エレン「兵長ゲームですか?」オルオ「あぁそうだ」(29)


エレン「なんですかそれ?」

オルオ「ハァ?そんな事も知らないのか新兵
いいか?兵長ゲームってのはな………」

―――説明中―――
※内容は王様ゲーム

エレン「へぇ、そんなゲームがあるんですね?」

オルオ「そうだ…運があれば誰でも兵長気分を味わえる素晴らしいゲームだぞ」


エレン「誰でも兵長に……俺、やってみたいです!」

オルオ「よく言ったぞエレン
お前は何人かメンバーを集めて来い
出来れば女限定でな…」

エレン「はい!同期に声掛けてみます!」


……………

集まったメンバー
エレン、オルオ、ミカサ、サシャ、ペトラ

オルオ「ペトラは俺が呼んでおいたぞ」グッ

ペトラ「兵長になれると聞いて」グッ

ミカサ「エレンに好きなこと出来ると聞いて」

サシャ「パァンをもらえると聞いて」


オルオ「中々のメンバーじゃねぇか
じゃさっそく……」

ガチャ

リヴァイ「ん?……なんだこいつらは?」

オルオ「リ、リヴァイ兵長!」

リヴァイ「休憩時間といえ何やってるんだお前等?」

オルオ「兵長ゲームですよ!
リヴァイ兵長もどうですか?」

リヴァイ「…他の連中もか?」


エレン「はい!みんなでやった方が楽しいと聞きました!」

ペトラ「リヴァイ兵長もやりましょう!」

リヴァイ「……そうだな、暇だしやるか」

オルオ「ささっ、どうぞこちらの席に」サッ

オルオ「よしっ!じゃあみんなルールはいいな!?
リヴァイ兵長もルール知ってますよね?」

リヴァイ「あぁ、当然だ」


―ゲームスタート―

オルオ「……ではクジ引いて下さい」スッ

………………

兵長だーれだ!?

オルオ「……おっ?いきなり俺だ!
よっしゃああああ!!!!」

リヴァイミカサ「チッ…」
サシャ「あぁ…」
エレン「ダメだったか…」


オルオ「じゃあいきなりいくぞ!4番引いた奴!
下着姿になれぇぇぇぇ!!!!」

エレン「さすがオルオさんだ!
視覚的に楽しめる命令なんて!
リヴァイ兵長も喜ぶはずだ!」

………4番は……

ゴソゴソヌギヌギ

リヴァイ「………」(下着姿)

エレンオルオ(……兵長かよォォォォォ!!!!!)


エレン「しかも兵長もっさりブリーフだよ……(小声)」

オルオ「やべぇよやべぇよ」

リヴァイ「兵長は代々もっさりブリーフ派だ」

エレン「やべぇよ聞こえてたよ……
しかも毎日もっさりライフだよ」

エレン「これじゃ処刑されちゃいますよオルオさん……」

オルオ「何とかしないと、何とかしないと」オロオロ

ペトラ「………」チラッ…キャ////

―――2回戦―――

………………

ペトラ「やったぁぁぁ!私が兵長よ!」

エレンオルオミカササシャ「チッ!」

ペトラ「んーと……どうしよっかな」

ペトラ「じゃあ3番の人が、この場で一番寒そうな人に服を貸してあげる!」

オルオ「よっしゃ!(ナイスだペトラ!!!!さすがリヴァイ班!)」グッ

………3番は……

ゴソゴソヌギヌギ

リヴァイ「………」(全裸)

エレンオルオ(また兵長かよォォォォォ!!!!)

