モバP「夢応の偶像」 (86)

モバマスSSです。

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凛「正直さ…」

美嘉「うんうん。どうしたの?」

卯月「言っちゃいなよー」

周子「いや、その前になんで、アタシの部屋に集合してるのさ?」

卯月「ごめんねー」

周子「いや、別にいいんだけど…」

凛「結構いい家だね」キョロキョロ

美嘉「いいよねー。羨ましいなー」

凛「私も一人暮らししたらこういう家に住んでみたいと思うよ」

卯月「そうだねー。それに綺麗だし」

周子「そんなことはないと思うけどね。あんまり、家にいないしさ」

凛「でもさ、よくこんな部屋よく見つけたね」

凛「一人で京都から来たのに…。こっち来てから誰かの家に居候してたわけじゃないでしょ?」

周子「まぁね」

卯月「あ、周子ちゃん手伝うよ」

周子「いいって。お客さんだし。おもてなしってね」

美嘉「それじゃ、準備も出来たし…女子会始めー★」

凛「かんぱーい」

卯月「かんぱーい!」

周子「乾杯」

卯月「皆お疲れ様ー」

凛「こういうの初めてだね」

美嘉「まぁ、なんだかんだで皆忙しかったしね」

卯月「そう言えば…アイドルが、夜遅くに集まってPさんは怒ったりしないかなぁ?」

周子「大丈夫じゃない?一応聞いといたけど、平気だったし」

凛「いつの間にそんなこと聞いたの…?」

周子「さっきだよ。なんかあると困るしねー」

周子(そもそも家が隣だってことは言わない方がいいのかね?)

P宅
杏「うがー」ゴロゴロ

P「なにしてるんだよ…」

杏「いや、意外に寝心地が良くてびっくりしてる所だよ」

楓「……」ポチ

P「楓さんはなんで勝手にテレビを点けてるんですか?」

楓「いや、なんとなくですけど…。ダメですか?」

P「いいですけど…」

ちひろ「随分お二人共寛いでますね…」

P「ちひろさんも少しはリラックスしてもいいですからね」

ちひろ「え、あ、はい…」

ちひろ(だって、プロデューサーさんの部屋ですよ?)ドギマギ

杏「そういや、出来そうなの?」

P「もうちょっと待ってくれよ。あんまり慣れてないんだから」

杏「良い匂いはしてきたからいいんじゃないのー?」

楓「飴ってお酒に合うんでしょうか…?」

ちひろ「アイドルがプロデューサーの部屋でリラックスしてるのってどうなんでしょう…」

杏「まるで、事務員なら良い。みたいな言い草だよね」

ちひろ「そ、そんなこと言ってないですって!」

P「本当に人目だけは気を付けてくれよ…」

楓「分かってますって」

杏「杏には関係ないけどね」

卯月「いえーい」パシャ

美嘉「あとで送っといてね」

凛「あ、私にも」

周子「それじゃ、アタシにも」

卯月「はーい」

周子「ちょっと写真見せて。…ん?これどこ?」

卯月「え?事務所の屋上だよー」

凛「意外に夜景が綺麗なんだね」

卯月「びっくりだよね」

美嘉「…んー?」

凛「どうかしたの?」

美嘉「いや、これ、誰が撮ってるのかなって」

卯月「え?」

周子「……Pさんだね?」

卯月「う…そうです」

凛「へぇ、そうなんだ」

美嘉「いいなー」

周子「二人っきりで夜景を見るなんてロマンチックだねぇ…」

卯月「え、いや、そうかな…えへへ」

凛「……いいなぁ」ボソッ

これは期待☆

いい面子だ……(恍惚)

