ステイル「ふむ、連立方程式か…」(593)

ステイル「えっと…うーん…」

ステイル「駄目だ、さっぱり分からない」


みたいな感じでまかせた

ステイル「日本の学校に通ってみるか」

ステイル「願書だそう」

数日後―――

ステイル「全部落ちてる!なんで!?」

上条「そりゃお前そんな容姿だし何より未成年で喫煙してるってのは・・・」

ステイルさんが中学の授業内容で悪戦苦闘してるとこが見たいんだよおおおおお

一方通行はミサカネットワーうんたらで計算力やばいんだろ?
数学超得意そうなんだけど

>>6
お前は何を言っているんだ

違うって! 百合子ちゃんじゃないんだって! ステイルさんだよ!!

なんで佐天さんなんだよ!
中学生が家庭教師っておかしいだろ! レールガンは食傷だよ!


ksk

ステイル「あの子のことは上条当麻に任せているものの…不安だな」

ステイル「僕も学園都市で暮らすとするか」

ステイル「だがそのためには学校に行かなければならないのか…」

ステイル「能力開発はするつもりないが、その辺は土御門に任せておけば問題ないだろう」


―数日後―

土御門「お前が柵川中学に入ることが決まったぜい! 転入前に教科書予習した方がいいぜよ、じゃあ頑張れにゃー」

ステイル「何から何まですまないな。どれ、教科書を見てみるか…」

ステイル「英語は…問題ないな。僕は英国人だからね」

ステイル「国語も…日本語ペラペラだから大丈夫だろう」

ステイル「さて、数学…」

x + y = 8
3x + 2y = 19

ステイル「…………」

ステイル「x = 4、y = 4か…? いや、そうすると下の式に合わない…」

ステイル「…なんだこれは……!」

キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!

書き溜めてるんだって信じてる

ステイル「x = 1, y = 7だったら…違うな、x = 2, y= 6…違う」

ステイル「x = 3, y = 5…これだ!!」

ステイル「なんだ解けるじゃないか…!」

ステイル「社会は…まぁなんとかなりそうだな」

ステイル「理科も…実験は嫌いではないな」

ステイル「よし、この分なら中学に通うのも問題なさそうだ」

ステイル「柵川中学か…どんなところだろうか」

ステイル「はっ、違う、僕はあの子を守るため、あの子の傍に行くだけだ…!」

ステイル「楽しみにしているわけではない!」

先生「今日は転校生を紹介する」

ステイル「ステイル・マグヌスだ。よろしく」

「背高すぎだろ…2mあるんじゃね?」「赤い髪に刺青…こえぇー!」
「きゃーイケメン外国人!」「不良っぽいところがいい!!」

初春「わー…かっこいい転校生って漫画みたいですね」キラキラ

佐天「そう…? でもちょっと怖くない? あの人…」

先生「席は…佐天の隣が空いてるな」

佐天「げっ!?」

ステイル「よろしく」

佐天「よろしくぅ…あ、私、佐天涙子です」ビクビク

ステイル「サテン…?」

初春「転校生が隣の席に来るなんてずるいです佐天さん!! あ、私は初春飾利っていいます!」

ステイル「あぁ、よろしく」

佐天「えーと…マグヌスくんは教科書持ってる?」

ステイル「ステイルでいい。教科書は全部持っている」

佐天「そっか、良かった。一時間目は数学だよ」

初春「机をくっつけて教科書を一緒に見るっていうお約束展開はないんですね」ガックリ

ステイル「数学か…どこをやってるんだ?」

佐天「連立方程式だよ」

ステイル「ふむ、連立方程式か…」

ステイル(昨日教科書を見た限りでは大丈夫そうだったな)

先生「では、この問題を…そうだな、転校生の君、どうかな?」

ステイル「は、はい!」ドキドキ

2x + 5y = 19
8x + 3y = 25

ステイル(落ち着け、ステイル・マグヌス!)

ステイル(まず、x = 1の場合から考えるんだ…)

ステイル(y = 5/17…分数になってしまった。ややこしいな)

ステイル(下の式に当てはめて…。しまった、x = 1ではなかったようだ…えーとえっと…)

先生「…おや? 前の学校ではまだやってなかったか。では佐天、答えは?」

佐天「はい。x = 2, y = 3です」

ステイル「!! 何故そんなに早く答えが出るんだい?」

佐天「なんでって。この問題だったら上の式を4倍して…」

ステイル「? なぜ4倍にするんだ?」

佐天「だって2xを8xにすれば上の式から下の式を引いたときにxが消えてyだけの式になるでしょ?」

ステイル「なるほど。その通りにやってみよう」

カキカキ

ステイル「y = -3になってしまったのだが…君の答えと違うじゃないか」

佐天「えー? ちゃんとy = 3になるよ! どれ、見せてみ~?」

ステイル「……2y = -6ではないのかい?」

佐天「あ! ダメだよ上の式ごと4倍にしなきゃ…2xだけ4倍にしても意味ないって」

ステイル「なに…!?」

佐天「ステイルってさ、不良そうに見えてインテリそうなしゃべり方だから意外だったけど、でも数学苦手なんだ? 佐天センセが教えてあげよっか?」

ステイル「くっ…たまたま解き方を知らなかっただけだ! やり方さえわかれば自分でできる!」

初春(これは……ステイルさんはツンデレ系かもですね…)ニヤニヤ

ステイルさんかわいいよステイルさん

佐天「次の時間は英語だよーん。そういえばステイルって何人?」

ステイル「イギリス人だ」

佐天「イギリスって…英語しゃべるんだっけ??」

ステイル「当然だろう。そもそも英語はイギリスの言語だ!」

佐天「へ? アメリカの言葉じゃないの?」

ステイル「…これだから日本人は! アメリカがイギリスの植民地だった時代を知らないのか?」

佐天「えー…社会苦手…。ねぇそれよりさ、ここ教えてもらってもいいかな?」

ステイル「どれ…見せてみろ」

4. 映画を見に行きませんか?(Howを使って)
__________ __________ __________ __________ __________ __________?

ステイル「How about going to the theatre?だ」

佐天「わっ! さすが…すっごい発音良い!」

「きゃー!!かっこいいーー!!」「日本語もペラペラだし素敵!」
「すげー! 英語ペラペラだな」「俺にも英語教えてくれよ!!」

ステイル「あ、あぁ…」ガタッ

佐天「……」

初春「…ステイルさん、クラスの人たちにとられちゃいましたねー」ニヤニヤ

佐天「なっ!? とられたって…」

初春「あ、戻ってきましたよ」

佐天「ごめん! さっきの発音良すぎて聞きとれなかった…」

ステイル「普通に喋ったつもりだったんだが…こうだ」カキカキ

佐天「筆記体…読めない…」

ステイル「仕方ない。ブロック体で書けばいいのか?」カキカキ

佐天「わーありがと! ハウアバウト、ゴーイングトゥーザ、しあたー…あれ?」

ステイル「どうかしたかい?」

佐天「ぷふっ! ステイルってば本場の人の癖にシアターの綴り間違ってるよー!」

ステイル「? 間違ってないはずだが」

佐天「t・h・e・a・t・e・rでしょ?」

ステイル「…それはアメリカ式のスペルだ。僕はノア・ウェブスターの提案した綴りは好きじゃなくてね」

佐天「ノア…? ステイルって博識なのに数学は苦手なんだね。おもしろーい♪」

ステイル「ッ!? 別に数学が苦手というわけではない!」

佐天「だって連立方程式解けなかったじゃーん!」

ステイル「あれはやり方を知らなかっただけだと言っただろう!?」

佐天「ムキになっちゃうところがあやしいぞぉ?」

ステイル「ふん、イギリス人に向かって英語を話せるかと質問した君もどうかと思うがね」

佐天「なっ、なにおう…!?」

キーンコーンカーンコーン

佐天「あ、先生来た」

初春(いい雰囲気になっちゃって…私すっかり空気じゃないですか、やれやれ)

