佐天「能力者なんて……みんないなくなればいいのに」(181)

規制再発まで頑張るか


佐天「…っは…っは…はぁ…はぁ…」タッタッタ

佐天「…っは……はぁ…まこちんは!?」バンッ

あけみ「………」

むぅちゃん「……」
佐天「ねぇ!!まこちんは?まこちんは無事なの!?」

あけみ「……」

むぅちゃん「……」

佐天「黙ってたらわかんないってば!」

あけみ「まこちんは…まこちんは…ヒック…ヒック…ヒック」

佐天「あ、あけみ?何で泣いてるの?泣いてちゃわかんないよ」

むぅちゃん「…ヒック…ヒック…ヒック」

佐天「むぅちゃんまでどうしたの!?まるでまこちんが死んじゃったみたいにさ」

あけみ「……死んだよ」

佐天「えっ?」

あけみ「ついさっきまこちんは死んだんだよ涙子」

佐天「……なん…で?」

佐天「∑っ!?そうだお医者さん!!」

佐天「すみません!まこちんは?まこちんは!?」

医師「君は…そうか君も彼女のお友達か」

佐天「まこちんは?まこちんは無事なんですよね?あけみ達ってばまこちんが死んだなんて…あはは不謹慎ですよね~病院で死んだだなんて」

医師「…すまない」

佐天「あはは!やだなぁお医者さんまで悪ノリしなくても」

医師「本当にすまない」

佐天「やだなぁ頭あげてくださいよ、これじゃあ本当にまこちんが死んだみたいじゃないですか」

医師「……」

佐天「あははは…はは………」

医師「……」

医師「本当にすまない、私は彼女の両親と話があるのでこれで失礼させてもらうよ」

佐天「……」

あけみ「涙子」

佐天「あはは、まこちん死んじゃったたんだ」

むぅちゃん「涙子」

佐天「あはは、おかしいよね!昨日だってお見舞いに着てみんなで楽しく笑って…まこちんだって楽しそうに…ヒック…笑って……ヒック」

佐天「ヒック…ヒック…ヒック…ヒック」

あけみ「……ねぇ、まこちんの死因って何だかわかる?」

佐天「そんなの…ヒック…ヒックわかんないよぉ…担当医に聞けばいいでしょ」

あけみ「それが教えてくれないの、私とむぅちゃんが聞いても教えてもらえなくて」

佐天「ヒック…何で?」

あけみ「さぁ?でも気になる事ならあるよ」

佐天「気になる事?」

あけみ「数時間前に学園都市全てが停電になったでしょ」

佐天「…うん、私もそれで来るのが少し遅れて」

あけみ「まこちんが使ってた機械ってものすごく精密だったらしくてその……」

佐天「その停電が原因かもしれないって?そんなまさか」

あけみ「私もありえないって思うんだけどもしかしたら……」






初春「…っは…はぁ…はぁ…さ、佐天さん!」

佐天「ん~…お~初春か」

初春「あ、あの…」

佐天「死んじゃったんだって」

初春「そんな!」

佐天「死因はわからないけどもしかしたら停電が原因かもしれないってさ…」

初春「停電?さっきのですか?」

佐天「あけみ達が言うにはまこちんの使ってた機械は精密機械で停電により機械がこしょうしたんじゃないかって」

初春「……」

佐天「…疲れたぁ今日はもう寝よ」

佐天「週末にはまこちんのお葬式か…やだなぁ友達のお葬式なんて」

あけみ『停電が原因かもしれない』

佐天「停電…か、まさかね」

佐天「でもまこちんの病気はちゃんと治療すれば治るって言ってたし……」

佐天「……停電………電気…レールガン…御坂さん」

佐天「…うん…うん、わかった、うん、わざわざありがとうね」ガチャ

佐天「……やっぱりあの停電が原因だったんだ…あの停電がなければまこちんは…」

佐天「はぁ…考えるのやめよう、外に散歩でもして落ち着こう」




御坂「佐天さ~ん!」タッタッタ


佐天「…御坂さん」

御坂「佐天さんこんにちは、何してるの?」

佐天「あ…その…散歩かな?」

黒子「わたくしに聞かれましても……それより佐天さん、お友達の件は非常に残念でしたわね」

佐天「あ、知ってたんですかって初春からか」

黒子「…そうですの」

御坂「ん?佐天さんの友達がどうかしたの?」

~ファミレス~

御坂「そう、それは残念だったわね」

佐天「はい、まこちんは私と同じレベル0で…ヒック…ヒック他のみんなともよく励ましまったりして…ヒック…ヒック」

黒子「…佐天さん」

佐天「ヒック…ヒックそ、そうだ私御坂さんに聞きたい事あったんだ」

御坂「私に聞きたい事?」

佐天「昨日の夜何してました?」

sssp://img.2ch.net/ico/anime_marara03.gif
久々の佐天スレ

御坂「昨日の夜は……あ~!!もぅ!思い出しただけでイライラするわ!!」

黒子「お、お姉様?」

御坂「アイツまた私の事ビリビリって…それに相変わらず思いっきり電源食らわしてやっても全然聞かないし、おかげで停電になっていい迷惑だわ本当に」

黒子「お姉様…能力をむやみに使ってはいけないと何度も言ってるでしょう、昨夜の停電騒動だって被害は何件も出てるんですのよ」

御坂「あはは、被害だなんて貧乏学生の冷蔵庫の中身がダメになったとかそういうのでしょ、ね?佐天さん……佐天さん?」

黒子「あら?おトイレですの?」



佐天「…っ……はぁ…っは…はっ…はぁ」タッタッタ

佐天「…んっ、あれ?何で私家に…そっか」

佐天「御坂さんの話しにいてもたってもいられなくなって私その場を離れたんだった」

佐天「………」

佐天「もし本当に停電が原因だとしたらその停電を作った御坂さんが原因って事に……いや、そんな事あるわけないよ!

佐天「明日調べよう!ちゃんと自分の耳でまこちんの死因を」

佐天「本当に死因は停電だったんですか?」

医師「この前もそれを訪ねに来た子がいたよ」

佐天「スミマセン、多分私の友達です」

医師「いや、いいんだよ彼女達も友達のために頑張ってるんだろう」

佐天「はい」

医師「それで死因は君の友達にも伝えた通り停電による機械トラブルだよ」

佐天「本当ですか?」

医師「あぁ、君達には教えたくなかったんだけどね」

佐天「なんでですか?」

医師「停電が原因とわかったら君達は停電を起こした者を恨むだろ?」

佐天「そんな……御坂さんを恨むなんて」

医師「いや、恨むだけならいいんだが問題はそこじゃないんだ」

佐天「何ですか?」

医師「その停電を起こしたのがレベル5だったって事さ」

佐天「レベル5だったら何かあるんですか?」

医師「大ありだよ、停電を起こしたのがレベル5じゃなければ事件となり停電わ起こした者はたくさんの罪に問われるだろうね」

佐天「……」

医師「しかしレベル5は違う、昨夜の停電でたくさんの人達が被害にあっただろう
それこそ君のお友達みたいな子もいたかもしれない
それでも停電を起こしたレベル5は何の罪にも問われないしこの事実を知るのもジャッチメントやアンチスキルと言った関係者のみ……君や君の友人には教えちゅったけどね」

医師「君達には教えたくなかったんだよ、レベルによる格差があるのは知ってるだろ?」

佐天「……はい、私はレベル0だから特に」

sssp://img.2ch.net/ico/anime_marara03.gif

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    リ /)允iヽ___       \\ 丶--',  イ!:.:.:.:.:./       リ./(二つO
   (=U=l|l,、,、,、,、l}         \ ∧∧∧∧  /     .    ((゙く/_lj)目|
      じフ              < 予 佐 >     :::::::::::::::::::::::::::じフ|目|
―――――──―――――――<  感 天 >―――――──―――――――
  ホラホラ、ウイハルクエー♪       <  !!! 様 >          | | | ||||ヒュウウ…
  キャハハハハ♪            <    の >           | | | ||||
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    i (ノノ"))i <  .       /  |  | ,、ヽ + .   \      ((.くヾl!〉))
    li l| "ワ,''´ `´ ゙ヾ   / .    |  | ノ"))i  .      \     |i とj孕!つ
   ○=と)允リ_   ; ! /  .   |_|"ー ノl|        \ .    l! |。 A。Y|
   (( く/_lj∩i、l)゙wwv'/  .      |佐|【◎】0          \  i い),,))!
     (ヽ__)___ノ/     .    | ̄|_lj〉))           \.弋 ヽ ~_丿
           /             |  |'ノ               \ ` ̄

医師「そうか、なら話しは早いね」

医師「何でレベル5なら罪に問われないかわかるかい?」

佐天「わからないです」

医師「7人しかいないからだよ、もしレベル4や3ならいくらでも変わりがいるから罰するのは簡単だろうね、でもレベル5はわけが違う」

医師「たががレベル0や1のために貴重なレベル5が罪に問われるわけには行かないってのがお偉い人の考えなのさ」

佐天「そんな!!それじゃあまこちんは!?」

医師「……能力者に殺されたみたいなものだ」

非常電源が(ry

>>42
レベル0ごときの病院に非常電源はないザマス的な発想

佐天「……」

医師「悔しいかい?」

佐天「え?」

医師「レベル5…いや、レールガンは君の友達なんだろう?」

佐天「何でそれを?」

医師「ふふ、他にもいろいろ知ってるよレベルアッパーとかね」

佐天「…っ」

医師「レベルによる格差や憧れでレベルアッパー使っちゃったんだよね?」

佐天「それは…」

医師「そしてまたこうしてレベルによる大きな壁にぶち当たったわけだ、大きな大きな壁に」

佐天「……」

医師「君の友達はレベル5のたわいもない事が原因で死に、その原因を作った君の友達は平静としている」

佐天「……」

医師「これっておかしくないかな?」

医師「な~んて考えても私達レベル0にはなにもできないんだけどね」

佐天「先生もレベル0何ですか?」

医師「レベル上昇による薬を開発してた時期があってね、自分でも試してはみたんだが効果はなくて」

医師「今でも薬の開発だけはしてるんだがやはり大人である私には効果がないまたいでね」

佐天「……それがあれば能力が手に入るんですか?」

医師「あくまで可能性だけどね」

佐天「(レベルによる格差があるのは知ってた、何よりレベル0の私はそれがよくわかってた…
だからレベルアッパーに手をだしてみんなに迷惑かけて
でも御坂さんや白井さんのような高能力者は私達が思ってるような人じゃなくて私達を助けてくれて…)」

