女「男ー。居るかー」(788)

ガチャ

男「……」

女「や。久しぶりだね」

男「いや、久しぶりってか」

女「んん?」

男「ま、いいや。入れよ」

女「おーう。凍死するとこだった。おじゃまします」

女「……何か反応薄くない?」

男「だってお前。いきなりすぎるわ」

女「ちゃんとメール送ったでしょー?」

男「2分前に来ましたが」

女「それで携帯握り締めてたんか」

男「……」

女「まあ! 結果オーライでっ! コタツ入れてー」

男「……別にいいんですけどね」

キターーーーー
待ってたぞ支援

>>5,6
ああなんかこの時点でありがたい
前書いたものと設定は変わってます、今日は寝ないで頑張ります
sageでもageでもどちらでもどうぞ


女「ほえー。めっちゃあったまる。外すんごい寒いよ」

男「そりゃそうだろうな。1月ですよ、もう」

女「新年ですな。あ、あけましておめでとうね」

男「明けたな、おめでとう」

女「味気ねー」

男「いやあ、てかさ。何しにきたん? 今更だけど」

女「おお、忘れてた。はいこれ」

ドン

男「……なにこれ」



女「何ていえばいいんだろ。お歳暮? 仕送り? ……あ、お年玉?」

男「誰からよ」

女「あんたの親から」

男「何故お前経由でっ!」

女「近所だしね。はい、こっちは私の親から」

男「お、おう……何か悪いな。わ、高そうな酒」

女「で、これが私からね。ホイ柿ピー」

男「飲む気まんまんじゃねーか」

女「飲まない?」

男「や、まあ飲むけど」

女「よっしゃ、やろうぜ」

男「ちょい待ち。……お前泊まってくの?」

女「っと、そのつもりなんだけど。終電……無くなっちゃったし///」

男「あ、近所に満喫あるよ」

女「待てい」

男「でも、そっか……もう電車無いのか」

女「やっぱ、迷惑かな。すっごいいきなり来ちゃったし」

男「いきなりだって自覚はあるのな。……ま、いいよ、別に。何もおもてなしは出来んが」

女「ほんと? 悪いねー」

男「ま、持ちつ持たれつってことd」

女「どうせ暇だろうし恋人なんて居ないだろうと踏んできたんですけどね」

男「よしもっと謝れ」

女「で。実際どうなの?」

男「まあその通りなんですけどね」

女「やっぱなー。あはは」

男「じゃ、ま。乾杯」

女「かんぱーい」

グビグビ

男「……うっま。やっべ、何これ」

女「あ、ホントだ。私の場合久しぶりに飲んだからかもだけど」

男「まあ俺も日本酒なんて滅多に……。なんて読むんだ、これ」

女「達筆すぎてわかんねー。あはは」

男「大吟醸……? 違うか」

女「なーんでもいいさ。美味ければ」

男「でも、いいのか?」

女「何が?」

男「こんなに色々と……。うお、おせち……だと……?」

女「父さんがね、どーせロクなもん食ってねーだろーから持ってけ、って」

男「あのとっつぁんも相変わらずきっつい事言うなあ。ん、手作りか」

女「作ったのは母さんだよ」

男「わかってる。……けど、マジでなんもお返しとか用意してねえぞ」

女「へ? いらないよー。むしろ、それ去年のお返しだよ?」

男「何か送ったっけ」

女「よく覚えてないけど、家に帰ったらあんたんちから何か届いてた記憶はあるんだよね」

男「あー……そうだっけ?」

女「で、ウチ海外行っててお返しとか遅れちゃったし」

男「え、んな話初めて聞いたんだけど」

女「ハニーローストピーナッツあげたじゃん」

男「あれおみやげだったの!? 機内食サイズだったんだけど!」

女「美味いじゃん?」

男「美味いけどね……。せめて現地で何か買って来いよ」

女「そのお詫びも兼ねての、今回の差入れですよ」

男「はあ。まあ知っても知らなくても良い話だったな」

女「あんたの親からはなんだった?」

男「んっと。……マックのクーポン券」

女「ぶっは。いらねーっ!」

男「無茶してお年玉とか送ってくんなよ……」

女「ま、ありがたいよね」

男「まあな。働いたら今迄の分一気に返してやる。押し付ける」

女「バイト代は?」

男「今それを削られんのキツイ。ちゃんと職についたらな」

女「まあこの歳で親にお年玉ってのも無理してる感丸出しで痛いよね」

男「悪いことじゃないんだろうけどな」

女「そいや、今年は実家帰らないの?」

男「予定は無いな。……てか、ウチの親2人で旅行行くらしい」

女「あ、だから私にこれ預けたわけね」

数十分後

女「ふぅーい。何か久しぶりに飲んだら疲れましたよーっと」

男「実は俺も久しぶりだったりして。結構良い気分ー」

女「あんま酔ってるように見えないよ?」

男「元々強いかんね。お前もあんま酔ってるようには見えないけど」


男「……そういえば」

女「どった?」

男「ホントのところ、何でこっち来たん?」

女「え」

女「なんでって」

男「持って来てくれたのは有り難いんだけどね。お前そんな殊勝なことする奴だっけ」

女「すっごい失礼なこと言われてるよー。……でも、ま」

男「ん」

女「本当の所って言うと」

男「……」

女「久しぶりに男に会いたかったから、……かな」

男「……」

男「……」

女「おい、何か喋れし!」

男「……女」

女「は、はい? (やっべ、まずった?)」

男「トイレ行きたい……漏れそうさっきから……」

女「……」

男「……」

女「……行きなよ」

男「コタツから出たくないでござるの巻」

女「さっさと行け!!」ドゲシッ

男「うう、寒い、寒いよ母ちゃん……」

バタン

女「ったく」

女(やっぱ酔ってんのかな?)

女(ならさっきの台詞は忘れて欲しい……ってか私何恥ずかしい事言ってんのうわあああ!!)


男(あぶねえ……にやけるとこだった……。いや、どういう意味だったんだアレ)

前スレあるんですか?
見てみたい…

数分後

女(トイレ長いなー)

女(……ホント、殺風景な部屋だねえ)

ピンポーン

女「! ちょ、こんな時間に?」


女「男ー。ね、お客さん来たよ」

女「……ちょっと、聞いてる? お客さんだよー!」ドンドン

女「……まさかあの野郎……」

女「トイレで寝てやがる!!」

>>28
前スレというか、似た感じの物をほんの少しだけ書いてリタイアしただけですw

ピンポーン

女(うわわわどうすんのコレ。こんな時間に来るってことは男の知り合いだよね)

女(私が勝手に出たらまずいだろうし、かといってこのままシカトも……)

女(ってか何が元々強いかんね、だ! しっかり酔ってんじゃん!)

ピンポーン

女「ええい、ままよ!」

ガチャ

後輩女「男先輩ー! 明けまして、おめでt……」

女「……」

女「……」

後輩女「……」

女「お、おめでとう……」

後輩女「おめでとうございます……」

女「……えと、男の知り合い? とりあえずあがる?」

後輩女「じゃ、じゃあお言葉に甘えて……」


後輩女「……」

女(なんだこの状況)

後輩女「……あの」

女「ひゃいっ!?」

後輩女「男さんは居ないんですか?」

女「あー……。いや。居るには居るんだけど」

後輩女「?」

女(起こすにしてもあんまりおっきい声出せないしなあ、どうしたもんか)

ジャー

男「ふぅーい。すっきりしたー、おしっこタンク破裂するとこだった」

女「メシア来た! ってか遅いわ!!」

後輩女「あ、あのっ、男先輩、あけましておめでとうございます!」

男「ん? おめでとー……って、後輩女じゃん、いつ来た!?」

女「あんたがトイレ行ってる間だよ」

男「うっそ。何も気付かなかったわ。……てか、勝手にお客さん対応しちゃったの?」

女「あんたが寝てたからなあ!」

男「マジでか! どうりで記憶曖昧だと思ったわ! あ、大丈夫、引っ掛けてないです」

女「聞いてねえし」

後輩女「あのー……」

男・女「ん?」

後輩女「あの、この方は……」

男「あ、紹介するな。こいつ、俺の幼馴染、てか腐れ縁。男ですプゲラッ」

女「女です」

後輩女「男先輩の……幼馴染ですか。あ、私は男先輩の後輩です」

女「うん。名前どおりだよね、よろしく」

後輩女「……さっきは、何か変な空気にしちゃってすみませんでした」

女「や、まあ、普通ああなるよねえ。いきなり知らねー奴出てきたら」

男「2人ともそそっかしいなあ。HAHAHA」

女「……さっきから地味にあんたのテンションがうざいんだけど」

男「やっぱ結構酔いまわってるかもしんね」

女「見らわかるわ」

後輩女「あ、男先輩、もう飲んじゃったんですか?」

男「そういや飲もうって話だったね」

後輩女「一応持ってきたんですけど」ゴト

男「チューハイ。……ま、これくらいなら」

後輩女「女さんもどうですか?」

女「お、いいのかい。悪いね」

男「……お前、ホント丈夫な」

>>37
結局起きてんじゃんww

いいペースだが大丈夫か?

>>39
実は書き溜めてます
今日は別に飲んでないのでもうしばらく行けそうかと


女「あら、そういえば後輩女ちゃん」

後輩女「はい?」

女「男の後輩ってことは、19だよね?」

後輩女「はい。……あ、こういう時くらいしか飲みませんよ!」アセアセ

女「まあ、いくつだろうととやかく言わないけどね」

男「お前高3から飲んでなかったっけ」

女「ノンデマセンヨ」

くんにしろおらぁの人か?

