初春「はわわわわー遅刻しちゃうぅぅぅ!!」(456)

初春「急がないとー!」

上条「くそっ!俺としたことが寝過ごしちまうなんて・・・とにかく急がねえと」









あとはわかるな?

セクロスだろ?

よし
じゃあお前ら後は頼んだぜ

初春「あっ!!」

上条「え!」

ドン

チュドーン!!

二人がぶつかった衝撃であたりが死んだ。

END

初春「はぁー間に合ったぁ」

上条「いやー危なかったぜ」

ドン!

初春「うにゃん!!」

上条「うぼあ!」

初春「いったぁい・・・・ごめんなさいわたしったら急いでたもので」

上条「ん?ああ気にすんなよ。大丈夫か?」

初春「あっはい! いっ!・・・」

上条「おいお前足から血が出てんじゃねえか」

初春「えっあ、あの・・・このくらいなら平気です」

上条「平気かもしんねえけど俺にも原因があるんだしほっとけるわけねぇだろうが」

初春「ほ、ほんとに大丈夫ですから!」

上条「おい・・・パンツ見えてるんですけど」

初春「えっ・・・あっ!きゃあああごめんなさいごめんなさい!」カァァ

上条「い、いや別に謝んなくていいけど」

初春「・・・と、とにかくわたし急いでるので失礼しますっ!・・・・はぁぅっ!」

上条「おいおい大丈夫か?
もしかして足挫いてるかもしれねぇな」

初春「いたたた・・・・」

上条「俺も実は遅刻寸前だったんだけどさ
そうも言ってられないな
よっと」

初春「えっはわわあ!お姫さま抱っこ・・・?!」

上条「俺んちすぐそこだから応急手当てしてやるよ」

初春「あ、あのあのあのっ
(見知らぬ男の人にお姫さま抱っこされてお家に・・・)」カァァ

上条「ん?どうしたんだ
顔赤いぞ」

初春「なななんでも・・・・ありませんっっ」

ここまで書いたら後はわかるな?


