろしくお伝えください?!!」

美琴「何考えてんのよ、黒子の奴ー!!」

>>181
初春は俺の隣で寝てるよ

美琴「反省するって、何を反省しろっていうのよ…」

美琴「私、なんか間違ったこと言った?」

美琴「アイツは女の子同士は気持ち悪くない、誰かに愛情を持って接するのは素晴らしいことだとか…」

美琴「熱く語ってたけど。」

美琴「そうなのかしら?」

美琴「ねぇ、黒子はどう思う?」

シーン

美琴「あっ、黒子はいないんだった…」

美琴「いつの間にか黒子が傍にいることが当たり前になってた。」

美琴「いないだけでこんなに寂しいなんて。」

美琴「いやいや、今はそれどころじゃないんだった。」

美琴「だって、普通、恋愛感情なんてものは異性に抱くもんでしょ?」

美琴「でも、もしアイツが女だったら…」

美琴「それでも私はアイツを好きになってたかもしれない。」

美琴「…理屈じゃないのかな?」

美琴「恋愛って。」

初春空気涙目

出かけなければならないのでさようなら。
夜に来ます。

保守は任せろ

初春がでてこねえぞどういうことだ

>>200
>>183

まだー?

http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1269423885

保守ありがとう。
書き始める。

美琴「佐天さんが私だったら。」

美琴「もし、私が好きな人を否定される立場だったら…」

美琴「きっと、とっても辛いってことは分かる。」

美琴「私はアイツが好き。」

美琴「もしそれがいけないことだったら…」

美琴「そんなことを想うこと自体が罪だったとしたら…」ハッ

美琴「なんて…こと。」

美琴「ど、どうしようゲコ太!」

美琴「私、佐天さんに酷いことしちゃった…」ブンブン

ゲコ太「…」

美琴「どうしよう。謝らなくちゃ!!」

美琴「その前に黒子に返信しないと。」

美琴「分かった、と。」メルメル

美琴「ごめんね、佐天さん…私、あなたを傷つけてばっかりだね。」

御坂は自分自身を恥じた。
確かレベルアッパーの件の時も同じようなことを思った気がする。

美琴「私、全く成長してないじゃない。」

美琴「私はもう少し相手のことを思いやって発言しないといけない。」

美琴「こんな私、黒子にも佐天さんにも愛想を尽かされて当然よね…。」

美琴「自分がされて嫌なことは相手にもしない。」

美琴「誰でも知ってる当たり前のことなのに、いつの間にか自分の中の常識以外は否定するようになってた。」

美琴「馬鹿だな、私。」

美琴「超電磁砲だかレベル5だか知らないけど、あなたなんかに相談しなければ良かった、か。」

美琴「その通りだよ、佐天さん…」

美琴「あー、もう考えるのやめやめ!」

美琴「今日はなんか疲れちゃった。」

美琴「黒子もいないし、もう寝ようかな…」

美琴「黒子がいなくたって、ゲコ太がいるし…寂しくなんてないんだから!」

美琴「ほら、ゲコ太、一緒に寝よっ。」ギュ

美琴「うわー、ゲコ太ふかふかで気持ちいいー」ギュー

美琴「黒子がいたらこんなマネできないしね。」

美琴「開放感たっぷりよ!!」

ゲコ太「…」

美琴「おやすみなさい。」

シーン

美琴「うぅ、やっぱり寂しいかも…」

美琴「この部屋はひとりじゃ広すぎるよ。」

美琴「くろこぉ、帰ってきて…」

翌朝。

美琴「うう、眠れなかった。」

美琴「わぁ、目が真っ赤。ふわぁあああ」

美琴「黒子、どこにいるのかしら?」

美琴「あ、佐天さんにメールしないと。」

美琴「なんて打てばいいんだろう?」

美琴「ううん、メールじゃ駄目だ!」

美琴「しっかり顔を見て謝らないと。」

美琴「そうしよう。」

美琴「えっと、今日バス停の前に来て、と。」メルメル

美琴「会ってくれるかな、佐天さん…」

美琴「きっと大丈夫よ!」

美琴「送信、っと」

美琴「じゃあ、早めに行っときますか!」

美琴「いってきます。」ガチャッ

バス停前。

美琴「早く来たはいいけど、佐天さんはまだ来てないか。」

美琴「分かりました、とは返信きたけど。」

美琴「んー。」

御坂は裾を引っ張られている感覚を感じ振り向いた。

インデックス「へへっ、やっぱり短髪だったんだよ!」

【レス抽出】
対象スレ:佐天「私は初春のことが…好きなんです!!」
キーワード:初春「



