トキヤ「ポケモン?」音也「対戦しようよ!」 (51)

トキヤ「何を言い出すかと思えば、子供向けのゲームとは……。

相変わらずお気楽ですね」


音也「俺も勧められて久々にやってみたんだけどさ。

懐かしくてハマっちゃったんだ!

よかったらトキヤもと思って」


トキヤ「遠慮します」


音也「そう? 楽しいんだけどなー」


○ 必読 ○
(『うたの☆プリンスさまっ!』のキャラがポケモンのゲームで遊ぶSSです。
キャラクターの性格・設定はアニメ版に準拠します。
SS投下はじめてなので、生ぬるく見守ってくださると嬉しいです。
大体書き終えてあるので、手直ししながらゆるく投下していきます)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1379552819

スレ立て失敗したかと思ったけど立ってた。
じゃあゆっくり投下します。
指摘・質問などあればいつでもどうぞ。
もう一回言うけどはじめてだから至らないところがあったらごめんね。

(ガチャ)


那月「こんにちは〜」


翔「もうすぐ撮影の打ち合わせがあるらしいから呼びに来たぜ」


音也「そっか、ありがとう!

じゃあこのジムリーダーだけ倒しちゃわなきゃ」


那月「音也くんは何をしているんですか?」


翔「ああ、ポケモンだろ?
この前、一緒に雑誌の取材受けたときもやってたよな」

那月「あ~、ピカチュウのことですね~!

かわいいですよね。

黄色くて丸くてぷにぷにしてて、しびれちゃいます」


音也「これはBW(ブラック・ホワイト)だからピカチュウは出てこないけどね」


那月「ぶらっく? ほわいと?」


翔「那月の奴、ポケモンといえば全部ピカチュウのことだと思ってるからな……。

ゲーム機を全部ファミコンだと思ってるおばちゃんみたいな」

音也「あはは、なるほど。

翔はポケモンやったことある?」


翔「ガキの頃はなー。

でも今はゲーム自体、ほとんどやらないな。

テレビの企画のときにもらったwilは持ってるけどよ」


音也「そっか。
発売してすぐならともかく、今やってる人探すのは難しいのかな」

音也「あ、でも、もうすぐ3DSで新作が出るから、みんなもそのとき買ってみない?」


翔「お前、次のソフトも買うのかよ。

俺、金銀まではすげー楽しかった覚えがあるけど、

ルビーサファイアで同じことの繰り返しだなって思ってやめちまった」


那月「黒と白とルビーとサファイアのピカチュウがいるんですか?

かわいいですね~」


翔「違ぇよ」

(ガチャ)


真斗「ここにいたのか。

撮影用のセットに不備があったらしく、もうしばらく待機していてくれとのことなのだが」


セシル「ワタシはこの後、バラエティの収録があるのですが、

撮影をその分早く終わらせるから、スケジュールに問題はないそうです」


トキヤ「そうでしたか。

わざわざありがとうございます」


聖川「礼には及ばない。

……ところで、一十木達はあそこで何をしているんだ?」

那月「うわぁ~、タブンネさん、超かわいいです!」


翔「ポケモンのデザインもずいぶん変わったなー。

今、何匹ぐらいいるんだ?」


音也「えーっと、600匹はいたはずだよ。

655種類だったかな」


翔「多ッ!!」


那月「またタブンネさんが出てきました~。

ピンクでふわっとしてかわいいですね~」

トキヤ「……音也が子供のゲームに夢中になっているんですよ」


セシル「ゲーム、ですか?」


トキヤ「はい。愛島さんはご存知ないかもしれませんが、

日本では私達が子供だったころにポケモンというゲームが流行したんです」


セシル「ああ、ポケモンですか。それなら、知っています。

アグナパレスでも、とても人気でした」


セシル「ミューズの御加護で相手を眠らせ、

傷つけることなく争いを収めて味方にする清らかな物語だと、聞いたことがあります」


トキヤ(……愛島さんはなにか勘違いをしている)

真斗「なるほど。興味深いな。

俺はあの手の遊戯は嗜んだことがないのでな」


セシル「マサトも、はじめて見るのですか」


真斗「俺の家は、父が厳格だったからな」


セシル「ワタシも、ポケモンを直接目にするのは初めてです。

オトヤ、ワタシにももっと見せてください!」


トキヤ「あっ、愛島さん……」

翔「ちょ、おい、攻撃したら倒しちまうかもしんないだろ!?

もうボール投げた方がいいんじゃねえか?」


音也「でもこの残りHPじゃきっと捕まらないよ。

ゲージ赤色までは無理でも、黄色までは削らないと」


翔「けど急所に当たったらどうすんだよ!

こいつ出現率低いんだろ?」


セシル「オトヤ、ショウ、ここはミューズの御加護です」


那月「眠らせたらポケモンさんがおとなしくなって~。

もっとかわいがってあげられますね~!」

音也たち(ワイワイ、キャッキャ)


トキヤ「……」


真斗「一ノ瀬は行かないのか?」


トキヤ「子供のゲームに付き合っていられませんよ」


真斗「だが、皆楽しそうにしている。

大人も興じることができる、奥が深い遊戯なのかもしれん」


トキヤ「ただモンスターを集めて記録するだけのゲームじゃないですか」

トキヤ「最初は楽しいかもしれませんが。

実際にはだんだん強いわざを選んでボタンを押すだけの繰り返しになります。

同じエフェクトを何度も見せられるばかりで面白味に欠けるんです。

後々図鑑を埋めるために好きでもないポケモンを連れ歩いて育てる作業も苦痛です。

本体とソフトが二つないと手に入らないポケモンもいますし。

手間がかかってしょうがありません。

あんなもの、時間の無駄ですよ」


真斗「ほう。一ノ瀬はずいぶんと詳しいのだな」


トキヤ「…………」


真斗「俺はそのゲームで遊んだことがないから、途中から一ノ瀬が何に憤っているのかよくわからなかった。

すまない」

トキヤ「……子供の頃の話です。

今はもう大人になりましたから」


真斗「大人になって収入が増えたからといって、一ノ瀬が同じゲームを二つ買う必要はない。

すでに一十木が持っているのだろう?」


トキヤ「聖川さん、そんな話はしていません」


真斗「そうか。すまん」


トキヤ「……」


真斗「……」

トキヤ「……だいたい先ほどはジムリーダーを倒したら終わりにすると言っていたのに、

何故草むらに入ってポケモンを倒したり捕まえたりしているんです?

本番前だというのに、気が緩んでいるのではないですか?」


真斗「いいではないか。まだ時間はある」


トキヤ「現場のトラブルで遅れているだけなのだから、いつ呼ばれるかわからないでしょう。

しかも撮影をその分早く終わらせるということなら、一層集中するべきでしょう」


真斗「ふむ。もっともだ」


トキヤ「全員揃っているんですから我々だけでも打ち合わせや練習、

我々だけでやるべきことはいくらでも……、……?

レンはどこへ行ったんです?」

真斗「俺が愛島とこの部屋に来たときにはいなかったぞ」


トキヤ「……そもそもこの部屋に来ていませんね」


(ガチャ)


レン「やあ、お揃いで」


音也「あ、レン!

昨日言ってたジムリーダーに強いポケモン捕まえたよ!」

レン「お、やるねイッキ。

でも、昨日の夜からやっているわりには時間がかかったね」


音也「ニックネームが決まらなくてさー。

なかなか捕まえる気になれなかったんだ」


レン「なるほど。イッキらしいね」


真斗「どこへ行っていたんだ?」

レン「心外だな。ずっと自分の控え室にいたよ。

大体、聖川とは同じ控え室で、オレの方が先に部屋に入ってたんだからいるのはわかってただろ?」


真斗「俺が控え室に入ったとき、お前はヘッドホンで耳を塞いで明後日の方向を見ていたので、

ほうっておいて愛島を迎えに行った」


レン「おやおや、冷たいね」


真斗「声をかけてほしかったのか?」


レン「まさか。おかげで想定していたより作業が進んだからね。

あ、そうだ。ほらイッキ、見てごらん」

音也「なになに? ……えっ!? 色違いのポケモン!?」


翔「はぁー!? 赤いギャラドスじゃなくて、野生かよ!」


那月「わぁ~、かわいいですね~」


セシル「これが、レンがワタシ達に見せたいものなのですか?」


音也「色違いって、本当に滅多に出ないんだよ。

確率的には8000分の1とか……」


翔「はっせん!」


レン「正確には8192分の1だね」


翔「はっせんひゃくきゅうじゅうに!!」

那月「レンくんがんばったんですね~」


レン「ありがと、シノミー。

でも最近は裏技や改造なんかじゃない、

誰にでもできる色違いを出しやすくする方法があるからね。

もちろん、そのための手間はあるけど」


翔「へえー。ポケモンもいろいろパワーアップしてんだなー。

想像以上だったぜ」


セシル「アグナパレスでも、みんながポケモンを好きな理由がわかる気がします」

(ガチャ)


スタッフ「みなさん、遅れて大変申し訳ありません!