ーー上条家。

上条「よっと。
ちょっと待ってろよ
いま救急箱持ってくるから」

初春「は、はい・・・・」
初春「(お、男の人の家に上がったの初めて・・・)」

上条「よし。じゃあ足出してみろ」

初春「あっ・・・はい」

上条「消毒するから少し痛いぞ」

初春「はあう・・・いたいぃぃ」

上条「わるいわるい」

上条「よし終わったぞ」

初春「あ、ありがとうございます・・・」カァァ

上条「でも、ごめんな
俺のせいで遅刻させちまったうえに怪我までさせちまって」

初春「あっ・・・わたしこそごめんなさいっっ」

上条「いいよ。
いまお茶入れてやるから少し落ち着けよ」

初春「お、お構いなく・・・・」


上条「ほらよ。
熱いから気をつけて飲めよ」

初春「い、いただきまぁす」

ズズッ

初春「・・・温かい」

上条「そうか、そりゃあよかった。
そういやあお前って中学生か?」

初春「はい。棚川中学校の一年生です・・・」

上条「どうりでちっこいわけだな」

初春「ち、ちっこいって何がですか・・・(まさか・・・わたしの胸のこと・・・?)」

上条「ああ。背がな」

初春「・・・気にしてること言わないでくださいよぉ」

上条「そうなのか?わるかった
でも中1なんだからそんくらいがいちばん可愛らしくていいと思うぞ」

初春「ななななにを・・・言ってるんですか」カァァ

上条「とにかく。もう少し落ち着いたら病気に連れてってやるから」

初春「ふぇっ?だ、大丈夫ですよ!手当てもしてもらったですし」

上条「擦り傷は手当てしたけどさ
捻挫はさすがに手当て出来ないし
もし折れてたりしたら大変だろ」

初春「は、はい・・・・ではあの・・・お言葉に甘えていいでしょうか」

上条「ああ。素直に甘えてくれていいぜ」

初春「は、はわわわわ・・・」

上条「そういや遅刻しそうになってたって事は朝飯食ってないのか?」

初春「は、はい・・・いつもはちゃんと食べるんですけど、それどころではなかったので」

上条「じゃあ俺と同じだな
待ってろ。いまなんか作ってやるから」

初春「あああ、あのっ!いいですいいです!そこまでしてもらうわけには・・・・」

上条「いや、俺も腹がへってるからな
それに俺だけ飯ぱくついてるのにお前に食わせないなんて事は出来ねぇよ」

初春「あうう・・・なにからなにまでありがとうございます・・・・・」

上条「だから気にすんなって。
殺風景な部屋だけど飯が出来るまでくつろいでくれよ」

初春「・・・はい」

ちょっと落ちる

初春「・・・・・(この人どうして初対面のわたしにここまでしてくれるんだろう)」

初春「(な、なんかドキドキしてきちゃった!)」

初春「あっそうだ!学校に連絡しなくっちゃ」

プルルルル プルルルル
『はい棚川中学校です』

初春「あ、あの棚川中学校一年の初春飾利ですけど
ちょっと足を挫いちゃって・・・・今日は病院に行くのでお休みさせてください」

『初春飾利さんですね。わかりました
お大事に』

初春「はいありがとうございます
失礼します」

プツ

初春「はぁ・・・・男の人の部屋にいるなんて佐天さんに知られたらからかわれそうだなぁ・・・」


上条「よぉ、待たせたな。
飾り気のない男の料理だが食ってくれ」

初春「うわぁー!すごいです
美味しそう」

上条「そうか?そういってもらえると作った甲斐があるぜ
味は保証できないが」

初春「ありがとうございますっ
い、いただいてもよろしいですか?」

上条「ああ」

初春「じゃあ、いただきます」

パク

初春「あっ・・・美味しい
わたし男の人の作ってくれたお料理初めて食べたんですけどとても美味しいですっ!」

上条「まあ普段家事やってるからな
といっても料理のレパートリーは少ないんだが
おかわりあるからたくさん食ってくれ」

初春「はいっ!」

アムアム

上条「ところでさ」

初春「ふぁい?」

上条「まだ名前訊いてなかったな
俺は上条当麻だ」

初春「あっ・・・ごめんなさい
わたしは初春飾利っていいます」

上条「ういはる?どう書くんだ?」

初春「えっと・・・初めての春って書きます
かざりは飾る利です」

上条「へぇー変わった名前なんだな」

初春「えへへ・・・・・」

上条「その頭に付いてるお花畑って、もしかして頭から生えt」

初春「生えてません生えてませんっ!!
髪飾りです!!」

上条「じょ、冗談だって・・・そんな必死にならなくてもいいだろ」

初春「もう・・・上条さんって今日初めて会ったのにいじわるなんですね・・・・」

上条「い、いやマジでわるかったよ
そんな怒んなくても・・・」


初春「あはは♪怒ったふりですよぉ
さっきのお返しです」

上条「やっと笑ってくれたな」

初春「ふぇ?」

上条「いや、さっきお前緊張してるみたいだったからな
少しは警戒心緩めてくれたのか?」

初春「あっ・・・べ、べつにわたし上条さんのこと警戒してるわけじゃないです」

上条「俺もお年頃の女の子を家に連れて来ることなんて滅多にないからどう接していいのかわからなくて緊張しちゃいましたよ」

初春「あははは、上条さんって面白い人ですねー」


初春「ごちそうさまでしたー」

上条「いえいえお粗末様でした」

初春「あっ!後片付け手伝いますよ・・・・・いたた」

上条「ばか!無理すんなって
いいから俺に任せて座ってろよ
捻挫ひどくなるぞ」

初春「あ、ありがとうございます・・・」
初春「あの」

上条「ん?」

初春「上条さんって高校生なんですか?」

上条「おう。そういやあ言ってなかったっけ」


初春「高校生の男の人ってもっと堅そうで怖いと思ってました」

上条「いいや、俺みたいな馬鹿もいっぱいいますよー」

初春「少し安心しました・・・
わたし上条さんみたいな男の人好きです」

上条「・・・!?」

初春「あっあっ・・・ち、違います違いますっっそういう意味じゃなくて
ええと・・・面白い男の人のほうが好感が持てるって言いたくて・・・はわわわ」カァァ

上条「あ、ああ。そう言ってくださると上条さんはとても嬉しいですよ」

初春「あっ・・・は、はい」

上条「告白されたかと思って驚いたけどな」

初春「あ、あわわわわわわ・・・・」カァァ

上条「冗談だよ冗談!!頼むから落ち着けよ・・・」

初春「ご、ごめんなさい・・・」


上条「んじゃあそろそろ病院いくか」

初春「あ、あの・・・わたし一人でも大丈夫ですよ・・?
壁に寄りかかりながら歩いていけばなんとかなりますから・・・・」

上条「んな奇妙な事やらせるかよ・・・
いいから俺に任せろ」

初春「・・・はい」

上条「ということで
ほら。おぶってってやるから掴まれ」

初春「ふぇぇ!?そ、そんな男の人におぶってもらうなんて・・・わ、わたし」

上条「じゃあさっきみたいにお姫さま抱っこで行くか?」

初春「・・・うぅ・・・・おぶってください・・・」

上条「ああ、ほら」

初春「よいしょっと・・・」

上条「しっかり掴まってろよ?」

初春「は、はいっ・・・・」カァァァ

上条「それにしてもお前ずいぶん軽いなぁ」

初春「あ、あのあの・・・これから・・・・成長するんですよぉ・・・」

上条「そうですか」


ーー。

上条「こっからいちばん近い病院までだいたい10分もあればつくだろ
まあそれまで乗り心地の悪い背中だが勘弁してくれ」

初春「あっ・・・・はい
ありがとうございます・・・」

上条「・・・」

初春「・・・・んっ」

上条「!!(うおっ・・・・俺の顔に初春の吐息が・・・・背中にも柔らかいもんが当たって・・・・)」
上条「じゃ、邪念よ消え去れ・・・」

初春「・・・はい?上条さんなんかいいましたか?」

上条「い、いえ・・・なんでもありません」


初春「なんかこうしてると・・・懐かしい感じがします・・・」

上条「懐かしい?」

初春「はい・・・上条さんの背中大きいので・・・小さい頃お父さんにおぶってもらった・・・温かさが・・・・」

上条「そうか。」

初春「・・・お父さん」

上条「親父か・・・(覚えちゃいねえが俺も親父におぶってもらったりされたのかな)」

上条「おい、足はまだ痛むか?」

初春「・・・・」

上条「あ、あの初春さん?」

初春「・・・・・スゥ・・・スゥ・・」

上条「まさかこいつ寝ちゃったのか!?」

初春「・・・・んっ・・」

上条「・・・ま、まあいいや
さっさと行こう・・・」

                    ______

                 '"´          `丶、
              /                \
             /   f_ -―    ̄ ̄   ─- 、⌒'、
                /     |                    `| |
.              ,′   │                  | |
            |     | __, -ァ┬: ァ!: :.7T: ァ=: ┬、l |
            |     「 / -/|:/!:メノ |: / レハ⌒/l =- |
            |     |/!: 斗==ミ  ∨ ノ'x==ミ. j∧ │  とうま、私はお腹がすいたんだよ
            |     |:.| 〃//iハ      f//j }!:「  |
            |     /: | ` 弋)_ソ       弋)ソ ' :ト │
            | ,   /| : |  ,,,,      、  ,,,, i:.|∧ |
        _   l/   /`| : |                ,':│ ヘ}
       く、\  j   ∧: :!: :|丶、   `ー '    .イ: :.|   '.
.          \、>''つ  { ',:.|: :レ(、|>      _ <j:│: :!   ',   r‐-、
         / /゙ヽ   }:|: :| \ヽ__`ニ〔人:i : i: |: : |   〉   ゝ<`ヽ
          {   /´)、 !'|: :|   \     ト} ヽ、:」i : |  /  r( `ヽ   }
            \   ´ < ノ |: :ト、   丶   j  ,〉rヘ: | (    {. `   ,′
.            /゙ヽ   ト \|: :| \    、_/  / マ'| ト、 〉   {.    /
         _レ=7   |/\\!   \(匸〉 /匸])  ヘ| |/}廴  r}   イ
        /{∨{.   ハ  }\>    ヽ  ∧ .,'     j |ノ  } 「〈.    |\
          / V ヘ、 / } j/|:|     ∨∧∨     |:|   ∨| \ │ ハ
         」/「入.  ∨ │ | :|:|     〈´∨`〉     |:| 厂∧∨  \| } |


