樹「なあ拓海ぃ!お前も聖杯戦争に憧れるよなあ!?」拓海「えー」 (33)

樹「くぅ~!やっぱ俺たちが召喚されたらライダーだろうな!いいなあ召喚されたいなあ!」

拓海「俺ら普通の幽霊だし、大体お前も俺もドライバーだろ」

樹「なんだよ夢がねーなー。それにお前は群馬の英雄じゃねーかよー。もしかしたらあるかもしれないだろー」

拓海「そんなことあるわけないだろー。天国まで来てくだんねーこと言うなよ」スー

樹「お前は死んでも……!?拓海ぃ!!お前透けてるぞ!!!?」

拓海「え?…………あ、ホントに呼ばれたみたい……」スー

樹「マジかよぉ!?」

拓海「ちょっと行ってくる……」フッ

樹「たっ、拓海ぃ!!」


また落ちるかもしれないけど行けるところまで行く

凛「ナンタラコンチャラナンタラコンチャラ(呪文)」

凛「ナンタラ!(呪文)」

ドーン!

凛「! 居間の方ね!」ダッ
居間

ガチャ

拓海「……いてー」サスサス

凛「!」

凛(Tシャツにジーパン……)

凛(あ!きっとサーヴァントじゃないのね!なんか降ってきちゃったのね!)

拓海「ん……?アンタが俺のマスター?」

凛(随分地味なのが来たわね……)

そこからかよ
続きからかけよ

>>7
そうしたほうがいい?
じゃあログ速で悪いけど
樹「なあ拓海ぃ!お前も聖杯戦争に憧れるよなあ!?」拓海「えー」 - SSまとめ速報
(http://m.logsoku.com/r/news4vip/1379244269/11-20)

凛「うう……」フラフラ

拓海「おはよー、遠坂」

凛「おはよう……」フラフラ

拓海「……大丈夫か?学校があるんだろ?ハチロクで送ろうか?」

凛「……お願いしようかしら……」フラフラ

ハチロク「」ブロロロロロ

拓海「遠坂ー。俺はなにをしてたらいいんだ?」

凛「そうね……霊体化できないんでしょ?なにかあったら呼ぶからこの辺ブラブラしててくれる?」

拓海「そんなんでいいのか?」

凛「だってしょうがないじゃない。ただのドライバーなんですもの……」

拓海(なんか悪いことしちゃったなあ……)

放課後

凛(ちゃんといるかしら……)テクテク

ハチロク「」ボボボボボ

拓海「おーい、遠坂ー」フリフリ

凛「ちゃんと居たわね」

拓海「当たり前だろ。早くのれよ」

凛「ええ」ガチャバタン

ブロロロロロ


一成「豆腐屋の彼氏が居るのか。以外だな」

士郎「人それぞれなんだから構うなよ」

凛「荷物を置いたら出掛けるわよ」

拓海「いいけど、どこに行くんだ?」

凛「他のサーヴァントを探しに行くに決まってるでしょ!」

拓海「あー……わかった」

凛「なによ、乗り気じゃないわね?」

拓海「別に……」

凛「聖杯が欲しくないの?」

拓海「……願い事とかないし……」

凛「え。ないの?」

拓海「そんなのないよ。ちゃんと成仏したし」

凛「じゃあなんでサーヴァントしてんのよ!?」

拓海「さあ……」

拓海「でも、遠坂の言うこと聞くのは嫌いじゃないから一応手伝うよ」

凛「そ、そう。ありがと……」

ハチロク「」ギャギャアアアアアアアアア

凛「ちょっと!」

拓海「なんだよ」

ハチロク「」クンッゴワアアア

凛「この車飛べるとは聞いてないわよ!?」

ハチロク「」フワアアアギギャフワアアアアア

拓海「俺も知らなかったけど……生きてる頃に一回飛んだことあったからな……」

凛「なによそれ!?」

ハチロク「」フワアアアンフワアアアアア

拓海「そうだ。遠坂」

凛「なに?」

拓海「学校の方にサーヴァントの気配があるけど」

凛「え!?早く言いなさいよ!」

拓海「どうする?」

凛「行きなさい!特急!」

拓海「わかった」ガコッ

ハチロク「」クンッ

凛「ぬぉあっほ!」ガクッ

ハチロク「」ゴアアアアアアアアアアアアアアアア

校庭

ランサー「へへへー。今日はどいつと闘おうか……」

ゴワアアアアアアアア!

ランサー「ん?」クルッ

ハチロク「」ギギャギャアアアアアアアアア

ランサー「うわあああああ!!!??」バッ

ヒュッ

ハチロク「」キキジャジャーッ

凛「チッ!外してんじゃないわよ!!!」

拓海「なあホントに轢くのか?」

ランサー「ハアハア……」

ランサー「サーヴァントとマスターか!?」バッ

凛「答える義理はないわ!」

拓海(……)

ランサー「チッ!」(あの車も宝具ってわけか……)

ランサー(負ける気はしねーが車が宝具ってのが気になる)

ランサー(今回は逃げとくか)ダッ

凛「あ、逃げた!追いなさい!」

拓海「車じゃ校舎の中まで入れないって。降りていこーよ」

凛「チッ!肝心なときに役に立たないわね!」

拓海(ひでー言われよう……)

士郎「ぐわあああああ!」

拓海&凛「!!?」

ランサー「へへへ。見られたからにはしょうがねーからな。あばよ」ヒュッ

士郎「うう……」

凛「拓海!アンタはアイツを追って!」

拓海「いや……」

凛「!?」

拓海「アイツはここで倒す……!」

固有結界"秋名山 夜 晴れ"

ギャラリー「」ガヤガヤ

ランサー「なっ!なんだここは!?」

凛「なんで固有結界展開してんのよ!?衛宮くんの手当てもしなきゃいけないのに!!」

拓海「ごめん……後ろにいるから手当てしてやってくれ」

凛「もう!なんなのよ!」

樹「おい拓海ぃ!」ニュッ

凛「きゃあっ!?」バッ

樹「あ、拓海のマスターですか?こいつケッコー抜けてるところもあるんでどうかよろしくお願いしますね」

凛「あ、はあ……」

拓海「なんだよ樹」

樹「拓海ぃお前勝算はあるのか?」

拓海「ないよ……けど」

拓海「関係ないやつ巻き込んだアイツはどうしても許せないから……」

樹「そっか……頑張れよ!応援してるからな!」ダッ

拓海「おう」

士郎「うう……」

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