佐天「こちら上条さん。私の彼氏です」 美琴「え・・・・?」(337)

あとはまかせた

美琴「……でも、上条は私の彼氏じゃ……」
佐天「いや私の彼氏ですけど……」
美琴「だってホラ(ツーショットを見せる)」
佐天「………もしかして」
美琴「……浮気……」
佐天「……許せませんね」
美琴「どうやら、乙女心を弄んだ駄犬にはお仕置きが必要みたいね」

上条「へっくしょん」
禁書「とうまー、くしゃみしてないで早くご飯頂戴」
上条「生理現象すら許さないとおっしゃるインデックスさんにはもう脱帽ですよほらあっちにドッグフードがあるから食べておいでーっって冗談だ頭を噛むな耳を引っ張るな!」
禁書「……あ」
上条「あーあー暴れるからお昼にする予定だったカップラーメンがバッキバキでまあ不思議!」
禁書「うー」
上条「オーケー落ち着こうインデックスサン。獲物を狙う眼をする前にちょっと買い物行ってくるから待っててくださいお願いします噛まないで」
禁書「……はやくしてね?」

上条「今日も予定外出費で家計簿がまっかっか~♪……ん?」

上条「…誰かに見られているような……?」


御坂妹「……ヒトマルニイゼロ、ターゲット外出を確認。お姉様への報告をお願いしますと御坂は作戦の開始を宣言します」

<コンビニ前>
美琴「知り合いの情報によると、たぶんあの馬鹿はここに来るはずよ」
佐天「そうですか………」
美琴「気を落とすのは分かるけど……もう、こうなったらしょうがないわよ」
佐天「………」
美琴「せめて気のすむまであいつをぼっこぼこにしますか」
佐天「そう、…ですね……」

美琴「あ、来た」

佐天「あれ……」
美琴「……なんで既に縄に捕らえられてボッコボコにされてんのよ」
上条「うぅ……お前の妹が……突然……」
美琴「あの子も思うところがあったみたいね……」
佐天「というより美琴さん、妹さんいらっしゃんったんですか」
美琴「ああ、まぁ……とにかく、この下種を思う存分殴れる場所にまで行きますか」
上条「なにイキナリ不穏な発言してるの!?俺が一体何をしたーっ!」
佐天「しらじらしい……!」
上条「佐天、さん……なんで怒ってるの!?怖いよ!?その力強く握った拳にメリケンが装着されているのは何故!?」

美琴「さて、路地裏にまでわざわざ引っ張ったわけだし」
佐天「……どうして……」
上条「ど、どうした?なんで泣いてるんだ?」
佐天「あ、あなたが……あなたが悪いんでしょう!?」
上条「いたっ!な、なに!?本当に心当たりがないんだけぎゃあああああああああ!こんのビリビリ中学生何をしやがる!」
美琴「もう何もしゃべらなくていいわ……」
上条「どうして!?これ何かのドッキリとかじゃないの!?ねぇ!?」
佐天「どうして!?どうしては、こっちのセリフよ!なんで浮気なんか……」

上条「浮気……?俺がいつそんなことを」
佐天「とぼけないでよ!」
美琴「佐天、もうこいつには何をいっても無駄だわ……」
上条「……おい、どういうことだ?」
佐天「あなたが、あなたが悪いんでしょう!?」
上条「がっ、い、痛い!結構痛いメリケンサックって!」
美琴「……」

美琴「もう、辛いでしょ?帰った方がいいわ……」
佐天「ぐすっ……は、はい……ひっく……」
上条「……それで、一体何があったんだ」
美琴「アンタ、佐天と付き合ってたんでしょ?」
上条「まぁ、そうだけど…」
美琴「それなのにあっちこっち女の子を追いかけまわしたりしてるから浮気だと思って愛想を尽かしたんでしょ」
上条「……そうか」
美琴「……確かにアンタはそういう目的で彼女たちの傍にいるわけじゃないのは知ってるけど、でもまぁ配慮が足りなかったわね」

上条「……縄、ほどいてくれるのか」
美琴「…ついでに、泣きたいなら私の胸で泣いてもいいのよ?」
上条「………ちょっとだけ、借りる」
ぎゅっ
美琴「……他の女の傍にいるから佐天は愛想を尽かしたって言ったそばから…」
上条「……うっ…・…ぐ……」
美琴「はいはい、わかったわよ。頭撫でてあげるから好きなだけ泣いてなさい」
上条「ひぐ……」

上条「……お前って、実はいい奴だったんだな…」
美琴「いいから顔を貸しなさい。涙でぐちゃぐちゃよ?」
上条「だー、自分で拭けるよ」
美琴「はいはい……それじゃ、さっさと家に戻ってあげなさいよ。お昼を待ってるんでしょ?」
上条「ああ……」
美琴「どうかしたの?」
上条「い、いや……なんでもない……この借りは、いつか返す」
美琴「ま、買い物の荷物ぐらいで許してあげるわ」


上条宅
上条「……ただいまー」
禁書「遅い!」
上条「ああ、悪い」
禁書「……?」
上条「……えーっとまずは湯を沸かさなきゃ…」
禁書「とうま」
上条「ぎゃー熱っ!な、なに!?今日も絶賛不幸中の上条さんに何用ですか!?」
禁書「カップラーメンは?」
上条「……Oh……」

禁書「カップラーメン買いに行ってカップラーメン忘れるなんて、とうまはおバカさんだね」
上条「何も言い返せない現状がとても辛い!」
禁書「お昼」
上条「うっ…」
禁書「どうするの!お昼!どうしてくれるのさ!」
上条「そ、そうだ!隣の土御門に突撃しよう!それしかない!」

土御門宅
舞夏「……うちの兄貴は外出中だ」
上条「いやあいつに用があるわけではないんだが……」
舞夏「じゃあ何」
上条「えー、えっとーあのーそうですねー今日はいい天気ですねー!」
舞夏「今私は忙しいからして早く要件を言わないとメイド硫酸かけるぞ」
上条「お昼御飯くれ!」
舞夏「間に合ってます」
バタン

上条「ど、どうする……八方ふさがりの上時間がない…あと五分もすればお腹をすかせたインデックスが俺を食べにくる…・・!」

上条「神様助けてー!」
美琴「何やってんのよ」
上条「突然現れた中学生に言うのはどうかと思うけど昼飯くれ!頼む!」
美琴「……なんで買い忘れてんのよ」
上条「あー、まぁ、なぁ……ちょっとショックが強かったのとーってそうではなく早くクレ!頼む死にたくないんだ!」
美琴「しょうがないわね、ほら」
上条「ありがとうございますビリビリ様!わたくし一生あなたについていきます!」
美琴「そ、そう?」

上条「でもなんで都合よく2人分のコンビニ弁当があるんだ?」
美琴「……黒子と食べようと思って」
上条「いいのか?それ食っていいのか俺!?明らかに殺されるビジョンしか見えない!」
美琴「後でもう一度買いに行くからいいわよ」
上条「……ならちょっと待っててくれ」
美琴「?」

上条宅
上条「インデックスさーんご飯ですよほらお弁当喜べいやごめんなさい遅れて本当に申し訳ないです!」
禁書「舞夏のご飯じゃないの…?」
上条「そんなに都合よくウマイ飯が食えるはずがないじゃないか!」
禁書「とうまは都合が悪すぎるだけだよね」
上条「しっとるわ!んじゃちょっと出かけてくるからいい子にしてお留守番してなさい電話に出ちゃダメだからね!」
禁書「もぐもぐ」

上条「お待たせいたしましたビリビリ中学生!」
美琴「美琴」
上条「へ?」
美琴「美琴と呼びなさい」
上条「ビリビリ?」
美琴「アンタ、私に散々借りがあるわよねぇ」
上条「さぁ行こう美琴!俺らのご飯が待ってるぞ!」
美琴「え、ちょ……ああ、なるほど。今弁当が減った分買いに行くのね」