ーー。

上条「やっと着いたか・・・・なんだか肉体的ではなく精神的に疲れたな


初春「・・・・」

上条「・・・起こすか」

上条「おーい!起きろー!着いたぞぉーい!」
ユサユサ

初春「・・・んっ・・・ふぇ?」

上条「気持ちよく眠ってるところすいませんが病院に着きましたよ」

初春「あっ・・・わたし寝ちゃって・・・はわわわわわ」カァァ

上条「いや・・・だから落ち着けって」

初春「ごごごめんなさいごめんなさいっ!!」

上条「いいから背中の上で暴れるなぁぁ!」

初春「は、はい・・・」

上条「まったく・・・」

ガチャ

上条「すんませーん」

受け付け「はい?」

上条「この子ちょっと診てやってください
足を挫いてるみたいなんで」

初春「はわわ・・・」

受け付け「じゃあこちらに記入してお待ちください」

上条「おまえ保険証持ってるか?」

初春「あっはい!お財布の中に・・・どうぞ・・・」

上条「おう。俺が名前書いといてやるから座ってろよ
よっと」

ドサッ

初春「お、お願いします」

上条「んーと。
初春飾利っと」


上条「痛むか?」

初春「いえ・・・さっきよりは痛みもだいぶ引きました」

上条「そうか」

初春「・・・・」

上条「・・・・」

初春「・・・・」

上条「・・・・」

初春「・・・あ、あのぅ」

上条「ん?どうした」

初春「上条さんって・・・・好きな人とかいるんですか?」

上条「好きな人?いいや、女の子とはあんまり縁がなくてな」

初春「・・・・」

上条「おい、さっきからどうしたんだ?」

初春「か、上条さん・・・わたし・・・・えっと・・わたし・・・上条さんのこと・・・」

上条「あ、ああ」

受け付け「初春さん。初春飾利さん
診察室にお入りください」

上条・初春「!!」


上条「・・・・」

初春「・・・あ、あはは・・・じゃあわたし行ってきますね」

上条「・・・わ、わかった」

初春「・・・・うんしょ、うんしょ」

上条「あっ!すまねぇ気付かなくて
肩貸してやるよ」

初春「す、すみません・・・」カァァ

上条「き、気にすんなって・・・」

初春「・・・」
初春「あっここで大丈夫です・・・ありがとうございます」

上条「おう・・・」



ーー。

上条「・・・・なに考えてんだ俺は
相手は中学生だろうがぁぁぁ!!」

受け付け「静かにしてください」

上条「す、すいません」

上条「・・・・・」

上条「・・・・」

上条「・・・」


ーー。

初春「上条さんお待たせしました」

上条「お、おう!
足はどうだった?」

初春「やっぱり捻挫みたいです
でも一週間もすれば治るらしいので」

上条「折れてなくてよかったな」

初春「はい、心配かけてごめんなさい」

受け付け「初春飾利さん
受け付けまでお越しください」

初春「あっ・・・お金お金」

上条「いいよ。
おまえは座ってろって
金なら俺が出すから」

初春「ええっ?!いいですよぉ!
わたしが・・・」

上条「こういうのは年上に任せとけよ
すぐ戻る」

初春「あっ・・・上条さん」

初春「はわわわ・・・・どきどきが・・・おさまらないよぉ・・・」カァァ

少し落ちる


ーー。

上条「薬局でバンドももらってきたぞ
んじゃあそろそろ帰るか」

初春「はわぁぁぁぁ」

上条「おーい!聞いてるかぁー?」

初春「・・・!!あっは、はい!
お帰りなさい上条さん
な、なんでしょうか・・・」

上条「いや、だからそろそろ帰るぞって」

初春「は、はいっ・・・・
おんぶ・・・お願いします・・・」

上条「ああ。
よっこらしょっと」

初春「あっんん・・・・・」

上条「おい・・・・妙な声出すなよ・・・」

初春「はわわわ・・・ち、違うんです違うんですっっ!!」カァァ

上条「わかったわかった」


ーー。

初春「あの・・・上条さん」

上条「ん?」

初春「お、お金・・・ちゃんとお返ししますね」

上条「またその話しか
気にすんなって言ってんだろ
俺にも非はあるんだし」

初春「で、でも・・・なにかわたしにお礼になるようなことさせてください・・・」

上条「そうだな。初春が足治ったら期待してお返しを待ってるよ」

初春「は、はいっ!」

初春「そういえば上条さんって一人暮らしなんですよね?」

上条「ああ。前に居候がいたけどな」

初春「そうなんですかぁ
今はいらっしゃらないんですか?」

上条「食中毒で国に帰ったよ」

初春「かわいそうですね」

上条「・・・なぁ初春」

初春「はい?」

上条「その足じゃ飯とか作るのも動くのも大変だろ?」

初春「えっ・・・は、はい・・・そうかもしれません」

上条「治るまで俺の家に居ないか?」

初春「ふぇ?そ、それはどういう・・・ことでしょうか・・・」

上条「だ、だからな・・・お前が完治するまで・・・その、俺の家で俺と一緒に暮らさないか、と」

初春「え・・・えええええっ?!
はわわわわわ・・・・・そ、そんな男の人の家で・・・2人っきりなんて・・・はわわ」カァァ

上条「い、いや・・・べつに変な意味で言ってんじゃねぇぞ!」

初春「で、ですけどぉ・・・・は、恥ずかしいです・・・」カァァ

上条「いやいや。俺も恥ずかしいですよ
でも上条さんとしてはこんな状態の女の子を一人きりにさせるのは忍びないんですよ」

初春「で、でもでも・・・・」

上条「・・・嫌なら無理にとは言わないが」

初春「い、嫌ではありませんけど・・・・わたし寝相とか悪いですし寝言も・・・・」

上条「べつに一緒のベッドで寝るわけじゃないから心配すんなよ・・・」

初春「・・・・はわわ」

上条「どうする?」

初春「あ、あの・・・・・こんなわたしでいいのでしたら・・・治るまで上条さんと住まわせてください・・・・」

上条「お、おう任せとけよ」

初春「・・・はいっ」カァァ

上条「とすると。
どうする初春?着替えとかその他諸々取りにお前んちまでいくか」

初春「で、できればお願い・・・します・・・・」カァァァ

上条「おう
おぶってってやるから初春んちまで案内してくれ」

初春「は、はい」


ーー初春んち。

上条「おじゃましまーす」

初春「あの・・・あまり綺麗じゃないけど・・・どうぞ」

上条「へぇー可愛い部屋だな
(というか部屋中から女の子の甘い香りが・・・・)」

初春「えっと・・・パジャマとシャツと下着と・・・あっ・・・」

上条「!!い、いやなんも見てないっすよ!ははは・・・」

初春「い、いえ・・・わわわたしこそごめんなさいっっ」カァァ

さすがに眠くなってきたんだが
まだ序盤なので最後まで書けるかどうか

これで序盤ってラストはどこまで行くつもりだw
期待


初春「歯ブラシに携帯の充電器に・・・」

上条「も、もういいか?」

初春「あっ上条さん
プリン食べます?」

上条「プリン?」

初春「はい・・・昨日作って冷やしておいてたんですけど・・・一週間帰れないとさすがに腐っちゃうので」

上条「初春の手作りか
じゃあいただくよ」

初春「はいっ」

>>109
まあ出来れば上条と初春が真の意味でほのぼのするまで


上条「じゃあ俺んちに戻るとするか」

初春「は、はいっ!お願いします
うんしょと」

上条「よっと・・・
荷物増えたから少しペースあげて戻る
しっかり掴まってろよ」

初春「わ、わかりました」

ギュッ

上条「・・・!!(み、密着感がぁぁぁぁあまずいまずいまずい・・・落ち着け俺ーー!)」
上条「はぁはぁはぁ・・・・」

初春「か、上条さん?だ、大丈夫ですか」

上条「よ、余裕っす・・・」


ーー上条んち。

ガチャ

上条「・・・・はぁ。
降ろすぞ初春」

初春「はい。よいしょよいしょ」

上条「じゃ、じゃあ相変わらず殺風景な部屋だがゆっくりしててくれ」

初春「あっ・・・あの上条さん・・・・・・・お願いがあるんですけど・・・」

上条「お?どうした」

初春「お、おトイレに・・・・連れて行ってください・・・・・・」カァァ

上条「わわわかった!肩貸してやる」

初春「あ、あの・・・・できればおぶってほしい・・・です」

上条「そ、そうかよ。
ほら掴まれ」

初春「はいっ・・・!」

ガバッ

上条「・・・・」

初春「・・・・」

上条「ほ、ほら・・・・・トイレだぞ
俺・・・ここで待ってるから終わったら呼んでくれ」

初春「・・・はいっ」カァァ


ーー。

初春「・・・・んっ」
チョロチョロチョロ……

初春「はぁ・・・き、緊張しておしっこが近くなってるのかなぁ・・・・」

フキフキ

ジャアアアー

初春「か、上条さぁん・・・終わりました・・・」

上条「お、おう!待ってろ」


上条「よいしょっと」

初春「あっ上条さん・・・わたしまだ手を洗ってないので洗面所へ行ってもらってもよろしいでしょうか・・・・」

上条「・・・了解っす」

ーー。

ジャバジャバ

初春「・・・・ふぁー
ありがとうございます」

上条「お、おう。
じゃあベッドまで運ぶから・・・」

初春「な、なにからなにまですみません・・・上条さん」


ーー。

上条「降りれるか?」

初春「あっ、はい・・・・大丈夫です・・・うんしょうんしょ」

上条「疲れただろ?今日はもう寝間着に着替えて寝てろよ
さすがに制服のままじゃ寝にくいだろ
俺あとで昼飯と夜飯の材料買ってくるわ」

初春「はい・・・わたしの為に・・・ありがとうございます」

上条「着替えくらい一人で出来るか?」

初春「あっ・・・・はわわわわわっっ
だ、大丈夫です大丈夫です!」カァァ

上条「おおお俺あっちの部屋行ってるから着替えといてくれ・・・・」

初春「は、はいっ」


ーー。

初春「・・・(か、上条さんになら・・・見られてもいいんだけどなぁ・・・)」カァァ
初春「な、なに考えてるのよわたしはぁぁぁっっ!ばかばかばかぁ!」

初春「・・・は、早く着替えよっと」

ガサゴソ

初春「うんしょっと・・・お、お風呂入りたいよぉ
うんしょうんしょ・・・・あっ!」

展開早過ぎワロタwwwwwwww

これが「主人公補正」か…

初春「スカートが・・・・足が上がらないから・・・脱げな、いいっ!!
ううーん!・・・・・・いっ!・・・痛ぁい・・・・」

初春「ど、どうしよう・・・はやく着替えないと上条さん来ちゃうぅぅ・・・・」

初春「いっ!・・・・取れてよっ取れてよぉぉぉ・・・うわぁぁぁん・・・」

初春「ほ、包帯にホックまで引っかかったぁぁぁぁっ」

初春「どうしょうどうしょう・・・・」

ーー。

上条「初春ーー!着替えたかー?」

上条「???おーい!聞こえてるかぁー?もうそっち行っていいのか俺はー?」

上条「・・・・・」

上条「まさかあいつまた寝てんじゃねぇだろうな」

ガチャ

上条「おい初春ー
おわああ!!」

初春「ふぇ?!
あっあっあっあっ・・・・!!」

上条「こ、これは不可抗力というやつで」

初春「きゃああああああああああああああああああああああ!!!!」


ーー。

初春「うわぁぁぁん!上条さんのばかばかばかぁぁ!!!」

上条「すいませんすいません!!ゆるしてください初春さん!!
怒りをお鎮めください!」

初春「うっ・・・うぅぅ・・・・上条さんのえっち・・・・」

上条「わるかった・・・」


上条「・・・で、どうしてまたそんな卑猥な格好で泣いていらしたのでせう?」

初春「グスン・・・だ、だって・・・痛くて足が上がらないからスカート脱げなくて・・・・グスン・・・それに包帯がスカートのホックに引っかかっちゃってぇ・・・・スンスン・・」

上条「ばか。
お前怪我人だろうが
無理なら無理で俺を呼べよ
なんの為に俺んち来てんだよ・・・」

初春「だって・・・こんな格好恥ずかしくて・・・上条さんに見てもらいたくなかったんですもん・・・・」

上条「・・・もうばっちり見ちまったぜ・・・
捻挫が悪化する前に次からはちゃんと俺を呼べよ
恥ずかしいのなら俺目をつむってやるから」

初春「はい・・・ごめんなさい」

上条「じゃあさっそくだが着替え手伝ってやるよ・・・」

初春「お、お願いします・・・」カァァ

上条「め、目は閉じてたほうがいいか?」

初春「・・・あれだけ見られちゃったら・・・・・もう閉じなくてもいいです
そ、それに・・・」

上条「うん?それに?」

初春「かか、かか上条さんになら・・・・・見られても・・・いいです」カァァ

上条「・・・・」

初春「あ、あわわ・・・わたしななななに言ってるの・・・・」カァァ

上条「そ、そうかよ?
じゃあ着替えさせてやるよ」

初春「んっ!!恥ずかしいです!恥ずかしいです!」

上条「ほら、足の力抜けよ
よっと!」

初春「はわわぁ・・・・」カァァ

上条「ほ、ほら抜けたぞ初春・・・」

初春「は、はい・・・っ」

上条「じゃあ・・・次はパジャマだな・・・・ほら足通るか?」

初春「ふぁ・・・と、通りました・・・」

上条「ほらズボンを上げてちゃんと履けよ・・・・
そのくらい出来るだろ・・・・」

初春「うんしょうんしょ・・・・」
初春「は、履けました・・・・」

上条「ううう上着は自分で着れるか?」

初春「だ、大丈夫ですっ ありがとうございました・・・」カァァ
上条「俺かかか買い物行ってくるから・・・・安静にして寝てるんだぞ?」

初春「はいっ!」

上条「い、いってきます」

初春「・・・・いってらっしゃい上条さん」

ガタン

初春「はわわ・・・・見られちゃった・・・どうしようどうしよう!軽い女だって思われたかも・・・・・」

死にそうだからそろそろ落ちる

俺は待つ!