すぐに打ち合わせとリハーサルして本番いきましょう!」


音也「結局ずっとポケモンやっちゃったなあ」


那月「でも楽しかったですよ!」


トキヤ(なんだったんだ、いったい……)

撮影休憩中


レン「実はイッキにポケモンを勧めたのはオレなんだ」


トキヤ「……なんとなくそのような気はしていましたが。

レンはパソコンでもよくゲームをしていますね」


レン「あれとはまた別物だけどね。クッキー焼くのも嫌いじゃないけど」


トキヤ(クッキー?)


レン「イッチーはポケモンやらないかい?

昔はやってたって顔してるけど」


トキヤ「……本当に子供の頃の話です。

私が音也のように盛り上がれるとは思えません」

レン「それでいいんだ。

イッキは昔のように楽しんでくれているようで何よりだけど」


レン「イッチーには今のイッチーらしい遊び方をしてもらいたいんだ」


トキヤ「……?」


レン「(ピッピッ)これと……あとこの人と。

この人の動画を見てみてよ。その後でこっちのサイト。

初心者向けのページから読むんだよ。わかったね」

トキヤ「えっ、いや、私はゲームはあまり……」


レン「いいから。じゃ、オレは個人撮影行ってくるよ」


トキヤ「行ってしまった……」


トキヤ(ポケモンか……)


トキヤ(昔、アイドルになるのが遠い夢だった頃に、やったな……)

夜、トキヤ・音也・嶺二の部屋


音也「すーすー」


嶺二「ぐーぐー」


トキヤ(レンが言っていた、今のポケモンとはどういうことだろう?

私も、実は翔と同じくルビーサファイアまではやったことがある。

どのバージョンも図鑑は9割埋めた)


トキヤ(バトルはほとんど、ボタンを連打するだけだし……)


トキヤ(とりあえず動画を、見るだけ見てみますか)

トキヤ(これはバトルの動画か。

6匹のポケモンを見せ合って、3匹に絞り込む形式のようだ。

……みんなレベル50なのに、何故一匹だけレベル1がいるんだろう?)


動画視聴後


トキヤ「すごい」


トキヤ(レベル1のポケモンでレベル50を2匹倒していた)


トキヤ(レベル1が最強ということか)


トキヤ(弱さを知る者だけが本当の強さを知っている……)


トキヤ(今のは新曲に使えるかもしれませんね、書き留めておこう)(サラサラ)

トキヤ(でこちらの動画も、同じようにレベル1のポケモンが手持ちにいる……)


動画視聴後


トキヤ(レベル1はあっさり負けてしまった)


トキヤ「なるほど、相性があるのか。

天候を変えられただけで使い物にならなくなってしまった」


トキヤ(対策はおそらくひとつではないのでしょう。

そして対策を用意しても別のポケモンにはやられてしまう。

その読み合いがポケモンバトルの醍醐味というわけですか)


トキヤ(レンがポケモンを周りに勧める理由はわかりました。

思っていたよりずっと戦術と読み合いがあるゲームだ)

トキヤ「じゃあこのサイトは戦術がまとめてあるサイトでしょうか……努力値?」


数時間後


トキヤ(……夜が明けてしまった)


トキヤ(ズバットを倒すと素早く育つ……

育て屋に預けると普通に育てるより弱くなる……

あの都市伝説のような噂がこんな隠しパラメータを示唆していたとは……

侮れませんね)


トキヤ(レンは昨日この作業をしていたのでしょうか……)


トキヤ(……ポケモン、か)


トキヤ「童心にかえるようでいて、大人になったことを自覚しますね、これは」

一ヶ月後


(ガチャ)


セシル「こんにちは。みなさん、いますか?」


翔「いるぜ。お前が最後だ」


セシル「スミマセン。遅れてしまって……

……オトヤは?」


那月「音也くんはそこにいますよ」

セシル「え、はい、わかります。わかるのですが……

どうしてオトヤは、部屋のスミで丸くなっているのでしょう」


レン「まるころのコンボを使いたいからさ」


セシル「マルコロ……?」


レン「というのは冗談で、そうだね。イッチーのせい、かな」

音也「うう……強い、強過ぎるよトキヤー……。

一ヶ月前にDSのポケモン全部買ってきたと思ったら、

どうしていきなりそんなに強くなってるんだよー……」


トキヤ「旅パで勝負を挑む方が悪いんですよ。

それに、DS版だけではなく、GBAとGCのソフトもすべて買いました。

限定の教え技などがありますからね。

実用性のある限定技は少ないですが」


真斗(一ノ瀬……俺はゲームのことはよくわからないが、

少し吹っ切れ過ぎているような気がするぞ……)

翔「しかし、まさかトキヤがこんなにハマるなんてな。

俺と那月も、あのあと音也に勧められて金銀のリメイクを買ったんだよ。

二人で強いポケモンをいろいろ考えたりしたけど、トキヤには適わねーや」


那月「ポケモンさんを連れて旅するのは楽しかったですね、翔ちゃん!」


翔「後ろから着いてくるヤツな。確かにあれはちょっと感動したぜ」


セシル「ワタシは、Nという青年のお話が、よいと思いました。

彼にミューズの御加護がありますように」(クルクル)


翔「なんでアグナダンスだよ」

トキヤ「しかし音也。さすがに弱過ぎませんか? 旅パといえ……。

少しステータスを見せてもらっても構いませんか?」


確認中……


トキヤ「よわい(確信)」


音也「ひどいよ!?」


トキヤ「いえ……旅パだから細かいことは気にしないのはわかっていたのですが、

偶然の要素による弱さが、すごい運の悪さを発揮しているというのでしょうか……。

性格ひかえめ(攻撃↓、特攻↑)のオノノクス……

とくせいがぼうじんのランクルス……」

レン「まあまあ。世界で一匹だけのポケモンと旅をするのも醍醐味じゃないか」


トキヤ「……レンは厳選するのでしょう?」


レン「潜る用のポケモンはね」


トキヤ「しかし旅パでも性格一致や個体値を気にしてしまう、と」


レン「性格があまりにも悪かったら、渋い顔にはなるね」


トキヤ「本当は何度かリセットを繰り返すのでしょう?」


レン「イッチー、それはブーメランだよ」

トキヤ「レン、そろそろお互いに戦ってみませんか」


レン「もちろん。今日はシャイニング事務所のポケモン交流会みたいなものだしね」


音也「ふたりはあっちで対戦するみたいだから、マサはこっちで俺達とやらない?」


真斗「ふむ……」


那月「だいじょうぶですよ~。僕でもちゃんとできましたから」


翔「那月、ブログやTwitterでもなかなか信じられないミスよくしてるからな」


那月「真斗くんも機械がちょっと苦手なお友達ですけど、ポケモンは簡単ですよ」


セシル「ワタシにも、できました。一緒にポケモンをやりましょう」

レン「イッチーはレート勢だったね」


トキヤ「話したことはないはずですが、そうですね。

レンは違うのですか?」


レン「さあ。けど、周りにはランダム勢だと思われてる。レートは?」


トキヤ「最近ようやくアベレージ1600に乗せました」


レン「なるほど。さすがイッチー、侮れないね」


トキヤ「だから私を誘ったのでしょう?」

真斗「つまりこのポケモン図鑑を完成させるのが目的なのだな」


翔「俺は手持ちがギリギリ埋まるぐらいしか捕まえなかったけどな」


真斗「何? では来栖はこのゲームをどのように楽しんでいるのだ?」


翔「どうって言われるとな……ポケモンが強くなっていくところとか。

何より旅ってワクワクするだろ? 男のロマンだよな!」


那月「僕はかわいいポケモンをたくさん集めましたよ~。

ボックスいっぱいのイーブイさんが、さらに七種類に進化するんです」


セシル「ワタシは、ポケモンでミュージカルをしました。

ポケモンのなかにもアイドルがいて、親近感を覚えました」

真斗「つまり、人によって様々な楽しみ方があるということか」


音也「そうそう! 真斗は3DS買いなよ!

もう発売まで数週間だし、XYが発売したらいっしょにやろうよ」


那月「イーブイさんがピンク色に進化するようになるんですよ~。

ほかにも妖精さんのお友達がいっぱい出たりするんですって」


セシル「ポケモンに背中に乗って、移動できる町があるそうです。

ポケモンと人間の暮らしはとてもおもしろいですよ、マサト」

トキヤ「……負けた」


レン「最後は勝ったじゃないか。よく一ヶ月でここまで戦えるようになったね」


トキヤ「一勝六敗なんて……私のパーティ構成も立ち回りも完璧のはず……!

最後の勝ちも、まぐれで急所に当たったから勝てただけでした」


レン「それは違うよ。最後の急所は、引くべきところで出た。

前のターンでも後のターンでも展開は変わらなかった。

それは運というだけじゃなく執念の問題さ。実力だよ」

トキヤ「言い訳するつもりはありませんが……

やはり私のパーティ構成と立ち回りは完璧でした。

なのに何故こんなにも勝てなかったのでしょう?」


レン「今は新作を控えて、環境結論パがある程度決まってるからね。

実戦経験が薄く完璧主義のイッチーは、メタりやすいのさ。

もしオレ達がランダムマッチで当たったら、勝ち星はここまで偏らなかったと思うよ」


トキヤ「…………」


レン「子供のゲームも、捨てたもんじゃないだろ?」


トキヤ「(フッ)そうですね」

(ガチャ)


蘭丸「てめぇらうるせえぞ!」


嶺二「やっほー! 言われた通り遊びに来たよん」


藍「何これ、みんなゲームしてるわけ? 子供だね…・・・」


カミュ「くだらん」


レン「お、みんな来たね」


音也「れいちゃんは結構ゲーム好きそうだよね! ポケモンはやるかな?」


嶺二「あっ、なになにポケモンやってるの?

言ってよねー。いったん部屋に戻っていい? 本ロム取ってくる!」

藍「ゲームキャラなんていちいち育てなくても、計算すれば同じ結果になるのに。

何が面白くて熱中してるのかわからないね」


那月「あいちゃんもやりましょうよ。面白いですよ~」


翔「お前、ネットのゲームはやってたじゃんか。

確かめてみたい気持ちはあるんだろ? ほら、こっち来いよ」


カミュ「愛島、お前まで何をしている」


セシル「アグナパレスでも、ポケモンを聞いたことがあったのです。

歌や踊りと同じように、言葉が違ってもよころびをわかちあえる、

不思議な力をポケモンには感じるのです」


カミュ「……むぅ」

レン「ランちゃんはこういうゲーム嫌いそうだね」


蘭丸「めんどくせぇ。昔たまにゲーセンに行ったくらいだ」


真斗「俺はこういうゲームの違いがよくわからないのですが、

黒崎さんがゲーム機を持つのはサマになっていると思います」


レン「珍しく聖川と同じ意見かな。

ランちゃんもいったんハマればオレやイッチー寄りの人間だと思うんだよね。

どう? 試しに」

みんな(ワイワイ、キャッキャ)


トキヤ「…………」


トキヤ「たまには、こんなふうにみんなで遊ぶのもいいのかもしれませんね(フフッ)」





トキヤ「さて、みなさんが夢中になっているうちに、ポケモンセンターにいきましょうか。

『ポケットモンスターXYパック プレミアムゴールド』を予約しておかないといけませんからね」

トキヤ「予約すれば難民になることもない。完璧です(ドヤァ)」



(おしまい)

つつがなく終了。読んでくださった方、ありがとうございました。
うたプリのいろんな性格の子がポケモンを楽しむだけの日常系ステマSS。
基本視点人物のトキヤを覗き、メインの6人は見せ場がそれぞれあるようにしたつもりですが
那月とセシルがやや少なかったかもね。
何が言いたいかというと、みんなもポケモンやろうぜ!

この後に先輩組がポケモンやる話か、聖川さんがポケモンやる話も書いてみたいな。
ひとまずおつかれさまでした。

うたプリのSSって初めて見た
面白かったです

>>46
もともと女性向けである作品はpixivに流れているのかもしれませんね。
読んでくださりありがとうございました。

よかった……ユンゲラーやゴーストの進化先を知らないトキヤはいなかったんだね……
レン様が廃人なのは正直予想していた

乙です、うたぷりss初めてみたけど凄い面白かった!また書いて欲しいな

>>48
だが待ってほしい。
なぜ完璧主義のトキヤが子供の頃図鑑を9割までしか完成させられなかったのか考えてみて欲しい。
ちなみに今回はみんな(主に音也・レンと)とポケモンを交換したおかげで図鑑を完成できたようです。
完成した図鑑に興奮する音也へ謙遜したようなドヤ顔を向けてトキヤさんご満悦の模様。

>>49
ポケモンXYが発売してしばらくしたら、続編でも書こうかなと思っています。
もし見かけたら読んでくださるとうれしいです。

お二人とも読んでくださりありがとうございました。

トキヤってダイヤモンド・パール以降プレイしてない設定の上本編始まるまでまともな友達が・・・あっ(察し)

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