この面子、古典の兄貴か。

昼に立てるとは珍しいな

周子「お?凛ちゃんが何か言ってるよ?」

凛「いや、なんでもないって」

美嘉「クールだねぇ」

凛「別に、そんなことないけど…」

周子「私もイチャイチャしたいなぁとか言わないの?」

凛「そ、そんなこと言わないって。そこまでは…」

卯月「私はイチャイチャしてるって認識なんだね…」

美嘉「二人っきりだしね」

卯月「ま、まぁ、冷静に見るとそうかもしれないけど…」

周子「照れちゃって可愛いなー」ツンツン

凛「ちょ、ちょっとやめてって」

周子「そう言えば、凛ちゃんってアタシより結構前から事務所いるんだよね?」

凛「まぁ、卯月とほぼ同じ時期からいるけど…」

周子「なるほどねぇ…」ウンウン

美嘉「なにを頷いてるのさ?」

周子「いや、まだアイドルが少ない頃は、二人っきりで何かすることが多いんじゃなかったのかなぁって」

美嘉「あー、分かった」

卯月「どういうこと?」

美嘉「実は、アタシらが知らない所でPさんとイチャイチャしてたりするんじゃないのー?」

凛「なっ…」

>>9
えぇ、こんにちは。

>>10
そうですね。スレ立てだけでもしておきたかったので。

P「いい感じに出来てきたなぁ」

杏「おー。ドロドロだね」

ちひろ「服に付いたら絶対取れ無さそうですね…」

楓「うーん…ブランデーとか合うかも」

ちひろ「お酒と一緒に食べるんですか」

杏「市販の奴より大きくしようよー。そっちのが舐め応えがあるし」

P「了解した」

楓「そう言えば、隣のお部屋の方も何やら賑やかなんですけど」

P「あぁ、そう言えば、周子たちが何かするって言ってたぞ」

杏「ふーん」

楓「そうなんですか?」

ちひろ「楓さんあんまり驚いてないですね…」

楓「あぁそういえば…。どうして隣に周子ちゃんが?」

P「まぁ、成り行きで」

楓「ならしょうがないですね」

ちひろ(しょうがないでいいんですね…)

ちひろ「…って、二人共何してるんですか?」

楓「ベランダから覗けないかなと」

ちひろ「なんでそんなことを…」

楓「…好奇心?」

P「行けなくはないと思うけど無茶はしないで下さいね」

楓「分かってますって」

杏「やっぱ杏には無理。そもそも飽きたし」

ちひろ「まるで他人の家とは思えないような寛ぎっぷりですね…」

P「まぁ、杏が畏まってる姿なんて想像出来ないですけど」

ちひろ「言われてみれば」

杏「なんだとー。杏だって真面目な時くらいあるさー」

P「寝っ転がりながら言うセリフではないな」

楓「どんな話をされているんでしょうね」

P「さぁ?流行りの女子会ってやつじゃないですか?」

杏「どういう話をするの?ちひろさん」

ちひろ「わ、私も知りませんよ…。そういうのはやらないので」

ちひろ(休みも合わないし…)

楓「お話をするみたいですよ。今テレビでやってますけど」

P「やっぱり、向こうみたいに高校生くらいが集まってたら恋の話とかするのかな」

P「アイドル的には、学校の誰くんが好きとか言う話は困るんだけど…」

杏「あー、それは気にしなくていいよ。うん」

P「そうなのか?」

杏「うん。問題ない。杏が保障してあげるから」

P「杏がそこまで言うならそうなんだろうな」

ちひろ(まぁ、杏ちゃんがあそこまで断言する気持ちは分からなくないですけどね)

楓「~♪」

ちひろ「なにしてるんですか?」

楓「あみだくじを作ってました。さぁ、Pさん選んで下さい」

P「え、なんですかこれ?」

楓「いいからいいから」

P「えーと…、じゃあ一番右端で」

楓「えーと、右端ですから…あ、『事務所であった不思議なこと』ですね」

P「どういうことですか?」

楓「話のテーマですよ。どうせだったら、こっちも皆でお喋りしようと思いまして」

杏「不思議なこと?杏が朝事務所に行って目を瞑った次の瞬間に夜に時空が移動したことがあるよ」

P「寝過ぎだろ」

杏「前日ゲームやり過ぎたかも。一瞬の間に走馬灯のように蘇ってきたし」

P「寝てただけか」

杏「そうとも言う」

楓「私は…事務所では特に」

ちひろ「あ、でもプロデューサーさんに聞いた話ですけど、楓さんの後ろに蛇がいたなんて話ありましたよね」

楓「あぁ、そう言えばそんなこともありましたね」

楓「私には見えなかったんでよく分かりませんけども」

杏「ちひろさんはなんかあるの?」

ちひろ「私ですか?そうですねぇ…」チラッ

P「どうかしましたか?」

ちひろ「不思議なことか分からないんですけど」

杏「うんうん」

ちひろ「二人共ちょっと」

楓「なんですか?」

杏「うん?」

P「俺は仲間外れですか…」

P(あっ、飴が固まったか見てこようっと)

ちひろ「どう考えても毎日睡眠時間が三時間くらいで事務所の皆と同じくらい元気で、皆の仕事を取ってくるプロデューサーさんという存在自体が不思議だと思うんですけどどう思いますか?」ヒソヒソ

楓「言われてみれば…」

楓(お酒も時間があれば付き合ってくれるし…)

杏「まぁ、毎日杏を起こしに来るしね。最初は、ロボットかと思ったよ」

ちひろ「今はどう思ってるんですか?」

杏「…まぁ、杏のプロデューサープロデューサーにして、杏に飴を与える人かな」

楓「大切な人なんですね」

杏「そこまでは言ってないよ」

P「杏、飴出来たぞ」

杏「おー、そっち行くー」ゴロゴロ

ちひろ「…なんだかんだで懐いてますよね」

楓「そうですね…ふふっ。私達も行きましょうか」

ちひろ「そうですね。ちょっと楽しみですし」

モバP、複数犯説。

周子の部屋

美嘉「で、どうなのよ?」

凛「べ、別に、そんなことはないと思うけど…」

卯月「うーん…」

周子「どうかしたの?」

卯月「えーと、ちょっと前、私とか凛ちゃんくらいしかいなかった時に、何かあったような…」

美嘉「お、有力な情報だね。思い当たること言っちゃいなよー」

凛「…あ、思い出した」

周子「あったんだ」

凛「まぁ、皆が期待してるようなことじゃないとは思うけど…」

周子「大丈夫、ここだけの秘密にしておくって。ね、美嘉?」

美嘉「うん。流石にね」

凛「まぁ、なら話してもいいけど…」

卯月「あ、ジュース持ってくるねー」

周子「ん?メールだ。ちょっと待ってね。よし、オッケー」


凛「うん。まだ、皆がいなくて事務所が寂しかった時の話なんだけど――」

一度中座します。

手が空いたら、また来ます。

一端、乙ですっ☆
楽しみでたまらない!

乙。

凛「お疲れ様」

P「お疲れ様。流石だな」

凛「別に。自分ではまだまだだと思ったけど」

P「いや、新人にしては凄いと思う」

凛「新人にしては…か。いつか普通に凄いと言わせてあげるから」

P「あ、そういうつもりで言ったわけじゃ…」

凛「分かってるって。ちょっとした意地悪だよ」

P「そうか…。お、着いたな。それじゃ、ちゃんと休んでおけよ」

凛「体調管理も仕事のうちだっけ?」

P「そういうこと」

凛「あ、ハナコに会ってく?」

P「いや、すぐに事務所に戻らないといけないんだ」

凛「そっか。それじゃ、バイバイ」

P「あぁ、お疲れ様」

凛の部屋

凛「凄い。かぁ…」

凛(ちょっとは嬉しいかな)

凛「あ、学校の宿題やらなきゃ…」

凛「えーと…まずは、数学かな」

凛(そう言えば、Pさんは普段どんな仕事してるんだろ…)



凛「……」スー

凛「…ん?」

凛(私寝てた…?)

凛「ってここどこ?」キョロキョロ


 「……さーん。…ですよ」

 「…い。だ…」

凛「あ、この声って」

ちひろ「プロデューサーさんお疲れ様です」

P「ただいま戻りました」

凛(やっぱり事務所だ。あれ?私、家にいたと思うんだけど…)

凛「ねぇ、私寝てたっけ?」

P「さて、残りの仕事も終わらせますか」

凛「…無視?」

ちひろ「そうですね。頑張りましょう」

凛「ちひろさん、プロデューサーが無視するんだけど、アイドルを無視するってどう思う?」

ちひろ「えーと、今日の仕事は…」

凛「……え?」

凛「ちょ、ちょっと、二人共聞いてってば!」

P「そうですねぇ、こっちは、レッスンの予定とかですかね?」

凛「ねぇ…」

ちひろ「こっちは会計と勤怠管理からですね」

凛「…ねぇってば」グスッ

凛(もしかして…私のこと見えてない?)

凛「おーい…」フルフル

凛「見えてないんだ…」

凛(私もしかして…死んじゃった?)

凛「もうちょっと、アイドルやってみたかったなぁ…」ジワァ

凛(いや、待って。足も生えてるし死んでないみたい)

凛「やっぱり夢なのかな…」

凛「何しても気づいて貰え無さそうだし、ソファにでも座ってよ…」

ちひろ「そう言えば、プロデューサーさん、凛ちゃんの仕事ぶりはどうですか?」

凛「……!」ピクッ

P「凛ですか?いや、本当にいいアイドルになれますよ」

ちひろ「べた褒めですね」

P「えぇ、本当にそれくらいいい素材なんですって。可愛くて、綺麗で…」

凛「ふ、ふーん。そうなんだ…」

ちひろ「将来が楽しみですね」

P「えぇ、きっと素晴らしいアイドルになってくれると思いますよ。俺がプロデュースするには勿体ないくらいです」

凛「いや、だから、私はPさん以外にプロデュースされる気はないんだってば」

ちひろ「それもこれも私達がしっかりサポートしなきゃいけませんね」

P「そうですね。それじゃ、夜まで頑張りますか」

ちひろ「おー!」

凛「ま、まぁ、そこまで言うなら頑張ってもいいかな」ポリポリ


凛「……」パチ

凛「ここは…私の部屋?」

凛(宿題やろうと思ってそのまま寝ちゃったんだ)

凛「やっぱり夢か…」

凛「でも…ふふふ」ニヤニヤ

凛(ヤバい。ニヤけちゃう…)

翌日

凛「おはよう…」

P「どうした?眠そうだな」

凛「ちょっと宿題がね…」

P「大丈夫か?」

凛「うん。平気」

凛(昨日、あれから、夢の中のこと思い出して手に付かなかったなんて言えないし…)