ジャッジメント控室
佐天「初春…私、どうすれば……」
初春「……元気を出してください、佐天さん」
佐天「でも……もう、ダメだよ……いっぱいひどいことしちゃったよ…」
初春「きっと上条さんなら許してくれます。それに、上条さんに一番近いのはあなただったはずじゃないですか」
佐天「……美琴さんも……だよ…」
初春「……私に、いい考えがあります。きっとまた、仲良くなれますよ」
佐天「……うん、初春お願い。私、上条さんとこれっきりなんて嫌!」

公園
上条「なんでまたこんな高いホットドッグを」
美琴「久しぶりでしょ?」
上条「まぁ、二回目だからな!貧乏なウチにはこんな豪勢なもの食べる余裕なんてありません!」
美琴「……口の端にケチャップついてるわよ」
上条「おお?」
美琴「もう……ほら、とれた」
上条「……ありがとう」
美琴「いいのよ」
上条「……」

上条「……よく考えたら俺借り返せてないじゃん!何おごってもらってんの!?」
美琴「そういえばそうね」
上条「一緒に買い物すればチャラだったっけ?」
美琴「まぁ、そんなことをいった覚えもあったわね」
上条「じゃあさ、クリスマスも近いことだしその日に行こう」
美琴「……え」
上条「ああ、用事でもあったか?」
美琴「あ、ええ……も、もちろんよ!でもまぁしょうがないからちょっとだけ時間を割いてあげようかなー」
上条「んじゃ、また昼過ぎにこの公園に」
美琴「わかったわ」

ジャッジメント控室
初春「……今のところ、そんな感じですね」
佐天「そんな……」
初春「……それで、どうします?私は佐天さんに任せますよ」
佐天「でも、それは……ううん、やる!」
初春「そうですか……もしかしたら、とても辛いことになるかもしれませんよ」
佐天「それでも…!」
初春「わかりました。では、クリスマスに」
佐天「…うん。初春、ありがとう」
初春「いいんです。私、佐天さんのこと好きですから」
佐天「……!?」
初春「あ、そういう意味ではないです」

クリスマス
美琴「あいつとデート、か……」
美琴「色々あったけど、まぁ順調ね」
美琴「せっかくのクリスマスだし、キメちゃいますか!」
黒子「………私が何故か急に寮監に呼び出された理由はわかりましたが」
美琴「あ、あはは……まぁ、邪魔されちゃ困るもの」
黒子「……まぁ、いいです」
美琴「今日はいやに素直ね?」
黒子「だって、お姉様は私のところに帰ってきますもの」
美琴「…?」

公園
美琴「よし、入口に到着。待ち合わせ場所の時計台まであと少しっと」


美琴「着いたけどあいつは―――ああ、いたいた…………!?」



美琴「なんで、佐天が……」

佐天「こちら上条さん。私の彼氏です」
美琴「え・・・・?」


上条「……何かおかしいとは思ったんだ。だからその、……まぁ、なんだ」


上条「不幸だな」

おわり

ちょっとだけ補足説明すると、初春と黒子が美琴の寝とり作戦に気付いていたんですね。
それで「さすがにそれはどうよ?」と思った2人は佐天さんと情報共有。
佐天さんはもういちど上条さんと付き合いたいとのこと。
というより美琴の陰謀で勝手に別れさせられただけですが。
そしてクリスマスに美琴より早く佐天さんは上条に会いに行き、ネタばらし。
少しずつではあるが違和感を感じ取っていた上条もそれで納得。
結局、寝とろうとした美琴に現実を見せ付けて終わり。です。

初春「佐天さん遅いですね、ファミレスに集まってーなんてメール来たのに」
美琴「初春さんも何の事か聞いてないんだ?」
黒子「また新しい都市伝説とかじゃありませんの」
佐天「お待たせしましたー!」
黒子「遅いですわよ。一体なんの用ですの?」
佐天「エヘヘ…まぁまぁ落ち着いて落ち着いて。実は皆さんに重大発表があります」

佐天「実はこの度私に彼氏ができました!」
初春「ええええ!!さ、佐天さんホントですか!?」
佐天「これがホントなんだよ、ういはるー」
初春「わわわっ、なんでその流れでスカート捲ろうとするんですか!座ってて良かった。でもおめでとうございます!」
美琴「へー、おめでとう。佐天さんやるじゃない」
黒子「それは素直におめでたいですわね」

佐天「ありがとうございます。で、実は今日皆さんに会わせたくてその彼氏を連れてきたんですよ」
美琴「おおっ見たい見たい。佐天さんに相応しいか見定めてあげるわ」
黒子「お姉様は佐天さんの親かなにかですの…?」
初春「で、でも白井さんも会ってみたくありません?」
黒子「ま、まぁそれはそうですけど…」
佐天「じゃあ今外に待たせてるんで連れてきますね」

ktkr

美琴「どんな感じの人かな」
初春「佐天さんと合うタイプだとカッコイイ感じの人ですかね」
黒子「意外に真面目な殿方かもしれませんわよ」
美琴「それも気になるけど同い年かな?年上だったりして!」
初春「えぇーまさか」
佐天「お待たせしましたー」
美琴「待ってました!って、え…」

すまん、飯食べたいから書き込み遅くなります
SS初めてだからつまんなかったら落としてください

上条「えーと初めまして。上条です…ってビリビリ!?」
美琴「…な、なんであんたがいるのよ!!」
上条「いや佐天が友達に紹介したいって言うから来たんだけど。友達ってビリビリたちだったのか。ハァ…不幸だ」
美琴「じゃ…じゃあホントにあんたが佐天さんの…?」
黒子「予想以上に意外な方でしたわね」
美琴「…う、うん、そうね」
佐天「あれ、御坂さんたち上条さんと知り合いだったんですか?」
黒子「ええ、何度かお会いしたことがありましたの」

初春「わぁ凄い偶然ですね。佐天さん年上の方なんですか?」
佐天「うん。高校生なんだ」
上条「そうなんですよ、はい。あ、ただ決して中学生だからとかそういう理由で付き合った訳じゃないんで!ロリコンじゃないんで!そこんとこよろしくお願いします!!」
初春「ビクッ。は、はい…」
黒子「なにを必死になってますの…」
初春「えっと…上条さんは佐天さんのどんなとこがすきなんですか?」

上条さんの口調がいまいち把握出来てないから変かもしれないので各自脳内補正よろしく

佐天「ちょっと初春!恥ずかしいじゃん」
初春「良いじゃありませんか、せっかくですし」
上条「んーなんかすっごく俺逃げ出したい気分」
黒子「さぁさ、言ってさしあげなさいな」
上条「くっそ、上条さんは覚悟を決めるしかないようだな。…普段は明るく能天気な感じだけど実は何でも一生懸命なとこ…とかかな」
初春「佐天さん愛されてますね!羨ましいです」
佐天「もー恥ずかしくて顔熱いよ。上条さんもそんな褒めないでよー」
美琴「………」

黒子「で、御二人はいつから付き合ってなさいますの?」
佐天「えーと夏休みあたりだっけ?」
上条「そうそう。夜絡まれてた佐天を助けたのがきっかけだったな」
美琴(夏休み!?じゃああいつに恋人の振りしてもらってたときにはもう付き合ってた…?)
初春「わぁカッコいいですね」
上条「つってもカッコよく不良を倒したんじゃなくて身代わりになっただけどな。命からがらカッコ悪く逃げ延びたよ」
佐天「ううん、カッコ悪くなんてなかったよ。それに私凄く嬉しかった」
上条「佐天…」
黒子「…ごちそうさまですわね」
美琴「………………」

上条「そういや絡まれてたビリビリを助けようとして逆にビリビリにキレられたこともあったよな。
いやーあの時は流石の上条さんも焦った」
美琴「………………」
上条「って…ビリビリ?」
黒子「お姉様?」
美琴「!」「…あ~あったわねそんなことも!アハ、アハハハ」
上条「なんか変だぞビリビリ?」
美琴「そ、そんなことないわよ!佐天さんのことだ、大事にしなさいよ……いいわね!!」
上条「わ、わかりましたっ!」

それからしばらくして…
佐天「それじゃ今日はわざわざ集まってもらってありがとうございました」
初春「いえ楽しかったです。また明日ー」
上条「んじゃ送ってくよ、佐天」

黒子「しかしホント驚きましたわね」
初春「でも良い人そうで良かったですね。ちょくちょく不幸だ不幸だ言ってましたけど」
黒子「さ、私たちも帰りましょうか」
初春「そうですね。それじゃお先に失礼します」
美琴「……」
初春「…って御坂さんどうしました?そういえばさっきから様子が変でしたけど」

美琴「…え!?やだなー初春さん。なんでもないわよ、なんでも」
初春「そんな隠さなくても。なにがあったんですか?」
黒子「はっ!まさか佐天さんたちの仲睦まじい姿見てお姉様も恋人が欲しくなったとか…」
美琴「え…?」
黒子「そうなら何を悩む必要がありますの!身も心も理解しあった私という存在がいるじゃありませんの!!」
初春「はい?」
黒子「さぁ私の元にいらしてお姉様!いえ、やはり私がお姉様の胸に飛び込ませていただきますわ。おねぇさまぁあああああああああああ!!!」グシャッア!!
初春「白井さん!こんな時にふざけないでください」
黒子「ぐふ…初春に邪魔されるなんて。私いたって真面目ですわよ」
初春「余計タチ悪いですよ」

wkwk

美琴「…ホントになんでもないのよ。あ、今日発売の雑誌が気になってたのよ!そう!!」
黒子「雑誌ですの?」
美琴「そうなのよ、だからこれからコンビニ寄ってくるわ。黒子は先帰ってて。初春さんまたね」
初春「あっ御坂さーん…行っちゃった」
黒子「ふむ…これは確かになにかありますわね」
初春「白井さんからもそれとなく聞いてみて下さい。あんな元気ない御坂さん見たくありませんよ」
黒子「私も求愛行動に電撃で返してくれずスルーなさる程元気ないお姉様は見てて辛いですわ。やってみましょう」

美琴「ハァ…あんな嘘ついてきちゃったけど、どうしよ。でもあそこで本音漏らしたらきっと泣いちゃってたろうし。そんな情けない姿黒子たちに見せたくない…」
美琴「でもあいつが佐天さんと付き合ってたなんて…あれは!」ササッ
コンビニ店員「アリガトーゴザーマシター」
佐天「ごめんね、夕飯の材料買い出しまで付き合ってもらって」
上条「気にすんなよ、荷物重いだろ?それにまた『涙子』が変な奴に絡まれたら嫌だしな」
佐天「…『当麻さん』、ありがとう。せっかくだから夕飯食べていってよ」
美琴「…涙子?当麻さん?さっきは確か佐天、上条さんって…」

美琴「…ヤダ。…せっかく泣かないように黒子たちから逃げてきたのに…これじゃ」
美琴「…グス…私の方が佐天さんより早く…グス…あいつのこと好きになったのに…」
美琴「ヒック…私は毎日あいつのこと考えてたのに…ううう……グス……」
美琴「わ、私は……私は…私は!あいつのこと好きだったのに…!!なんで佐天さんがあいつと!」
美琴「…やだよ。こんなのやだよ」

ヤンデレールガンのSSはなんでいつも佐天さんが標的なんだよw

それからしばらくして深夜、美琴黒子の部屋
ガチャ…
美琴「……」
黒子「お姉様!心配しましたのよ、電話にも出ませんし事故にでもあったのかと」
美琴「そう……」
黒子「…お姉様、大丈夫ですの?目が赤いですわ」
美琴「…なんでもないわよ、気にしないで」
黒子「お姉様っ黒子には隠し事なさらないでください!黒子はいつでもお姉様の味方ですの、一人で抱え込まないで話してください!」
美琴「黒子……」

>>125
相手が神裂とかだったら、ただのバトル物になっちまうだろwww

しかし、黒子が隠れてそげぶと付き合ってる展開こそ至高

美琴「…いくら黒子でも話せないよ…話せない」
黒子「佐天さんが関係ありますの?」
美琴「……」
黒子「それとも上条…とおっしゃられました殿方ですの?」
美琴「!………」
黒子「…当たりですのね。よく考えれば簡単なことでしたの、前からお姉様はあの方と親交がありましたし」
黒子「お姉様はあの方のことがす…「黒子っ!!!」
美琴「それ以上…言わないで」

お前らお勧めのヤンデレールガンSSとかある?

黒子「なんでこんな所で……!誰か来たらどうす…んくぅ!!」

当麻「ほらほら、外でしてみたいって言ったのは黒子だろ?」パソパソ

黒子「だからって…昼間からこんな路地裏で…人に見られますわ!」

ドサッ

美琴「……え?」





美琴「あんたら、なに、してんの?」

美琴「私…あいつのこと好きだったんだ…」
黒子「お姉様…」
美琴「なんであいつと付き合うのが…私…じゃなくて佐天さんなんだろ…」
美琴「…なんで常盤台のレベル5、御坂美琴じゃなくて…佐天!…なんかと……」
黒子「………」
美琴「ハハ…嫌な奴だね私。友達の幸せ喜ぶどころか憎んでる。こんな姿黒子には見せたくなかったよ……」
黒子「お姉様、そこまであの方のことを想っていらしたの…」
美琴「もう佐天…さんにはあえないや。今なにするか自分でもわからない…もう駄目だよ」

>>134
さぁ続きを!

>>131
知ってるものならここらへん?かな

美琴「あんたよ!あんた!」上条「…………」
美琴「あんたよ!あんた!」上条「…………」 - SSまとめ速報
(http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1261027724/l50)
佐天「上条さん、か……別に格好良いって訳じゃないのになぁ」
佐天「上条さん、か……別に格好良いって訳じゃないのになぁ」 - SSまとめ速報
(http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1258861478/l50)
佐天「上条さん、か……別に格好良いって訳じゃないのになぁ」
佐天「上条さん、か……別に格好良いって訳じゃないのになぁ」 - SSまとめ速報
(http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1258394640/l50)


美琴「…ごめんね、憧れのお姉様がこんなんで」
黒子「謝らないで下さいな。お姉様が黒子に本心を打ち明けてくれて嬉しいですわ。それに…お姉様はお姉様ですの!」
美琴「うん…ありがとう。今日はもう寝るね」
黒子「はい…」
美琴(…佐天さんには悪いけどやっぱり私諦められないよ。こんな半端なままじゃやだもん…)

次の日
上条「フフーン♪フンフフーン♪フンバリバリバリフンフフーン♪」
土御門「かみやん、最近やけに上機嫌だにゃー」
上条「やっぱり彼女ってのは良いよな土御門。青春素晴らしい!幸せだー!」
土御門「まったく…あんまり熱入れすぎて他のこと疎かにしないようにな」
上条「わかってるよ。じゃまた明日な、舞夏によろしく」
土御門「にゃー」
上条「さて夕飯の買い物でもして帰るか」
タッタッタッタッ
美琴「…ハァハァ…ちょっと待ちなさーい!」

上条「え…ビリビリ?どしたよ、そんな走ってきて?」
美琴「う…それはその…えっと」
上条「?なんか昨日も変だったよな。もしかして俺またなんか怒らせるようなことしたか!?」
美琴「ち、ちがうわよ!私が言いたいのは…」
上条「…言いたいのは?」
美琴「スー…ハー…」
上条「なんなんだ?…ゴクッ…」


美琴「私はっあんたの…と、当麻のことが好きなの!!!」

上条「っ!!?」
美琴「…ハァ…ハァ」
上条「えっと、ビリビリが俺のことを好き…?」
美琴「そ、そうよ!ずっと好きだった!いつもあんたのこと考えてた!好きで好きでたまらない!!」
上条「まさかの展開に上条さんの処理能力じゃちょっと頭が追いつかない訳だが…」
美琴「私と…付き合えない?」
上条「……ビリビ…美琴、すまん。昨日紹介された通り俺は佐天の恋人なんだ。お前には応えられない…」
美琴「………そっか、そりゃそうだよね」

美琴「正直あんたはそういうと思った。そうじゃなきゃあんたじゃない」
上条「ビリビリ…」
美琴「せいぜい佐天さんを幸せにしてやんなさいよ!悲しませたら許さないからね」
上条「あぁ。ありがとう、またな」


美琴「あーあ、ふられちゃった。でもすっきりしたなぁ」
黒子「お姉様」
美琴「おー黒子!なんだ見てたの?」
黒子「すみません。なにやら走っているのを見かけたものですから、つい」

美琴「はは。綺麗にふられちゃったでしょ」
黒子「お姉様、そんな我慢なさらないで。今は泣いても良いと思いますわ」
美琴「なに言ってるのよ。別に我慢…なんて…グス…」
黒子「さぁ」ギュッ
美琴「う、うわぁああああああん」
黒子「お姉様…」

しばらくして
美琴「なんか今回は黒子に助けられっぱなしだね…おかげで大分吹っ切れたよ」
黒子「そんなこと。いつでも頼ってくださいまし!」
美琴「うん…ありがとう黒子。これからもよろしく」
黒子「では信頼の証に熱いキッスを!んんーー!!」ガバッ
美琴「えぇい!それはやめんか!!!」バリバリバリ
黒子「あぁああああっん!!これですわ!この電撃を黒子は待ってましたわ!お姉様ぁああああああああああぁああああっ!!」

END

惚気話を聞いてやっぱりあいつのこと好きなんだ・・・っていう展開まだー?

正直最後糞ですみませんでした
美琴をさらにどん底につき落とすことは出来きたんですが、
自分の力じゃそれを纏める事ができそうになかったんでこんな腑抜けた終わりになってしまいました
読んでくれた人ありがとうございました

                 rv―v―、 r-v-v

           r、      ノ     も( ノ ま (     ,ィx
         (\\(^}   ) !! S. っ ( ) だ (   /)///7
         {^ヽ^ヽ {   )  S. と ( ) だ (  / 'ヽ /

           \ `Y ノ}_  ハ  を  ノ 乂  ノ  {. 〈 /
              〉,r彡ハ  _>  < /  ま ( 人_ノ〉
              V   ∨ !! 美 も () !! だ( /  7 /
             'v   V  琴 っ ().  だ(/    /
                'v   V .を と 人_,ノ〈    /
              V   V rfテ弐ミk /   }'
                    'v   ',仔r=r弌リ'   /
                   'v   '({ ヾ二フ,j'   /
                  }    j个ー‐个ト,  /
                }> / />ュ<ト、\ノ{

                   _j/  / | / :| | \\
                  _,>、__, イ>\/ _」/\ ̄{_
             /  /:::::| \/__,>|:::::∧  {
                /|  ./:::::/  厂     |::::::::∧ |\
            / :| /:::::/   |o      〔::::::::::::∧.|  \
          / / /:::::/   :|o    丿:|:::::::::::::∧    \

>>168
スレ立てるだけ立ててなにもしなかったのに、
すばらしい文章ありがとうございました
本当に感謝してます\(^o^)/

>>34じゃないけど俺でよければ書く

>>180

>>134

>>181
期待してもいいのかい?

>>182
書いたことないからgdgdになるかも



美琴「あんたら、なに、してんの?」
黒子「お姉さまっ!!これは…その…あの…」
美琴「…邪魔したみたいね」ダッ
黒子「お姉さまッ!!だからこんなところじゃって言ってたじゃありませんの」
上条「別にビリビリに見られたぐらいいいじゃねえか」

期待

美琴「…グス…私、何でこんなに落ち込んでんだろう…
別にあいつのことなんて…何とも思ってないんだから」



上条「黒子ー、もうあいつに演技とかしなくていいからな」パソパソ
黒子「あんっ、あなたからしろっていったきたのにぃ」
上条「いいからいいから…そろそろいくぞー」パソパソパソパソパソパソ
黒子「ああんっ」

出来ればもう少しせくろすシーン濃厚にお願い
出来ればでいいけど

>>193
黒子とのか?


次の日

美琴「あ、黒子。昨日はごめんね、誰にも言わないから安心して」
黒子「お姉さまですか…別に気にしてないのでお気になさらないでください、では」
美琴「黒子?…どうしたんだろういつもなら引っ付いてはなれないのに」





昼休み

美琴「黒子、一緒にお弁当たべよ」
黒子「すいません、お姉さま。私、当麻様と食べるんですの」
美琴「…そう」



上条「黒子、はいアーン」
黒子「アーン。当麻様もアーン」
上条「アーン、うんおいしい。黒子は料理が上手いな」
黒子「そんな///」

美琴「………」

美琴「…どうして…私、あいつのこと好きだったの…かな?
黒子…私の方があいつと先にあってたのに・・・」




美琴「・・・」
黒子「あ、お姉さま。すいませんがちょっと席をはずしていただけません?
もうすぐで当麻様が来ますの。
まあもっとも、見たければいてもよろしくてよ?」
美琴「・・・」ダッ

上条「よー、黒子。電気女は大丈夫だったのか?」
黒子「余裕ですわ。ちょっと当麻様の名前を出せば飛び出しましたの」
上条「?よくわかんねえけど…始めるか」

エロは難しいので略します

美琴「…黒子…よくも私の当麻を…許さないんだから」



黒子「ああんっ、もっとー」
上条「おらおら」

いかん、ネタ切れだ...
どういう方向に持っていこうか

>>205
決めてくれ

205ならおれが書く

>>205
たのむ

演技じゃなくて本気で御坂のことを慕ってるほうがいいに決まってるだろう・・・
背徳感的に考えて

>>211
ごめんね

美琴「ねえ、アンタクリスマス暇でしょう? ちょっと付き合って貰いたいんだけど! 
    別にで、デートとかじゃあないから勘違いしないでよね」
上条「いや、その日用事があってビリビリに付き合う時間ないんだ悪いな」
美琴「……え? そ、そう。じゃあ別にいいわじゃあね」
   (何で用事あるのよ、アイツ……)
上条「あ、ああ。じゃあなビリビリ。あんま夜遊びしてんじゃねーぞ」
   (ん? メールか)


佐天『クリスマス、何処に行きますー?
    ちょっとケーキが美味しいお店とか寄りたいですねー』

上条『上条さんにまかせておきなさい! クラスメイトが土地に詳しいんだ
    場所は当日のお楽しみってことで(はぁと』

佐天『わーい、それじゃあ駅前に12時で待ってますので遅刻しないで下さいねー』
 
 そうして上条と佐天は当日の待ち合わせを組み立てた。

当麻「あー、いやっ…これはだな…」

美琴「黒子、いつそいつと知り合ったの?隣で嫉妬してるフリして…よろしくやってたなんて、ほんといい面の皮よね」

美琴「でもね、あんたは悪くないわ。私が気持ちをはっきり伝えないからどんかんなあんたには伝わらなかっただけだし」

美琴「今日だって、そうやって見せつけてたんでしょ!?こっちがあんたの家に手土産持って行くところを見て、二人して笑ってたんだろ!!!」

当麻「御さk」←イケメンAA

美琴「来ないで!!」ダッ

当麻「…」

黒子「追わなくて、いいんですの?」

当麻「追ってどーすんだよ?フォローはするから、さ」

当麻「部屋、来るか?」

………

「そうですわね」

黒子「お姉様? なんか元気がありませんわね今日は素晴らしき聖夜の一日!
    なんでしたらこの黒子と一緒にお買い物でも致しませんか」
美琴「……そうねー、部屋に篭ってても何もならないわね、じゃあ駅中心にウィンドウショッピング
    でも楽しみましょうか」
黒子「はぁはぁ、お姉様とショッピング、聖夜にショッピング。ふひひひひひ」
美琴「あんた、思考がダダ漏れだから気をつけなさい。うっかり雷撃飛ばしそうになるから」

 時間はちょうどお昼の12時頃。
 上条と佐天は既に駅で合流していた。

上条「あれ、涙子早いな。もしかして待ったか?」
佐天「早く来たのは私の気持ちだから別に大丈夫でーす」
上条「上条さんは感動で抱きしめたくなりましたよ、ええ」
佐天「まだダメ、そういうのはあとでじっくり楽しもうじゃないですか  
   今日は上条さんが何処に連れていってくれるのかとっても楽しみにしていますから」
上条「じゃあまずは食事からすませるか、とっておきの店、紹介してやるからな」
 上条と佐天は街中を手を繋いで歩いていった。

美琴「黒子、昼はイタリアン? フレンチ? どっちがいい?」
黒子「でしたらイタリアンでお願い致しますわ」
美琴「じゃあ、あっちね」

 上条達と同じ学生街を歩く美琴達。
 まだ道は交差していない。

上条「じゃじゃーん。ここが本日のランチタイム。
    『イタリアのランチ亭』1つ星の称号も貰っている味のよさは保障するぜー」
佐天「うっわー、おしゃれなお店ですねー。私こういう所入ったことありませんけどジーンズ
    とかで大丈夫なんでしょうか?」
上条「大丈夫大丈夫。なんたってここは学生の街だ。スニーカーで入店している奴も普通にいる。」

 上条達はお店に入店する。
 店員の軽やかな挨拶がこだまし席へ案内される。
 丁度席が入れ替わりに空いてすんなりと座ることができた。

当麻「ただいまー」

インうんたら「おかえりとーま!!…っておじょー。また来たの?」

黒子「こんばんは。材料、買って来ましたからみんなで鍋でもいただきましょう」

インry「ううん、いらない。子萌のところに行って来るんだよ。2人で食べなよ」

インry「いってきまーす」とてとて

インry「ボソ(また外でとーまとしてきたのかな?隠し切れるとでも思った?薄汚いメスの匂いがプンプンするんだけど)」

インry「じゃあね」バタン

黒子「…………」

小萌だあぁ
恥ずかしい

美琴「今日はここでいいかしらね」
黒子「お姉様と一緒でしたら黒子は何処でも歓迎致しますわ」

 美琴達が入店したのは『イタリアのランチ亭』
 偶然か運命のイタズラか。果たして不幸なのはどっちであったのか。

美琴「ここのパスタすっごく美味しいって評判なのよねー、トマトの味も良いって
    この美琴さんも実は月に何回か通っているのよ」
黒子「まあまあ、またお姉様のパーソナルデータが増えましたわ!!」 
 美琴が軽く電気デコピンを食らわせようかと思ったとき、店の中でガラスを割るような
 凶音が響いた。

ウエイトレス「本当に申し訳ございませんでした。すぐに替えをお持ち致します」
 巨乳なドジっ娘ウエイトレスが男子高校生らしき人物に謝る。
 美琴はその男子高校生を知っていた。

美琴「ちょっとアンタ、こんなところで何やってるのよ?   
    この美琴さんの誘いを断っておいて」
佐天「あれ? 御坂さんじゃないですかー、こんにちはー」
美琴「え、佐天さん? どうしてここに?」
上条「え、何? このビリビリと知り合いなのか? 涙子」
美琴「…………涙子? アンタ何軽々しく名前で呼び捨てしてんのよ」
佐天「御坂さんも上条さんと知り合いだったんですね、ビックリしました
    あの、こちら私の彼氏の上条さんです。付き合いはじめてまだ1ヶ月経ってないんですけど
    すっごく素敵な人でゾッコンラブなんですーナハハ」

ゼロから書くのってめんどいですね、思ったより
まあこのあと修羅場になりつつ佐天が勝利するてことで終わります。
結論言うと美琴はスルーされてる方が魅力あるってことで

あとは ID:olCe8b/fPさん頑張って下さい

>>224

            _____
      r'ff77"/////〃〃∠=:、      フ ア ツ ク
.     レ'''‐-!!!-‐::''"::::゙::ヾ:三三l     lニ    l
.    l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:三三!    ! U C K

    |;:、:ニニニニニ:::::_;;::、:::::::l三三l          ユ ー
.    l´\゙ll::!:::lLニ-‐'' ̄::::::|三三ト、       ヽ/
    }==。ァ ::,, ==。== ::::::r;=、ミ|. \      l  O U
.    l.`ニ! ::::: `ニ二´  :::::rニ||:ミ!  ヽ、._
 _,... -‐1 ! :::::_┐ヽ._    ::::::-リ ミ|   l
     l/゙= ---─っヽ  ::::下ミ:ミミ|   | ぶち殺すぞ………
      l ` ̄ ̄´  | .::::::|:: ヾ:ミ|   |
       ト、 ゙゙゙゙ ........_;;:::-‐':::   >|   |  ゴミめ……!
   , --、 |  ` Tヾ ̄::::::::   / |.    |
  l;';';';';';}|.    | \    ./   |     |
.  〉-y'´|   _|   \ /    |_    :|
  /7./ .>'' ´ |   / \     | `''‐<

>>224
どうぞどうぞ

美琴「え……彼氏? こいつが?」
佐天「とっても素敵ですよね」
上条「あんまり言うなよ涙子、恥ずかしいじゃねーか、
    ってなんかバチバチいってますけどどうしたのでしょうかこの御坂さんは?!」
美琴「ふーん、アンタ彼女とデートだったから……とりあえずこれでも食らいなさい――――」
 幻想殺しの右手を突き出し全ての雷撃の槍を打消す。
 幸いにもお店に被害は出なかった。
上条「テメェこのビリビリ、店の中で能力使うとか! テヘッじゃ済まされねーぞ!!」
黒子「お姉様、ここは食事を終わらせたほうがスマートではなくて?
    話合いなら外にある公園で」
美琴「解ったわよ。それじゃあここが終わったらじーーーっくり話を聞かせて貰うからね」

佐天「それにしてもビックリしました。御坂さんとはいつから知り合っていたのですかぁ?」
上条「たぶん、夏休みのちょっと前辺り」
佐天「結構アバウトですね、仲良さそうに見えましたけど」
上条「アイツよく絡んでくるんだよなあ、まあ悪い奴じゃあないしいいんだけどな」
佐天「食べ終わりましたら、先行っちゃいません? 今日は恋人達が主役の日ですし、話し合いなら
    後日にゆっくりすればいいと思うんですよねー」
上条「そうだな、今日は俺達だけで楽しむか、わざわざ御坂に付き合うこともないしな」

 食事をも意琴達より早く済ませ、美琴の目は「待ってなさい」
 と告げていたが上条達は手を振った。じゃあね。という合図を含めて。

美琴「……で、なんであのバカと佐天さんはいなくなっているわけ?」
黒子「これは一本取られましたわね。お姉様。私達だけでゆっくりランジェリーショップでも周りましょうか」
 美琴は電撃を近くのベンチに直撃させ破壊する。
 当然街のセキュリティーが働き、黒子が慌ててテレポートを自分達に発動させる。
黒子「ちょっとお姉様。お怒りは解りますが堪えてくださいませ!!」
美琴「バッティングセンター行くわよ、黒子」
 美琴の目は据わっていて、目の奥に隠された青い炎のような輝きは決して消えることはない。
黒子「ら、了解ですわ! お姉様」


上条「食事の後は運動だよなー、野球とか好きか? 涙子」
佐天「お父さんがよくテレビに噛り付くように見てました。チャンネル変えると五月蝿くって、
    なんか懐かしいです」
上条「よおし、じゃあバッティングセンターでも行きますか! 上条さんがホームランの大量生産するところを
    見ているがよい、なんつってー」
佐天「私だって、打ちまくりますよぉー、それじゃあ多く打った方が勝ちってことで
    負けた人は買った人にキスのプレゼントとかどうです」
上条「それどっちが勝っても結果は同じじゃねーか、なんていう策士なんだ。改めて女の怖さを思い知ったぜ」
佐天「それじゃあしゅっぱーつ」
 
 この後、上条はやはり不幸だということが証明されるのであった。

 黒子は気づいてしまった。上条と佐天が手を繋いで仲良くバッテイングセンターに入ってくる所を。
黒子「ささ、お姉様ぁ。一番端っこの奴が一番速いコースという情報がありますのでそちらに参りましょう」
 回数カードを購入していた美琴はバットを天然芝生の上を引き摺らせながら奥へ向かって行った。
美琴「この美琴様を怒らせるとどうなるかボールでためしてあげるわ」
黒子「もう嫌な予感しか致しませんわ」


上条「何キロくらいで勝負するんだ。
    というか俺は涙子の選んだスピードの+40でやる」
佐天「後悔しても知りませんよ? じゃあ私は110kmで」
上条「(あれ、100kmのライン超えちゃうわけ?)
    じゃあ俺は150kmか……いいじゃねえか、やってやるぜ!!」
佐天「じゃあ上条さんが先行ってことで設定は終わっていますのでどうぞ」
 ネットをくぐり抜け打席へ立つ。もちろん右席である。
 その時、佐天は機械の下にオプションというものを見つけた。
『消える魔球』 『増える魔球』 『ランダム』
 ここは学園都市。超能力の街である。バッティングセンターも普通ではなかった。
佐天「とりあえずランダムってのを押してみよう」
上条「さぁーこい、なんだって打ってやるぜ!―――っておい!!
   球の大きさが変化しましたよ」
 第1球は空振り。150kmのスピードに加え、超能力もつけることにより外道な遊び場へ変貌する。
 球の数が増えたり、消えたり燃えたりと途中からは振ることも敵わず、
 結局上条は1球も攻略できず全敗した。
佐天「残念でしたねー、これで私が1球でも打ったら私の勝利が確定します」

同じく追いついてしまった…

上条「――で結局涙子も0球と。引き分けの場合、どうするんだー?」
佐天「そうですねえ、ってあっちの人凄い上手ですねー。ほぼ全部打ちとってませんか」
 上条達は一番端の席を使っていた人物を見る。
 ネットの後ろにいた黒子と目が合う。
黒子「あ」
 美琴は黒子の声に気づいて上条達を発見する。
 バットを力強く振ったと思った瞬間、ボールがバットに吸い寄せられるように直撃し、なせかボールが上条目掛けて
 飛んでいった。美琴は能力を使い磁気をボールの周囲に展開し電気でボールを操ったのだった。
上条「不幸だぁ――!!!」
 第1球、ボールは上条の右腕に直撃。幸い痛いのは生ボールの衝撃だけで蹉跌ソードによる切断は為されなかった。
 第2球、またもやボールは上条の右手に。痣が増えていった。
 第3球、上条は美琴へ向かい猛ダッシュをかける。右手でボールを跳ね除け、また痣を増やした。
 第4球、を打とうとしたところで上条は美琴の打席ボックスへ追いつく。
上条「いいかげんにしろビリビリ、殺す気なんですか?! 上条さんをまた病院送りにしたいんでしょうか!?
   だがなぁ、今日はまだ病院へ行く予定はあいにくとないんだよ」
美琴「アンタ……、何であの場から消えてんのよ? 私はちゃんと待っておいてねって言ったはずなんだけど?」
上条「話し合いなら今日が終わってからでもいいだろうが、今度ゆっくり聞いてやるから
   さっき帰ったのは悪かった、すまん、だから――」
美琴「私は!! 私だってアンタのことが好きなんだから、なんで気づいてくれないのよぉ!!」
上条・黒子「「……え?」」
美琴「アンタが佐天さんと付き合ってるなんて考えもしなかった。ううん、アンタが誰かと付き合ってるなんて
    思いたくなかった。アンタは女の子には囲まれてても、誰かと付き合うようなタイプには見えなかった。
    だから私はずっと、ずっと言い出せなかった。ううん、違う。
    私が臆病だったから言葉にして伝えられなかったの!!」

 佐天が上条に追いつき、美琴の叫びを聞いてしまう。
 このとき心が揺れ動いたのは誰――――?

ちょっと急に急を重ねて展開をはやめました。
ダラダラ書いてたら朝になってしまいそうでしたので。
とりあえずH入れて終わらせればいいかなって思ってますんで
このあと3Pへ移行します、では。続き書くよ。
さっき上で発言した修羅場云々はもう気にしないで下さい。

佐天「御坂さん、そんなにまで上条さんのことを……」
上条「御坂、気持ちってのは言わなきゃ伝わらねーんだよ……口にして言葉にすることで
    思いは伝わるんだ。だからさっきの言葉はちょっと響いたぜ」
黒子「やはり、この殿方には勝てないみたいですね、やれやれですわ。  
    でもお姉様、上条さんは現在、佐天さんの恋人ですのよ、どうするおつもりですの?」
美琴「佐天さん、勝負して欲しい! 上条当麻を賭けて!! 私が負けたらもうこいつのことは諦める。
    だから勝負して欲しい」
佐天「勝負はいいんですけど、種目はどうするんです? 私レベル0の無能力者なんでー
   御坂さんに勝てる部分が少ないというかあるんですか?」
美琴「こいつへの愛情よ!! どっちが上か勝負しましょう。そうホテルでも借りてね」
佐天「いいですよおー、それなら御坂さんに負ける気がしなくなりました」
 胸を少し誇張させ佐天は美琴を挑発した。美琴は佐天には電撃を使わず堂々とした出で立ちで腰に手を当てた。
上条「待て待て、俺を賞品扱いするな、というか愛情を確かめるのになんでホテルへ行かなきゃならんのだ」
黒子「決まってわすわ、そんなの。それではジャッジは私が務めさせて頂きます。」

 こうして恋人達が一番熱い日は上条達にも訪れるのであった。
 まさかの黒子が公認するという事態に美琴も驚かされたのだが本気の思いを
 ぶつけた結果であろう。黒子も美琴の幸せを優先させたのであった。
 ただ、上条が裏切った場合、黒子の嫉妬と怒りが上条の生命を脅かすことは明白であった。

 学園都市の学生街にラブホテルは存在しない。
 だから街で一番高級なホテルを美琴が借りようとしたのだが、さすがにそれはという佐天含め
 上条が反対したため、行き着くところは上条の寮であった。美琴と黒子の部屋は問題外。
 佐天の住んでるところも少し距離が開いていたため、近場の上条の寮へ決まることは自然であった。
 上条はトイレと言い自宅へ電話し、インデックスと連絡を取った。結果的に小萌先生の家へ向かわせるのに成功。
 佐天、美琴、黒子とさっさと合流する。電車を使い移動する。このとき、特に会話はなかった。
 嵐の前の静けさとでもいうのだろうか。それぞれが思考をシャープに研ぎ澄ませていた。

 こうして上条の寮へ難なくたどり着く。
 佐天は何度か訪れたことがあった。
 美琴は初めて上条の家の敷居を跨ぐ。
 精神的に有利なのは言うまでもなく佐天である。
 現に、お邪魔しまーす、という声が裏返ったのは美琴であったのだから。
 割かし片付いてる綺麗な部屋へ4人が佇む。口を開いたのは佐天からであった。

佐天「先行はどっちにしますか?」
黒子「待ってくださいまし。その前にシャワーを浴びてはいかがでしょう? 
    運動した後ですので一度汗を流し終えた方がよろしいのではなくて?」
美琴「そうね、じゃあ入りましょうか。佐天さん」
上条「この流れって……ええ!! そんな少年向けのエロ本みたいな展開上条さんは認めてませんよ?! 
   それにまだ学生じゃないですか!!」
黒子「気づいていらしゃらなかったのですか? つくづく呆れますわね。
    それにお二方は既に臨戦態勢へ突入なさってることをお忘れなく」
上条「……俺も男なんだ、覚悟決めちまったら後戻りはしない。涙子と御坂がいいのであれば
    俺は全力でオマエ達の愛を受け取るつもりだ、なんか俺らしくねーけどな、こんな言葉」
黒子「いい覚悟ですわ、それでこそ殿方というものですのよ」

