キルア「御坂・・・美琴 ?」(1000)

キルア「ったく、ゴンのやつどこいったんだ」

キルア「それにしても、あの豚野郎ぼったくりやがって」

回想

ミルキ「んーじゃあ、50億でいいよ?」

キルア「あぁ!?なんでそんなたけーんだよ!ぼったくりだろ!」

ミルキ「あそこのセキュリティは高いんだよ。コレでも安いほうだよ?」

ミルキ「あ、それより新しい爆弾作ったんだ。爆竹爆弾!どう?」

キルア「・・・二人分だぞ。きっちり作っとけよ豚くん」

回想終わり

キルア「まあ、おかげですんなり学園都市に来れたけどな・・・!?」

看板⇒チョコロボ君DX限定発売。売り切れ必死!!

キルア「まじかよ!幻のチョコロボ君DXじゃん!さすが最先端の学園都市!」

??「あぁ!ゲコ太DXバージョン!!限定発売!?」

??「またお姉さま、そんなものに」

店員のおばちゃん「あらごめんねぇ~どっちも売り切れちゃったのよぉ」

キルア「まじかよ・・・」
??「嘘でしょ・・・」

??「またそんな。落ち込まなくてもよろしいのに・・・はっ!?これはこの黒子がお姉さまを」

??「癒さなくていいわよ!」

キルア「くっそーそれもこれもゴンの奴がどっかいっちまったからだ」

キルア「どこいったんだあいつは」

??「迷子ですの?」

??「どうしたのかな~ボク~誰か探してるのかな?」

キルア「・・・あんた誰?」

美琴「御坂美琴っていうの。貴方は?」

キルア「御坂・・・美琴?(たしか豚くんが気をつけろって言ってた7人の一人か?)」

黒子「ジャッジメントですの。どなたかお探しで?」

キルア「あぁ、黒髪でツンツン頭のやつなんだけど。見なかった?」

美琴「ツンツン頭・・・?」

キルア「そ。入り口までは一緒にいたんだけどさ。ま、あいつの事だからどっかフラフラしてんだろうけど」

黒子「迷子ならほおっておけませんの。お姉さま。一緒に探しましょう!」

美琴「あんた、やけにやる気ね」

黒子「ジャッジメントたるもの。困っている人をほおっておけませんの!」

美琴「そ、そう。あ、君の名前は?」

キルア「キルア」

美琴「へぇ~外から来たんだ?何しに来たの?」

キルア「まあ、ちょっと人探し、かな」

黒子「っと、電話です・・・初春?えぇ・・・えぇ、分かりました。すぐ向かいます」

美琴「どうしたの?」

黒子「ちょっと呼び出しですわ」

美琴「え?じゃ、私も」

黒子「お姉さまはこのお子様をちゃんとお友達の下へ送り届けてくださいまし」

キルア「(お子様じゃねーっつの)」

美琴「でも何かあったんじゃ・・・」

黒子「なに、大丈夫ですわ。すぐ戻りますので。では」

キルア「消えた・・・?」

美琴「あぁ、あの子、テレポーターなのよ」

キルア「(へぇ・・・始めてみたけど、面白いな)」

キルア「で、えっと」

美琴「美琴でいいわよ」

キルア「美琴はあの御坂美琴?」

美琴「どの御坂美琴は分からないけど。多分あってるんじゃないかな?」

キルア「へぇ(他の奴らとまとってるオーラが違うのは念能力に近いものがあるのか)」

美琴「で、貴方が探してるツンツン頭ってまさかとは思うけど。あれじゃないよね?」

??「だああああ!卵が全部われたぁ!不幸だぁああぁ!」

キルア「いや、違うけど?」

??「くっそ・・・ん?なんだビリビリ。今日はちっちゃい彼氏と一緒か?」

美琴「か、彼氏なんかじゃないわよ!見ればわかるでしょ!!」

??「そうか?」

美琴「っていうか、ビリビリ言うなっていってんでしょうがぁああ!!!」

??「うわっ!」

美琴の放つ電撃を右手で受け止める学生

キルア「(こいつ。右手にオーラがまったく無い・・・なのに、電撃を防いだ?)」

美琴「まったく・・・はぁはぁ、あんたは相変わらずムカつくわね」

??「そりゃこっちの台詞だ!毎回毎回電撃ぶち込みやがって!普通なら死んでるぞ!」

美琴「じゃあ何であんたは無事なのよ!?」

??「とうまー早く帰らないと、スフィンクスが餓死しちゃうんだよ」

??「あぁ、んじゃな、ビリビリ」

キルア「(念能力で言う所の何かしらの制限か・・・?)」

美琴「あ、こら!・・・まったく、あ、ごめんね」

キルア「いやいや(こっちも良いものを見せてもらったしね)」

キルア「お姉さん強いね」

美琴「別に強くないわよ。さ、貴方の探してる人見つけましょ」

キルア「あぁ、ソレはもういいや」

美琴「いいって?」

キルア「ちょっと用事見つけたから行くね。じゃ、また」

美琴「あ、ちょっと・・・っていっちゃった」

キルア「ねえお兄さん達」

男1「!?」

キルア「なにしてんの?」

男2「なぜ・・・」

キルア「なぜって・・・あんな下手な尾行してたら誰でもわかるっつの」

キルア「御坂美琴だっけ?あの女をつけてなにするつもりだったの?」

男1「お前には関係ない」

キルア「まあね。でもさ、ゴンがいたら絶対首突っ込むだろうナーと思って」

男1「くそっ!見られたからにはこのまま返すわけには・・・!?」

男2「き・・・消えた?」

キルア「(消えてないって。お前らの上だよ)」

男1,2,3「!!」

倒れこむ男3人

キルア「あの美琴っての、誰かに恨みでも買ってるのかね?俺には関係ないけど」

ゴン「うわーすっごいなぁ。ねえキルア」

ゴン「あれ・・・?しまった。キルアとはぐれちゃったよ」

ゴン「まあ、キルアの事だし大丈夫だよね」


男1「ねえねえ君可愛いねぇ~」

??「な。なんですか!?」

男2「僕たちとちゃーしばかへん~」

??「し、しばきません!」

ゴン「やめなよっ!その人嫌がってるよ!」

男1,2「はぁ~ん!?お子様には関係ないんだよ!」

蹴り飛ばそうとする男1の右足をそのまますくい上げて転ばすゴン

ゴン「暴力は嫌いだけど、お兄さん達がどうしてもって言うならやるよ?」

男1「(何だこいつの目・・・)ちっ、よく見たらガキじゃねーか。ガキには興味ねーんだよ!」

足早に立ち去る男達

??「あ、ありがとう」

ゴン「いえいえ、どういたしまして。大丈夫だった?」

??「うん、私、佐天涙子っていうの。君は?」

ゴン「ゴン、ゴン・フリークスだよ」

佐天「へぇ~この街には外からだよね?」

ゴン「うん、ちょっと人を探してるんだ」

佐天「そうなんだ。どんな人なの?」

ゴン「えっとね」

キルア「おーい、ゴン~」

ゴン「あ、キルア」

キルア「お前、あんまりうろうろするなよな」

ゴン「えへへ。ごめんごめん。なんか珍しくってさ」

キルア「なにこの人?ゴン、ナンパでもしたのか?」

ゴン「違うって!そこでこまってたから」

佐天「そ、助けてもらったの。君はゴン君のお友達?」

キルア「そ、っていうか、ゴン、また変な事に首突っ込んでるんじゃないだろうな」

ゴンの頭に拳をグリグリとするキルア

ゴン「いたいいたい!突っ込んでない!突っ込んでないって!」

キルア「お前、ちょっと目を離すとすぐどっかいっちまうからな」

佐天「あはは、君達仲いいねぇ~」

ゴン「うん。キルアは俺の一番の親友なんだよ!」

佐天「そっかぁ~。あ、そういえば探してる人って?」

ゴン「俺の父さんなんだ」

佐天「お父さん・・・?」

キルア「(おいゴン、ややこしくなるから全部説明すんなよ?)」

ゴン「(あ、やっぱそうだよね?)」

キルア「(わかってんなら最初から言うなよ)」

ゴン「(ごめんごめん)」

ゴン「あ、えっと、うん、ちょっと迷子になっちゃって」

キルア「そうそう、一緒に連れてきてもらったんだけど、どっかいっちゃったんだよね」

佐天「ソレは大変だ!知り合いにジャッジメントが居るから一緒に探してもらおう!」

キルア「あ、大丈夫大丈夫。多分、ホテルに戻ってるだろうから」

ゴン「あ、うん、そうだね」

キルア「んじゃ、またね。お姉さん」

佐天「お姉さんってたぶんあの子と年、あんまり変わらないと思うんだけど・・・」

佐天「あ・・・もしかして私、老けてる!?」

美琴「誰が老けてるの?」

佐天「み、御坂さん!?」

美琴「やほ~何してるの?」

佐天「いや、今から初春の所に遊びに行こうかと思いまして」

美琴「あーなんか黒子のやつが急いで向かったから何かあったみたいよ」

佐天「あーじゃあ、行っても遊んでもらえないですね」

美琴「なら、私と遊ぶ?」

佐天「良いんですか!?」

10レス書いてレスがつかなかったら止めようと思ってた。
そんな時期がボクにもありました。
正直レスがないと不安なので、うれしいぜ!!
書き溜めてるわけじゃないので、またーり行きます。
では続きを・・・

美琴「うん、私も黒子と出かける予定だったからね」

佐天「やった♪御坂さんとデートだぁ♪」

美琴「デートって大げさな」

佐天「さ、何処行きましょうか♪」

美琴「うーん・・・!?」

佐天「どうしたん・・・げこ太DXバージョン?」

美琴「まだ・・・まだ残ってた!?」


キルア「さーって、どうするかな」

ゴン「そうだねー探すっていっても手がかり無しだもんね」

キルア「そういえば、さっき超電磁砲にあったぜ」

ゴン「7人しか居ないレベル5だっけ?やっぱごついお姉さんなのかな?」

キルア「それが俺らとあんま変わらない年齢だったな」

ゴン「へぇ~やっぱ強そう?」

キルア「相手は念能力者じゃないにしても、やっぱり似たようなものだからな」

キルア「相手のオーラの総量で勝ち負けの判断基準にはならないし」

キルア「ただ」

ゴン「ただ?」

キルア「もうちょっと面白そうな奴ならいたよ」

ゴン「面白そう?」

キルア「(俺の電撃も消せるのか試してみたいね)」

ゴン「なんだよキルアー一人だけずるいじゃん」

キルア「まあ、そのうちあえるだろ」

キルア「っと・・・あれは・・・?」

ゴン「どうしたの?キルア」

キルア「いや、その超電磁砲を尾行してたやつらだ」

ゴン「え?」

キルア「(半日は起きないようにしたつもりなんだけど・・・)」

ゴン「あの人達悪い人なの?」

キルア「どうだろうね。超電磁砲を尾行してただけじゃね」

キルア「ゴンは先帰ってな」

ゴン「だめだよ!キルアまた危ない事考えてるでしょ?」

キルア「面白い事、だよ。ついて来るなら絶使っとけよ」

ゴン「了解」

キルア「また下手な尾行だな」

ゴン「ね、キルア。あいつら何がしたいのかな?」

キルア「さあな。・・・気づいてるか?」

ゴン「あの超電磁砲って人、尾行に気づいてるみたいだ」

キルア「あぁ、俺たちには気づいてないみたいだけどな」

ゴン「でも一緒に居る人は気づいてないみたいだよ」


佐天「ご機嫌ですね~」

美琴「べ、べつにそんな事無いわよ!?た、たまたまDXバージョンが売り残ってたから」

佐天「かわいそうだから買ってあげたんですよね~御坂さんは優しいですから」

美琴「あ、馬鹿にしたなぁ!」

佐天「あはは♪ごめんなさーい」

美琴「(さて・・・どうしたもんかな)」

美琴「あ、佐天さん、悪いんだけど、あそこのプレープ屋さんで買って来て貰っていいかな?」

佐天「え?いいですけど・・・?」

美琴「ありがと♪佐天さんの分もおごるよ」

佐天「はあ・・・じゃ、行ってきますね」

路地裏

美琴「さて・・・と、なに?私に何か用?」

男1「気づいていたのか」

美琴「そりゃね。あんた達、何しに来たの?」

男2「悪いが、超電磁砲にはここで死んでもらう事になった」

美琴「面白い冗談言うわね」

ゴン「(ね?大丈夫かな?)」

キルア「(大丈夫だろ。仮にもこの都市で3番目に強いんだから)」

男1「なぜお前を目の前にして余裕なのか教えてやる」

ちょいお風呂です。
落としてしまってもかまいませんので・・・

美琴「!?この音・・・キャパシティダウン!?」

男1「その通り。よく知ってるな」

美琴「でも・・・どこ、に」

男2「これだよ」

美琴「そんな小さな・・・」

男1「日々技術ってのは進歩するもんだ。今のお前はせいぜいレベル1程度の能力者」

男2「この拳銃の弾よりも早く動く事なんてできないよなぁ!!」


ゴン「(ねえキルア!?)」

キルア「(レベル5っていってもたいした事ないんだな・・・ん?)」


??「なンだなンだァ~なンですかァ~嫌な音がするンで着てみれば」

??「うぜェ面下げて何してンですかァ??」

男1「あ・・・一方通行!?」

一方「御坂・・・オリジナルの方か」

男2「お、おい、なんでこいつがここに!?」

キルア「(あれは・・・豚くんが手を出すなって言ってた奴か)」

一方「俺が何処にいようが三下には関係ねェンですがねェ」

男1「なんで・・・キャパシティダウンが効かない!?」

一方「音ッてのは空気を伝わる振動なンだよ。そンな特殊な音波、解析して遮断するくらい訳ないンだよ」

男2「お・・・おい」

一方「さーて、不快な音を聞かせてくれた例はしなきャなァ」

男1「に、逃げろ!!」

キルア「(確か力のベクトルを操作して反射するとか・・・)」

ゴン「(ねえキルア。あの人も能力者なんだよね?)」

キルア「(あぁ、たしか学園都市のNo1だったはずだぜ)」

ゴン「(真っ白だね)」

キルア「(突っ込むとこそこかよ・・・まあ、あのお姉さんも助かった事だし)」


一方「ちッ」


ゴン「(あ、行っちゃった。どうしよ?救急車呼ばないと)」

キルア「(そうだな・・・ちょっと聞きたい事もあるし)」


佐天「あれ?御坂さ~~ん・・・どこいっちゃんだろ・・・?あっちかな?」

病院

御坂「ん・・・」

黒子「お姉さま!!」
佐天「御坂さん!」
初春「御坂さん!」

御坂「みんな・・・あれ?ここは・・・」

黒子「病院ですのよ。お姉さま。路地裏で倒れてらしたのです」

佐天「そうですよ~すっごいビックリしたんですから」

黒子「何があったんですの?」

御坂「ん・・・あ、君達」

黒子「この子達が貴方を見つけて救急車を呼んでくれましたの」

御坂「そっか。ありがとう」

ゴン「いえいえ。それより大丈夫ですか?」

キルア「あのさ、一つ聞きたいんだけど」

御坂「何?」

キルア「えーっと、一方通行って知り合いなの?」

御坂「!?な・・・なんで?」

キルア「いや・・・ほら、3位と1位なら知り合いなのかなってね」

ゴン「(助けたのがその人だって言わなくていいの?)」

キルア「(今はまだ言わないほうがいいだろ)」

御坂「知り合いってほどじゃないわ」

キルア「そっか。じゃいいや。んじゃお大事に」

ゴン「あ、じゃ御坂さん、またね」

黒子「不思議な子ですわね」

初春「あの子・・・どこかで見たことあるんですよね」

佐天「ういはる?」

初春「うーん・・・思い出せないんですけど・・・」

黒子「ふむ。まあ、それはそれとして。お姉さま。あんなところでなぜ倒れてましたの?」

御坂「えっと・・・」

初春「(あ、思い出した・・・でも・・・まさかあの子が・・・?)」

黒子「もぉ!お姉さまはまたそうやって変な事に首を突っ込みになって!!」

黒子「くろこは黒子はクロコはとてもとてもとても心配で心配で心配!!!!」

御坂「あんた・・・そういいながらベッドに上がるの止めてくれない?」

黒子「し、しつれい。取り乱しましたわ」

御坂「私も良く分からないのよ。いきなり男達に襲われて」

黒子「お、おおおお、男におすわがんlkdj!」

御坂「いや、黒子。落ち着いて」

佐天「でも、御坂さんが負けちゃうくらい強い人なんて居るんですか?」

黒子「はぁはぁ・・・公的にお姉さまより順位が上なのは二人しか居ませんわ」

佐天「公的に?」

黒子「まあ・・・でも、男達というのは別の人なのでしょう?」

御坂「キャパシティダウナーの小型機を持っていたのよ」

黒子「まさか・・・木原・・・?」

御坂「分からない・・・なぜ私を狙うのかも・・・」

佐天「・・・な、なんか暗くなっちゃいましたね!御坂さんもすぐ退院できるみたいだし」

佐天「みんなでファミレスいきましょ♪」

キルア「ゴン」

ゴン「なに?キルア」

キルア「お前、学園都市1位の奴と戦えるかもしれないと言ったらどうする?」

ゴン「え?戦えるの?」

キルア「でもお前じゃ勝ち目ないぜ?」

ゴン「そんなのやってみなくちゃわからないジャン!」

キルア「まあね。1位ってのは好戦的らしいからな」

ゴン「でもいきなり行ってお願いしますってのも変じゃない?」

キルア「お、ゴンがまともな事行ってる」

ゴン「どういう意味!?」

キルア「そう怒るなって。聞いただけだしな。俺たちの目的忘れんなよ?」

ゴン「あ、そうだった」

一方「・・・」

??「ねえ!?聞いてるの!?ってミサカはミサカはちょっと怒ってみたり!」

一方「あァ?」

打ち止め「ミサカはお腹すいたなぁ~ってミサカはミサカは上目使いをしてみたり」

一方「ちッ、その辺のコーヒーでも飲ンどけ」

打ち止め「えぇ~そんなんじゃお腹は一杯にならないんだよ!ってミサカはミサカは常識を語ってみたり」

一方「めんどくせェなァ」

打ち止め「目玉焼きハンバーグが食べてみたいかもってミサカはミサカh」

一方「ッたく、行ッてやるから準備しろ」

打ち止め「わーい♪


初春「えーっとジャンボパフェください♪」

黒子「貴女・・・太りますわよ」

御坂「それにしてもあいつら・・・」

黒子「キャパシティダウンを使ってきたという事は、木原関係でしょうか?」

初春「だとして、どんな理由があるのでしょうか?」

黒子「それは・・・」

佐天「ほ、ほら!暗くなってもしょうがないですから!あ、ういはる!パフェきたよ♪」


打ち止め「わーいハンバーグ♪ハンバーグ♪」

一方「ちッはしゃぐンじゃねェー」

一方「(・・・御坂。オリジナルかよ・・・めんどくせェ)」

打ち止め「わーい♪」


黒子「なんかお子様が騒がしいですわね」

御坂「そう・・・ね・・・!?」

黒子「どうしましたの?お子様ぐぁ!!」

佐天「み、御坂さん、黒子さんの首が!首が!!」

御坂「べ、別に、たいした子供じゃないのよ!!ほら、食べましょ!」

黒子「・・・orz」

御坂「一方通行とラストオーダー・・・なんでこんな所に・・・」

初春「??」

佐天「ほら、ういはる。ほっぺに生クリームついてるよ」

>>64
一応脳とかの電流操作はできるからできるんじゃない?
レーダーってのは美琴は常に電波を出しててどんな攻撃や敵の動きも事前に察知できるもののこと

>>78
要は「円」プラスカンムルクラスのスピードか

一方「向こうも気づいたか・・・ッて俺はなンであンな奴気にしてやがるンだ」

打ち止め「どうしたの?ってミサカはミサカは心配してみたり」

一方「何でもねェよ。さッさと注文しちまえ」

打ち止め「はーい♪」


黒子「・・・はっ!危なく向こうに行ってしまいそうでしたわ」

御坂「ほら、みんな食べ終わったしもう帰るわよ」

黒子「そ、そんな!まだ私食べておりませんのに!!」

御坂「いいから!行くのよ!」

黒子「あ~~れぇ~~ごむたいなぁ~~~」

>>79
能力のポテンシャルとか破壊力としてはキルアの上位だけどキルアほどの器用さは無いだろうな
超スピードも体が付いていけないから無理だと思う
美琴が先に撃てば勝つしキルアが先に動けばキルアが勝つ
微妙な線だと思う

キルアと御坂で強さ議論はつまらんよな
御坂充電器の登場でキルア神速使い放題じゃんwwwとか妄想した方が楽しそう

>>84
上記の方々も含め、丁寧な説明ありがとう

>>85
つまり御坂の方は充電いらないんだな
キルアと協力プレイも出来ると

ちょっと黙れ

ちなみにキルアは円が不得意ですね


男1「こちら1班。目標が店内から出てきました。現在北東へ移動中」

??「何人だ?」

男1「現在4名。内1名が能力者、レベル4テレポーターです」

??「それは厄介だ。一般人を巻き込むとあとが面倒です。そのまま待機しろ」

男1「了解」


キルア「情報収集のついでに着てみたら、やっぱり居た」

キルア「それにしても、なんであんなに狙われるんだ?3位の能力者だから?」

キルア「あっちに1位こっちに3位。ゴンのやつ、力試しに誰彼かまわず挑戦しそうだな」


ゴンってそんな好戦的だったか?
まあ目的ってのが関係してるのかもしれんが

御坂「(今度は負けない・・・)」

黒子「お姉さま?」

御坂「黒子は先に帰ってて」

黒子「まったく・・・お姉さまはそうやって一人で背負い込んでしまう」

御坂「黒子・・・」

黒子「この黒子、お姉さまにどこまでもついていきますわ」

御坂「・・・ありがと」

黒子「で、そこに隠れてるつもりの殿方3名様でよろしいのね?」

御坂「気づいてたの?」

黒子「ジャッジメントですので。初春と佐天さんは返しておいて正解でしたわね」

路地裏

男1「ちっ、見張るのが仕事だったんだけどな」

御坂「あんた達。目的はなに!?」

男2「さてね。聞きたいんなら力ずくで聞いてn」

黒子「そうさせていただきますわ」

男1「ぐぁ!!」

黒子「あら、ちょっと頭にかかと落としをしただけですわよ?もう終わり?」

御坂「キャパシティダウンは使わせない!!!」

男2「ぎゃぁ!」

黒子「お姉さま・・・」

御坂「大丈夫よ。手加減してるから」

キルア「へぇ。強いね。二人とも。でも・・・」

男3「ばかが!!」

二人がやられている隙に男が懐から小型の機械を取り出していた

キィィィィィン

御坂「くっ!!」

黒子「しまったです・・・わ」

膝から崩れ落ちる二人

男3「舐めたまねしやがって・・・」

キルア「おじさんこそあんまり調子のってると痛い目みるぜ?」

男3「!?」

御坂「君・・・はや、く、逃げて・・・」

黒子「く・・・ちからが・・・」

男3「お前、コレが効かないって事は無能力者か」

キルア「まあ、そうなるかな?」

男3「ガキはおとなしくママのオッパイでも吸ってろ!」

男が繰り出した蹴りが空を切る

男3「!?」

キルア「え?今、何かした?」

男3「な・・・(何だこいつの目・・・)」

キルア「なあオッサン。俺が笑ってるうちに消えたほうがいいぜ?」

すいません、知り合いから電話が来てしまいました。
このまま寝てしまう可能性が高いので・・・
呼んでくれてありがとう!
もし保守していただけたら、明日また書きたいと思います。

強さ議論はあるだろうけど、多分御坂とキルアが戦う事は無いと思うよ!

面白いです!

明日まで残ってる事は多分ないだろw

楽しみだからまた建てろよ。待ってるかんな。

さて・・・保守ついでに聞きたいんだが
上条の能力ってクラピカの中指みたいなものか
強制的に絶にするみたいな?(異能力消すって事は念も多分消せるよね)
でも念で具現化した剣は消せるけど、
念を込めた剣はオーラだけ消して剣のダメージはくらう
ってこと?wikiだけじゃよく分かんねぇ
気まぐれな方、教えて下さい
ウザかったら無視してください

>>113
うざいからシカt(ry
しないで答えてみる。

具現化したものは念=異業の能力だから消えるだろうな。
で念を纏った剣は剣自体は存在していてその剣の周囲に念を纏っているわけじゃん?

だから上条の右手がその剣に纏っている念に触れた時点で念は無効化される。
だけど剣は実物なわけだから上条の手がザクっといくわな。

だから普通に考えたらグーパンチもそうで念を相殺しても何トンもある石の壁を念なしで開けたゴンのパンチを素手で受けたらまぁ粉々だわなw

だけどレールガン喰らった時に運動エネルギーごと相殺してる写生があるから相殺できるやもしれん。


正直そういうとこは曖昧な作品だ『とある』という作品はw

丁寧な回答ありがとう
しかし上条って攻撃手段は体術だけか?
じゃあ素でかなり強いんだな
そして特に制限とかなしにすごい能力
使いまくれる『とある』勢ぱねぇわ
wiki見る限り一方通行って無敵じゃねーかw

>>124
お前なにか勘違いしている。

絶を使ってキルアやゴンが殴れば『とある』の奴ら塵とかす事を忘れるな。


いやみんな待て。俺は根本的な間違えをしていた。オーラは異業の能力でもなんでもない。
確かゴン達がオーラを覚える際に説明されていたと思うんだが、
ハンタの世界ではオーラは誰しも持った能力でそれを鍛える事により集中させたり完全に絶ったりできると。
という事は『とある』勢にも微弱オーラを纏っていることになる。
のでオーラは『異業の能力』ではないので上条のイマジンでは相殺出来ない。

ので上条は一方的に塵にされるそういうことだ。


長々とすまんかった。間違ってたらすまんが俺はこう思ったんだがどうだ?

>>129
ぶっちゃけアレ、ある程度常識から外れたものなら多分相殺できるよ
そもそもあの世界の超能力だって言う程異能じゃねーし

>>131
そうかそんな感じになっちゃうかやっぱwww
なんかちょっと気付いたもんで楽しくなって長々と書いたんだがなw

でも俺はオーラは『とある』内でも存在し上条の能力はハンタ勢には効かない説は曲げたくないな。

なぜならハンタが好きだから!!!

おはらっきー
なんか凄い伸びててビックリした。みんな強さ議論好きだねw
では、マターリ続けていきます。

キルア「あぁ、そうだ。聞きたい事があるんだけど」

男3「(こいつ・・・子供みたいな見た目してなんて目しやがる)」

キルア「あんた達の仲間にさ、多才能力使える奴居ない?」

御坂「(マル・・・チ・・・?)」

男3「何を言い出すかと思えば・・・」

目の前から消えるキルア

男3「!?」

キルア「お前は俺の聞かれた事にバカみたいに答えてれば良いんだよ」

男3「(背後・・・嘘だろ)」

男3「そ、そんな能力をもった、やつ、は、知らない」

キルア「あっそ。じゃ、帰っていいよ。ちゃんと仲間もつれてけよ」

男3「くそ・・・」

キルア「もう俺の前に姿現すなよ。約束だぜ?」

他の仲間を起こし逃げていく男達。射程が離れるにつれてキャパシティダウンの
効力が消えていく

御坂「ん・・・」

キルア「(射程は10mって所か)」

黒子「いったい・・・なんなんですの・・・」

キルア「あぁ、大丈夫?」

御坂「あなた・・・いったい・・・」

キルア「ただの通りすがりだよ。ついでだから聞いとくけどさ」

黒子「多才能力について、ですか?」

キルア「知らない?」

黒子「知ってどうするおつもり?(さっきの動き・・・この人も能力者?)」

キルア「まあ、なんていうか、成り行きでね。人探しだよ」

御坂「人を探してるって、お父さんって・・・」

キルア「あぁ、あれね。・・・っと」

黒子「?」

キルア「(さっきから見られては居たけど、動き出したか?)」

キルア「あんた、空間移動使えるんだろ?」

黒子「え、えぇ」

キルア「とりあえず、ここから逃げてくんない?」

黒子「なっ!?ワタクシとお姉さまに逃げろとおっしゃるの!?」

キルア「まあね。さっきの使われたらあんた達何も出来ないじゃん」

黒子「そ・・・それは」

キルア「ま、俺としてはこのまま帰っても良いんだけど・・・」

キルア「(ゴンならどうするって思っちゃうあたり、俺も変わったかな)」

このゴンたちはグリーンアイランドから出たときぐらい?

キルア「で、どうするの?行くの?行かないの?」

黒子「くっ・・・」

御坂「残るわ」

黒子「お、お姉さま」

御坂「元はといえば、私が襲われたのが原因だもん。逃げてなんてられないわ」

黒子「この黒子。地獄のそこまでお供しますわ!!」

御坂「黒子・・・ありがと」

黒子「お・・・お・・・おねええs」

キルア「(来たか)」

キルア「とりあえず、足引っ張るなよ」

御坂「それはこっちのセリフ!」

黒子「先手必勝ですわ!」

おはよう主。今日も花粉がバンバン飛ぶいい朝だ。

>>192
強さ的には現在のジャンプと同レベルだと思ってください。
キルアの頭から洗脳していた針も自分で除去済みです。

??1「いきなりの仕事が、ほぼ伝説とかしてる超電磁砲かよ」

??2「まあ、そういうなよ。改良され、単独で動作可能なコレの実験も兼ねてるんだ」

??1「さくっとイキますか」

??2「了解♪」


キルア「(相手は二人?さっきの音は聞こえない。相手も能力者?)」

黒子は軽くジャンプをすると同時に消える

キルア「(へぇ、空間移動ってのは便利だな)」

??1「おっと。空間座標は絶対とはかぎらないぜ」

黒子「なっ!」

黒子が飛んだ先、男達の背後のはずが右1メートルほどずれコンクリートの中に飛んでいた。
黒子の能力は周りの物質は押しのける。飛んだモノに影響はない。

黒子「(ワタクシが座標を読み違えた・・・?そんなばかな!)」

再度、空間移動を行い御坂の元へ。
同時に御坂は軽い電撃で相手を威嚇し。

??2「おっと、お前の相手は俺だよ」

御坂の放った電撃は男の表面を流れるように伝い地面に落ちていった。

御坂「うそ」

キルア「(対空間移動、対超電磁砲に特化した能力ね。それって俺も当てはまるけど)」

??2「さーてお立会い。俺たちの能力はなんでしょう?」

御坂「電気が効かない?」

黒子「貴方、見た目の景色を変える能力がおありで?」

??1「あーあんなちんけな能力と一緒にしないでよ」

??2「(いやいや、お前の能力はほぼあたりだろ)」

??1「悪いけど、少し遊びに・・・ってなんでこんな所に子供が?」

??2「なんか子供は殺して良いっていわれてたきがするよ」

??1「おいおい、子供を殺すのかよ」

??2「こいつらも子供だろ♪」

大笑いする二人。

キルア「オッサンたちさぁ、ちょっと調子に乗りすぎじゃない?」

??1「おっさんだってよ!」

キルア「俺さ、さっきの奴らでちょっとイラとしてんだよね」

キルア「今なら誰か殺しちゃってもいいかなって思ってんだけど・・・」

??1「!?」
??2「!?」

キルア「一回、死んでみる?」

誤)キルア「俺さ、さっきの奴らでちょっとイラとしてんだよね」

正)キルア「俺さ、さっきの奴らでちょっとイラッとしてんだよね」

片言みたいなしゃべり方になってしまったorz

キルアは笑みを浮かべると右手を胸の辺りにまで上げていた。
その右手は鋭く、まるで獣のように変化していた。

??1「なっ・・・」

??2「お。おちつけ!お前と同じ空気を操る能力者なんだ!」

黒子「あら、やっぱりそうでしたの」

??1「ばっ何言ってんだよ!」

??2「だ、大丈夫!能力が分かったからってこいつは見破れない!」

黒子「そうですわね。でも・・・」

御坂「私が相手ならどう!!」

電撃を男二人に向かって放つが、男達を素通りする。

??1「ばかが、見た目すらも投影でk」

同時に声がしたほうへ電撃を曲げた。

??1「なっ!!」

キルア「へぇ、やるじゃん」

御坂「こんな雑魚相手に負けてらんないわ」

黒子「さ、て。お仲間さんが居ないと擬似投影もできませんわね」

??2「くっ」

黒子「あなた、電気抵抗を極端まで減らして、電気の流れを体表面で操れるのでしょう?」

御坂「なるほど、それで私の電気が地面に吸い込まれたのね」

黒子「そういうことですわ」

御坂「でも・・・最大で放ったらどうなるかしら?」

キルア「なーんだ、俺の出番なしか。つまんね」

黒子「(さっきこの子の右手が変形したように見えたのは・・・気のせいですわよね)」

つか、サル食らった・・・
サル食らったあとに別スレに書いても意味無い?

御坂「また、助けられちゃったわね」

黒子「あなた、何者ですの?」

黒子は男達を壁に縫い付けたあとに問いかけていた

キルア「何者でもないんだけどね」

黒子「もうすぐアンチスキルがやってきますわ」

御坂「そう」

黒子「それにしても、私の能力まで把握した上で襲ってくるなんて・・・」

御坂「何が目的なのかしら」

キルア「ねえ?」

黒子「なんでしょう?」

キルア「俺、帰るけど、何かあったらケータイに連絡してよ。すぐ来るから」

キルア「(一緒にいたほうが情報集まりやすいだろうし)」

さる解除には

時間の節目になる(10:00や11:00など)
>>1以外の人がこのスレに書き込む
>>1が他スレに書き込む

これで解除される。
とりあえず11時になったからしばらくはさるくらわないと思う

御坂「貴方、お父さんを探してるんじゃないの?」

キルア「探してるよ(ゴンのだけど)」

御坂「でも多才能力を探してるって」

キルア「あぁ、父さんがそうかもしれないんだよね(嘘だけど)」

御坂「うそ・・・」

キルア「で、父さんって言うより多才能力って言った方が分かりやすいと思ってね」

キルア「(ほんとの事なんていったらめんどくせーからな)」

黒子「多才能力なんて・・・木山くらいしか」

キルア「へぇ?居るんだ?」

御坂「いえ、あの人は・・・」

黒子「あ、アンチスキルが到着したようですわね」

>>212
その3つが全部そろわないとだめ?
っていうか、黒子たちがいつもいる事務所みたいな場所ってなんていうんだ?

事務所?

黒子「それにしても・・・」

御坂「どうしたの?」

黒子「あの方達ですが」

御坂「さっき私たちを襲ってきた奴ら?」

初春「データベースによるとどちらもレベル1の能力者なんです」

御坂「うそ・・・データが古いって事は?」

初春「3ヶ月前のものです」

黒子「レベル1ではあそこまでの力は発揮できませんわ。あれはどう見ても」

御坂「レベル3以上だったわね」

佐天「えーなんの話してんですかぁ?」

>>219どれかでいいよ
あたかも全部そろわないといけないみたいな言い方だったけど

佐天「お、襲われたぁ!!?」

黒子「ちょ、声がデカイですわ」

佐天「だ、大丈夫だったんですか!?」

御坂「この通りよ。」

黒子「そうですわ!ワタクシとワタクシのお姉さまが居ますのよ!負けるはずがありませんわ!」

御坂「と、言いたい所だけど」

黒子「どうやらワタクシたちを襲った組織は、ワタクシ達を良く調べているようでして」

初春「相手が組織的に動いていて、キャパシティダウンまで使われていたとなると」

黒子「そしておそらく・・・」

御坂「幻想御手か・・・」

佐天「・・・」

>>221
別のvipスレに書いてみたんだけどダメだったんだよね・・・orz

黒子「あ・・・」

初春「あ、あ、えっと、もう11時過ぎてますし。今日は帰りましょうか」

黒子「そ、そうですわね」

初春「あ、門限、門限とか大丈夫なんですか?」

御坂「う、うん。今日はアンチスキルのほうから連絡が行ってる筈だから」

初春「あ、じゃー今日はうちでお泊り会しましょうか?」

黒子「そ・・・それは!?」

御坂「黒子。変な想像してんじゃないわよ!」

黒子「ぐっ・・・で、でも、よろしいの?」

初春「はい♪ちょっと狭いですけど」

177支部でいんじゃね

とある廃屋

キルア「(豚くんの情報もたまには役に立つね)」

男1「異常はないか?」

男2「異常なしです!!」

小石を男達に向かって投げるキルア

男1,2「ん?」

キルア「(バーカ)」

その後ろを通り過ぎるキルア。足音のしない特殊な歩法は完全な無音を作り出していた。


一方「ちッ。実験が終わッたッてのに、なんでこんな所に呼び出されてンだ」

キルア「(あれは・・・一方通行?)」

ミサカ「3分18秒の遅刻です。とミサカは遅刻を指摘します」

キルア「(あれは・・・美琴?いや。。。違うな、別人か?)」

>>227、229
thx!
5レスに1回くらいは別スレに誤爆してくる!!

一方「なンだなンだ。また実験でも始めるつもりですかァ?」

ミサカ「これは実験ではありません。貴方に聞きたい事があります。と、ミサカは質問します」

一方「こンな所に呼び出しやがッて。めんどくせー奴だな」

ミサカ「貴方の事はラストオーダーから御坂ネットワークを介して情報提供されています。と、御坂は説明します」

一方「いまさらそんな説明いらねーンだよ。用件はなンだ?」

ミサカ「貴方は狙われています。と、ミサカは貴方の身の危険を伝えます」

一方「はッ!?狙われてるだァ?いまさら何言っちゃてンですかァ?」

ミサカ「それはラストオーダーも同様です。と、ミサカは付け加えます」

一方「は、俺があいつを守る義理なんて・・・おいまて。あいつも狙われてるっていったか?」

ミサカ「はい、と、ミサカは即答します」

誤爆じゃなくて良いだろwww適当なこと書き込んできたらいいじゃないかwww

>>236
それもそうだねw

一方「くそッ、今一人じゃねーかッ!」

近くのタンクが爆発する。

ミサカ「?」

一方「足止めかよ。舐めたまねしてくれンなァッ!!」

ミサカ「これは一体・・・と、ミサカは困惑しています」

一方「お前は利用されたンだよ。ご丁寧にお前も殺す算段なんだろうゼェ」

遠くから銃弾が二人を襲う。


キルア「(レベル5の能力者が狙われてるのね。でも、一方通行ってほぼ無敵なんじゃないのか?)」


一方「ちッ(こいつを守りながら戦うと時間がかかるな)」

一方「飛ぶぞッ捕まれ!」

とある路地

ゴン「まったくキルアの奴、どこいっちゃったんだよ」

ゴン「夜ご飯は一緒に食べようねっていったのに」

??「うぅ~~お腹がグルグルっていってるのってミサカはミサカはお腹の虫をなだめて見る」

ゴン「??どうしたの??」

少女のお腹からとめどなく聞こえる音・・・

ゴン「お腹・・・空いてるんだね」

打ち止め「もしかしてご飯食べさせてくれるの!?ってミサカはミサカはずうずうしくも聞いてみたり」

ゴン「うんいいよ。俺もご飯まだだったしね。そこのレストランでいい?」

打ち止め「わーい♪ってミサカはミサカは喜びを体で表現してみる♪」

打ち止め「あー美味しかった♪ってミサカはミサカは大満足♪」

ゴン「良かった。って、君、こんな時間に出歩いてていいの?」

打ち止め「えっとね。起きたらあの人が居なくて探してる間にお腹もすいちゃってってミサカはミサカは事の顛末を説明してみたり」

ゴン「一緒に暮らしてる人?」

打ち止め「うん♪全然やさしく無いけど凄い優しいの♪ってミサカはミサカは自慢してみる♪」

ゴン「へぇ(良く分からないけど・・・)」

打ち止め「あ、こっちのほうが近道なんだよ♪ってミサカはミサカは得意げに胸を張ってみる」

ゴン「うちはもうすぐなの?」

打ち止め「もうすぐだよ♪ってミサカは、あ!」

一方「てめェ・・・」

ゴン「??」

ゴン「(この人・・・オーラ、じゃないはずだけど、綺麗にうす肌一枚を取り巻いてる)」

一方「打ち止め、こッちにこい!」

打ち止め「え?え?」

一方「早くしろォ!!」

ゴン「ほら、呼んでるよ?」

打ち止め「あ、うん、ありがとう♪」

一方「てめェ、何が目的だァ?」

ゴン「いや、え?何の話?」

ミサカ「アクセラレータ、これには訳がありそうです。と、ミサカは暴走しそうなアクセラレータを止めます」

一方「あァそうだな。お前、こいつと何してた・・・?」

打ち止めが一生懸命説明し・・・

一方「じャ、大丈夫なンだな?」

打ち止め「うん♪全然大丈夫♪」

ミサカ「では、私はこれで。と、ミサカは立ち去ろうとします」

一方「お前、俺になンか聞きたかったンじゃないのか?」

ミサカ「それはまた今度にします。では」

ゴン「えっと・・・俺、帰っていいかな?」

打ち止め「ご飯ありがとう♪ってミサカはミサカは満面の笑みでお礼を言ってみる」

ゴン「うん。またね。えっと」

打ち止め「ラストオーダーだよ♪こっちはあくせられーたって、ミサカはミサカは自己紹介してみたり」

ゴン「俺はゴン、ゴン・フリークス。じゃまたね」

支援ありがとう!
ちょっとご飯食べてきます。

鮭のバター焼きうめぇ!

一方「(俺が狙われるなンて事はいくらでもあったが・・・)」

一方「(なンでこいつまで狙われる?俺の弱点だとでも思ッてやがるのか?)」

打ち止め「ねぇ!!」

一方「あン?」

打ち止め「もぉ!さっきから声かけてるのに!ってミサカはミサカは憤慨してみたり!」

一方「わりィ、ちょッと考えごとだ」

打ち止め「え・・・謝った・・・?」

その瞬間、視界の端にうつる爆炎と耳を劈く轟音

一方「あン?」

打ち止め「あれ!うちの方だよ!?ってミサカはミサカは」

一方「くそ、そこまでやンのかよ」


爆発したマンションの前

??「うぇ~すげーなこれ」

??「不幸な人もいるもんだ。俺の不幸なんてまだまだなんだなぁ」

一方「ちッ、やッてくれるぜ」

??「!?」

一方「ン?なンだ三下ァ。お前の仕業かァ?」

上条「い、いえいえ!めっそうもありません!上条さんはこんな大それた事できませんから!」

上条「って、あれ、お前の部屋なのか?」

一方「だッたらなんだッてンだ?お前ンちに泊めてくれンですかァ?」

上条「い、いや~残念だなぁ~うちはすでに猫とシスターで一杯一杯なんです!じゃ、また!」

一方「ちッ、こいつだけでもどっかにやンねーとな・・・」

上条「あんなの家に連れて行ったら何されるか・・・?」

上条「なあ?」

一方「あン?」

上条「そのこは?」

一方「お前には関係ねェだろォ」

打ち止め「ミサカはミサカだよって自己紹介してみる」

上条「御坂・・・?って、小さい女の子連れまわして・・・まさか!?」

一方「てめェ!?くだらねェ詮索してンじゃねェぞ!」

上条「ったく、しょうがねーなぁ、他の家見つかるまでなら家に来ても良いぜ」

打ち止め「おぉ~さすがあくせられーた♪優しい知り合いが多いねってミサカはm」

一方「黙ッてろ(ちッ、しかたねーか・・・)」

上条さん宅

インデックス「もぉ~とーまはハーゲンダッツ買いに行くのに時間がかかりすぎなんだよ」

インデックス「スフィンクスもそう思うでしょ?」

インデックス「夜中のアイスクリームの味は忘れられないってことをとーまは分かって無いかも」

ガチャッ

インデックス「あ、とーまーおかえ・・・だれ?その子」

上条「やあ」

インデックス「やあ、じゃないかも。また道端でナンパして女の子を家に置こうとしてるの?」

上条「またってなんだよ!そもそもお前、勝手に家のベランダに引っかかってたんじゃねーか!」

上条「いた!いたいいたい!噛み付くな!」

一方「・・・」

打ち止め「すっごく仲良さそうで羨ましい♪ってミサカはミサカは微笑んでみる」

打ち止め「で、女の子二人も連れてきてどういうつもりなのか説明してほしいかも」

一方「・・・」

上条「ばっ!・・・あれ?お前、男、なんだよな?」

一方「・・・缶コーヒーかってくらァ」

一方「おィ、三下ァ」

上条「は、はい!」

一方「・・・ちゃんと見張っとけよォ」

上条「・・・(何を?)」

おもしれえwと念系統の話題に出遅れた
変化系の俺は支援してみたり

とあるコンビニ

店員「アリアトアシター」

一方「(俺が狙われる事なンていくらでもあったが・・・)」

一方「(たいていはそこらのスキルアウト崩れが遠吠えを吼えてたくらいだ)」

一方「(何がどうなッてやがる)」

キルア「ねえ」

一方「あン?」

キルア「ちょっと聞きたいんだけど」

一方「てめェも仲間か・・・?」

キルア「多才能力って知ってる?」

一方「はァ?(こいつから情報聞きだせるか試してみるかァ)」

一方「聞きたかッたら力ずくで聞いてみなァ三下がァ」

キルア「(情報どおり、好戦的。まあ、力を試すにはちょうど良いかな)」

しまった。>>285みすってた。

誤)打ち止め「で、女の子二人も連れてきてどういうつもりなのか説明してほしいかも」

正)インデックス「で、女の子二人も連れてきてどういうつもりなのか説明してほしいかも」

キルアが勝てなきゃゴンも無理かな?

後今更だけどノブさんは具現化系ね、四次元マンション
まあワープってか場所繋げたりもできるから
特質系との複合かもしれんが

キルア「(豚くんの情報だとベクトル操作によるあらゆる攻撃の反射だっけ?)」

一方「(こいつ。俺のこと知ッてて喧嘩売ッてやがるのか?)」

一方「俺が学園都市最強のアクセラレータだって分かッてやンだよなア?」

キルア「そうだけど?」

一方「なら、お前が泣き叫ンでも途中で止める事はないぜェ」

キルア「あぁ、別にいいよ」

一方「ゆッくりと死なねェ程度に解体してから色々と教えてもらうぜェ三下ァ!」

キルア「だから良いって。しつこい奴」

一方「ちッ・・・警告はしたぜッ」

地面が割れるほど一方は踏みつける。その反動で音速に近い速度でキルアに一瞬でせまる

キルア「はやっ」

紙一重で避けるキルア。

一方「はァ!どうしたァ三下ァ!」

壁を踏み抜いて音速の蹴りを繰り出す。

一方「(しまッた!コレ当たったらこいつ吹ッ飛んじまう!)」

直前でブレーキをかけるが目の前に着るあの姿は無かった

キルア「早いね。でもその程度じゃまだまだだね」

背後からキルアの声が聞こえる

一方「なッ!?」

キルア「ねえ?まさか攻撃パターンってそれだけじゃないよね?」

一方「(こいつ、高レベルの空間移動なのか?)」

キルア「たしか、ベクトル操作で攻撃は反射するんだっけ?」

一方「よく知ッてんじャねーか。じャあ俺に何をしても意味がねェッてわかッてるよなァ」

キルア「ちょっと試してみるよ・・・」

一方「・・・右手が・・・」

キルア「あんたの能力、信じてるぜ」

キルアが体ごと視界から消えた瞬間。一方の体に右手が突き刺さろうとし、反射する

キルア「まじかよすげー。ほんとに反射したよ」

一方「・・・こいつ・・・」


キルア「(力の方向を反射にしているなら、あのオーラに当たるタイミングで引いたら?)」

一方「なンだなンだ。もう終わりですかァ?じャあ俺の質問に答えてもらいますよォ!」

キルア「(反射を感じてからだと遅いな・・・神速で試してみるか)」

御坂「ちょっと!なにしてるの!?」

キルア「あ、やっべ。じゃ、学園都市最強さん、また」

一方「あ、待てこらァ!!」

御坂「あんた、アクセラレータ。こんな所で・・・なに、この戦ったような・・・」

一方「ちッ・・・」

ちょっと教えて。描写で分かんないとこあるんだけど
一方って素手攻撃も反射できるのか?
じゃあ上条ってどうやって勝ったんだ?
それとも反射とかの能力もイマジンブレイカー?で
消せるって事か?質問ばかりで悪いけど

キルア「(ま、今日のところは1位の実力は見れたし。よしとするか)」

キルア「(肉体的な能力は常人に近いみたいだし。ま、ゴンとの相性は最悪だけど)」

キルア「(多才能力っての、ほんとにいるのかな?みんなしらねーじゃん)」

キルア「(豚のやろう、ガセ情報じゃねーだろうな)」


一方「・・・」

御坂「ちょっと!なんとか言いなさいよ!」

一方「・・・なァ」

御坂「な、なによ」

一方「お前、最近変わッたことないか?」

御坂「変わった・・・?あ、あんたも誰かに襲われたの!?」

一方「(こいつはこの前も教われてた・・・しかもキャパシティダウンを使ッてまでだ)」

一方「(何のために?レベル5が襲われる理由が何処にある?)

一方「レベル5・・・レベル5か?」

御坂「え?なに?」

一方「はァ!そういうことですかァ!」

御坂「な、なんなのよ」

一方「あの計画は変更して続行してたって訳ですかァ?」

御坂「計画って・・・絶対能力進化の事・・・?」

御坂「あれは、あんたがあいつに負けて終わったはずじゃ・・・?」

一方「いいねェいいねェ楽しくなッて来たねェ!!」

御坂「ちょっと!私にも分かるように説明しなさいよ!」

上条すげえええええ!そして木原神拳とかググッたが
発想が面白いなこれも!禁書見てみるわ

ちょっと休憩してきます。

強さ談義には自分は参加しないようにします。参加したいけどw
書いてる本人が参加しちゃうとネタばれになるとおもうので・・・

やっぱりモラウの能力って自ら言うだけあって対応力あって優秀だな
超能力者相手でも負けそうなのがない
弱点といえばキセルくらいか

>>341
今思ったんだがチーターに別空間に飛ばされた時、奴ならその別空間の酸素全部吸えたんじゃないか?w

死んだら一生出れないかもしれないだろ
馬鹿か

>>345
気絶させりゃいいだけだろ?気絶させて触ればいい事。
馬鹿か

ごめん、ちょっと秋葉原行ってくる
落としてしまってもかまいませんので・・・
ノシ

>>356
・・・あ?

嘘なら仕方ない

強さ議論はいいが、
みんな念能力の診断ってどこでやってるの?
あの55問の質問に答えるやつ?

>>365
そういう事言うとまた議論になるからやめろ

他人の生命エネルギーは自分の生命維持にゃ不必要じゃね

しかし強さ議論してると、ハンタより禁書のが少年漫画してる気がするな
能力のチートっぷりっつーかこまけえこたぁ良いんだよっぷりっつーか、凄味?みたいな
だからこそどっちも面白いんだと思う
ジャンプなのにきっちり設定してる冨樫漫画と、ラノベらしく勢いある禁書と

>>370
                     _ ___

    / ̄ ̄ ̄ ̄\,,      /-、 -、    \
   /_____  ヽ    /  |  ・|・  | 、    \
   | ─ 、 ─ 、 ヽ |  |   / / `-●-′ \    ヽ
   |  ・|・  |─ |___/   |/ ── |  ──   ヽ   |
   |` - c`─ ′  6 l   |. ── |  ──    |   |
.   ヽ (____  ,-′   | ── |  ──     |   l
     ヽ ___ /ヽ     ヽ (__|____  / /
     / |/\/ l ^ヽ    \           / /
     | |      |  |     l━━(t)━━━━┥

>>342
肺活量設定はレオル戦で思いついたんじゃない?

>>373
設定でかたをつけてしまう君は(ry

...まぁそういう設定だわな...

出かけるつもりで布団に入ったら寝てました。
夕飯作るまで少しですが続けます。


上条宅

上条「はぁ、何で俺はこうやて不幸を背負い込むのだろう」

打ち止め「ムニャムニャ」
インデックス「むぅーとーま~」

上条「そうでもないか・・・」

ガラッ

上条「!?」

??「失礼」

上条「(な、なんだこいつ・・・いきなり)」

??「君が有名な幻想殺しか」

上条「(なんだ・・・体の震えがとまらねぇ」)

??「君の能力は他人の能力を打ち消すのだろ?」

上条「いきなり不法侵入してきて何言っちゃってるんですかねぇ」

??「あぁ、それもそうだな。もともと用があるのは君じゃない」

上条「夏なのにロングコート・・・?」

??「ラストオーダー。少し借りていくよ」

上条「なっ!?何言って・・・消え」

目の前から消えた長身の男の右手は、死角から的確に上条の後頭部を捕らえていた

上条「な・・・」

??「君には用はないんだ。また今度話そう」

ノブさんしか一方倒せなさそうだな

インデックス「半径3メートル以内に生命に危険及ぼす対象が進入した事を確認」

インデックス「自動書記を開始します」

??「ふむ。禁書目録か。興味深いが」

??「団長、終わった?」

??「あぁ、マチ。今終わった。行こう」

マチ「了解」


一方「くそッ」

御坂「どうしたのいきなり!?」

一方「(俺は足止めされたのか?あの白髪チビガキも組織の仲間か!?)」

御坂「もぅ!なんなのよ!?」


上条宅

一方「くそがァ!!」

御坂「なに・・・これ」

団長が相手なら仕方ない

一方「おいッ!三下ァ!!」

上条「う・・・」

御坂「ちょっと!なんなの!?・・・っていうか、ここあんたの家?」

上条「一方に・・・美琴?」

御坂「み・みみみ、美琴!?」

上条「くっそ、頭がふらふらする」

一方「おい!あのくそガキはどうした!?」

上条「!?・・・長身でロングコート来た奴がいきなり入ってきたんだ・・・」

上条「くそっ!」

一方「三下に任せた俺がバカだったぜッ」

上条「すまない。すぐ探しに行こう!」

インデックス「すふぃんくすぃ~とーまがご飯くれないよぉ~」

>>383
「とある」みてないから詳しくは分からんが
モラウとかでもいけんじゃね?つか木原神拳
を硬(流)でやれば全員勝てるんじゃあ?

上条「そうだ!おい!インデックス!起きろ!」

インデックス「むぅ~なあに?ちょっと眠いんだよ」

上条「お前、ずっと寝てたのか?変な奴が入ってきたとき起きなかったか?」

インデックス「えっと・・・あ!?」

一方「なンか覚えてやがるのかッ!?」

インデックス「自動書記が起動したんだよ」

上条「それって」

インデックス「あれが起動する条件は私の生命の危機が訪れる事」

インデックス「何もされて無いのに起動するはずないんだけど・・・」

上条「それって・・・」

一方「(近くにいただけで殺されそうなほど殺気があッたッてことですかァ)」

美琴「ちょ、ちょっと。話が見えないんだけど」

酸欠か木原神拳じゃねえか?

上条「でもなんであの子をさらったんだ?」

一方「絶対能力進化に必要な存在なンだろうぜ」

美琴「・・・」

上条「それは・・・もう終わったんじゃないのかよ!」

一方「しらねーよ。同じ組織がやってンのか、別の何かが動いてるのか」

上条「くっそ。上条さんはただでさえ頭悪いんですよ・・・」

美琴「ね、ねえ。どうするの?」

一方「今、やつらと接点がもてるのは黒服の男と白髪のガキだけだ」

上条「ロングコートの男はあの子を連れ去った以上、俺たちの前には姿を出さないかもしれないか」

インデックス「なになに?話が見えないかも」

上条「(まさか、これに魔術側が噛んでるってことは・・・ないよな)」

無能化した一方通行に苦戦したのは、木原の理論が「自身が開発したデータ」や『性格・行動原理』などを元に組まれた、
『最強の能力者』専用のものだったことに起因する。
故に、正常な思考能力と異能を失った相手には必勝パターンが通用しなかったのである。
しかしその理論を用いても絶対的な格闘センスが必要なことに変わりはなく、その点では木原は間違いなく天才であった。
なお「反射」の角度・方向に変更を加えれば木原の体術に対抗可能ではあるのだが、
それさえも予測した上で対応を行えるほど能力者『一方通行』に関して精通している。

>>406
なにそのハンタっぽい説明文ww
超分かりやすいけどさ
そんでそいつ倒したらしい「黒い翼」ってのは一方の新しい能力か?
こっちは完全な魔術っぽいな。右手で全部消せそうな

キルア「ふぅ」

ゴン「キルア!」

キルア「よぉ、ゴン」

ゴン「よぉ。じゃないよ!何処行ってたの!?」

キルア「わりぃわりぃ、どうした?」

ゴン「またどっか一人で何かしてたんでしょ?」

キルア「あはは、違うって。ちょっと散歩」

ゴン「もぉ~さっきね。クラピカから電話があったんだけど」

キルア「クラピカから?」

ゴン「うん、なんかね、旅団がこの街に来てるかもしれないんだって」

キルア「おいおい、マジかよ」

ゴン「クラピカも着たかったみたいなんだけど、今から申請しても遅いだろうからって」

キルア「忠告どうもって伝えといてよ」

ゴン「どうするの・・・?」

キルア「ビスケの試験ももともと無茶な無いようだなぁ」

ゴン「学園都市7人から1本取ってこいって?」

キルア「念能力以外の力と戦うには力だけではだめ。とか言いやがってあのゴリラババァ」

キルア「(こっちの仕事もガセっぽいしな)」

ゴン「でも・・・旅団が居るってことは誰かが犠牲になるかもしれないんだよね」

キルア「・・・(まっず、ゴンのやつ。また無茶な事いうんじゃねーか)」

ゴン「ねえキルア」

しくった

誤)キルア「ビスケの試験ももともと無茶な無いようだなぁ」

正)キルア「ビスケの試験ももともと無茶な内容だしなぁ」

今の二人なら団長はともかく
他の団員とはいい勝負できるはず

キルア「まあ、大体お前の言いたい事は分かるよ」

ゴン「旅団が来てるなら、その目的、阻止できないかな?」

キルア「(その旅団の目的ってのが重要なんだけど)」

キルア「あいつら、多分今の俺たちでもまともにやって勝てる相手じゃないぜ?」

ゴン「でもっ!」

キルア「(やっべ、逆効果か)」

キルア「絶対に危険なテリトリーには踏み込まない。約束できるか?」

ゴン「うん」

キルア「(たしかクロロの能力は他人の力を盗む。多才能力ってのもこいつの情報かもしれないしね)」

キルア「だとしたら、完全にガセだな。あの豚野郎。フィギュア全部ぶっ壊してやる」

キルア「(ゴンの事だ。絶対に理性で動けるはず無い)」

キルア「(ま、だから俺はゴンの傍にいるんだけど)」

ゴン「え?何かいった?」

キルア「なんでも。よし、行くか」

ゴン「いくってどこへ?」

キルア「心当たりがある。絶、使っとけよ」

ゴン「了解」


一方「くそッ!」

上条「闇雲に探しても見つからないよな」

美琴「手がかりならあると思う」

一方「あいつらか・・・」

上条「あいつら?」

とある路地

ミサカ「呼び出されるとは予想外です。と、ミサカは困惑した表情で答えます」

ミサカ「それにこの組み合わせは通常ありえないです。と、ミサカは付け加えます」

上条「御坂妹?でもあいつ『ら』って」

一方「うるせーゾ三下ァ」

御坂「聞きたいことがあるの」

ミサカ「検体番号20001、ラストオーダーの事ですね。と、ミサカは確認します」

一方「知ってンのかッ!?」

ミサカ「ラストオーダーの奪還に失敗。すでに45人が犠牲になっています。と、ミサカは答えます」

上条「犠牲って・・・」

ミサカ「45人はすでに回収・破棄されています。と、ミサカは付け加えます」

一方「あの白髪のガキなのか!?」

ミサカ「ミサカネットワークによるとロングコートの長身の男、白い和服の女の2名を確認しています」

上条「そいつら。あの子をさらった奴らに間違いない」

一方「いま、何処へ向かッてやがる!?」

ミサカ「現在、5名のシスターズが追跡中。2名が行動不能。3名に増加」

上条「おいおい・・・なんだよそれ」

御坂「・・・」

上条「美琴!大丈夫か!?」

一方「なンだなンだァ?やたら好戦的じゃないですかァ~こりゃ楽しくなってきたねェ!!」

上条「なっ!お前!!」

地面を踏みつける一方、全てを反射する力は感嘆に地面を踏み抜いた

一方「簡単に死ねると思うなよ。三下がァ・・・」

>>409
黒い翼は上条さんの幻想殺しですら消しきれない
だけど上条さんはそれを掴んで引き倒すという明らかに人間業じゃない荒技で神話の天使と同等の強さの状態の一方さんを倒した
つまり上条さんは最早人間じゃないw

>>424
すげえええええええええ!!
とある見るの楽しみになって来たわマジでw

美琴「(なに・・・?一方の背中に・・・気のせい?)」

一方「今何処を移動してやがる」

ミサカ「ここから南南西3キロの場所を時速50キロで移動中と、ミサカは答えます」

上条「車に乗ってるのか」

ミサカ「目標は徒歩でビルの上を移動中です。と、付け加えます」

上条「そうか、ビルか、・・・ビル!?」

美琴「そいつらも相当の能力者って事?」

一方「だろうなァ。なんせお前の妹50人近くばッさり殺してる連中だからなァ」

美琴「くっ・・・」

上条「くそ・・・何もかもが常識はずれで・・・常識はずれ・・・?」

美琴「?」

上条「ちょっと助っ人を呼べるかもしれない。先に行っててくれ」

上条「あいつらって何処にいるんだ・・・?」

??「呼んだかい?」

上条「はっ、ナイスタイミング」

??「君は僕たちを便利やか何かと勘違いしているのではないかな?」

上条「インデックスがすでに一度、命の危険を感じてヨハネのペンを起動させてる」

??「なんだって!?」

上条「あいつらはインデックスにとっても危険な存在なんだ。手を貸して欲しい。ステイル」

ステイル「まったく。君という奴はとことん面倒な事に首を突っ込むね」

上条「一つ、聞いていいか?」

ステイル「なんだい?」

上条「今回は魔術側は噛んでいるのか?」

ステイル「今回のってのがインデックスの危険を脅かした存在なら違うよ」

上条「そうか・・・くそ、ミサカ妹達を殺しまくってるやつら・・・」

上条「そいつらが、当たり前のように殺してる御坂達だって生きてるんだっ!」

上条「他人の命を簡単に奪っていいって思ってんなら・・・」

上条「(その幻想をぶち殺すっ!)」


ゴン「キルア」

キルア「あぁ、見つけた。これ以上近づくなよ。絶使ってても見つかっちまう」

ゴン「うん」

キルア「(相変わらずスキねー。脇に抱えてるのは・・・あいつら、人攫いもやんのか?)」

アレ?上条さんって記憶失ってからヨハネのペン見た事あったっけ?

細けぇこたぁいいんだよ

>>432
わからないけど、その辺は脳内変換でよろしく

団長「マチ、右後方300メートルに能力者」

マチ「了解」

見えない糸がミサカを一瞬にして細切れにする。

団長「同じ固体がすでに50を超えたな」

マチ「団長」

団長「何だ?」

マチ「今回の仕事ってこれだけですか?」

マチ「こんな仕事ならノブナガにでもやらせとけば良かったんじゃ?」

団長「ふむ。その問いに答えるには少し難しいが。簡単に言えば勘だな」

マチ「感、ですか?」

団長「お前ほどじゃないが。マチ、10時の方向140メートルだ」

マチ「了解」

        ヘ(^o^)ヘ いいぜ
        ヘ(^o^)ヘ いいぜ
        ヘ(^o^)ヘ いいぜ
        ヘ(^o^)ヘ いいぜ
        ヘ(^o^)ヘ いいぜ

>>427
他の旅団はともかくフェイタンに勝てる気がしないんだが

キルア「なんだよあの索敵範囲の広さ・・・ぜってーチートだろ」

キルア「(出来ればあいつとは戦いたく無いんだよね)」

キルア「(でもゴンは平気であいつの正面にたつからな・・・)」

ゴン「早くしないと!」

キルア「ゴン、あそこ見てみろ」

ゴン「何かの・・・施設?」

キルア「(どこかの金持ちがあいつらを雇ってるのなら・・・)」

キルア「忍び込むぞ、ゴン」

>>437
戦闘開始→カンムル!

>>437
・体術が自慢でもない変身後ザザンと体術で同等
・硬で奇襲しても無傷という貧弱っぷり
・骨折られるわ血反吐吐かされるわ重症を負う苦戦
・硬で奇襲してしばらくしてからも堅に移行出来ない攻防移動の稚拙さ
・結局モラウが余裕で連戦連勝してる師団長に満身創痍のボロ雑巾のようになりヒイヒイ言いながら勝ちましたとさ。

一方キルアは最小限の力で蟻を殺していた

ミサカ「検体番号13432から電信。ラストオーダーはここから南南西8キロの研究施設に入りました」

一方「(待ッてろよ、くそがき!)」

御坂「絶対助けないと・・・みんな、殺されちゃう」

一方「お前、来るのか?」

御坂「なによ?行っちゃダメなの?」

一方「死ぬかもしれないぜ」

御坂「・・・」

一方「まァ、俺には関係ないですけどねェ」

御坂「3分だけ待って・・・」

一方「ちッ・・・早くしろよォ」

一方「三分だけ待ってやる」

プルルルップルルル・・・ガチャッ

??「もしもしお姉さま?」

御坂「黒子・・・」

黒子「こんな時間まで帰ってこないで。みんな心配しておりましたのよ」

御坂「あは、ごめんね」

黒子「・・・どうか、しましたの?」

御坂「黒子には敵わないな~」

黒子「お姉さま・・・?」

御坂「あんたにはもうちょっと優しくしても良かったかな~って思ってさ」

黒子「お、お姉さま・・・?」

御坂「・・・ごめん、もう切る」

黒子「お、(ガチャッ」

>>441
最後のはフェイタンが発を自由に使えないのも関係してるんじゃ
でも公式数値で師団長最強はレオルだからそれに劣るサザンに
てこずるようじゃ…ってなるか

一方「・・・」

御坂「いいわ。ありがとう」

一方「そンなンでいいのかよ?」

御坂「別に死にに行くわけじゃないもん。帰ったら優しくすればいいだけ」

一方「はン。上等!」

御坂「(絶対・・・助けてやるんだ・・・もう誰も、死なせない!)」


ステイル「で、僕はどうすればいいんだい?」

上条「御坂の妹がさらわれた」

ステイル「それと僕には何の関係もないんだけどね」

上条「その子を使って何か実験をするつもりなんだと思う」

ステイル「だから?」

上条「・・・」

旅団って雇われ組織じゃないだろ
>>439のセリフはおかしい

ん?

上条「手を貸して欲しい!」

ステイル「まったく君という奴は」

ステイル「神裂はどう思う?」

神裂「私はあの子が危険にさらされる可能性があるのなら排除すべきだと思います」

ステイル「だとさ」

上条「ありがとう!」

上条の首に刀を当てて神裂が言う

神裂「勘違いしないでくさい。貴方のために動くのではありません。インデックスのためです」

ステイル「(素直じゃないねぇ)」

>>449-450
もうちょい読み進めてくれれば分かると思う

3組の主人公達が今、巨大な悪に立ち向かう!!
その先に待ち受けているものは何なのか!?

先生の次回作にご期待ください。


うそです。ちょっとご飯作ってきます。

くってら

お待たせ。
この辺でちょっと登場人物の整理をしよう。っていっても自分で抜けてる所も
あるかもしれないけど。適当に脳内保管でよろしく。

クラピカ「では私から説明しよう」

レオリオ「あれ?俺たちの出番ってもしかしてこれだけ?」

クラピカ「レオリオ。お前は医者になってからが出番だ」

レオリオ「何年出番ないわけ!?」

クラピカ「ではまず、とある魔術~組から」

レオリオ「しかとですか!?」

クラ「魔術組は、上条、ステイル、神裂の三人」

レオ「この3人って強いのかね?」

クラ「強さは分からないが、とある魔術~では主人公だったようだ」

クラ「彼らはインデックスの命が危険にさらされる可能性があるとして、ソレを排除するために行動するようだ」

レオ「上条ってのは違うみたいだけどな」

クラ「彼はあの小さな子がさらわれたのは自分の所為だと考えているのだろう」

レオ「あのクロロが相手じゃ仕方ない気がするぜ」

クラ「次に、とある科学~組だ」

クラ「救出に向かうのは、一方通行、超電磁砲」

レオ「アクセラレータだのレールガンだの通りなが多いな」

クラ「我々の念能力名と似たようなものだろう。あぁ、すまない失言だった」

レオ「その哀れみをこめた目でみないでくれる!?医師免許取ったらすぐに追い抜いてやるぜ!」

クラ「まあ、ソレはさておき」

レオ「さっきから扱い酷くない!?」

クラ「彼らがこの救出の動機としては一番大きいだろう」

レオ「大事な妹?や、一緒に暮らしてた人がさらわれたんだからな」

クラ「そして最後にハンター組だ」

レオ「待ってました!」

クラ「向かうのはゴン、キルア」

レオ「どうでもいいけど、この二人、強さインフレしてない?」

クラ「それは俺に言わないでくれ」

クラ「彼らの当初の目的はビスケの試験だったわけだが、成り行きで少女を助ける事になったようだ」

レオ「ゴンはしょっちゅう目的を忘れるからな」

クラ「だが、ソレも含めて好きなんだろう?」

レオ「ま、まあな」

クラ「それにキルアのほうは別の目的もあるようだ」

レオ「多才能力を探していたからな」

クラ「さて、解説はこれくらいにして本編に戻ろうじゃないか」

レオ「俺・・・いつ出番くるのかな・・・」


では続き書きます。

魔術組

ステイル「で、具体的にはどうするんだい?」

上条「やつらの本拠地へ乗り込む・・・!?」

ステイル「どうしたんだい?」

上条「場所が・・・わからねぇ・・・」

ステイル「君という男は・・・」

神裂「どうするのですか?」

ミサカ「そういうことになっているかと思い、後を追いました。と、ミサカは説明しながら登場します」

上条「御坂妹!」

ミサカ「私としてもラストオーダーを連れて行かれるわけには行きません。と、ミサカは決意した表情で述べます」

神裂「場所も分かった事ですし」

ステイル「パーティ会場へ行こうか」

一方「おィ」

御坂「なに?」

一方「急ぐぜ。ついてこれるかァ?」

御坂「バカにしないで」

一方「はン!上等ォ!!」

地面を軽く蹴る一方。同時に地面が割れ音速を超える音がこだまする。
一瞬送れて御坂も後追うように音速の壁を越える。

一般人「うわ!すっげー風!」

ビルの3階程度上空を飛ぶように跳ねる二人を視認できるものはほとんど居ない。

マチ「隊長。あっちのほうから2人、結構速い速度で近づいてくるけど」

隊長「そいつらは任せる」

フェイタン「ワタシも久しぶりに戦いたいネ」

ノブナガ「俺も!」

フィンクス「ノブナガ、少しは自重しろ」

団長「ふむ・・・」

シャル「それにしても団長、なんでこんな仕事受けたんです?」

団長「俺たちは欲しいものは盗む」

シャル「そうですね」

団長「だが、欲しいものが無かった場合はどうする?」

ノブナガ「盗めねー・・・よな?」

団長「だから作り出してもらうのさ。まあ、不可能だった場合は別のモノを貰っていく」

団長「フェイ、マチと接近する二人に当たれ」

団長「ノブナガとフィンクスはゴンの相手をしてやれ」

ノブナガ「!?あいつらここにきてんのか!?」

団長「気配は完全に消していたが、間違いないだろう」

ノブナガ「くっそ~ぜってぇ旅団にいれてやるぜっ!」

フィンクス「まだいってんのか。諦めろ」

ノブナガ「よっしゃ!行くぜ!!」

フィンクス「少しは人の話を聞けよ」

シャル「これ、あの子さらうだけで200億貰ってるんでしょ?団長」

シャル「ほんとにそれだけですか?」

団長「契約が終わる明日の朝7時まで、この施設の護衛もあるな」

シャル「なるほど」

団長「シャル」

シャル「はい」

団長「お前は、裏からくる3人に当たれ」

シャル「了解」

団長「絶対能力進化か。あるいは俺の求める物に近いかもしれない・・・」

団長「物事の本懐にたどり着くにはいくつものプロセスが必要だ」

団長「絶対能力進化がその一つだとすれば・・・いや、この戦闘もそこにたどり着くためのプロセスか」

団長「・・・ウボォー、お前はこの戯曲にどんな曲を奏でてくれたんだろうな」

皇帝「ウボォー」

科学組

一方「ここか」

御坂「そのようね。みて、使われて無いみたいなのに黒服が居る」

一方「あンなごみ虫ども俺がぶッ殺してやるぜッ!」

御坂「バカッ!なにいってんのよ!そんな盛大に入っていったらまた逃げられちゃうじゃない!」

一方「ちッ」

御坂「背後から、一人ずつ気を失わせ・・・え?」

黒服が全員倒れる

一方「なンだなンだァおねむの時間ですかァ?」

マチ「邪魔なんだよね」

フェイ「だからって殺す事ないネ」

フェイタンならやってくれる

マチ「あんたち?まだガキじゃん」

フェイ「ガキでも拷問しがいはあるネ」

一方「なンだァお前ら頭おかしいチャイナですかァ?」

御坂「(なにこいつら・・・震えが・・・止まらない)」

マチ「フェイ、あんたバカにされてるよ」

フェイ「ワタシちがうネ。バカにされたのあなたネ」

一方「くっちゃべってる時間はねーンですよォ!ちャッちャと死ンでくださいよォ!」

フェイ「やたら好戦的ネ。良くないネ」

マチ「あんたがいうの?」

御坂「(最強のレベル5を目の前にしてこの余裕・・・なんなのこいつら)」

一方「もう、潜入とか気にしなくていいよなァ?」

御坂「え?え??」

一方「派手にやッていいよなァ!?」

御坂「・・・しょうがないわね!私もホンキで行くわよ!」

一方「はァ!楽しくなッてきたぜェ!!」

フェイ「マチ、どっちやるネ?」

マチ「どっちでも」

フェイ「じゃ、ワタシいきの良い白髪を殺やるネ」

マチ「じゃ、私はあの短髪で」

刹那、マチとフェイは二人の視界から消える

御坂「きえ・・・!?」

オートレーダに近い感知能力により直撃を避けた。マチの一撃は地面を軽く抉るほどの衝撃だった

御坂「なにこれ・・・人間の力じゃない!」

マチ「へぇ、なかなかいい反応だね」

体を翻して右足の蹴り。磁場操作で体を地面に吸い寄せ寸前で回避する。

御坂「空気の切り裂く音・・・ただの蹴りが音速を超えたような音を!?」

マチ「便利な能力だね。電気?」

御坂「あんまり・・・舐めないでくれるっ!!」

御坂の両手から放たれる電流は数億ボルトに達する。常人であれば一瞬で灰と化すだろう。
だが、放たれる直前にマチの体が視界から消える。

マチ「でも遅い。モーションから放つまでにどのくらいかかってるか知ってる?」

電流を放った直後に背後から声がする恐怖。

御坂「(嘘・・・なにこれ・・・)」

ほぼ無意識かでコントロールしている磁場によってマチから一瞬にして遠ざかる。

フェイ「何遊んでるネ。マチ」

一方「てめェ余所見してンじゃ・・・!?」

フェイ「別にしてないね」

フェイも一方の背後に飛んでいた。
遊ぶつもりはなかった。仕込み刀で首の頚動脈を切るつもりで引き抜いた。

引き抜こうとした瞬間。刀は反対方向へ弾かれていた。

フェイ「ん?ソレどんな能力ネ?」

一方「俺の能力知らないのかァ?」

一方「俺は学園都市最強なンだぜェ?」

フェイ「あぁ、お前があのアクセラレータなのか。なんだ、適当に選んだのに」

フェイ「面白くなってきたネ」

マチ「あーあ、なんだ、あっちが当たりか」

御坂「く・・・あんまり、舐めないで!!!」

完全に怒りで忘れていた。本気になった御坂の電撃は10億を超える電流を誇る。
それは周囲の電子機器に多大なダメージを与える事になる。

マチ「あ・・・そういえば、団長に言われてたんだった」

御坂が我を忘れ最大の電撃を放とうとする瞬間。

御坂「なっ・・・右手が、動かない!?」

見えない糸が右手に絡み付いていた。

マチ「あんた、ちょっとでも動くとその糸で右手、細切れになるよ」

御坂「な・・・なんで、検知できなかったの!?」

マチ「あんたが円に似たような力を使ってたから、絶の効果がある糸でもバレルかと思ったけど」

マチ「もう、右手はあんたの意識じゃ動かせないよ」

隠だな

御坂じゃ無理だ

御坂「(・・・しまった)」

御坂は我を忘れていた。本来オート制御の能力も我を忘れていた事で、発動を認識
することが出来なかった。

マチ「さて、どうやって・・・?」

御坂「舐めないでって・・・いってるでしょうがああぁあ!!」

マチ「糸を、焼ききった?」

御坂「はぁはぁ」

マチ「自分の腕ごと高電流による熱で焼ききったのか」

フェイ「んー肉のこげる匂い。すばらしいネ」

オーラ感知してるわけじゃないから絶使ってても感知出来るんじゃね?w

>>541
何言ってんだお前

>>537
そうだった。まあ、その辺の違いは脳内変換で。

一方「てめェ余所見ばかりしていていいンですかァ」

フェイ「だってお前、つまらないネ。反射反射って攻撃あたらないネ」

一方「俺は無敵だからなァ」

地面を蹴り割り音速で進む。一方。しかしそのこぶしは空を切る。

フェイ「そんな単調な攻撃、当たるほうが難しいネ」

一方「ちッ(触れる事が出来れば・・・)」

フェイ「そんなんじゃ、あの能力も出せないネ」

マチ「ばか、あの能力こんなところで出すんじゃないよ」

フェイ「ま、それもそうネ」

        / ̄ヽ、
      /  あ l /\
    ハ|   あ |/   ヽ
.   / |      |    ヽ  /|
     |   そ |     |/  |
     |   う  |         |
     ヽ  :  |         |
      \  ∧  /\  ∧ /__
        ∨ ヽ、/  ヽ/ |    /
      ∧/ ̄ ̄    ̄ ̄`|   /

    /ヽ|  ≡≡  / ≡≡ |-、/
    〈(^l.|         |    |^/
    ヽ '゛      〉     レ'
   \ `||    ___     /
   <. |\   `ー'   /
     ヽ|  \     /
   ,...-‐|    ` ー‐'l_

  /:.:.:.:.:.``丶、._   |_>、
  〉:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ̄:.:.:.:.:.:ヽ
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    ̄丶、:__:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_/     `'ー-、_
          ̄ ̄ ̄            `'ー-、_

一方さんなら隕石もバイバイできるんかな?

一方「あいつはあンなで使い物にならねェ・・・どうする」

フェイ「お前、ソレ、反射するだけネ?」

一方「あン?」

フェイ「空気とかそういうのは反射させてないカ?」

一方「そンなの答えるわけねェだろうがァ!」

一瞬にして巻き上がる風。その風はあまりに激しく、常人であれば数十メートルは巻き上げられているだろう。
さらに巻き上げられた石を高速ライフルのように打ち出した。

フェイ「なんの真似ネ?」

しかしフェイタンは風の直撃をくらわず、ライフルの石も全て仕込刀で叩き落した。

フェイ「ほんとに戦い方が子供だましネ。これで学園都市最強。笑わせるネ」

御坂「はぁはぁ・・・嘘でしょ・・・一方通行が子ども扱いなんて・・・」

>>555
そりゃ無理だぜ
計算できねえんじゃねえかな

たんに反射の「たんに」ってどういう意味か解んねえんだけど

フェイ「マチ」

マチ「なに?」

フェイ「やっぱりあの能力使うネ」

マチ「なんで?」

フェイ「こいつ手っ取り早く殺ス、ソレが一番ネ」

マチ「あぁ、そういうこと」

御坂「何なのこいつら・・・」

無意識にポケットに手を入れていた。御坂の最終兵器。

御坂「こいつらに通じる気がまったくしないんだけど・・・」

御坂「(せめて・・・不意打ちが出来れば・・・)」

フェイ「ほら、もう終わりネ?」

一方「くそがぁ!!」

一方は両手を前に突き出した。空気を圧縮プラズマを生成。
生み出されたプラズマはベクトル操作により音速の何倍もの速度でフェイタンへ向かう。

フェイ「まともなダメージが期待出来るといいネ」

一方は次の攻撃を予測演算を開始していた。上、右、左、全ての回避運動にあわせて
2激目を準備していたのだ。だが・・・

フェイ「がっ!」

一方「なに?」

御坂「・・・!」

マチはフェイタンを見ていた。御坂はポケットから手を出さずに狙いを定めた」

御坂「(最初で最後のチャンス!)」

御坂の代名詞にして必殺と呼べる技「超電磁砲」
御坂には電撃を利用した攻撃方法がいくつもあり、ソレを応用している力の使い方を
誰よりも勉強してきた。
この「超電磁砲」よりも殺傷能力、攻撃範囲が高いものもある。
だが彼女は最後の手段としてコレを選んだ。

フェイ「い・・・いてぇ!!くそがぁ!!!いてええぇええ!」

一方「こいつ・・・なんだッてんだァ?」

マチ「あーあ、痛そう」

御坂のスカートから青白い閃光とともに打ち出されるコイン。
その速度は音速をはるかに凌駕し、高速に近い速度を誇る。
物理的に高速では質量を保持する事が出来ないため、それは高速に最も近い。速度。
たった一枚のコインは、恐るべき破壊力を持ってマチへ近づく。

マチ「!?」

光速なんてやったらビリビリも死ぬぞw

高速⇒光速・・・変換ミスは脳内変換でよろしく。


油断といえば、そうだろう。マチは相手のあまりの弱さに油断していたのだ。
戦闘中であり、念による防御を解いていたわけではない。
ただ、硬でガードできなかったのも事実。

マチ「ば・・・かな」

マチ「(何を食らった・・・右わき腹が何かで貫かれてる・・・)」

御坂「はぁはぁ・・・やった・・・甘く見るからよ・・・」

満身創痍なのは誰がみても一目瞭然。御坂はその場に立っているのがやっと。
対するマチはダメージはあるものの、攻撃を食らった事に驚いているだけだ。

御坂「くっそ・・・勝ち目・・・ない、かな」

??「そんな弱気なお姉さまは嫌いですわよ」

>>577
その辺は火事場のバカ力的な何かということで。
脳内でローレンツ変換よろ。

御坂「黒子!?あんたあんでここに!?」

黒子「黒子は悲しいです。黒子はいつだってお姉さまと共にありたいのに」

御坂「だからってこんな所にきたら!」

黒子「あのお方ですのね。お姉さまをこんな・・・こんな目にあわせたのは・・・」

マチ「よし・・・傷口はふさいだ。ん?なんか増えてるな?」

黒子「黒子は少々、怒っておりますの。いえ、少々ではありませんわね」

マチ「突然現れたって事は、空間移動系の能力者か?」

黒子「ワタクシの・・・ワタクシのお姉さまを!!よくも!!よくも!ぶっ殺してやりますわ!!!」

フェイ「ああぁあああ!!」

一方「なンだこいつァ・・・」

フェイ「ああああ、いい、気持ちいいぜえぇ!!」

一方「なッ・・・」

一方はフェイから一瞬たりとも目を離していなかった。
それでもいつ、服から鎧のようなものに変わっていたのか気づけなかった。

フェイ「いいぜぇ、これなら一瞬で蒸発できそうだ!」

一方「こいつ・・・」

さらにプラズマによる攻撃を行うか一方は躊躇した。ダメージを負ったことで
明らかに変化の合った敵だ。

一方「ちッ、考えたッてはじまらねンだ!」

さらにレールガンに近い攻撃方法でフェイを襲う。
フェイは避けることなく、その攻撃を全て食らった。

フェイ「あああああああぁぁぁあぁ!!くそがあああ!!!」

マチ「もう変わってやがる。こっちまで焼かれるなんてごめんだ」

御坂「え」

マチがその場から立ち去ってしまったのだ。

黒子「え・・・え?」

我に返った黒子が隣の異様な光景が視界に入った。
無数の石を加速器のようなプラズマの中に放り込み圧倒的な速度で打ちだす一方。
それをおぞましい笑顔で食らい続けるフェイ。

フェイ「そろそろいいぜぇ~死になぁ!!」

一方は直感した、コレはヤバイと。

一方「にげ・・・」

黒子「なっ!」

気づくと頭上に太陽が降り注いでいた。

次の瞬間、あたりは全てやきつくされていた。

科学組はこれで一旦終了。次は、魔術組に行きます。
なんだけど、そろそろ寝ないと・・・

保守していただけると凄く嬉しいのですが、明日から仕事なのでいつ帰ってこれるか
分かりません。。。
もちろん落としてしまってもかまいませんので・・・

ただいまん○。保守ありがとう。
ついでにちょっとお風呂入ってきます。
魔術組を書くを言いましたが、科学組を続けたいと思います。
禁書好きな人に受けるかわかりませんが、ここから科学組の反撃が始まる予定です。

では、もう少々お待ちください。

お待たせしました。こんな拙いSSなのにDAT落ちせず保守していただき感謝感謝です。


一方は空に浮かぶ小さな太陽のようなものを見つめていた。
今まで、幾億という回数の演算処理によりあらゆるモノのベクトルを操作してきた。
およそ地球上に存在するあらゆる力に対してはほぼ無意識で操作出来るだろう。

一方「(アレはなンだ・・・)」

一方「にげっ」

御坂達に言葉を向けようとして止めたのは自分が助かりたかった訳では無かった。
力量に差があれど学園第3位の能力者と空間移動。

『信じる』と考えかけて、苦笑いをかみ殺していた。

一方「(熱が見える・・・?)」

熱量が太陽の表面温度に匹敵しそうなソレの空気中を伝う速度は音速に近い。
通常の人間がそれを可視光線であったとしても認識する事は不可能だろう。

一方「(舐めてンじゃねェ!)」

瞬間で伝わる力が通常とは異なる力である事を判断した一方は、右腕を上空へ
それ以外を下方へベクトル操作していた。

一方「(右腕ならクレてやるッ!!)」

反射的に振り上げた右腕。性格には右手の中指の先端に意識を集中していた。

一方「(俺の解析が早いか、俺の体が消えるのがはえェか!)」

一方「(チキンレースと行こうじャねェかッ!!)」

右手の中指に触れる痛み。同時に解析が始まった。
スーパーコンピュータにチェスをさせると1秒で2億通りのパターンをはじき出すという。
この瞬間の一方は触れた未知なる力を認識、解析、反射までにおよそコンマ0.01秒を下回っていた。

フェイは恒星を出している間の意識が無い。
これはほんの数秒であるが致命的な時間といえる。
だが、それと引き換えに絶大な念能力として発現される。
それはフェイにとってダメージ、意識を引き換えに確実に敵をしとめられるための制限。

フェイ「はぁはぁ・・・さすがにちょっと食らいすぎたネ」

あたりは焼き尽くされていた。

一方通行という固体を除いて。

シクった・・・

誤)性格には右手の中指の先端に意識を集中していた。

正)正確には右手の中指の先端に意識を集中していた。

すいません、誤字とかは脳内補完でお願いしますorz

御坂は頭上に発現された構成を見つめてこう思っていた。

御坂「(・・・ごめん、私、あんた達の仇、討てなかったみたい)」

刹那、ほぼ無意識であったと言って良いだろう。黒子が能力を行使、御坂と
テレポートしていた。
無意識だったためか、着地地点はジャンプポイントから60メートル離れたビルの屋上だった。

黒子「はぁはぁ・・・な、なんなんですの・・・」

視界に見えるのは小さな太陽。その下に崩れ落ちる一方。御坂は動かなかった。

黒子「お姉さま!お姉さま!!」

御坂「あ・・・」

黒子「貴女の妹達が・・・」

御坂「え?」

黒子の指差すほうを見ると。
ビルの上にゴーグルをつけ、ライフルを構えるミサカがいた。

あれ?フェイたん相手が燃え尽きるの楽しんでなかったっけ?

>>726
楽しんでたねwそこは気にしないでwその辺は思いつきだからw

一方「(こいつに普通に攻撃を加えても全部避けられちまう)」

一方「速度か・・・?」

フェイ「なんだ。まだ生きてるネ。でももう虫の息のようネ」

一方の息は上がっていた。
長時間による戦闘は慣れていた。ただそれは、格下の能力者、スキルアウト、実験材料であり
明らかに精神肉体にかかる負担は桁違いだった。
さらに、見た事も無い能力、解析、演算、反射と能力の連続行使。

一方「(くそがッ・・・)」

フェイ「!」

フェイの頭が軽く右に弾ける。何か小石をぶつけられたときのような。そんなリアクション。
一方がその先を見ると、ミサカがライフルを構えていた。

御坂「あのバカッ!」

フェイ「なんだ、まだ仲間がいたのか」

こめかみから少しだけ血が流れているのを一方は見ていた。

一方「(ライフル直撃でかすり傷かよ)」

一方は辺りを見回した。御坂がビルの屋上でミサカを見つめていたのが見て取れた。
同時に御坂の位置へ飛ぶ。

フェイ「ふん、ゴミが何匹増えても一緒ネ」

一方「おィ」

御坂「・・・」

一方「おィ!御坂!!」

御坂「え・・・」

一方「ちッ、おい、空間移動」

黒子「は、はい!」

一方「あいつから、1秒でいい。俺たちをあいつの意識からはずしてくれ」

御坂「(一方通行が・・・)」

黒子「ワタクシに・・・?」

一方「できンのか?できねーのか?」

黒子が返事をしようとして御坂が制止した。

御坂「あ、あんな化け物から1秒も気を引くなんて無茶よ!」

御坂の考える事は至極当然だった。どんなに速度を上げても。意表をついても。
必殺の超電磁砲でさえ、奴らには通用しなかった。

一方「てめェには聞いてねェ」

黒子「やりますわ・・・1秒でよろしいのね・・・?」

一方「アァ・・・頼ンだぜ・・・」

この間、1分にも満たないだろう。この時間が与えられたのはフェイがゴミと呼んだ
ミサカの攻撃があったからだ。
だが、フェイと呼ばれる人物が空間移動で飛んだはずの自分達を意識に入れていることも
なぜか御坂は感じ取れていた。

一方「お前、超電磁砲、最大で撃てるか?」

御坂「もし、本気で撃ったら・・・」

おそらく、自分を含めて周囲をまとめて消失させて超電磁砲は放たれるだろう。

一方「撃てるかッて聞いてンだッ!?」

御坂「撃てるわよ!」

一方「上等ッ!!」

そして一方は御坂を後ろから抱きつくような格好でこう言った。
御坂の聞き間違いではない。たしかに言ったのだ。

一方「オレを信じろ」

フェイは相手を舐めていた。
最初は違ったのだろう。仮にも学園都市最強の能力者だ。
だが、蓋を開けてみれば、能力こそ最強に近いものの体術、体力などの身体能力はまるで子供。
話にならない。そう思ってしまっては油断せずには居られない。

フェイ「ちっ、ちょっと血流しすぎたネ」

油断から敵の攻撃を全て食らうという愚考を行ってしまった。
最強の打ち出す攻撃は自らの念を軽く打ち抜く事を承知で、致命傷にならない箇所に自ら当てていたのだから。
次いで、ミサカによるライフル狙撃。

フェイ「さすがにめんどくさくなってきたネ」

数十メートル先にいる最強とその仲間。別のビルに居るライフル。

マチ「また、ずいぶんやられたね」

フェイ「どこ行ってたネ。とりあえず、あのライフル任せたネ。ワタシ、あっちの片付けにいくネ」

マチ「了解」

黒子は覚悟していた。いや、おそらく予感はあった。
御坂の元に跳び、目の前に存在する圧倒的威圧感を持つヒト。
人間ではないのではないかと感じるのは、おそらく、黒子も一流の能力者だからだろう。

黒子「あんな奴らから1秒・・・」

おそらく、それは自らの命を賭してもオッズは圧倒的に自分が負けているだろう。

黒子「(はぁ・・・なんで、黒子はあんな危険な事にすぐ首を突っ込んでしまう女性に惚れてしまったのでしょう)」

正直、状況はつかめていなかった。それでも、御坂が命を賭けている事だけは分かった。
御坂を一瞥すると、フェイの前にテレポートする。
距離、およそ15メートル。空間移動にとって空間把握能力は絶対的に必要な能力。

黒子「(1秒・・・1秒でよろしいのよ・・・黒子・・・)」

黒子「行きますわよっ!!!」

一方はミサカを一瞥して、フェイに向き直った。

一方「良いか?必ずあの空間移動がチャンスを作る。お前は何があっても眼を話すなよ」

一方「チャンスが来たらお前は何も考えずあいつに向かって全力で超電磁砲ぶち込め」

御坂「で、でも!」

一方「全力でぶち込む超電磁砲は力が四方に分散される。ソレをオレが後ろからベクトル操作で一転に向ける」

御坂「そんな事が・・・?」

一方は即答しなかった。出来なかったというほうが正しいのだろう。

一方「オレを信じろ。学園都市最強なンだ。こンくれェ朝飯前だ」

「出来る」とは答えなかった。御坂はこの意味を分かっていた。


フェイ「なんだ?テレポートしてきたのか?次はお前が相手ネ?」

フェイ「また、よわっちいのが来たネ。悪いけどもう遊ばないネ」

誤)一方「良いか?必ずあの空間移動がチャンスを作る。お前は何があっても眼を話すなよ」

正)一方「良いか?必ずあの空間移動がチャンスを作る。お前は何があっても眼を離すなよ」

話してどうすんだ。。。ってか、こういうのいちいち訂正しなくて良い・・・?

そのくらいなら訂正なしで大丈夫

フェイ「なんだ?テレポートしてきたのか?次はお前が相手ネ?」
フェイ「また、よわっちいのが来たネ。悪いけどもう遊ばないネ」

これでもう1秒は稼いでるな

>>755
thx

黒子「(とはいえ・・・)」

黒子の能力は空間移動。超ひも理論を応用したパーソナルリアリティを形成。
視認した座標であれば瞬間的に移動する事が可能。
それを連続で行えば、目で追う事は常人では不可能だろう。

黒子「連続テレポート・・・」

能力の連続試行は高度な演算処理を必要とする。
脳への負担は単純な空間移動の数倍に達する。
また、演算をしくじれば、閉鎖された空間に閉じ込められる、まったく別次元に飛ばされるなどがありえる。

黒子「一番ありえるのは、あいつの目の前に飛んでしまうことですわね・・・」

フェイ「なに?こないならこっちからいくネ」

フェイ「(さすがに血を流しすぎたネ・・・)」

それでもやるしかなかった。
命を賭けている愛しい人が自分に託した時間。

黒子「死んでも稼いで見せますわ・・・」

同時に、空間移動。フェイの右後方10M、左後方13M、上空10M・・・・・・
5回、6回のテレポートはかつて無い演算速度と処理速度をはじき出し、
まさしく目にも留まらない速度で移動を繰り返していた。

フェイ「(やっかいネ)」

フェイは完全に空間を移動する能力を知らなかった。百戦錬磨のフェイであっても
一度も見た事もない能力を前に、慎重にならざる得なかった。
ただ・・・

御坂「(だめ・・・意識がこっちからそれない・・・)」

フェイはこれ以上のダメージはまずいと、現在確認できる全ての人間に注意を払っていた。

10回を数えるうちにフェイは対策が立たれつつあった。

フェイ「(移動された直後に空気の振動があるネ)」

黒子の空間移動は移動した先の物質を押し出す。
空気がわずかに移動するそれを感じ取るのは旅団の人間であれば容易であろう。

黒子「(これじゃラチが空きませんわね)」

黒子の脳はかつて無いほど活性化していた。
すでの10回を超える連続空間移動にも関わらず、思考ははっきりとしていた。
極限状態の脳はありえない速度の演算処理をいとも簡単にはじき出していた。

黒子「それなら・・・これならどうですの!!」

黒子は太ももに手をかけていた。太ももに巻いた鉄の棒。いつもであれば服に転送するソレを。

フェイの心臓に直接転送したのだ。

フェイはその違和感を見逃さなかった。
空間移動を連続して行っていた少女の右手。明らかにソレまでと違った感覚。
同時に、フェイはその場から数十センチ移動した。

黒子「!?」

鉄の棒は何も空間に転移した。フェイが居た場所に。

フェイ「そんな事も出来るのネ」

幻影旅団で一番カンが当たるのはマチだ。フェイは自分のカンが良いとは思っていない。
それはカンではなく経験によって生み出された予感だと自覚していた。

黒子「くっ・・・」

フェイ「もう終わりネ?」

次の瞬間・・・

黒子「ぐっ・・・がっ・・・」

黒子の腹を突き破るフェイの右手。
背中からフェイの腕と滴り落ちる血液が見えた。

御坂「黒子!?」

それは唐突に訪れた。千載一遇とはまさにこの事だろう。
考えている余裕など無い。それは一方通行も同様に考えただろう。

目の前で、親友であり、苦楽をともにした。
友人の死に様を目の前にして。思考は完全に停止していた。

一方「撃てェェえェェェ!!!!!」

御坂は何も考えず、考えられず、ソレを放った。
おそらく本人は全力を出すという事すら忘れてしまっていたのだろう。
それゆえ・・・

一方「(なんだこの力・・・くそがッ力の向きがさだま・・・舐めンなくそがぁ!!)」

極限まで研ぎ澄まされていた一方でなければ。
それまでの適当に生きてきた一方通行では再演算から反射まで間に合うことなく二人とも・・・
少なくとも、御坂は消し飛んでいただろう。

放たれたそれは、極細い閃光となって、フェイの右肩を打ち抜いた。
それは、黒子が重なっていない部分であり致命傷を与えられる場所ではなかった。
それでも・・・

フェイの右腕は消し飛んでいた。

マチ「!?」

右手にミサカの胴体から切り離された首を持ってありえない現場を見ていた。

マチ「フェイが・・・マジ?」

マチ「ッたく、舐めてるから、そうなるんだ」

黒子とフェイが同時に倒れる。

フェイ「ぐ・・・」

マチ「ったく、バカ。なにしてんの」

フェイ「しくった・・・ネ」

フェイ「なに、腕の一本くらいどってことないネ」

マチ「ばか、切れたんじゃなくて消し飛んでるの。もうつなげらんないよ」

マチ「・・・とにかく、一旦引くよ」

フェイ「まだいけるネ!!!」

マチはフェイを抱えると、一方達を一瞬、ほんとうに一瞬、視界に入れたかと思うと、
建物の中に消えていった。

目の前には腹を貫かれ、まさしく瀕死の黒子が居た。

御坂「あ・・・あ・・・」

御坂は何も考えられなかった。最悪が目の前に存在していた。
まさかと思いながら、それでもどこかで大丈夫なのだと思っていた。

黒子「あ・・・は・・・おねえ・・さま・・・わらって・・・くださいま、し」

御坂「くろ・・・くろこ・・・くろこぉ・・・」

刀で貫かれたのではない。内蔵の隙間とかそういうレベルではない。
腕で無理やりにぶち抜かれたのだ。ありえない速度と力を持って。
常人であれば即死なダメージは極限まで演算処理を行っていた黒子をつなぎとめていた。

一方「(くそがッ)」

損傷する内蔵を前に、つなげられる血管を片っ端からつなげて血流をなんとか繋ぎとめていた。

一方「(内臓がいくつか抉られてやがる・・・)」

ベクトル操作により血流を操作できる一方通行であっても、内臓の修復。再生は不可能だ。
つまり黒子は・・・

黒子「くろ、こ、は、お姉さま、がすき、でしたの、だか、らこうや、て」

黒子「やくに、立てて、うれし、です・・・」

MNW(ミサカネットワーク)

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最近過疎だね(23)

一方通行によって血流が保たれたとしても、内蔵が機能しない。
やがて、医学的には多臓器不全で死に陥る。

黒子「わら・・・て・・・」

御坂「いや・・・いや・・・」

御坂「お願いだから・・・お願い・・・」

黒子「そんな、泣き虫・・・で、は、黒子はしんぱ、い、で・・・」

黒子「・・・」

黒子「・・・・・・」

御坂「黒子・・・?黒子!?くろこぉぉおぉ」

御坂「いやああぁああぁああぁ」

以上で、科学組終了です。
短くてすいませんが、今日もそろそろ寝ないと明日起きれないので・・・
もう800か・・・全然完結しないな・・・

感想というか、魔術組がそうとう勝てない気がしてきたので、魔術組の能力的なところで
アドバイス貰えると嬉しいです。
現場だと、勝てる要素が・・・orz

魔術組は負けでいいよ

>>792-795
なるほど。
色々意見出てくるなぁ、参考になるぜ。

>>783
ちょっとワロタw

では、そろそろ寝ます。
もし、保守してただけたら、嬉しいです。
意見、禁書での能力説明など、保守代わりに書いていただけると助かるかもw
もちろん、落としてしまってもかまいませんので・・・

では、おやすみ!!

そうだ、禁書側が負ければいいんだよ!

たしか一方って未知の物質でも解析なしで反射できるんじゃないっけ?

>>846
えっ

>>880-886
ワロタw
ただいま。保守ありがとう。てっきり落ちてると思ってたよ。
てか、もう900だ・・・製作板?も繋がらないし。
このまま1000いったら途中でも終わりにしてしまおうか。

とりあえず、神裂の設定みてたら強すぎワロタw

まあ、飯と風呂行って来ます。

風呂はいるまで、科学組の終わりを・・・


御坂はただ泣き叫ぶだけだった。
時間にしてみれば1分も経っていなかっただろう。
だが一方にはとてつもなく長い時間、苦痛の中を彷徨う感覚だった。

一方「(オレは・・・何してやがンだ)」

目の前に倒れる、黒子。視界には首だけになったミサカ。
1万人を殺してきた人間が、今更誰かを守ろうなどと虫が良すぎたのだ。
そう思えるほどの絶望を感じるはずだった。
その感情さえも自分には資格が無いと押し殺し・・・

一方「(・・・ちッ)」

一方はほぼ無音に近い高速移動を用いて建物へ消えていった。

御坂の視界も、黒子の視界も閉ざされた中、監視カメラだけが捕らえていた。
白い修道服を着た少女と、やがて訪れる、神の使いの姿を・・・

とある魔術組

上条「ここか?」

ミサカ「そうです。と、ミサカは即答します」

ミサカ「ワタシはこれから別行動をとります。と、ミサカは付け加えます」

上条「大丈夫なんだよ・・・な?」

ミサカ「・・・」

微かにミサカは微笑んだように見えた。それは上条が微笑んで欲しかったからの
錯覚かもしれない。

ステイル「で、どうするんだい?」

上条「いくしかないだろ」

ステイル「僕達としても君には色々手伝って貰っているからね。こういった事も吝かでないが」

神裂「来ました」

ステイル「君もとことん運の無い男のようだね・・・」

ステイル達の視線の先には、10名を超える黒服が立っていた。
その全てが小銃を構えながら、こちらにフラフラと歩いていた。

上条「おいおい・・・冗談だろ?」

黒服たちはサングラスをしており、その表情を読み取る事は出来ない。
だが・・・

神裂「安全ロックが解除されてますね」

ステイル「つまり・・・」

上条「不幸だ・・・なんて、いってらんねーよなぁ」

上条の掛け声が引き金となったのか。一斉に上条たちに向かって乱射を始めた。
神裂は愛刀で、ステイルは自らの魔術で、上条は・・・

上条「しょっぱなから無茶苦茶だ!!」

必死で壁に隠れていた。

シャル「(あれが3人ね)」

シャルナークの能力は「携帯する他人の運命」
念能力で作り出した携帯を他人を操る事が出来る。

シャル「(まずはお手並み拝見と行きますか)」

神裂「一般人を巻き込むわけにはいきませんね」

ステイル「そうだね。あれ、どうみても操られてるしね」

上条「そうなのか!?

