上条「だからおま スコール「時間がない。説教は壁にでもしてくれ」(234)

---バラムガーデン

スコール「・・・・護衛任務だと?」

キスティス「そうよ。スコール。あなたには日本の学園都市に行ってもらうわ」

シュウ「そう。ちなみに護衛対象の禁書目録に近付くためにあなたには高校生になってもらいま~す」

スコール(コウコウセイ・・・?)

キスティス「高校生っていうのは日本におけるあなたぐらいの年齢の学生のことよ」

スコール「・・・・で、高校生になってどうすればいいんだ?」

立っちまった

書きだめちょっとしかないけどつづけてみる

キスティス「簡単よ。先ずは、禁書目録の現在の保護者である上条当麻に接触、親密な関係を築きなさい」

シュウ「まあ、相手は同い年なんだからテキトーに話してりゃなんとかなるよ。って・・・キミにできるかなあ?」

スコール「・・・・」

キスティス「とにかく!転校手続きはとっておいたから三日後には任務開始!分かった?」

スコール「・・・ああ」

シュウ「あ、ちなみにこれが護衛対象の写真ね~」ピラッ

スコール(・・・少女。人なのか。)

キスティス「・・・ちなみにスコール。その女の子はいくつもの超強力な魔法の使用方法を記憶してる危険な子よ。それを狙ってる奴もまた危険なヤツってわけ。」

スコール「危険な女の護衛にはもう慣れたさ。で、危険なヤツってのは?」

キスティス「・・・アルティミシアよ」

スコール「・・・何だと?アルティミシアは俺が倒したハズだが」

キスティス「・・・おそらくあなたに倒される前の過去から現在に来たものだと思う」

シュウ「そう。あの魔女に禁書目録の魔法を使わせたら手がつけられなくなると思うんだよ。この依頼、頼めるかな?」

スコール「・・・どうせ断れないんだろ?やるよ」

シュウ「フフ、そーいうこと♪んじゃ、頑張ってねー。高校生君♪」
キスティス「まあ、あなたもSeeDである前に学生なんだし、海外留学も兼ねちゃいなさい。頑張ってね、高校生君♪」

スコール「了解。(なんなんだコイツら・・・)」

シュウ「基本的にはあなた単独行動だけど、もしやばくなったら人員そっちに送るから」

スコール「ああ。分かった」


---バラムガーデン寮、スコールの部屋

スコール「・・・よし、準備は整ったな」

ゼル「よう、スコール。今回は日本に行くんだってな!」

スコール「ああ」

ゼル「ちくしょーうらやましいぜ~。もしやばくなったら連絡しろよ!日本までひとっ走りで行ってやるよ!」
スコール「ああ(コイツが言うと冗談に聞こえないな・・・)」

アーヴァイン「スコール~。日本の高校生になるんだって~?」

スコール「ああ、任務だ(まだバラムガーデンにいたのか)」

アーヴァイン「いいな~、日本の若い娘と遊びまくりじゃないか~。うらやましいな~」

スコール「・・・任務だ」

アーヴァイン「堅いな~。まっ、ちょっとは楽しんできなよ。んじゃあ僕はこれで。バイバ~イ」

スコール「ああ、またな」

リノア「スコール!任務で日本に行くの!?いつ帰ってくる!?」

セルフィ「お土産よろしくね~♪」

スコール「護衛任務だ。いつ戻るかは分からない。・・・お土産は考えておく」

リノア「護衛?誰の?」

スコール「女の子だ」

リノア「女の子?!・・・よし、スコール。この任務、断っちゃいなさい」

セルフィ「あ~。リノア妬いてるんだ~♪」

リノア「ち、違うわよ!た、ただ、何となく・・・」
スコール「断るわけにもいかないだろ。俺も誰かさんのせいで金に余裕がないんだ」

リノア「う~・・・。じゃあ、はぐはぐ。」

スコール「・・・・・」

リノア「行ってらっしゃいの、はぐはぐ。」

スコール「・・・ハァ(もう好きにしてくれ)」ダキッ

リノア「・・・絶対に帰ってきてね」

スコール「・・・ああ」

セルフィ「ふふっ、アツいね~。見せつけるな~おふたりさん!」

---日本、学園都市

上条「ふぁー、眠ぃ・・・」
土御門「おっす!上やーん」

上条「お~ぅ」

土御門「なあ、今日は転校生が来るのは知ってるかにゃー?」

上条「・・・転校生?」

土御門「そうだにゃー。しかも海外からだぜい」

上条「へー、どんなヤツなんだろーな」


小萌「はーい、みんな着席ー」ガラッ

小萌「みんな知ってるかもしれないけど、今日から一緒に学ぶお友達がふえまーす♪ではどうぞー」


ガラッ


スコール「スコール・レオンハートだ。・・・・・よろしく」

ザワザワ

上条「ハァ!?嘘だろ!?ホントに俺らと同い年か?大人びてるというか・・・・そしてなんというイケメン・・・」

ザワザワ
スゲェ


スコール「・・・・(恥ずかしいな)」

小萌「じゃあ、スコール君の席は・・・・・」

スコール「先生、あそこの、空いている席がいいんですが」

小萌「んー?ああ、上条ちゃんのとなりね。オッケー。そこにしましょ」

スコール「・・・・(あいつが上条当麻か)」

※上条たちは二年生の設定で

ツカツカツカ

スコール「・・・・・」ドサッ

上条「え、えっと、よ、よろしくな!」

スコール「・・・・ああ。(親密な関係を築く・・・・か。・・・・・人選ミスだろ)」
上条(・・・・なんだ?ピリピリしてるな・・・・。怖ええ)

スコール(どう話しかけようか?いや、話しかけるのを待つべきか?そうか、そうだな・・・。そうしよう)

---昼休み


上条「あの転校生、休み時間は朝からずっと机に突っ伏したままだな・・・」
青髪ピアス「なんか話しかけづらいなー」

土御門「上やん、隣の席なんだし仲良くしなきゃだめだにゃー」

上条「ああ、うん、そう・・・だな!ちょっと行ってくる」

上条「えーと、あの~」


ガバアッ

スコール「なんだ!?どうした!?」

ビクッ
上条「いやっ、そのっ、よかったら一緒に昼飯食わないかと・・・・!」

スコール「・・・!もちろんだ!(よし、うまくいったな)」


青髪ピアス(ああ)
土御門(話しかけてもらいたかったのかにゃ)

上条「スコールはさ。どこから来たんだ?」モグモグ

スコール「・・・バラムガーデンだ。」

上条「??へー、外国の学校か?あいにく分かんないなあ」モグモグ

土御門「・・・・・」

スコール「まあ、そんなとこだな」

青髪ピアス「前の学校で彼女とかいたん?」

上条「あ、それは俺も気になるな。スコールモテそうだし」

スコール「・・・・・」

スコール「・・・・ああ」

上条「へー、やっぱりそうか」

青髪ピアス「ええなー」

スコール「そうでもないさ」

上条「んじゃあさ、趣味とかは?」

スコール「趣味か。そうだな・・・特にないが、シルバーアクセを作ったりするな」

上条「へー、その指輪とかがそうか?」

スコール「・・・ああ」

土御門「・・・・・なあ、スコール君、この国のこの学校に転校してきたのはなぜにゃ?」

スコール「・・・・海外留学だ。前の学校の世話になってた保健室の担当の人が日系でな(任務のことは言わないほうがいいだろうな)」

上条「へー、親の都合かと思ってたぜ。そういや、スコールの親はなにしてる人なんだ?」

スコール「母親は・・・わからないが死んだ。父親は・・・・・エスタ国大統領だ」

上条「はい??」

上条「え?ウソ?マジで?」

スコール「・・・・・ああ。(言わない方がよかったな)」

スコール「だが、俺はほとんど面識がない上に、施設に預けられ、それ以降はバラムガーデンの寮での生活さ」

上条「・・・・へえ。(・・・重いな)」

上条「そういえばスコール、昼飯は?」

スコール「そういえば持ってきてないな。学食はここにはあるのか?」

上条「ああ。学食で食べるのか?」

スコール「いや、パンを買ってこようと思うんだが」

上条「うーん、そうか。それは参ったな。学食のパンは昼休み終わりかけの今頃は無くなってると思うぞ」

スコール「・・・・そうか。(ゼルの気持ちが少し分かったよ)」

---放課後
スコール「・・・ふぅ」

上条「おう、スコール。家はどっち方面だ?」

スコール「あっちだが。(上条当麻の部屋を監視できるように隣の物件を借りたからな)」

上条「おっ。まじで?じゃ、一緒に帰るか?」

スコール「・・・・!ああ。(・・・上出来だな)」

---帰り道

上条「でな、その時小萌先生の車が」

スコール「へえ。(・・・・こんな時間も悪くないな)」


「かみじょうとうま~!!」


上条「ん?げッ!ビリビリ!」

スコール(ビリビリ?)