抽出レス数:0

【レス抽出】
対象スレ:佐天「私は初春のことが…好きなんです!!」
キーワード:初春「



抽出レス数:1

裾をつかみながら上目遣いで御坂を見上げているシスターは昨日も会ったインデックスだった。

美琴「あ、あんたか。」

インデックス「むう、そんなにガッカリしないでほしいんだよ。」

インデックス「ほら、とーまもいるんだよ!」

上条(裾をつかんで上目遣いというのも萌えますなぁ)ポーっ

【レス抽出】
対象スレ:佐天「私は初春のことが…好きなんです!!」
キーワード:初春「



抽出レス数:2

インデックス「とーま、ボーっとしてないで、短髪に挨拶するんだよ!」

上条「よ、よおビリビリ!」ニヤー

美琴「あ、アンタ!また会ったわね!」

インデックス「ふふ、短髪嬉しそうなんだよ。」

美琴「誰が嬉しいもんですかっ!!」

インデックス「もう、短髪は素直じゃないんだよ。」

上条「ところで、御坂はこんなとこで何してんだよ。」

美琴「ちょっと人を待っているのよ。」

上条「もしかして昨日の話の子か?」シャキ

インデックス「とーまが急に元気になったんだよ。」

美琴「そ、そうよ!悪いことしちゃったし、謝ろうと思って…」

上条「そうかそうかー。」

美琴「なんでそんなに嬉しそうなのよ。」

上条「いやいや、ビリビリが百合を理解してくれたかと思うと嬉しくて。」

美琴「昨日から言ってる百合ってなんなのよ。」

インデックス「とーまの好物なんだよ…むぐっ」

上条「はははー、なんでもありませんよー。」

インデックス「むぐーむぐー!」

美琴「へぇ、あんた百合の花好きなのね。意外。」

インデックス「むぐー。」

上条「ほっ。」

上条「そうなんだよ、いいよな百合の花!」パッ

インデックス「むむむむむ!やっと解放されたんだよ。」

インデックス「とーま、痛かったんだよ!」

上条「悪い悪い。」

インデックス「とーまの言ってる百合って、女の子同士が絡み合うことだよね。」コソッ

上条「ははは、何言ってるんですかインデックスさん。」

インデックス「わたしは見たんだよ!とーまのベットの下がエッチな本と、百合の本とゴキブリで悲惨な状態になっているのを!!」

上条「それは幻想だ!その幻想をぶち殺す!」

インデックス「幻想じゃないもん!この目でしっかり見たんだよ!」

美琴「あのーおふたりさん。」

上条イン「なに?!」

美琴「少しは周りを気にしなさいよね!」

美琴「ふたりでコソコソと…終いには大声になってたけど!」

美琴「意味不明なことを…」

上条「それよりその子はまだなのか?」キリッ

美琴「!」(カッコいい…)

美琴「ま、まだみたい。」カァアア


インデックス「!」

インデックス「短髪、とーまに騙されちゃだめなんだよ!」

インデックス「確かにかっこいいし、いつもご飯くれるけど。」

インデックス「その薄ーい皮の下はドロドロの性欲でいっぱいなんだよ!」

美琴「アンタ!こんなちっちゃい子にそんな言葉教えてんの?」

上条「インデックスちゃん、どこでこんな言葉覚えたのかなー?」

美琴「とぼけるなぁああああ!!どう考えてもアンタの影響でしょうが!」

インデックス「そうだよ、わたしを汚したんだからとーまは責任をとるべきなんだよ。」

インデックス「とーまが責任とってくれたら嬉しいな!」チラッ

上条「ごめんな、インデックス。だけどそれは無理だ。」

インデックス「えー、なんでー!」

上条「俺じゃ、無理なんだ…。」






上条(将来良い女性に慰めてもらってください。)

上条(絶対見にいきますから!!)にへらー

インデックス「とーまはもう普通には戻れないんだよ…」

美琴「あちゃー、手遅れだったか。」

上条「ちょっと、二人とも何で憐れんだ目で俺を見てるんですか!!」

インデックス「別に…」

美琴「別に…」

上条「えーと、もう一回仕切りなおしだ!」

インデックス「どこから?」

上条「俺じゃ無理なんだ…責任を取ることはできない。」

美琴「そこからかい。」

インデックス「えっ?」

インデックス「責任をとることができないって…どうして?」

美琴「あんたも対応早いわね。」

上条「俺みたいな甲斐性なしの男にお前の将来を任せちゃいけない。」キリッ

美琴(それ言いたかっただけなんじゃ…でもカッコいい…)

