苗木「超高校級の不運?」 (103)

~回想~

苗木「いてっ」ドンッ

舞園「きゃっ」ドテーン

苗木「いたた…ん?」ムニッ

舞園「あいたたた…えっ」←胸に苗木の顔がうずくまってる

ーーーーーーーーーーーーー

苗木「ってことがあったんだよー」

桑田「なんだそれ!超ラッキーじゃねえか!」

苗木「超高校級の不運は伊達じゃないね」

桑田「なに言ってんだてめぇ!男にとってそんな嬉しいことなかなかねえぞ!」

苗木「いや僕女なんだけど」

桑田「」

苗木「僕のこと男だと勘違いしてくる女共に言ってやったんだよ」

苗木『僕は女だから、これ以上深く関わるのはやめてほしい』

桑田「そしたら?」

苗木「皆びっくりしてショックだったのか部屋に閉じこもっちゃって」

桑田「最近元気無いと思ったらそういうことか」

苗木「でもなぜか不二咲くんと舞園さんがさらにアプローチをかけてくるんだよ」

桑田「」

苗木「2人とも女なのに…」

桑田「こんな少人数の中にレズが2人もいるとはな」

苗木「僕はその気は無いんだけどね」

桑田「なんで今まで男のフリしてたんだよ」

苗木「僕は普通にしているつもりなんだけど、皆勝手に勘違いしちゃって」

桑田「まあ、お前が諦めてくれるんなら俺もやりやすいな!」

苗木「どういうこと?」

桑田「舞園ちゃんが俺に振り向いてくれるかもってことよ!」

苗木「あー…そういうこと」

桑田「頑なに拒否するお前を見て舞園ちゃんは元気を無くす!そこで俺が慰める!舞園ちゃんはメロメロ!完璧じゃねえか!」

苗木「好きな人がいるって幸せだよね」

桑田「そういやお前誰か好きな奴とかいねえの?」

苗木「いるよ」

桑田「おっ?誰誰?」

おわり

舞園と百合百合するとこまで書ききれよ

じゃあレズか普通か>>21

じゃあレズでいくよ

苗木「…やっぱ秘密で」

桑田「ちょっお前それはねーだろ!生殺しじゃねーか!」

苗木「女なんだし秘密の1つや2つくらいないとね」

桑田「実は女でしたっていう最大の秘密を明かしたばかりじゃねえか」

苗木「だから僕は隠してた訳じゃないって、君たちが勝手に勘違いしてただけ」

桑田「いやまあそうだけどよ…気になるー!」

俺じゃねーよ>>20がわりーよ

苗木「もうどうでもいいじゃん、いるって知れただけでも得だと思っておきなよ」

桑田「まあこれ以上は聞かねえけどよ…うまく行ったら報告してくれよ」

苗木「えー…今のところ告白する気は無いんだけど」

桑田「なんでだよ」

苗木「それも秘密にしておこうかな」

桑田「あーくそ!秘密をおおくすればいいってもんじゃねーんだぞ!」

苗木「秘密の多い女、ミステリアスでいいじゃん」

桑田「ミステリアスなのは霧切だけでいいっての!」

桑田「まあ分かったよ、なんか悩みがあったら相談してくれよ?」

苗木「無いと思うけど、わかったよ」

桑田「俺が女の悩みを聞いたら必ずその女は俺に惚れるけどな!」

苗木「それはない」

桑田「きっぱり言うなよ…」

苗木「じゃあ僕約束があるから、またね」

桑田「おう」

舞園「あ!苗木くん!」

苗木「女なんだからせめて『ちゃん』にしようよ」

舞園「気にしない気にしない!それより苗木くん、この後用事あります?」

苗木「うん」

舞園「私もついていっていいですか?」

苗木「あー…僕はかまわないけど」

舞園「どういうことですか?」

苗木「不二咲くんに呼ばれてるんだよ」

舞園(むっ)

苗木「不二咲くんもしつこいよね、僕は女だって言ってるのに」

舞園「そうですよね、しつこいのは嫌われますよ」

苗木「いや君もだよ

舞園「まあ不二咲くんとはそろそろ話し合いたいと思ってたし、ちょうどいいですね」

苗木「まあ僕はいいけど…喧嘩はしないでよ?」

舞園「大丈夫です!あくまで話し合いですから!」

苗木(不安だ…喧嘩になったら逃げよう)