御坂「あんたこんなとこで何してんのよ?」

上条「なにって、普通に帰宅してるだけだっつーの。そういうお前こそ何してるんだよ」

御坂「・・・べっべつにいいじゃない!・・・・と、こっちの人は?」

上条「ああ、コイツは今日転校してきた---」

スコール「スコールだ。よろしく(コイツは護衛対象のコじゃないな)」

上条「ははっ。ビリビリ。スコールはイケメンだけど彼女持ちだからな。あきらめとけよ!」

御坂「っな?!なによっ?!・・・確かにイケメンだけど私は・・・」

上条「ん?」

御坂「っなっなんでもないわよっ!!バカ!!」ダッ

上条「なんだよ・・・。女ってのはホントにわかんねーな」

スコール「・・・ああ、そうだな」

----上条の寮前

上条「もう俺ん家の前だが、ここまで着いて来ていいのか?」

スコール「ああ、俺の家はあそこだ」

上条「あー、なるほど。お隣りさんか。席も隣だし、何かの縁だなこりゃ」

スコール「・・・・・」

上条「ちょっと寄ってっていいか?」

スコール「・・・・!それは困る。引越しの準備がまだ終わってないからな(ガンブレードを出しっぱなしだ)」

上条「そうか。それは大変だろ。んじゃ、今日は俺ん家で夕飯食うか?」

スコール「・・・いいのか?」

上条「ウチにいる暴飲暴食シスターが一緒でいいならな」

スコール「・・・・もちろんだ(予想外だな。こんなに早く護衛対象に接触できるなんてな)」

---上条の部屋


上条「ただいま帰りましたよ。インデックスさんー」

スコール「・・・おじゃまします(他人の家に入るのはゼルの家以来だな)」

禁書目録「遅いよとうまぁ~。お腹空いたんだよ~。あ、いらっしゃい。誰?」

スコール(コイツか・・・)
上条「あ、コイツは今日転校してきて俺の友達になった---」
スコール「!!」

スコール「あ、・・・スコールだ。よろしく(友達・・・俺に、友達・・・)」

禁書目録「うんっ、スコールくんなんだね!?よろしく!」

スコール「フフ(友達か。そう紹介されたねは初めてだな)」

上条「それでは今日は鍋にします!」

禁書目録「おおっ、鍋なんだよー!!」

スコール「・・・・ナベ?」

上条「ああ、スコールは海外の人だから知らないのも無理はないな。まあ、その場で具材を煮て、そのまま食うってカンジかな」

スコール「豪快な料理だな」

上条「ちょっと待ってて。今作るから」

---30分後

上条「ほーら、できましたよー」

禁書目録「おおおお!美味しそうなんだよー!!」

スコール(・・・・うまそうだ)

上条「はーい、禁書目録さん、騒ぐのは行儀が悪いですよー。と、スコールも遠慮しないで食べてくれ」

スコール「・・・・いただきます」

上条「あ、スコール。箸よりもスプーンとかの方が」

スコール「大丈夫だ。一通りのテーブルマナーは訓練されてる」

上条「・・・・?そうか(訓練?)」

上条「あっ、食べる前にまずこの器にはいった酢醤油に--」

スコール「熱ッ!」カチャンッ
上条「あー、遅かったか。それにしてもお湯から出して一気に口に運ぶとは・・・・」

スコール「・・・(ナベは難しいな)」

禁書目録「」モグモグモグモグモグモグモグモグモグモグモグモグ

---一時間後

上条「そういえば、スコール。向こうの友達はどんなんだ?ちょっと話してくれよ。」

スコール「!?」カチャンッ

スコール(友達だと?・・・俺には友達と呼べる奴はいたか?・・・ゼルか?ゼルは仲間・・・だよな。仲間っていうのは友達ってことでいいよな)