インデックス「とーま…」ポォオ

上条「お前には将来もっといい人(女)が現れるよ。」

インデックス「うう、そんなにわたしのことを考えててくれたんだね!」

インデックス「とっても嬉しいんだよ!」

インデックス「ありがとう、とーま。」

インデックス「でも、とーま以上に大切な人が現れるなんて想像もつかないよ。」

インデックス「わたしはとーまが大好きだから!」ニコッ

上条「インデックス…」

美琴「あんたはいい子ね。」なでなで

インデックス「えへへー。」

美琴「…まあ、将来はライバルだろうけど。」ボソッ

インデックス「…負けないんだよ。」ボソッ

上条(うわ、インデックスがあんなこと言ってくれるなんて!)

上条(久々に女単体にキュンときた!)

>260
君はやれば出来る子だと信じてたよ!

美琴「あっ、佐天さんだ!」

上条「えっ、どこですかっ?!」

美琴「あの子よ。ロングヘアにピンクのキャミソールの…!」

上条「え!あの子?!超可愛いんですけど!」

上条(今日はキュンキュンしまくりだぜ!)

上条「あの子が百合、いや、同性を好きな子なのか?」

美琴「そ、そーよ。」

美琴「あっ、じゃあ私は行くから!」

美琴「じゃあね!」タッタッタ

上条「おう、またな。」

インデックス「ばいばいなんだよ!」

美琴「佐天さーん!こんにちは。」

佐天「あっ、御坂さん。お待たせしてしまってすみません。」

取り残された人たち。

上条「あんな美少女についていかないなんて勿体なさすぎる!」

上条「これは千載一遇のチャンスかもしれない!」

インデックス「はいはいそーだね、帰るんだよ、とーま。」

上条「うわぁ、あの子絶対いい匂いするんだろうなー。」クンクン

インデックス「とーま!いい加減にするんだよ!」ガブリ

上条「分かった、分かったから噛みつくな!インデックスー!」

インデックス「分かればいいんだよ。」

上条「ごめんなさい。」

インデックス「じゃあ帰ろうか。」

上条「そうだな。」

上条(気になる…気になる。御坂と百合っ娘が気になる!)

インデックス「その煩悩を打ち砕く!なんだよ。」

上条「人の心を読まないでください、インデックスさん…」

インデックス「もうとーまったら。」

上条「ごめんごめん。行こうか。」テクテク

インデックス「うんっ!」テクテク

佐天と御坂。喫茶店にて

美琴「涼しいわね。佐天さんは何頼む?」

佐天「私は…アイスカフェオレで。」

美琴「私は何にしようかなー、あっ、これがいいな。」

店員「お決まりでしょうか?」

美琴「すみませーん、アイスカフェオレとクリームメロンソーダひとつずつ」

店員「かしこまりました。」

店員「アイスカフェオレとクリームメロンソーダおひとつずつですね」

店員「少々お待ち下さい。」

佐天「…」

美琴「…」

御坂が飲み物を頼んだ後、二人の間には重い沈黙が流れていた。
御坂は何度も口を開こうとしたが、佐天になんと言ったらいいのか分からずに黙りつづけていた。

佐天「御坂さん。」

いつまで続くのかと思われていた沈黙を先に打ち破ったのは佐天の方だった。
いつまでとはいっても実際はまだ飲み物も運ばれてきていないのでほんの数分のことだったのだろう。
だが、二人にとっては長い長い数分であった。

佐天「御坂さんごめんなさい…。」

美琴「!」

美琴「なんで佐天さんが謝るのよ?」

佐天「だって、昨日せっかく私のために時間を割いて来てくれたのに…」

佐天「私、酷いこと言っちゃったから…」

佐天「相談するんじゃなかった、なんて。」

美琴「佐天さん…」

美琴「私ね、昨日の夜、あなたに言ってしまったことをもう一回思い返してみたの。」

美琴「最低だったわ、私。」

店員「飲み物お持ちしました。」スタスタ

美琴「あ、ありがとうございます。」

店員「ごゆっくり。」スタスタ

佐天「正直ああ言われたことはショックでした。」

美琴「…」

佐天「御坂さんは絶対に理解してくれて相談に乗ってくれるって思いこんでましたから。」

美琴「ごめん。」

佐天「いや、きっとあれは正しい反応だったんですよ。」

美琴「えっ」

佐天「私も昨日、考えてみたんです。」

美琴「うん。」

佐天「もし私が初春じゃなくて男の人を好きになっていたら…」

佐天「多分女の人が女の人を好きになるなんて気持ち悪いって、思っていたんじゃないかって。」

佐天「だから私は御坂さんの反応は当たり前のことだって思ったんです。」

美琴「…」

佐天「そんなことにも気付かないで、勝手に怒って…」

佐天「本当にすみませんでした!」

美琴「私は好きな奴が男だから分からなかった…」

美琴「女の人が女の人を好きになるってことが気持ち悪いと決めつけてた…」

美琴「でも何も変わらないのよね。」


佐天「御坂さん…」

美琴「好きな人が男だろうが女だろうが関係ない!」

美琴「誰かに愛情を持って接することが大事なんだよ!」

美琴「ってある奴に言われたんだけどさ。」

美琴「ほんと、その通りなんだよね…。」

佐天「その人、いい人ですね。」

美琴「そうだね。」ニコッ

佐天「あっ、もしかして御坂さんが好きな人ってその人なんですか?」

美琴「えええ、な、なんでっ!!!」ガタガタっ

佐天「だってすっごく優しい顔で言ってましたから。」

佐天「可愛いです、恋する乙女って感じで。」

美琴「もう、佐天さん、からかわないでよー!」ガタゴトッ

佐天「からかってなんかいませんよ。」

佐天「ホントのことです。」ニコ

美琴「!」かぁあああ

佐天「御坂さんってただでも魅力的なのにそんな顔されたら…」

佐天「男の人はイチコロですよ♪」

美琴「佐天さん、ありがとう。」

美琴「でもアイツの前ではなんだか素直になれないのよね…」

佐天「あぁ、御坂さんってツンデレなんですね。」

美琴「つん…でれ?」

佐天「好きな人に素直になれずにツンツンしちゃう人のことです。」

佐天「ホントはその人のことが好きで好きでたまらないのに…」

佐天「気持ちと反対のことばっかりしちゃう、みたいな?」

美琴「すごい…当たってる。」

佐天「やっぱり。」

美琴「でも、どうしたら素直になれるのか分からないの…」

佐天「ちょっとずつでいいんじゃないですか?」

美琴「え?」

佐天「ちょっとずつ、素直に甘えていけばいいんです。」

美琴「ちょっとずつ…甘える、か。」

佐天「そうです!目指すはデレデレールガンですよ!」

美琴「う、うん!頑張ってみる!」

佐天「その意気です!」

美琴「ごめんね佐天さん。」

佐天「?」

美琴「私が謝ろうとして呼び出したのに、佐天さんに謝らせちゃって。」

美琴「それに相談まで乗ってもらっちゃって…」

美琴「昨日のことはホントにごめんなさい。」

美琴、佐天、黒子が上条とイン(ryの仲介で仲直り→美琴の理解を経て佐天初春に突撃
こんな展開になるのかねえ

佐天「何言ってるんですか。ホントにもう全然気にしてないですって。」

美琴「佐天さんは大人だね。」

佐天「はは、初めて言われました。」

美琴「本当、私なんかより全然大人だよ。」

美琴「見習わなくっちゃ!」

佐天「へへ、ありがとうございます。」

美琴「ふふふ。こちらこそ。」

>>302
いや、ほんとマジで勘弁してください、その通りだから。

ちょっと早いけど木山先生が呼んでいるので寝ます。
おやすみ。明日も書くと思うので。

                          ./.:.:.:.:.:.:.:.:._:.:.:ト、「:.:.:.`ヽ|:::::´|:::/`/八| / .斗=ミーvヘ:::(\ ||   _/.:::/.::::::::::::::::::`ヽ::::::::(ノ>.':
  /ヽ/: : : : : : : : : : : : : : : : : `:.ー=彡:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.」:.:.:.:.:.:.:.:.ハ::::::|/下心 、_,. ´弋ツ )'7う i:::::\\|. V^V.:::/.:::::::::::::{\X⌒ヽー-=二.
 (:::::::::}: :_:_:_: : : : :-‐ : : : : :^ヽ: : : ∧ /: ィ/:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:ト、:.:.:.:.:.:.:.:.: ハ::::K ゞ゚' ノ⌒ ー一'  _ .イ::::::::| \ / ) .:::::::::::::::|\l\Vィ笊ハY|`:(\