参考画像はやくしてくれっー!

>>146
ほしゅお願いします

>>147
これでも見てなさいよhttp://r.upup.be/?nRuiyrOFoE

>初春「かか、かか上条さんになら・・・・・見られても・・・いいです」カァァ



言われてみてええええええええええええええええええええ

俺も>>2だと思ったのに

初春「急がないとー!」

上条「くそっ!俺としたことが寝過ごしちまうなんて・・・とにかく急がねえと」

初春「上条さん私のパンツ知りませんか!?」

上条「知るかよ!!昨日その辺に脱ぎ捨ててただろ!!」

初春「あ、ほんとだ。ありがとうございました!!」

上条「じゃあまた!夕方待ち合わせな!」

初春「はい!とりあえず学校ついたらメールします♪」的な


初春「・・・・佐天さん心配してるだろうなぁ
あとで電話しとかなくちゃ」

初春「このベッドでいつも上条さん寝てるのかー」

初春「・・・・・」カァァ

初春「・・・・あわわわ
わたしなに考えてるのっっ」ドキドキ


初春「・・・ふぁぁ、
なんだか眠くなってきちゃった・・・朝からいろんなことがあったからかなぁ・・・・・」

初春「でも今日わたしが遅刻しそうにならなかったら・・・・上条さんとは知り合えなかったんだよね多分。」

初春「偶然だと思うけど・・・・・運命って信じてみないなー」

初春「はぁ・・・・・・・・このお布団・・・上条さんと同じ匂いがする・・・」

初春「なんか・・・安心しちゃう・・・・・」


初春「・・・・・スゥ・・・・スゥ・・・・スゥ」


ーー。

ガチャ

上条「ただいまー」

上条「初春ーー。ちゃんとおとなしくしてたかー?」

初春「・・・・スー・・・・スー・・・」

上条「寝てるのか。
じゃあ飯はコイツが起きてからでいいか」

上条「寝相が悪いとか言ってたが、ぜんぜん悪くねぇじゃんか
どっかの大食らいシスターと違ってな
・・・・寝顔も可愛いし」

初春「・・・・か・・・」

上条「ん?」


初春「・・・・上条・・・さん」

上条「寝言か。
つーかコイツどんな夢見てんだ・・・」

初春「・・・・上条さん・・・・・・好き・・・・です」

上条「・・・・・」

上条「・・・・・寝言寝言。
さぁて俺は今日休んだぶん勉強しとくかぁ・・・・ははは
邪なこと考えずに済みそうだし・・・」

上条「えーと三角関数三角関数っと
古典なんかやってられるか」


上条「んっと・・・・・これは・・・こうだな多分」カリカリ

初春「上条・・・さぁん・・・・あははは・・・・・ちがいますよぉ・・・・・・・スゥ・・・スゥ・・・・」

上条「・・・・・」

初春「・・・・あっ・・・・やっやめて・・・ください・・・・ああっんんん・・・・・・」

上条「しゅ・・・・・」

上条「集中出来るかああああ!!!」

上条「ああ勉強なんか止めだ止め!
くそ・・・俺も寝るか・・・・風呂場で」

初春「・・・・そばに・・・いてくださいよぉ・・・グスン」

上条「・・・もしもーし
もしかして起きてらっしゃいますか?初春さーん」

初春「・・・・・ムニャムニャ・・・・」

上条「・・・こんなんじゃどこにも行けねぇだろうが」

上条「仕方ないから一緒に寝るか・・・
はいはいちょっともう少しベッドの端にに寄ってくださいよー」

ズルズル

初春「はにゃ~・・・・・スゥ・・・スゥ」

上条「よっと
まさかこの年で・・・同じベッドを共有して中学生の女の子と寝ることになるなんてな」

上条「俺ほんとに不幸なのか・・・?」

上条「こいつ・・・・髪飾り付けたまま寝てやがる」

上条「・・・・取ったら能力が暴走して殺されたりしねぇだろうな」

カチャ カチャ

上条「・・・なんも起きねぇな
やっぱ拘束具とかじゃないんだな」

初春「・・・・う・・・・うぅ・・・グスン」

上条「うおっ!ななな、なんで泣いてんだ・・・・
つーかほんとにコイツ寝言がすごいな・・・・」

上条「さて・・・・俺も眠るかな
初春、少しだけ毛布もらうぞー」

初春「・・・・・」


ーー。

初春「・・・・んっ・・・・?・・・ふぁ?・・・ここって・・・・あっ・・・・上条さんの家だ」

初春「・・・そっかぁ
わたし寝ちゃって・・・・・・た・・あっあっ!!」

上条「ぐー・・・・ぐー・・・・」

初春「かかかか上条さんが・・・・・わたしの隣に・・・・・はわわわわわわわ」カァァァ

初春「はっ・・!まさか・・・・着衣の乱れ・・・・は無いか・・・・はぁ」

初春「・・・・ど、どうしてこんな状況に・・・なってるのぉ」

上条「・・・・・ぐー・・・」

初春「ど、どうしよう・・・・上条さんっ上条さん起きてくださいぃ・・・」カァァ

初春「あわわわ・・・・」

上条「・・・・ううん・・」

初春「きゃっ!顔がち、近いです近いですよぉぉ!」

初春「・・・・」ドキドキ

プルルルル プルルルリ

初春「!」

初春「か、上条さん・・・・携帯鳴ってますよぉ・・・上条さんっ上条さんったら!」

プルルルル プルルルル

初春「と、取ったほうがいいのかな・・・」

初春「うんしょうんしょ・・・」

初春「上条さん・・・上通りますね・・・・」

プルルルル プルルルル

初春「よいしょっと
んーとぉ誰からだろう・・・」
〈小萌先生〉

初春「・・・これって上条さんの担任の先生かな
わ、わたしのせいで上条さん学校行けなかったんだから・・・・わたしが弁解するべきだよね・・・」

ピッ

小萌『あっ!やっと繋がりました
上条ちゃん!!先生に連絡も無しにお休みなんてヒドいのですよ!!
先生どれだけ心配だったか』

初春「・・・あっあのぉ」

ごめん
やっぱ疲れてるみたいなのでもう少しだけ寝る

ほしゅありがとう
今日あまり時間ないけどマイペースに書きます

小萌「ほわわわぁ?ど、どなたですかぁ
わたし・・・もしかして間違い電話しちゃいましのでしょうか」

初春「あっ、いえ上条さんの携帯で間違いないです」

小萌「ではどなたですかぁ?
あっ。もしかして上条ちゃんの彼女さんでしょうか?」

初春「え・・・い、いえ違います違います!!
えっと・・・話せば長くなるんですけど・・・・実は今日の朝、上条さんとぶつかっちゃって」
初春「上条さんはなんともなかったんですけど・・・あの・・・わたし足挫いちゃって」

小萌「ふむふむ
つまり上条ちゃんのことだから
あなたのことをほっとけなくて色々と気を使ったんですよね~多分」

初春「は、はい・・・おっしゃる通りです・・・わたしを病院に連れて行ってくれたり看病したりしてたから上条さん学校行けなくなっちゃって・・・・・ごめんなさいごめんなさいっ!」