スコール「ゼルという仲間がいるな。」

上条「へー。どんなヤツ?」

禁書目録「」モグモグモグモグモグモグモグモグモグモグモグモグ

スコール「筋肉バカだ。・・・そうだな、町の入り口の看板で懸垂300回したり、地球を走って一周したりするヤツだ」

上条「へ、へー。スゲー(人間か?)」

スコール「他にもセルフィって仲間や、キスティスって仲間がいてな---」

禁書目録「」モグモグモグモグモグモグモグモグ

---一時間後

スコール「ーーーそれで、そいつは不審者扱いされたんだ」

上条「ははっ!なんだよそれ!」

禁書目録「ふ~、ごちそうさまなんだよ~」

上条「あ!あんだけあった具材が全部無くなってる!」

スコール「じゃ、俺もご馳走様(食べ足りない・・・)」

上条「あー、なんかわりいな」

スコール「じゃ、俺はこれで失礼するよ」

上条「あー、そうか。もう遅いしな。あっ、明日は学校休みだから禁書目録とどっかに遊びに行こうぜ!」

スコール「!・・・いいのか?」

上条「え?ああ、お前がよければな」

スコール「もちろんだ。」

上条「おう、じゃあまた明日な」



---スコールの新居

スコール「ふう」ガチャ バタンッ

スコール「もしもし、キスティスか?」

キスティス「スコール?どうだった?」

スコール「上条当麻ととっ友達に・・フフ・・なった。それに護衛対象の禁書目録にも接触できた。今のところは上々だ」

キスティス「そう・・・。ちょっと様子が変だけど大丈夫?」

スコール「?・・・そうか?」

スコール「そっちはどうだ?」

キスティス「うーん、よくないことが起こったわ」

スコール「よくないこと?」

キスティス「・・・サイファーが風神雷神と単独でアルティミシアの討伐に向かったわ」

スコール「・・・・何だと?!」

---アルティミシア城

サイファー「フン、アルティミシアのやつ、いつの間にこんな城を建てたんだか」

雷神「サ、サイファー。ホントにアルティミシアを倒しに行くのか?俺ちょっと恐いもんよ・・・・」

風神「弱音厳禁雷神!我等常勝!」ゲシッ

雷神「いてて!分かったもんよ・・・。」

サイファー「行くぞ」ザッ

アルティミシア「ほう、客人か」

サイファー「てめえをブッ倒すことで借りを返せるんだよなあ。てめえと、あのスカした野郎にな!」

風神「我貴様不許!」
雷神「今度は俺たちの手で倒してやるもんよ!」

アルティミシア「そうか、ならば来るがよい。油断はしない。前の私はそれでやられたようだからな」

--------

サイファー「ぐっ・・・クソが・・・」

風神「」
雷神「」

アルティミシア「あっけないな。さて、どうしてくれようか・・・・」

アルティミシア「ククク、魔女の騎士としてやろう。お前の元来の望みだろう」

---翌日、スコールの家

スコール(もう朝か)

スコール(サイファーのやつ、バカなことを・・・)

ピンポーン

スコール(・・・来たか)

上条「スコール?来たぞー」
禁書目録「スコール?来たんだよー」

スコール「すまない、もう少し待ってくれないか?今準備してるんだ」

スコール(今は任務に集中だな)

スコール「すまない、またせたな」

上条「いや、全然(ロックな兄ちゃんってカンジの私服だな。普通に似合ってる)」

禁書目録「カッコイイんだよ~!」

上条「さて、どこに行こうか?」

禁書目録「デパ地下に行くんだよー」

上条「お前、またなんか食べるつもりだな?・・・まあ、ここの案内も兼ねて、行くか?」

スコール「ああ、悪いな」

上条「ここがデパ地下だ」

禁書目録「久しぶりなんだよ~」

スコール「・・・すごいな」

上条「とりあえずなんか食べるか」

禁書目録「そうするんだよ~・・・・って、あっ、短髪」

御坂「あっ、あんたたち!」
黒子「なあーに、お姉様?まぁー、上条当麻!!」

上条「よう、ビリビリ。それに黒子。なにしてんだ?」

御坂「私は黒子と今日オープンしたお店を見に来ただけよー。」
黒子「そういうことですわー」


「だから!このアイスが食べたいんだってミサカはミサカは主張してみる!」

「育ち盛りですかァ?いまさっき食ったばっかだろーがァ」

上条「?いまさっきなにか知り合いの声が・・・。きのせいか?」

禁書目録「とうまぁ~。お腹空いたんだよ~」

上条「ああ、そうだな。ビリビリ、黒子。お前ら昼済ませてないなら俺たちとどうだ?」

御坂「!!・・・・あ、あんたの奢りよね!?それなら行くわ」
黒子「・・・・お姉様が行くなら私も行きますわ」

上条「ハァ~。今月どうしよう」

---昼食


黒子「まあ、それで海外から!」

スコール「ああ」


「コードイエロー、ジャッジメント、アンチスキルは第7学区へ」

黒子「・・・仕事ですわ」

御坂「そうなの?頑張ってね」

黒子「もちろんですわ!お姉サマー!!」ヒュンッ

スコール「コードイエロー?」

上条「第7学区で何かあったのか?」

---第7学区


黒子「なんですの?コレは?」

アンチスキル「でかい三枚羽のコウモリ?なんとか倒せたが負傷した者も多い。火炎と雷を出してきた」

黒子「そうなのですか。しかし変わった生物ですわね。これは---」

ドーーーーン
キャアーーー


黒子「なっ?!でかい虫?でかい蛇?!恐竜まで?!これはコードレッドの事態ね・・・」

「コードレッド、住民は速やかに非難して下さい」

上条「なっ、何だと!?」

スコール「警戒警報か?」

上条「ああ、そうだ!」

御坂「黒子ーーー」ダッ

上条「ビリビリ?!」

御坂「黒子のとこに行ってくる!きっと何かあったんだわ!」

上条「待て!それなら俺も!スコール、禁書目録をーーー」

ドゴーーーン

上条「んなっ?!」

御坂「入口が・・・」

上条「ふさがっちまったのか!」

キャアーーー

上条「なんだ?!」

上条「な、なんだ・・・?四つ頭の恐竜?鳥か?」

御坂「チッ」バチバチ

ドゴーーーン

御坂「やった?」

「グルル」

御坂「効いてない・・・?」
カツカツカツ

スコール「そいつはキマイラブレインだ。雷は効かないさ」

御坂「え?」
上条「スコール、その剣・・・」

スコール「召喚した。別に持ち歩いてたわけじゃない」

上条「いや、そこじゃないんだけど・・・・」

スコール「下がってろ」ザッ

キマイラブレイン「グワアアアアア」

スコール「フン」ダッ

ザンッドゴーン

上条「斬った瞬間に」
御坂「剣から銃弾が出た?」

スコール「これで終わりだ」ザンッドゴーン

キマイラブレイン「グワアアアアアアアアアア」

上条「おい、スコール、どういう事だ?!説明してくれ!!コイツらは何なんだ?!そしてお前は一体なんなんだ?!」

スコール「すまない、ちょっと待ってくれ。・・・・もしもし?キスティスか?まずい事になった。増援を頼む。何?30分かかる?・・・・急いでくれ」
上条「だからおま
スコール「時間がない。説教なら壁にでもしてくれ」

上条「んなっ?!」

上条「おい、スコール・・・」

スコール「・・・分かったよ」ハァ


---説明中

上条「つまり、その魔女とやらが復活して、禁書目録が危ないからお前は護衛のためにここに来たと」

スコール「そういうことだ」

上条「なぜ黙ってた?!」

スコール「・・・・その方が動き易いからだ」

上条「・・・・!俺と仲良くしてたのも動き易いからか?」

スコール「・・・・そういうことだ」

上条「ふッざけんなァ!!」バキィ

スコール「グッ?!」パキィーン

上条「てめえ!俺たちは本気でお前のことを友達だと思ってたんだぞ?!それをお前は-」
禁書目録「とうま!スコールは私たちに迷惑かけたくなかっただけなんだよ!そうでしょ?スコール?」

スコール「・・・・」

上条「クソッ!」

御坂「・・・・で、どーやって出んの?ここから」

スコール「ああ、それならおれがこのガンブレードで-」

スコール(??)
スコール(いやに身体がダルくなったと思ったら、ジャンクションした魔法が消えてるな。・・・・どういうことだ?)
スコール(まいったな。アルテマ100個ジャンクションしてたのにな)

スコール(ジャンクションしてた魔法以外は・・・あるな)