医師『レベル0ごときにレベル5が罪に問われるわけにはいかない』

御坂『アイツのせいで停電にっていい迷惑だわ』

御坂『被害なんて貧乏学生の冷蔵庫の中身がダメになったぐらいでしょ』

佐天「(これはダメな事だってわかってる、レベルアッパーを使った私にはダメだって事がよくわかってる……それでも)」



佐天「その薬、私に試して貰えませんか?」

佐天「…ん…あ、あれ?前が見えない?それに体が動かない!?」ジタバタ

医師「やぁ目が覚めたかい、悪いけど実験の間縛らせてもらうよ」

佐天「そっか…私、薬の実験受けるの承認したんだった」

医師「注射を打ったら君は眠ってしまってね、何か体に違和感はあるかい?」

佐天「特に感じる事はないです、それより解いてくれませんか?」

医師「おっとすまない」

医師「君は一度レベルアッパーにより能力を手に入れた、今はどうだい?」

佐天「う~ん……ダメです、能力が発動しそうにないです」

医師「つまり……実験は失敗って事か」ハァ

佐天「はぁ~疲れた~……私ものすごく決心したのに何も起こらないなんて」

医師「まぁまだ完全に失敗したとは限らないから、今日はもう帰りなさい」

佐天「はい、ありがとうございました…またきます」

医師「あぁ、さようなら」





医師「クソっ!!クソっ!!役立たずのモルモットが!!」

医師「私の薬は間違いなく成功しているはずだ!!悪いのはモルモットの方なんだ…クソっ!!」

佐天「やっぱり能力なんてそう簡単に手に入るものじゃないのかな……きゃっ」バンッ

不良「ってな~どこ見て歩いてんだよ?」

佐天「す、すみません(うわ~最悪だよ」

不良2「お!こいつ可愛いじゃん」


不良3「おいおい、コイツまだ中学生だろお前ロリコンかよ」

不良2「へっ、悪いかよ」

佐天「に、逃げなきゃ!!…∑っ!?」

不良「どうした?体だ痺れて動かないだろ?」

佐天「くっ…体が…」ガクッ

不良「俺はあの有名なレールガンと同じ電気使いなんだぜ、もっともレベルは1でこうして体をけいれんさせるぐらいしかできないけどな」

佐天「あ、足が…」

不良「それじゃあ説明はこれぐらいにしてお楽しみと行きますか」

佐天「(まただ…また能力者に…やっぱり能力者は生きてちゃいけないんだ!!能力者なんて…能力者なんて……みんな死んでしまえ!!)」キッ

不良「なんだその目は、睨んだ所でお前の体は動かないがな…くっくっくっ」

不良2「早くやっちまおうぜ~」

不良3「だな」

佐天「死ね!!能力者なんてみんな死んじゃえ!!お前らみんな死んでしまえばいいんだ!!」

不良「お~怖い怖い」

佐天「(力さえあれば!!力さえあればこんな連中殺してやるのに!!力さえあれば能力者なんて!!)」

不良「それじゃいい加減始めますか」

佐天「死ね!!死ね!!刃物で喉突いて死ね!!お前は手を喉に突っ込んでしね!!お前は舌を噛みきって死んでしまえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」バタッ






佐天「…ん…ここは…どこ?私なんでこんな所で眠って…そうだ!私不良達に」


佐天「あれアイツらは…ひぃっ!!」

佐天「…し、死んでる」

佐天「誰ががやったのかな…でも何で喉を差したり、手を喉に突っ込んだり、舌を噛みきって死んでるのかな」

佐天『お前は刃物で喉を突いて死ね!お前は手を喉に突っ込んで死ね!お前は舌を噛みきってしんでしまえぇぇ』

佐天「…っ!!わ、私だ!私が望んだ死に方と同じ」

佐天「それじゃあ私がコイツらを?そんな!私人殺しなんてするつもりなんて……」

佐天「………ふふ、ふふふ、あはははは!私は何言ってるんだろう、コイツ能力者は人間じゃないんだ!刃物なんだよ!!生きてちゃいけないんだ!!だから能力者はみんな死ななくちゃいけないんだ!能力者なんかいなくなればいい」

佐天「そうだよ!私には力があるじゃないか!もう何にも出来ない私じゃない…化け物達と戦える力が私にはあるんだ…そうだ、能力者なんて…能力者なんて………………みんな死んじゃえ」