小萌「謝らなくても大丈夫なのですよ~
上条ちゃんったらよくそういう人助けで大怪我したりしちゃって学校休んでましたから」

初春「えっそ、そうなんですか・・・・」

小萌「だからあなたは全然気にしなくてもいいのですよ
理由はわかりましたので
あっ 上条ちゃんに代わってもらってもよろしいでしょうか?」

初春「あの・・・それが上条さんいま眠ってて・・・・
さっき上条さんと寝てたら・・・上条さんの携帯が鳴りだしたので」

小萌「・・・いま何といいましたか?」

初春「ふぇ?えっと・・・ですからいま上条さん寝てるので電話に出るのは」

小萌「ちがいます!その後のです!」

初春「えっと・・・上条さんと寝てたら携帯が鳴りだs」
小萌「かかかか上条ちゃんと寝てたぁ!?そそんな・・・
失礼ですけど・・・・あなたお幾つですか?」

初春「えっ、わたしですか?
ええと・・・棚川中学校の1年で・・・いまは13歳です」

小萌「じゅうさんさいいい?!
そんなかか上条ちゃんが中学生と不純な
ことを・・・・」

初春「あ、あの・・・・・わたし上条さんと寝てたのはたしかですけど・・・・べつに妙なことはしてませんっ!」カァァ

小萌「・・・ほんとですか?
たとえば変なモノをくわえさせられたり・・・変なモノを入れられたり」

初春「さ、されてませんされてませんっっ!!」カァァ

小萌「上条ちゃんならまあそんな襲ったりはしてこないと思うのですけど・・・
でも中学生が高校生と同棲なんていけませんっ!」

初春「同棲!?ちがいますちがいますっ!!」

小萌「ああっ もうすぐ授業はじまっちゃいますので上条ちゃんが起きたらわたしに連絡を寄越すように伝えてくださいです!
それでは」

プツ

初春「・・・・ど、同棲」カァァ



ーー。

上条「・・・ん・・・いま何時だ・・・・」

初春「おはようございます上条さん」

上条「お、おう」

初春「・・・・」

上条「・・・お前なにしてんだ」

初春「上条さん温かいから寄り添ってるだけです・・・」

上条「そ、そうか。
ああそうだった
お前髪飾り付けたまんま寝てたから勝手に外したぞ」

初春「・・・・」

上条「おい?どうした初春」

初春「・・・・なんだと思いますか?」

上条「・・・・」

初春「そういえば
さっき小萌先生という人から上条さんの携帯に電話がありましたよ」

上条「ああ、そういや電話してなかったな」

初春「一応わたしが上条さんが休んだ理由を伝えておきました」

上条「お前勝手に携帯出るなよ・・・・」

初春「・・・ごめんなさい」

上条「いや別に怒ってはないけどさ」

初春「・・・上条さんが起きたら電話してくださいだそうです」

上条「怒ってるだろうな」

初春「大丈夫ですよきっと」

プルルルル プルルルル

ガチャ

小萌「上条ちゃん?」

上条「はい。すいません小萌先生
心配かけました。」

小萌「はいはい。詳しいことはさっきの子から聞いてますよ」
小萌「でも上条ちゃん!
中学生の女の子と同棲なんて先生は許さないのですよ
先生は上条ちゃんをそんな生徒さんに育てた覚えはないのです」

上条「え・・・ど、同棲って・・・違いますよ
初春の怪我が治るまで俺の部屋で一緒に住んでるだけですって」

小萌「・・・いいですか上条ちゃん
くれぐれも間違いは起こしたらいけませんよ!」

上条「ま、間違いってなんすか・・・」


小萌「上条ちゃんもお年頃の男子だからわかってるはずですよ~?」

上条「先生・・・もしかして俺が本気でそれ目当ての為だけにこんなことしてると思ってるんですか」

小萌「いいえ、先生は上条ちゃんを信じているのです
でも恋は盲目っていいますし」

上条「で、ですから俺と初春はそういう関係じゃ・・・」

小萌「間違いを起こしてその子を妊娠させるようなことがないようにしてくださいね~」

上条「ちょっあんた何言ってんだ」

小萌「ではお大事に~」

プツ

上条「・・・・・」

初春「どうでした?怒られました?」

上条「いいや・・・変な事に釘を刺されたよ」

初春「・・・?」

上条「俺とお前が間違いを起こさないようにってさ」

初春「・・・・あはははっ」

上条「な、なに笑ってんだ」

初春「いいえ
そんなこと真顔でいうんですもん」

上条「わ、わるい・・・・」


初春「・・・・上条さん」

上条「お?」

初春「わたしたちって・・・・知らない人から見れば・・・・ど、同棲に見えるんでしょうか」

上条「どうだろうな
でも別にただ住んでるだけならそうは見えないだろ」

初春「ふぇ?」

上条「そういうのってやっぱ・・・好き同士の奴らが一緒に住んでるから同棲っていうんだろ
まあ勘違いはされるかもしれないけどな」

初春「・・・・」

上条「初春?」

初春「・・・・上条さんとわたしって・・・・そういえば今日初めてお会いしましたよね」

上条「ん?ああ」

初春「・・・上条さんは初対面の知り合って間もない人に・・・・恋とかしたことってありますか?」

上条「どうなんだろうな
まあ俺も男だから可愛い女の子とか見かけるとドキッとしたり綺麗な女の人と話してて嬉しいとか思ったことはあるさ」

初春「はい」

上条「でもそれは俺から見れば恋じゃないんだ」

初春「・・・・」

上条「恋って俺よくわかんねぇけどさ
本当に好きになっちまったら俺はそいつのすべてを知りたいと思う」
上条「相手の事を知って自分の事を知ってもらって
それから薄ぺっらではない本当の意味の恋って始まるんじゃねぇかな」

初春「・・・・」

上条「いや悪かった
これって俺の単なる理想論だからあんまり気にしないでくれよ」

初春「じゃあ・・・・もしわたしが・・・・・・上条さんにもっとわたしの事を知ってもらいたいと思ってるって言ったら・・・・・どうしますか?」

上条「・・・・」

初春「もしわたしが上条さんの事をもっと知りたいって言ったらどうします?」

上条「お前それって・・・」

初春「こ、答えてください・・・」

上条「・・・・」


上条「わからない。
わからないけど・・・・俺はお前の事をもっと知りたくなるだろうな」

初春「あっ・・・・」

上条「なに驚いてんだよ
お前の聞きたかった答えだろ?」

初春「・・・・」

初春「か、上条さん・・・・
笑わないで聞いてくれますか・・・?」

上条「ああ」

初春「わ、わたし・・・・上条さんとは今日あったばかりだけど・・・・・かか上条さんのことが・・・・」

上条「じゃああれは夢の中の寝言じゃなかったんだな」

初春「・・・ふぇ?」

上条「さっき初春が寝てるとき寝言で・・・・俺のことを好きって言ってたからさ」

初春「は、はわわわわわわわっっ」カァァ

上条「あれって寝言じゃなかったんだろ?」

初春「し、知りません知りませんっ!!」

上条「覚えてないのか
じゃあもう一度俺に言ってくれないか」

初春「うぅ・・・・上条さんのいじわる・・・・」

上条「ごめん冗談だって」

初春「わたし上条さんのことが・・・好きになっちゃいました
これで・・・いいですか?」

上条「お、おう・・・」

疲れた
ちょっと話しが遠回りになってきたな
速攻エロ路線に持っていこうと思ってたのに
どうしてこうなった・・・・

>>204
そのきもちは痛いほどわかるがお前の敗因は携帯で書いたことだ

>>205
改行ってこと?

遠回しでも何でもいい
俺は支援する

>>207
わかった
ちょっと休憩させてください

上条「おい、インデックスここはどこだ」

インデックス「むー、なんで私に聞くんだよー」

上条「お前に聞かなくて誰に聞くんだ、また魔術関係のなんかだろこれは!」

インデックス「そんな事言われても私だって魔術を全て知ってる訳じゃないもん。それにここは学園都市でしょ、科学側の管轄なんだからね。当麻が私に何が起きてるか説明してよ、ほら」