P「そうか。それじゃ、俺は営業行ってくるから」

凛「行ってらっしゃい。…頑張ってね」

P「ん?おう。頑張ってくるさ」

ちひろ「えーと、凛ちゃんは…」

凛「もうちょっとしたらレッスンだったと思うけど」

ちひろ「そうですね。あ、眠いんだったら仮眠室使う?」

凛「平気だと思うけど…」

ちひろ「休める時に休んでおいた方がいいですよ?」

凛「そういうことなら…」

ちひろ「おやすみなさーい」

仮眠室

凛「ふぅ…」

凛(アラームをセットしてと…)

凛「…おやすみ」

凛(昨日と言い随分とリアルな夢だよね)

P「…ふぅ」

凛「あ…」

凛(Pさんだ。ここは…?)

P「えーと…凛に大きな仕事をさせてあげられますように」パンパン

凛「あ…お参りしてるんだ」

凛(私もしておこうっと)パンパン

凛(Pさんの役に立てますように…)

P「さてと、行くか」

テレビ局

P「おはようございます」

ディレクター「どうも」

P「最近どうでしょうか――」

凛「…頑張って」

ディレクター「そうね、えーと、渋谷さんだっけか。今は回せるような仕事はないね。申し訳ないのだけれど」

P「あ、そうですか…」

ディレクター「まぁ、タイミングが悪かったということね。別に渋谷さんがダメとかそういう類のことではないから」

P「分かりました。それでは失礼します」

P「あ、最後に一つだけよろしいですか?」

ディレクター「うん。どうしたの?」

P「はい。実はですね――」

凛(中々出てこないなぁ…どうしたんだろう?)

ガチャ

凛「あ…出てきた」

P「ふぅ…」

凛「あ、駄目だったんだ…」シュン

?「こんにちは。浮かない顔してどうかしましたか?」

P「はい?あぁ、どうも」

凛(あ…)

スカウトA「偶然、ここでオーディションがあったものですから」

P「そうですか」

P(確か、凛をスカウトしようとしていたプロダクションのスカウトだ)

凛(今の事務所を貶した人だ…)

スカウトA「その様子ですと、余り芳しい結果は得られなかったようですね」

P「そう見えますか?」

スカウトA「えぇ、見えますとも。規模の小さい所は色々と気苦労が絶え無さそうで」

P「まぁ、その分楽しいですよ」

スカウトA「ならいいですけど。しかし、渋谷さんがそちらの事務所に入ると聞いた時は驚きましたよ。

てっきりアイドルは興味ない風な受け答えでしたし」

P「そうですか…」

P(話長くなりそうだなぁ…)

スカウトA「何故そちらの事務所に入ったか知りませんが、一時の情に流されて決めたのであれば、それは愚かだと言わざるを得ません。そんなことで、有能な芽が摘まれてしまうなんて」

P「そうですかね」

スカウトA「えぇ、そもそも、仕事を探す段階で躓いている事務所に入るようではね」

万が一読んでない方の為に注釈を入れておきます。

凛のスカウト話

モバP「賢き貧者の一灯」というお話があります。

凛「この人のプロダクション入らなくて本当に良かった」

凛「さっきから、ブツブツ嫌味ったらしく話してさ…」

凛「さっきから黙ってるけど、何か言い返さないの?」

凛(もしかして、事実だから言い返せないの…?嘘だよね)

スカウトA「こんなことは…言いたくはないのですが、もしかしたら彼女をスカウトしようとした私の目も狂っていたのかもしれません。狂うというより、曇るでしょうか」

P「……はい?」ピクッ

スカウトA「だから、見込み違いだったのかもしれません。私の。それでは、失礼します」

凛「いいのっ!?あんなことばっかり言われて」

凛(聞こえてないのが、もどかしいなぁもう!)

P「すみませんが、最後に数点ばかり質問させて頂いてよろしいですか?」

スカウトA「はい?」

P「今まであなたは何人の子をアイドルにしようとスカウトしてきましたか?」

スカウトA「私ですか?そうですねぇ…、二ケタだとは思いますけれど」

P「二桁と言う言い方からして20人はざらに超えてそうですね」

スカウトA「恐らくそうだと、それがどうかしましたか?」

P「いえ、そして、その中の何人が芸能界で活躍しましたか?」

スカウトA「そうですね、数名は活躍したと思いますよ。ほら、そこのポスターの彼女もウチの事務所所属ですし」

凛(あ、この人知ってる…。今売り出し中なんだっけ…)

P「私の記憶ですと、隣のポスターの方もあなたの事務所だったと思うんですが?」

スカウトA「えぇ、確かにそうでしたが…」

一度中座します。
今日は月が綺麗ですね。
中秋の名月です。

今日はウサミンの日!