この先どうすればいい…
ステイルと佐天とか今まで考えたこともなかったww

土御門のコネでレベル4ぐらいの発火能力者に区分してもらって、
開発授業の時だけ特別クラスへ行く・実験協力に行くということにして抜ければおk

保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 40分以内
02:00-04:00 90分以内
04:00-09:00 180分以内
09:00-16:00 80分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内

保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 60分以内
02:00-04:00 120分以内
04:00-09:00 210分以内
09:00-16:00 120分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内
今はもう少しもつだろうけど

キーンコーンカーンコーン

佐天「うっいはるー♪ お昼食べよ!」

初春「ステイルさんに食堂を案内しなくていいんですか?」

佐天「あ、そっか! じゃあステイルも一緒に食べよっ?」

ステイル「食堂くらい一人で行ける」

初春「ダメです、柵川中には柵川中の食堂ルールがあるんです! ちゃんと教えますから…佐天さんが!」ビシッ

佐天「へ?」

ステイル「ふむ、そうか…ルールがあるのなら知っておきたいな」

佐天「何それ初春。そんなのあったっけ?」

初春「いいからいいから! では食堂に行きましょー!」

佐天「えーっとまず食券を買って…」

ステイル「そのくらい言われなくてもわかるに決まっているだろう」

初春「まぁまぁ」

佐天「オススメはねぇ…そうだな、せっかく日本に来たんだし…ジャパニーズなヌードルとかどう?」

ステイル「ウドンのことか…?」

佐天「!!?」

初春「おそばもありますよ~」

佐天「ステイル! い、今のもう一回言って!」

ステイル「ん…? ウドンのことか?」

佐天「ぶふっ…な、なんで日本語ペラペラなのにうどんには変なアクセント付いてるの…っ!く、ふふ、…!」

ステイル「なっ…!?」
                      ・
佐天「ダメ、あは、あはははは! ウドンだって! なんか可愛いかも! ふふふっ」

ステイル「わ、笑うな…!! くそ、土御門め…僕にも妙な日本語を教えていたとはね…」

佐天「あ、そうだ。50円払えばゆで卵つけてくれるんだよ」

ステイル「これがこの学校の食堂のルールか、なるほど」

佐天「ルールって言うほどじゃないけど…」

初春「あ、そこ空いてるので座っちゃいましょう」


初春佐天「「いっただっきまーす!」」

ステイル「父よ……感謝し……祝福し……」ブツブツ

シュバババ

ステイル「アーメン」

佐天「おぉー」

ステイル「何だ?」

佐天「いや、十字教徒なんだなぁ…って」

初春「ステイルさんはやっぱりイギリス清教の方なんですか?」

ステイル「ああ、イギリス清教第零聖堂区必要悪の教会所属だ」

佐天「ふーん……? でも科学科学の学園都市にいると、宗教ってピンとこないなぁ」

ステイル「僕には能力開発の方がよくわからないな」

佐天「えーこの街にいるのに? あ、そっか、外から来たからまだ詳しくないんだ?」

初春「そういえばステイルさんって何の能力者なんですか?」

ステイル「pyrokinesis…だそうだ」

佐天「無駄に発音が良い…。 レベルは?」

ステイル「4……らしい」

佐天「えっ…!?」

初春「えーすごいじゃないですか!! レベル4ってそんなにいないんですよ?」

ステイル「そうなのか…? 実感がわかないな」

佐天「あちゃー…開発したばっかだからレベル0か1かなーって思ったのにぃ、あはは」

初春「佐天さん…」

佐天「でも、大能力者だったらうちの学校よりいいところ入れたんじゃない?」

ステイル「いや、あの子がいるところから一番近い中学がここだからね」

佐天「あの子?」

ステイル「…僕の大切な人だ。…今は他の人間があの子のそばにいるのだが…心配だから僕もこっちへ来た」

佐天「へぇー(あの子っていうくらいだから妹さんとかかな?)」

初春「……」ゴクリ

初春(佐天涙子はいわゆるフツーの中学生☆)

初春(そんな涙子のクラスに、ある日、転校生のステイル・マグヌスがやってきた。)

初春(見た目不良で中身インテリ、でもちょっと抜けたところもある彼に涙子は惹かれていく――)

初春(しかし、彼が転校してきた理由は初恋の人を追いかけるためだった……!)

初春「涙子の恋はどうなっちゃうの!?」ガタッ

佐天「な、なに!? 何の話!!?」

初春「はっ!! …こほん、な、何でもないですよぅ……///」

ステイル「午後の能力開発の授業は受けなくていいんだったな」

ステイル「他の場所でレベル4専用の授業を受けている…ということになっているらしい」

ステイル「……」

ステイル「…煙草を吸いたいな」

ステイル「中学で煙草を吸ったら退学になると土御門が言うから、朝から噛み煙草で我慢していたんだ」

ゴソゴソ

ステイル「……」

ステイル「学生服のポケットには煙草を入れてなかった…コンビニにでも行こうか」

>>58を参考にしました

それより14歳のステイルが中一のクラスにいることが気になる

「お客様、こまります…」

「む、ちょっとくらいまけてくれてもいいんじゃないかな!」

「ですが…」

「…だって、私はすっごくおなかがへったのに、150円しか持ってないんだよ…?」

ステイル「!!」

ステイル(しまった、まさかここにあの子がいるとはね…)

ステイル(…上条当麻は一緒ではないのか?)

ステイル(あの子を一人にするなんて忌々しい男だ)

ステイル(……何か困っている様子だな……)

ステイル(……助けてあげたいのだが…話しかけていいものか…)

インデックス「あー!! あなたは!!」

ステイル「ッ!!」ビクゥ

インデックス「いいところに来てくれたかも、ちょっとお金を貸してほしいんだよ」

ステイル「あ、ああ…構わないが…」

コンビニ店員「お買い上げありがとうございました」

インデックス「ありがとう、もぐもぐ、ぱく、助かったんだよもぐぐ」

ステイル「それは良かったが…上条当麻は君を放って何をしてるんだい?」

インデックス「とうま? ガッコーだよ。そういえばあなたもとうまみたいな服着てるけど…」

ステイル「僕も学園都市の学校に通うことになったんでね」

インデックス「…魔術師なのに?」

ステイル「ああ。能力開発はしていないが」

インデックス「…怪しい……怪しいかも……」

ステイル「……、」

インデックス「あなたがこっちに来るときはだいたいとうまが危険な目にあってるんだよ。今度は何の事件なの?」

ステイル「いや、事件というわけでは…」

インデックス「じゃあ何? 何しに来たの?」

ステイル「えっと…その…か、上条当麻の護衛だ!」

インデックス「え!? 前にいつわがとうまの護衛に来たけど、その時は神の右席が相手だったんだよ! またそういうのが来るの!?」

ステイル「いや、違う! 今度は僕と土御門だけでどうにかなるような、無名の魔術結社予備軍だから安心していい!」

インデックス「…そっか…そんなに言うならわかったんだよ。ちゃんととうまを守ってね!!」

ステイル「ああ…」

ステイル(…君を守るために来たとは言えず、とっさに嘘をついてしまった…)

