男女比6:1な兄弟のSS (14)

友「おじゃましま〜す。」

兄「おー、上がれ上がれ。ちょうど弟達と飯食うところだったんだ。」

友「へぇ〜、お前って兄弟いたんだ。」

兄「……ああ。俺の兄弟は6男1女だ。」

友「おー、意外と大所帯だな〜。弟5人なのに、妹は1人だけか。紅1点なんて、ちょっと可哀想だな……」


兄「……ところがだ、弟たちは全員そろって女装癖がある……。そして、何故か妹は男勝りのヤンキーだ。」


友「え?」





弟I(妹系)「お兄ちゃ〜ん、ご飯できたよぉ〜♪
……あれ?その人は学校のお友達ですか?」


弟T(ツンデレ系)「今日はあたしも一緒に作ったわ。べ、別にあんたの為に作ったんじゃないんだからね!!」



弟M(メイド系)「妹様。食前のお茶を用意しました。」

妹(不良系)「ん?ああ、ありがとう。いつも悪いな。」



弟O(おませ系)「う〜ん、やっぱり重要なのは大きさなのかな……」

弟H(はんなり系)「あらあら、うふふ♪」

弟O「でも、やっぱ兄貴のが一番だね!」







友「……え〜と……妹5人で弟1人……だったっけ?」

兄「逆だ。妹は1人だけ。残りは全員男だ。」

友「……ああ。妹は1人か。なら、一番女性らしいあのはんなりした娘が……?」

兄「あれは二番目の弟。」

友「………な、なら、あのメイド服……」

兄「四番目の弟だ。」

友「………ヤバい、混乱してきた……。弟の方なら、1人確定してるんだがな。あのメイドの隣にいるロンゲの奴。ちょっと女顔だが、なんか威圧感とかがあって男らしいし……」

兄「あれは正真正銘の女だよ。ちなみに三番目の弟と四番目の弟の間の妹な。」


友「………」

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6男1女

兄(17)
弟T(16)
弟H(15)
弟I(14)
妹(14)
弟M(13)
弟O(11)



弟O「兄貴〜、お風呂一緒に入ろ〜。

兄「悪いが今は手が放せない!弟Hと入ってこい。」
弟O「ブーブー!そんなこと言って、もう半年も一緒に入ってくれてないじゃん!
どうせまた胸の大きな女の子がいっぱい出てくる忍者ゲームやってるんだろー!!そんなに巨乳が好きなのか!?このおっぱい星人!!サイテー!!」


弟H「あらあら、しょうがないですわね。私にももう少しお胸があれば、兄様の男心を満たせて差し上げれたのに……。
……神様とは、時に残酷ですわね……。世の中に胸のたわわな女性とそうでない女性の2つをお作りになられたのですから……」



兄「……いや、お前男だろ。」









弟I「お兄ちゃん、ご飯残さず食べてたね。
よかったね!弟Tちゃん!嬉しい?」

弟T「べ、別に嬉しくなんかないわよ!そりゃ、残さず食べてた事は立派な事だとは思うけど……」

弟I「弟Tちゃんの料理が美味しかったからだよ、きっと!お兄ちゃんへの愛情がたっぷり込められてたから……」

弟T「そ、そうかしら……/////」

お風呂場にて……

兄「よいしょっと……」


弟I「きゃあ!?あ、兄様………」

兄「!?わ、悪ぃ!!」

弟I「い、いえ……別に……。わ、私、気にしないから………男同士だもんね……//////」



兄(なら何故顔を赤くする……)





別の日……お風呂場


弟T「きゃああ!?あ、あんた何入ってきてんのよぉ!?」

兄「い、いや……その……風呂に……」


弟T「誰か入ってるかを確認してから入って来なさいよ!!この変態!!!」



兄(変態という言葉……意外と傷ついた……。)

兄「……ていうか、女装癖のあるお前の方がよっぽど変…」

弟T「なんか文句ある?」ジロ


兄「……特に…」



別の日……お風呂場


兄「あー、だりぃ……さっさと入って、さっさと寝よう……」


妹「ん?よぉ、兄。」

兄「ん?ああ、妹。入ってたのか。」

弟M「お兄様。お帰りになってたのですね。」

兄「あ、お前もいたのか。」

妹「ああ、弟Mに背中洗ってもらってたんだ。こいつ、マッサージ上手いからな。」

弟M「お褒め頂き光栄であります……」

兄「ふぅ〜ん、さすがはメイドだな。」


妹「あー、せっかくだし兄の背中を洗ってあげるぜ。オレは手が空いてるから……」

兄「え?あ、ああ………優しく頼むぜ。前みたいに出血だけは勘弁な……」



兄(……普段男着の妹は、裸になるとさすがに女の子らしさを感じる。しかし、やっぱり中身は男である。
そして横にいる弟Mときたら、バスタオルを巻いて仕草も女の子みたいで……。)



妹「おし、次は弟Mの番だな。」

弟M「私は大丈夫です。私などの為に、妹様がタオルを持つ必要はありません。」


妹「いいからいいから、細けぇことは気にすんなって!」

弟M「あ……そのようなこと……/////」




兄(………これはどういったプレイなのか……
もはや俺にはついていけない……)


ショッピングモールにて……


弟I「お兄ちゃん!これなんか似合ってるかな?」


兄「へぇ〜、お前って意外とキャピキャピしたヤツが似合うんだな〜。」


弟I「……ちょっと子供っぽ過ぎるかな……。やっぱりもっと大人なのを……」

兄「若いウチから無理してヒール高くする必要はないだろ。年取ったら、例え着たくてもそういった服が似合わなくなっちまうんだから……。
似合ってるウチに思う存分着といた方がいいと思うぞ?」


弟I「……そうだね。せっかく似合ってるんだったら、無理して背伸びする必要もないよね!
うん!分かった!ありがとう、お兄ちゃん。」


兄「いや、お前が素直でいい娘だから、こっちとしてもアドバイスしやすいわ。」





店員「まぁかわいい!妹さん、とてもお似合いですわ!!天使みたいですね!」

弟I「え?えへへ……そうかな……////」

兄「まー、ウチの自慢の妹ですからね(笑)」


兄(……つーか、年とったらオッサンになるんだし、ガチで似合わなくなるんだろうな……
ハハ……)

居間にて……


弟O「でね〜、チヨちゃんのさ〜、本当に可愛いくってさ〜。
あたしもあんなの欲しいなぁ〜……」

弟I「そうなんですか。今度私もお買い物に行ってみましょうか。」



兄「ん?二人で何話してたんだ?」


弟O「あ、兄貴ー。実はね、チヨちゃんとハナハナがね……」


弟I「弟Oちゃんと同じクラスの女子のことです。千代美さんと花村さん…」


兄「女子?あー……で?そいつらがどうした?」

弟O「可愛い下着着けてるんだ!2人とも。この前、街に新しく出来た店で買ったんだって。
あたしも行きたいって言ったら、今度3人で行くことになったの。」


兄「………あー。そうか。そりゃ楽しみだな〜。」



兄(弟Oは小学校では女子の友達ばかりで、体育の着替えは女子と一緒に着替えている。ぶっちゃけ羨ましい。
ちなみに他の奴らも友達は女子ばかり。着替えもさすがに女子更衣室は使ってないが、男子ともしていない。仲のいい女子と一緒に空き部屋で着替えてるとか……。

羨ましい……羨まし過ぎる………。

羨ましぃぃいい!!!!

ちなみに弟Mは実は引きこもりなので、学校には行ってない。)

キッチンにて……


弟T「ん?あら、弟M、居たの?」

弟M「あ、Tお姉様、お帰りなさいませ。」

弟T「あ、う、うん、ただいま……」

弟T(うっ……相変わらずのメイドな雰囲気ね……)


弟M「よろしければ、コーヒーをお持ちしましょうか?」

弟T「へ?う、うん、お願いします……」



弟T(にしても、この娘、本当にメイドになりきってるなぁ……。メイドになるって言って引きこもっちゃった時は、痛い娘だなぁ、て思ってたけど、ここまで来ると……)


弟M「どうぞ。」

弟T「あ、ありがとう……忙しい中ごめんね。」

弟M「いえ、お構いなく。」


弟T「……あ…これ美味しい……。お茶煎れるの上手ね。」

弟M「ありがとうございます。」



弟T(本当に……メイドみたいで……可愛いなぁ……。私もこんな風に可愛いくなれたらなぁ……)






兄「おい、弟M。」

弟M「はい?どうなさいましたか?」

兄「なんか全国模試の成績表が届いてたが……」

弟T「全国模試?……って高校生模試!?あたしがこの前受けたヤツじゃん!!あなたも受けたの!?」

弟O「お兄様の言い付けで、学校に行かなくても勉強だけは怠るな、と…」

弟T「だからって高校生模試なんて……。
……しかも高偏差値!!?」

弟M「従者の醜態は主の恥。仕える身としては、主の顔に泥を塗るワケにはまいりませんから……」


弟T「う……嘘……」



兄「ちなみに、お前の結果はどうだったんだ?」

弟T「え?えーと、その……」

兄「う〜ん?ど〜した〜?通知表を教室に忘れてきたのか〜?」


弟T「……し、死ねぇ!馬鹿!変態!!鬼!!悪魔!!!うわぁあああーん!!!」


兄(変態………その言葉に、やっぱり俺の心が傷ついた……)

なんか最近のSSって女子率が高いから、思いっきり男子率の高いSSを書いてみました

これといったストーリーは考えてません
4コマ漫画ばりの内容しか思いつきませんでした
ふと思い付いたから書いたレベルです
半端ですいません


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