乙。
お月見しながら酒飲むの最高

P「彼女は、新しい事務所に移籍してから伸び始めたらしいですね」

スカウトA「そうでしたか?」

P「えぇ、そうでした。反面、予想外に伸びた子とかはいますか?」

スカウトA「いますよ」

P「そういう物ですよね。私は、スカウトをもやってるので分かりますが、彼女たちのポテンシャルなんて、私達には計り知れませんよね?」

スカウトA「まぁ、そうかもしれませんが…」

P「だから、見込違いなんて言うのは止めましょうよ」

ピリリリ

P「あ、すみません。ちょっと、失礼します」

P「はい。あ、どうもお世話になっております」

P「そうですか。ありがとうございます。こちらも精一杯頑張らせていただきますので…」

P「失礼しました」

スカウトA「どちらからの電話ですか?」

P「それは明かせませんが、凛に仕事が入ってきましてね。これから事務所に戻らなくてはいけなくなりました」

スカウトA「…そうですか。おめでとうございます」

P「いえ、そちらもオーディションの結果がいいことを望みますよ」

P「あ、それと、最後に一つだけ、どうせスカウトするんだったら、余所を下げる発言は止めた方がいいかと」

P「まぁ、小さな事務所の一プロデューサーの言葉なので聞き流して頂いても構いませんけども。それでは失礼します」

スカウトA「……」

凛「…やるじゃん♪」

ピピピピピピ

凛「……夢?」パチッ

凛(夢にしてはリアルすぎない?)

凛「あ、レッスン行かなきゃ…」

凛「おはよう…」ゴシゴシ

ちひろ「あ、凛ちゃん。おはよう」

凛「ちひろさん、一ついい?」

ちひろ「なんですか?」

凛「プロデューサーに連絡して。私の仕事取ってくれたんでしょ?って」

ちひろ「え?いいけど…」ピポパ

ちひろ「あ、お疲れ様です。ちひろです。お仕事取ったんですね。おめでとうございます」

ちひろ「え、なんで知ってるんだって?だって、凛ちゃんが…」

凛「ふぅん。そうなんだ。それじゃ、レッスン行ってくる」

ちひろ「え、あ、ちょっと…行ってらっしゃい」

P「お疲れ様です」

ちひろ「あ、お疲れ様です」

P「さっき、いきなり電話なんかしてどうしたんですか?」

ちひろ「いや、ですね――」

P「凛が、そんなことを言ったんですか」

ちひろ「そうなんですよ。だから、てっきり、仕事を取ってきたことだけ凛ちゃんに伝えたのかと…」

P「いや、サプライズにでもしようかと思って言ってないんですけど…」

ちひろ「不思議なこともあるんですねぇ。予知能力でもあるんですか?」

P「どうなんでしょうね…」

凛「お疲れ様」

P「お、お疲れ凛」

凛「あ、ただいま。送ってくれる?」

P「あぁ、いいぞ。ちょっと待っててくれ」

車内

P「そう言えばさ」

凛「お仕事取ってきてくれたんだよね。ありがと」

P「よく知ってるな。聞いた話だと、起きたらいきなり、そんなことを聞いたらしいじゃないか」

凛「まぁ、色々あってね。スカウトさんとやりあったのも知ってるよ」

P「…本当か?」

凛「うん。珍しく怒ってたね」

P「…あんまり人に言わないでくれよ?」

P(なんで知ってるか知らないけど…)

凛「大丈夫。言わないって」

凛(言っても信じて貰えないだろうし)

P「凛、時間平気か?」

凛「ん?平気だけど」

P「ちょっと寄って行きたい所があるんだ」

凛「いいけど…」

凛「ここ…?」

P「あぁ、今日、営業に行く前に願掛けに来たんだ。成功したからお礼しなきゃいけないと思ってさ」

凛(そう言えば、私もお願いしたっけ)

凛「私もお礼言っとくね」

凛「ちなみにこれは何か有名な場所なの?」

P「いや、そういうわけじゃないと思うけど、路傍の神様なんだ」

凛「へぇ…」

P「道を違えないようにいる神様だよ。それじゃ行くか」

凛「うん」

P「着いたぞ」

凛「あのさ、時間あったらでいいんだけど」

P「うん?」

凛「ハナコの散歩に付き合ってくれない?」

P「まぁ、いいけど」

凛「それじゃ、ちょっと待ってて」

P(まぁ、事務所帰って書類作って終わりだし平気か)

凛「お待たせ」

P「早いな」

凛「まぁ、大して準備するものもないしね」

ハナコ「ワンワンッ!」

P「おー、久しぶりだなぁ」

凛「それじゃ行こっか」

P「何か悩み事でもあるのか?」

凛「ん?ないよ別に」

P「そうか。ならいいけど」

凛「あ、でも…一つ聞きたいことがあるかも」

P「うん?なんだ?」

凛「あそこまで言えるものなの?」

P「何の話だ?」

凛「スカウトがどうとかって…」

P「そこまで聞いてるのか…。もしかして、あの現場にいたのか?」

凛「いや…いないけど」

P「その割にはよく知っているな。まぁ、ちょっと頭に血が昇ったし…」

凛「でも、ちょっとスカッとしたよ」

P「絶対聞いてたろ…。恥ずかしいなぁ」

凛「そんな夢を見てただけ」

P「そうなのか…」

凛「…正直、怒らないと言うか、怒れないと思ったんだけど、そういう訳じゃないんだね」

P「あれは、怒ると言うか、言いたいことを言っただけだけどな」

凛「私の…為だよね?」

P「どういう夢を見ていたか分からないから何とも」ヤレヤレ

凛「手貸して」

P「ん?なんだ?」

ギュ

P「ん?」

凛「私頑張るから」

凛「いつか、アナタが誇れるアイドルになるから…だから…」

P「頑張ろうな」

凛「…そうだね」

P「さて、そろそろ、ちひろさんから電話が来そうだから帰るな」

凛「ごめんね。わざわざ」

P「いいって。それじゃあな」

凛「うん。ばいばい」


凛「ハナコー。私、頑張るねー」

ハナコ「ワンワンッ!」

周子の部屋

凛「――こんなこと位かな。特に期待してたような話じゃないでしょ?あ、でも、他の人には内緒だよ?ちょっと、恥ずかしいし」

周子「……」

卯月「うわー…」カァァ

楓「妬けますね。何の話か知りませんけど」

美嘉「うんうん…って、え?」

凛「楓さん…?」

周子「さっき、メールしてて、私が呼んだんだよ」

凛「そう…なんだ」

楓「はい。お隣から参上しました」

卯月「いつの間に…」

楓「今来た所です」

凛「隣?楓さんって周子の部屋の隣に住んでるの?」

楓「えっと、隣は――」

周子「と、隣は、杏が住んでるんだよ」

凛「ふーん」

楓「ちなみに杏ちゃんは寝ましたよ」

ピンポーン

周子「あ、出てくるね」

卯月「うん。行ってらっしゃーい」

美嘉「そう言えば、そのスカウトさんと言い合ってた時の顔とかどうだったの?」

美嘉「やっぱり、キリッってしてたの?」

凛「…まぁ、ちょっとカッコいいかなって」ポリポリ

卯月「きゃー。凛ちゃん可愛いー」ギュー

凛「ちょ、ちょっと卯月ってば…」

美嘉「いいなー、そういうの、ちょっとキュンってきたよ」

美嘉(アタシらん時ってどうだったけなぁ…)

P「なにしてるんだ二人共…」

卯月「あ、Pさんだ。こんばんは」

凛「はい…?」

P「そろそろ帰るなら送ってやろうかと思ってさ、周子に聞いてみたんだけど」

周子「皆帰るんだよね?次いでにPさんに送って貰いなよ」

卯月「あ、いいんですか?ありがとうございますっ」

美嘉「ありがとっ、流石だね★」

凛「……」

周子「おーい、凛ちゃん、どしたの?」

凛「…なんでここに?」

P「なんでって、周子に呼ばれたからかな」

凛「そ、そうなんだ…」

凛(い、今はマズいって…)

卯月「あ、そうだ。全員は一気に送れないですし、凛ちゃんはここから家近いですし、それ以外で一回出発しちゃいましょうよ」

P「そうだな。確かに。それでいいか?凛?」

凛「べ、別にいいんじゃない」

車内

P「皆乗ったか?」

楓「大丈夫ですよー」

ちひろ「私も乗せて貰ってなんだかすみません…」

卯月「それじゃ、しゅっぱーつ!」

美嘉「てか、Pさんって意外に男らしい所もあるんだね」

P「何を話してたんだ…」

卯月「ちょっとした思い出話ですよー」

P「思い出話か」

美嘉「うんうん。あ、でも、思えば意外と皆のスカウトした時の話とか聞いてると男らしくバシッと決めてるんだよね」

P「そうか?」

楓「私をスカウトした時はロビーで酔い潰れてましたけどね」

卯月「え、そんなことが?」

美嘉「楓さん、その話を詳しく教え――」

P「楓さん、その話は勘弁してください…」

楓「えぇ、また、お味噌汁をごちそうしますね」ニコッ

P「それじゃ。お疲れ様でした」

ちひろ「ありがとうございました」

P「いえいえ、最後になってしまってすみません」

ちひろ「別に構いませんよ。それじゃ、明日から頑張りましょうね」

周子の部屋

凛「周子、聞いていい?」

周子「んー?なに?」

凛「Pさんって近くに住んでたりする?」

周子「するよー」

凛「…先に言ってよ」ムー

周子「別に聞こえる訳じゃないし、いいかなって」

凛「ま、まぁ、そうだけどさ」

周子「昔話をしたせいで変に意識しちゃったって?」

凛「そんな感じかな…」ポリポリ

周子(あー、可愛い)