ーーーーーーーーーーーー

苗木「不二咲くーん」

ガチャッ

不二咲「あっ!苗木くん待ってたよ!」

舞園「私も一緒ですよ」ヒョコッ

不二咲「い…いらっしゃい。なんで舞園さんも?」

苗木「不二咲くんと話したいことがあるらしいよ」

不二咲「そ、そうなんだ…なに?」

舞園「いえいえ苗木くんとの用事が済んでからでいいですよ」

不二咲「僕の用事も舞園さんがいると話しにくいんだけどな…」

苗木「じゃあこうしよう、僕と不二咲くんが部屋の中で不二咲の話を聞くから、その後で2人で話し合いなよ」

舞園「わかりました、早くしてくださいね?」

不二咲「う…うん」

苗木「じゃ」

ーー不二咲の部屋ーー

苗木「話って?」

不二咲「うん、えっとね…」

苗木「早くしてね、舞園さんが我慢の限界で入ってくるよ」

不二咲「沸点低いなあ…じゃあ簡潔に話すよ」

苗木「僕のことが好きだってことはもう聞き飽きたからね」

不二咲「違うよ…実は僕は…」

苗木(もったいぶるなあ)

不二咲「男なんだ!」

苗木「えっ」

苗木「お…男?えっ?男?」

不二咲「うん」

苗木「僕が実は女だったからって無理して男になる必要はないんだよ?」

不二咲「ち…違うよ!ほんとに男なんだ!」

苗木「えっと…証拠は?」

不二咲「しょ、証拠って……じゃあ」

苗木「ちょちょちょっと!なにスカートまくろうとしてんの!」

不二咲「これが一番手っ取り早いでしょ?」メクリ

苗木「ちょっ…えっ」

不二咲「…」

苗木「…生えてる」

不二咲「わかってもらえた?」

苗木「う…うん。驚きを隠せないよ」

不二咲「僕も苗木くんが女って知った時は同じ気持ちだったよ」

苗木「皆の気持ちがわかった気がする」

不二咲「じゃあ苗木くん、男として…改めて言います!」

不二咲「僕は苗木くんのことが好きです!」

苗木「…」

苗木「…ちょっと考えさせてもらってもいいかな」

不二咲「うん、いつまでも待つよ」

苗木「舞園さんも待ちくたびれてるだろうし…ごめん、今日はもう部屋に戻るね」

不二咲「ごめんね」

苗木「いいよ、僕が女って打ち明けた時もみんなこうだったし」

不二咲「僕は逆に嬉しかったけどね」

苗木「えっと…舞園さん呼んでくるね」

不二咲「うん」

ーー廊下ーー

苗木「…」ガチャッ

舞園「あっ、おかえりなさい!」

苗木「うん、悪いけど今日はもう部屋に戻るね」

舞園「苗木くんなんか変ですよ?具合でも…」

苗木「大丈夫だよ、それより不二咲くんが待ってるよ」

舞園「そうですけど…ほんとに大丈夫なんですか?」

苗木「うん、立ちくらみみたいなものだから」

舞園「…不二咲くんとお話が終わったら様子見に行きますね」

苗木「ほんとに大丈夫だから、あと不二咲くんは何も悪くないからね?」

舞園「分かっていますよ、不二咲くんはそんなことしないって知ってますから」

苗木「意外と仲いいんだね…じゃ」

舞園「はい、気をつけてくださいね」

舞園「…さて」ガチャッ

不二咲「あ、舞園さん」

舞園「…あなた、苗木くんになにしたの」

不二咲「僕の秘密を教えただけだよ」

舞園「そんなはずありません!明らかに苗木くんの様子は変でした!」

不二咲「ほんとだよ…舞園さんにもこのことは言っておいた方がいいね」

舞園「なんですか」

不二咲「僕は男なんだ」

舞園「」

女だと思ってて君付けだったのかよ

>>45
こまけえこたぁいいんだよ