上条「確かに学園都市だけどよ……なんで俺達以外人がいないんだよ」

インデックス「ほら、当麻だって困るでしょ!?」

今日中に終わらせられるかしら・・・


上条「なあ初春」

初春「えっ?」

上条「お前俺のこともっと知りたいんだよな?」

初春「は、はい・・・」

上条「・・・お互いを知り合ういちばん簡単な方法があるぞ」

初春「な、なんですか・・・?」

上条「・・・・」

初春「・・・・あ、あの上条さん?」

上条「・・・・」

上条「なぁに、単純な事だ
男と女って古来そうやって親密になってきたんだからな」

初春「か、上条さん・・・・なにを言って・・・」

上条「・・・・」

初春「・・・あっ・・・・まさか・・・」

上条「俺はもっと初春の事を知りたい」

初春「・・・あ、あの・・・だからって・・・・いきなりそんなこと・・・」カァァ

初春「わ、わたし・・・・足怪我してますし・・・」

上条「・・・・」

初春「そ、それに・・・わたしと上条さんってまだ学生だし・・・・」

上条「お互いを知り合うのに年齢なんか関係ないだろ」

初春「・・・・どうしちゃったんですか・・・・上条さん・・・・」

上条「どうもしない」

初春「はわわわわ・・・・・だって・・・いまの上条さん・・・目が据わってます・・・・」

上条「・・・・」


初春「ごめんなさい・・・・わ、わたし・・・上条さんのことすすす好きですけど・・・
こういう事ってもう少し時間を重ねてからすることじゃ・・・・」

上条「さっき言っただろ
こういう事に時間とか年齢は関係ない」

初春「・・・・」

上条「初春?」

初春「上条さん・・・・・上条さんが知りたいのって・・・・・・わ、わたしの体ですか?
それともわたしの心ですか・・・?」

上条「・・・・・」

初春「ど、どうして黙り込むんですか・・・・・上条、さん・・・
わたしの体が目当てで・・・そういうことを言っt」

上条「ちがう。
俺は初春のすべてを知りたいだけだ
そんな邪な考えはない」

初春「・・・じゃあもう少し・・・考える時間をください・・・・
だって・・・わたしまだこういう・・・こと・・・は、初めてなんですから」

上条「・・・・」


上条「・・・わるかった
さっき小萌先生に妙なこと言われたもんだから先走りすぎた」

初春「・・・ごめんなさい」

上条「いや、初春が謝ることじゃない
女の子と同じ屋根の下にいるとお年頃の上条さんはいろいろと思考が暴走してしまうのですよ」

初春「あっ・・・・でも・・・もう少しだけ我慢してください・・・い、いやってわけではないので」カァァ

上条「ああ、無理すんなよ
って俺が無理をさせたわけだが」

上条「・・・ああそうだった。
昼飯買ってきてたんだけどさ」

初春「・・・わたしお腹ぺこぺこです」

上条「初春が起きたら一緒に食うつもりだったんだ

初春「あ、・・・ありがとう・・・ございます・・・」


上条「床に降りれるか?」

初春「降りれるけど・・・・抱っこしてほしいです」

上条「あ、ああ。
願ってもねぇな
よっと」

初春「あっん・・・・またお姫さま抱っこ?」

上条「なんだよイヤなのか?」

初春「ち、ちがいますちがいますっ!
・・・嬉しいんです」

上条「・・・さ、さて
じゃあさっさと飯食おうぜ
降ろすぞ」

初春「・・・」

上条「おい・・・降りないのか?」

初春「こ、このまま・・・・ご飯食べちゃだめでしょうか」

上条「構わないけど
食べにくくないか?」

初春「・・・・」

上条「わ、わかったわかった
わかったからそんな泣きそう顔するなよ・・・」

初春「・・・はい」

上条「さすがにこのままだと俺の両手が塞がって使えないから俺の膝に座れよ初春」

初春「・・・・うんしょっと」

上条「お前・・・暖かいな」

初春「だ、だって・・・・生きてますもん」

上条「いや、そういう意味で言ったんじゃなかったんだが」

初春「上条さん・・・早く食べたいです」

上条「わぁったよ」

初春「・・・・」チラ

上条「な、なんだ?」

初春「な、なんでもないです・・・いただきまーす」

上条「ああ・・・」


初春「ふもふも・・・」

上条「おい、誰も盗りゃしねぇよ
ゆっくり食えって」

初春「だってお腹へってたんですもん・・・・ふももっ」

上条「・・・・」

初春「ふぁ?上条さんどうしたんですかー?
あまり食べてないみたいですけど」

上条「いやぁよく食うなぁと思ってな」

初春「・・・わたしが食べさせてあげましょうか?」

上条「いや・・・遠慮しとく」

ちょっと歯磨いて着替えてくる

昨日はいつのまにか寝落ちしてた

初春「・・・どうしてですかぁ?」

上条「いや、だって恥ずかしいし
ムラムラきそうだし」

初春「・・・上条さんのえっち」

上条「(・・・・うおっ!その上目遣いはやめろぉぉぉ)・・・・はぁはぁ」

初春「な、なんで呼吸が荒くなってるんですかっ」カァァ

初春「もう・・・上条さん
お口開けてくださーい」

上条「・・・お?」

初春「はい、あ~ん」

パク

上条「・・・・・」

初春「おいしいですか?」

上条「・・・うまいな」

初春「・・・もう恥ずかしくはないですか?」

上条「お、おう」

初春「よかったー」

上条「初春が食べさせてくれたから余計おいしかったかもな」

初春「え、えへへ・・・・・
お世辞でも嬉しいです」

上条「・・・・初春ってこんなに可愛い女の子だったんだな」

初春「えっ?」

上条「最初は気付かなかったけどな
もっとも緊張してたってのもあるんだろうけど
いま俺に普通に接してくれて表情もくるくる変わったり
こういう何の気なしの行動とか
俺は可愛いと思うぞ」