ペトラ「…………」ジー…キャ////


エレン「しかもリヴァイ兵長……あっちの方は兵長じゃねぇよ
あれじゃ訓練兵だよ…(小声)」

リヴァイ「兵長は代々あっちの方は訓練兵だ」

エレン「また聞こえてるし!
これじゃ巨人の餌にされて死亡だよ!」

オルオ「どうすんだこれおい……どうすんだ……」ガクブル


サシャ「ちょっこれ、臭いから脱いでいいですよね」ポイー

エレンオルオ「何やってんだこいつー!
兵長のブリーフをぉぉぉ!!」

オルオ「涙目になってきてますよ兵長!」

エレン「泣いてますよね!?泣いてますよねアレ!?」

オルオ「オイオイオイやべぇよ!
なんかもう、ただのイジメみたいになってきてんじゃねぇかよ!
いたよ!訓練兵時代にこういう泣き方する奴!」

―――3回戦―――

………………

サシャ「ついに私の時代が来ました……
私の願いは一つ……
みなさんの明日のパァンを…ゴフッ」

ミカサ「サシャ、空気を呼んで」

サシャ「……トランクスを…5番の人は……
トランクスを買ってきなさい……」

………5番は……

リヴァイ「………」スクッ


エレンオルオ(やっぱり兵長かよォォォォ!!!!)

ペトラ「………」オォゥ////


エレン(なんだよこの人!
笑いの神に愛されすぎだろ……)


オルオ「……あれ?兵長、外に出ちゃったんですけど!?
……トランクス買いに行く気だよ!この人!」

―――外―――

憲兵達「貴様等ぁぁぁ!待てぇぇぇ!」

オルオ「憲兵の奴等が追いかけて来るぞぉぉぉ!」

ペトラ「兵長!立体機動に移りましょう!?
兵長!?って全裸だったぁぁぁぁ!!!!」

エレン「こうなったら……」ジー

ミカサ「エレン、巨人化してはダメ
この変態全裸兵長と二手に別れればいいだけ……」

サシャ「ふぎゃああああああ!」


憲兵達「逃げるなぁぁぁぁ!待てぇぇぇぇ!」

ペトラ「リヴァイ兵長!これ!
これ引いて下さい!」

エレン「ペトラさん!これ以上リヴァイ兵長に何させるつもりですか!?」

リヴァイ「………」スッ

※兵長と書いてある棒

ペトラ「兵長!ご命令を!」
オルオ(……やるじゃねぇか)

エレン(さすが精鋭班だ!)


リヴァイ「全員、憲兵の奴等を足止めしろ」

ペトラ「はい!みんな!聞いたわね!?」

オルオ「おう!」
エレン「はい!」
ミカサ「……」コクッ
サシャ「聞きました!」


オルオ「いくぞ!お前等!」
おお!!!

ウォー!!!!!



―――――――


―――お店―――

リヴァイ「やっと…ここまで来た…」ハァハァ

ガラッ

店員「っしゃあませぇ」

…………

リヴァイ「これを……」

店員「あざぁしたぁ」

リヴァイ「帰るか……」


―――店の外―――

アニ「うーん、そろそろ下着を買い変えないとね……」

ガラッ

リヴァイ「………」

アニ「…………」

……………

アニ「きゃあああああああ!!!!!」

ドゴーン!!!!!

アニ「はぁはぁ…何だったんだ今のは……」

―憲兵団とオルオ達―

オルオ「ふぅ、なんとかなったな」

ペトラ「案外簡単に倒せたわね……」

エレン「憲兵の方達って弱いんですね……」

オルオ「まぁこいつらは普段からサボってやがるからな」

ペトラ「そうね、常に実践に実を置いてる私たちの方が強いに決まっている」

ミカサ「私は、強い、ので、エレンを、守る事が出来る!」

サシャ「あの、その、明日のパァン、もらっていいですか?」

憲兵達「…………グフッ」


―――川―――

オルオ「……にしてもリヴァイ兵長は下着買えたのか?」

ペトラ「大丈夫でしょ!兵長を信じなさい!」

エレン「兵長ゲームって恐ろしいですね……」

ミカサ「結局、私は、何もしてない……」

サシャ「パァン………」

……………

一同「あっ」


ペトラ「あれ……あの川に浮かんでるのって……」

オルオ「まさか……そんな……」

エレン「リヴァイ兵長ぉぉぉぉ!!!!」



―――END―――

終わりです

もうすでに書かれてますが銀魂の将軍回のパロディです

読んでくれた方ありがとうございました!

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