: : >く)´::::::ノ: /: : : : : : : : : : : : : `ヽV: //.:.:.:.:.、:/.:.:.:.:./:/! }:.∧:.:.:.:.:.: |::八  ̄  '      厶x‐、从}`ヽハj { i:::::l:::::::ィi⌒ \ ヽ弋ツ|:|::::::>、\
. く::::::::ハ:::::::} : : : : : : : :/^`^Y: ∧: : : :}レ' .:.:.:.:.:.∠X.:.:. イ7⌒ノ  V.:ハ:.:.:.:.:.:|:::::::\  、-‐ァ, <:.:.:.、。}>'⌒ヽ+<) |::从::::八x=ミ     ''|ル'´ う
: ん、::::::トイ/: : : :i: : : /   /:厶ィ}: : : リ ∧{:.:〃心´   ノ,二.  〉.:.|:.:.:.:.八:::::/ > 、 />'^Y⌒Y(  o ⌒)oく{`Yハ:::::ゝ ,, r     ノ  爪|
/: : :|_j : 7: : : :八/」(、 ,イノ心Y:从/´:{:.:八} ヒソ    んハ`Y ∧.:」:.:.:.:.:.:ハ:{    /く__/+‐( 。 *、__ハ._,ノ个ーヘ/⌒Yハ  、_,     イリ::
. /人: :.:厶イ: : L〃心`~   ヒツ{イ ハイ7.:.:.:| ,,ー  ,   弋ツ  / う 〉厶ィ仁:ヽ ヽ<(⌒´ )ーァ__人_ノヽノ.:.:.:.V^V*}  ⌒}八 /´     /〃.:::
.    >くう|∧|入弋ツ     、'' K(´, ┴‐-込    ___ ー ,, , ....:´:::::::::::::::::::::>、 /j(_ ゚ 花爻 「:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ハ:.:.:.:.〈  ⌒}/≧=‐- . イ/V/.::::::
  ./   Yーヘ  '''  ,、_,_,  ノ /     `>、 V ̄),∠::::::::::::::{:::::::::::/::::::::::V:.:んヘノ~ハノハノ.:/.:.:. /.: /!:.i⌒i.|:.:.::ハ   >: : : ̄: :`: ̄`:.く//
./ _,.. -‐┴=≧=‐-(   У/_,!      /::x介 `こ /:::::::::::`ヽト{::イ/.::ィヘ:::::::::∨:.介'V.:.:.::.:.:ィl⌒厶イ ー' _´ トィ:.八/: :/⌒: : : : : : : : : \
. /'⌒`::::::::::::::::::::::::::::::::>ー'      /´   \  `  、/::::::::/``丶、::/´    V:::::::∨イ:/.:.:.i:|-‐''´二ヽ   〃` :::ハ /: : :/. : : : : ィ: : : :`ヽ : : : ヽ 
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ/   . '       '.   》:::::i        _ ',:::::::::V厶ィ从|  〃⌒   、 '' {/ V : : / : : : /``ーヘ : : : : : : : :.
::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::ト、::::::::∨    / ,. -――- 、 l   〃:::::::::|  -‐=、   〃,二  |::::::::::} ヽゝハ  '''  ___   ノ7:/: : ://:_:/       | : : : : : : :
:::::::::::::::i::::l::\:::|\::| xく⌒::、> //: : : : !\:_:|:_: \/ハ:l::::::::::| 、≧ニ、    んハ`Y:::::::::ハ´ ̄「 _ト∩  「:::::ノ /i| j/ : : /厶ィ⌒       _|: : :| : : : :
::::::::::::::::ト、ト, -‐|   ヽ ,ニY::::::V〃: : :!、: : :|/∨ヘ : : !ヽ|i::::::::::|〃んハ     ゞツ |::::::イ::::.  | i Y| | `/⌒)'  ル'. : : : {「Z心ヾ    - i`ヽi : : : : :
::::|:::::::::::'. ヽ ,二     ヒ!{::::::ハf: : |斗-\| '下ハミV h: :!:::ハj^ ゞツ  ,   ` ,, ルイ八:::i   | | .|j| { . ィ _〃: : : : : ハ ,,  `     テ心V:/| : : : :八
:::八::::::::::: 〃 ヒリ`    ーヘ::∧|: : ハ      マり |: :リ、: '.人{ハ ,,´  , -‐┐    'ノ::::::::| V: j   /ノ7´! :::{{ : : : : : : ∧    '   `` ^{八: : : : : :.、
::::::ハ:::::::::V^ ー    `  八 }lハハい == , . へ   |: :l: /.::::::::::込    ∨  |   /:|:::::::::::ハ ん/ 、 〉 {/ // )乂 : : : : 人ノ  、- 、    ''' ∧: : ヽ: : : :
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