 各々シャワーを使い身体を綺麗にして、若干火照った肌を纏わせながら全員の準備が整う。
 あとは理性と本能が鬩ぎ合い、2人の愛が繰り広げられるのであった。

 まずは佐天のキスから始まった。
 上条は佐天の後頭部の髪と腰に手を回し、唇を蹂躙する。
佐天「か、み上さん、好きです」
 佐天の唇は柔らかく、甘い感触を楽しんだ。
 やがて、お互いに口を開き、今度は舌を絡ませる。
 部屋の中をこだまする唾液の混じり合う音、ピチュ、ヌチャ、ズズゥという啜るイヤラシイ音が
 部屋の中にいる全員を興奮させた。
黒子「いきなりレベルが高いですわね」
美琴「……………………」
 上条の男性器――モノはしっかりと誇張し、感じていることを明白とさせた。
 上条と佐天の口から糸が垂れる。その糸を佐天が舐め取る。
上条「エッチだな、涙子は」
佐天「上条さんこそ、すっごく大きくなってますよ」
 佐天は着ていた制服のブラウスを取りピンク色のブラジャーを外した。
 中学生にしては発育の良い佐天の乳房がおもむろになり上条の視線を釘付けにする。
佐天「これで挟んだら、上条さんはどうなっちゃうんでしょうね?」
 やや小悪魔的な笑みを浮かべて佐天は上条のパンツをずり下ろしていく。
 今度は上条のモノが顕わになる。重力に逆らう形で上条のモノは脈を打つ。
 美琴がひぅと小さい悲鳴を漏らし、
佐天「御坂さん、まさか怖気づいてませんか」
美琴「そんなことないから、つ、続けてなさい!!」
 佐天は両手を使い上条のモノを挟み込む。
 挟み込んで、上下に擦りつける。柔軟で弾力があり熱を持った肌と肌が重なる。
 上条は苦悶のように声を押さえつけ、佐天の攻撃を耐えた。
 上条のモノからは透明な糸が引かれ、佐天の乳房を汚していった。
佐天「はや、く、イっちゃ、ても、い、い、んです、よ」
 呼吸を乱しながら佐天は上条を攻め続ける。
佐天「涙子の胸にいっぱい、白いの出していいからね!!」
 この言葉が上条の理性を奪い去った。上条のモノが膨れ上がり、一気に射精した。
 勢いが強すぎたのか、胸だけでなく佐天の顔も白い液体がベトベトと染め上げていった。

すまんvipはラインが30しかないから改行すると1レスにまとまらなかったんだ

黒子「佐天さんの出番が終わりましたので、次はお姉様の出番ですわ」
美琴「私だって、あれくらいは!!」
上条「あんまり無理すんなよ御坂」

 五月蝿い、と上条をベッドへ押し倒す。
 射精し終えたばかりの上条のモノを手で包み、上下に擦っていく。
 上条の精液やカウパーが潤滑油となり、ひんやりとした美琴の手の感触が心地良かった。
 徐々に硬さを取り戻した上条のモノは完全に復帰していた。
 ただ手で擦っていくだけでは上条を射精に持っていくことが難しそうだと思った美琴は立ち上がり
 スカートをまくりあげた。短パンは履いておらず美琴の性器が顕わになった。

上条「おわああああああ、いきなりなんという効果的な精神攻撃をしてくれるんですか御坂さん!!」
美琴「五月蝿いのよ!! アンタなんか足で充分だわ」
 
 いつものルーズソックスは履いておらず、
 黒いニーソックスを身につけていた美琴の足による刺激は上条の本能を刺激させた。
 さらに上条を刺激させたのは視覚であった。
 美琴の性器を直視したのがマズかったのだ・
 美琴の性器からは透明な雫――愛液が流れ、薄い毛が張りつき、美琴の何かをガマンするような顔が印象に残る。
 上条はいつも突っかかってくる自信とプライドの塊のように思っていた美琴のイメージ像を破壊させる。
 美琴も一人の女子中学生という認識を持ってしまい上条は耐えられなくなった。

上条「御坂、好きだ」

 言葉と共に射精し、美琴の足から脚までを汚していった。
 

俺、書くの遅いなというか眠いのでもう寝ます。
初めてこういうの書いたから拙い部分がたくさんあったと思います。
本当にありがとうございました。

明日の夕方に残ってたら続き書きますので、ではではおやすみなさい。

やっぱりレベル0とレベル5って落差を活かして、
御坂「あんなの……け、欠陥品……じゃない……!」
みたいな台詞は使わせたくなるよね。
そんで上条さんが一発ビンタした後、
上条「張ったのは謝る。でも……正直見損なった」
とか言ってくれたらヒャッホウだよね。

本心で言った訳ではないが、結果的に友達を見下してしまった自分が嫌でたまらず、
それでも上条さんが好きで好きでどうしようもないビリビリが表現できれば、尚ヒャッホウだよね。

どうしてお前らは美琴が振られるのを見たがるんだよww

hosu

>>280
スレタイからしてそういうの期待するじゃん

ただ如何せん上条さんが漢すぎるせいで、突き抜けた展開が難しい。

>>282
このスレ立てたの俺なのに
仕方ない責任とってやるよ

美琴「それにしても佐天さんに彼女ができたなんて。
   どんな人なのか気になるわね。」
白黒「そうですわね。佐天さんは大人びてますから、
   意外と年上かもしれませんわね」
初春「そういえば高校生て言ってたような・・・・・・
   あ、佐天さんが来ましたよ」
美琴「ほんとだ・・・!!え・・・?」

佐天「おそくなってすいません。道が混んじゃってって。
   で、こちらが・・その・・・か、彼氏の上条当麻さんです」
上条「どうも上条で~す。いつも彼女が御世話になってます。
   ってビリビリなんでこんなところにいるんだ?」
美琴「・・・・・・」
佐天「御坂さん?」
美琴「・・・!!いや、あのね佐天さんから彼氏が出来たとは聞いてた
   けど、まさかアンタだったとはね。ちょっとアンタ佐天さん大事に
   しなさいよ!!」
上条「んなこといわれなくても分かってるよ」

>>287
×彼女○彼氏
すいません

初春「ひゃあああ。二人はらぶらぶなんですね。うらやましいです」
佐天「そんなことないって。まあ仲はいいけどさ」
美琴「・・・・・・・」
白黒「お姉さま?」
美琴「・・・・・・・ごめん、私用事思い出したから帰る」
上条「ビリビリ?」
ガタッ スタスタスタ

白黒「お姉さま?待ってくださいまし」スタスタスタ
初春「ちょ、白井さんまで。まだ全然話きいてないですよ。
   えーっと、私も御坂さんが心配なので追いかけます
   あとはふたりでゆっくりしていってください」

上条「どうしたんだあいつら?俺なんか悪いことしたかな?」
佐天「そんなことあるわけないじゃないですか。
   それより二人なんだし食事してきません?」

今週のレールガン上がってたからみてくる

諦めたくない美琴

黒子に協力させて佐天を精神的に追い詰めていく

佐天「もう…ゴールしてもいいよね…」

悲しみにくれる上条をNTR

と見せかけて殺ったのは美琴

上条「ジッチャンの名にかけて!」

上条少年の事件簿~乞うご期待!

ID変わってるけど ID:XaFP7lsk0です。
保守ありがとうございました。
禁書読みつつぼちぼち再開していきます。

美琴「……今、なんて言ったの?」
上条「今、初めて御坂に好意を持てたんだ。正直今までの御坂は便利屋くらいにしか思ってなかった。
   でも、御坂のいじらしい顔を見て、気づいたんだよ。御坂も普通の女の子だってことに」

 美琴の頬をキラキラ光る雫が流れる。奇しくもやっと美琴の想いが通じたのだ。

黒子「これはお姉様の勝利ってことでいいんでしょうか?」
佐天「ちょっと待ってください、上条さんが御坂さんに好意を持ったとして
   私への好意が負けているってことにはならないんじゃないでしょうか?!」
上条「そうだな、涙子。俺は確かに御坂のことも好きだけどそれ以上に涙子の方が好きだ」
佐天「上条さん……」
美琴「……え? 何それ? 私への想いは負けている?
   じゃあ佐天さんなんか思い出す暇もないくらい私の事で頭をいっぱいにしてやるんだから!!」

 美琴は上条に跨り、既に準備が整った膣口を押し付ける。
 お互いの性器は既に汁まみれであった。上条は既に2回射精していたがまだ萎える様子はない。

上条「本当にいいのか? 御坂、きっと初めてだろう?」
美琴「――当たり前じゃないっ! アンタ以外に誰がいるっていうのよ」

 美琴が覚悟を決めて腰を落とそうとする。が、佐天の叫びに動きが止まる。

佐天「ダメです!! 上条さんを御坂さんにだけは取られたくない!!
   だって私は無能力者だし、この都市にいても有象無象の成れの果てで潰えていく存在。
   それに比べて御坂さんは超能力者であたしに持ってないものいっぱい持っているじゃないですか!!
   それなのに、私だけがやっと手に入れた私自身の価値を奪い取らないで!!」」

 美琴を押しのけ、佐天は下着を脱いで、床に放り投げる。

佐天「上条さんはあたしが、いっぱいに満たしてあげます」

 上条は佐天の膣の肉感に溺れていた。
 佐天の膣は上条のモノを包み込み、激しく蠢く体内に上条は腰を引いた。
 しかし佐天がそれを許さない。追い討ちをかけるかのように腰を前後左右に回転させる。 
 上条が唇を噛み、声を出すのを抑えた。
 ここで我慢しなければ佐天の膣内に、子宮にそのまま射精してしまいそうであった。
 また佐天自信も限界は近かった。時折足がピンっと伸びる。それでも佐天は騎乗位を保たて上条を翻弄した。
 佐天は声を出し惜しみなく出す。

佐天「アぁ、ァあ、わ、たし、もう、イく、イっちゃ、う、から、かみ、じょ、ぅ、さんも、一緒に、イこ、う!!」

 佐天の誘惑に上条は欲望をぶちまけようとする。
 しかしながらその欲望が佐天の膣内で流れでることはなかった。
 美琴が乱入してきたからである。

美琴「確かに、佐天さんは無能力者で、私に劣っているわ。
    でもそれは学園都市から見た話であって、今の私達にとっての本当の価値は
    コイツに愛されるかどうかじゃないのかしら。だから、私はコイツを諦めない!!
    佐天さんにも他の誰であっても譲らない!! コイツには私だけを見させる!!」

 上条の上に跨り、絶頂に近づいていた佐天の乳首と陰核を美琴は指で虐めた。
 突然来る快楽の波に佐天が声を上げ絶頂する。膣が締まり、上条もイきかける。
 ぐったりした佐天を上条から引き剥がし、美琴自身を上条のモノに包み込ませた。
 濡れていた美琴の膣ではあったが処女膜が上条の侵入を許さなかった。
 処女だって、やるときはやるのよ!! 美琴は叫び、今度こそ、腰を一気に落とす。
 何かを破る音と強すぎる刺激に美琴はオクターブの高い声を部屋に響かせる。
 美琴の膣圧に耐え切れず上条は今まで以上の精液を美琴の膣内に射精する。
 一度ならず、二度、三度腰を前に突き出し美琴の子宮の中を汚した。

すいませんすいません、誤字がめっちゃあって読みにくいですけど気にしないで下さい!
脳内で補完してください、お願いします。

この後、どうしよっかなーって考えてて、ちょっと休憩してから書きますので待ってやって下さい!

上条「大丈夫だったか? 御坂」
美琴「……ぁ、はぁはぁ。ん、大丈夫」
上条「そうか……じゃあ今度は御坂をイかせてやるよ」

 え? っと美琴が疑問に思った時、上条は血が付着した美琴の膣に挿入していった。
 美琴は今、膝と手をベッドにつけ犬のような姿勢で後ろから上条に蹂躙されていた。
 垂れるほどもない小さい乳房が上条に突かれるたびに揺れる。
 上条は何回も何回も腰を振るい、振るうたびに美琴の腰を震わせる。
 ベッドのシーツは今や赤い液や白い液、透明な液など、様々なモノで彩られていた。
 美琴は快楽と苦悶が混じった嬌声を出しつつけながら徐々に痛みより快楽が勝っていく感覚を味わう。
 とうとう美琴が自ら腰を動かし、上条の動きに合わせる。もっと突いて! といわんばかりに。
 そんな美琴のはしたない姿を見て我慢できなかったのが黒子であった。

 黒子はお姉様の処女喪失から既に絶頂に達しそうなくらいパンツを濡らしていた。
 制服のポケットから所持していたローターを自分の膣に押し当てる。
 スイッチを入れ、黒子は自分を慰める。美琴が突かれて声を荒げる度に黒子自身も嬌声をあげ、小陰唇を振動させる。
 まるで美琴と自分を重ねるかのように……。限界は思っていた以上に早くきた。
 上条と美琴のセックスの熱気か部屋に漂ういやらしい精子のニオイが絶頂を加速させたのだ。
 極めつけは陰核にローターをあてがったことでキまった。

黒子「黒子は! 黒子はもう! ああああああぁあああぁぁぁぁぁぁあああああぁあぁぁぁあ!!!」

 黒子が絶頂を向かえ、美琴も限界は近かった。
 黒子がローターを使ってオナニーしているのに美琴は気づいていたが、もう何も考えていなかった。
 美琴は上条のモノを徹底的に絞り上げるつもりでいた。ただそれだけだ。
 段々、膣が締まっていく感覚が短くなり上条が突きながら美琴の乳房に手を置き、乳首を抓る。
 
美琴「それ、ダメぇ、やだ、イっちゃうから、待って、お願い、あぁ、ああ」

 
 

上条「ダーメ、上条、さんは、待ち、ません」
 
 上条は美琴のGスポットを押さえたのか徹底的に攻めていった。
 上と下両方の攻撃に美琴はとうとう堕ちる。シーツをしわくちゃにしながらビクビクッと跳ね、美琴の身体はイった。

美琴「きゃああああぁぁあああああぁぁぁあぁあぁあぁあー!!」

 上条と美琴は呼吸を乱して、もつれるようにして倒れこむ。既に倒れていた佐天と黒子は
 皆、限界であったのだ。隣の部屋から苦情が来てもおかしくない日であった。

黒子「――、それで、この勝負はどう判定すればよろしいのでしょうか」
上条「愛に勝ち負けなんて存在しねえ、みんな平等なんだし、そんな小っさいことなんかどうでもいいんじゃねーか?」
美琴「アンタさっき私より佐天さんの方が好きとか言ってなかったかしらぁ……」
上条「ほら、お互い気持ち良かったんだし、細かいことなんか気にするなよ、御坂」
黒子「最低ですわね……この殿方」
上条「今日はこのくらいにして、身体洗おうぜ。皆説明するのが憚れるくらいすごいことになってるじゃないですか」
佐天「やっぱり上条さんは男前ですね。大好きです!!」
上条「そう言ってくれる涙子が俺も大好きだ、でもな無能力者とかまだ気にしていたのか?
    例え、無能力者だろうが涙子は素敵な人間なんだ。いい加減理解しねーとおしおきっすからな。
    俺の好きな涙子はいつも笑顔で明るく、素直な表情を見せてくれるところだって言っただろ」
佐天「はーい、もう卑屈になんてなりませーん。だってこーんなに素敵な彼氏がいるんだもん」
黒子「やれやれですわね、とうとう惚気始めましたわ」

美琴「こんなの、認めたくなーーーーーい!!!!」

 以上でこの物語は終わりを告げる。この後、白いシスターが帰ってくるのだが、それはまた別のお話。

最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。
結構投げやりに終わらせましたが自分なりに頑張ったつもりですが完璧に自己満足でした。
SSをすんなり書ける人とか羨ましいです。

今見直したら書きかけあるし……

>上条と美琴は呼吸を乱して、もつれるようにして倒れこむ。既に倒れていた佐天と黒子は床に手を置いて立ち上がろうとした。

こんな感じで補完お願い致します!

尾張?

>>334
終わりにします!
保守ありがとうございました。

セクロスしている黒子と上条さん。襖一枚隔てて茶を飲んでいる御坂。そんな趣向。

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