ピリリリ

周子「はいはーい。あ、うん、分かった」

周子「Pさん下に着いたって。じゃあね。また明日」

凛「うん。今日はありがと」

周子「別にいいって。また来てよ」

車内

P「悪いな一人だけ」

凛「別にいいけど」

P「機嫌でも悪いのか?」

凛「そういうわけじゃないけど」

P「そうか…」

P(どうも機嫌が良くなさそうなんだけどな…)

凛「あ、そうだ。ちょっと寄って欲しい所があるんだけど」

P「寄って欲しいとこ?」

凛「うん。すぐ済むから」

P「ここか?」

凛「うん」

P「懐かしいな」

凛「あれから、願掛けしてないの?」

P「いや、重要な時はしてるぞ」

凛「そうなんだ」

P「何か願掛けでもするのか?」

凛「別に。ちょっと昔を思い出しただけ」

P「そろそろ済んだか?それじゃ…」

凛「…ねぇ」

P「なんだ?」

凛「…今の私は、Pさんが誇れるアイドルになれてるかな?」

P「あぁ、当然じゃないか」

凛「私の判断は間違ってないよね」

P「当たり前じゃないか。見える景色も変わっただろう?」

凛「変わらないものもあるけどね」

P「なんだそりゃ」

凛「秘密。それじゃ帰ろっか」

車内

P(変わらないものってなんだろう…)

凛「ちゃんと前見て運転してね?」

P「あぁ、ごめん」

凛「別に謝らなくていいけど」

凛(助手席から見るその横顔だけはずっと変わらないよ)

凛(今までも、そしてこれからもずっとずっと…)

古本屋

文香「あ…こんばんは」

頼子「プロデューサーさんじゃなくて…残念でしたか?」

文香「いえ、そういう訳では…。あ、今日はなにを?」

頼子「ちょっと本を探しに。まだ時間は平気ですか?」

文香「えぇ、問題ありませんよ」

頼子「…あ、出来ればそこの椅子を借りて…いいですか?」

文香「いいですよ。そうだ。もうお店閉めちゃいますね」

頼子「いいんですか?」

文香「えぇ、元々もう閉まる時間ですし」

頼子「Pさんに会う為だけに開けてると言った具合ですか」

文香「そういう訳じゃないですけど…」

頼子「まぁ、気持ちは分かりますよ。似てますから私たち」

文香「…そうですか」

文香「そう言えば、何の本を探しているんですか?」

頼子「源氏物語です」

文香「そうですか」

頼子「えぇ…。あ、そうだ」

文香「はい?」

頼子「今日は月が綺麗に出ていましたよ」

文香「蟹でも見えましたか?」

頼子「兎が跳ねていました。…一つ聞いてみたいのですが、『I Love You』をあなたは何と訳しますか?」

文香「『傍にいて下さい』ですね」

頼子「…随分と即答ですね。以前に誰かに聞かれたんですか?」

文香「ま、まぁ…」

頼子「きっとPさんですね、こんなことを聞くのは」

文香「は、はい」

頼子「慕ってくれる子に…そんなこと、普通は…聞かないでしょうに…」ハァ

文香「し、慕ってるというか何と言うか…」

文香「そ、そう言えば…、古澤さんはなんて訳しますか?」

頼子「私ですか?」

文香「はい。ちょっとだけ…気になります」

頼子「そうですね…。『あなただけを見ています』ですかね」

文香「随分と能動的な感じですね」

頼子「時代は変わってしまいましたからね。漱石の時代に生まれていれば、恋心を月にでも時雨にでも例えたでしょう…。それに、それに、鷺沢さんも結構大胆…ですよね」

文香「い、言わないで下さい」カァァ

頼子「それでは、失礼します」

文香「あ、本はありませんでしたか?」

頼子「いえ、ありました。ですが…」

文香「……?」

頼子「お金が足りませんでした」

文香「そ、そうですか…」

頼子「あぁ…今度三人でどこかに行きませんか?」

文香「三人?」

頼子「三人と言ったら…私、あなた、それとあの人しかいないでしょう?」

文香「え、あ、はい。楽しみにしてます」

頼子「時期が決まったら連絡しますね。…それでは」

文香「はい。ありがとうございます。また、来てくださいね」

P「ただいまー」

杏「おかえり」

P「なんだ、まだ食ってたのか」

杏「ようやく冷めてきた所だよ。これ食べ切るまでは帰れないね」

P「そうですか」

杏「…食べる?今ならあげなくもないけど」

P「いや、いいや」

杏「なら、全部杏のものだ」

P「おー、月が綺麗だぞ」

杏「ん?あ、ホントだね。飴玉みたい」

P「基本的に飴に例えるんだな…」

杏「まぁね。この飴美味しいね」

P「そりゃ、どうも」

周子「Pさん、杏いる?」

P「ベランダにいるぞ」

周子「なんでわざわざ…あぁ、月見てたんだ」

P「そうそう。綺麗だよな」

周子「うん。とっても」

杏「飴玉だよね」

周子「いや、それはどうだろう」

杏「むぅ…」

周子「あ、そうそう。一つ聞きたいことがあってさ」

P「うん?」

周子「凛ちゃんの昔話聞いてた時さ――」

P「凛の奴、そんなこと話したのか」

周子「まぁまぁ。それで、どうやって仕事ゲットしたの?」

P「まぁ、営業に行く前に、そのディレクターが今どんな番組を請け負ってるかから始まって、
仕事に関係ないプライベートまで頭に入れていっただけかな」

周子「どういうこと?」

P「やっぱり、向こうも人だからさ、親しい人には仕事を回してくれると思ったんだよ」

P「勿論、凛は凄かったし、それだけでも十分だったかもしれないけど、そのプロデューサーが嫌いってだけで仕事が減ったらマズいと思ってさ」

P「今は回せないよ。ってその時言われたから、もしかしたら、次の番組ならって思って、交渉してみたんだよ。そしたら、ビンゴだったってわけ」

P「まぁ、それでもダメな時はあるから、たまたま上手くハマっただけなんだけどな」

杏「有能すぎてびっくりするんだけど…」

周子「はー。探偵になれるねPさん」

P「いや、そんなプライベートなことを調べたわけじゃないぞ?例えば、ブログ見たりとか、以前話したことをメモしておいて見返したりさ」

周子「アタシらが仕事を出来るのはそんなPさんの苦労があってこそなんだね」ウンウン

杏「飴うめー」

周子「そんなに?一個頂戴」

杏「ほい」

周子「あ、ホントだ美味しい」

P「切り替え早すぎだろ…」

周子「しかしさー」

P「うん?」

周子「京都から引っ張りだされてきてこっちに来たけど、正直今の生活は楽しいよ」

杏「まぁ、杏もレッスンと仕事が面倒だけどそれ以外なら…」

P「おい。それ以外だと杏は何をしてるんだ」

杏「……昼寝?」

周子「まぁ、杏は天邪鬼だから話半分に聞いておくとして…。ありがとねPさん」

P「畏まられると照れるな。狐につままれたみたいだ」

周子「あははっ。…こっから落とすよ?」ジロッ

P「いや、その、ごめん」

杏「どうも鈍感だよねぇ…」

杏「まぁ、杏的には飴くれるからなんでもいいけどね」

終わりです。

昼に見てくれた方、夜に見てくれた方、通して見て下さった方ありがとうございます。

今夜は中秋の名月ですね。

外は冷えてきたので気をつけて下さい。

質問があれば出来る範囲で受け答えします。

今回元にしたものの一つは、タイトルで分かる方もいると思いますが、雨月物語です。

雨月物語『夢応の鯉魚』や浅井了意『伽婢子』巻十一「魂蛻吟」などです。

簡単に説明しますと、幽体離脱をするようなものですね。

凛の場合はあくまで夢に近い何かという風にしてありますが、伽婢子などでは、魂を抜かれてさまようと書かれています。

正直な話、次回に誰を持ってくるか考えてはいないのですが、恐らく頼子と文香の話になると思います。

あと、今、自分の書いた作品を読み直していたのですが、個人的にもう少し頑張れた点もあったと思ったので、

時間があれば、また、そのアイドルメインで違う話を書くかもしれません。

長々と失礼しました。

乙!

乙乙!

せっかくの申し出申し訳ないんだけど、このSSは「どんなネタが来るんだろう」ってワクワクしながら読んで、それと最後の解説を見て「そう言う事だったのか!」とか「これってこう言う事なのかな」とか考えるのが楽しい。
なのであんまり「ここどーなってんの?」とかって思いつかないなぁ。

興味がないとかではないので長く続けてほしいです。

乙。
元ネタがあれだと踏んだので最初はハナコか何かの視点なのかと思ってた

乙! 俺はいつレスしたんだと>>81を見て驚いた

文学なんてさっぱりわからない人なので、後で明かされる元ネタをググって調べるのが楽しい
個人的には「人の間に潜む靄」の元ネタも面白かった

そう言って頂けると嬉しい限りです。

今、某まとめさんのサイトを見てたら、アクセスランキングの上位にありました。

ありがとうございます。

そういや前から疑問だったんだけど、毎回スレ建ててやる理由って何かあるのかな?
わりとちょくちょく建ててるし、ずっと同じスレでやってもいいんじゃないかなーとも思ったり

逆に同じスレでやってたら、何故分けないのか聞かれただろうと思うよ

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