舞園「言うに事欠いて…そんな嘘ついてまで苗木くんが欲しいんですか?」

不二咲「嘘じゃないよ、ほら」

舞園「ちょっ…えっ」

不二咲「ふふっ、苗木くんと全く同じ反応してるよ」

舞園「まさか本当だったなんて」

不二咲「信じてもらえたかな」

舞園「信じるもなにも、そんなものを見せられたら信じるしかないですよ」

不二咲「えっと…話があるんだっけ?」

舞園「そうでした」

不二咲「苗木くんは渡さないって話かな?」

舞園「!」

女の子にちんこ見せつけて笑う変態

舞園「…」

不二咲「苗木くんは女には興味が無い」

不二咲「舞園さんは女だ」

不二咲「そして僕は男だ」

舞園「勝負にならないと?」

不二咲「…」

舞園「負けませんよ、私は負けません」

不二咲「僕は勝負なんてする気はないよ」

舞園「余裕ですね」

不二咲「そうじゃない、確かにライバルにはなるけど」

舞園「なんですか?」

不二咲「舞園さんを応援してるってことだよ」

舞園「…意味が分かりませんね、恋敵を応援なんて」

>>49最高だね

不二咲「僕は勝負なんてしたくないんだ、というよりも、苗木くんをとりあうなんてしたくない」

舞園「じゃあ何がしたいんですか」

不二咲「ただ、純粋に苗木くんを振り向かせたいだけだよ」

舞園「…」

不二咲「一人の男として、苗木くんが好きなだけだよ」

舞園「…なんとなく、わかりました」

舞園「でも私はあなたをライバルとして見ることに変わりはありません」

不二咲「…」

舞園「負けません、絶対に」

不二咲「舞園さん」

舞園「では」

ーー苗木の部屋ーー

苗木(まさか不二咲くんが男だったなんて…)

苗木(…)

苗木(って、僕は何を悩んでいるんだ)

苗木(別に僕は不二咲くんのことが好きな訳じゃない)

苗木(不二咲くんが男だろうと女だろうと、僕には関係の無い話じゃないか)

苗木(なのに何でこんな悩んでいるんだろう)

苗木(…そもそも、何を悩んでいるんだろう)

苗木(…10000歩譲って不二咲くんのことが好きだとすると今悩んでいるのも納得がいくけど)

苗木(なんか、そんなんじゃない気がする)

苗木(桑田くんには好きな人はいるって言ったけど、そんな人はいない)

苗木(でも僕は、もしかしたら誰かを好きなんじゃないだろうか?)

苗木(仮にその人をAさんだとして、僕は不二咲くんに男として告白されて)

苗木(そのAさんと不二咲くんで揺らいでいるんだろうか?)

苗木(でも僕にはそんな感情は一切無い)

苗木(…もどかしい)

http://i.imgur.com/cQcT4oz.jpg

ーー食堂ーー

舞園「はあ…」

舞園(不二咲くんはああ言ってたけど、ほんとは敵じゃないと思ってるに違いない)

舞園(私は女で、不二咲くんは男で、苗木くんは女)

舞園(私の入る余地なんか元々なかったんですね…)

舞園「はあ…」

ーー食堂前ーー

桑田「舞園ちゃんがため息をついてる…?」

桑田「苗木にボロクソ言われたんだな!んで落ち込んでるんだな!チャンス!」

>>57
きゃわわわわわわわわわ

桑田「舞園ちゃーん!」

舞園「桑田くん…なんですか?」

桑田「なんか落ち込んでるけど、なんかあったの?」

舞園「大丈夫です、なんでもないですから」

桑田「話した方が楽になるって!1人で抱え込んでもなんにもならねーよ!」

舞園「…」

舞園(…確かに…1人で抱え込むよりは誰かに相談した方がいいのかも)

