キョン「ちょっと待て俺はただの」(373)

キョン「女子高生だ!」

古泉「ということは……合法ktkr!!」


ICO超おもしろい

ハルヒ「ちょっとキョン! アンタ何言ってんのよ!?」
キョン「済まないなハルヒ……今まで騙していて。だが、これがオレの真の姿だあ!」
バリバリー
みくる「! キョ、キョン君が割れちゃいましたっ!?」
長門「……! 違う、これは……」
古泉「中に、人が……?」

キョン子「……ふう。冬とはいえ少し暑かったかな」

ハルヒ「あ……あ……キョ……キョンが……」
キョン子「(……おい古泉。お前の作戦やばいんじゃないか?)」
古泉「(確かに、予定よりショックが大きすぎる気もしますが……)」
長門「(しかしいつまでもあの着ぐるみで誤摩化すことは不可能)」
古泉「(むしろ手足が不自由なく動かせる彼そっくりの着ぐるみを一日で作ったことを褒めて下さいよ)」

みくる「あわわ……キョン君が……キョン君が……」

事の起こりは昨日、久しぶりに穏やかな朝を迎えようとしていた時のことだ。

キ「すぅ……すぅ……」

ブー ブー

キ「ん……携帯か? 誰だ朝っぱらから……。はいもしもし?」

古「古泉です。彼女の『力』が数時間前に発動された事が確認されました。何か異常はありませんか?」

キ「……異常? いや特には……」

古「? あなた、どちら様ですか……?」

キ「はあ? お前がオレの携帯にかけてきたんだろうが」

古「いえ、しかしあなた……」

古「どう聞いても女性の声なのですが」

キ「…………」

古「…………」

キ「おい、古泉」

古「は、はい?」

キ「なんか胸が虫に刺されたみたいで腫れてるんだが」

古「……はあ」

キ「あ、あとしばらく切らないうちに結構髪が伸びてるな。楽に背中に届く」

古「気をたしかに持って下さい」

性欲をもてあます展開が欲しいところだ

キ「くぁwせdrftgyふじこlpふぉjpgjphびりあ」

古「落ち着いて! 頼みますから落ち着いて下さい!」

キ「あ、ああ。済まない。取り乱してしまった」

古「……まあ、仕様がないでしょう。今から『機関』の車で迎えに行きます。
  おさない、かけない、しゃべらない、もたない。『おかしも』を守って家族に見つからないように
  家の外で待っていて下さい」

キ「なに? なんか火事なの?」

お おっぱい
か 肩
し 尻
も 腿

女性の魅力的な部位か

キ「やれやれ、家族に見つからないようにっつってもまだ皆寝てるな……げ。午前五時かよ。
  ……まあ、取りあえず着替えるか」

キ「当然ながら男物しかねえな。しかもブカブカだ」

キ「……家族は誰も起きてないしちょっと洗面所に行こうかな」


>>15 古泉とか谷口がですか?

>>18
お・・・幼い
か・・・掻けない
し・・・死なない
も・・・もうだめです

こんな事小学校で習ったろjk

お・・・俺にかまうな
か・・・構わず行け
し・・・心配するな、すぐに追いつくさ

まあ小学校で習うよなjk

キ「ふむ、これはこれは……中々どうして可愛いじゃないか。……しかし髪がボサボサだな。
  お、これは妹の髪ゴムかな? ちょっと拝借……よし、ポニーテールの完成だぜ!!」