インデックス「そうだ! さっきお菓子を買ってくれたお礼に、焼き肉パーティに誘ってあげてもいいかも」

ステイル「えっ? な、なんだって?」

インデックス「焼き肉パーティだよ! こもえの家でやるんだ♪」

ステイル「焼き肉、パーティ…」

インデックス「とうまも来るから護衛しやすいんじゃないかな」

ステイル「…そ、そうだね…」

インデックス「ところで、あなたはガッコーに行かないの?」

ステイル「そうだった、そろそろ戻る時間だな」

インデックス「じゃあまたあとで! 一人か二人くらいなら誰か連れてきてもいいんだよ!」

佐天「次の古典が終われば今日の授業はおっしまーい! あ、おかえりステイル。そっちの授業はどうだった?」

ステイル「そうだな……なかなか有意義な時間だった」

佐天「そっか。よかったよかった! ところでさ、ステイルって日本語の古文も読めるの?」

ステイル「日本語は現代語しか勉強していないな」

佐天「じゃあこれ見てみ! 絶対意味わかんないから!」

われ朝ごと夕ごとに見る竹の中におはするにて知りぬ。子になり給ふべき人なめり。

ステイル「どれ、最大主教の口調みたいなものだろうか…『私が毎朝毎晩見る竹の中にいるのでわかった。子になってくれる人のようだ』ってところだな」

佐天「えー!? なんでそんなにわかるの! 私最初見たとき全然意味わからなかったのに…あ、でも『おはす』と『給ふ』は敬語だよ」

ステイル「なるほど、中古日本語もなかなか興味深いな」

佐天「にしても、竹の中に人が入ってるなんておかしいよねー!」

ステイル「ふむ……魔術的な発見もありそうだ」

キーンコーンカーンコーン

佐天「ステイル、古典の授業すっごい真面目に聞いてたねー」

ステイル「ああ、とても面白い授業だったよ」

佐天「…なのに連立方程式は解けないっていう」

ステイル「!!! い、いつまでその話を引っ張れば気が済むんだ、君は!」

佐天「あははーそれよりさ、これから初春と三人で遊びに行かない?」

初春(おっ、佐天さんてば積極的に動きましたね)ニヤニヤ

ステイル「すまない、あの子から焼き肉パーティに誘われているんだ」

初春「! じゃ、じゃあ私たちも一緒に行っていいですか!?」

佐天「ちょっと初春、それは悪いんじゃ…」

ステイル「そういえば二人くらいなら連れてきていいと言っていたな」

初春「丁度いいじゃないですか! 行きましょう行きましょう♪」

佐天「なにー初春、そんなに焼肉食べたいの? 食い意地張ってるなぁー!」

初春(佐天さんの恋敵をチェックしちゃいますよぉ)ワクワク

あわきんにしようかなぁと…
どうなるのかよくわらないがw
では寝ます

空気「私の肉が減る。来ないで。」

>>143
ごめん姫神…
居候はあわきんにします

上条「驚いたな。ステイルが俺の護衛に来てるなんて」

インデックス「とうまも知らなかったんだね。…あ、来た来た」

ステイル「遅くなってすまないな」

インデックス「ううん。そっちの二人はお友達?」

佐天「はじめましてー! 佐天涙子でーっす!」

初春「初春飾利です」

インデックス「私はインデックスって言うんだよ」

佐天(変わった名前だなぁ、偽名…??)

初春(この子が佐天さんの恋のライバル…!)

上条「俺は上条当麻。よろしくな、佐天さん、初春さん」

インデックス「じゃあこもえのお家にしゅっぱーつ!」

ステイル(…『こもえ』とはあの月詠小萌という教師のことだろうか?)

上条「(ところで、俺が魔術結社予備軍に追われてるってのに…この子たちを俺のそばに来させていいのか?)」コソコソ

ステイル「(問題ない。全部嘘だからね。君の護衛任務なんて元からないんだ)」ヒソヒソ

上条「(はぁ!?)」

ステイル「(僕が学園都市の学校に転入したのはあの子を守るためだ)」

上条「(…それをインデックス本人に言えなくて嘘ついたってわけか)」

ステイル「(……とにかく、焼き肉パーティをするには何も問題はないよ)」

上条「(にしても、もっと平和な嘘つけよ! こっちは本当に追われてると思ってヒヤヒヤしてたんだぞ)」

ステイル「(本当に追われていたとしても、僕が君の護衛なんてするはずないがね)」

小萌「いらっしゃいなのですよシスターちゃん上条ちゃん」

インデックス「こもえ! 知り合いとそのお友達を連れてきたんだよ」

ステイル(「知り合い」、か…)

小萌「あ! ヘビースモーカーちゃんじゃないですか!! それとそっちの子は夏の特別講習にいた…」

佐天「佐天涙子です。まさかこんな風に再会するなんてびっくりですよー! あの講習ではお世話になりました」

ステイル「やはりあの子の言う『こもえ』とは貴女のことだったんですね」

小萌「はいはい、小萌先生ですよ~。ヘビースモーカーちゃんと、そっちのお花ちゃんのお名前は…」

ステイル「ステイル・マグヌスです」

初春「初春飾利です」

小萌「ステイルちゃんに初春ちゃんですね!」

上条「…マグヌスちゃんじゃなくて?」

小萌「あっ…! い、いいんです、外国人の方は名字より名前が先に来るのでそうなっちゃうのですよー!」

インデックス「こもえー、お肉足りるかな? 人数が多い方が楽しいと思ったけど、よく考えたらその分私のお肉が少なくなっちゃうんだよ」

小萌「大丈夫です! 追加のお肉を結標ちゃんに買いにいってもらってますから」

初春「結標…? 結標ってあの結標淡希ですか!? 座標移動の!」

小萌「そうなのですよーうちの居候ちゃんです」

佐天「初春はその人と知り合いなの?」

初春「私は直接会ってませんが…前に白井さんと戦ったことがある人です」

結標「もしかして貴女、あの時白井さんのバックアップでもしてたのかしら?」

初春「はい、まぁ…風紀委員の初春飾利です」

佐天「突然現れてちょっとびっくりしたぁ…あ、私は初春の友達やってる佐天涙子です!」

結標「よろしくね。はい、お肉たくさん買ってきたわよ」

インデックス「おぉ~ありがとうなんだよ、あわき!!」

ステイル「結標…結標…どこかで聞いたことある気がするな」

結標「あら、私のことを知ってるの? …ん? 赤い髪にバーコードの刺青…。貴方、もしかして土御門の知り合い?」

ステイル「…君こそ、僕のことを知っているのか?」

結標「土御門から聞いたことあるわ。…ステイル・マグヌスくんよね?」

ステイル「そうだが……」

結標「やっぱり。私は結標淡希よ」

ステイル(土御門…そうだ、土御門の知り合いにロリコンとストーカーとショタコンがいるという話でその名前を聞いたような)

結標(外見は大人っぽいけど中身は年相応の魔術師の少年って土御門が言ってたわね…確か14歳だったかしら…)

小萌「土御門ちゃんはお友達が多いですね~感心感心」

上条「俺も結標さんとここで初めて会ったときは土御門の知り合いだって聞いて驚いたな」

結標「私はそれよりも上条くんが一方通行を倒した人だってことに驚いたけど」

インデックス「あわきは今日はお肉焼く係やらないでほしいかも! 焦げ焦げのはそんなに好きじゃないんだよ」

結標「…悪かったわね、お肉焼くのすら下手で」

佐天「あ、じゃあ私がお肉焼いちゃいますねー」

初春「佐天さんはお料理が上手なんですよ、ステイルさん」

ステイル「ほう…だが僕も焼くことは得意でね」

佐天「あはは、さすが発火能力者! ねぇねぇコンロの火つけてみてよ!」

結標(…魔術師なのに能力者?)

ステイル「…」

ボッ

佐天「わー! ついたついた。でもそのカード何?」

ステイル「これはルーンだ」

佐天「? 何か意味があるの?」

ステイル「ええと…」

結標「…能力を安定させるためのものよね。私も座標移動をする時に軍用ライトを使ったりするわ」

ステイル「そ、そうだ」

佐天「へー…他の物を使って能力を安定…なるほどー」

ステイル「(すまない、助かったよ)」ヒソヒソ

結標「(やっぱりさっきの火は魔術だったのね)」コソコソ

初春(…何を内緒話してるんでしょう…まさか結標さんも佐天さんのライバルに…!?)

上条さんとインデックスは既にあわきんと知り合ってるって設定です
では

帰って来~い

保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 40分以内
02:00-04:00 90分以内
04:00-09:00 180分以内
09:00-16:00 80分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内

保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 60分以内
02:00-04:00 120分以内
04:00-09:00 210分以内
09:00-16:00 120分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内


           /ヽ  ,. . .-‐…‐- . .
        {_/)'⌒ヽ: : : : : : : : : 〉`: 、

        {>:´∧;;;;;/. : : : : : : : : : : : : :ヽ
      /: : : /;;;;;;Y: : : : : : : : : : : : : : : : : : .___
.   /: : : :/丁⌒: : :∧ : : /: /` }: : : : : :ハ;;;;;;}

   /: : : :/: : :{: : 八: :{:>x/| /   |:i : : :}: : : };;;∧
.  /: : :/} : : :八Y⌒jY´んハ从  从-‐ノ: : :/Y: : :.
 /: : / /: :/: : : V(.  弋ツ    心Yイ : ∧ノ: : ハ
 !: : :!//i: : : : : 个i ''''     , {ツ /彡く: ハ: : : :i
 }: : :ヽ  / : : : i: :´{入   _     /: : : ∧: i i: : : |    ジャッジメントですの!
〃. : : : ∨: : : :/l: :/⌒ヽ、  `  イ: : : :/ }: リ: : :ノ
: : :/\: : V : /ノ:/     VT爪_八: : : { 彡. : イ{
: :( /: \:} /: :/{     rv\j  { >‐=ミー=彡ヘ: ヽ
`)' ){: (  ): : :{八   /ヘJ ̄ ̄ {_/ /   \j: : 八: :}
 (  ー=ミ  彡'  ト、 / / 〔o〕     `トしヘ. _ \{ j ノ
   r=彡' ー=ァ |\{.      . -‐、‐=ァ′  ヽ  \(
   `フ   (   |   \_/  x个彳)   ∧   \

うどんは小麦粉で
出来てるんだよね
    ∧,,∧   lヽ⌒ヽフ
   ( ´・ω・) (・ω・ )  うん
   (っ=|||o) (っ=||| o)
 ̄ ̄ `――´ ̄ `――´ ̄\
じゃあ米から作った
これは…?
    ∧,,∧   lヽ⌒ヽフ
   ( ´・ω・) (・ω・ ) ベトナムのフォーかな?
   (っ=|||o) (っ=||| o)
 ̄ ̄ `――´ ̄ `――´ ̄\フォッフォッフォーなんちて

    ∧,,∧   lヽ⌒ヽフ
  (V) `・ω・(V) ( ・ω・)
  ヽ     ノ (っ=||| o) ズルズル
 ̄ ̄ `――´ ̄ `――´ ̄\

    ∧,,∧   lヽ⌒ヽフ
   ( ´・ω・) ( ・ω・)
 ズー(っ=|||o) (っ=||| o) モグモグ
 ̄ ̄ `――´ ̄ `――´ ̄\


インデックス「もぐ、ぱく、もぐもぐ、ぱく、んぐ、もぐもぐもぐ」

上条「こら、インデックス! 他の人の分がなくなるだろ」

インデックス「もぐ、もぐもぐ、んぐ!?」

ヒュン ヒュン ヒュン

インデックス「あわき!! 座標移動でお肉をとるなんて卑怯かも」

結標「私はみんなに分配してあげてるの!」

上条「ちゃっかり自分の分を多くとってねぇか?」

結標「…そんなことないわよ」

ヒュン ヒュン

上条「わ!? 俺の皿の肉が消えた!」

インデックス「私の分が増えてるんだよ。やったー! ぱくもぐもぐ」

上条「な、なんてことを…!」

結標「ふん、余計なこと言う方が悪いんじゃないかしら?」

小萌「ビール♪ ビール♪」プシュ

ステイル「お注ぎしましょうか」

小萌「あ、ありがとうなのですよー」

コポポポ

小萌「ステイルちゃんはお酒は飲まないんですかー?」

ステイル「酒はそんなに好きではないですね」

小萌「む? その口ぶりだと飲んだことはあるんですね!? 未成年はお酒を飲んじゃいけません!」

初春(…この人も佐天さんのライバル候補ですかね…)モグモグ

佐天「インデックスちゃん良く食べるねー」

インデックス「るいこが焼くお肉はちょうどいい焼き加減でとってもおいしいんだよ!」

上条「ステイル、お前もっと肉食った方がいいんじゃねぇの?」

ステイル「何故だい? 適度に摂取しているつもりだが」

上条「だってお前ひょろひょろしてるし。ほれ、あーん」

ステイル「気持ち悪いことをするな!」

初春(ま、まさかこの人も…!?)モグモグ


上条『好きだ、ステイル…///』

ステイル『僕もだよ、上条当麻…///』


初春(…あ、いいかも……)

初春(はっ! だ、ダメですこんなの!!)

小萌「そういえばステイルちゃんはどうしてここに? 学生服を着てますが…」

ステイル「今日、柵川中学に転校してきたんです」

小萌「そうだったのですか! 転校初日はどうでした? 楽しかったですか?」

ステイル「……、そうですね」

小萌「ふふ、それは良かったですねー」

佐天「先生~聞いてくださいよぉ! ステイルってば連立方程式が解けないんですよ!」

ステイル「くっ、もうそのことは言わないでくれ!」

小萌「苦手な科目は放って置いちゃダメですー! そうだ、今度小萌先生が教えてあげますよ」

初春(! 個人授業!? これは危険ですね)モグモグ

初春「先生! 一緒にお勉強したいって佐天さんが!」

佐天「え? 私は別に数学苦手じゃないよ?」

小萌「人数が多い方がお勉強も楽しいです、佐天ちゃんも初春ちゃんも一緒にお勉強しましょう!」

小萌「次の土曜日はどうですか? 場所はここにしますねー」

ステイル「大丈夫です」

佐天「私も大丈夫でーす」

初春「私は…風紀委員のお仕事があるのでどうだか…でも来られたら来ますね!」

上条「ってことは次の土曜は補習がないってことか。よし!」

小萌「何を言ってるんですか上条ちゃん。上条ちゃんは馬鹿だから中学生と一緒にお勉強です!」

上条「えー!? それはないだろ先生ーー!!」

インデックス「ぷっ! とうまってそんなにおばかだったんだね!」

結標「いくらなんでも高校生が中学生と一緒に、ってないわよね…」

小萌「結標ちゃんも一緒にお勉強です! 最近お勉強してるの見てませんよー?」

結標「え!?」

小萌「冗談です♪ でも教える側を手伝ってもらいたいのですー」

結標「なんだ、それなら問題ないわ」

小萌「ではみなさん気をつけて帰るのですよー」

「「「「「ごちそうさまでしたー」」」」」


佐天「結標さんの座標移動で帰らせてもらいたかったなー」

初春「えー、空間移動させられるのって結構怖いですよ? 予告なくされると特に」

上条「でも俺もされてみたいなー空間移動とか」

インデックス「とうまは幻想殺しがある限り無理かも」

ステイル「右手だけこの場に残るというグロテスクな現象が起きそうだ」

上条「いや、前にされかけた時は全身何も起こんなかったんだよ」

ステイル「ほう…それはつまらないね」

上条「…言うと思った」

ステイル「さて、一服するとしよう…」スハー

インデックス「あー! タバコは身体に悪いんだよ、吸っちゃダメ! それに歩きタバコもダメかも!」

ステイル「……!」

上条「いいぞインデックス! もっと言ってやれ、喜ぶから」

ステイル「よ、喜んでいるわけではない!」

初春(やはりこの子が一番強力なライバルですね…)

佐天「まさかステイルって、人に怒ってほしくてタバコ吸ってんの!?」

ステイル「そんなはずないだろう! 君まで変なことを言わないでくれっ」

初春(おぉ~佐天さん、良い感じですよ!!)ニヤニヤ

佐天「っていうか未成年がタバコ吸っちゃダメだって! ね、初春?」

初春「えっ? あ、はい! そうですね」

佐天「あれ~? ここで『ジャッジメントですの』って言わなきゃ」

初春「ジャッジメントですの!」

佐天(本当に言った……変な初春! 今日はなんだかずっとにやついてたし)

遅筆ですみません
今日はここまでです
ポニョ見ます

ステイルじゃ仕方ない

ほっしゅ

え?ポニョ終わったらすぐ書いてくれると信じてるんだが…ww

先生「今日から一次関数に入る」

ステイル「一次関数…か」

佐天「教科書にグラフが載ってるね」

初春「x座標y座標なんていうと、白井さんや結標さんを思い出しますね」

佐天「空間移動系の能力者ってこんなグラフが頭の中にあるのかなぁ」

先生「y = xのグラフとy= x + 2のグラフとy = 2xのグラフを書いて見比べよう」

ステイル「x = 0 のとき y = 0、x = 1のときy = 1、x = 2 のときy = 2……」

カキカキ

ステイル「一つ目が書けた」

佐天「すごい…フリーハンドでここまで綺麗な線を引けるなんて…!」

ステイル「次は…x = 0のときy = 2、x = 1のときy = 3…」

佐天「あ、さっきのとちょうど2ずつ違うから平行な線になるんじゃない!?」

ステイル「なるほど…こうか?」

カキカキ

佐天「次のも平行になるのかな」

ステイル「x = 0のときy = 0、x = 1のときy = 2、x = 2のときy = 4…」

初春「今度は平行じゃなくて、線の傾きが変わりますね」

佐天「ややこしいねー」

ステイル「……ついていけるだろうか」

佐天「土曜日小萌先生にみっちり教えてもらわなくちゃね…」

佐天「ステイルって書道の道具持ってる?」

ステイル「これのことか…?」

佐天「それそれ。良かった、持ってたんだね」

ステイル「授業に必要なものは全て買いそろえたからね」

佐天「まずね、こうやって硯で墨を磨るんだよー。窪んでるところに溜めとくの」シャカシャカ

ステイル「なるほど…パレットみたいだな」シャカシャカ

佐天「うーん確かに…でも筆と絵の具で絵を描く方が私は好きかなぁ」

ステイル「そうか? 筆で字を書くのも面白そうだが」

佐天「じゃあステイルこれ書いてみて!」

ステイル「『永』? それ一文字を書けばいいのか」

佐天「うん、なんだっけ…永字なんとかっていってこの字に書道の基本が詰まってるらしいよ!」

初春「佐天さん、永字八法です」

佐天「そう、それそれ」

ステイル「どれ、書いてみよう」

スッ スー…

ステイル「何故だ…いつものように書けない。僕の字ではないみたいだ」

佐天「ペンで書くときと全然違うでしょ? 難しいんだよねー書道って」

ステイル「しかし面白いな…もう一枚書こう」

佐天「先生まだ来ないから私も何か書こうかなぁ」

スッ…

佐天「第…四…波…動…っと」

ステイル「その四字熟語は聞いたことないな」

佐天「かっこいいでしょ! 私が高位能力者になったら技にこの名前をつけようと思ってるんだ」

ステイル「第四波動…か。いいな、僕もいつか新しい詠唱に使わせてもらっていいかい?」

佐天「いいよいいよ! そしたらお揃いだね。第四波動ーー!!」

ステイル「第四波動!!」

初春(よくわかんないけど楽しそうですね…)

佐天「ステイル! 次の保健の授業、よーく聞いといた方がいいよ!」

ステイル「…? 何故だい?」

佐天「教科書の最初の方見ればわかるよ」

ステイル「どれどれ…」

ペラ

ステイル「筋肉図が載っているが…僕に筋肉をつけろと言いたいのか?」

佐天「あはは、違う違う。次のページめくってみて」

ペラ

ステイル「…………」

佐天「…………」ニヤニヤ

ステイル「…………これは」

佐天「タバコを吸う人と吸わない人の肺の写真♪」

ステイル「……………………」

佐天「今日の保健は喫煙のところだからちゃんと聞いといた方がいいよ!」

ステイル「くっ……だが僕は煙草をやめるつもりなどない……ッ!」

佐天「ほれほれ」

ステイル「その写真を見せてくるな!」

てっきり女の人が成長していく様子のページかと思ったら

エロかとおもったw

>>322ちゃん、>>323ちゃん
スケベだから補習です!


ステイル「……まったく、この写真はどうせ合成写真か何か…」ペラ

ステイル「っ!!!」ビクッ

佐天「ん?どしたの?」

ステイル「い、いやっなんでもない」

佐天「んー?何だか怪しいなぁ、ほら、ちょっと見せて」

ステイル「や、やめろぉ!」

佐天「うわ!」ドタッ

ステイル「お、おい!」バサッ

佐天「あ…こ、これ…・」

ステイル「////」

佐天「あ、あはは、まだ私達には早いよねー、って」

ステイル「あ、当たり前だ!まだ知り合って間もないのにそんな…」

佐天「い、いや、年齢的な意味で…」

ステイル「っ!!////」

―土曜日―

佐天「あれ? 初春、風紀委員の仕事はいいの?」

初春「大丈夫です! 白井さんに押し…引き受けてもらいましたから!」

佐天「押し付けたんだ…」

初春「そんなことよりステイルさんと上条さんまだ来てないんですね」

佐天「うん。そうだ、ねーねー初春!」

初春「なんですか?」

佐天「ステイルって私服どういうの着るんだろうね? 気にならない!?」

初春(ほぅ…やっぱり佐天さんてばステイルさんのことを…)ニヤニヤ

佐天「あの身長だとサイズがなかなかなさそうだよね~って初春聞いてる?」

ステイル「すまない、遅くなったな」

佐天「えぇー!? 何その格好!! コスプレ?」

ステイル「……」

佐天「あ、そっか、十字教徒なんだった…ごめんごめん」

ステイル「一応言っておくが、こっちが僕の本職だからね」

初春「そういえばインデックスさんも修道服着てましたね」

ステイル「あの子も僕と同じ所属なんだ」

初春(やはり幼なじみ的な感じなんですかね…かなり手強そうです、がんばれ佐天さん!!)

佐天「上条さん遅いね~。それか先に行っちゃったかな? 待ち合わせてから先生の家行こうって言ったのに」

上条「わりぃ! 遅くなった!!」

インデックス「とうまが悪いんだよ!!」

初春(出ましたね強敵!)

佐天「あれ? インデックスちゃんも勉強するの?」

上条「みんなの邪魔になるから置いてこうとしたんだけどさ…」

インデックス「私を避けものにしようなんて!!」

上条「って騒いでもめてたら遅くなりました…」

ステイル「この子だけ一人置いてくるつもりだったのか上条当麻! ひどいじゃないか」

インデックス「でしょでしょ! ひどいよね!! あなたもたまには良いこと言ってくれるかも」ニコッ

ステイル「……!」

佐天(この二人兄妹だと思ってたけど違うのかなー…インデックスちゃんと上条さんもどういう関係なんだろ??)

初春(現時点だとまだまだ佐天さんの圧倒的不利…! 学校ではいい雰囲気なのに!)

今日はここまで
困った時の安価頼みじゃんよ
小萌センセの家で勉強以外にすること
>>340頼むじゃん

ほけんたいいくのおべんきょう

よしわかった

「「「「「おじゃましまーす」」」」」

小萌「シスターちゃんも来てくれたんですね~」

インデックス「だって一人でお留守番はつまらないんだもん」

結標「じゃあ禁書目録には私の料理の練習に付き合ってもらおうかしら」

インデックス「いいけど美味しく作るよう努力してほしいかも」

結標「努力はしてるわよ努力は」

インデックス「あれ? あわきは勉強教える係しなくていいの?」

結標「呼ばれたら行くわ。でもせっかく貴女が来たんだから料理の味見してほしくて」

インデックス「味見っていうか毒見なんだよ」

小萌「確かステイルちゃんは連立方程式が苦手でしたねー?」

ステイル「は、はい……」

小萌「佐天ちゃんと初春ちゃんは苦手な単元はありますか?」

佐天「苦手っていうか、新しく入った一次関数が不安で…」

初春「私もです…」

小萌「わかりました。一次関数では連立方程式で習ったことも重要になるので、連立方程式から復習しましょう!」

上条「……連立方程式とか一次関数とか言われても何の事だかわかんねぇ…!」

小萌「上条ちゃん!? そこまで馬鹿だったんですかー!?」

上条「いや、問題を見れば解けるって!! …多分」

小萌「はい、この連立方程式を加減法で解いてみましょう!」

小萌「文章問題は良く読んで解いてくださいー」

小萌「このグラフを見てわかるように、この直線の切片は5になります」

小萌「二つの直線の傾きが同じだと平行になるのですよー」

小萌「そのうちに二次方程式や二次関数というもっと複雑なものが出てきます」

小萌「ここでつまづかないようにしましょう!」

佐天「はぁ…さすがに数学をずっとやり続けるって疲れる…」

上条「うだー…中学の範囲とはいえぶっ通しでやると結構キツイなー」

初春「でも最後の方は問題が簡単に思えてきましたよ」

ステイル「連立方程式も難なく解けるようになった気がするな」

小萌「それは良かったですー」

ステイル「貴女のおかげですよ…本当に感謝しています」

小萌「ふふ♪ そう言ってもらえると先生も嬉しいです♪♪」

初春(あ~しまった、二人が良い感じに…佐天さんファイトです!!)

小萌「せっかくだから他の科目もお勉強しませんか?」

上条「えーまだやんの!?」

佐天「そうだ! 先生!! ステイルに保健を教えてあげてください♪」

上条「え」

ステイル「また君は余計なことを…っ!」

小萌「保健ですかー? 先生の得意分野ではありませんが、大丈夫です! やりましょう」

上条「え」

初春「どうしたんですか上条さん?」

上条「い、いや、なんでも…」

小萌「ではどこの範囲をやりますか?」

佐天「喫煙についてのところがいいです!!」

上条「あ、なんだそういうことか…」ホッ

初春(やっぱり変なこと想像してたんですねこの人…)

小萌「喫煙ですね! じゃあついでに飲酒についてもやりましょう♪」

上条「ま、待った! ビールの空き缶やらきったねぇ灰皿やら置いてある部屋の持ち主に教わってもなぁー」

ステイル「…すみませんがこればかりは僕も上条当麻と同意見です」

初春「私もです」

小萌「むぅ…でも小萌先生だってちゃんとわかってるんですよー! わかった上で煙草やお酒を嗜んでるんです!!」

結標「ねぇ、絆創膏ってどこにあったかしら? 指切っちゃって」

小萌「そこの引き出しに入ってますよー」

佐天「あ! そういえば怪我の手当ての仕方も期末の範囲だったような」

小萌「それはちょうどいいですね! 佐天ちゃん、結標ちゃんの手当てをしてみてください」

佐天「えっと…確かRICE処置とか言って……なんだっけ…」

上条「ライス? なんだっけそれ…」

ステイル「Rest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)のことだな」

初春「ここは風紀委員の私がやります!」

小萌「さすがです初春ちゃん! 手際が良いですねー」

初春「患部を心臓より高い位置に挙げてください」

結標「ちょっと指切っただけなのに大げさすぎない?」

インデックス「ほぎゃああああああああああ!!!!!」

バターン

上条「インデックス!!??」

ステイル「な、何が…! あの子の身に一体何が起こったんだ!!??」

小萌「ま、まさか結標ちゃんの作りかけの料理をつまみ食いしたんですかー!!??」

上条「なんだって!? そんな危険なことを…」

結標「……」イラッ

佐天「ど、どうしよう初春…! インデックスちゃん大丈夫なのっ??」

初春「みなさん落ち着いてくださいっ!」

初春「まず気道を確保して呼吸を確認します!!」

インデックス「はー…っ、はー…っ」

初春「呼吸はしてますね…身体を横向きにして…背中叩きますよ」トントン

インデックス「ごほっ」ポロ

初春「ふー…異物除去できました!! もう大丈夫です」

ステイル「良かった…この子が無事で…!」

上条「すげぇな初春さん!」

佐天「さすが風紀委員!」

小萌「シスターちゃん、もう結標ちゃんの作りかけの料理は食べちゃダメですよー!!」

インデックス「まずすぎて本当に死ぬかと思ったんだよ…」

結標「……ったく、失礼しちゃうわねぇ!!」

小萌「でもこれで手当ての仕方もばっちりですねー」

佐天「はい! 実際見てみるとわかりやすいですね。初春すごかったし!」

初春「まぁ風紀委員ですから~えへへ」

小萌「ではそろそろお昼ご飯にしましょう!」

インデックス「待って! あわきがお昼ご飯作ってたけど食べない方がいいと思うんだよ」

上条「いや、結標さんの料理も完成品なら食べられなくは…うーんでもやっぱり食べない方がいいかもな」

ステイル「何でも食べるこの子が倒れるなんて相当なものになっていそうだ…」

結標「…文句を言うならせめてちゃんと完成したのを食べてからにしてほしいわね」

さるった

インデックス「もぐもぐ…ん? そんなにまずくないかも」

結標「でしょ?」

インデックス「でもどうやったらあのまずいのがここまでまともになるのかな? 信じられないんだよ」

結標「さっき貴女が食べたのは途中で失敗してそのまま置いといたものだったのよ。今食べてるのは作りなおした方」

インデックス「なんだ…なら失敗したのはさっさと捨ててほしかったかも!」

結標「どうかしら? 食べるの嫌がってた人達は」

上条「…ごめんなさい…」

ステイル「…先程は失礼なことを言ってすまなかった」

結標「見直してくれたようね。ところでステイルくん」

ステイル「何だい?」

結標「私達、もっと前にも会ったことあるわよね?」

初春「ぬっふぇ!!??」

小萌「そうだったのですかー? びっくりですね」

結標「良く覚えてないけど、焼肉パーティよりずっと前に会ったことがあるはずよ」

上条「へぇー土御門を介して?」

結標「いえ、そうじゃなかったような…いつだったかしら…」

佐天「ステイルは覚えてないの?」

ステイル「どうだったか……あ!」

結標「思い出した? 私はよく思い出せないんだけど…」

ステイル「…案内人…」ボソッ

結標「あ」

小萌「? ステイルちゃんが前にこっちに来てた時ですか?」

結標「え、ええ…そうなのよ。ちょっと案内を…」

佐天「道案内ですか?」

結標「…ええ…」

ステイル「僕が道に迷っていたところ、案内してもらったんだ」

上条「ステイルでも迷子になるんだなー」

初春「確かにちょっと意外ですね」

小萌「迷子ちゃんを助けてあげるなんて! 結標ちゃん偉いですね~」

インデックス「こもえ、それはなんだかあわきを子供扱いしすぎな気がするんだよ」

結標「(ごめん…まさか窓のないビルで会ってたなんて思わなかったわ)」ヒソヒソ

ステイル「(いや、なんとか誤魔化せたようで良かったよ)」コソコソ

初春(また内緒話ですか!?)

今日はここまでです
保守や支援ありがとうございます
どっちかというと一方×あわきんSSが見たいです

小萌「さて。皆さん頑張りましたので、ご褒美にパーっと遊びに行きましょう♪」

インデックス「やったー!!」

上条「お前は何もしてないだろ」

インデックス「あわきの作ったご飯を味見してたもん」

佐天「そういえばステイルに街のこと案内してなかったね」

ステイル「確かにこの街のことはまだ知らないことばかりだな」

初春「やっぱりまずは地下街ですかね」

結標「そこがいいかもしれないわね」

小萌「じゃあ結標ちゃんの座標移動で地下街入口まで行きましょうかー」

上条「先生! 俺だけできないんですけどっ!」

小萌「あ。そうでした…」

結標「じゃあ上条くんだけ歩いてくればいいんじゃないかしら」

インデックス「私もそれが良いと思うんだよ」

ステイル「いい気味だね上条当麻」

佐天「わー、座標移動してもらえるなんてっ♪」

初春「結標さんはこの人数でも大丈夫なんですね~」

結標「1000kgまでなら問題なく飛ばせるわ」

上条「ちょ、ま…っ!!」

ヒュン

上条「…不幸だー……」

佐天「お~着いた着いた!」

小萌「素晴らしいです結標ちゃん! 今度身体検査をすればレベル5になれそうですねー」

結標「そうかしら? あんな化けもの達と並べる気はしないけど…」

初春「やっぱりレベル4とレベル5の間にも大きな壁があるんですね」

佐天「ステイルもレベル4だっけ? 開発したばっかでそれならレベル5になれるかもよー!」

ステイル「そうなのかい? レベルの区分のことはよくわからないな…」

インデックス「私もこの街に来て結構経つけどよくわからないかも」

初春「やっぱり外から来た人には馴染みにくいんですかね」

佐天「私たちは小さいころからここにいるから慣れちゃったけど…」

小萌「あ、そこのお店行ってもいいですか??」

初春「可愛い雑貨屋さんですね」

佐天「御坂さんが好きそう~」

インデックス「何買うの? こもえ」

小萌「お料理を頑張ってる結標ちゃんに新しいキッチン雑貨を買うのですよー♪」

結標「え? べ、別に今使ってるのでいいのに」

ステイル(…居づらい店だな…)

小萌「決めました、このシリーズでキッチンのものを全部揃えちゃいましょう!」

結標「これ全部買うの??」

初春「シリーズ全種大人買いですか…」

佐天「いいなぁーそういうのやってみたいよね」

店員「お買い上げありがとうございました」

小萌「うう…思ったより重いです……」

ステイル「お持ちしましょうか?」

ヒョイ

小萌「わわっ! ありがとうなのですよー」

初春(また先生といい感じに…っ)

佐天「これが英国紳士かぁ…! すごいね!」

ステイル「当然のことをしたまでだよ」

結標「帰ったら早速これでご飯作ろうかしら。禁書目録、味見頼める?」

インデックス「失敗作じゃなければ食べてあげてもいいんだよ」

上条「いたいた! お~~い」

インデックス「あ、とうまだ」

上条「俺がいない間何してた?」

インデックス「まだ雑貨屋さんしか行ってないんだよ」

佐天「あ、ゲーセン行きましょうゲーセン!」

ステイル「ゲーセンか…あまり行ったことがないな」

佐天「パンチングマシーンが楽しいんだよー!」

初春(はっ…これはチャンスですね!)

初春「佐天さん! いいとこ見せちゃってください!!」

小萌「佐天ちゃんはパンチングマシーンが得意なんですかー?」

佐天「えへへ、結構自信ありますよ」

佐天「いっくよー、えいっ!!」

ドカッ

上条「すげー…女の子でもこんな点出るんだなぁ」

ステイル「ほう…僕もやってみるか」

ドカッ

佐天「あはは、ステイルーそんなパンチじゃ私に勝てないよ!」

上条「ぷっ! 佐天さんよりだいぶ点低いなお前!」

ステイル「くっ…初めてだからこんなものだろう!? よし、もう一度」

初春(…せっかくいい雰囲気なのに上条さん邪魔すぎます)

結標「ゲーセンといったらやっぱりクレーンゲームよね」

ウィーン…

インデックス「あわきの能力なら簡単にとれるね」

小萌「シスターちゃん、それは犯罪ですよ!」

結標「とりやすい位置に移動させるくらいならセーフかしら」

インデックス「あ! こっちの機械はお菓子がたくさん入ってるんだよ!!」

佐天「私たちもクレーンゲームやろっか!」

ステイル「どれ、やってみようじゃないか」

インデックス「みんな、私のためにお菓子をたくさんとってくれると嬉しいな!!」

ステイル「…結構たくさんとれたな。これで足りるかい?」

インデックス「ありがとう!! でももっとくれても全然構わないんだよっ」ニコッ

ステイル「…もう一度やるか…」

初春(…ああ~パンチングマシーンで佐天さんがリードしたと思ったのに…)

佐天「インデックスちゃん! 私もたくさんお菓子とれたよー」

インデックス「わ~ありがとう、るいこ!」

結標「本当に貴女は良く食べるわね…」

上条「あれ? あの人は…」

小萌「どうかしましたか、上条ちゃん?」

書くのが遅くて申し訳ないです
明日には終わると思います

??「やっと見つけたるのよ、ステイル!!」

ステイル「ア、最大主教…!? 何故ここに!」

佐天「ステイルの知り合いなの?」

初春(また新しい女の人が…!)

ローラ「私はイギリス清教のトップを務めたるローラ・スチュアートでありけるわ」

小萌「そ、そんなすごい方がどうしてこちらに??」

ローラ「学園都市で遊び呆けたるステイルを連れ戻しに来たりける訳」

上条「まさか、インデックスもか…!?」

ローラ「禁書目録はここにいても良しにつきなのよ、だがステイルにはロンドンでやるべき仕事がたくさんありけるの」

ステイル「……」

佐天「え、あの、ステイルはイギリスに帰っちゃうんですか!?」

ローラ「そうなりたるわね。そもそもステイルがこちらへ来たるのも勝手な行動たり、然るべき処罰も考えけるのよ」

佐天「そんな…」

ローラ「理解したる? ステイル。今日にはロンドンへ帰るらせたるわよ」

ステイル「……わかりました」

佐天「……」

初春「佐天さん……」

結標「…上に逆らえない事情があるのよきっと。下手に止めない方がいいわ」

佐天「……そうですよね」

ローラ「でもその前に私もプリクラとやらをやりてみたしわね、みんなで撮りけるわよ!」

佐天「え??」

初春「プリクラ??」

ステイル「…はぁ」

上条「よくわかんねぇ人だな」

結標「イギリス清教のトップって言ってたけど意外と子供っぽいのね」

小萌「でもどうみても大学生くらいなのにトップなんてすごいですねー」

インデックス「こもえだって見た目小学生なのに先生なんてびっくりなんだよ」

ローラ「プリクラ♪ プリクラ♪」チャリン

インデックス「この人数で大丈夫なのかな?」

初春「三列に並べばなんとか…」

佐天「小萌先生とインデックスちゃんと初春が前行った方が良いかな」

ステイル「僕と上条当麻が一番後ろだな」

上条「俺はともかく、お前は後ろしかねぇよな」

ローラ「ほほぅ、やはり中央はこの私になりけるのね!!」

結標「で、私と佐天さんがこの人の両サイドにつけばいいのね」

小萌「みなさん、そろそろ撮られますよー」

3,2,1

カシャッ

ローラ「さすが学園都市製…! 美しく写りたるわね」

小萌「学園都市はゲーム機の開発にも力を入れているのですー」

ローラ「さて、プリクラも撮りたことだし…もう帰りたるわよステイル!」

ステイル「はい…」

佐天「ステイル…本当に帰っちゃうんだね…」

ステイル「すまないな、突然のことで。…少しの間だったが君達と一緒に過ごせて楽しかったよ」

初春「私たちもとっても楽しかったですよ! ね、佐天さん」

佐天「うん! 今撮ったプリクラは宝物だねっ」

ローラ「はっ! 飛行機の時間に遅れてしまうわ! 急ぎけるわよ」

グイッ

ステイル「うわっ」

ダダダダ…

初春「あっ、行っちゃいました…」

上条「ステイルを引っ張って走ってんのにもうあんな遠くに…」

佐天「ステイルーーーー!! また会おうねーーー!!!」

小萌「ふふ、ステイルちゃんも手を振ってくれてるのですー♪」

結標「それにしても、嵐みたいだったわね…ローラって人」

インデックス「あれ? でもとうまを追ってる魔術結社予備軍を倒しに来たんじゃなかったの?」

佐天「?? なにそれ」

上条「あーあーあれ嘘だって! ステイルは単にこっちに遊びに来たかっただけだと思うぜ」

インデックス「なんだ…そうだったんだね!」

佐天「神父さんのお仕事がそんなに大変だったのかな」

初春「一番偉い人に連れ戻されるくらいですからね」

結標「抜け出して学園都市に来るのも大変だったんじゃないかしら…」

小萌「でもここに来たことはステイルちゃんにとっていい息抜きになったと思いますよー。とっても楽しそうでしたもん!」

佐天「…また会えるよね」

初春「会えますよ! きっと!!」

―月曜日―

佐天「あーあ…今日からステイルがいないのかぁ…」

初春「やっぱり寂しくなりますね…」

佐天「土曜日は突然すぎて実感がわかなかったけど…」

初春「でも今日になって佐天さんの隣の席が空いてるのを見ると…」

佐天「…やっぱり寂しいよねぇ」

ガラッ

ステイル「おはよう」

佐天「おはよ……えっ!!??」

初春「あ、あれ? どうしてですか??」

ステイル「……イギリスに戻るのは週末だけで良いことになった」

佐天「え? え??」

ステイル「土日は超音速旅客機であっちへ戻ることを条件に、ここに通っても良いことになったんだ」

佐天「…な、なんだぁー!! 良かったー! てっきり転校しちゃったのかと思ってたよ」

初春「でも土日だけイギリスに行くなんて大変そうですね」

ステイル「超音速旅客機にまだ慣れてないからね…今も少し気分が悪いよ」

佐天「そうなの?」

佐天「でもそんなステイルにバッドニュースだよん!」

ステイル「何だい?」

佐天「一時間目の数学は抜き打ちテストらしいよー噂だけど」

ステイル「……最悪だな」

佐天「あはは! そうだ、点数競いあわない? 低かった方は罰ゲーム♪」

初春(おぉ! それはおもしろそうです…佐天さん頑張れ!!)

ステイル「受けて立とうじゃないか。で、範囲は?」

佐天「連立方程式の復習だって!」

ステイル「ふむ、連立方程式か…」



~おしまい~

読んでくださった方、どうもありがとうございました!
保守や支援もとても嬉しかったです
この一週間、SSを書いていて楽しかったです
次に書くときはある程度書き溜めてから自分でスレ立てます

あと、上条さんがあわきんを助けに行ったことを実はすっかり忘れてました…

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