雀神-The God of Mahjong (18)

これは「雀神」と称されたある一人の男の物語である。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1379513742

第一章「出会い」
 
 麻雀の競技人口が数億人を超え世界大会が開かれるほどにまで人々の生活に浸透していた。
「まーじゃんって何?」と少年たちは父にたずねた。
「うーん『牌』という道具を使って絵合わせゲームのようなものかな?」と少年たちの父は答えた。
「まず麻雀は四人で行うゲームなんだ。」「詳しく言うと4人のプレイヤーがテーブルを囲み136枚の牌を引いて役というものを揃えることを数回行い、得点を重ねていくゲームだ。」
「詳しいルールは全日本麻雀機構のホームページを見るといい。」と彼は子どもたちに教えた。全日本麻雀機構とは全国的に統一されたプロ麻雀の団体のことである。
少年たちの父は全日本麻雀機構所属のプロ雀士で名を宮野総一郎といった。彼の息子で赤い髪をしている子が恭介、青い髪をしている子が大輝といった。二人は双子だった。
 「ちょっと、あなたこの子たちには麻雀は早いわ。まだ五歳なのよ。」と総一郎の妻は口を挟んだ。

>>1です
10日おきに更新していこうと思います。世界設定などはちょいちょい説明を入れます。地の文が大目になるとおもいます。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom