黒子「と、当麻さんっ!///」(747)

なんてどうよ?

のびない・・・だと・・・
時間が悪いのか素材が悪いのか

ありだと思う

>>7
だと思うなら下げないで欲しいな

上条×黒子が至高なことくらいみんな知ってるからレスしないだけ

>>9
それなら納得

少し脳汁を垂れ流してみようかと思う

「はぁー。思ったより時間がかかってしまいましたわね……」

今日はジャッジメントの仕事はデータバンクの整理だけだったのでもっと早く終わる予定だったのだが、
初春が風邪で休んでしまったので黒子が一人で作業をしていたのだった。

すっかり日が傾いてしまい、学園都市の町並みを夕日が赤く染めている。
寮への帰り道を一人歩いていると、美琴がいつも蹴りをいれる例の自販機の前に見覚えのある人物がいた。
というか、這いつくばって、いた。

「あら、類人猿さんではありませんの。どうなされました?自販機に命乞いでもなさってるんですの?」

「……もしかして類人猿というのが私のことであるなら、断じて命乞いをしてるわけではなくてですね、
いやしかしこの五百円をとれるかとれないかでは上条さんにとって死活問題なので、
あながち命乞いというのも間違いではないかも知れません」

どうやら自販機の下に五百円を落としてしまったらしい。百円じゃなく五百円であるあたり流石である。

書き溜めも何もしてないんで遅筆、誤字脱字、設定上おかしなこととかは勘弁

「まったく……仕方ありませんわね」

そう言うと黒子は自販機をテレポートして少しずらした。

「おおー!なんていい人なんだ!!上条さんには今あなたが女神様に見えますよ!」

「め、女神だなんて大げさですわ。ただあまりにもみじめでしたので、手を貸さずにはいられなかっただけですの」

「いやー、おかげで一命を取り留めることができましたよ。お礼にジュースの一本でもおごりましよう!」

黒子は美琴が言っていた、上条当麻はあきれるほどお人よしだ。という言葉を思い出していた。
金が無かったんじゃないのか。

「それではお言葉に甘えておごられて差し上げますわ」

「お安い御用ですよー。椰子のみサイダーでいいか?」

「なんでもよろしいですの」

ちょうどのどが渇いていたというのもあったのだが、
黒子は美琴がこの男のどこに惹かれているのか以前から気になっていたので、少し話してみようかと思ったのである。

「ほらよ」

「どうもありがとうですの」

何から聞き出そうかと黒子が考えていると、当麻の方から話しかけてきた。

「その制服、常盤台中学のだよな。なんでこんな時間まで学校なんだ?追試かなんかか?」

「追試なんてものは生まれてこのかた受けたことはありませんわ。
私ジャッジメントの仕事がありましたので少し遅くなってしまったんですの」

「そうでしたか……追試なんかとは無縁の方でしたか……はぁ」

「上条さん……でしたわね。その様子だと追試だったんですのね」

「やめて!!もう自分の頭の悪さを自覚したくないー!……ってなんで俺の名前知ってるんですか?」

どうやら黒子のことは忘れているらしい。

「おぼえてらっしゃいませんの?私、美琴お姉さまと相部屋させていただいている白井ですわ」

前に一度美琴を尋ねてやってきたとき寮の部屋に招き入れたことがある。

「おー!なんだあの子だったのか!!ぜんぜんイメージが違ったんで気づかなかったわ」

「……参考までにそのイメージとやらをきかせてくださいな」

「いやー、前あったときは変わった子だなー。ぐらいにしか思わなかったけどよ、
ちゃんと話してみるとしっかりしたいい子なんだなって思ったよ」

「そ、そうでしたの」

良くも悪くも、歯に衣着せない物言いは黒子にとっては新鮮で少し面食らう。
というか、こういうものを天然ジゴロと言うのではないだろうか。

「いやー、しかしすっかり暗くなっっちまったな」

「そうですわね」

「よし、時間も時間だし寮まで送ってやるよ!道も分かるしな!」

「そ、そんな、結構ですわ。そこまで距離があるわけではありませんし」

「いやいや、いくら能力者でジャッジメントだからって
こんな女の子に夜道を一人で歩かせるのは上条さんの精神衛生上よろしくないんですよー」

天然で言っているのだろうが、よくもこんなにツボを心得ているというか上手というか……と黒子は内心ひとりごちる。

「ほれ、いくぞ」

「あ、ち、ちょっと!」

当麻が先に行ってしまったので仕方なく黒子も後を追う。

たくさんの支援ありがたいんですが
どうもタイプが遅いのと頭が悪いのと受験への不安で今日はもう書けないです

だいたいの構造はできてるんでいったん寝て起きて残ってたら喜んで書きます
気になるところ指摘してくださるとありがたいです

初SSなんで遅くて申し訳ない

「いやーしかし、あのビリビリにこんなにしっかりした後輩がいるとはなー」

「そういえばお姉さまとはどんな関係なんですの?ずいぶん仲良くしていらっしゃるようですけど」

無意識のうちにいじけたような声になっていることに内心驚く。

「いやーなんつーか、ケンカ友達ってのかな?向こうが一方的に突っかかってくるだけだけどな」

「そうなんですの……でもお姉さまはとても楽しんでいらっしゃるようですのよ?」

「そりゃあんだけ電撃ぶっ放せば楽しいだろうよ……」

これは二人の仲が進展しないのは美琴のせいだけじゃなさそうだな、と黒子は苦笑する。


「もうここで結構ですの。」

「おおー、もうこんな近くに来てたのか」

「ジュース、ごちそうさまでしたわ。今日はその、……なかなか楽しかったですの」

「いいってことよ!俺もちゃんと話できてよかったよ。また今度ゆっくりはなそうぜー」

またそんな次を期待させるようなことを軽々しく……

「じゃあ、またなー!ビリビリによろしく!!」

「あ、さよならですの!ま、また今度!」

手を振って見えなくなるまで見送る。少しにやけている事には自分では気づけなかった。

「ただいま帰りましたのー」

「お帰りー。だいぶ遅かったじゃない」

美琴が迎えてくれる。遅かったことを心配しているようだ。

「あ、あのー。初春が風邪で休んでしまって、
仕事がいつもの倍近くあったんですの!それで遅くまで残業を……!!」

「そ、そうなの。大変だったわね」

少し必死に言い訳をしすぎたらしい。

「食事は私が部屋まで持ってきといてあげるから、アンタは先にお風呂入っちゃいなさい」

「……ではお言葉に甘えてそうさせていただきますの」

黒子は風呂につかりながらさっきまでのことをおもいだす。
どうして美琴に当麻のことを告げられなかったのか。自分でも分からなかった。

とりあえず今日はここまで
やっぱ続き書きたいから保守してくれるとありがたい

じゃ寝ます。ホーリーエンジェモン!

おはよう保守ありがとう
書き溜める


「はあー……困りましたわね」

黒子はあれ以来当麻のことを気に掛けるようになっていた。
流石に少女マンガのように四六時中頭から離れないというわけではないが、
事あるごとに当麻との会話を思い出してしまうのだった。

「まったく、罪作りな男ですわね……」

「んー?何の話?」

「いえ、何でもありませんわ、お姉さま。それより早く参りましょう」

今日は珍しく学校も休みで、ジャッジメントの仕事も非番だったので、二人で買い物にきていた。

「まったく、アンタいつもおかしいけど、最近それ以上に変よ?なんかあったの?」

「で、ですから、なんにもありませんわ。黒子はいつでもお姉さまの愛する黒子ですの!」

「ふーん。まあなんかあったらすぐにいいなさいよ。アンタがおとなしいとこっちまで調子狂うのよ」

黒子は美琴に少し引け目を感じてしまって、素直になれないでいたのだった。

「それで、お姉さまは何を買いにきたんですの?」

「そうそう、来週私のパパの誕生日なのよ。それでプレゼントにネクタイでも送ろうかなーってさ」

「そうでしたの。それでしたらまず紳士服売り場ですわね」

「アンタは別に違うとこ見てていいわよ」

「いいえ、お付き合いしますわ、お姉さま」

紳士服売り場へ向かい、いろいろ物色する二人。

「んー。これでいいかな、無難だし。じゃ買ってくるからちょっと待っててねー」

「わかりましたわ」

一人残される黒子。ふと当麻に何かプレゼントでもしようか、などと考えてしまう。

「……流石にいきなりプレゼントは引かれますわよね。でもそのくらいしないとあの鈍感さでは……」

黒子がぶつぶつ言っていると、美琴が清算を終えて帰ってきた。
が、黒子自分の世界に入り込んでしまっていて気づかない。

「なーに男物のハンカチなんて見てんのよ。もしかしてだれかにあげるとか……?」

「お、お、お姉さまっ!?そ、そんなつもりではなくて、ただ手持ち無沙汰に手に取ってみただけですの!!」

「そんな必死になんないでよ、なんか逆にマジっぽいわよ……?」

「そんなんじゃないですわ!ち、ちょっと私トイレにいってきますの!」

「あ!ちょっと黒子!……一体どうしたってのよ?」

黒子はトイレで一人頭を抱えていた。無意識のうちにあんな風になってしまうのだからたちが悪い。
ここまで露骨だと流石にごまかしも効かない。

「あー、なんだか重症ですわねこれ……」

半端で申し訳ないんですが、ちょっとでます
夜まで残ってたら嬉々として書きます

おおまかな流れはできているのに・・・この指さえもっと早く動けば・・・!

自分でもはっきりしない感情があふれてくることが、
それに飲み込まれそうになってしまうとこが、
そして、あちらに自覚がないことが、悔しい。なんだかずっと空回っている気がしてすごく疲れる。

「せっかくのお姉さまとのショッピングですのに……きりかえませんと……」

深呼吸をして気持ちの整理をする。そして美琴のところへ戻ろうとした時、
携帯がなった。ディスプレイをみると相手は初春だ。なんだか少し嫌な予感がする。

「はい、黒子ですの。どうしましたの?初春」

「白井さん!学生さんから通報があって、スキルアウトの人たちが暴れているらしいんです!
現場へ向かってください!!」

「場所は!?」

「第七学区内です!こちらでナビゲートします!」

「了解ですの!」

せっかくの休日だが、ジャッジメントの仕事では仕方ない。
黒子は美琴のいるところへテレポートした。

「お姉さま!」

「うわぁっ!何なのよアンタいきなり!」

「すいませんが、ジャッジメントのお仕事が入ってしまいましたの。
残念ですけど、買い物の続きはまた今度お願いしますわ!」

「ち、ちょっと、黒子!……いっちゃった……」

美琴を後にして、現場へ向かう。

「相手は何人ですの?初春!」

「刃物を持った男がひとり!薬物か何かで身体能力をあげているみたいですが、
その副作用で錯乱しているようです!!」

「まったく、いつまで経ってもその手のお馬鹿さんはなくなりませんわね……!」

現場へ到着すると上背のある男が刃物を振り回して暴れていた。
休日で人が多いので早めに対処しなければ、被害が拡大してしまう。

「ジャッジメントですの!武器を捨てておとなしく投降なさい……
ってこっちの話が聞こえる状態ではありませんわね」

なにか大声で喚きながらこちらへむかってくる。

「怪我しても知りませんのよ……!」

いつもどうり、金属矢を放って動きを止め、拘束しようとしたのだが、

「っな!?」

男の動きが予想以上に早かった。黒子は完全に意表を突かれ、
金属矢をはずしてしまう。

「そういえば、クスリかなにかをやっているって言ってましたわね!」

テレポーターにとってスピードというのはかなり厄介なものである。
自分の予測したところに対象物がなければ、意味がないのだ。

「ちょっと厄介ですわね……」

相手の攻撃をかわすことはできるが攻撃の手段がないのでは、埒が明かない。
それに周囲への被害の心配もある。早めに蹴りをつけたかった。

「やはりダメージ覚悟で突っ込むしかないようですの」

距離をつめればいくらでもやりようはある。

「いきますわよ……!」

まずは正面から突っ込んでいく。男はナイフで切りかかってきた。
それを黒子はサイドステップでかわし、水面蹴りで男のバランスを崩す。

「よしっ!とった!!」

しかし男はバック転で体制を立て直し、反動を使って蹴りを放ってきた。
予想外の動きに黒子は反応が遅れ、もろに食らってしまい吹き飛ばされる。

「っはあ!!げほっ!」

動けないでうずくまっている黒子に男がゆっくり迫ってくる。そのとき―

「おい!なにやってんだオマエ!!」

まさかと思って顔をあげると、そこには上条当麻の姿があった。
まるでマンガみたいな都合のよすぎる登場だ。狙ってやってるんじゃないか。と黒子は思った。

支援がこんなに嬉しい物だとは知りませんでした

以上です
また夜かきます

支援と保守していただいて申し訳ないんですが
夜中の2時ぐらいまで書けそうにないんです・・・

それでも保守していただけたなら、大喜びで書きます
落ちたら完結させてから自分で勝手にスレたてます

完全なオナニーです申し訳ない

「白井!大丈夫か!?」

「わ、私のことはかまいません。離れていてくださいな。一般の方を巻き込むわけには……」

「おまえ思いっきりやられてたじゃねぇか!
それにこんな状況でお前をおいて逃げるわけにはいかねえよ!!」

そうしている間に男がこっちに突っ込んできた。黒子と当麻は攻撃を身をひねってかわし、
一度距離をとる。どうやら考えている暇はなさそうだ。

「いいですの、上条さん。私はあいつに触れることさえできれば、テレポートを使って倒すことができますわ。
でも流石にこのリーチの差ではなかなか懐にはいることができませんの。
それで、あなたにはあいつの注意をひきつけておいて欲しいんですの」

「よし、わかった!まかせとけ!」

と言うやいなや、当麻は男へ突っ込んでいく。

「うおおー!だあっ!!」

いきなりの行動に男も反応が遅れた。当麻は男に組み付いてそのまま倒れこむ。
しかし、やはり力技では男にかなうはずもなく、当麻はマウントをとられてしまった。
顔面を立て続けに殴打される当麻。

「そこまでですわ、このでくの坊!!」

その隙に背後に回りこんでいた黒子は男の腕を掴み上空10メートルぐらいまでテレポートで飛ばす。
そして地面にたたきつけられる男。行動不能になったところへ、金属矢で固定して終了。一瞬の出来事だった。

「だいじょうぶですの!?上条さん!」

「ああ……こういうの慣れてますから大丈夫ですよ……ははは」

黒子「ところでお姉様、その…何と言いましたか、上条と呼ばれた殿方はどう言った存在でして?」

美琴「…え、え!?――ど、どうって…。」

黒子「お姉様を誑かすその存在、この私が成敗して差し上げましょう、と言っておりますの。」

姉と慕う美琴への不順な想いで動く黒子。
その瞳へ宿る愛情と言う名の焔は鎮火する事さえ知らず、強く握った拳を顔の前へ持ち上げた。

黒子「行きますわよー!」


―――Story1. <空間移転vs幻想殺し>

俺的には、黒子と当麻のガチバトルが見たかったんですの。

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          | i八:ハ :│ |/ィ≦i示坏、ヽ |/  \ ^'|\ ヽハ: :∧ : /: : : : : : : : : : : :
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           |/  / :|: ;' : iとこゞ辷ン          {{///..::jノ}ハ∨ |: : / ハ:∨|
         /  / _|/: : '   ー─''           '⌒)_イトリ }}  /:/ :j : |`ヽ!
           /  /´ /: : :i ////    ,            `''ー‐てつ   |: : :.:i : | ノ|
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      │ {    | : : : :i: :|  |>,、     、            イ /│: : :i : |

             ,'         / ,∠__ィ_^ー /`i)`ヽ}
              i      ー=ニ ̄ ̄、  ,.ィ ` < _ ィ´l
           l      ∠ィ   ,イ >'、 ! ,l   `ヽ( }
             l       / ,ィ /'二_ヽ`ト/ ! .ハ   `ヽ、
          /ヽ      レ'´ レ  ん;ハ  '´ j/ー|-'/i ヽ⌒
         /         /! ! i  弋zソ   r心`l / ハ 「`ヽ 
       /       人| |l         ヒク rイj/ リ
        /         /ノ ! l l          l l
       ノ      //\! リ      )、    ノ l
.    /     ∠、\  .! l、 >、      ィ ,'
    /     /⌒)ノ ヽ、l  ! ー' )フ ーァ<.i  l
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          |     |            _ト,L_
          |   -=┴:┬: ァ : :7T:7下:/「:、 : !\

          |ノ   厶イ:/! /-孑'´|/ |/二jハ:リ│

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     __,. イ7从!: |/rそTト     rそTト、|/!VV ぐっもーにん

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     ヽ|\N 〈 {ん::::}      {ん:::::} 〉 |: :|个 、:_>
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       /|    /!:.:.! 〈. トzリ     トzリ }:!::Nリ ほ
     /     /ソ:.:.i xx`¨´    , `¨x{:从 }
    /      //|:.:.込、         /:.|.ハ∧    
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./   //     / /⌒く:\  イ:::::|  |:. 厶--、 }
   / /     (   /,. ┤:::::ヽ /::::::|  |:.厶--、 /

                     _ /        `\
                 _ ィァ'/7            ヽ     
                  /  {/'/  |  /_______、ハ     落ちちゃうよ
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                                            おつなんだよ

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乙。受験頑張れ。
ちなみに朝起きてから三時間経たないと頭は働かないぞ。センター試験なら6時には起きないとだぞ。睡眠は6時間取らないといけないから、12時には寝ておいたほうがいいぞ。
睡眠リズムを変えるのには2週間かかるから、明日から始めたほうがいいぞ。頑張れ、応援してます。

さて、次は俺のオナニーに付き合ってはくれんかね。禁書スレ乱立してるし上黒だしでここに書きたいんだが。

ありがとう。テイスト変わりまくるが失礼して。




黒子「ああんっ!お姉様っ!今日こそこの黒子の唇に熱いベーゼをっ!」

御坂「やめいっ!」ヘブシッ

黒子「ふふふふふ、この程度ではへこたれませんわ!」ムクリ

御坂「げっ、あんた最近タフになってきてない……?」

黒子「それはもう!お姉様が遠回しに鍛えてくださっていると思えば!」

御坂「うっ……」



御坂「……ってことがあって」

初春「それは……えーと」

御坂「最近あの子の眼がマジなのよ!あ、いや昔からマジだけど、貞操の危機を感じるレベルで!」

初春「は、はい……。それで、私に頼み事ってなんでしょう?」

御坂「これ、なんとかならないかしら……。初春さんなら黒子の脳とかいじれないの?」

初春「の、脳……ですか?それはさすがに……あっ」

御坂「何かあるの!?」

初春「木山先生に頼めばなんとかしてくれるかもです」

御坂「そ れ だ」

初春「と、いうことで頼んでみたんですが」

御坂「どうだった?」

初春「脳をいじるのは止めた方がいいと」

御坂「ですよねー」

初春「でも、任せてください!ユニークなアイデアを頂きました!」

御坂「おお!」

初春「要は白井さんが男の人にホの字になればいいわけですよね?」

御坂「え?いやちょっと違……」

初春「ね?まっかせてください!うふふふふ」(……面白そうだから私一人でやらせていただきますよ、御坂さん……)

御坂「あっ!ちょっと!……行っちゃった」

――某自販機前――
黒子「初春ーっ!ごめんなさい、遅くなって……って、まだ来ていないんですのね」

黒子「全く、自分で呼び出しておいて遅れるとは……。とりあえず電話を掛けてみましょう」

prrrrrrrrrrrrr

初春『あ、もしもし!ごめんなさい白井さん』

黒子「初春!誘っておいて遅れるとは、」

初春『あの、それがちょっと事情がありまして、今からナビゲートするので現場まで来てくれますか?』

黒子「ああ、そういうことなら。分かりましたわ」

初春『今自動販売機前ですよね?そうしたら、まずは向かって左に折れて――』

――十分後――

黒子「……」

初春『あ、あのごめんなさい!もうちょっとですから!なかなかうまくバッティングしてくれなくて』

黒子「バッティング?」

初春『あ、いえいえ何でもありません!なんなのかなあ……。道草多すぎるよこの人……』ボソボソ

黒子(電話代が……、まあいいですけど)

黒子「これで何もなかったら承知しませんわよ」

初春『うう……。(どうしよう。何かいい言い訳を……。そうだ!)すいません。実は御坂さんの頼み事で』

黒子「お、お姉様の!?」

初春『は、はいっ!』

黒子「なんでそれを先に言わないんですの!」

初春『すいませーん!』

黒子「そうと決まれば張り切って歩きますわよ!おねえさまー!」

初春『あっ!そこ右です!』

黒子「右ですわね!とある黒子の超旋回(フライングキャメル)!」ズザー

??「おうわっ!」

黒子「きゃっ!」

初春『キターーーーーーーーーー!』

黒子「いたた……。失礼しましたわ。大丈夫ですの?」

上条「ってー。……あ、ああ大丈夫です。そちらこそ……って、あんたは……」

黒子「るっ、類人猿!?」

上条「確かアイツんとこの……」

黒子「白井ですわ!白井黒子ですの!」

上条「ああそうそう、白井白井」

黒子「なんですの!?そのやる気のない感じは……」

上条「で、大丈夫か?」

黒子「……裂傷もありませんし、打撲もしてませんわ」

上条「そうか。なら良かった。……頭は?」

黒子「頭?打ってませんけど」

上条「いやいや、そうじゃなくてですね。普通の曲がり角で急にスケートを始めるその頭はヘブシッ!」

黒子「失礼ですわね!」

上条「いや、どう考えてもおかしいのはそっちヘブシッ!」

黒子「こ、このことはお姉様には……ってお姉様の用事の途中でしたわ!携帯電話!」

――たたっ
初春「白井さーん!!」

黒子「初春!どうしてここに?……しかもその道、さっきまで私が歩いていた道なんですけれど。それにそのPCは」

初春「わーきのうのかみじょうさーん」

上条「知り合いだったのか……。あ、ジャッジメントだから当然か」

初春「かみじょうさんもだいじょうぶですかー?」サワサワ

黒子「初春!?その男と知り合いなんですの!?…………あなたという人は!お姉様に飽きたらず初春にまで!」

上条「ちょ、落ち着け白井!落ち着いてください!」

初春「そーですよー。ぶつかったの白井さんじゃないですかー」

黒子「…………」

黒子「……初春」

初春「はい?」

しまった。>>609の前が抜けた。




初春「大丈夫ですか?怪我とかないですか?」サワサワ

黒子「ちょっと、私の話を」

上条「あれ、初春さん」

?黒子「まさか、お姉様の用事とは、この類人猿と激突することだったのではないでしょうね」

初春「ままっまままさか!」

黒子「ではなんですの?まさかお姉様の依頼というところから方便……」

初春「ち、違います!本当です!」

上条「あのー」ポツーン

黒子「繰り返します。ではなんですの?」

初春「そ、そのっ、言えないんです!本当は御坂さんからの依頼ってことも言わないでくれって……。一週間後に分かるからって」

黒子「一週間?」

初春「そうです一週間です!何か白井さんのためのイベントを開くんじゃないですか?」

黒子「お姉様が、私のために……?」

初春「それで、今日はできるだけ帰りを引き延ばしてくれと」

黒子「お姉様が……?」

上条「おーい」ポツーン

初春「その、御坂さんには言わないでくださいね」

黒子「……かっ」

初春「白井さん?」

黒子「かかかかっ、感激ですわー!おおおおお姉様ががががが」

初春「ニヤリ」

初春「たっ、大変です上条さん!」

上条「え!?このタイミングでですか!?さんざん無視しといて!」

黒子「がががががg」

初春「こうなった白井さんは誰にも止められません!力を貸してください!」

上条「……はぁ。で、何をすれば」

初春「そうですねー。錯乱状態の白井さんをちょっとおぶって夜風に当ててあげて公園まで散歩した後に落ち着いてきた白井さんが上条さんの背中で暴れ始めると思うので
そうしたらそっとベンチにおろしてあげて温かいコーヒーを一本ほど差し入れてあげて表情が柔らかくなり始めたら寮まで送ってあげればいいと思います!」

上条「は?え、ちょっと」

初春「それでは私は用事があるので!白井さんのぶんのおしごとものこってるしー」たたっ

上条「ええええええええええ!?」
黒子「ががががががががががが」

上条「不幸だー!」

――二十分後、夜、公園自販機周辺――
上条「おーよしよし。よかったねー。おねえさまに気に入られてよかったねー」

黒子「ががががggg…………はっ!?」

上条「お、回復したか」

黒子「え……、ここは――」

上条「大変だったんだぞ。初春さんはお前を置いて行っちゃうし、お前はお前で虚ろな目をして歩き出そうとするし」

黒子「人肌――大きい背中――なんかゴツゴツした――」

上条「もう歩けるか?大丈夫なら何か飲み物でも……」

黒子「殿方の背中!?それに手がお尻に」バッ

上条「あん?」

黒子「え?転移できな……」

上条「ああ、今降ろすぞ」

黒子「どなたですの?」

上条「まだ寝惚けてんのか。ほれ。降りて顔見ろよ」

黒子「――っ」

上条「……ん?おかしい。やけに大人しいな」

上条「あれれ……?初春さんの忠告から何か忘れてるような……」
『白井さんが上条さんの――背中で暴れ始めると思うのでそうしたら――そっとベンチにおろしてあげて』
上条「やべ、順番間違えた!」

黒子「この類人猿があああああぁぁぁぁ!」

上条「のわっ!そんなもの当たったら上条さん脳天割れちゃいますよ!?」

黒子「お尻に残る温もりが気持ち悪いんですのぉぉぉぉ!」ベシベシ

上条「打撃も禁止!いたいいたいいたい!」

黒子「あいたっ」

上条「は?」

黒子「……さりげなく反撃を返すなんて、なかなかやりますわね」

上条「待て。上条さんは何も手を出していないですよ」

黒子「あら?しかし、私の右肩が確かに……」

上条「いや、右肩を殴ってたのは白井の方じゃねえか」

黒子「え?ええ、それは間違いないですわ」

上条「まだ疲れてんのかな。ちょっとそこで待ってろよ。コーヒー買ってくるから」

黒子「……ええ」

上条「ほい」

黒子「――ありがとう、ですの」

上条「おい、早く受け取れよ。熱いんだけど」

黒子「熱い?熱いですわよね」

上条「だからほれ。受け取れって」

黒子「――上条当麻」

上条「ん?」

黒子「確認しますわ。あなたは今、左手で缶を二本持っている。そしてそれは両方ともあったか~い」

上条「おお。そうだな」

黒子「では、私はその内の一本を右手で受け取りますわ」

上条「ほう。何かの奇術の仕込みか?」

黒子「違いますわ――私がそれを受け取ったとき、あなたの右手に何か変化があるか、意識していてくださる?」

上条「右手……。幻想殺しのことか?」

黒子「そんな大仰な話ではありませんの。いいから感じてみてください」

上条「あ、ああ」

黒子「では、受け取りますわよ」

上条「おう」

黒子「ひょいっ」

上条「おわっ!?熱っ!?右手熱っ!」

黒子「――やはり」

上条「やはりって何だよ!?」

黒子「私は今、缶を持っていない左手も熱い」

黒子「それに、さっきの殴り合い――」

上条「いや、俺は殴ってないって」

黒子「あなたの右肩を殴った途端、私の右肩にもダメージが来ましたわ」

上条「え?おいおい……」

黒子「正確にはダメージではなくて『痛み』のみ。痛みの割に痣にはなっていないんですの」

黒子「だから例えば、こうしてあなたの頬をつねれば――」プニプニ

黒子「プニプニ……じゃなくて私の頬にもつねられた感が襲ってくる」

上条「じゃあ、俺がお前の頬をつねれば」

黒子「それはさせませんわ」ヘブシッ

上条「いてえ!不公平だろ!」

黒子「……私も結構痛かったんですの」

上条「じゃあ自分でつねってくれよ」

黒子「ほへへいいでふの?」

上条「ほうほう……じゃなくてそうそう」

黒子「……これで、実証されましたわね」

上条「実証って、お前――」

黒子「――『神経接続』」

上条「……はぁ?」

黒子「繋がってしまったんですの、私達。おそらく、今日ぶつかったときに――不本意ながら」

上条「いや、意味分からんが……。また厄介事か……不幸だ」

黒子「あら、『また』?」

上条「ここんとこ毎日だ。もう勘弁してくれって感じなんだが……」

黒子「そう……意外と場数を踏んでらっしゃるのね」

上条「そういうお前も冷静じゃないか」

黒子「当たり前ですわ!私は誇り高きジャッジメントの一員!これくらいのトラブルで――」


初春『しかし、彼女たちは気付いていなかった。これは大いなる悲劇の序曲だということに』
木山『なあ……さすがに不憫だと思うのだが……』
初春『大丈夫です。一応一週間って言っちゃいましたけど、一晩繋がれば効果大です!』
木山『あいにく、男女の機微には疎いものでな……。まあ、君もそれほど経験が豊富にはみえn――』
初春『……うふふっ』
木山『いや、失言だった。撤回しよう』
初春『まあ、ちょっとでも御坂さんの電撃が当たれば壊れる機械になってますから、安心ですよ。上条さんと御坂さんのエンカウント率結構高いですから』
木山『そううまく行くとも思えないのだが……』
初春『白井さんに圧倒的に足りないのは男性との共有体験です!この「心が繋がる?体が繋がる?キャッ///神経接続マシーン!LV.3」でそのあたりのブランクを一気に埋めないと!』
木山『そういうものなのか……』
佐天『ういはるーっ。何見てるのー?』
初春『佐天さんはダメですっ!』
佐天『えー』

――数十分後、ベンチ――
黒子「しかし、よりによってこんな類人猿と接続するなんて」

上条「そうだな。どうせ繋がるなら豊満なオルソラとかヘブシッ!」

黒子「あいたっ!きゃっ!くっ!」

上条「いてえ!なんかすごい痛いですよ!?」

黒子「――どうやら感覚の往復は三回までみたいですわね」

上条「実験ならもっと優しくやってくれませんかね、と上条さんは」

黒子「問答無用ですわ。それに、貧相な体の方がお姉様と重ねやすいし気にしていませんの」

上条「……さいですか」

黒子「三回ってことは、LV.3ってことみたいですわね」

上条「レベルがあるものなら、俺の右腕で何とかなりそうなものだけどな。それに、三回往復するってどういう仕組みだ?」

黒子「鏡と鏡を向かい合わせに並べて、真ん中に立ったときと同じですの」

上条「……ふむ」

黒子「あなたの痛みが私の痛みになる。私の痛みが再びあなたの痛みに戻る。このとき、あなたの最初の痛みは消えていないから、単純計算で戻ってきたときのあなたの痛みは2倍。それが私に来る。
この時点、2往復で3倍。次にあなたに戻った時は1+1+3で5倍。最後に私に来たとき、1+3+5で8倍。多分ここでおしまいですから、正確には二往復半ですわね」

上条「お互いを3回ずつ痛みが襲うわけか……。不幸だな」

黒子「不幸ですわ。あなたがどういう災難に恵まれているのかは知りませんけど、この問題が解決するまでは下手に戦闘に顔を出さないほうがいいですの」

上条「8倍じゃなあ……」

黒子「今日はもう遅いですし、早く帰ってさっさと休みましょう」

黒子「……あ」

上条「何だよ。露骨に嫌そうな顔して」

黒子「……不本意ですが、今日は本当に不本意なことばかりですが、あなたの連絡先を教えてもらってもよろしくて?」

上条「あー、そうか。知らないと困るもんな」

黒子「そうですの。我が侭言っていられる状況ではないし、仕方なく!」

上条「……そんな力説されると上条さん凹みますよ」

黒子「いいから!お願いします、ですの」

上条「うわぁ……妙に距離感のある赤外線通信……」

黒子「そうですの……。ライバルの連絡先を周到な計画で手に入れるできる女だと思えば……」

上条「っと。よし、よろしくな、白井」

黒子「えっ?あ、ええ……」

上条「帰るか。送ってくぜ」

黒子「いえいえっ!そんなところをお姉様に見られてしまっては……」

上条「でも、もう遅いぜ?女の子が一人で歩く時間じゃないだろ」

黒子「女の……、っ!男連れで歩く時間でもありませんわ!」

上条「ヘブ……あれ?殴らないのか?」

黒子「…………コーヒー、ごちそうさまでした。今度何かお返ししますわ」

上条「ん、ああ。いいっていいって」

黒子「いいから!それではまた明日、こちらから連絡しま……ぴきゃぁっ!!?」

上条「……げっ!?まさか……」


初春『寒い夜、温かいコーヒー。一時だけ暖まった体に吹き付ける冷たい風……』
木山『着ると暑いが脱ぐと寒い』
初春『来ました!尿意です!』
木山『許せ二人とも……。本来はこのような感覚は除外できるはずだったのだが、彼女の電話攻勢による催促が……』
佐天『ういはるーっ。鼻血でてるよー。今拭いてあげる……って、なんでモニター隠すの?』
初春『あっちで拭きましょう!あっちで!……ああっ、でもこの瞬間のやりとりを見ていたい……!佐天さん!自分で拭きます!』
佐天『えー』

黒子「……」

上条「……」

黒子「……」

上条「……」

黒子「……」

上条「……我慢してる場合じゃないだろ」

黒子「……ふん、あなたが先に行ってきたらどうですの?」

上条「お前のせいだろコレ!」

黒子「いいえ違います。あなた発祥です」

上条「八倍の尿意を我慢させられる身にもなってくれ……」

黒子「(私もギリギリになってきましたわ……)……っ。わ、分かりました、同時に!同時にですわよ!」

上条「お、おう。善処する」

――トイレ――
上条「電話しながら用を足すとか……」

黒子『いいですの!?合図したらすぐに切らないと承知しませんわよ!』

上条「分かってるよ。恥はかかせられないからな」

黒子『こんなタイミングで気遣ってくれなくても結構ですの!……じゅ、準備はよろしくて……?』

上条「お、おお」

黒子『テンカウントで行きますわよ。無心で!無心で!』

上条「待って長い長い!5から始めて!」

黒子『そ、その通りですわね。……では、5』

上条「4」

黒子『3』

上条「2」

黒子・上条「1!」

初春『以下、キュアレモネードのイメージでお楽しみください』
木山『はじけるレモンの香りだな……。子どもたちが変身するときに言っていたぞ。まるでトイレの芳香剤の様だ……』
初春『さしずめ私は、知性の蒼き泉でしょうか』
木山『それもトイレっぽいぞ』
初春『……』
佐天『ういはるーっ。ごはんできたよー』
初春『ありがとうございます佐天さん……って、鍋ですか!?張り込み中に鍋ですか!?』
佐天『えへへ、木山先生が来てくれたから張り切っちゃった』
木山『暑くなりそうだし脱ぐか……』
初春『佐天さん、いいですか?私は今、大事なお仕事の最中なのです』
佐天『うんうん。だから食べて体力付けないと!』
初春『監視をおろそかにするわけにはいかないのですよ!だからよそってください佐天さん!つくね多めで!』
佐天『えー』

――帰り道――
上条「……爽快感も八倍か」

黒子「……」

上条「いや、待てよ?この場合お互いの感覚が同時に出発点になってるから、ちょっと計算が違ってくるのか」

黒子「……」

上条「初期の時点で俺が1、白井が1だぁ?ると片道でお互いが2になって……」

黒子「……」

上条「一往復で1+1+2=4がまた相手に、あ、これ倍になってくのか?1+1+2+4+8+16=32……だと……?」

上条「これで合ってるか?白井」

黒子「……」

上条「……白井?」

黒子「……うっ、ぐすっ……」

上条「げっ!?」

黒子「……こんな……こんな恥辱……っ」

上条(頬が熱い……。泣いてるのか)

黒子「あなたは何も感じませんの!?自分の、は、排泄の感覚を他人と共有するなんて……」

上条「……まあ、確かに。でもな白井」

黒子「デモもクーデターもありませんわ!お嫁に行けない身体にされて……っ!」

上条「まあ、聞けって。……お前で良かったよ、白井」

黒子「……はあ?」

上条「他の奴だったら……間違いなく最初に尿意に襲われたときにパニックになってたからな。お前がすげー冷静に対処してくれて助かったんだぜ?
お前から見て俺がどうだか知らないけどさ、少なくとも、あれで俺はお前を信頼した。信じることにした。だから俺は動じないぜ」

黒子「……べ、別にあれくらい……。私だって切羽詰まっていましたし」

上条「だからこそだ。まだ若いのにすげーよ!
俺は信じてるぜ?お前と一緒なら、すぐに解決するってな」

黒子「…………この男は……」


初春『あの展開からフラグに持って行くとは』
木山『お前は反省しろ』
初春『正直すいませんでした』
木山『しかし男らしいな。惚れてしまいそうだ』
初春『いや、かなり間抜けな話ですよこれ』
木山『火照ってきた……。脱ぐか』
佐天『ちょ、ちょっと木山先生!初春なに見てるの!?アブナイ系!?』
初春『違いますよ!仕事です、お仕事!』
佐天『そ、そうかぁー……。ホントに?』
初春『本当です!今いいところなんですから!あ、しらたきください』
佐天『えー』

すいません。ちょいと初詣にいってきます。一時間で戻るかと。
新年早々何やってるんでしょうね……。

とりあえずお風呂編まで書きためてあるので、それまでお付き合い下さい。

リア充ばっかじゃねーかwwwwwww

俺が書く!!!!!

ただいまです。親と就職祈願に行って参りました。リア充の初詣が一時間で終わる?そげぶ。

これは>>649待ちでしょうか?

上条「ホラ、ここがいいんだろッ!!」

 上条はハイになっていた。新年を迎え、白井黒子という少女を思う存分犯しながら初詣で並ぶ人たちを見ていた。
 黒子はスカート1枚というあられもない格好で、観衆に見られながらヒィヒィ声を出してヨガっていた。

黒子「ふひぃいい、もうダメれすううすぅううう!! これ以上は黒子が黒子がぁあああ!!!
    もっと、もっとですのよお、ああんあ、違いますう、もうちょっと奥を突いて下さいなああああああああ
    あんぁああんんぁ、そうですうぅぅぅうう!! そこれすぅうううううう!! パンピーに見られながら黒子は犯されていましゅううううううう」

上条「へへっ、こりゃとんでもない変態さんじゃねえか。俺のエクスカリバーも昂ぶってきたんじゃねーかぁ!!」

 周囲からはジャッジメントに通報したほうが……とか 
 俺もやりてぇ……なんて声まであがっていた。

黒子「はひぃいいいいい、気持ちいいでしゅううううううう!!!!! もうイきそうでしゅうううう!!!」
    マンコからだらしなく愛液垂らしてましゅううぅぅぅぅうううう!!」

上条「汚ねえ、女だよ、ったく。犯す身にもなってみろっつーの」

黒子「あひひゃあ、キタ、キタ、キタ、キタアアアアアアアアア1!!!
    イちゃいますうううううぅぅぅぅう!! はぁああん!!!!!!!!!!!」

上条「っち、勝手にイってんじゃねーよ、メスブタが」

 イったばかりの黒子に追い討ちをかけるかのように腰を振る上条。
 黒子がまたイくのにはそう時間がかからなかった。

上条「罰としてあと3回イったら御坂も俺の奴隷にしてやるよ」

 

ゴメン、何も予定のない悲しさを文章にしたらこんな感じになっちゃた☆

黒子「……全く、あなたのその思考回路には呆れてものも言えませんわ」

上条「前向きにやってくのが一番だぜ?とりあえず明日、学校サボって心当たりを回るか」

黒子「ダメですの!ちゃんと学校には行きなさい!」

上条「え?いいのか?一刻も早く……」

黒子「……何度目の不本意かは忘れましたが、私もこの身、あなたに委ねます」
黒子「お姉様のことといい、今回の件といい……あなたには少なからぬ因縁があるようですしね。これを機に、色々と分析させていただきますわ」

上条「……お手柔らかに頼むぜ」

黒子「さあ?それはあなたの態度次第ですの。お姉様に手出ししたり、初春に手出ししたりしなければ」

上条「いや、それは向こうから勝手に仕掛けてくるんだが」

黒子「そういえば、初春とは昨日知り合ったと言っていましたっけ」

上条「ああ。なんか学校でPCを使わせてもらってたら、急にハッキングに遭ってな」

黒子「ハッキング?」

上条「そこにたまたま通りがかった初春さんが颯爽と」

黒子「いやいやいやいや」

上条「ん?なんか不自然なところあったか?」

黒子「あー……、何でもないですの」

上条「……そか。ま、よろしくな白井」

黒子「こちらこそ、ですわ上条当麻。短い付き合いになるでしょうけど」

上条「ははっ、だといいな」ポンポン

黒子「っ、気軽に頭に触れないでくださる!?」

上条「おー、俺って結構拳圧があるんだな」

黒子「むきーっ!」

上条「お、殴るのか?殴ると自分も痛いぞ?」

黒子「くっ……。少しおだてるとこの男……。はっ!そうですわ!自分を痛めつければ!」ベシベシ

上条「しまった!ぐああああああああああっ!」

黒子「きゃうっ!?……っ、はぁ……はぁ……。私は五倍……あなたは八倍ですの……」

上条「……すまん。正直見くびってた」

黒子「……ふふっ」

上条「……ははっ」

黒子「なかなか、新鮮な感覚ですわね」

上条「だろ?前向きに行こうぜ」

黒子「ふふっ。そうですわね。それでは改めて」

上条「ああ。また明日連絡するよ」

黒子「ええ。お待ちしていますわ」


初春『きゃー!きゃー!きゃー!』
木山『――かくして、波乱に富んだ彼らの一日は終わった。しかしまだ困難は残っている。それは排べnぐっ!?――』
初春『きゃー!きゃー!きゃー!』
木山『……現実から目を背ける気か……』
初春『でもでも、いい感じでしたよ!?御坂さんの思惑が達成されるのももうすぐです!』
木山『いや……、彼女には黙っておいた方が』
初春『それはもちろんですよ!彼女の雷撃が鍵なんですから!』
木山『……あ、そう』
佐天『なになにー?御坂さんがなんてー?』
初春『えっ!?……あ、佐天さん、お鍋洗ってくれました?』
佐天『えー』

――風呂――
上条「――とは言ったものの」

黒子『今日一日で電話代が……』

上条「風呂だ」

黒子『お風呂ですわね』

上条「怪しまれないか?通話しながら入って。そっち二人部屋なんだろ?」

黒子『その点は心配には及びませんわ。お姉様にさえ気をつければ。一緒に入るのは避けましたし』

上条「まあ、風呂場でアイツを刺激したら白井が感電死しそうだしな」

黒子『いえ、そうではなくて。……本当に気付いてないんですのね』

上条「ん?何が?」

黒子『結構ですわ。そちらの方が都合がいいですし』

上条「それで、俺は風呂を出てから身体を洗う派なんだが。自宅の風呂だし寝床だし」

黒子『寝床?』

上条「いや、それは置いておいてだ。寮の風呂じゃそういうわけにもいかないか」

黒子『そうですわね……。合わせてくださる?』

上条「おう。いいぜ」

木山『先刻二人が別れた時点で――観測終了の宣言と共に彼女は寝てしまった』
木山『つまり今、ここには私一人……』
木山『ふっ、ふふふふふふ。惜しいことをしたな……。当然録画だ。自分用に』
木山『さて、脱ぐか……』

上条「……さて、どこから洗いますか」

黒子『当然頭からですの』

上条「だな。って、そうか。今髪の毛下ろしてるのか」

黒子『ええ。それが何か?』

上条「背中がちくちくする」

黒子『……確かに、八倍になると気になるかも知れませんわね』

上条「お、これはシャンプーハットか」

黒子『殿方は気楽そうで羨ましいですの』

上条「まあ、女の子に比べればなあ……。じゃあ、濡らすぞ」

黒子『あ、ちょっと待ってくださる?スピーカーモードにしますわ』

上条「おお、そうだな。耐水性だが俺もそうするか」

黒子『……じゃ、行きますわよ』

上条「お前の推論によると、温度は何度往復してもその温度、なんだよな……?40℃が八倍になったらたまらねえぞ」

黒子『いえ、大丈夫のはずですわ。コーヒー缶の時も、コーヒー缶の温度が上がったわけではなかったでしょう?』

上条「そうだな。痛覚を刺激しなければ大丈夫か」

黒子『そういうことですの』

上条「よし。ざばざばーっと」

黒子『ざばざばー』

上条「うわ、すげえ違和感」

黒子『いいからシャンプーを』

上条「よし。一気に」

黒子『て い ね い に!ガシガシやったら許しませんわ!』

上条「頭皮のマッサージなんだから、ちょっとくらい強めの方がいいじゃねえか」

黒子『じゃあ、ちょっと味わってみてくださる?今から頭皮のツボを押しますわ』

上条「おう!……って、いてえ!裸足で健康コース歩いてる時みたいにいてえ!」

黒子『……しかも、痛いだけでコリがほぐれるほど強く押せていないんですの』

上条「身にしみてよく分かりましたよ……」

木山『いい雰囲気じゃないか。異様ではあるが』
木山『しかし私が望んでいるのは……身体だ』
木山『……少し飛ばすぞ……』

上条「……腕と背中は泡だらけだ」

黒子『……』

上条「次は上半身前面だな。いいかー?」

黒子『ちょ、ちょっと待ってくださいまし!』

上条「何だ?また何かコツでもあるのか?」

黒子『……あ、いえ……』

上条「どうした?」

黒子『…………』

上条「気になることがあんなら、遠慮なく話してくれよ。こうなったら一蓮托生だし、それにさっき言っただろ?信頼してるって」

黒子『……っ。しかし……』

上条「ま、何でも話せってわけじゃないけどさ」

黒子『…………うですわよ』

上条「ん?」

黒子『他言無用ですわよ!行きますわ!』

上条「お、おう!って……、これは……この感覚は……っ!」

黒子『あ……っあ……ふ』

上条(は……八倍っ……)

黒子『は……早く洗い終えて……っあ!くださいまし……っ』

上条「うっ……すまん、急ぐぞ」

黒子『~~~っっ!!て、丁寧にっ!』

上条(白井……乳首弱いのか……っ)

上条「あ」

黒子『え?』

上条「」

黒子『』

上条「勃った」

?黒子『きゃああああああぁぁぁぁっ!?……っあん!』

『黒子ー、どうしたー?』

黒子『な、何でも……っ!ぁ、ありませんわお姉様!』

黒子『ななななな何ですのこの感覚!?』

上条「……面目ない」

黒子『いいから!いいから早く鎮めて!』

上条「いや、こうなっちまったらしばらく無理だ」

黒子『いっ、今のうちに洗いきりますのよ!ちょっとくらいの刺激には耐えてみせなさい!』

上条「お……おお!」


黒子『あああん!』
上条「こんちくしょおおお!」

木山『……』
佐天『……』
木山『……ほう。これは』
佐天『……』
木山『……私の技術も捨てた物ではないな……』
佐天『……』
木山『……』ヌギッ
佐天『……』ジーッ
木山『!!??』
佐天『あ、あはは……』
木山『い、いつから……』
佐天『上条さんが「あ、そういえば風呂に入るときはどうするんだ?白井に連絡しておくか」と言ったあたりから』
木山『……読者よりも前からか……』
佐天『……木山先生』
木山『……ダビングだ。ダビングで手を打とう……』
佐天『えへへ///』

黒子『……っ、あっ、あうっ……』ビクンビクン

上条「……はぁ、はぁ……な、何とか洗い終えたな……」

黒子『……足の指の間が弱点ですのね』

上条「なっ!?お、お前こそ脇が敏感じゃねえか!」

黒子『っ!?やはり不埒なことを考えて……いいからそれを鎮めなさい!』

上条「興奮してるのはそっちだろうが!」

黒子『そんなはずありませんわ!』

上条「…………」

黒子『…………』

上条「……寝るか」

黒子『ええ……』

上条さんのちんちんが勃つと黒子のどこがたつの?

>>679
クリt(ry

>>679
ないけどあるような感覚?のイメージです。


黒子『いいですの!?身体は許しても心は……!!』

上条「『出すぞー』って言えばいいのか?」

黒子『お姉様のものです!』

上条「……あれ、そういえばビリビリは大丈夫なのか!?」

黒子『あ』


――黒子・御坂部屋――
黒子(あの男……まだ治まらないんですの?股間に違和感が……)

黒子「た、ただいま上がりました。お姉様。黒子めは疲れているのでお先に休んでも――」

御坂「……あんた、お風呂で何してたの?」

黒子「!!?……い、いえ、ちょっと独り言を」

御坂「なんか絶叫してたじゃない。仕事でどこか痛めた?ちょっと見せてみなさいよ」

黒子「だ、大丈夫ですの!お姉様に心配していただけるだけで充分ですわ!」

>>681
あ、もちろんそちらはビンビンです。

?御坂「まったく……あんたねえ、肝心な時だけ私に頼らなくてどうするのよ」

黒子(ゆっ、夢のような言葉……!しかし、こんな状況じゃなければ……)

御坂「何?前屈みになっちゃって……胸とかなの?パジャマめくるわよ」

黒子「だ、大丈夫ですから!」

黒子(お姉様の美乳の感触が五倍に……!させませんわ!共有なんてさせられない……っ!)ヒュン

御坂「あ、逃げた」

黒子「その、あの、一晩寝れば治りますから!」バサッ

御坂「ふーん……」

御坂(黒子が私から離れるなんて……。初春さん、うまくやったのかしら)

木山『寝たか……』
佐天『ねえ、木山先生』
木山『……まだ何か……?』
佐天『あたしもあれ欲しいなー、なんて』
木山『……ダメだ……。三人につけると感覚が鋭敏になりすぎる……』
佐天『……ちぇー』
木山『諦めたほうがいい……』
佐天『…………』

?――翌朝、風紀委員会――
黒子(……こんな時に限って強化週間だなんて……)

初春「しーらいさん!」コチョコチョ

黒子「ひゃあっ!?佐天さん!?……じゃなくて初春!?」

初春「どうしたんですか?いつもは凛としていて隙のない感じの白井さんが……。うりゃ!」ツンツン

黒子「にゃあっ!?」

prrrrrrrrr!

上条『朝から何すんだーっ!』

黒子「わ、私は悪くないですわ!……って!あなたこそまた荒ぶっているんですの!?鎮めてくださいまし!」

上条『あー、これは生理現象だから、ちょっと待ってな』

初春「誰と電話してるんですかー?うりうり」

黒子・上条「くあっ!!?」

初春「あっ、今朝買ったロック用の氷が手から滑っちゃいました!そして白井さんの背中に!」

黒子「ちょ、やめ……!ああん!」

上条『おいこら!氷で感じてんじゃねー!』

?黒子(昨日結局処理しないで寝てしまったから……。感覚がいつもより……!)

初春「あれれ~?白井さんの電話の相手ってもしかして……」

黒子「え……」ビクッ

固法「ちょっと、コナン君じゃないんだから。そこの二人、真面目にやりなさい!」

黒子「そ、そうですわ!初春、ちょっとあっちへ……」

初春「分かりましたー!」

黒子「っはぁ……」

上条『予断を許さない状況だな……』

黒子「本当ですの。やはりあなたの言うとおり、早めに除去するべきですわね……」

上条『心当たりならあるぞ。両生類みたいな人だが』

黒子「いえ、その前に木山先生に接触してみましょう。時間は……」

上条『あー、それなんだが』

黒子「なんですの?」

上条『朝メシ、どうするんだ?お前の所は寮のメシが出るのか知らないが、味覚が混ざったら大変なことになるぞ』

黒子「……もっともですわ。では、例の自動販売機前に集合して朝を食べに行きましょう」

?――どっかの適当なカフェ――
黒子「…………」

上条「…………」

黒子「せーの、ですの」

上条「うりゃ!」ガブッ

黒子「……っ!タマネギが……!!」

上条「お前の舌幼すぎるだろ!ピーマンめっちゃ苦いぞ!」

黒子「失礼な!あなたこそ味覚が麻痺してるんじゃないですの!?」

初春「あれ?お二人さん」

佐天「あ……、白井さん、と上条さん」

黒子「げっ!?」

上条「お、おはよう。初春さん、と……そちらは?」

佐天「佐天です。佐天涙子」

上条「そっか。よろしくな」

佐天(ヤバい……。昨日あんなところ見ちゃったから……)

初春「今朝食ですか?二人一緒に」

?黒子「こ、これには……マリアナ海溝よりも深い事情があるんですの」

佐天「そ、そうですか」(これは照れる……)

初春「あれ?でも二人は犬猿の仲だったと思うんですけど……」

黒子「そ、そんなことありませんわ!ねえ!?」

上条「ああ。思ったより頼れる奴だしな」

黒子「ちょ……素でそういうことを……」

初春「じゃあ、これを差し入れしますよ!本当は佐天さんと二人で食べるつもりだったんですけど」

佐天「えー」

黒子「こ、これは……」

上条「イカの活刺し……だと……?」

黒子「う、初春……。一体どこからこんなものを……」

初春「さっき、馴染みの魚屋さんがくれたんです!『学校行く前にイカ臭くなっとくと頭の花に優しいぜ!』って」

佐天「いや、それは苦しい」

上条「いや、刺身なんて滅多に食べれないからいただこう」

黒子「しょ、正気ですの!?これだから苦学生は……!」

?上条「さて、醤油に浸して……。おお!すげえ!うねうね動くぞ!」

黒子「ひっ……!」

初春「あれ?白井さんイカ苦手なんですか?」

黒子「そ、そんなことありませんわ!この白井黒子に死角などありませんの!」

上条「……脇」ボソッ

黒子(自分の手の甲をつねる)

上条「ぐあああああ!」

佐天「か、上条さん!?」

上条「いや、大丈夫大丈夫。さ、食うぞ白井」

初春・佐天「…………」ドキドキ

黒子・上条「せーの!」

黒子「~~~~っ!きゅ、吸盤が……!」

上条(うわ。ぬるぬる動く……!まるで……)

黒子(舌が犯されているみたいですわ……!!)

黒子「……んっ、ふくっ!」

?上条(熱い……!唾液分泌しすぎだろ!)ジロッ

黒子(あなたが舌を這いずり回らせるからいけないんですの!)ギロッ

上条(早く噛み切れよ!)ジーッ

黒子(噛もうとする度に逃げられてるのはそっちじゃありませんの!)ナンノコレシキ!

初春「とうとう、視線で会話する術を学びましたか……」

佐天(……あたしも欲しいなー)

初春「あ、二人とも声が漏れてる……」

佐天「さすがに手こずりすぎだよね」

初春「無意識にいじくりまわしてるんでしょうか」

上条(……おい!なんか乳首が)

黒子(あなたこそまたですの!?三度目ですわこの変態!)

上条(変態はどっちだよ!ってかヤベー。早く処理しないと……)

黒子(悔しいですけど、それには同意ですわ……)

上条(女の子もするんだな……。上条さんには分からない神秘の世界ですよ……)

黒子(…………っ!好きで話したんじゃありませんわ!)

?黒子「……っはー。はっ!?お、おいしかったですの!初春!」

上条「あれ?二人ともいないぞ」

黒子「あ、手紙が……」

『ごちそうさまでした』

黒子・上条「…………」

黒子「なっ、なななななっ……」カァァ

上条「どういう意味だ?食ったのこっちじゃねえか」

黒子「えっ」

上条「えっ」

黒子「……正気で言ってるんですの?」

上条「ん?ああ」

黒子「そ、そうですの……」

黒子(何故でしょう。少し残念ですわ……って!違う違う違う!しっかりしなさい黒子!)

上条「それはそうと、早く行こうぜ。木山先生だっけ?」

黒子「え、ええ!その通りですわ!このままじゃおかしくなってしまうかもですの!」

?上条「待ち合わせ場所はここでいいのか?まだ朝の九時だけど」

黒子「電話したところによりますと、『昨晩の激しい実験の影響で今起きた。その原因については分かっているので支度する』とのことですわ」

上条「そうか。何とかなりそうだな」

黒子「ええ。そうですわね」

上条「でもさ、何となく寂しいよな。まだまだ慣れてないけど、ようやく受け入れられたってのになあ」

黒子「……それは私も思ってましたわ」

上条「……この一日ですげえ体力使ったけど、本当に良かったよ、白井で」

黒子「…………」

上条「普段とは別の一面も見れたしな。お前、意外と可愛いところあるんだ」

黒子「……っ!私も……」

上条「ん?」

黒子「私も……あ、あなたとなら、もう少しだけ繋がっていてもいいかな、って思えるんですの。上条当麻――いえ、」

黒子「と、当麻さんっ!///」

上条「っ!」

黒子「張り合ってる振りしながら、最後は私に譲ってくれる……。あなた、優しすぎますわ」

?黒子「そして……少しだけ卑怯」

上条「白井……お前……」

黒子「……さ、もうすぐ木山先生がいらっしゃいますわ。こちらもなんて説明するのか準備しないと」

上条「……別に、バックレてもいいんじゃないか?」

黒子「……え?」

上条「先生には悪いけどさ、もう数日くらいどっか――そうだな、俺の家にでも身を隠してさ。お互いの感覚を、飽きるまで味わった後でもいいと思うぜ?」

上条「というか、俺がそうしたいし。ま、白井が情欲を抑えられるか心配だけどな」

黒子「し、失礼ですわね!私だってそのくらい……!」

上条「うりゃうりゃ」ツンツン

黒子「んあっ!…………もう!責任とってもらいますわよ!」

上条「望むところだ!刺激の強さに気絶すんなよ?」

黒子「それはこっちの台詞ですわ!お姉様と繋がるために鍛えたテク、味わってくださいまし!」



木山「その願い……叶えてしんぜよう」デデーン

上条・黒子「……え?」

?――数日後――
上条「くっ!……感じすぎだろ!黒子っ!」

黒子「ひゃあっ!?当麻様っ、こそっ、もう限界なんですの!?凄いのが……!ムクムクと……っ!!」

上条・黒子「っ、あっ、ああああああああああああああああああああっ!!」


初春「お二人、行為の最中にだけ呼び名が変わるんですね」

佐天「日常だといつもケンカしてるけどね。でも、上条さんの方からも突っかける人ってのは珍しい、か」

木山「データと映像はばっちりだ……。どれ、次は私が……」

佐天「え、ちょ、次はあたしが予約してあるんですよ!?その後も上条さんの知り合いの方々が次々と!」

初春「……これ、御坂さんにはどう説明しよう……。ちょっと調子のりすぎました……」

初春「あ!そうです!データを改竄して御坂さんを次の予約に……」

佐天「ダメーっ!」


黒子「いつか、お姉様と三人でやってみたいですわね、当麻さん」

上条「それは……うーん。不幸か……な?」
――おわり――

?皆様、あけましておめでとうございます。本当にすいませんでした。
新年補正もあるのか、たくさんの保守を頂けて幸せでした。
個人的には、佐天や御坂、あと特別枠で足チョンパされた状態のフレンダなんかとも、上条さんを繋げてみたいのですが、お風呂とかイカ刺しとかネタを注ぎ込んでしまったので、しばらくは充電期間にしようと思います。
重ねて、新年早々本当にすいませんでした。皆様とVIPにとってこの一年が素晴らしき(エロにまみれた)一年になりますように。読んでくれてありがとうございます。

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