男「じゃ、改めてカンパーイ」

「「乾杯」」

後輩女「チューハイですけどね」

女「いやあ。たまにはこんくらいで良いもんだよ」

男「後輩女、確か酒弱かったよね」

後輩女「ええ、あまり強いのはダメなんです」

女「そんな弱いんだ?」

男「酔った後輩女はな……。淫乱になる」

女「マジでか」

後輩女「! なりませんっ!」

女「そういえば、私なんて大学違うわけだし、タメ口でいいよ?」

男「俺もずっとそれ言ってるんだけどな。なんかこれで良いって意地張ってんの」

後輩女「いえ、私はこの呼び方気に入ってますから」

男「これだよ」

後輩女「女さんも、私から見たら凄いかっこいいお姉さんて感じですし」

女「こやつめ、ハハハ。……まあ後輩女ちゃんがいいならいいけどね」

後輩女「はい、これで行かせて貰います!」

男「……何だこの会話」

>>41
ちゃいますです
あんなん書けるようになりたいです


男「2時半か。2人とも眠くないん?」

女「余裕だっぜ」

後輩女「私ももう暫く大丈夫そうですー」

男「タフだねえ。じゃあ何かしますか。元旦だし」

女「何かって何よ」

男「ん。麻雀とか? 牌ねえけどな」

後輩女「あ、私ありますよ」

女「あるんだ……」

後輩女「でも3人じゃつまらなくないですか?」

男「よっしゃ。友呼ぼう」

女「友ってあいつ?」

後輩女「あ、女さん友先輩とも知り合いなんですね」

女「あの馬鹿丸出しの」

後輩女「友先輩は明るくて良い人ですよ? でも、こんな時間に迷惑じゃないんですかね?」

男「大丈夫。あいつ今年はラブプラスで年越すって言ってたから」

女「……誘ってやりなよ」

男「そうする」

男「暫くしたら来るって」

女「じゃあそれまでTVゲーム大会でもしますか」

後輩女「いいですね。私、結構そういうの得意ですよー」

女「男、何持ってんの?」

男「MOTHERとかドラクエとか」

女「マジかこいつ。……それだけ?」

後輩女「1人用ばっかりですね……」

男「あ、ぷよぷよあるよ」

後輩女「いいですね、ぷよぷよやりましょう」

女「で、何故MOTHERをやっているのか」

男「……いや、後輩女強すぎるだろ……」

後輩女「……男先輩が弱いんだと思いますよ?」

女「でも実際後輩女ちゃんはとんでもなく強いと思うよ……」

男「俺らフルボッコにされたもんな」

女「てか、なんだしフィーバーモードって。知るか」

男「MOTHERの方がおもしれえし!」

後輩女「な、何かすみません……」

数十分後

女「なんか」

後輩女「はいー?」

女「良い感じに眠くなってきた」

男「……」

後輩女「実は私もさっきから……」

女「男ー? ……あら、寝てるぞこいつ」

後輩女「ホントですかー。しょうもないですねー先輩は」

女「ダメだ、コタツ気持ちよすぎ……」

後輩女「……ZZZ」

女「あー……私も、限界だ」

書き溜めてた分はこれまでとなります

1日かけて書き溜めてたのですが、最初の方と最後の方で色々文章のノリとか違ってますね、すみません
最後の方とか見るからに適当ですなあ

なんか先日酔った勢いに任せてやった時の方が良かったんじゃないか?って感じですが、
とりあえず需要があるのであればここから先も書いていきたいと思います

俺はこっちも好きだな
引き続き頑張ってくれ支援

>>55
ありがとうございます
もうちょい続けます
時間が時間なので無理はなさらずに


―翌朝―

女「んっ……ふぅぅううっ……!」

女「んあー」ボケー

女「……朝か」

女「落ちたのは……いつだ? 3時くらいかな」

女「で、11時……あかん、寝すぎた」

男「おう、女。起きたか」

女「!? いやぁあああああっ!!」ドゲシッ

男「ちょっ」

プルル…プルルル
俺「はい、もしもし」
西濃「おるかーー?」
俺「え…?ど、どちらさまでしょうか…?」
西濃「よーし、おるな!いくわ!」
俺「え、え!?」

ピンポーン、ガチャ

西濃「ここやで、トントン(はんこ押すとこを指で叩きながら)」




スレタイでこれ思い出した

男「……何故暴れる」

女「や、ごめん。びっくりした」

男「何にだよ……」

女「あんま、寝起き見られたくないっていうか。……寝姿見た?」

男「いや、俺も起きたの今さっきだし。全然大丈夫ですその辺は。デリカシー大事」

女「……そっか」

女「……ちっとは気にしろよ」ボソッ

男「ん?」

女「いや、なんでも」

後輩女はどこ行った

>>61
寝てます


女「……ん、男、携帯光ってるよ?」

男「あれ。着信? ……19件」

女「なにそれやばくない? 誰からよ」

男「げ」

女「どした」

男「友だ……」

女「完全に忘れてたわ……」

男「どうしよう」

女「とりあえず電話してみたら?」

男「出ねえ」

女「そっか。てか友の奴どこいんの? ……あれ」

男「ん?」

女「なんか、玄関の方から音しない?」

男「俺には何も」

女「ちょっと待ってて」



女「……うん、やっぱ聞こえるわ。何だこれ」

ガチャ

女「!!!」

女「いやぁぁぁああああ!!!」ドゲシッ

男「女? どうした!?」

女「死体! 死体が!」

男「死体って……友じゃねえか! ああ、何故DSを握り締めて……」

友「うう……」

男「だ、大丈夫か……?」

友「許さない……貴様は許さない……絶対にだ……」

女「だってよ、男?」

男「おい、大丈夫か? とりあえず中入れ、あったかいから」

友「う、うう……」

男「女、ちょっと肩貸してくれ」

女「え……嫌、なんだけど」

男「……」

女「……」

男「……じゃあ、お茶でも用意しといてあげてくれ……」

女「了解した」

男「くそ、重い」

後輩女「ん……ん~っ、……あー、よく寝た……」

男「あ、後輩女起きたか? 悪いけどちょっとそこ空けてくれ」

ドサッ

後輩女「きゃぁああああああああ!」ドゲシッ

男「ああっ、何故追い討ちを!?」

後輩女「男先輩、なんですかこれっ!?」

男「これも一応あなたの先輩ですよっ!?」

後輩女「ま、まさか……友先輩?」

友「お、お前ら……そこに正座しやがれ」

友「わかるか? わざわざ実家から自転車飛ばしていったのに着いてもまるで無反応だったんだぞ」

男「はあ……」

友「何かのサプライズかと思って『おい、居るのはわかってるんだぞ』とか1人で喋りまくってたんだぞ」

男「激痛」

友「何度電話しても出ねえし……って、後輩女、何で泣きそうなんだよ」

後輩女「うう……新年早々最悪の目覚めです……」

友「泣いていいかな?」


女「ほい、お茶」コトッ

友「あ、どうも」

友「……」

女「……何よ。人の顔じろじろ見て」

友「う、うわああああああああああああ」

男「おい黙れ」

友「な、何故貴様がここに居るっ!」

女「……居ちゃ悪い?」

友「ちょっと待った、状況全然読めない、説明」

女「別に……、新年だし、久しぶりに会おうと思って」

友「! ほう、何でそう思ったのかな?」

女「……あんたが期待してるような事は何も無いよ」

友「へぇ、何も無い、と……ってああ!」

男「ちょ、お前マジでうるさい」

友「お前さっき俺のこと蹴っただろ、忘れねえぞ俺は!」

女「過ぎたことをネチネチと……」ズズー

友「何でお前がお茶飲んでんの」

男「ってか、お前何しに来たの?」

友「マジで帰っていいですか」

女「や、止めないけど」

男「何か良く考えると用済みかもしれん」

友「OKOK。もう止めよう。こういう流れマジでもういいから」

男「そうだな、こいついじっても何の面白みもないし」

女「昔からそうだったよね……って、後輩女ちゃん、二度寝?」

後輩女 ZZZ

友「俺は、自由だー!!」


男「ま、冗談はさておいて」

友「随分引っ張ったな」

男「これからどうする?」

女「どうしよっか」

友「てか、俺何で呼ばれたんだよ」

男「忘れた。……そうね、初詣、でも行く?」

女「いいね。でも、今だと人やばいんじゃないの」

友「それなら平気。こっから電車で何本かのとこに、大して人気無い神社あるから」

男「人が全く居ないわけでもないんだけど、そこまで混んでない、みたいな」

男「じゃあ、とりあえず初詣行くって方向で。えっと、一旦準備とかする?」

友「そうしようぜ。俺ちょっとコンビニ行って食料調達してくる。どうせお前んち、何も無いんだろ」

男「わり、助かる。そういや朝飯もまだだったもんな」

女「おーい。後輩女ちゃん」

ユサユサ

後輩女「ん……」

女「やっほ。元気?」

後輩女「……女さん……おはようございます」

女「おはよー」

女「何か、初詣行くみたいだよ? 大丈夫?」

後輩女「私は……1回帰ります。着替えとか、したいし」チラッ

男「? そっか。じゃ、昼過ぎにここにまた来れる?」

後輩女「はい……。じゃ、私はとりあえずこれで……」フラフラ

女「ちょっとちょっと」

男「大分疲れてるみたいだな……眠いだけか?」

友「……しょうがねえな。俺送ってくから。後輩女、無理すんな」

後輩女「いいです……友先輩の助けは借りません」

友「その流れは大分前に終わった」

女「後輩女ちゃん、送ってもらったら? 結構辛そうだよ?」

後輩女「……女さんがそういうなら。じゃあ、友先輩お願いします」

友「何か納得行かないが……まあいいや」


友「じゃ、食料と後輩女連れて昼過ぎにまた来る」

男「おう、よろしくー」

女「後輩女ちゃんに変なことすんなよ」

友「……わかってますよしませんよ」

バタン

女「……ふう」

女「後輩女ちゃん、本気で酒弱いみたいだねー」

男「……」

女「ん。何?」

男「いや、さっきも思ったんだけど。なんかお前と後輩女の間にある妙な信頼関係はなんなんだ、と」

女「んふふ」

男「何だよ」

女「や、実は昨日ね? 昨日っていうか、寝る前か。ちょっと後輩女ちゃんと話しまして」

男「マジか。いつの間に」

女「あんた先に寝ちゃったじゃん」

あれ?これ友いらなくね?いやまじで

>>90
自分もほぼ行き当たりばったりで書いてますが
なんで友を登場させようと思ったのかまるで記憶に御座いません
ということで退場してもらいました


男「で、どんなこと話したん?」

女「どんなことだと思う?」

男「……なんか、心底どうでもよさそうな」

女「わーひでえ。でも……まあ確かに、あんたからすればどうでも良い話題だろうね」

男「え?」

女「や、なんでも。……あ、そうだ、男」

男「今度は何よ」

女「あけまして、おめでとう」

男「……その挨拶はもう済ませなかったか?」

女「まあそうなんだけどね。なんかこう、明けた瞬間に言うより、朝言ったほうがそれらしくない?」

男「なんだろう……言いたい事がめっちゃ伝わってくる」

女「あはは。さすが幼馴染」

男「まあ確かに、その通りだわな。……あけまして、おめでとう」

女「うん。今年もよろしくね」

ちょっと眠気が尋常じゃなくなって参りました
区切りも良い所ですし、今日はこの辺で切ろうと思います
保守なんてしてもらえれば、明日(というか今日)の22時以降に現れるかもしれません

まあ多分落ちてしまいそうな気がしますが、その時はもっと力をつけていつか再チャレンジしたいと思います

乙!

暇つぶしてたら終わっててわろた

>>94
感謝の言葉もございません、またお会いできれば。
ではおやすみなさい

保守本当にありがとうございます
予定通り22時過ぎにはまたこれそうです

そこら辺から書き続けようと思うのですが……
話をどこに持ってっていいのやら見当もつかないぜ!

希望のところとかあればそこら辺を、無いのであればこれまで通り行き当たりばったりで行きます

小さい頃の回想シーン的なのとか、想い出話しとか

女「ホシュリーナ」

男「えっ 何が?」

帰宅しましたなう、保守してくれた方、本当にありがとうございます
遅くなってしまい申し訳ありません

ぼちぼち続き書きますね

女「……ふう。何か急に静かになったねえ」

男「元々こんな感じだったんだけどな、やっぱ人数増えると騒がしくなるから」

女「人数増えるとっていうか、9割方友のせいだと思うけど。……あー、なんかちょっと寂しいね」

男「寂しい?」

女「うん。皆でわいわいしてるとき、いきなり人数減って静かになるこの感覚」

男「ま、静かな分には構わないけど」

女「あんたは昔から静かなの好きだったよね」

ブブブブブブブ

女「?」

男「わり、電話。友? 今度はなんだよ」

男「……は、携帯? 後輩女の?」

女「あ、もしかしてこれ?」スッ

男「あー、ある。うん。どうすんの?」

男「や、別に後で来たときで……は? わかったよ」

男「おう。うん、じゃな」ピッ

女「なんだって?」

男「携帯取りに一回戻ってくるって」

女「何で? 別に後で合流した時で……」

男「って、言ったんだけどな。俺の家にこれ以上1秒たりとも置いておきたくないらしいです」

女「……」

男「信用ねーのかな」

女「(……そーいうことかあ。) ま、女の子だしね。その辺は察してあげなよ」

男「別に覗いたりなんかしねーっつーの」ムスッ

女「まあまあ」

書き溜めも無い上に慌しい状況で書いてるので、いつも以上にペース遅かったりします
あと文が乱れてたり

>>118,119
回想シーン……だと……
ぶっちゃけ頭の中に何も無いのですが頑張ってみます

男「……んじゃ、ちょっとコンビニ行って来る」

女「へ。何で?」

男「よく考えたら何も食べてねーじゃん。腹空かない?」

女「そう言われると、まあ。でも友が何か買ってくるんじゃないの?」

男「奴に何を期待しているんだお前は」

女「……そうだね」

男「どうせさけるチーズしか買ってこねえ」

来てたか。パンツ脱いで待ってた

まだあったか
そして今度はまたsageなのか

男「それに、マジでウチに何も食い物無いし」

女「あんた今日どうするつもりだったのよ」

男「何も考えて無かったでござる」

女「……ちゃんと自炊出来てんの? 軽く心配なんだけど」

男「大丈夫。卵があれば生きていけることに気付いたから」

女「それ大丈夫じゃないから」

男「完全栄養食舐めんな。……ま、行ってくるわ。何食べたい?」

女「ん、特に無い……かな。おにぎりとかでいいよ」

男「オッケ。じゃ、後輩女来たら携帯渡しといて」

女「らじゃっ」ビシ

男「あ。それと。お前着替えとかあんの?」

女「はっ? 着替え!? い、一応あるけど……何で?」

男「いや、後輩女もそうだったしお前も着替えたいのかなーって」

女「あ、ああ、そういうことね。うん、なるほど」

男「……? ま、適当にシャワーとか使っていいよ。タオル綺麗なの置いてあるから」

女「わ、わかった。何か悪いね」

男「じゃ行ってくるわ」

バタン

女「行ってらっさーい」ヒラヒラ

女(ふぅ。……着替え持って来てないって言ったらどうするつもりだったんだろ)

女(あ。てか、今私1人じゃん。男の家で)

女(……信用されてるだけなのかな。それとも)

女(異性として見られてないのか、……って)

女「うあーーー!! 何考えてんだ、わ、た、し、は!!」


女(……あー、何か。振り回されてるなあ、私)

女(なんだろ、久しぶりだからかな)

女「いかんいかん。しっかりせねば」パンパン

女「っつーか、ホント物少ないなあ、男の部屋」

女「幼馴染らしく掃除でもしてやろうと思ってたのに……何もするとこないじゃんか」

ガタッ

女「うわ、ホントに冷蔵庫空っぽ。麦茶と紅生姜と卵しかない。これ冷蔵庫要らないだろうよ」

女「あらゆる意味で物少ない……。お米とかないし。ホントに普段どうしてんだろ」

ピンポーン

女「お」

>>153
多分パンツ脱ぐ意味は無いです。風邪引きます

>>154
昨晩からあやふやで申し訳ありません。とりあえず今日はsageつつ行こうかと

女「後輩女ちゃん。ほら、これ携帯」ポン

後輩女「うう……ありがとうございます、女さん」

友「あれ、お前だけ? 男は?」

女「ドジッ子って奴だね、後輩女ちゃんは」

後輩女「す、すみません……。ホントさっきは寝惚けてて」

友「なあ、男は?」

女「後輩女ちゃん半分寝てたもんね、さっき」

後輩女「はい、正直さっきのことあんま覚えてないんです……」

友「あっれー? 女、お前だけKAI? OTOKOはどこだい?」

あ、日付変わりましたね


後輩女「何か気付いたら友先輩と歩いてて……」

女「新年早々きっつい体験だね」

友「HEY、YO! お姉さん! こっちだYO!」

後輩女「あ、あの、ところで女さん……。この携帯……」

女「だいじょーぶ。男は全然覗いてないよ」

後輩女「ほ、ほんとですかっ! ありがとうございます!」

女「私は何もしてないよー。男もそこらへんの良し悪しはしっかりしてるし」

後輩女「えと……何か、それはそれで」

女「うん、複雑だよね……。わかるよ」

友「もう何もわからない」

後輩女「あ、ところで女さん、男先輩は……」

女「ちょっとお腹すいたってんで食料調達に行ったよ」

後輩女「それで女さん1人だったんですか。……あ、あと女さん」

女「ん?」

後輩女「ちょっと……その、トイレ借りてもいいですか?」

女「トイレ? いいよ、してきな。別に私が許可出すことじゃないけどね」

後輩女「あ、ありがとうございます。じゃあ……」イソイソ


女「ふぅ……。やっべえ、後輩女ちゃんカワユス」

友「……なんだよ、男は先飯買いに行っちゃったのか。せっかくチーカマ大量に買ってやろうと」

女「……そっちか」

友「!! やっと反応したなこの野郎!」

女「わあウゼエ。野郎じゃないし」

友「……それより女。ちょい聞きたいことあるんだけど」

女「何よ、いきなりキモイ顔して」

友「これ真顔。……いや、そういうのはいいんだよ。そうじゃなくてさ」

女「うん」


友「さっき聞きそびれたんだけど。……何で、いきなり男に会おうと思ったんだ?」

女「……またそれ? しつこいなあ。そんなんだからモテないんだよ?」

友「真面目な話」

女「何よ。久しぶりに幼馴染に会おうって思い立つことにそんな理由が必要?」

友「や、まあ普通なら気にしねーんだよ。たださ」

友「お前らの場合、……ただの幼馴染、ってわけじゃ、ねーだろ?」

女「……」

友「……」

女「友」

友「……悪かった。俺には何も関係無いことだったな」

女「いや、まあね。もう何も思っちゃいないからいいんだけど」

友「そっか」

女「ま、多少なり罰は必要だよね。DS出せ、折るから」

友「!? そ、それだけは勘弁っ!」

女「冗談だよ。にしても、友。あんた信じられないくらい無神経だねー」

友「……返す言葉が見つかんね」

女「今それ話す意味無いでしょーが。……男には、その話したらダメだよ?」

友「わかってる、そんなこと」

女「ま、反省しな。あんたが心配することは何も無いから」

友「おう。悪かったな」

パンツ脱いだ

後輩女「お、お待たせしました~」

友「じゃ、行くぞ」

女「そういえば、後輩女ちゃんは実家から通ってるんだよね。遠いの?」

後輩女「はい、そうですよ? えっと……ここから30分くらいです」

女「割と距離あるんだね。……でももう友要らないんじゃない?」

友「えっ」

後輩女「あ、そういえばそうですね。私ももうバッチリ、目、覚めましたし」

友「ちょ、ちょっと」

女「元々目的は後輩女ちゃんの安全確保だったからね。友と行くのはむしろ危険かもよ?」

後輩女「よく考えたら友さんを家に連れて行くのはなんとなく嫌です……」

やべぇ、面白れぇwww
小説化したら売れるぜwww

前スレが気になる

後輩女「じゃあ、とりあえず家には私1人で戻りますね」

友「いやいいよ送っていくよアイデンティティを奪わないでよ」

後輩女「でも……ついて来てもらうのも申し訳ないですし」

友「謝るべきところはそこじゃない」

女「じゃ、まあ適当なところまで送ってもらいなよ。目覚めてても女の子1人じゃ不安だし」

友「なら最初からいらんこと言うなよ!」

後輩女「そうですね……。じゃあ、そうさせていただきます」

女「うんうん。じゃ、また後でねー」


友「びっくりした……俺終了のお知らせかと」

>>173,174
服着てくださいw

>>178
何か、こんな適当な会話運びいいのかと自分には迷いがある状態ですなう。
そう言っていただけると嬉しいです

>>179
すみません本当に大したものではないです
総レス数も確か30程度です

すみませんご飯食べてました

女「……ふぅ。やーっぱ、あの2人居ると賑やかだなー」

女「賑やかってのもたまにはいいもんだね」

女(さて。男は後どれくらいで戻ってくるのかね)

女「あ、シャワー浴びよっかな?」

女(よく考えたら大分飲んでんだよね私……)クンクン

女(うっわ、酒くさ。こらあかんわー)

女(……やべ、男にこの匂い気付かれたかな?)

女「ま、いいか。くさいのは多分向こうも一緒でしょ」

おれは寝る!しかし続きもきになる!明日のよるまで保守だれかたのむ

脱衣所

女「着替えもってきてよかったー、偉いぞ私」

女「まあはなから泊まるつもりだったんですけど」

女(……よく考えたら、本当にいきなりだよね、これ)

女(許可しちゃう男も男っていうか)

女「~~~♪」パサパサ

女「……ん。そういえば。服、どうしたらいいんだろ」

女(大分お酒の匂い付いちゃってるし、早いとこ洗いたいんだけど)

女「洗濯機入れとくわけにもいかんよね」

ハッピーエンドを期待

>>186,187
ダラダラとしたペースでごめんなさい、無理はなさらずに。
おやすみなさい

>>189
終わりは恐らくハッピーエンドです
終われるかがわかりませんが

女「まあいっか。適当にこの辺置いときましょー」

女(人の家のお風呂って、何か緊張するんだよね……)

女(お湯の出し方とか地味に違ってたりしてさ……)

女「あ、そういやタオルどこかな? 綺麗なのあるって言ってたよね……」

女「……」

女「……ねえじゃん」

パンツ脱いだり履いたりして待ってたが、もう眠くて無理だ…

保守頼む。

女「ちょっとちょっと。非常に困るよこれは」

女「ここまで脱いだんだから何がなんでもシャワーは浴びさせてもらいますぞ」

女「タオルー。タオル何処だー」

女(……下着一枚で人の家の脱衣所漁ってる姿ってどうも……)

女(いや、客観的に考えるな私。早くタオルを見つけるのだ)

女「ちょ、ちょっと、マジでどこに置いてあんのよ男の奴」

女「……これは、男が普段使ってるやつ、かな……?」

女「……」

女「……!!」

女(あかんあかんそれはあかん)

>>192
何故脱いだり履いたりをwww
おやすみなさい

女「……なんか脱衣所には無いっぽいんだけど……」

女「どこに置いてるんだ……男の奴……」

女「うう、そろそろ寒いよこの格好は……」


女「どこー? タオル何処ー?」ウロウロ

女「タオルー。タオルー。綺麗なタオルー」ガサゴソ

女「タオルー……タオル、タオr」


男「ただいまー」ガチャ


女「」

ちょっとシャワー浴びてきます、15分以内に戻ります
何度も休憩挟んで申し訳ない

タオルタオル書いてたらタオルがタオルに見えなくなってきた不思議

ゲシュタルト崩壊支援

なんか影響受けたSSとかはあるの?

ただいま戻りました
えっちぃ展開にはなりませんよw

>>200
SS読むのは割りと好きな方ですが、一番記憶に残っているのは
同僚女のSSです(変な言い方ですが)

女「いっ……」

男「いやぁあああ! 痴女ぉおおおおお!!」

女「さ、叫びたいのはこっちだぁあああっ!!」

男「ちょっ状況っ説明っ! え、ちょっとまって意味わかんないおかしい」

女「と、とりあえず……! 玄関閉めて……!!」

男「い、いえっさ」バタン

女「……向こう向いて……!」

男「は、はい……」

女「どりゃああああ!!」ゲシッ

男「ぐふぅっ!? な、なにしやが……」

女「こっち見んな!」

男「イエス、ユア・マジェスティ!」

女「えと……良いって言うまで、こっち向かないで……!」

男「りょ、了解……」

男(なんなんだ一体……凄く理不尽な……いや、幸運? いやわからんもうわからん)

女「……と、とりあえず、シャワー入るから。浴びるから」

男「お、おう。入れ。浴びれ」

女「……下着も、外すから」

男「そ、そうしたほうがいいな。だ、脱衣所でどうぞ」

女「う、うん。脱衣所の……扉、閉めるから」バタン

男「い、いちいち実況せんでも。……えと、俺はもう正面向いていいのか?」

女「……いい、よ」

男「……ふぅ」

女「ねえ。……えっと、脱いだ服とか、どこ置けばいい?」

男「……そこに洗濯籠あるだろ。適当に入れといたら?」

女「うん、わ、わかった。適当に、入れとく」

男(口調がおかしい……。まだ動揺してんのか……)

女「じゃ、じゃあ。シャワー借りるね」

男「どうぞ……」

男(……何が起こった。本当わからん俺も理解できん)

シャアアアアアアアアア......

女(……最悪最悪最悪、ほんっとに最悪!!)

女(見られた、見られた、男に! 裸! 下着は着けてたけど!)

女(それ以前に……絶対頭おかしい女と思われた……ああああああ!!)ワシャワシャワシャ

女(……最悪だ……もうやだ……)ゴンッ!

男「ちょ、女? すげえ音したけど大丈夫か!?」

女「わ、わらしはだいじょうぶれす!!」

男「いやダメだろ……」

男「お、おい、ホントに大丈夫か?」

女「だ、大丈夫……。大丈夫だから、脱衣所には入んないでね」

男「……何で?」

女「何でって……! 洗濯籠に服入ってるからに決まってんでしょ!」

男「見ねーよそんなもん!!」

女「い、いいから入らないでよっ!?」

男「わ、わかったよ……」

シャアアアアアアアアア......

女(だ、だめだもう。どうしよう)

女(シャワーから出た後どんな顔すればいいかわかんないよ……)

男「あの、女さん?」

女「!? ……な、何?」

男「えっと、落ち着いたら、半裸で部屋をうろついてた理由を教えて欲しいっていうか……」

女「!!!」ビクッ

女「あ、あんたの……」

男「え?」

女「あんたのせいでしょおおおお!?」

男「ええ、俺っ!?」

女「あんたが、綺麗な、タオルあるって言った、のに、」

女「どこ探してもないから、それで……!」

男「そ、そんな理由で……?」

女「そんな理由でとは何よ! 重大な問題よ!」

男「大体、タオルならそこにわかりやすく置いといただろ?」

女「え……?」

女(じゃああのタオルは……男のじゃ……ない?)

女「あ、あのタオル、新品の奴だったの?」

男「おう、使うかと思って出かける前に開けといたんだよ」

女(……!! じゃあ私は……何の為に裸を……)

男「お、女?」

女「い、嫌だったの! 柄が気に食わない!」

男「柄ってお前あれ無地だろ……。ってか、一回落ち着けって」

女「何であんたはそんな平静で居られんのよっ!?」

男「お前がそこまでパニクッてりゃ嫌でも冷静になるわ……」

女「……」

男(……落ち着いたか?)

男「じゃ、じゃあ。俺は部屋戻ってるから。ゆっくりどうぞ……」

女「……ね。待って」

男「え?」

女「脱衣所、入ってきてもいいよ」

男「……、は、え。え? いや、いいよって、別に用事も何も……」

女「……いいから。ちょっと来て」

男「は、はい」

男(もしかして怒ってる? まあ当たり前か……)

男「えっと。入ったけど」バタン

男「俺はどうすれば」

女「ねえ。……リンス、切れてるんだけど」

男「あ、悪いな。えと、ここに詰め替え用あるから……」

女「とって?」

男「はい?」

女「だから、とって」

男(とってってお前……!)

すみません、ちょっと限界来ました
明日も早いので今日はこれまでとさせていただきます
1度ならず2度までも中途半端に終わらせてしまい本当に申し訳ありません

SSなんて初めての自分が2度目の保守を要求するのもおこがましいですが、
もしも保守してくれましたらまた明日(正確には今日)の夜に出没すると思います

ただいま帰りました
保守してくれた方、感謝です

が、少し疲れ溜まってるようなので
軽く仮眠とりつつ書き溜めてからまた来ます
なるべく早く戻りたいと思いますが、今暫く保守お願いします

今北。ヤンデレ無双の人?

どだいおかしいだろ
脱衣所から出ればリンス取れるんだし
なんで男を脱衣所に誘い込んだんだ

しかしまああれだ
延々とぐだぐだ作文読んでる身にもなると
あきてきたなちょっと
ゲロゲロゲロ

保守、本当にありがとうございます

>>275
ちゃいますです

>>280
勢いのみで書いているようなものなので、そういう理由付けとか言った部分がとことん曖昧です
他にもたくさん「おかしくね?」ってところはあると思いますが、スルーしてくれるとありがたいです

>>287
縦読みはわかりましたが、実際そういう人も増えているだろうと思うので、
ちょっとペースあげていき……たいです

しかし、少し寝ただけで書き溜めは殆ど出来なかったという罠

男「……と、じゃあここに置いとくぞ?」コトッ

女「……ありがとう」

男(た、立ち去っていいんだろうか……うん、早いとこそうしよう)バタン


男「いやマジで、何だったんだ一体……」

男「あ、飯玄関に放り出したままだった」

男「……ふぅー」

男(実は、こういうラッキースケベ的な物に憧れてなかった訳ではないが)

男(いざ直面してみると……なんだ、何も感想持つ暇も無かったというか)

バタン

女「……、あがったよ」

男「お、おう」

女「……ちょっと、隣良い?」ペタン

男「ん」

女「……」

男(……空気が……!)

女「あのね。私の友達が、1人暮らししてるんだけど」

男「? うん」

女「その子はもう、夏場なんか常に下着だけで生活してるんだって」

男「……。はあ」

女「うん、もうすっごく淫らなんだって」

男「そ、そうか」

女「そうなの」

男(……こいつまさか、事態の揉み消しを……? 今更かよ)

女「そうだ。大晦日紅白は見てたの?」

男「紅白……は、見てない。大晦日ずっとダラダラしてたし」

女「あんたが好きって言ってた、えと……水……水なんとかちゃん出てたよ」

男「らしいな」

男(必死だよこの人!)

女「可愛かったよ」

男(俺の頭はどんだけ単純だと思われてんだ……。こんな会話で上書きされる訳ねえだろ)

男「お、女? そんな無理せんでも、別に話蒸し返したりなんかしないっての」

女「え、何が?」

男「(何がてお前)……いや、なんでも」

女「そ、そっか」

男「……」

女「……」

男(また沈黙が……! 誰かボスケテ)

一方


友(……今気付いたが)テクテク

後輩女「……」スタスタ

友(もしかして俺は)

後輩女「…………」スタスタスタスタ

友(嫌われているんじゃなかろうか……!)

友「あ、あの、後輩女?」

後輩女「へ? ああ、友先輩ですか」

友「何故今気付いたかのような口ぶり」

後輩女「やだな、気のせいですよ」

友「気のせいではないだろうよ」

後輩女「気にしないでください。で、何ですか?」

友「や、大したことじゃないんだけど。何か、静かじゃね? って」

後輩女「静か? やだな、気のせいですよ」

友「何でもかんでも気のせいにするんじゃありません」

後輩女「でもホントのところ、ただ単にまだ寝足りないだけですよー」

友「……嘘こけよ」

後輩女「嘘じゃないですって。ほら、私お酒弱いのに飲んじゃいましたし」

友「……眠いだけ、って面じゃねーんだよ」

後輩女「やだな、考えすぎですよー。特に何も無いですって」

友「何を考え事してた? 見てるこっちが暗くなるような顔してたぞ」

後輩女「……ちょっと、何ですか。真面目な顔して。本当になんでも」


友「男と、女のことか?」

後輩女「……っ」

友「……やっぱりな」

友「隠すの下手すぎ。話してみろよ」

後輩女「……本当に友先輩は、ずばずば人の心に切り込んできますね」

友「それで今まで生きてきた」

後輩女「……」

後輩女(でも……確かに。相談出来るチャンスなんて、今しか……)


後輩女「あの……ですね」

友「おう」

後輩女「昨晩……というか、寝る前に、女さんと少しお話したんですよ」

友「女と?」

後輩女「はい。女さん、美人だしかっこいいしでとっても素敵です」

友「……何でそんなメロメロ? (こいつらにやけに連携力があったのはそれでか……)」

後輩女「まあ、そこで色々……。具体的には、男先輩との思い出話なんかを、聞かせて貰ったんです」

友「へえ」

友(あの女が、そんな話をあったばっかりの他人にしたのか……)

友(よっぽど後輩女がお気に召したのか……や、単に酒の力か)

後輩女「でも、大事なところは、はぐらかされちゃってる感じで」

後輩女「……はっきり聞いちゃいますけど。……男先輩と女さんは、その……」


後輩女「恋人同士、だったりするんですか?」

すみません、ちょいとだけ休憩
あまりダラダラさせるのもあれなので今結構アクセル踏んでる状態です

○○はどうなった、等、何か質問あったら今の内に答えます

今腹減ってるので、男が何を買ってきたのかだけ気になります

乙乙

>>335
適当におにぎり数個です
大して重要でないところなので省いていました、すみませんw

友「そういう関係に見えるか?」

後輩女「……いえ、あんまり見えないです、けど」

友「だよなあ」

後輩女「だけど、何か。2人はきっと意識しあってるんじゃないですか?」

友「……何でそう思う?」

後輩女「昨日2人が喋ってる所を見て思いました」

後輩女「……淡々としてるんだけど、全面的に信頼しあってるみたいな」

友「それは昔からそうだったぞ? 幼馴染なんだから、そうおかしなことでもないだろ」

後輩女「やっぱり、私の勘違いでしょうか」

友「……まあ、どうだろうな。そればっかりは2人に聞いてみないと」

友「少なくとも俺は、今2人が付き合ってるなんて聞いたこと無いぞ」


後輩女「……今? 昔はどうだったんですか」

友(うおおお、まずった……!!!)

友「……、言い方が悪かった。別に今も昔も」

後輩女「昔は、どうだったんですか」

友(何故食いついてくる……!)

後輩女「友先輩、顔に出るからすぐわかります。……2人は昔付き合ってたんですか?」

友「……」

後輩女「……?」

友「……もう、俺からは何も言えない。これ以上は」

後輩女「友先輩」

友「ただお前が考えてるほど、単純な問題じゃないぞ。多分な」

後輩女「それ、どういう意味ですか?」

友「何も言えない」

後輩女「……私にどうしろって言うんですか」

友「……逆に聞くけど、後輩女」

後輩女「はい?」

友「何でそこまで、2人のことを気にかける」

後輩女「……大方、わかってるでしょ?」

友「まあ、そりゃ。前々から気付いてはいたけど」

後輩女「多分、友先輩の考えてる通りですよ」

友「……そっか」

後輩女「……」

後輩女「……なんか! すみません、恥ずかしいことをしつこく聞いたりして」

友「……まあ、話せって言ったの俺だしな」

後輩女「でも、話したらなんとなくすっきりしました。ありがとうございます」

友「や、礼言われるような事は何もしてねえよ。……っと、そろそろ家だろ?」

後輩女「あ、そうですね。えっと……」

友「ここで待ってるよ」

後輩女「そうですか? じゃあ、早く準備してきますね」

友「ん、さっさと戻ってきな」

友(――なんかホント、ダメだな俺は。何やっても空回りで)

友(これじゃ女に殺られても文句言えねえなあ。さっき釘刺されたばっかなのに)



一方


女「……ねえ、男」

男「ん?」

女「なんでおにぎり全部鮭なの……?」

男「……好みわかんなかったから」

意識が……


男(やっと落ち着いてきたか……)

女「……ところで、後輩女ちゃんたち遅いね?」

男「まあ……あの2人だしな。漫才しつつ歩いてんだろ」

女「あはは。後輩女ちゃんも友も面白いからねー。いつもああなの?」

男「んー、大体似たようなもん。つか友は誰とでもあんな感じだからな」

女「つまりは全然変わってないんだよね、あいつは」

男「そうなるな」

ムリスンナー

>>359
ありがとうございます、まだいけそうです


女「ところで、来た時から思ってたんだけどさ?」

男「何よ」

女「この部屋、物少なすぎない? 最低限も無いって感じなんだけど」

男「そうか? 十分だろ。逆に、整理とか苦手だから物増やしたらあっという間に汚くなるんだよ」

女「ま、昔からあんたはそんな感じだったか。……暇な時とかなにしてんの?」

男「あー、これと言って決まってないけど。家に居る時は……なんだろ。寝るくらいしかないかも」

女「あとエロゲでしょ?」

男「……っ!!」

女「いやあ、知られざるあんたの性癖の一片を見た気分だわ」

男「……待て。何故それを」

女「わり、昨晩いくつか確認いたしました」

男「う、うわああああ!! マジかよ! 待てよ!」

女「なかなかマニアックな趣味をお持ちで」

男「ち、違うぞ。あれ、全部友の。あいつが置いてっただけだ」

女「見苦しいぞー」ニヤニヤ

男「ま、まあ。今更お前にそんなん見られても恥ずかしくなんか……」

女「私は確かになんとも思わないけどね? 『ふ~ん』で、終了」

男「だ、だろ?」

女「まあ後輩女ちゃんと一緒に見つけたんですけどね」

男「……。ちょっ」

女「なんとも言えない顔してたなあ」

男「お、俺が寝た後に何やってたんだお前ら……」

女「まあ色々とねー。あ、大丈夫、PCとかは覗いてないから」

男「当たり前だ……」

女「……と、いうことにしておきますか」

男「!? ちょっと待て、真相をはっきりさせろ!!」

女「あんたの『レジュメ』フォルダ、すごいね」

男「NOOOOOOOO!!!」

女「……いや、ホントは見てないよ。てかその反応……あんた昔から発想変わんないんだね」

男「……謀ったな」

女「嵌まったんでしょ。勝手に」

男「ダメだ。俺は終わりだ社会的に人間的に」


女「……でもなーんか。不思議だよね」

男「……何が」

女「いやさ、もう丸1年以上? 離れてるわけだけど」

男「そうなるな」

女「こうやって話してると、まるでそんな気がしないんだよね」

男「それは俺も思ってた」

女「でしょでしょ」

男「うん、なんていえばいいんだろうな……」

文章からゆとり臭がするな。なんか

男「全く違和感なし、変化無さ過ぎて気持ち悪いわ」

女「誰が気持ち悪いんじゃい」

男「や、そこにひっかかるなよ」

女「……ま。良い意味での変化無しだよね、私たちの場合」

男「そうだな。……俺、去年の正月は実家で過ごしたんだけど」

女「うん」

男「そん時より全然懐かしい。こっちの方が」

女「あはは。こんなとこに郷愁感じてどうすんのよ」

全く眠くなる展開だな
力いれてさっさとしろよ!つかもうねるけどよ
できないのに書くとかw
支えてるみんなもどうかとおもうが
援交したいです








男「いいんだよ、それで」

女「そうだねー……」


女「でも、私が不思議って言ったのはそこじゃなくて」

男「ん」

女「私たちは変わんないのに、環境は変わってるってとこでね」

男「……」

女「あんたは全然変わってない。だけど、あんたの周りの人間は、私の知らない人ばっかでしょ?」

男「まあ、そりゃそうだ」

>>374
実際稚拙な文章だと自分でも思っています、精進します

>>375
眠くなる展開で申し訳ないですw
本当に励みになりますありがとうございます
おやすみなさい

安価ミス……
>>374×
>>373

女「それが何か、違和感っていうか」

男「……なんだよ、ジェラシー?」

女「かもね」

男「かもねって」

ピンポーン

女「……あ。来たんじゃない?」

男「っぽいな。じゃ、行きますか。初詣」

女「行きましょー」

3度目です、本当に申し訳ありませんが今日はここまでとさせていただきます

最初の方と比べると展開、会話運び等が滅茶苦茶になってる感が否めませんが
もう暫くお付き合いいただけると嬉しいです

保守していただければまた続き書きます、恐らくそろそろ終わりに近づけるはず
このままスレが落ちてしまってもそれも一興、ということで

ではおやすみなさい

後輩女「ホシュリーナ」

男・女「えっ 何が?」

遅くなりました
保守してくださった皆様には感謝の言葉もございません

例の如くスローペースではありますが再開したいと思います

―神社―

友「ふう……。着きましたよっと」

女「へぇ、ここが」

男「うんうん、懐かしい。1年ぶりだな」

友「まだ俺ら来るの2回目だけどな」

後輩女「……何か、素敵なところですね。話には聞いてましたけど」

>>379で初詣に出発し、神社に着くまでの行程を省いてます
わかりにくいリスタートで申し訳ない


女「あれ、後輩女ちゃんは初めてなの?」

後輩女「はい」

友「後輩女は1年だから。ここ来るの、近所の方々かうちの学生くらいなんだわ」

女「そっか。だから、人居ないわけじゃないけど混む訳でも無いって言ったのね」

友「ああ。丁度良い感じだろ。出店とかもしっかりあるし」

女「うんうん。気に入った」

男「……でも、去年より人、気持ち多くね?」

友「あ、確かに。でも、去年は元旦には来なかったろ」

男「そういやそうだったっけ。……元旦はこれくらい人居るんだな」

友「……見覚えのある顔もちらほらと。カップルも居ますね」

男「地獄に堕ちろ」

女「あ、私もあいつ見覚えあるわ」

男「俺も。会話したことねーけど」

女「意外とあんた達と同じ大学に行ったやつ多いんだねー」

後輩女「さ、3人とも。こんな所で立ち止まって無いで、早く先進みましょう」ウズウズ

男「お、失礼。そうするか」

おお…友が敬語

>>468
えっと、ミスではないです、一応。


男「……じゃ、どうする? 出店回るか神に祈るか」

友「先に小銭投げてこようぜ。あんまり腹いっぱいになっても眠くなりそうだし」

女「そんなんあんただけだっての。……ま、どっちでもいいけど」

後輩女「先にお祈りしましょう。その後でゆっくり見て回りたいです」ウズウズ

男「じゃそうするか。……てか、後輩女楽しそうだね」

後輩女「そ、そうですか?」

友「そうですよ。お前みたいに浮かれてる奴が迷子になるんだぞ」

女(……かわいいなあ)

百合フラグ?

きてるじゅわわん!スレ残り少なくなっても、無理やり終わらすとかってのはやめてくれよ!
あせらずゆっくりかいてくれ!おちたらまた立ててくれい!

>>476
百合フラグでは無いです
百合は好きです

>>477
ありがとうございます、頑張ります


えっと、鯖落ちてたみたいですね
再開します

あ、ID変わってる……?
一応、自分が>>1です


男「……そろそろ順番っぽいぞ。小銭出しといた方が良い」

女「ほいほーい。んー、何お願いしよっかなあ」チャラッ

後輩女「私は月並みに、家内安全にします」スッ

友「……おい、待て。後輩女、それはなんだ」

後輩女「え、それって……どれですか?」

友「お前が財布から出した野口英世氏だよ! そいつをどうする気だ!」

後輩女「あ、はい。バイト始めたんで、これくらいお賽銭してもいいかな、って」

男「……リッチだねえ」

後輩女「今後お世話になると思いますしっ。先行投資です」

友「男、女。ダメだこいつは。千円の重みをわかってねえぞ」

女「いいじゃんか、別に。かわいいし」

友「つーか、千円使って家内安全だとう!? お前の家族は俺が護るから、野口さんくれよ!」

後輩女「えっ? い、嫌ですよ!」

友「ふん、価値もわからぬうつけ者が……。いいさ、俺は今年も平等院鳳凰堂だ」

女「せっこ。せめて3桁いきなよ」

男「で、何願うんだよ」

友「彼女欲しいだろ、金欲しいだろ、単位欲しいだろ、後課題のレポートをなかった事に」

男「……欲張りすぎだろ」

女「後輩女ちゃん、あんなんにだけはなっちゃ駄目だよ」

後輩女「はい。多分、なりたくてもなれないと思います」


男「で、女。お前は?」

女「私? うーんとね。……聞きたい?」ニヤッ

男「何故にやける」

女「冗談冗談、特に考えて無いよ」

後輩女「えー? それじゃつまらなくないですか?」

女「……そうだね。じゃ、こんな感じで幸せに暮らせますように、とか」

男「……へえ。今お前、幸せなん?」

女「どうだろ。割と」

後輩女「あ、順番来ましたよ!」

男「はいよー」

チャリーン
パンパン

女「……」

後輩女「……」

男「……ふう。終わった?」

女「おうー」

後輩女「はい」

男「ここら辺は人やばいし、ちょっと人ごみ抜けるか」

女「そーだね」

後輩女「あ、あれ? あのっ」

女「どしたの?」

後輩女「……友先輩が居ないんですけど」

男「あれ。マジだ。気付かなかった」

女「完全に忘れてたわ」

男「まさかさっきの会話が奴が迷子になる伏線だったとは」

女「なんとなく想像できたけどね。期待を裏切らないなあ、友は」

後輩女(……流石に言い過ぎじゃ)

後輩女「あ、あの、どうしますか? やっぱり探した方が……」

男「いやいや、いいでしょ。あいつなら1人でもエンジョイするはず」

女「そだね。それより出店回ろうよー」

後輩女「えっと、じゃあ、これ以上ばらばらになってもなんですし、3人で回りませんか?」

女「ま、それが一番だろうね」

男「とりあえず行こうぜ。友もいざとなったら携帯で電話してくるだろ」

女「そうしよ。私、さっきからじゃがバタが食べたくてしょうがないねん」スタスタ


後輩女(……ここまでは、計画通り)

後輩女(……さっき、男先輩の家に友先輩と向かっている途中)


友『後輩女。さっきのこと、気になる?』

後輩女『そりゃ、気になるかならないかって言われたら、なりますけど』

後輩女『でも、出来ないですよ。私の好奇心で無理に聞いて、楽しい雰囲気を壊すなんて』

友『それはわかるけどさ。聞くなら、今日くらいしかチャンスは無いぞ?』

後輩女『……それは』

友『やっぱり、男と女、2人の問題だし。揃ってる時くらいしか聞けないと思う』

後輩女『……でも』

友『お前の男への気持ちはわかってる。でもそれなら尚更、いつかは聞かなきゃならないんだよ』

後輩女『……』

友『……わり、言葉攻めみたいになってるな。余計なお世話か』

後輩女『いえ……』

友『初詣行ったら、一応、その状況は作り出してやる』

後輩女『どうやってですか?』

友『俺が迷子になる。あいつらは多分探さないだろうな、俺のこと。五分五分だが』

後輩女『五分五分?』

友『訂正する。9割方探さない』

友『とにかくそれで、邪魔者抜き、3人でゆっくり話せるだろうよ』

後輩女『……』

友『最終的にどうするかは、お前が決めろ』

後輩女『……、はい』


後輩女(――そうは言ったけど)

女「う、うめえ! じゃがバタ最高!」

男「……お前、俺が買って来たおにぎりは2個しか食わなかったくせに」

女「いや、鮭のみはきついでしょ……」

後輩女(――せっかく久しぶりに会えて、こんなに楽しそうなのに)

この初詣の日にすべてが終わりそうなきがしてならんのだが、
>>1さんや一ヶ月とか2ヵ月後とかいろいろかいてくれたら、毎日夜の楽しみがつづきます
何がいいたいかと言いますと、終わらないで;;
必死に支援

>>504
じつは昨日>>1が夜中こっそり起きだして書くんじゃないかと思ってコッソリ徹夜徹夜してたんだが
どうやら二日連続で徹夜することになりそうだ。
うーん、眠い・・・
小説を1ページずつ読んでるみたいだw焦らしがいいw
説明口調の友も悪くない

別に縦読みとか狙ってない

>>510
本当にありがとうございます
今、素で感激しています
しかしVIPという板の性質上、延々と続けることは出来ないと考え、今確実に終わりに向かっています
今しばらくお付き合いください

>>511,514
自分は本当に書くのが遅いので、どうか無理はしないでくださいw
支援ありがとうございます

後輩女(すみません友先輩、やっぱり無理です、私は……)

女「後輩女ちゃん?」

後輩女「は、はいっ!? なんでしょう」

女「いや、またボーっとしてんなあ、って」

男「何か食わないのか? ここのたこ焼き絶品だぞ」

女「……うぇー、たこ嫌い。たこ抜いて食べよ」

男「おい馬鹿やめ……うわあああ! 謝れよ!」

女「誰によ」

男「たこ焼き職人に!」

後輩女(……うん。私が今するべき事は、そんな事じゃなくて)

女「後輩女ちゃん? どしたん?」

後輩女「……いえ、2人のやり取りが面白くて」

男「いや笑えん、これはたこ焼きに対する侮辱だ」

後輩女「あはは。……男先輩」

男「ん?」


後輩女「ちょっと……いいですか?」


女(……。……!)

男「……え? ちょっとって? ここじゃ駄目なのか」

女「私、トイレ行って来るね」

男「へ? お、おい」

女「適当に回っててよ。後で連絡するからさ」

女「後輩女ちゃん、頑張ってね」ボソッ

後輩女「お、女さん……」

女「んじゃまた後でね。ばいっ」スタスタ

男「……行っちゃった」

後輩女「……男先輩、いいですか?」

男「え? あ、ああ、話? …別に、いいけど」

後輩女「……もう少し、人気のないところへ」

男「……わかった」

男(おいおい……。ちょっと待てよ。まさか)


後輩女「えと、この辺りで」

男(この展開は……)

男「こ、後輩女? あのさ」

後輩女「すみません、先輩。先に、言わせてください」

男「……」

一方


女「……」テクテク

友「へい、そこな姉ちゃん。ビールはいかが」

女「……、またアルコールかあ……」

友「しけた面してるぞ。飲めよ」

女「……おら、よこしな」

友「ほい。考えたら、お前と飲むの初めてだな」

女「ん? おお、そういえばそうだね」

友「じゃあ、まあ」

女「うん。乾杯」

友「ぷふぇあー!! うまいのう」

女「私、一日にどんだけ飲むんだろ。……せっかくシャワーも浴びたのに」ボソッ

友「まあまあまあ、いいんじゃねえの年明けなんだし」

女「にしてもねえ」


女「……友」

友「あん?」

女「あんたの差し金?」

友「……なんのことかね」

女「いやとぼける意味がわからんし。不愉快」ズビシッ

友「あ痛ァー!? 目は駄目だと思う!」

女「……ま、あんたにしては良い仕事だとは思うけど」

友「は?」

女「後輩女ちゃんを告白するように仕向けたの、あんたじゃないの?」

友「……そんなことしねえよ。俺はただ、状況作っただけで」

女「そうなんだ。……じゃ、あれは、後輩女ちゃんのちゃんとした意思なんだね」

友(……そうか、後輩女は、そっちを選んだわけね)

女「んーーーっ! よしっ!」

友「あ? どしたよ」

女「行くわ。そろそろ」

友「男達のとこか? まだ取り込み中じゃ……」

女「ちゃうちゃう。帰るの」

友「は? 帰るって……どこに」

女「家に決まってるでしょ? 勿論、私の」

友「なっ……」

友「なんで!」

女「正直言うとね。こっちに来たのは……色々、不安だったからで」

女「男は元気かー、とか、ちゃんとやれてるかー、とか。そういうお節介ね」

女「ま、心配すること無かったね。あんたとかとも、色々上手くやれてるみたいだし」

女「それに、後輩女ちゃんも居るしね?」

友「……どういう意味だよ」

女「後輩女ちゃんと会って、まだ何時間も経ってないわけだけどさ? わかるんだよ」

女「あの子がどれだけ男に憧れてるか、惹かれてるか」

女「いや、他に居ないよ? あーんな純粋な子」

友「……後輩女も、同じこと言ってたぞ」

女「え?」

友「見てるとわかるってよ。お前と男の仲の良さが」

女「あはは、まあ確かに仲は良いよ。……でも、そこまでなんだよね」

友「そうじゃねえよ。羨ましいって言ってたぞ、お前ら2人とも信頼し合ってるって」

女「……信頼ね。まあ、それ位が丁度良い関係ってね」

友「なんだよそれ。お前本当にそれでいいのか?」

女「……突っかかってくるね。随分」

友「はぐらかすな。お前はどう思ってるんだよ。男のこと」

女「……。何、あんたはどうしたいわけ?」

友「え。どうしたいって」

女「ここで例えば私が男の事、好きって言ったとするよ? それであんたはどうするの?」

友「それは……」

女「ね。何にもならないっしょ」

女「ということで、私は帰るよ」

友「……いきなり来て泊まって、一言も無しに帰るのかよ」

女「あれ。そういう攻め方してくるかー。確かに、礼儀知らずどころじゃないね」

友「今帰る意味なんて無いだろ。せめて、もう1回会って来いよ」

女「それこそ邪魔者だよ、私」

女「ま、別れの挨拶やらお礼は後で電話で済ませるよ。それで済ませられるのも幼馴染の良い所」

友「……マジで行くのかよ」

女「うん。男と後輩女ちゃんによろしく……は、言わなくていいや。電話で言う」

女「辛い役回りばっかさせてごめんね。……じゃ」タッ

友「……おう。じゃあな」


一方――


男「こ、後輩女? あのさ」

後輩女「すみません、先輩。先に、言わせてください」

男「……」

……えと、実は
最初にある程度書き溜め

時間置いて投稿しつつ、ちまちま書き溜め
を続けて来たのですが、ここでとうとう切れました
今日で終われるところまで行けるかとも思いましたが、ここら辺が限界なようです

いつまで延ばし続けるんだ貴様、といった感じですが、ここまで来たら適当な形で終わらせたくないので、
また明日書き溜め、夜一気に投下という形をとりたいのですがよろしいでしょうか
またも中途半端なところで中断してしまい申し訳ありません

ID変わる前には来れそうです
途中淡々と書き溜め貼っているだけになっていましたが、支援してくれている方、重ねてありがとうございます

ではおやすみなさい

生殺し勘弁してくれ

>>585
……っと、ですよね
毎度毎度、特に今回は恐ろしく嫌なところで切ることになってしまったと反省しています
ごめんなさい。

おはようございます、保守ありがとうございます
現在必死で書き溜め中です

実はこの後用事がありまして、最低でも再開は22時過ぎになります

段々と乗っかり度が高くなってきたな
スレが持って調子に乗ったか

遅くなりました、ごめんなさい
保守本当にありがとうございます

>>620
確かに、ちょっと一瞬天狗になったかもです
恥ずかしいです、申し訳ない
ここまでダラダラと延ばしてきたのは自分なので、しっかり完結させたいです

男「こ、後輩女? あのさ」

後輩女「すみません、先輩。先に、言わせてください」

男「……」

後輩女「男先輩。あなたのことが、好きです」

男「……!」

後輩女「……」

男「そうか」

後輩女「はい」

男「……、ありがとうな」

後輩女「いえ」

男「後輩女」

後輩女「……はい」

男「でも、ごめん。気持ちに応えることは出来ない」

後輩女「……はい。何となく、想像はしてました」

男「……そっか。ごめんな」

後輩女「いえ、先輩が謝ることじゃないです」

後輩女「むしろ、お礼を言わせてください。……ありがとうございます」

男「……?」

後輩女「今日こうして、想いを伝えることが出来て、嬉しいです」

男「後輩女……」

後輩女「あ、でも、1つだけ聞いていいですか?」

男「……?」

後輩女「男先輩は、女さんのことが好きなんですよね?」

男「……!! ……、直球かよ……」ヘナヘナ…

後輩女「当たってますか?」

男「……ああ」

後輩女「あはは」

男「……」

後輩女「でも、それを聞いてもっと安心しました」

男「何が」

後輩女「今日一日見てて、ずっと違和感あったんですよ。2人の関係」

男「関係って……幼馴染以外の何でもないわけだが」

後輩女「はい。それも、あそこまで信頼しあってる幼馴染」

男「……」

後輩女「なのに、お互いどこか1歩引いてる感じがしてました」

男「……それは勘違いだろう、間違いなく」

後輩女「勘違いじゃないです」

後輩女「……もしかしたら本当に、2人は互いをただの幼馴染としか思ってないのかなあ、って」

後輩女「だけど、男先輩の本当の気持ちが知れて、嬉しいです」

後輩女「告白とか、しないんですか?」

男「……お前は何か勘違いしてる。今更そんなこと……」

ブブブブブブブブ

男「っと、失礼」

男(……メール? 女から?)

男「……!」

件名:無題
本文:いきなりで悪いけど、私は帰るね
    元気でやってるようでよかったよ
    久しぶりに会えて楽しかった。泊めてくれてありがとう
    また一緒に飲もうぜ?
    後輩女ちゃんにもよろしく

    PS ……後輩女ちゃんに、必要があれば、昔のこと話してもいいよ


男「……マジかよ」

後輩女「女さんからですか? なんて?」

男「帰るって」

後輩女「え!?」

後輩女「な、なんでですか!?」

男「こっちが聞きたいわ……」

後輩女(も、もしかして私のせいで? 変な誤解して、それで……)

後輩女「お、男先輩、追いかけてくださいっ」

男「は、はあ? 無理だっての」

後輩女「何でですか! ……行って、誤解を解いて、想いを……!」

男「……お前にそんなこと言われる筋合いはねえよ」

後輩女「……! ご、ごめんなさい……」

男「あ、いや、わり。きつく言い過ぎた」

男「後輩女。俺と女が昔どんなだったか、誰かから聞いてるか?」

後輩女「(昔って、友さんが言ってた……)……いえ、聞いてないです」

男「……女から許し出たし、話そう。聞けば納得出来るだろうし」

後輩女「納得って……」

男「ただし友、話すのは、そこに隠れてるてめーだ」


友「……なぜばれたし」

男「なんとなく」

友「俺が話していいのか?」

男「……流石に、俺の口から言い難い。頼む」

友「……なら、任せろ」

男「てか、お前の事だからとっくに言いふらしてるかと」

友「あんまみくびんなよ(危なかったけど)」

 
友「じゃ、後輩女。手短に話す」

後輩女「……はい」

友「えっと。……俺が男と女と知り合ったのは、中2の時なんだけど」

友「その時から、こいつらは今みたいな感じだった。よく考えたら常に一緒じゃね、みたいな」

友「散々からかわれてたりしてたけど、その時はまだお互い何とも思ってなかった……だよな?」

男「ああ」

友「でもまあ。そんなプラトニック関係は長くは続かないわけで」

後輩女「……」

友「確か高校の時だっけな。さらに仲良く……具体的には、異性として意識し始めた……だろ?」

男「……いちいち俺にふるなよ」

友「それで2人は、恋人として付き合うようになった」

後輩女「あの、これはもしかして良い話……」

友「問題なのはそこからで」

友「……2人の関係を良く思わない奴が居て。……嫌がらせの対象になったのは、女だった」

後輩女「……え」

友「最初は軽かったみたいだけどな。女も黙ってたけど、徐々にエスカレートしてきて」

友「……誰が見ても、嫌がらせを受けているのは明白、ってくらい大胆になった」

友「女はそれでも黙ってたが、男が気付かないわけは無くて。……必死で犯人捜した」

友「でも、見つけなきゃ良かったのかもな。……犯人は、当時女とかなり親しかった女子で」

後輩女「……な、なんで」

友「その女子も男が好きだったらしくて。ただでさえ仲良かったのに付き合い始めて爆発しちゃったんだろうな」

友「……で、男はブチ切れてその女子に怒鳴りちらしたわけ」

男「おい友。もうちょい手短にしてくれ」

友「……わかったよ」

友「その犯人が友達だったことが予想以上に辛かったらしくて、女は学校を休みがちになった」

友「……たまに学校に来ても、嫌がらせは続いた」

後輩女「そんな……」

友「で、これ以上一緒に居たら更に傷つけるって判断して、男は女と距離を置いた」

後輩女「え……?」

友「これで終わりだよ。事実、それで嫌がらせは止まった」

友「男も女も、皮肉なことにその女子もちゃんと卒業して、今に至るわけだ」


男「……これでわかったろ。今更、女にどうこうなんて……」

後輩女「お、男先輩は間違ってます」

後輩女「何で女さんから距離を置いたんですか」

男「……聞いてなかったのか? 俺が何言ったって止まんなかった。……あれ以上一緒に居たって」

後輩女「そういって、逃げただけじゃないですか、男先輩は!」

男「……」

後輩女「距離置いて嫌がらせは止まった? 離れてたら、結局女さんを傷つけてるじゃないですか」

男「じゃあどうしろって言うんだよ!」

後輩女「なんで一緒に居てあげなかったんですか!」

男「……簡単に言うけどな」

男「そうやって言えば、確かに俺は間違ってたかもしれないけど」

男「……全部、今更なんだよ。今更、また近づいて同じようなことになったら……」

後輩女「そ、そうやってまた逃げるんですか?」

友「おい、後輩女……」

後輩女「先輩。本当に間違ってたと思うなら、今が取り戻すときだと思います」

男「……」

後輩女「……私だって、女です。わかるんですよ。女さんが、どれだけ男さんを好きか」

後輩女「お願いです。お願いですから、行ってあげて下さい」

男「……」

後輩女「女さんは、男先輩と居ることが何より……」ヒック

男「……後輩女。友」

友「お?」

後輩女「……?」


男「……悪い、ちょっと行ってくる!」ダッ

男「ハッ、ハァッ……!」

男(くそ、どこいった……!?)

男(駅まではほぼ一本道、だけど……タクシーでも拾われてたら終わり)

男「頼むから、のろのろ歩いててくれ……って」


女 ノロノロ


男「居たぁー! ご都合主義万歳、おい女!!」

女「……!?」ダッ

男「ああっ!? 何故逃げる!」

男「は、はえぇ……! 全力かよ!?」

女「舐めんな、精々95%だ!」

男「ほぼ全力じゃねえか!」


男「走る速度で男に敵うと……思うな……よ!」ガシッ

女「……っ!」

男「おい、何で逃げんだよ!?」

女「あんたこそ何しに来たの!? 後輩女ちゃんは!?」

男「後輩女!? 話はついたよ!」

女「あっそうおめでとう、さようなら!」

男「おめでとうって……後輩女とは付き合わねえって!」

女「……え? な、なんで」

男「それは……。……いやまず、謝らせて」

女「あ、謝るって……何を」

男「昔のこと。……離れたりして、悪かった」

女「……そんなこと? そんなの、もう終わった話でしょ。大体私気にしてないし」

男「でも、言いに来た」

女「……もしかして、あんた。……私への負い目でフッた、何て言わないよね?」

男「そうじゃねえって」

女「じゃあどうしてよ?」


男「……お前のことが、好きだから」

女「なっ……!」

男「だから、追いかけてきた」

女「……本気?」

男「冗談でこんな事言うわけないだろ」

女「……いきなり過ぎて、どうしたらいいかわかんないよ」

男「いきなりはお互い様だろ」

女「……」

男「……」

女「……男の気持ちは、素直に嬉しい。ありがとう」

男「おう」

女「……私だって、男の事は好きだよ」

男「……!」

女「でも! ……また男に迷惑かけることになるかもしれない」

男「迷惑って……お前、そんなこと気にしてたのか?」

女「事実でしょ? またあんなことになったら、迷惑かかるのは」

男「いい。そんなこと、気にしない」

女「……私が気にすんのよ」

男「……色々一気にまくし立てて悪い。……今日は、俺も帰る」

女「……え」

男「だから」


男「……待っててくれるか? いつか絶対、また迎えに行くから」

女「……っ、絶対?」

男「ああ」

女「……わかった。待ってる」

男「……ありがとう。……じゃあ」

女「……うん。じゃあね」

数分後――


男「……ハァー……」

後輩女「お、男先輩っ!」

男「……ん。後輩女。と、友」

後輩女「お、女さんとは、話せたんですかっ!?」

男「あ、それはまあ、一応」

友「……で、その女はどこ?」

男「帰った」

友「はぁ!? 帰ったって……」

男「いいんだよ。これで」

後輩女「よ、よくわからないんですけど。……伝えたいことは、しっかり言えたんですか?」

男「……ああ」

後輩女「……。そっか! それなら、いいです」ニコッ

友「お、俺には何がどうなってんだか」

男「……2人とも。何かバタバタして悪かったな」


男「……今日はもう、帰ろう」

その夜――


ブブブブブブ

男(……メール? 誰から……って、……親父?)


件名:息子へ
本文:すまん、どうやら父さん達、鍵掛けないで家を出ちゃったかもしれない。
    面倒だとは思うが、確認しておいてくれると助かる


男(……おいおい。マジかよ)

男(……『いつか』が来るのが早すぎませんか)

翌日


男「……よしっ」

ピンポーン

男「女ー。居るかー」

ガチャ

女「……」

男「や。1日ぶり?」

女「……」

男「なんだよ。反応薄くね?」

女「……来るの、早すぎるんじゃない?」

男「それは俺も思ったけど」

女「ま、いいや。上がっていいよ」

男「いや。ここでいい。女、ちょっと来て」チョイチョイ

女「……?」

男「好き。めっちゃ好き」ギュッ

女「……!!」

女「……わ、私も、好きだけど」

男「うん。ありがとう」

女「……って、てか、何しにこっち戻ってきたの?」

男「家の鍵を確認しに」

女「意味わかんねー」

男「嘘。お前に会いに」

女「……」

女「と、とにかく。いつまでこうしてんの? とりあえず家入ろうよ」

男「……それもそうだな」


女「ねえ、男」

男「ん?」

女「1ついい? ……初詣、何願ったの?」

男「……聞きたい?」ニヤッ

女「何故にやける」

男「別に大したことは願ってねえよ」

女「……どんなの?」

男「……ただ、今みたいに、幸せになれますように、って」

女「へえ。……今、幸せなんだ?」

男「ああ。すっげえ幸せ」

女「……私も。幸せだよ」



ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい
それしか言葉が出てこないですごめんなさい

実は怖くて最後の方殆ど皆様のレスを読んでないのですが、
恐らくは書かれてる通り、適当すぎる展開になってしまった事を心よりお詫び致します。

ありがちすぎる過去、筋の通っていない会話、強引過ぎる話運び等々。

正直、最後の方は見てとれるように終わらせたい一心で書いたものであることは否定出来ません。
だったら書くなという話ですが、
最初の方で終わればよかったのに調子に乗ってダラダラ続けたのも自分です。
いらん伏線なんぞを張ったのも自分です。

何より、せめて終わり方くらいは頭の中で作り上げておくべきでした。
何の脳内設定も無しに書き続けるとこうなるという教訓となりました。

自分のSSを全否定することに今何のためらいもございません。
重ねて、申し訳ありませんでした。


それでも一応、最後まで読んでくださった、支援してくれた、
保守してくれた方にお礼を申し上げたいと思います。

支援の2文字で信じられないほど励まされました。
次に(もしも)書くときは絶対に失望させないものにすると誓いたいと思います。


本当にありがとうございました。

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