母「ちょっとー、誰か起きてるのー? 朝っぱらから騒いでんじゃないわよー」

キ「何故ばれたし」



僕の小学校ではもたないが入っていました
>>21
鬼才あらわる
>>25
オレあらわる
>>26
さよなら

キ「い、いかん。このままでは……はやくにg」

母「洗面所? 誰なのよ、まっ……た……く……」

キ「…………」

母「……あの、誰かしら?」

キ「(くっ、かくなる上は……)お、おはようございます。私……この家のご主人様に昨夜無理矢理
  連れてこられて、その……」

母「……は?」

キ「ううっ……グスッ……服も昨夜破られて……」

母「ま……まさか……」

キ「あ、でも。息子さんに……キョンさんに危ない所を助けていただいて、服も貸してもらったんです」

母「は、はは、ははは……」

キ「だからその……息子さんに後でお礼を伝えておいて下さいっ! さよならっ!!」

キ「(アホかオレは……いい大人がこんなの信じるわけないだろう!)」



キ「ぜえ、ぜえ。なんとか外まで逃げ切れた……というか、追ってこなかったな。一体何を」

母『なにのんきに寝ているんだおまえはああああああああああああああああああ!!!!!!!!』

謎の声『あへおがっっっっ!!!!!!!!!!』

キ「……やれやれ、近所迷惑な叫びだ」

キ「……古泉はまだか。いい加減この謎の声と何か、腐った木に鉄球をぶつけるような音は気分が悪いんだが」

謎の声『ぐぉいhごっっっ!!! ふぃ、ふぃったふぃばにがおぼっっっ!!!!!』

キ「おっ。あの黒い車か? おーい、ここだここ」

古「あ、あなたがっ……。お待たせしましたっ! さあ、急いでこちらに!!」

キ「おう。よ……っと。おお、流石に高級車だな。扉を閉めると防音性ばつぐんだ」

古「……ははっ、やはりあなたはあなたですね。こんな朝からそんなに大きい音はしないでしょう」

キ「ああ、それもそうだな……。よし、取りあえず長門の家に連れて行ってくれ」

古「はい」

古「さて、では道すがらに現在の状況を説明してほしいのですが……」

キ「状況と言ってもな……。朝起きたら女になっていた。それだけだ」

古「ふむ……まあ、十中八九彼女の『力』でしょう」

キ「残りの一が気になるな」

古「言葉の綾ですよ……。しかしまあ、本当に女性になっていますね」

キ「ああ、小振りだが胸もあるし、微妙に顔も変わっている。
  これはお前と並んで座って初めてわかったが、身長も小さくなってるみたいだ」

古「ふむ……」

キ「なんだ? いきなり顔を見つめて来て。心は男だから若干気持ち悪いんだが」

古「……いえ、あなたには話しておかなければならない事があります」

キ「(なんだこいつ、改まって……)」

古「じつはですね……」

キ「(一体なんなんだ、まさかこの現象が戻らないなんてことが)」

古「僕は世間ではガチホモと言われています」

キ「……は?」

古「あ、誤解しないで下さいね」

キ「あ? ああ……」

古「世間では、と言いましたが、確かに僕はガチホモです」

キ「死ね」

古「しかし、僕が好きになった男性は、そう。あなた一人なのです……」

キ「(力一杯殴れるから)男の時に聞きたかったな」

古「いわば、そう。僕はあなたの心に惹かれました……」

キ「運転手さん。一生のお願いだから長門の家まで急いで下さい」

古「ならば、あなたが心はそのまま女性になった今……僕の恋は合法になったのです!!」

キ「お、着いたか。ありがとうございました、運転手さん……って、新川さん!?」

新「お久しぶりです」

古「勿論、男性の時のあなたの外見に惹かれていなかったと言えば嘘になります」

新「最初見たときは本当にあなたがキョンさんなのかと思いましたが……社内での会話を聞いて、
  無人島でのあなたの姿を思い出しましたよ」

キ「新川さん……」

古「しかし、女性の姿のあなたもまた美しい」

キ「ありがとうございます、新川さん……。正直、体が変わって不安だったんです。
  オレは、本当にキョンだったんだろうかって」

新「……大丈夫です。私はあなたと付き合いが長い訳ではありませんが、断言します。
  あなたの心は、今も昔も変わっていません」

古「大丈夫です。男でも女でも、僕の心は今も昔も、そしていつまでも変わりません」

新「あなたは、きっと戻れます」

キ「…………」

新「さあ、長門さんのところへ……」

古「さあ、僕に返事を……」

キ「新川さん、元の姿に戻ったら、きっとお礼を言いにいきます! 約束します!」

ダッ

キ「えーと、長門の部屋番号はっと……」

長『……玄関も開いている』

キ「……番号を押す前に話すのはやめてくれ。普通にビビる」

長『……わかった』





キ「ふう、やっと着いたか……」

ガチャ

長「待っていた」

キ「急にドアを開けるな……ビビる」

長「……わかった」

キ「さて、まあオレのことをキョンだと認識している時点でお前には説明はいらなそうだな」

長「……涼宮ハルヒが今朝午前三時に能力を使用した」

キ「……その結果、オレが女に……?」

長「断定は不可能。可能性としてはそれが一番有力」

キ「……オレを男に戻せないか? 宇宙的パワーで」

長「……あなたには常に涼宮ハルヒによる情報プロテクトが張られている。
  だからこそおでんはナイフという直接的な攻撃であなたを殺そうとした」

キ「おでん?」

長「眉毛」

キ「ああ、朝倉か……」

長「付け加えて言うと、私を除いて涼宮ハルヒを含めた全ての人があなたが今女性であるということを
  認知していない」



そろそろIDも変わるので寝ていい?

キ「まあ、そうだろうな。今朝母親に会った時も驚かれたし」

長「……あなたは、鬼畜」

キ「は? なんだいきなり」

長「さりげなく自分の株を上げている所がまたすばらしい。
  男に戻ったら私にも少しああいうプレイをしてほしい」

キ「どうしよう長門が壊れた」

おさない
かけない
しゃべらない
もどらない
じゃないのか…

キ「話をもどすぞ。つまり、その情報プロテクトとやらのせいでお前はオレには力を使えないのか?」

長「そう。ただ、私という個体はあなたに男に戻ってほしいと思っている」

キ「……ありがとう」

長「私は古泉一樹と違い同性愛の趣味はない」

キ「それはなければいいセリフだったのに……あ、古泉」

俺は「おかしひも」だった

オナらない
かけない
しゃぶらない
もまない
じゃないのか・・・

キ「やっべ。すっかり忘れてた」

長「……問題ない」

キ「へ? なんで?」

長「古泉一樹は未だあなたがいなくなったことに気づかず一人で話している。心配はいらない」

キ「あいつの頭がとても心配だ」



一応酉つけました。
>>69
僕の記憶違いかもしれません。
>>72
kwsk
>>73
小学校だっちゅーの

お…幼い
か…彼女を
し…幸せにする
も…ものがたり
「おかしも」2010夏発売予定

キ「さて、古泉も加わった所で、取りあえず問題は明日の学校のことかな」

古「そうですね……周囲の人間にはあなたが女性になったことが認知されていないとなると、
  やはり欠席するしかないでしょうね」

長「しかし、涼宮ハルヒの性格を考慮した場合あなたの家に見舞いという名目で入り込む可能性が高い」

キ「全く、迷惑をかけることしかできんのかあいつは……」

古「それなら、インフルエンザならどうです? これなら今流行ですし、見舞いも自重するでしょう」

キ「ああ、そうだな……ん? だが、家族にはどうするんだ? やっぱ長門の情報操作で」

長「問題ない」

>>74
「おかしも」は他と一緒
「ひ」は「引かない」で、前の人を引っ張らないって意味だった

お前の手は絶対
離したりしないから
しっかりついて来いよ

キ「ん? 何故だ?」

長「あなたの父親は近くの病院に入院している。あなたの母親と妹はしばらく父親の病室に泊まり込む予定」

キ「親父が入院!? いったいなんで……」

長「……あなたは、鬼畜」

キ「まあ、それはいいにしてもなんで母さんと妹まで……そんなに悪いのか?」

長「あなたの母親が『ほっといたらどうせ看護婦を押し倒すでしょう!? 本当男は皆狼なんだから』と」

古「おやおや……妹さんは?」

長「母親が連れて行った。恐らく娘の目があれば浮気など出来ないだろうと考えたのだと思われる」

キ「なんだ、大丈夫そうだな。はは、それにしても、意外と親父は信用ないんだな」

>>76 macに対応してますか?
>>79 へえ~、ジェネレーションギャップ
>>88 イケメン過ぎワロタ
おさないって平仮名で書いてあると脳内で幼いに変換されるんですが、合ってますよね?