銃が放つ音の所為で上条の声は近くに居るにも関わらず、デカイ声を出していた。

ステイル「君は相変わらずやかましいね」

そういうと右手に取り出した魔方陣が描かれた紙のようなものを取り出す。
それを四方に投げ・・・

ステイル「イノケンティウス!!」

ちょっとお風呂行って来ます。

             /)
           ///)

          /,.=゙''"/   
   /     i f ,.r='"-‐'つ____   こまけぇこたぁいいんだよ!!
  /      /   _,.-‐'~/⌒  ⌒\
    /   ,i   ,二ニ⊃( ●). (●)\
   /    ノ    il゙フ::::::⌒(__人__)⌒::::: \
      ,イ「ト、  ,!,!|     |r┬-|     |

     / iトヾヽ_/ィ"\      `ー'´     /



>>905が言うとおり、こまかいことは気にしないでください。
特にハンター側は読み直してるわけじゃないので能力の把握が結構曖昧なので・・・

では、続けます。

ステイルの声と共に燃え上がる炎。それは異形の形を持って、ステイル達の眼前に現れ
灼熱の力を持って打ち出される銃弾を溶かしていった。

シャル「(へぇ、具現化系かな?直前にはりつけたのは何かしらの制約か?)」

神裂「しかしコレではキリがありませんね」

ステイル「弾切れを待つかい?」

神裂「いえ、どうやら、それも想定済みのようです」

黒服の体にはさながらランボーのように銃弾がくくりつけられていた。

ステイル「まいったね」

タバコを銜えるその姿からは本当の年齢は想像できないだろう。
冷たい瞳を静かに黒服のその先に送る神裂。

シャル「(あれ?ほぼ死角のはずなんだけどな)」

シャルの居場所は3人にとってもっとも見つけにくい、それでいて監視しやすい場所。
それを意図も簡単に見つけ出した神裂。

シャル「(やっぱり一番は・・・)」

携帯を取り出し、自動操縦から手動に切り替える。
そして・・・

上条「なっ!!?」

上条の隠れていた壁に向かって集中砲火を始め、見事に壁が崩れ去ってしまった。

シャルは3人の特徴をゆっくりと観察していた。

一人は、具現化系を主とした能力者である確立が高い事が分かった。
もう一人は、右腕のみ絶状態。ソレが何を意味するのかはまだ不明。

シャル「(あの身のこなしは、演技じゃないね)」

念能力が拮抗する戦いにおいて相手の能力を知る事は必然、勝率を格段に上げる。

シャル「あの子、強いなー」

その目線の先には・・・神裂があった。

上条「って・・・逃げてばっかりじゃぁ・・・いけねぇよなぁ!!」

その掛け声を自らに言い聞かせるように。銃弾の雨がやんだその瞬間を狙って。

上条「うぉぉぉぉ!!!」

敵陣に突っ込んでいった。

上条「(あの首に刺さってるの・・・)」

黒服を見たときに感じた違和感。
首の後ろに何か刺さっている。それが物理的な何かではない事は直感で分かった。
それがなぜ、ただの杭のように見えるそれがなぜ、何かで作り出されたものだと判断できたのか。

上条「(何かのチカラで作り出したってんなら・・・)」

ほんの一瞬の隙。おそらく、ただの遊びであるサバイバルゲームであれば致命的な一瞬なのだろう。
だが、これは実践。相手は本物の小銃を持ち、複数人で自分を狙い撃ちだ。

上条は恐れる以上に、この状況に落ち着いている事を感じていた。

普通の高校生なら、足がすくみ、狙い打たれた時点でゲームオーバーだろう。
だが、彼は日々、学園都市第3位の常人であれば灰燼と化すような電撃を防ぎ、
術式では最高位にあたるペンデックスを先頭で防ぎ。

学園都市最強の能力者を真っ向からねじ伏せたのだ。

上条「上条さんは、これくらいの不幸はなれっこなんですよぉ!」

ステイルの口笛が聞こえた気がした。
上条が触れた杭のようなものはその瞬間消えてなくなり、黒服は糸の切れた人形のように
その場に崩れ落ちた。

上条「よしっ!」

油断したその一瞬。上条の頭部を打ち抜こうとする小銃。

上条「!?」

神裂「油断は死を招きますよ」

少女と呼ぶには大人の雰囲気を持つ彼女は自分よりも長い刀で。
銃弾を二つに割って見せた。

シャル「やるね・・・」

シャル「それにあの子は、やっぱり除念系の能力者か。一瞬でアンテナが消されるとはね」

ステイル「さて、君の能力でこいつらを無効化できることが分かったわけだ」

上条「一気に行くぜ!ステイル!」

その身のこなし、刀身の捌き方で感じていた。

シャル「あれ、ノブナガより剣術強いんじゃないのかな?」

刀を扱うといえば、ノブナガだろう。シャルは無意識に剣術における比較をしていた。
ノブナガは抜刀術による一撃必殺。ゆえに乱戦においてはウボォーに背中を預け
二人一組で戦っていた。

シャル「あれ、全然ホンキじゃないよなぁ。戦闘は苦手なんだけど・・・」

そして、黒服が全て倒れた頃・・・

神裂「先に行ってください」

ステイル「なに?」

その姿を現したシャルナークに神裂が一瞬、緊張に似た筋肉の硬直を感じたのを
ステイルは気づいていた。

シャル「(さて・・・まずやっかいなのは、除念のぼうやかな)」

ステイル「こいつ・・・」

上条「なんだ・・・?」

この中でおそらく、敵の戦闘能力を感じ取れなかったのは上条だけだろう。
いや、シャルナークの持つ独特の雰囲気は上条も感じていた。

ステイル「一人で勝てるのかい?」

神裂「分かりません」

正直な所、天使とさえ互角以上に渡り合える聖人。負ける要素はほぼ無いのではないか。
ステイルはそう思いながらも目の前の敵から視線をはずす事が出来なかった。
外した瞬間、自分の首が胴体と繋がっている保障が出来ないと直感していた。

シャル「(中か・・・)」

上条「置いていけるかって。一緒にこいつを倒して、あの子を助けるんだ」

神裂「いいから行って下さい。足手まといなんですよ」

ステイルさん全力で活躍してくれていいんだぜ?

>神裂「いいから行って下さい。足手まといなんですよ」

GJ!

神裂の癖に生意気だぞw

>>926
上条の方が戦闘力皆無のくせに生意気だわ

シャル「(出来れば、ボノにこの子任せたかったなぁ)」

シャル「(ま、剣術が得意なのなら戦い方はいくらでもあるか)」

シャル「いいよ。二人は中にどうぞ」

ステイル「!?」

上条「神裂・・・大丈夫なんだな?」

神裂「貴方には借りがあります。これで返せるとは思いませんが」

ステイル「・・・」

神裂「大丈夫。死にはしませんよ。あの子を悲しませるような事は・・・」

上条「ステイル!」

銜えていたタバコを吐き捨て。ステイルは呟いた。

ステイル「また、3人で朝を迎えよう」

神裂「えぇ・・・必ず」

>上条「神裂・・・大丈夫なんだな?」

何様だよてめぇ・・・

神裂は目の前の人間がただの人間で無いことは感じていた。
ただそれでも、自分が負けるとは思えなかった。

聖人の一人であり、完全ではないとはいえ、人ならざるモノ「天使」と互角以上に戦い。
世界最強に近い能力を持ち合わせているだろう。

神裂自信はそんな自負を過信とすると判断しているのか、そんな驕りをもつことは無かった。

シャル「さて・・・」

そう呟くと、神裂の視界から消えた。
いや、消えたと見えたのは上条、そしてステイルの二人だけだった。

半分抜いた刀でシャルのアンテナを防ぐ神裂。

シャル「(綺麗に防ぐね)」

天使とは違う達人が目の前に居る。
おそらく単純な速度で言えば、数倍天使の攻撃のほうが早いだろう。
だが、シャルのそれは相手の呼吸を盗み、タイミングのずれを狙って攻撃してくる。
百戦錬磨という言葉はシャル、そして神裂のような人間を言うのだろう。

身体能力、攻撃力という意味での戦闘能力に秀でたものとの戦いは非常に慣れていた。
ただそれは、それに偏り、いわゆる「武」の達人ではない。

もちろん、シャルが武の達人というわけではない。
だが、幾千幾万という殺人行為の中で、武術を極めた人間との対峙も少なくない。
戦闘能力が低いとはいえ、幻影旅団の人間。

シャル「(うーん、なんとかしてアンテナさせないかなー)」

神裂は迷っていた。
相手は人間だ。神裂はこの男が人間をなんとも思わない人間である事を直感で感じていながらも
ソレを相手に聞いたわけではない。

神裂「(なんとか相手の能力を無効化出来れば・・・)」

神裂は相手の戦意を失わせ、命を奪うことなく戦闘を終わらせる事に考えを巡らせていた。

甘いね・・・大甘だ・・・

> ステイル「また、3人で朝を迎えよう」
>
> 神裂「えぇ・・・必ず」

最高だな

シャル「(アレやると筋肉痛で体動かなくなるんだよなぁ)」

??「いつまで遊んでるんだ?」

神裂「!?」

背後から気配がした。と、いうより、気配が現れたのだ。突然。

フランクリン「よぉ。苦戦してんのか?」

シャル「やぁ。この子強いよ。ノブナガより剣術長けてるかも」

神裂「(ありえない・・・)」

そう考えるのもしかたないだろう。気配を読み事などそれこそ朝飯前。
人が自らの間合いに入るはるか前の距離から人数さえ把握できる精度。
それがまったく近く出来なかった。

フランクリンは絶が得意ではなかった。それゆえ、神裂の射程外から
念能力の攻撃を行おうとした瞬間に気取られると分かっていた。
だからこその声。2対1である事を意識させ、「3人目」を意識させないために。

フラ「手伝おうか?」

シャル「助かるよ」

シャル「(なるほど・・・じゃ、どうするかな)」

神裂「二人に増えたからといって、どうと言う事はありません」

神裂「おとなしく。出来れば、このままおとなしくしていただけませんか」

フラ「おいおい、面白い事言うな」

シャル「相当自信があるんだろ」

フラ「だろうな。身のこなしがノブナガとは比べ物にならねー」


ノブナガ「ヘックションッ!」


シャル「じゃ、行きますか」

まるで、ゲームを楽しむように、笑みを浮かべた二人。
神裂も緊張しているわけではないが、笑みを浮かべられる状況では無い事は認識していた。
おそらく常軌を逸した人格の持ち主、そしておそらく今までのどの人間よりも強い可能性のある相手を二人。

神裂「(手加減出来そうも無いですね)」

旅団一の空気

>>948
てめえ今なんつった

フランクリンは少女に向かって、両手から機関銃を打ち出した。
文字通り、両手の指から。

神裂「!?」

一瞬、七天で防ごうとするが、それが銃弾で無いことを視認し体を翻し避ける。
続けざまに放たれる弾丸を次々に避けていく神裂。

シャル「じゃ、いくよ!」

神裂は目を疑った。
この雨のように降り注ぐ、弾丸の中、自分めがけて突っ込んできたのだ。
なにより疑ったのはその弾丸は自分にだけ当たるように、金髪の男には当たらないように
予め計算されているかのように飛んできたのだ。

神裂「(でも!)」

シャルのアンテナ、フランクリンの銃弾を避ける。避ける。避ける。

シャル「(それでも抜かないか)」

二人は待っていた。いや、「3人目」は待っていたのだ。
神裂が刀を抜くその時を。

旅団一の空気

>>952
屋上

神裂は待っていた。弾丸であれば、いずれ弾がつき、装填するタイミングがあるはずだと。

そしてそれはシャルナークに読まれていたのだ・・・

シャルは目で視線を送る。
フランクリンは弾が切れ、装填する仕草をする。

神裂は刀を抜いた。抜いてしまった。

その瞬間、現れる気配。

神裂「!?」

背後からの殺気、だが、十分に対処できるタイミング。の、はずだった。

??「デメちゃん!!」

誰だ三十八歳っていったのは

刹那、刀はまるで、縮むかのようにゆっくりと、神裂の目にはあきらかにスローモーションに。
七天七刀が、グロテスクな掃除機に食われる様を見ていた。

神裂「ばか・・・な」

シャル「ナイス、シズク」

シズク「もういいよ、デメちゃん」

フランクリン「こいつが刀の達人ならこれで無力化だな」

シャル「さて、降参するのはどっちかな?」

神裂は何が起こったのか分からなかった。いや、何が起こったのかは把握していた。
愛刀をナニかに吸い込まれたのだ。2メートルを超える刀があの小さな掃除機のようなモノに。

決して、軽く握っていたわけではない。むしろ、一緒に吸い込まれても良いはずだった。
それほどに刀を話すという行為が愚考である事を神裂は知っていた。
知っていたはずなのに・・・

神裂「なぜ・・・」

シグク「デメちゃんは生きている人を吸い込む事は出来ませんので」

ちょっとコーヒーを・・・あれ?残りがあとわずかだった。
もう途中で終わらせるという選択肢もありかな?w


フラ「フェイが居たらここからショータイムなんだろうな」

シズク「そうですね。あ、デメちゃん、あそこも掃除しちゃってください」

デメちゃんと呼ばれた掃除機は倒れていた黒服や小銃を残らず吸い取っていった。

神裂「あれは・・・なに・・・」

シグク「デメちゃんですよ?」

フラ「シズク、それ説明になってないぞ」

シズク「何でですか?デメちゃんはデメちゃんですよ?」

フラ「あぁ・・・いや、そうだな」

>>967
ありがとう
なんか雰囲気的に一方さん(とあるの知識ゼロ)なのかなと思ってたから意外な答えだった
んでググってみたんだが、全っ然わけ分からねえwwww難しい言葉多すぎww作者頭良すぎだろw

>>971
君は面白い事を言うね

>>1000ならとある組全滅

>>1000なら(´・ω・`)

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