スコール「離れてろ」

ファイガ

ドゴーーーン

スコール「開いたぞ」

御坂「すごい・・・」

上条「・・・・」

---第7学区

黒子「ハァハァ・・・クッ!!」シュンシュンシュン

アルケオダイオス「グワアアアアアア!!」ビスッビスッビスッ

黒子「クッ・・・・いつになったら・・・・倒れて下さるのかしら」ハァハァ

アルケオダイオス「ギャアアアアアア」ブォン

黒子「!!きゃあっ!」ガスッ

黒子「困りましたわね・・・ん?」



ダダダダダダダダダダダダダダ

黒子「すごい速さで・・・あれは人?!」

ザッ


ゼル「ふぅ~間に合ったぜ~」

黒子「あ、あなたは?!」

ゼル「おう!ゼルってんだ!助けにきたぜ!」

黒子「そ、そうですの・・・(援軍・・・)」ホッ

ゼル「さあ~て、俺の出番だぜ!」

アルケオダイオス「グワアアアアアア」

ゼル「ハッ!」

メルトン

アルケオダイオス「ギャアアアアアア」

ゼル「おっしゃあ!あとはパンチとヘッドバットの連打だぜ!」

---中略

ゼル「ふー、おわったぜ~」

黒子「助かりましたわ」

ゼル「いいってことよ!それより、額に傷がある無愛想な男を見なかったか?」

黒子「・・・・ひょっとして、スコールさんのことですの?」

ゼル「そう、そいつ!」

黒子「それなら向こうの方に---案内しま」
御坂「黒子ー!!」

黒子「どうやらその必要はなさそうですわね」

黒子「お姉サマー!!」

上条「スコール」

スコール「・・・・」

上条「お前は強いし、いいやつだってのは、分かる。だから俺は、お前を信用する。禁書目録を---ここを守ってくれ!!」

スコール「・・・・!ああ、ありがとう。・・・守ってみせるさ」

ゼル「おーい、スコール!!」

スコール「ゼル?!」

ゼル「スコール無事か?って、心配するだけ無駄だよな」

スコール「ああ、早いな。もう増援が来たのか」

ゼル「ん~にゃ。俺は別行動。走ってきた」

御坂「は?」
黒子「は?」
上条「コイツが噂の筋肉バカか?」
スコール「ああ、そうだ」

ゼル「んなぁっ?!スコール!?お前俺のこと何て話したんだよ?!」

スコール「それより、とゆうことは増援はまだ来ないんだな?」

ゼル「ああ、後20分くらいかかんじゃねえの?」

スコール「そうか・・・」

ゼル「あ、みんな!俺はゼルってんだ!好きなものは学食のパン!よろしくな!」

上条「お、おう」

スコール「ゼル、どうして魔物がここに出現したか、分かるか?」

ゼル「おう、多分アルティミシアが転送してるんだろうな。ほら、魔物が出てくる場所。あれは魔女の召喚の術式だ」

スコール「そうか、やはりな」

ゼル「それでよ・・・その、スコール。その召喚の術式ってのがどんなものか、知りたいだろ?」

スコール(久々だな。物知りゼル)
スコール「いや、べつに・・・・」

ゼル「んなあっ?!」

スコール「上条、行こう。まだ魔物がうろついてる。」

上条「ちょっと待って。多分あの術式に俺が触れば」

シュン

上条「ほら、消えた」

スコール「・・・・!」

スコール「どういうことだ?」

ゼル「あの術式は消すのに結構苦労するはずなんだがなあ」

上条「俺の右手は幻想殺しっていって、全ての異能の力を打ち消すんだ」

スコール(・・・そうか、だからあのときジャンクションしていた魔法が)

スコール「そいつは頼もしいな。よし、術式を消して回ろう。ゼルは魔物退治、俺はみんなを守って、上条は術式を消すんだ」

上条「おう!」
ゼル「おう!」

---第15学区


一方通行「ハァ、あのガキ、どこに行きやがったんだ?危ねーっつーのによォ」

「ククク、クククククク」

一方通行「ァン?」

サイファー「全ては魔女アルティミシアのため・・・」

一方通行「ハァ、また変なのがきたなァ」

一方通行「おィ、この辺で小さくてうるせェガキ見なかったか?」

サイファー「ククク」ジャキ

一方通行「ァン?やろうってのか?クカカ、いいぜ、周りにいる動物どももまとめてかかってこいよ!!」

一方通行「オラァ!」バキィ

モンスター「グギャア!」

一方通行「雑魚はあらかた片付いたな。テメェだけなンだぜ?残ってンのはよ!」

サイファー「フン」

ファイガ

一方通行「火?!パイロキネシストか!?いいねェ」

一方通行「だが、残念だったなァ!」キィン

サイファー「!?」ドゴーーーン

サイファー「クッ・・・なるほどな」

一方通行「どうしたァ?それで終いかよ?」

サイファー「ククク」

デスペル

一方通行「ン?なンだァ?」

サイファー「ククク」

ファイガ

一方通行「へッ!こんなちょれェ火、跳ね返して---・・・え?」

ドゴーーーン

一方通行「グアッ」

一方通行「何だと?そんなはずは・・・もう一度だ!」

サイファー「ククク」

ファイガ

一方通行「クッ」キィン

一方通行(跳ね返せた・・・)
一方通行(今さっきあいつが使ったアレは、どうやら俺の能力を一時的に使えなくするらしいな)

サイファー「死ね」

デスペル

一方通行「クッ」
一方通行(落ちつけ、効果は5秒程度だ・・・)

サイファー「ククク」

ファイガ

一方通行「オオオオッ」
一方通行(反射もベクトル変化も使えねえ!走って避けるしか・・・)

ドゴーーーン

一方通行「ぐわァッ!!」

サイファー「クククククク」

一方通行「クソッ。危ねェ・・・・」

一方通行(あの変なのが俺の能力を消す。で、今の状況だ。ということは)
一方通行「オオオオオオオオッ!(あの変なのを出させなきゃいい。近接戦だ!)」バキィ

サイファー「フン!」キンッ
一方通行「へッ!」ガッ

サイファー「!!」
ドゴーーーン

一方通行「ガードしても意味ねェンだよォ!」

一方通行「ハッ!これで終わりか?!あっけなかったなァ!」

サイファー「」

一方通行「ククカカカ」

デスペル

一方通行「なにィッ?!」

サイファー「グッ・・・コレで最後だ」

雑魚散らし

一方通行(クソッあと4、3、間に合うか?!)
一方通行「オオオオオオオオ!(待ってられねェ!ブッ倒す!)」

ドガッ
キィーーン
ドゴーーーン

サイファー「」
一方通行「」

サイファー「グッ・・・・」
一方通行「」

サイファー「クソッ」ドサッ
一方通行「なンなンだよ・・・」フラッ
一方通行「クッ、あのガキ捜さねェと」

------

上条「よし、これで全部終わりかな?」

スコール「そうみたいだな」

ゼル「俺もあらかた終えたぜ」
御坂「ハァ~。しんどかった~」
黒子「そうですわね」
ゼル「おう!サンキューな!助かったぜ!」


上条「コレで一件落着・・・か?」

アルティミシア「そうだ、後はお前たちが死ぬだけだ!!」

スコール「!!」

御坂「な?!」
黒子「くッ?!」


アルティミシア「小僧、その娘をこっちに渡せ。」

禁書目録「ひッ」
スコール「断る!」
アルティミシア「そうか、ならば死ぬがよい!」


ブリザガトリプル

スコール「グッ!(俺は防げるが皆は・・・)」

シュー

アルティミシア「ん?・・・馬鹿な?!無傷だと?」


上条「ふぅ~。間に合ったぜ」

スコール「上条・・・!」
ゼル「へぇ」

上条「こっちは大丈夫だ!だから、そいつを気兼ねなく倒してくれ!」

スコール「ゼル」
ゼル「ああ」

G.F.バハムート
G.F.イフリート
スコール「みんなを守ってくれ」

ゼル「さあ、行くぜ!!」

上条「お、おい、なんだよ、お前ら」

イフリート「主が貴殿らを守れと言った」
バハムート「それに従うだけだ」

上条「そうか、それは頼もしいな!よろしくな!」




スコール「フン」

オーラダブル

ゼル「ハッ」

ヘイストダブル

アルティミシア「私に勝てると思っているのか?」

メテオ

ゼル「ぐわッ!・・・へっ、すでに一度勝ってんだよ!」

アルティミシア「・・・・そうだったな。油断してはならぬのだった」

アルティミシア「それなら、これで終わりにしてやる」

アポカリプス

スコール「くッ」
ゼル「ぐわッ」

アルティミシア「ククククククククク」

アポカリプスダブル

スコール「グアッ」
ゼル「ウワアッ」


スコール「ちっ、キツいな」
ゼル「ハッ、ちょ~っとヤバイかもな」

ゼル「オラァッ」ドゴッ
スコール「フン」ザンッドゴーン

アルティミシア「くっ。やるわね。だけどもう、終わりよ」

アポカリプストリプル

ゼル「ウソ・・・・だろ?」
スコール「クソッ(これで終わりか・・・?)」

ドバゴーーーン

ゼル「クッ」
スコール「なッ?!」

上条「・・・・」

スコール「上条!」
ゼル「大丈夫か?!」

上条「ああ。だけどこれで限界だな。同じことやれって言われても無理だ」

スコール「・・・充分だ」

アルティミシア「ククク、たった少し寿命が延びただけだ。」

スコール「いや、お前の負けだ。上条のおかげでこの技を出せるようになった」
ゼル「へっ。そういうこと」


連続剣

デュエル

アルティミシア「なッなにぃッ!?」

スコール「これで終わりだ」

エンド・オブ・ハート

俺式ファイナルヘブン

アルティミシア「あぁ・・・・ぐわあぁぁぁ・・・・」

スコール「・・・任務完了だ」

-----
上条「お疲れ」

スコール「・・・・ああ」

ゼル「ぷはぁーっ、終わったー!!」

禁書目録「みんな、ありがとうなんだよ」

スコール「・・・任務だ。気にするな」

---第15学区

打ち止め「あ!!」

一方通行「こんなとこにいたかァ?ほら、クソガキ、帰るぞ」

打ち止め「待って!あなたが来るまで、ミサカはミサカはここで待ってたのって言ってみる!」

一方通行「・・・だからどうしたよ」

打ち止め「・・・あなたが来る前、ロングコートに銃を持った怪しい男に「額に傷のある無愛想な男を捜してるから一緒に捜してくれないかい~」って言われたけど、あなたを待つために断ったってミサカはミサカは誇らしく言ってみる」

一方通行「・・・ハァ。よく待てたな。偉いぞ。ほら、帰るぞ」

打ち止め「!!うん!ってミサカはミサカは喜びを目一杯表現してみる!」

----

キスティス「スコール!」

スコール「キスティス!遅いぞ」

キスティス「そうみたいね」

セルフィ「あーあ、ちょっと気を引き締めてきたのになあ」

スコール「セルフィ」

セルフィ「あ、リノアはおいてきたよ~。相手が相手だし、ね」

スコール「ああ、アーヴァインは?」

キスティス「さあ?ここに着くなりすぐにあなたたちを捜しに行ってはぐれちゃった」


風神「サイファー!」
雷神「サイファー!どこだもんよ!」

スコール「あいつらは?」

キスティス「ああ、ここに来る途中で拾ったの。アルティミシア城から逃げて来た見たいよ」

スコール「サイファーは?」

キスティス「彼らの話しを聞いてたら、どうやら操られてたらしいわ。それでここに来て、アルティミシアの駒として、魔女の召喚術式を貼ってたりしたらしいわ。で、そのまま参戦。何故か今は第15学区で気絶してるわ」

スコール「そうか」

キスティス「さて、私たちはここの修繕に協力するから、あなたたちは休みなさい。明日には発つわよ」

スコール「明日か。急だな」

キスティス「任務よ。スコール」

スコール「・・・・ああ」

---翌日

キスティス「さあ!発つ準備はできた?!」

ゼル「ああ!」
スコール「ああ」

キスティス「スコール。最後に昨日のあの子たちに別れの挨拶はしなくていいの?」

スコール「・・・ああ」



上条「スコール!」

スコール「上条!」

キスティス「スコール、出発まで時間がないわ」

上条「スコール。お前はなんでそう大事な事を言わないんだ?今日発つなんて聞いてないぞだいたいな俺はお前のそのルーズさに怒ってるの」
上条「だからおま
スコール「時間がない。説教は壁にでもしてくれ(伝えたいことがあるんだ)」

上条「・・・へっ。無愛想な顔でそんなこと言いやがって。元気でな!」

スコール「ああ。上条も!・・・・ありがとう」

上条「へへっ!何がだよ?友達だろ?!当たりまえの事をしただけさ!」

スコール「・・・!そうだな」

上条「じゃあ」
スコール「またな」

Fin.




アーヴァイン「ここどこ~」

アレイスター「・・・誰だコイツは?」
土御門「さあ?」

魔女の力の継承せずに倒しやがった

>>227
まあ、一回倒してるからとか、テキトーに補完しといて

あと、他にも指摘通りにやればなあと思うところが多々あります
駄文すみませんでした

それではおやすみなさい

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