初春「・・・はわわわわわわ
そそそんなこと真顔で言わないでください・・・・」カァァ

上条「そういう照れてるところもな」

ギュッ

初春「あっ・・・」

上条「そんな全部を俺は好きだぞ初春」

初春「・・・・はいっ」カァァ

上条「おいおい。
いい加減敬語はやめてくれよ
堅苦しいだろ」

初春「えっ・・・でも年上の人だし・・・わたしいつも敬語で話してますので・・・いきなりは・・・」

上条「いいからいいから。
少しずつでいいからさ
俺と一緒に居るときだけは対等に話そうぜ」

初春「・・・うん
・・・が、頑張ってみる・・・」

上条「そうそう。なんだ出来るじゃないか」

初春「だ、だって上条さんがそんなこと言うんですもん・・・・」

上条「初春さーん
敬語に戻ってらっしゃいますよー」

初春「あっ・・・ごめんなさ・・・・・・・ご、ごめんね」

上条「ああ、いいよ。
じゃあさっさと飯食っちまおうぜ」

初春「・・・わ、わかった」

上条「まだぎこちないが、合格合格」

初春「た、試さないでくださ・・・・・・・試さないでよ・・・・いじわる」

上条「わるいわるい」


ーー。

初春「ごちそうさまでしたー」

上条「どうする初春?
怪我のこともあるし今日はもう歯磨いて寝るか?」

初春「あ、あの・・・もう少し上条さんと話していたいです・・・・じゃなかった・・・・話してたい」

上条「いや、寝るっていっても横になっろって意味で、別に起きててもいいだろ」

初春「・・・うん」

上条「トイレとか行っとかなくてもいいか」

初春「あっ・・・行きたい・・・・さっきからおしっこ我慢してたから・・・」

上条「だからトイレ行きたくなったらすぐ言えよ・・・
いつでも連れてってやるから」

初春「・・・うん」

上条「ほら、おぶってやるから掴まれ」

初春「おんぶじゃなくて普通の抱っこがいい・・・」

上条「そ、そうか
よっと」

初春「うわわっ」

上条「よし、じゃあ初春がおしっこ漏らさない内に早くいくか」

初春「も、漏らさないもん!」

上条「冗談だって!」

初春「うぅーー上条さんって失礼な人ですねー」

上条「上条さんにはまだ女心なんて分かりかねますよ」

上条「て話してる間に着いたぞ
待っててやるからしてこいよ」

初春「・・・・あの」

上条「ん?どうした」

初春「上条さんも・・・・一緒に来て・・・ください」

上条「はぁ!?ななななんで?
そんな女の子がおしっこしてる所なんて俺が見ていいわけないだろ」

初春「だ、だって・・・」

上条「いやちょっとまて!思い直せ!
一緒にトイレに入ったとしても俺に出来る事っていったら・・・じっと見てるか目をそらすかぐらいしか選択肢はないわけですよ」

初春「・・・・そばにいて欲しいんだもん」

上条「・・・・・」
初春「上条さんおしっこ漏れそう・・・」

上条「わ、わかったよ!
そのかわり俺になにも期待すんなよ」

初春「うん」


ーー。

コトッ

上条「俺あっち向いてるからな!」

初春「んっ・・」
シャァァァァー

上条「・・・(な、なんなんだこの状況はぁぁぁ)」

初春「はぁ・・・上条さん」

上条「ん、終わったのか?
うおっ!!(初春のまままままん・・・!)」

初春「・・・・まだ見ないでくださいよ」

上条「す、すまねえ!!で・・・何だ?」

初春「えへへ・・・・ただ呼んでみただけです」

上条「・・・・お前ほんとに初春かよ」

初春「だって一週間もいっしょに住むんだから・・・いずれ見られちゃうでしょ・・・?」

上条「だからって何もこんな状況を・・・」

初春「ごめんなさい・・・いたずらが過ぎちゃいました」

上条「べ、べつに構わねぇけど」

フキフキ

ジャアー

初春「か、上条さん・・・終わったので抱っこを・・・」

上条「わかったよ。
っしょっと」

初春「上条さん・・・手を洗いたいんだけど」

上条「・・・・・」

初春「上条さん?あの・・・洗面所に・・・」

上条「・・・・」

おまいらほしゅありがとう

家に帰ったら全部仕上げるお

初春「上条さーん」

上条「・・・・あ、ああ
すまねえ」

初春「もしかして・・・・・興奮しました?」

上条「ま、まあな」

初春「・・・上条さんのえっち」

上条「はいはい。否定はしませんよ」

初春「上条さん上条さん」

上条「ん?」

初春「あの・・・おしっこしてまだ手を洗ってないので・・・・」

上条「あ、ああ・・・そうだな」

初春「ごめんなさい・・・汚い手で触れちゃって」

上条「ぜんぜん汚くねぇよ」

初春「う、うん」


上条「ほら」

初春「ありがとうございます・・・」

ジャバジャバ

上条「・・・・」

フキフキフキフキ

初春「はぁ・・・」

上条「んじゃベッドに戻るか」

初春「うん!」

ーー。


上条「どっこらしょっと」

初春「そ、そんなに重かった・・・?」

上条「いや、精神的に・・・」

初春「そ、そんなこといわないでよぉ・・・」

上条「わるい。
ほら毛布掛けてやるから横になれ」

初春「~♪」

バサバサ

上条「足痛くないか?」

初春「うんっ 大丈夫・・・・さっき少し歩いてみたけど痛くなかったよ」

上条「そうか?
じゃあ次からは抱っこしてトイレ連れて行かなくていいか」

初春「ふぇ?」

上条「歩けるんだろ?」

初春「あっ・・・・・・えっと・・・・やっぱりまだ痛いから抱っこしてほしい・・・」

上条「はははっwお前面白いなぁ
どっちなんだよ」

初春「・・・・痛くないけど痛いんだもん」

上条「わかったわかった。
そういうことにしといてやるよ」

初春「・・・・」

上条「じゃあ
俺あっちの部屋にいるからさ
なんか用があったら呼んでくれ」

初春「・・・そばにいてくれない・・・の?」

上条「だって俺なんかがそばにいると初春落ち着かねぇだろ」

初春「・・・・」

上条「つーわけで今日はゆっくり休んでろ
おやすみ」

初春「・・・やだ」

上条「ん?なんか言ったか」

初春「やだ!」

上条「な、なにがだよ」

初春「落ち着かないけど・・・落ち着かないけどそばにいてくんなきゃ・・・いやです」

上条「そばにいるっつってもなぁ」

初春「・・・・」

上条「わ、わかったよ!
わかったからそんな泣きそうな顔はよせって」

初春「・・・うん」

上条「初春が眠るまでちゃんとそばにいてやるよ」

初春「・・・・ねぇ上条さん」

上条「まだ何かあるのか」

初春「・・・だ、だから」

上条「あ?」

初春「う~~~!上条さんの鈍感っ・・・」

上条「な、なにが」

初春「・・・・さっきみたいに上条さんといっしょに・・・・寝たいです」

上条「いやいやいや。それはちょっとマズいですよ」


初春「ど、どうして・・・?」

上条「・・・いまそんな状況に置かれたら初春に襲いかかっちまいそうだし」

初春「あはははっ」

上条「笑うな!」


初春「それはあまり心配してません
だって上条さんの担任の先生も、上条さんはそんな男の人じゃないって言ってたもん」

上条「信用を寄せてくれて上条さんとしても嬉しいのですけどね
さっきから嬉しいイベントが多々あったので、俺としても理性っていう名の拘束具が吹っ飛びそうなんですよ」

初春「そ、そんなに・・・我慢してたの?」


上条「まあな。だが欲求を鎮める手段なら一人でも可能だからな」

初春「それって・・・」

上条「と、というわけで俺あっちの部屋で鎮めてくるわ
覗くんじゃねぇぞ!」

初春「はわわわわ・・・・」カァァ

ご飯食べてくる


ガチャ バタン

ーー。

初春「・・・・」

初春「・・・・もしかして・・・何かしてあげるべきだったのかな・・・」

初春「ーーっっ」カァァ

初春「で、でもそんなこと・・・話しでしか聞いたことなしい・・・」

初春「・・・はぁ
もうすこし佐天さんからこういうの聞いとけばよかった」

初春「あっそういえば・・・・・
佐天さんに連絡するの忘れてたぁぁぁ!!」

初春「け、携帯携帯っ!!
あ・・・鞄の中に入れてたんだった」

初春「・・・・い、いま上条さんを呼ぶわけには・・・いかないし」

初春「・・・取りにいかなくちゃ。
うんしょうんしょ・・・・・」
ズルズル


初春「か、鞄・・・あったぁ
携帯携帯・・・」

パカ

初春「・・・うわぁ
やっぱり佐天さんから着信が4回も入ってる・・・・怒ってるかな」

プルルルル プルルルル……

初春「もう学校終わってる時間だから繋がるはずなんだけど・・・・」

プルルルル…

ガチャ

佐天『う~い~は~るぅ~~~~!!!』

初春「あっ・・・佐天さんですか?
連絡遅くなっちゃってごめんなさい」

佐天『どれだけ心配したと思ってんだぁぁーー』


初春「ご、ごめんなさいごめんなさいっ!!」


佐天『・・・で、先生から聞いたけど足挫いたんだって?
大丈夫なの?』


初春「はい・・・病院に行って診てもらいましたから」


佐天『ふぅ~ん。
でも足挫いてたら自分でご飯作ったり出来ないんじゃない?
初春の家まで行ってご飯作ってあげよっか?』

初春「い、いえ大丈夫です・・・なんとかなってるので」


佐天『なんとかなってるぅ~?
どういう事なのか詳しく聞かせてよ』


初春「えっと・・・・実は今日わたしと朝ぶつかった人が・・・病院に連れて行ってくれたり、ご飯作ってくれたり、看病とか色々してくれてるんです」


佐天『へぇ~ ずいぶん律儀な人だね
どんな人?』

初春「えと・・・・高校生の男の人です・・・」

佐天『・・・え?いま何て言った?』

初春「で、ですから高校生の男の人です」

佐天『うわ~~ 初春ったら結構大胆だねぇぇ~
こないだまで高校生の男の人何考えてるか分からないから怖いって言ってたじゃん』

初春「そうだったんですけど・・・・その人はあの・・・すごく優しくて面白い人で」

佐天『ふぅーん
んで好きになっちゃったわけだ?』

初春「・・・はい」カァァ

佐天『そーかそーか
初春ったら意外と隅に置けないのぉ♪』

初春「もう・・・からかわないでくださいっ!」

佐天『ということは、その男の人がいま初春んちにいるの?』

初春「い、いえ・・・・・その人のお家にいます・・・」

佐天『連れ込まれちゃったかぁー
じゃあもしかして初春・・・もうナニをアレしちゃった?』

初春「し、してませんしてませんっ!!!というか変な表現はやめてください!」

佐天『冗談冗談♪
でも無いとは限らないから防御固めないとね』

初春「佐天さん!」

佐天『ごめんw初春に限ってそういうこと起こりそうになかったわ』

初春「・・・ひどいです」グスン

佐天『泣くなーあ!!』

初春「だ、だって・・・・」

佐天『涙なんか見せると男ってムラムラきちゃう奴多いみたいだから気をつけなよー』

初春「・・・」

佐天『じゃあ初春明日も学校来れない?』

初春「はい・・・たぶん」

佐天『うん、わかった。
あたしが先生に伝えといてあげるから』

初春「ごめんなさい・・・・」

佐天『いいっていいって
初春はその彼に添い寝でもしてもらって早いとこ怪我治しなよ
じゃあねー♪』

初春「あっ佐天さんっ!!」

初春「・・・・」


初春「そ、添い寝・・・・」

初春「・・・してもらいたいなぁ」

初春「・・・上条さんまだあっちの部屋で・・・してるのかな」


初春「・・・上条さーん」

初春「・・・あれ、返事ないや・・・」

初春「上条さーん!上条さぁーん」

ガチャ

上条「はぁはぁはぁ・・・・よ、呼んだかよ?」

初春「うんっ」


上条「はぁはぁ・・・つーかなんでお前ベッドから降りてそんなとこにいるんだ」

初春「電話でお友達に今日休んだ詳細とか話してました」

上条「そうか」

初春「上条さん・・・息荒いですけど・・・・大丈夫?」

上条「あ、ああ・・・それより俺になんか用かよ?」

初春「・・・あの
ベッドに連れていってほしいんだけど・・・・」

上条「ああ、わかった
ほら掴まれ」

初春「うんしょっと」

上条「・・・」

初春「・・・あれ?
上条さん」

上条「な、なんだ?」

初春「・・・上条さんの匂いがさっきと違う気がする」クンクン

上条「・・・き、気のせいだろ」

初春「なんか香水付けました?」

上条「いいや・・・」

初春「・・・うーん
なんか違う気がするんだけどなぁ」

上条「・・・」

少し休憩

初春「あっ・・・・もしかしてこれって・・・」

上条「・・・鎮めに行ったことから察してくださいよ初春さん」

初春「はわわわわ・・・・
男の人って・・・こういう匂いするんだ・・・」カァァ

上条「・・・着いてるのではやく降りてくれないでしょうか」

初春「あっ・・・上条さんありがとう
よいしょっと」

上条「・・・」

初春「さ、さっきのは・・・べつに気にしてないから・・・・」

上条「・・・う」

初春「上条さん?」

上条「初春っ!」

初春「ひゃあっ!?」

上条「・・・・」

初春「っっ!!(かか上条さんに抱きしめられた・・・・)」

上条「・・・・」

初春「・・・・上条さん」

上条「・・・・」

初春「・・・限界?」

上条「・・・」

初春「えっち・・・したいですか?」

上条「・・・いいや、
このままでいい」

初春「・・・いいんですか?
わたし嫌なんて思ってないけど・・・」

上条「正直に言うと初春としたいけど
もしなにかあっても今の俺に責任取れるだけの力も余裕もない」

初春「・・・うん」

上条「だから今はこんだけでいい。」

初春「・・・・わたしが・・・上条さんとえっちしたいって言ったら・・・襲う?」

上条「ああ、多分な
だから言わないでくれよ」

初春「・・・上条さん・・わ、わたし・・上条s








ああ駄目だ
俺に純愛なんてハードルが高過ぎたのか・・・・
我慢とセクロスとの狭間で上条さんが行ったり来たりしてる・・・・
手を出すのは簡単なんだ・・・手を出すのは・・・ちくしょう

もし路線が多少ズレても許してくれ
もう純愛なんてこのss以降は書かん・・・

初春「・・・・わたしが・・・上条さんとえっちしたいって言ったら・・・襲う?」

上条「ああ、多分な
だから言わないでくれよ」

初春「・・・我慢どのくらい・・・してるの?」

上条「メーター振り切ってる」

初春「・・・上条さん・・・馬鹿みたい・・・・手を伸ばせば届くのに」

上条「・・・・」

初春「・・・言ってもいいですか?」

上条「やめろ」

初春「ねぇ上条さん・・・」

上条「それ以上何も言うな
後悔するぞ」

初春「わたし・・・上条さんと・・・」

上条「やめろ!!」

初春「・・・えっちしたいです」

上条「・・・・・」


初春「えへへ・・・もう・・・上条さんの我慢してつらそうな顔なんか・・・見たくないです」

上条「・・・・」

初春「だから・・・来て・・・」

上条「初春・・・おまえ・・・」

初春「もしかして責任とか気にしてます?
大丈夫です
上条さんだけに背負わせたりしません」

上条「・・・」

初春「ほんとは・・・・こういうかっこいい台詞は上条さんに言ってほしかった・・・」

上条「馬鹿やろう
無理をしてんのはお前も同じじゃないかよ」

初春「わたしだって・・・初めてだからこわいし不安だけど・・・・上条さんのこと大好きだし・・・もっとわたしのことを知ってほしいから・・・・
だから・・・わたしの中に残るこの不安を・・・上条さんが消してください・・・」

上条「いいぜ!初春がそんなに怖くて仕方ないってんなら
まずはその悲壮な幻想をぶち殺す!」

初春「うんっ!」

上条「初春・・・」

チュッ

初春「ふぁぁっ・・・はっんんん」

上条「んっ・・・」

初春「んんんっ・・・あっ・・・はぁはぁ」

上条「怖いか?」

初春「・・・ううん
嬉しいんです・・」カァァ

初春「もっと・・・触ってください・・・」

上条「ああ、遠慮なんかしねぇよ」

初春「あっうぅ・・・んんっか上条さぁん・・・ああん」

上条「はぁはぁ・・・・初春・・・」

初春「ひゃあぁうっ ・・」

上条「服脱がせてもいいか?」

初春「・・・あっんん
うん・・・脱がせて・・・くらはい・・・」

上条「・・・チッ!手が震えてボタンが外せねえ」

初春「か、上条・・・さん
自分でボタン取るから・・・落ち着いてください・・・・」


上条「はぁはぁはぁ」

初春「はい・・・上条さん・・・どうぞ」

上条「おっぱい揉ませろ初春」

初春「ああっそんないきなり・・・・ふぁぁん」

上条「まだ小さいな」

初春「やああ・・そんなこと言わないでぇぇ」

上条「心配すんな
いずれ大きくなるさ」

初春「あんっか、上条さんが・・・大きくしてくださいぃぃあはぁぁ・・」

上条「願ってもねえな」

コリコリコリ

上条「乳首立ってきてるぞ」

初春「ら・・・らってぇぇ」

上条「はむっほふっ」

初春「いやあああ乳首吸っちゃいやああああ」

上条「なんだ?初春の弱点はここかよ
はむっほふっ」





ちょっと頭冷やしてくる

あともう少しで終わりなので

初春「ひゃああんん」

上条「・・・・さて
次は下のほうも」

初春「あっ・・・やだやだ!恥ずかしいですっ」

上条「すぐ快感が恥ずかしさを上回るから心配するな」

初春「そ、そんな・・・あっ」

ペロペロ

上条「女の子のは初めて見たが、綺麗な色してるんだな」


初春「ああんっ・・・だ、だめぇそんなとこ汚いですよぉ」

上条「全然汚くねぇよ」

ペロペロペロ

初春「ふぁぁぁぁっ!」

ビクンビクン

上条「もうイッたのか?」

初春「はぁはぁはぁ・・・あっうぅ・・」

上条「すごいな初春のここ
もうこんなに濡れてる」

初春「あっ・・・そんなこと言わないでよ・・・」

上条「・・・俺ももう限界だ」

初春「・・・ふぇ?」

上条「こいつがもう初春の中に挿れたいって言ってる」

ビンビン

初春「はわわわ・・・・・これが・・男の人の・・・おちんちん・・
おっきい・・・」

上条「ふっ 初春のせいでいつもよりな」

初春「・・・こ、これがわたしの中・・・に?」

上条「ああ。嫌って言っても今更止まらないからな」

初春「・・・う、うん」カァァ

上条「初春・・・少し痛いだろうけど我慢してくれよ?」

初春「うんっ・・・・・・来てください上条さん・・・」

上条「力抜いとけよ?
んっ・・・」

ズププ

初春「はっあああっんんっっ!!
い、痛ぁっ・・・」

上条「ごめん、もう少し我慢しろ。」

初春「うわぁぁぁん・・・痛い痛いぃぃ・・・ひんっ・・・グスン・・・」

上条「ぐっ・・・キツ・・・・」

初春「うっ・・?うぇぇぇぇん・・・」


上条「初春・・・全部入ったよ。」

初春「・・・・ひっく・・・うぅぅ・・・」

上条「ごめんな・・・。
そんなに痛かったか」

初春「・・・ちがうもん・・・上条さんと・・・グスン・・・一つになれて・・・嬉しいだけなんだもん・・・」

上条「・・・初春。」

チュッ

初春「んんっ・・・」

上条「・・・ありがとうな」

初春「・・・うんっ」

上条「・・・初春が可愛すぎて・・・動きたくなってきた」

初春「うんっ・・・もう大丈夫だから・・・・上条さんの好きに動いて・・」

上条「わかった・・・・んっ」

初春「あんっああん・・・ひゃっあっあっ」

上条「初春の膣内・・・すごい気持ちいいよ・・・」


初春「あうっんん・・・はぁかみじょうさあんっき、気持ちいよぉぉあっ」

ヌプ ヌプ

上条「く・・・うう・・・初春・・」

初春「かみじょうさぁんかみじょうさぁぁ・・・もっとしてぇっああん!んんっもっと奥まで突いてぇぇっ」

上条「う、初春・・・そんなに締め付けたら俺、もう・・」

初春「ふぁぁっああんっ!」

上条「う、初春・・・そろそろ俺・・・」

初春「はぁううっはぁぁっ・・・上条さん・・・な、なかで・・・出して・・ぇぇっ」

上条「ぐっ・・・初春っ!で、出る」

初春「ふあああっ でてるぅぅっっ上条さんの精液がわたしの中に出てるよぉぉ・・・・」

ビュル ビュル ドクン ドクン
上条「うっ・・・はぁはぁはぁ・・・初春・・・」

初春「はぁ・・・はぁ・・・」

上条「・・・大丈夫か?」

初春「・・・うん
きもちかった・・です・・・」

上条「これで初春の事をもっとよく知れたな」

初春「・・・もっとわたしのことを・・・好きになってくれた?」

上条「ああ、好きだ初春」

初春「わたしも・・・上条さんが・・・大好きっ!」


ーー。

初春「・・・わたし本当の意味で立てないや」

上条「どうした?」

初春「腰が・・・抜けちゃったみたい」

上条「わるい
ちょっと激しくやりすぎたな
初春が可愛かったから加減できなかった」

初春「えへへ・・・いいんです
また上条さんに抱っこしてもらうから」

ギュッ

上条「初春ってこんなに甘えん坊だったんだな」

初春「はわわわ・・・・そんなこと言わないでください・・」

上条「いいや。もっと甘えてくれて構わない」

初春「うんっ」


上条「俺も時々でいいから初春に甘えさせてくれ」

初春「時々じゃなくても・・・寂しくなったらいつでも甘えていいよ?」

上条「・・・よろしくお願いします」

初春「うふふっ♪♪・・・・
あっ・・・」

上条「ん?どうした」

初春「・・・さ、さっきの・・・上条さんがわたしの中に出した精液が・・・出てきちゃいました・・・・」

上条「わ、わるい・・・出し過ぎちまったな・・・えっと、ティッシュティッシュ・・・」

初春「あっ・・・上条さんわたしなら・・・このままで平気です」

上条「なな何を言って・・・
中の全部出しちまわないとヤバい確率で妊娠するぞ」

初春「・・・うん」

上条「う、初春・・・お前・・」

初春「・・・だってする前に最初に決めてたもん・・・・もし赤ちゃん出来ても・・・上条さんと2人で責任を半分こにするって・・・」

上条「・・・・」

初春「・・・・だめ?」

上条「いや、上等だ
責任は取ってやる」

初春「・・・うんっ
期待してるからね・・・パパ♪」

上条「お、おう
心配すんな」

初春「ねぇねぇ上条さん」

上条「お?」

初春「キス・・・してください」

上条「ふっ 願ってもねえな」

初春「えへへ・・・」

チュッ

終わりです
まあ妊娠後とか書くと無駄に長くなるからここで止めとく

いえいえ
よろこんで貰えてよかった

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom