園田海未「今から穂乃果の解体です」 (16)

穂乃果「今日もμ'sの練習楽しかったな ~! 穂乃果、やっぱり踊るの大好き! 」

穂乃果「アイドルに向いてるのかな? えへへ」

穂乃果「あ、もうこんな時間だ! 早く帰らないとお母さんに怒られちゃうよ ~!」

穂乃果「晩ごはん何だろうな~?」

プップー!!

穂乃果「え?」

キキィー!! ドーンッ!!!!

穂乃果「」
ドサッ

━━病院

穂乃果「うぅ……ぐっ、うぁぁ……っ…… あぐっ……!!」

母「穂乃果、穂乃果ぁぁ!!」

雪穂「お姉ちゃん!! お姉ちゃん!! 」

穂乃果「うぐぅ……あっ、ぐっ……うぅっ ……!!」



━━数日後

海未「穂乃果、今日から面会できると聞いて来たのですが」

ことり「穂乃果ちゃん、大丈夫?」

穂乃果「うん! もうあんまり痛まなくなってきたし、でもリハビリは大変だけど」

海未「そうですか、それで退院はいつ頃に」

穂乃果「う~ん、三ヶ月後って看護婦さん言ってたかな?」

ことり「けっこう先なんだね……」

穂乃果「うん……それにもう歩けるようになることはないって……」

海未「え?」

ことり「そ、そんな……」

穂乃果「へへ……だからもう穂乃果、アイドル活動できないみたい」

ことり「穂乃果ちゃん……ひぐっ」

穂乃果「……まぁ命があるだけ感謝しなくちゃね! こうやって海未ちゃんとことりちゃんと前みたいにお話できてるんだし」

海未「そうですね、では今日はこの辺で。また来ます、ことり」

ことり「え? あ、うん」

穂乃果「ばいばーい」

海未「ことり、一番辛いのは穂乃果なんですから。私たちが暗い顔していては」

ことり「うん……そうだね」

海未「それとこれから穂乃果の前ではμ'sの話をするのはやめておきましょう」

ことり「……うん」


━━数ヵ月後

穂乃果「ごめんね、手伝ってもらっちゃって」

海未「いいですよ、これくらい」

穂乃果「ことりちゃんも」

ことり「ううん、それより今日から学校に復帰おめでと!」

穂乃果「ありがと! もう病院退屈すぎだったよ~!」

海未「ちゃんと入院してる間も勉強してましたか?」

穂乃果「うっ……」

海未「まったく……」

━━放課後

海未「さぁ帰りましょうか、穂乃果」

穂乃果「え? 二人とも練習は?」

ことり「あっ……」

穂乃果「μ'sまだやってるんだよね?」

海未「それは……いいんですよ」

穂乃果「よくないよ~! 練習サボっちゃだめだよ!!」

ことり「穂乃果ちゃん……」

穂乃果「μ'sか……懐かしいなぁ。 ねぇワガママ言っていい?」

穂乃果「穂乃果を屋上まで連れて行ってくれないかな? 久しぶりにみんなにも会いたいし……」

穂乃果「車椅子担ぐのすごい大変ってことわかってるよ!! でも……お願い、 ダメかなぁ?」

海未「構いませんよ。ことり、そっち側お願いします」

ことり「うん!」

穂乃果「二人ともありがとう」


━━屋上

ガチャ……

穂乃果「やっほー! みんな!」

絵里「穂乃果!?」

希「穂乃果ちゃん! 久しぶりやな!」

凛「穂乃果ちゃん、もう一緒にアイドルできないの?」

花陽「り、凛ちゃん!!」

穂乃果「大丈夫だよ、かよちゃん。みんなごめんね……もう穂乃果、一緒に練習できなくて」

真姫「し、心配ないわよ! 今、医学はどんどん進化していってるんだから穂乃果の足くらいすぐ治せるようになるわよ!! ていうか私が治してあげるわ !!」

穂乃果「ありがとう、真姫ちゃん」

にこ「それに一緒に踊れなくたってあんたがμ'sのメンバーであることには変わりないんだし」

穂乃果「ニコちゃん……」

絵里「穂乃果、今日は練習見ていくんでしょ?」

穂乃果「うんっ!」

絵里「じゃあみんな、練習再開するわよ! 海未とことりも早く着替えてきなさい」

海未「はい」

ことり「うん!」


海未「ワンツースリーフォー、ワンツースリーフォー!!」

穂乃果「……」

海未「凛、またみんなとズレていますよ!ニコもです!」

穂乃果「……」

穂乃果「……っ」

海未「穂乃果……?」

穂乃果「あ……ご、ごめん……何でもないから」

海未「今日はもう帰りましょうか」

穂乃果「で、でも……」

海未「では私とことりは先に失礼します」

絵里「えぇ、気を付けてね」

穂乃果「……みんな、ばいばい」

ことり「行こ? 穂乃果ちゃん」

穂乃果「……うん」

━━帰路

海未「後は私が送っていきますので」

ことり「うん」

穂乃果「ばいばい、ことりちゃん! 今日はありがとね!」

ことり「ばいばい穂乃果ちゃん! また明日~」


海未「……」

穂乃果「海未ちゃんもここで大丈夫だよ? 穂乃果、一人で帰れるから」

海未「辛かったのでしょう? 私たちの練習を見るのは」

穂乃果「え?」

海未「穂乃果は踊ること誰よりも大好きでしたからね」

穂乃果「う、海未ちゃん? ねぇ何処に向かってるの?」

海未「もう我慢しなくていいのですよ、私は穂乃果のこと誰よりも理解しているつもりです」

穂乃果「ねぇ海未ちゃん……?」

━━???

穂乃果「こ、ここ……何処?」

海未「穂乃果……」
ガンッ

ガシャーンッ……!!

穂乃果「わわっ……!? うぐっ……痛っ ……う、海未ちゃ……?」
ドサッ

海未「……踊れもしない、歩けもしない、ましてや立つことすらもできない、そんな足……無くても変わらないですよね?」

穂乃果「う、海未ちゃん!?」

海未「あぁ、可哀想な私の穂乃果……今すぐ私が楽にしてあげますから」

海未「安心してください」

穂乃果「ど、どうしたの……? 海未ちゃん、何だか変だよ?」

海未「ふふっ、今から穂乃果の解体です」

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