佐天「う~いは~る!」バッ

初春「さ、佐天さん捲らないでくださいって何度も言ってるじゃないですか」

佐天「あははごめんごめん」

初春「も~佐天さんはいつもそう言って」

佐天「ごめん許して?ね?」

初春「……しょうがないですね」

佐天「初春大好き~」ギュッ

初春「さ、佐天さん///」

初春「でも良かったです、佐天さんが元気になって」

佐天「…初春」

初春「佐天さん全然元気なかったから私心配で」

佐天「ごめんね?迷惑かけたよね」

初春「佐天さんの迷惑には私慣れっ子ですから」

佐天「初春ひど~い」

初春佐天「「あはははは」」

プルルル

初春「白井さんから…なんだろう」

初春「はい、えっ?はいわかりましたすぐに行きます!!」

佐天「ジャッチメントの仕事?」

初春「はい、私行ってきます」

佐天「初春気をつけてね?」

初春「大丈夫ですよ佐天さん」





佐天「ごめん…ごめんね初春」

~数時間前~

固法「またアナタ?初春さん達ならいないわよ」

佐天「まぁまぁいいじゃないですか」

固法「まったく、ここはたまり場じゃないのよ」

佐天「それに今日は固法先輩に用があって来たんです」

固法「私に?」

佐天「えぇ、私のお願い聞いて欲しいな~って」




佐天「固法先輩!固法先輩!」

固法「ん…あれ?」

佐天「も~急にぼ~っとするから心配しましたよ」

固法「そ、そう?ごめんなさい疲れてるのかも」

佐天「なんかこれ以上いると迷惑みたいだし私帰りますね」

固法「迷惑ってわけじゃないけどここはたまり場じゃないからそうしてもらえるかしら」

佐天「それじゃあ固法先輩……よろしくお願いしますね」バタン

固法「よろしくお願いしますって何の事?」




初春「はぁ…はぁ…白井さん!」

黒子「遅いですわよ初春」

初春「はぁ…はぁ…これでも…はぁ…走ってきたんですよ…はぁ」

黒子「それにしても固法先輩がどこにもいませんですの」

初春「固法先輩来てるんですか?」

黒子「わたくしは固法先輩から連絡が来ましたの、それで初春に連絡しましたの」

初春「でもいませんね」

黒子「いつまで待っても仕方ないですわね……わたくし達だけで行きますわよ」

初春「えぇ!?ちゃんと固法先輩を待ってからの方が」

黒子「そんなの待ってられませんわ!」

黒子「固法先輩の話じゃ犯人は3人グループですの、それぐらいわたくし一人で十分ですわ」

初春「待ってください白井さ~ん」


黒子「ジャッジメントですの!」

「クソ…ジャッジメントガキヤガッタ

「ガキガオトナシクシテロ」

「ソコヲドケ」

黒子「まったく野蛮な方々ですの」ヒュンヒュン

「ウワッ!」

「クソッ!」

「ヒィ」

黒子「次は体にテレポートさせますわよ」

黒子「今回の犯人はやけに大人しいですのね」

初春「はぁ…はぁ…白井さん待ってくださいよ~」

黒子「もう事件は解決しましたわ」

初春「流石白井さんです!」

黒子「こんなの朝飯前ですわ」

バンッ!!

初春「…え?」

黒子「初春!?ういはるっ!!」

初春「白井さん……私…」バタッ

黒子「しっかりしなさい!今すぐテレポートで病院に運んで」

「無駄よ」

黒子「固法先輩!?今までどこに?……なんですかその拳銃は」

固法「何ってあなた達を撃つために用意したんだけど?」

黒子「…聞きたい事は山ほどありますが今は初春を病院に連れていくのが先」

固法「だから無駄って言ってるじゃない、心臓を打ち抜いたんだから助かるわけないわ」

固法「それじゃああなたも死んでもらうわ」カチャリ

黒子「…っ」ヒュン

医師「良かったのですか?彼女は君の親友だったのでは?」

佐天「親友だから、親友だから一番最初にって」

医師「そうかい」

佐天「……それに、もう振り替えるべき場所はいらないから」

医師「それじゃあ君の能力についてだが」



ピッ…ピッ…ピッ…ピー

黒子「初春!!初春!!」

御坂「初春さん!しっかりして初春さん!」

ピー

初春「……」

黒子「そんな!ダメですわ初春!目を覚ましなさい!!」

御坂「初春さん!」

ピー

初春「……」

医師「それじゃあ実験を開始しようか」

佐天「はい」



医師「とりあえず君の能力がレベル3までの相手までなら効くという事、能力をかけられた相手はその時の記憶がとぶという事、君が能力を使えるのは1日三回までと言うこと」

佐天「三回…か」

医師「それに関してはレベルがあがれば回数が増えるかもしれない…それにしてもレベル3までの実験台なら簡単に用意できるがレベル4以上を用意するのは難しい」

佐天「レベル4以上の能力者……白井さん」

適当に佐天さんに能力つけて御坂とバトらせるつもりがなんか規模がでかくなってきた

どうしよ

佐天「いやぁぁぁ!ういはるぅぅ!何で死んじゃったのよ!初春がいなくなったら私どうすれば…うぅっ」

黒子「…佐天さん」

佐天「なんで!なんで初春を守ってくれなかったんですか!?白井さんならそれぐらい簡単に」

御坂「ちょっと落ち着いて佐天さん!」

佐天「御坂さん」

御坂「黒子だって頑張ったのよ、初春さんが撃たれてからすぐに病院へテレポートしたけど……もう手遅れで」

佐天「そんなの…そんなの…」

御坂「それに恨むのは黒子じゃなくて初春さんを撃った相手よ!!」

黒子「……」

御坂「黒子?どうしたの?」

黒子「初春を撃ったのは固法先輩ですの」

御坂「嘘でしょ!?何で固法先輩が初春さんを撃ったりするのよ」

黒子「それは…わたくしにはわかりませんの」

佐天「じゃあなんですか!?初春は味方であるジャッジメントに殺されたって事!?」

黒子「……」

佐天「黙ってたらわからないじゃないですか白井さん!!白井…白井黒子ぉ!!」

御坂「落ち着いてって佐天さん」

黒子「……わたくし用がありますからこれで」ヒュン

御坂「黒子…」

佐天「初春…初春…うっ…うぅっ…」

ブーブー

黒子「メール……これは!」




黒子「約束通り1人できましたわ…出てきてください固法先輩!」

佐天「…白井さん」

黒子「何で佐天がここに!?」

佐天「私が白井さんを呼んだからですよ……固法先輩を使って」

黒子「それはどういう事ですの?」

佐天「こういう事ですよ白井さん」

固法「……」

黒子「固法先輩?何で佐天さんと固法先輩が?」

佐天「だから私が固法先輩を使って白井さんを呼び出しって言ったじゃないですか」

佐天「それとも、何で固法先輩が私の言うことを聞くか知りたいですか?」

黒子「教えてくださるなら是非とも知りたいですの」

佐天「こういう事ですよ、白井さん」

後先考えずに突っ走るのはダメだと改めて思いましたの

医師「スゴいじゃないか!レベル4でさえ君の思うがままだ」

佐天「ジャッジメントとアンチスキルはもはや私の手の中に…もうすぐだ!もうすぐで私の計画が」




「久しぶりの仕事だにゃ~」

「それで今回の仕事の内容はなんですか?」

「私を呼ぶって事はそれ相当の仕事なんでしょうね」

「そんなの決まってるだろうがァ」

「相変わらずの人殺しだよ」

結標「それでどこまで運べばいいの?」

土御門「○○病院だ、表向きは普通の病院だが裏でレベルアップのために人体実験を行っている」

一方通行「そんなのココじゃ別に普通だろうよォ」

土御門「上に内緒で行われてる実験がある、それが何かわからないから排除せよって事だ」

海原「出る杭はうつって事ですか」

一方通行「それで関係ない奴らはどうすんだァ?」

土御門「もちろん皆殺しだぜい」

ワー!ワー!ドガンドガン!ワーワー!ドンガラガッシャン

医師「一体何が起きてるんだ!?」

「それが突然の襲撃で何がなんだか」

医師「クソっ!!」

佐天「また能力者達がこんな事を!!許せない!能力者なんてみんな殺してやる」

医師「おぉ!そうだ!君の力で悪から私達を助けてくれ」

佐天「化物達め!!」

ギアスか

>>158
急展開ぶりはR2を見習った

海原「仕事とはいえ関係ない方まで殺すのは気が引けますね」

佐天「…うぅ」

海原「大丈夫ですか!?」

佐天「ありがとうございます!この病院に入院してたんですど…」

海原「ここは危ないので安全な場所まで案内します(病院にいる者は皆殺しという事ですが流石に彼女は関係ないでしょう)」

佐天「助かります」

海原「(それに彼女と同じ中学生みたいですし)」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年12月26日 (土) 17:21:02   ID: lNBIHKrY

やった!!

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