舞園「実はですね…」

ーーーーーーーー

舞園「ってことがあったんですよ」

桑田「うーん…」

舞園「私はもうどうしようもないんでしょうか?」

桑田「ハッキリ言っちゃっていいの?」

舞園「いいですよ、変に気を遣われても困りますし」

桑田「苗木は女に興味はない、この時点でもう決まってるんじゃねーかな」

舞園「…でも」

桑田「不二咲が男だったってのを打ち明けられて苗木は元気が無かったんでしょ?」

舞園「はい」

桑田「それは苗木が不二咲を好きってことじゃねーのかな」

舞園「でも、今まで苗木は不二咲くんに全く興味を示していませでした」

桑田「それは女だと思ってたからじゃねーかな、でも不二咲は男だった。んで、意識しはじめた」

舞園「そんなこと」

桑田「あるんじゃねーかな、今朝苗木は好きな奴がいるって言ってた」

桑田「それはもしかしたら不二咲のことかもしんねえ」

舞園「…」

桑田「今まで興味の無いフリをしてただけかもしれねえ」

舞園「そう…何でしょうか」

桑田「わかんねえけど、これが一番濃い線だと思うぜ」

舞園「やっぱり、女が女を好きになるって変なんですかね」

桑田「まあ…その、ハッキリ言うと変、じゃねーの」

舞園「…」

桑田「男は女を好きになる、女は男を好きになる。これが普通じゃねーの」

舞園「そうですよね、それが普通なんですよね」

桑田「苗木を諦めろとは言わねーけど、それが敵わない恋ってことも」

舞園「わかってます、わかってますから」

桑田「舞園ちゃん…」

舞園「…今日はもう寝ますね」

桑田「おやすみ」

舞園「では…」




桑田(キタアアアアアア!!!!!)

ーー舞園の部屋ーー

舞園(敵わない恋)

舞園(わかってたはずなのに、自分を抑えきれなかった)

舞園(…私は、苗木くんに迷惑かけてただけだったんでしょうか)グスッ

ーー苗木の部屋ーー

苗木(…)

苗木(…よし)

苗木(次不二咲くんに会って何かを感じたら)

苗木(…きっと僕は不二咲くんのことが好きなんだろう)

苗木(それだけ、それだけだ、単純なことだ)

ーー廊下ーー

不二咲(舞園さんが落ち込みながら部屋に入って行くのが見えてしまった)

不二咲(僕のせいだろうか?)

不二咲(僕が気づいてないだけで傷ついてしまったんだろうか)

不二咲(謝りに行こうかな)

不二咲(…謝るなら早めの方がいいよね)

不二咲「よし」

不二咲「舞園さん」

舞園(…不二咲くん?)

ガチャッ

舞園「…どうしたんですか?」

不二咲「泣いてるの?」

舞園「いえ、大丈夫です。タマネギ切ってたら涙でちゃっただけですから」

不二咲「…知ってるよ」

舞園「えっ…」

不二咲「さっき僕と話してる時に、僕が傷つけちゃったんだよね?」

舞園「えっ?」

不二咲「えっ?ち、違うの?」

舞園「ふふふっ、違いますよ。踏ん切りがついただけです」

不二咲「踏ん切り…?」

舞園「私、苗木くんを諦めます。これが正しい道なんですもんね」

不二咲「なんでさ」

舞園「女が女を好きになるなんて元々変だったんですよ」

舞園「男は女を好きになる、女は男を好きになる、当然のことですよね」

不二咲「舞園さん?」

舞園「不二咲くん、苗木くんを泣かせたら承知しませんからね?」

不二咲「…何言ってんの!」

舞園「えっ」

不二咲「何でそんなことで諦めるのさ」

舞園「そんなことって…変なことなんですよ!」

不二咲「変だからなんだよ、舞園さんはそんなことで苗木くんを諦めちゃうの?」

舞園「でも」

不二咲「でもじゃない!舞園さん、周りなんかどうでもいいんだよ」

不二咲「大切なのは自分の気持ちじゃないか」

不二咲「普通じゃないとか、変だとかどうでもいいよ」

舞園「自分の気持ち…」

不二咲「どうせ諦めるなら、最後に玉砕して諦めるといいよ」

不二咲「その方が本当に踏ん切りがつく」

不二咲の言動が目茶苦茶でイラッとする

舞園「不二咲くん…」

不二咲「自分の気持ちを思い切りぶつける、諦めるにはそれからでもいいんじゃないかな」

舞園「そう…ですよね」

舞園「はい。私、行ってきます」

不二咲「うん」

舞園「不二咲くん、ありがとうございました。とってもかっこよかったですよ?」

不二咲「舞園さん、恥ずかしいからやめてください」

舞園「ふふふ」

>>74こまけえこたぁいいんだよ!

ーー苗木の部屋ーー

苗木(ん?誰か来た)

舞園「苗木くん、私です」

苗木「舞園さん?…どうぞ」ガチャッ

舞園「失礼します」

苗木「えっと…どうしたの?」

舞園「私の気持ちを伝えに来ました」

舞園「結果は分かっています、でもこれが最後です」

苗木「…」

舞園「私は女です。女が女を好きになるなんて思い切り変なことです」

苗木「まあ…そうだね」

舞園「でも、私は苗木くんが好きです」

舞園「苗木くんが女だと知ってから、余計に好きになりました」

舞園「この数少ない人数の中、苗木くんが現れて、苗木くんを好きになって、更に苗木くんが女だったなんて運命だと思いました」

苗木「運命…」

舞園「気持ち悪いですよね」

苗木「そんなことないよ、女の子なら皆そう思うことはあるんじゃないかな」

舞園「苗木くんもですか?」

苗木「僕はまだそういう人には出会えてないなあ」

深淵…!?

舞園「苗木くんの運命の人、案外近くにいるんじゃないですか?」

苗木「ふふっ、自分だって言いたいの?」

舞園「そうだといいんですけどね…」

苗木「…」

苗木「僕、悩んでたんだ」

舞園「悩みですか」

苗木「うん、不二咲くんが男だって知ってた?」

舞園「私はあの後聞かされましたよ」

苗木「そうだったんだ」

舞園「はい。苗木くんの元気が無かった理由までは分かりませんでしたけど」

苗木「僕、不二咲くんが好きかもしれない」

舞園「っ…そうなんですか」

苗木「でもわかんないんだ」

苗木「部屋に戻って悩んでたんだけど、その悩みは『僕は不二咲くんを好きなのか』ってことじゃなかった」

舞園「と言いますと?」

苗木「僕にはそれ以前に好きな人がいた、その人と不二咲くん、どっちが好きなのかで悩んでたんだ」

舞園「苗木くんの好きな人…」

苗木「でも誰かわからないんだよ。でもそれは一旦保留して、不二咲くんへの気持ちを確かめようとしてた」

舞園「…はい」

苗木「そこに舞園さんがやってきた」

苗木「そして今までとは違う真剣な告白をされた」

舞園「迷惑…でしたね」

苗木「いや、むしろ来てくれて良かった」

舞園「えっ?」

苗木「僕の好きな人は舞園さん、君だったんだ」

しんえ

舞園「!」

苗木「僕は舞園さんと不二咲くんの間で揺らんでいたんだ」

舞園「そうだったんですか…」

苗木「そしてもう1つの悩みも解けたよ」

舞園「もう1つの悩み?」

苗木「うん」

苗木「僕は舞園さんが好きだということ」

舞園「それは…さっき聞きましたよ?」

苗木「それは僕の好きな人は誰かの悩みの答えだよ」

>>84

苗木「今出た答えは…」

舞園「ちょっ、ちょっと待ってください」

苗木「どうしたの?」

舞園「…嬉しくて死にそうです」

苗木「ふふふっ、やっぱり間違ってなかったね」

苗木「もう1つの悩み、『不二咲くんと舞園さんどっちが好きなのか』?」

苗木「答えは舞園さん」

苗木「コホン。舞園さん、僕はあなたが好きです。大好きです。付き合ってください」

舞園「…」

苗木「舞園さん?」

苗木「…気絶してる…」

その後部屋からにやけながら気絶した舞園抱えて出てきた苗木を不二咲は多いに祝福した
その日の食堂はパーティーが開かれた
女と女という異例のカップルを責める者は1人もいなかった
皆、満面の笑みで祝福してくれた
舞園は嬉しそうに苗木と恋人繋ぎをしていた
苗木は少し恥ずかしそうにキスをした
舞園はまたにやけながら気絶した
皆は笑った
幸せな空気が、コロシアイという空気を吹き飛ばした


終わり


大和田「兄弟、女同士がありなら男同士もありだよな」

石田「それには答えかねるな!」

スレタイ関係ねぇな
もうどうにでもな~れ

桑田と十神の絡みはよ

>>99

桑田「なんかおもろいことねーかな」

十神「面白いものならあるぞ」

桑田「おっ!見せて見せて!」

十神「実は女だったんだ」ペロン

桑田「( ゚д゚)」

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