上条「な、なんだ?このセクシーなお姉さんは?」(410)

上条「どことなくインデックスに似てる気もするが…」

上条「インデックスはこんなに胸が大きく無いし…」

上条「スタイルも良くないし、足も長くないし…」

上条「誰なんだ、このお姉さんは…?」

??「あら、当麻、起きてたの?」

??「おはよう、当麻」

上条「あ、おはようございます…」

??「どうしたの?そんなに顔を赤くして?」

上条「……」

上条「あの…どちらさまでしょうか?」

??「いきなり何を言い出すんですか?インデックスですよ」

上条「インデックス!?」

上条「俺の知ってるインデックスは14歳位の女の子だぞ!」

上条「上条さんはこんなモデルみたいなインデックス知りません!」

インデックス「あらあら、イギリス人は成長が早いんですよ」

インデックス「18歳にもなればこのくらいの体型になりますって」

上条「なるほど…」

上条「…ってちょっと待った!」

上条「お前、いつから18歳になったんだよ!」

上条「そもそも話し方が違うじゃないか!!」

インデックス「ああ、それは…」

インデックス「どうやら非実在青少年規制に引っかかっちゃったみたいなの」

上条「非実在青少年規制ぃ!?」

インデックス「そうよ」

インデックス「年齢又は服装、所持品、学年、背景その他の人の年齢を想起させる事項の
表示又は音声による描写から十八歳未満として表現されていると認識されるもの
(以下「非実在青少年」という。)を相手方とする又は非実在青少年による性交
類似行為に係る非実在青少年の姿態を資格により認識することができる方法で
みだりに性的対象として肯定的に描写することにより、青少年の性に関する健全
な判断能力の形成を阻害し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの」

インデックス「が、規制の対象になるらしいの」

上条「ちょっと待った!」

上条「性交対象って、お前そんなことしたのか!?」

インデックス「いやねぇ、当麻」

インデックス「出会って早々、私を全裸にしたじゃない」

上条「あ……」

インデックス「つまり、それが都知事の逆鱗に触れて」

インデックス「容姿も声も年齢も話し方も18歳以上に変えさせられたってわけ」

上条「なん…だと……」

インデックス「でも、10万3000冊の魔道書は無事よ」

上条「いや、そういう問題じゃないだろ……」

上条「そういえば、服の安全ピンが無くなってないか?」

インデックス「そりゃあ18歳だもの。裁縫くらい出来るわ」

上条「そ、そうですか…」

上条(なんか調子狂うな……)

インデックス「じゃあ、そろそろ朝食作るわね」

上条「あ、ああ…ってお前、料理作れたのか?」

インデックス「そりゃあ、18歳だもの。料理くらい出来るわ」

上条「は、はぁ。そうですか……」

トントントン…

上条「結局、朝食を作り始めたわけだが…」

上条「良い手つきしてるな。俺より良い腕してるかもしれない…」

ジュージュー

上条「朝食の心配はする必要無さそうだな」

上条「一応、俺は神裂に報告しておくか」

プルルル、プルルル…

??「私だ」

上条「神裂か!?」

上条「…って随分ダンディな声になってるな!」

上条「まさかお前まで!!」

??「いや、私は神裂ではないよ」

??「ステイルだ」

上条「ステイル!?」

上条「しかし、ステイルにしても声がダンディだな!」

上条「しかも一人称まで変わってるみたいだ!!」

ステイル「ああ、非実在青少年規制に引っかかってしまったよ」

上条「なんだって!?」

上条「どうしてお前まで引っかかるんだ?」

上条「それに、神裂はどうした!?」

ステイル「ああ、神裂は、今、泣いていて電話に出れない状態だ」

ステイル「代わりに私が出たというのだよ」

ステイル「詳しくは会って話したいと思う。いいかね?」

上条「ああ、ちょっと待っててくれ!」

ガチャ

上条「インデックス!ちょっと出かけてくる!!」

インデックス「あらあら、当麻、朝食はちゃんと食べていかなきゃダメよ」

上条「ああ、そうだな。せっかくインデックスが作ってくれたんだもんな」

上条「…ってなんじゃこりゃ!」

インデックス「フライド・ブレッド、フライド・ポーク・ソーセージ、ベークド・ビーンズ、
ベークド・マッシュルーム、ベークドトマト、ベークド、ベーコン、フライドエッグ、
チップス…イギリスの代表的な朝食よ」

上条「おいおい、朝マックかよ……」

インデックス「朝マックって何かしら、当麻?」

上条「いや、何でもない!美味しそうだなぁ。いただきまーす!!」

ガツガツ

上条「ごちそうさま…いってきます……」

ダダダダ…

インデックス「あらあら、当麻も忙しいわね」

インデックス「さてと、次はお洗濯にお掃除ね」

インデックス「居候させてもらってる身なんだから家事くらいしっかりしないと」

上条「…ふぅ」

上条「朝食と言ったらごはんに焼き鮭に味噌汁だろ…」

上条「確かにインデックスの作った朝食は美味しかったが」

上条「あんなカロリーの高そうなの朝から食べさせられるとなぁ……」

上条「…っと、待ち合わせ場所はここだったよな」

ステイル「ようやく来たか、上条君」

上条「ス、ステイル!?」

上条「どうしたんだ、顔までダンディになってるじゃないか!

上条「その髭はどうしたんだ?」

上条「それに煙草じゃなくて葉巻を吸ってるし!」

ステイル「電話でも話したが、非実在青少年規制に引っかかってしまってね」

上条「ちょっと待てよ!」

上条「お前、性交類似行為なんてしたのか!?」

ステイル「いや、性交類似行為に関しては問題無いんだが…」

ステイル「未成年が喫煙していることに問題があるらしい」

ステイル「どうやら未成年の喫煙を誘発するおそれがあるらしくてね」

ステイル「お陰で容姿も声も話し方も34歳相応のものにさせられてしまったよ」

上条「さ、さんじゅうよんさい!?」

上条「しかし、なんで34歳なんだ?」

上条「未成年の喫煙がダメなら20歳でも良いだろ」

ステイル「そうなんだがね」

ステイル「どうやらこの国では煙草も規制傾向にあるらしく葉巻に変えさせられたわけだよ」

ステイル「で、20代で葉巻は違和感があるからということで、34歳にさせられたってわけだ」

上条「そうなのか…」

上条「だが、その顎髭は何なんだ?」

ステイル「34歳になった途端、自然に生えてきたよ」

ステイル「一目で34歳に見えるようにしたいらしい」

上条「なんだよ、それ…」

上条「ところで、神裂はどうしたんだ!?」

上条「まさか、あいつまで!?」

ステイル「非実在青少年規制が理由なのは確かなんだがね」

ステイル「彼女はちょっと違うんだ」

ステイル「ちょっとついてきてくれたまえ」

神裂「うぅ…ぐすっ……」



ステイル「彼女は心に深い傷を負ってしまった」

ステイル「あまり彼女を刺激しないようにしてくれたまえ」

上条「あぁ…わかった……」

上条「おーい、神裂~!」

上条「神裂ぃ!大丈夫かぁ!?」

神裂「はっ!?」

上条「…って何も変わってないじゃないか!」

神裂「うぅぅぅ…ぐすん」

ステイル「おい、君はなんて失礼なことを言うのだね?」

上条「え?だって神裂は問題なさそうじゃないか!」

ステイル「それが問題なのだよ」

ステイル「彼女は『どう見ても容姿が20代に見えるから』という理由で規制対象外になったんだ」

上条「なんだって!」

神裂「うわぁぁぁあああああ!もういい!!死んでやる!!!」

シャキン!

ステイル「おいおい、七天七刀で切腹しようとするのはやめたまえ」

上条「そうだ、神裂!そもそもお前、18歳じゃないか!!」

上条「規制対象は18歳未満のはずだぞ!!」

神裂「ですが!」

神裂「私だってまだピチピチのティーンエージャーなんですよ!!」

上条(コイツうぜぇ…)

上条「いや、ほら、神裂ってモデルみたいにスタイル良いし、背高いし、足長いし!」

上条「18歳にしては落ち着きがあるし!」

上条「だから、20代に見られたんだよ!!」

神裂「…本当ですか?」

上条「ああ、そうだ!そうに決まってる!!」

神裂「やっぱりそうですよね!!」

神裂「そうですよ!モデル並に美人だから見間違えちゃったんですよ!!」

神裂「私って可愛い系というよりも美人系ですからね!!」

上条「……」

上条「…なあ、ステイル」

ステイル「なんだね、上条君」

上条「こいつの幻想をぶち殺してもいいか?」

ステイル「…で、インデックスも18歳になってしまったというわけか」

上条「ああ、10万3000冊の魔道書は無事みたいだがな」

ステイル「そうか。それなら問題無いだろう」

上条「そうだな…」

ステイル「……」

上条「……」

ステイル「……」

上条「…おい、お前、今、良からぬことを考えてなかったか?」

ステイル「何のことだね、上条君」

ステイル「別に34歳と18歳ならナニをしても問題無いとなんて考えてないぞ」

上条「その幻想をぶち殺す!!」

バチコーン!

ステイル「ふぅ。随分手厳しいではないか、上条君」ヒリヒリ

上条「あたりめーだ、この変態神父!」

上条「うちにインデックスが一人だからって襲ったりすんじゃねぇぞ!!」

ステイル「まさか。イギリスは紳士の国なのだよ」

上条「ちっ…」

上条「まったく、ダンディになったかと思えば、中身はエロ親父になってやがった……」

上条「…っとそろそろ学校に行かないと遅刻しちまう!」

神裂「等身大の私を見てもらうために……」ブツブツ

上条(うわっ!コイツなんか言い始めてる!!)

>>1は火織さん嫌いなのかなwww

タッタッタッタ…

上条「よし、なんとか間に合いそうだな」

美琴「ちょっと!アンタ待ちなさいよ!!」

上条「御坂!?」

上条「…ってお前は大丈夫なのか?」

美琴「大丈夫って何がよ!」

上条「いや、非実在青少年規制には引っかからなかったのか?」

美琴「私は大丈夫よ。スカートの下に短パン履いてるくらいだし」

美琴「そこらの淫乱なシスターと一緒にされたら困るわ」

上条「まさか、その短パンに救われる日が来るとはな……」

>>79
愛情の裏返しですよw

上条「まあ、お前が無事そうなら良かった」

美琴「『私も』無事だったら良かったんだけどね……」

上条「私も!?」

美琴「残念ながら無事だったのは『私だけ』だったみたい……」

上条「どういうことだ、御坂!?」

シュン

黒子「あらあら、お姉さま、こんなところで殿方と道草ですとは」

上条「!?」

上条「おい、御坂…」ヒソヒソ

美琴「なによ…」ヒソヒソ

上条「なんだ、この熟女は?」ヒソヒソ

美琴「黒子よ。あの白井黒子」ヒソヒソ

上条「ちょっと待て、白井ってあの童顔で幼児体型の女の子じゃなかったか?」ヒソヒソ

美琴「そうよ、でも、非実在青少年規制の対象になっちゃったのよ」ヒソヒソ

美琴「過激な発言、過激な行動、過激な下着……全てアウトだったらしいわ」ヒソヒソ

美琴「で、結局、声と話し方はそのままなんだけど…」ヒソヒソ

美琴「容姿と年齢は43歳にされてしまったらしいわ」ヒソヒソ

上条「43歳ぃぃいいい!?」

美琴「ちょっと!声デカいわよ!!」

黒子「お姉さま!」

美琴「!?」ビクッ

黒子「殿方と顔を近づけてヒソヒソ話なんて、黒子、妬けちゃいますの」

美琴「ちょ…ちょっと落ち着きなさい、黒子!」

黒子「お姉さま、是非、黒子とも顔と顔、肌と肌を密着させて……」

シュン

美琴「近寄るんじゃねぇぇぇえええええ!!!」

バチバチッ

黒子「あばばばばばばばば」バチバチ

黒子「半径3mに電気を走らせて近づけさせないなんて……」シュウ…

上条「…っと危ねぇ。御坂、いくらなんでもやり過ぎじゃないか?」

美琴「こうでもしなきゃ私まで規制対象にされちゃうのよ!!」

上条「そ、そうなのか……」

佐天「御坂さーん!」タッタッタ

美琴「あ、佐天さん!無事だったのね!!」

佐天「私は無事なんですけど……」

美琴「私は!?」

上条「ということは…まさか……」

初春「佐天さーん、待ってくださいよー!」ズシンズシン

上琴「!?」

美琴「初春…さん……?」

上条「頭に木が…生えている……」

佐天「なーんか、私がいつもスカート捲ってるから初春が対象になっちゃったみたいで」

佐天「頭の花が木に進化しちゃったみたいなんですよー」

初春「ひどいですよー佐天さーん!」ズシンズシン

美琴「でも、なんで初春じゃなくて花が規制されるの?」

佐天「どうやら初春は頭の花に寄生されてると勘違いされちゃったみたいで」

佐天「寄生中の花が規制中…なんちゃって!」

上条(コ、コイツ……)

美琴(全く反省していない……)

美琴「それにしても、なんか臭うわね」

佐天「ああ、それは多分」

佐天「初春の頭の木がイチョウの木だからじゃないですか?」

佐天「しかも、ちょうど銀杏が熟れてる時期だからー」

初春「ふぇぇ、佐天さーん!」

佐天「ちょっと初春、臭いんだから近寄らないでよ」

上条「…うっぷ、とりあえず、俺は学校遅刻しそうだから行くぜ」

美琴「…おぇ、私も急がないと遅刻しちゃうなー。じゃあねー」

佐天「じゃあ私も…」ガシッ

初春「さーてーんーさーんー!」

佐天「あはは、分かったわよ初春。これからチェーンソー買いに行くから」

初春「ちゃんと責任取ってくださいよー!」

美琴(初春さん、よく家から出られたわね…)

上条「ふぅ、なんとか間に合ったな」

土御門「よう、かみやん」

上条「土御門、それに青髪も!大丈夫だったのか?」

土御門「こっちは問題ないぜよ。直接的な描写は無かったからにゃー」

上条「土御門は良いとしても、青髪はアウトなんじゃないのか?」

青髪「ドMは『痛みを快感に変換する能力』と言ったら通ったでー」

青髪「ロリは『ゴスロリ』のロリータだって誤魔化せたしなー」

上条「なんだってー!」



姫神(私は声すらかからなかった……)

上条「さてと、そろそろ授業が始まるな」

青髪「1限目は小萌センセか~!楽しみやで~!!」

上条「お前なぁ……」

ガラガラ

上条「!?」

土御門「!?」

青髪「!?」

上条「へ?」

木山「今日からこのクラスの担任になった木山春生だ…」

上条「…ってなんでお前がここにいるんだぁぁあああ!!!」

木山「お前はあのときの少年…」

青髪「この時間は小萌先生の授業だったはずやでー!」

木山「月詠小萌は…」

木山「逮捕されたよ……」

クラス一同「なんだってぇぇぇえええええ!!!」

木山「月詠小萌は年齢を何歳に引き上げても容姿も声も変わらないから…」

木山「改善の余地無しということで逮捕された…」

上条「んなバカな!!」

上条「…おい、青髪、お前も何か言ってやれ!」

青髪「年上の女性ってのもええなぁ~」

上条「……」

木山「それにしても暑いな…」

上条「へ?」

ヌギヌギ

上条「脱ぐなぁぁあああ!!」

木山「暑いのだから仕方ないだろう」

上条「なんでアンタが規制されずに小萌先生が規制されるんだよ……」

キンコンカンコンキンコンカンコン

上条「ふぅ、とりあえず学校も終わったな」

上条「…色々な意味で学校終わったな……」

上条「ん?あれは…」

上条「御坂妹?…って、ええぇぇぇえええ!!」

御坂妹「どうしたのですか?とミサカは問いかけます」

上条「どうしたってお前がどうしたんだよ、その耳!」

上条「どっかのメイドロボみたいなもんが付いてるぞ!」

御坂妹「量産型ですから、とミサカは即答します」

上条「量産型ってなんだぁぁあああ!!」

御坂妹「ミサカは御坂美琴を模した量産型ロボという設定にすることで規制を免れました、とミサカは返答します」

上条「…つまり、それを耳に付けることでロボ扱いされて規制に引っかからないと?」

御坂妹「それとゴーグルの着用も義務付けられています、とミサカは付け足します」

上条「確かにゴーグル付けてると年齢わからないからなぁ」

上条「でも、それならゴーグル付けてたら上手く誤魔化せたんじゃないか?」

御坂妹「え?」

上条「いや、ゴーグル付けてたら年齢分からないだろうし」

上条「年齢分からないなら規制に引っかからないじゃないか」

上条「そもそも、その耳に付けてるのは何なんだ?」

上条「ミサカネットワークもあるし、通信用のアンテナは必要ないだろ」

御坂妹「これは…」

御坂妹「これは負けた場合、賭けたミリ数分だけ針が伸びる装置です、とミサカは説明します」

上条「なにその賭博黙示録」

御坂妹「そもそもあなたが下着を見るからこうなったんですよ、とミサカは睨みつけます」

上条「え!?」

御坂妹「あなたがミサカの下着を見たせいで妹達は全員規制対象になり…」

上条「マジかよ!」

上条「そうか、俺が原因だったのか……」

上条「…わかった。俺がなんとかしよう!」

御坂妹「それは不可能です、とミサカは呆れます」

上条「不可能なわけねぇ!」

上条「つまり、この規制をやめさせればいいんだろ」

上条「俺がこの規制を行ってる奴を止めてやる」

上条「じゃあな、待っててくれよ、御坂妹」タタタタ…

御坂妹「無理です…とミサカは不安な顔をします」

御坂妹「なぜなら相手はあの都知事……」

一方通行「おィ、どういうことだァ、これは?」

黄泉川「どういうことって見ての通りじゃん」

一方通行「見てわかンねェから聞いてンだろうが」

黄泉川「非実在青少年規制に引っかかったんじゃん」

一方通行「あァ?」

一方通行「非実在青少年規制ィ?」

黄泉川「年齢又は服装、所持品、学年、背景その他の人の年齢を想起させる事項の
表示又は音声による描写から十八歳未満として表現されていると認識されるもの
(以下「非実在青少年」という。)を相手方とする又は非実在青少年による性交
類似行為に係る非実在青少年の姿態を資格により認識することができる方法で
みだりに性的対象として肯定的に描写することにより、青少年の性に関する健全
な判断能力の形成を阻害し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるものじゃん」

一方通行「ンで、なンでコイツが規制とやらの対象になってンだ?」

黄泉川「出会って早々、この子を全裸にしたからじゃん」

一方通行「あ……」

一方通行「つまり俺のせいだってことかァ?」

黄泉川「そういうことじゃん」

一歩通行「クソッ……」

黄泉川「どこ行くんじゃん?」

一方通行「都知事ンとこだ」

黄泉川「この規制を始めたのは都知事だけど」

黄泉川「この子に関してはある女が一枚噛んでるんじゃん」

一方通行「…つまりそいつを消せばいいンだなァ?」

黄泉川「そういうことじゃん」

一方通行「そうか」

一方通行「じゃァ行ってくるぜェ」

ギィ…

黄泉川「あの子も一途じゃん」

打ち止め「オギャー」

黄泉川「おーよしよし、ほら母乳じゃん」

ちょっと落ちます
戻ってきてスレが残ってたら続き書きます

          ≦(⌒o くcぅ ~  r'r‐(_,.ィ  
          >ィ(.人ノ7:.:.:.}个ー'r ゚ 、)ム 
           V:/:.:./:斗{=ミ/}i_ハ__ハ小:.i:ムr‐f’   
         //{:.:.:|!/、__ミ′  厂`ト}.:i|:.:.},、》
         }小 :::}7 (゚) .. (゚) T:.:..ハ:{.     ___

        .ノ/:.∧{^         リ:./:. :.′   ´      `丶  
        フ´ヘ.__i  'ー=三=-'  '^}:/{:.ト{  ./::/::.::.::.::.::.::.::.\::.::.\

           八          '_人{.  /::/::.::.:/:|::.::.::.::.::.::ヽ::.::.:ヽ
            'フ.:\      .イ´     '::.:|i::.i::.j| |::.ヽ :|i:.::.::|::(V゙ハ
.           ⌒/{ノ> --< :从     i::.::|i::.ト八|\j斗\::|::(ノ{):|
        r⌒ヽ   /     \.      |::.::|iY`(゚)   (゚)´ |:.::j|::.::|/',⌒:l
        |    \│;:。:.   :。;|.      |:.:リハ   Ц    .|/)/  ノ  i
        |   .i  \.       i      ∨|::.::  __   , -厂  /ヽ  i
       │  .i    ヽ.  .  i     , -. | i人  トェェェイ  /、./::.:|   ! l
        | . ノ\   .     .¦   l   ノ|::∨ :.:.しw/ノイ .;:。:;i:|::.:.:|  /之ツ
        |  ./   ヽ、_iツ    ノ.   ヽ  t │;。   ∪    ¦\::| ''´ ヾミ
        | /    /    /.     ヽ .ヽ \:   .    :;l 、__
       / /    /   /     .   ,}  ,ヽ l.ヽ       ,´ :   ヽ
      (_/    /  /         '´7/l ; >'´``~`..ヾξiξツ    _ .ノ
           ./ /            "Y'   :  :  _,ヾlツ '‐-‐¬丁 ::/
         / ./               l : r‐'ー- ' ´         _l.: /
        /./                 ヽ . l、          〈 i /

禁書20巻のまとめinロシア
体格がビリビリより年上で性格悪そうなミサカワースト(ミサカクローン20002号)
「御坂妹を1万人も虐殺してるくせにガキ一匹の命で全部チャラになるとでも思ってんのかぁ?幼女趣味の変態。」
一方通行「うぐ・・・tjgr殺jgptj!!」黒い翼発動
ミサカワースト(ミサカクローン20002号)「ぎゃああ」アボーン

一方通行「頼むから誰か打ち止めを・・・」
通りすがりの上条「おい、テメェふざけんじゃねーよ、打ち止めは助けることができるのは世界でたった一人、お前しかいねーんだよ!!!」
一方通行「うるせぇ・・・mjtjh弱bmtr!!!!」黒い翼発動
上条「頑張れよ諦めんなよ!!」幻想殺しならぬ神殺し発動

一方通行「すまねぇ・・・お前の言葉で目が覚めたぜ上条!」
上条「よっしゃ!俺についてこいよ一方通行!」
一方通行「おうよ!」
御坂が上条の事を調べまくる「よっしゃあたしもロシア行くで!」学園都市のジェット機パクってロシアへ。

魔術と科学が交差した時、物語が始まる

ただいま

一方通行はどことなくヴィラルに似てないか?

-都庁-

都知事「フフフ。早速、非実在青少年規制の効果が出てますな、アグネス君」

アグネス「ありがとうございます。これを模範に全国的にも規制をかけられそうです」

都知事「しかし、まさか魔術師の君が協力してくれるとは思わなかったよ」

アグネス「私もですよ。お役に立てて光栄です、都知事」

都知事「おっと、お客さんが来たようだな」

アグネス「きっと非実在青少年規制に不満を持つ輩でしょう」

都知事「困ったもんだ。もっと規制を強めないとな。ハハハハハハ」

アグネス「フフフフフフ」

>>56
おまえそれローラスチュアートを改変しただけじゃねーか
殺すぞカス

一方通行「…なンでテメェがここにいるンだァ?」

上条「それはこっちのセリフだ!まさか、お前も都知事を!?」

一方通行「俺が用があンのは一緒にいる女なンだがなァ」

一方通行「邪魔すンなら都知事も一緒に始末する」

上条「おい、一緒にいる女ってなんだ?」

上条「まさか、そいつが黒幕なのか?」

一方通行「テメェで見て判断すンだな」スッ

ドォォオオオオオン!!!

上条「ベクトルを操作してドアを…」

一方通行「……」スタスタ

上条「おい、待てよ!」

警備兵A「侵入者発見!」ダダダダダダ…

警備兵B「撃てぇ!!」ダダダダダダ…

ダダダダダダ……

警備兵達「ぐわぁぁあああ!!」

一方通行「フン……」

上条(こういうときに一方通行がいると頼もしいな)

一方通行「…着いたぜェ」

上条「ここが……」

都知事『待っていたよ、入りたまえ』

ウィーン

上条「な、ドアが……」

>>196
これって通報していいの?
○通報先・便利なリンク一覧
■警視庁匿名通報フォーム(通報は2chのように書き込むだけ)
 http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/anket/other.htm
■全国ハイテク警察リンク集 http://www002.upp.so-net.ne.jp/dalk/ksatulink.html
■警視庁ホームページ http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/
■警察総合相談電話番号 http://www.npa.go.jp/safetylife/soudan/madoguchi.htm
 (携帯電話・PHSからは全国共通#9110 緊急性を要するものは110)
■公安調査庁 http://www.moj.go.jp/KOUAN/
■国家公安委員会 http://www.npsc.go.jp/
■国際刑事警察機構(ICPO) http://www.interpol.int/
■国防省(アメリカ) http://www.defenselink.mil/

都知事「フフフ、まさか諸悪の根源2人が自ら出向いてくれるとは思わなかったよ」

上条「てめぇ…」

都知事「非実在青少年を規制されるのがそんなに不服かね?」

都知事「そもそも年齢と容姿が変わっただけで、他は今までと何も変わらないだろう」

上条「そ、それは…」

都知事「非実在青少年規制をすることによって何か問題があるかね?」

上条「く……」

一方通行「大問題に決まってンだろうがァ!」

上条「一方通行!?」

一方通行「打ち止めを赤子にしやがってェ!」

アグネス「あら、赤子ならいくら脱がしても問題ないのよ」

一方通行「そういう問題じゃねェ!」

一方通行「俺はなァ」

一方通行「3歳以上12歳以下にしか興味ねェンだよ!」

上条(言っちゃったよ、この人……)

アグネス「まぁ、なんてことを!」

アグネス「ロリコンなんて吐き気がするわ!!」

都知事「彼には厳重に規制をかけないといけないようだな」

アグネス「そうですね。『Porno403』!!」

上条「な…魔法名?」

上条「まさか魔術師!?」

禁書目録20巻、主人公別ダイジェスト

上条サイド
・小悪魔中学生に誘惑されるも路地裏につれこんで15分でフラフラにする。
・いきなりラスボス登場。しかしイベント戦闘。
・高橋名人並みの状況判断能力を持っていたことが判明。

浜面サイド
・強盗に入ったら逆に強盗を倒してお礼を貰う事に。
・見捨てられた村の人たちを救うために自分の移動手段を捨ててまでガソリンを提供。
・ここだけヘヴィーオブジェクト。生身で装甲車両二台を行動不能に
・「キャタピラなら建設重機と変わらねぇだろ」→高射砲を操縦、最新型のヘリを三機打ち落とす。

一方通行サイド
・なんと「反射」は魔術も反射できた!
・新ミサカ登場!その名も「番外個体(ミサカワースト)」!
・番外個体「顔が一緒なら誰でもいいのね!」→一方通行「顔一緒でも中学生以上はババァだから」→ミサカボッコボコ
・一方通行「やべぇwwwwwwwミサカ顔の奴ボコボコにしちまったwwwww能力で治しとこwww」
・三下を見つけて思わずラブ・アタック。番外個体放置。
・しかし前回よりも一瞬でボコされる。番外個体放置。
・一方通行「なんで上条さんは打ち止め助けてくれないん?」上条「自分でやれ」 相変わらず番外個体は放置。

その他
・ローマ教皇復活!暴徒と化した信徒達を止める為に窓から出撃!
・ロシア軍「ちょwwww学園都市の科学技術ヤバすぎwwwwかてねぇwwww」
・美琴「ちょっとロシア行って来る……あ、隣の席いいっすか?」むぎのん「うはwwwwwおkwwwwww」
・風斬、戦闘機も真っ青のスピードで空を飛ぶ。次回参戦!


一方通行「あァ?なンだァ?」

一方通行「デカくなンのがテメェの能力ってかァ?」

上条「おい、一方通行!」

一方通行「なンでコイツまでデカくなってンだァ?」

一方通行「これじゃァ俺が小さくなってンみてェじゃねェか」

アグネス「そうよ、私の魔法名は『エッチなのはいけません』」

アグネス「敵の年齢を操作することができるの」

アグネス「君のお望み通り、君は5歳程度の少年にしてあげたわ」

一方通行「なにィ!?」

都知事「フフフ、学園都市最強のレベル5でもこれでは何もできまい」

一方通行「てめェ!」

アグネス「そちらの少年には通用しないようですが…」

アグネス「まぁ、良いでしょう」

アグネス「私の魔術と都知事の能力があれば相手にすらなりませんから」

上条「能力!?てめぇ超能力者なのか!!」

都知事「フフフ、学園都市の技術によって私も能力を使えるようになったのだよ」

都知事「君たちのように能力開発のカリキュラムは受けていないから多少の制限はあるがな」

都知事「それでも君らを始末するのには十分だ」

上条「くそっ!それならなんで魔術師と手を組んでんだ!!」

都知事「フフフ、元々は敵対関係にあったんだがね。それ以上に利害関係が一致したのだよ」

上条「それが非実在青少年規制ってことか!」

都知事「そういうことだ」

都知事「アグネス君、君の能力は彼には効かないんだったな」

アグネス「はい…」

都知事「ならば彼は私が始末しよう」

都知事「君はそちらの少年を頼む」

アグネス「はい」

上条「くっ……」

都知事「どうやら君は知り過ぎてしまったようだな」

都知事「仕方がない、消えてもらおう」

上条「くそっ!」

ガバッ

一方通行「!?」

上条「ここは一旦引くぞ、一方通行!」ダッ

一方通行「な!てめェ!!」

ダダダダ…

アグネス「行ってしまいましたね…」

都知事「フフフ、だが彼らはこのフロアから抜けだせないさ」

タッタッタッタ…

一方通行「おィ、放せよこの三下ァ!」

上条「な…一方通行が元に戻ってる!?」

上条「そうか、この右手で…」

一方通行「いいから放せってンだろうがァ!」

一方通行「…ンで、これからどうすンだァ?」

上条「一旦、下の階に降りて体勢を立て直す」

一方通行「そりゃァ良いンだがよォ」

一方通行「さっきからいくら階段を降りても同じ階にいねェか?」

上条「なん…だと……」

コツコツコツ

上条「!?」

都知事「どうした?逃げるんじゃなかったのか?」

上条「く、くそっ!」タタタタ

一方通行「おいィ!」

タタタタ……

都知事「おや、また戻ってきたのか」

上条「なにっ!?」

上条「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『おれは奴の前で階段を降りていたと
思ったらいつのまにか登ってていた』
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
魔術だとか超能力だとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」

一方通行「これがテメェの能力ってわけかァ!」

都知事「そうだ。私の能力の前では君らは逃げることも勝つこともできない」

一方通行「勝てないだァ?」

一方通行「テメェ、誰に向かってそのセリフ吐いてンだァ?」バッ

都知事「未成年の暴力を禁止する」

一方通行「な……」ガクッ

都知事「勘違いしてもらっては困るな」

都知事「私の能力は『絶対規則』。私の定めたルールには逆らうことができない」

都知事「君らがどんな能力を持っていようとも私のルールには逆らえないのだよ」

一方通行「…ンな能力!」

都知事「アグネス。この少年は君に任せよう」

都知事「もはやこの少年は殴ることも蹴ることもできまい」

アグネス「はい」

上条「一方通行っ!」

都知事「待ちたまえ、君の相手は私だ」

都知事「先程から見る限り、どうやら君の能力は魔術や超能力の類を打ち消すようだからな」

上条「へっ、どうだろうな…」

都知事「まあ、いいだろう。どちらにしろ私の前では君は無力だ」

アグネス「フフフ。さっきは5歳で止めたけど、私がその気になれば受精卵まで戻せるのよ」

アグネス「ここで受精卵まで戻したらどうなるかしらね?」

一方通行「テメェ…」

一方通行(待て、こいつは魔術師だと三下も言ってたよなァ)

一方通行(ってことは魔術を使うための条件があるンだよなァ)

アグネス「ほらほら、どんどん成長が戻って行く!」

一方通行(声?いやコイツはなンも言わなかった…)

一方通行(それになンも見せてこなかったよなァ…)

一方通行「!?」

一方通行「…ってことはァ!」

アグネス「12歳程度で止まった!?」

一方通行「テメェの魔術は臭いを使って相手の年齢を変えるんだなァ」

アグネス「くっ…」

一方通行「ババァくせェんだよ!」

アグネス「な、なんて失礼な…私はまだ54歳です!」

一方通行「いいかァ、中学生以上はなァ、ババァなんだよォ」

一方通行「テメェはババァ通り越して腐った死体だァ」ガッ

アグネス「児童ポルノ!児童ポルノがぁぁぁあああああ!!!」ドサッ

上条「うおぉぉおおお!!」

都知事「無駄なことを。『未成年の暴力を禁止する』と言ったはずだ」

都知事「君は私を殴ることはできない」

上条「くっ…」ガクッ

都知事「まったく君は困った子だよ」ガッ

上条「ガハッ!」

都知事「ほら、もっと反省しなさい」ガッガッ

上条「グハッ!」

都知事「私の手を煩わせたんだ。君はすぐには規制しないよ」ガッガッガッ

上条「カハッ!ゲホッゲホッ…」

都知事「そぉら!」スッ

バシッ

都知事「フフフ、右手で防いだか。小癪な真似を」

都知事「いいだろう。『都知事の攻撃を防ぐことを禁止する』」

上条「…ガハッ、ハッ、残念だったな」

都知事「なんだと!?」

上条「俺の能力は魔術や超能力の類を打ち消すんじゃなくて相手の能力をコピーする能力なんだよ!」

都知事「な、なにぃ!」

上条「もっともコピーした能力はこのフロア内ぐらいしか有効じゃないけどな」

上条「だが、今はその方がいい」

上条「『70歳以上の人間は死ぬ』!」

都知事「や…やめろ!『絶対規制で定めたルールは全て無効』だ!!」

上条「ククク、かかったな!」

上条「相手の能力をコピーする能力なんてハッタリだぜ」

上条「それをアンタはまんまと規制解除してくれたんだ」

都知事「なん…だと……!?」

上条「いいぜ、てめぇが何でも思い通りに出来るってんなら!」

都知事「ま、待て!未成年の!いや、非実在青少年の!!」

上条「まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!!」

都知事「都知事をなぶれば!!」

バキィィィイイイイイイ!!!

ドサッ

一方通行「そっちも済ンだよォだなァ」

上条「ああ…」

一方通行「都内だけに規制したことを考えるとコイツの能力の範囲は東京都全域が限界のよォだな」

上条「そうだな…」

一方通行「……」

上条「何をするんだ?」

一方通行「おそらくコイツの能力は外的なもンを使った能力だァ」

一方通行「そいつを消してやンのさァ」

バチン!!

いまさらなんだが学園都市って都内にあんの?

一方通行「終わったぜェ」

上条「ああ」

一方通行「だがよォ」

一方通行「どうやらコイツらを倒しただけじゃァ規制対象になった奴らは元に戻らねェみたいだァ」

一方通行「テメェにも役立ってもらうぜェ、三下ァ」

>>277
知らんけど立川駅がモデルになってる

スッ

上条「これで戻ったようですね」

黄泉川「おぉ!やるじゃん!!」

打ち止め「キャ!なんで裸なの、ってミサカはミサカは驚いてみる」

一方通行「いいねェいいねェ、やっぱ女ってのは幼女に限るぜェ!」

上条(コイツ正直キメェ……)

ちょっと限界なので寝ます
起きた時にスレが残ってたら続き書きます

起きました
もうすぐ終わります

うぉ!ID変わってる!!

上条「…ふぅ。あのオバサンを倒しても規制対象者が戻らないなんてな」

上条「厄介な魔術を使ってくれたもんだぜ」

上条「結局、俺が規制対象者を元に戻していかないといけないなんて…」

上条「はぁ…不幸だ……」

上条「ん?あれは御坂妹」

上条「おーい!」

御坂妹「あっ」

御坂妹「無事終わったのですね、とミサカは安堵の表情で見つめます」

上条「ああ、もうロボットの振りなんてしなくてもいいぞ」

上条「ミサカネットワークで他の妹達にも伝えておいてくれ」

御坂妹「知ってますよ、とミサカは不敵な笑みを浮かべます」

上条「どういうことだ?」

御坂妹「こうでもしないと貴方はミサカを心配してくれませんので、とミサカは上目づかいで見つめます」

上条「おいっ!」

上条「ってことはなんだぁ!俺はお前の嘘のために都知事をぶん殴りに行ったってことか!?」

御坂妹「勝手に下着を見た仕返しです、とミサカはニヤリと笑みを浮かべます」

上条「ちっくしょぉぉぉおおおおお!!!」

御坂妹「でも…、とミサカは続けます」

御坂妹「私のために戦ってくれて嬉しかったです」

上条「じゃあ、またな、御坂妹。もう変な嘘なんてつくんじゃねぇぞ」

御坂妹「はい。またお会いしましょう、とミサカは微笑みながら手を振ります」



上条「…ふぅ。まあ、非実在青少年規制も解除されたし、いいか」

??「あ、上条ちゃーん!」

上条「ん!その声は!!」

上条「小萌先生!!」

上条「無事だったんですね!」

小萌「やっと釈放されましたよ~」

小萌「若く見られるのも大変なことですね~」

上条(小萌先生の場合、若いってレベルを超えてると思いますけどね…)

上条「あ、それなら小萌先生の代わりに来た木山先生はどうなるんですか?」

小萌「木山先生は私の代わりに刑務所送りになりましたよ」

上条「なにそのドラクエの馬車みたいなシステム」

上条「では、俺はまだやることがあるので、また明日」

小萌「はい、また明日学校で~」



上条「ん、なんだ?」

上条「公園に誰かいるぞ」

上条「御坂の友達の…初春さんだったっけな」

上条「それと一緒にいるのは…ジェイソン!?」

ウィィィイイイイイン!!!

初春「佐天さーん、危ないからやめてくださーい!」

佐天「大丈夫だよ初春、ちょっと頭切っちゃうかもしれないけどさ!」

初春「怖いですよー、佐天さーん!」

佐天「初春、じっとしてて!」

上条「二人とも、何やってんだ?」

佐天「あ、上条さん!今から初春の頭の木で初春を掘るところなんですよ!!」

初春「素人がジェイソンさんの真似しないでくださいよー!」

上条「そっちのジェイソンだったのか……」

佐天「ほら、上条さん!初春の手足押えてください!!」

初春「上条さーん、助けてくださーい!」

上条「やれやれ……」

上条「ほらよ」

佐天「あ、初春の頭の木が花に戻った!」

初春「上条さーん、ありがとうございまーす!」

上条「じゃあな、あんま危険な遊びすんなよ」

佐天「はーい」

上条「ふぅ、初春さん触ったら手が銀杏臭くなっちまったな」

上条「トイレでも行って手を洗ってくるか」



ゴシゴシ

上条「これで銀杏の臭いも取れたな……ん?」

黒子『お姉さまーなんで逃げるんですのー』

美琴『このババァ!トイレに入ってくるんじゃないわよ!!』

バチバチッ

上条「そういえば白井も規制対象になってたんだよな」

上条「おーい、御坂ー!白井ー!!」

美琴「あ、良いところにいたわ!アンタ助けなさい!!」

黒子「まあ、お姉さま!この黒子よりこんな殿方の方が良いんですの!?」

美琴「アンタと比べるんじゃないわよ、このクソババァ!」

上条「ほらよ!」

ピトッ

打ち止め「どうしたの?、ってミサカはミサカは心配してみる」

一方通行「あァ…」

一方通行「どっかでババァがババァにババァって言ってた気がすンだが…」

一方通行「まァ、気のせェだろ」

黄泉川(この子、冥土帰しに見せたら治るかしら……)

打ち止め「さっきからババァババァってどうしたの?、ってミサカはミサカは不安そうな目で見つめてみる」

一方通行「あァ、ババァにババァくせェ臭い嗅がされたせいでちょっと敏感になってンだ」

打ち止め「トラウマになっちゃったの?、ってミサカはミサカは質問してみる」

一方通行「まァ、そンなもンだ」

黄泉川(この子、打ち止めが成長したらどうなるのかしら……)

美琴「あ、黒子が戻ったわ」

黒子「お姉さま!心配かけましたの!!」

黒子「さぁ、黒子を思う存分愛してくださいまし!」

美琴「寄るな!気持ち悪い!!」ゲシゲシ

黒子「あぁお姉さまったらツンデレですのね!」

美琴「アンタに対しては違うわよ!!」ゲシゲシ

黒子「お姉さまー!!」

美琴「ちょっと!どこ触ってんのよ、この変態!!」

バチバチッ

上条「……」

上条「…じゃあ、俺はそろそろ行くぜ」

美琴「ちょっと!ついでにコイツをどっかに捨ててきてよ!!」

黒子「あぁん!お姉さまー!!」

上条「お前らなぁ……」

上条「…はぁ。いつものことながら、あの二人は賑やかだなぁ」

上条「…っと、ステイルと待ち合わせた場所はここだよな?」

上条「……」

上条「……」

上条「…ってここバーじゃないか!!」

マスター「いらっしゃいませ」

ステイル「おや、上条君ではないか」

上条「おい、こんな所に呼び出して何考えてるんだ!」

上条「大体、俺はまだ高校生だぞ!」

ステイル「おや失礼、そうだったな」

ステイル「マスター、彼にシャーリー・テンプルを」

マスター「かしこまりました」

上条「…って聞いてんのかよ!」

ステイル「ノンアルコールだ。問題無い」

上条「そっちの問題じゃねえ!!」

上条「てめぇ、まだ14歳だろ!」

ステイル「おやおや、今は34歳だよ、上条君」

上条「ああ、そうだな、お前は今34歳だよ!」

上条「だがな、元は14歳じゃねぇか!」

上条「だから、ここで戻すわけにいかねぇんだよ!!」

ステイル「まあまあ、そんなに急ぐことでもなかろう」

ステイル「マスター、ボウモアのシングルをロックで頼むよ」

マスター「かしこまりました」

上条「…ってちゃっかり頼んでるんじゃねぇ!」

上条「お前、元は14歳なんだよな!?」

上条「ってことは俺が元に戻したら、14歳のお前は酒飲んだことになってんじゃねぇのか!」

ステイル「問題ないさ、上条君」

ステイル「酒なら普段から飲み慣れてるからな」

上条「もうアル中で運ばれろよ、この不良神父……」

上条「…ところで神裂はどうしたんだ?」

ステイル「ああ、彼女なら自分探しの旅に出たよ」

上条「一周回ってそこに辿り着いたわけか…」

ステイル「なぁに、少ししたら『本当の自分はどこにもいなかった』なんて言って戻ってくるだろう」

上条「そりゃドラクエⅥじゃあるまいし、そこら辺を自分が歩いているわけないからな」

マスター「ありがとうございました」

上条「…結局あれから3杯も飲みやがったよコイツ」

ステイル「付き合わせてしまって悪いね、上条君」

ステイル「では、そろそろ戻してくれないかね」

上条「ああ、ほらよ」

ピトッ

ステイル「う~ぇえkふぃお;じゃjあヴぬあjらjんヴぁk;k」

上条「うぉ!汚ねぇ!!」

ステイル「ふぃ~ウイスキーを一気飲みした気分らぜ~」

上条「だから言ったじゃねぇか」

ステイル「ふぃ~」フラフラ

上条「……」

上条「このまま放っておくか……」

ステイル「いのけんてぃうす~」シュパ

ボゥ!メラメラメラ…

上条「あぁ、わかりましたわかりました!ちゃんと家まで送りますからやめてください!!」

上条「あぁ、くそっ!ステイルの奴送ってたら遅くなっちまった!!」

上条「それにしても今日は長い一日だったな…」

上条「インデックス、もう寝ちゃってるかな?」

ガチャ

インデックス「おかえりなさい、当麻!」

ギュム

上条「おい、いきなり抱きつくな!」

インデックス「えへへ、ご飯出来てるわよ」

上条「あぁ…わざわざ作らせちまって悪いな」

インデックス「居候させてもらってる身なんだから、このぐらいはしないと!」

上条(そのセリフ、誰かさんに聞かせてやりたいよ…)

上条(それにしてもインデックスの胸、弾力があったな…)

上条(元に戻すのが少し勿体ない気もするが…)

上条(…っていかんいかん。俺は何を考えてるんだ!)

インデックス「さぁ、当麻、召し上がれ」

上条「なんだこの豪華な夕食は!」

上条「夕食というよりフルコースじゃねぇか!」

上条(まあ、元に戻すのは後でもいいか)

上条「それじゃあ、いただきます…」

上条「……」

上条「……」

インデックス「…?」

上条(どの順番でナイフとフォークを使えばいいのか分からない……)

上条「…ふぅ、食った食った」

上条「美味しかったぜ、ごちそうさま」

インデックス「いえいえ、お粗末さま」

インデックス「お風呂沸いてるけど、入る?」

上条「あぁ、そうだな」

ジャー、ゴシゴシ

上条「フンフンフーン♪」

ガチャ

上条「ん!?」

インデックス「お背中流しますよー」

上条「インデックス!?…って、えぇ!!」

上条「ほら、上条さんも年頃の男の子だからこういうのは…ねぇ」

上条「刺激が強いというか何というか……」

インデックス「いいから座って」

上条「……はい」

ゴシゴシゴシゴシ

上条(うぅ…アレがアレに当たってアレがアレして……)

バシャー

インデックス「終わりましたよー」

インデックス「それでは、私は先に上がってますね」

ガチャン

上条「うぅ…上条さんの上条さんはスパイダーマンになっちゃいましたよ……」

上条「毎日インデックス(小)が家に居座ってるせいで滅多に性欲処理もできないからな……」

チャプン

上条「…ふぅ。インデックスはこのままでいいかもな」

上条「食事も風呂も掃除も洗濯も買い物もしっかりやってくれるしな」

上条「ちょっと行き過ぎてる気もしないわけでもないが」

上条「まあ、不都合なわけでもないしな……」

上条「……」

上条「……」

上条「でも、インデックスがこのままだったとしたら…」

上条「インデックス(小)からインデックス(大)までの記憶はどうなるんだ?」

上条「…俺はまたアイツの大切な記憶を奪おうとしていたのか?」

インデックス「あら、当麻、上がった?」

上条「ああ」

上条「インデックス、ちょっといいか?」

インデックス「どうしたの?当麻」

上条「俺はお前を元に戻さないといけない……」

インデックス「……そう」

上条「…ああ、すまないな」

インデックス「ううん、短い間だったけど、当麻と一緒にいれて楽しかったよ」

上条「ああ…俺もだ……」

インデックス「当麻ぁ」

上条「なんだ?」



チュッ

インデックス「さようなら、当麻」

上条「バァカ、さよならじゃないだろ」

上条「…またな」

インデックス「うん」

スッ

上条「また、数年後に……」

インデックス「とうまぁ、おなかへったぁ!!」

インデックス「おなかへったおなかへったおなかへったぁ!!」

上条「はいはい、夕食の残りでいいならあるぞ」

インデックス「とうまぁ!私を差し置いて一人で勝手にご飯食べたの!?」

上条「いやいやいや、お前だって食べてたじゃないか!」

インデックス「ご飯なんて食べた記憶ないんだよ!」

インデックス「まさか他の女と間違えてるとか!?」

上条「いや、そんなことはない!そんなことはないぞ!!」

インデックス「もんどうむようぅ」ガリッ

上条「ぎゃぁぁあああ!!インデックス(大)戻ってきてくれぇぇぇえええええ!!!」



-Fin-

>>402
毎回フルコースなんかつくられたらそれはそれで食費かかりそうだ

>>405

インデックス(大)「タイムセールを利用したり他の食材で代用したりしてるのでそんなにかからないんですよ」

あむちゃん並に年齢がおかしいスティル

>>408

ステイル(大)「白人は成長するのが早いのだよ」

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