長「あなたは、普通に家で過ごしていて問題ない」

キ「おう、わかった」

古「しかし、女性一人で家の中とはいささか不用心では?」

キ「む、それもそうだな」

古「しかもあなたは今可愛い女子高生なのですから。仕方ありません、僕が泊まり込んで……」

キ「長門。悪いが頼めないか?」

長「構わない。さっそく今から向かう」

古「あ、ちょっと待ってください」

キ「ん?」

古「インフルエンザで欠席する場合、医師の診断書が必要だった気がするのですが……」

長「問題ない。私が……」

古「いえ、僕に任せて下さい。欠席よりいい方法を思いつきました」

キ「ほう、じゃあ任せたぞ。長門、なにムクレてんだよ。オレの家に行こうぜ」

長「……わかった」

キ「うーむ、朝は人が少なかった上に車だったからわからなかったが、
  やはり男物の服を着た女子は目立つのかな、さっきからやけに視線を感じる」

長「……未だ八時。私もあなたも朝食を食べていない」

キ「おまけに制服の長門もいるからな……ああ、朝メシな。悪いがオレは今金を持っていないぞ」

長「……私も持っていない」

キ「なら仕方ない。まあ、オレの家ならなにか……」

谷口「ねーねー君たち。ちょっと聞こえたんだけど朝ご飯まだなんだって?
   ダメだよ、美容と健康に悪い。どう? 僕がおごるからそこらの店で一緒に」

キ「朝っぱらからこいつは……そんなに暇なのか……」

谷「へ? なんか言った?」

キ「なんでもない。いいから消えろ谷口……あっ」

谷「? なんでオレの名前を……あ、もしかして君……」

キ「(やっべ)」

谷「オレと前世で結ばれるはずだったのに悲劇で死に別れた運命の恋人!?」

キ「お前いっつもそんなこと妄想してんの? きもっ……」

長「……お腹が減った」

キ「袖を引っ張るな、長門。急いでオレの家に行こう。そしたらなにかしら食わせてやるから」

谷「あっ、ちょっと~」

キ「消えろっ、ウジ虫がっ!!」



長「……男の姿に戻ったら、是非」

キ「あーあー、男に戻ったら何だってしてやるから……。早く誰か元に戻してくれ……」

オレの駄文に付き合ってくれてご苦労様です。
オレはもう寝ます。ホントすいません。

続きは煮るなり焼くなり新しく始めるなりお好きにしてください。
明日は学校があるので朝から夕方まで全くこれません。

できれば最後まで……書きたk

保守されている不思議
古泉がキョン(及びキョン子)を好きだとした理由は古泉がハルヒやら長門やらみくるやらを
好きになっている光景が想像できないからです

すいません、森さんを忘れてました
じゃあ、学校に行ってきます

キョン「ちょっと待て俺はただの」

キョン「ホモだ」

古泉「……はい?」

キョン「いや、だからな」

古泉「……はい」

キョン「お前は超能力者だろ?」

古泉「はい」

キョン「で、長門が宇宙人で朝比奈さんが未来人」

古泉「はい」

キョン「で、俺がホモ」

古泉「はい?」

キョン「だからホモだって」

古泉「……あぁ、ホモサピエンス的な」

キョン「違う。ホモセクシャル的な」

古泉「……」

キョン「ちんぽちんぽそいやそいや的なあれだ。ゲイだ」

古泉「……わかりました。あなたはつまり男性を恋愛対象とされる方だ、そういうことですね?」

キョン「そうだ。やっとわかってくれたか」

古泉「わかりたくありませんでした」

キョン「照れるなよ」

古泉「照れてません。照れる必然性がありません」

キョン「バカヤロウ。必然性はあるとかないじゃないんだ。自分で作り出すもんなんだよ」

古泉「はぁ、そうですか」

キョン「俺今いいこと言った。言ったよな?」

古泉「はぁ、そうですか」

キョン「惚れたか?」

古泉「かつてない無茶振りですね」

キョン「惚れろよ。なんで俺が今こんな告白をしたと思ってるんだ」

古泉「わかりません。ですが世の中には知らない方がいいこともあります」

キョン「知りたいだろ?」

古泉「好奇心は猫を殺すと言います」

キョン「お前は猫じゃないだろう。それとも猫耳をつけてにゃんにゃんプレイのお誘いか」

古泉「違います」

キョン「照れるなよ」

古泉「照れてません」

キョン「本当に?」

古泉「本当に」

キョン「本当の本当に?」

古泉「本当の本当の本当の本当に」

キョン「そうか。それで、俺が今日こんな告白をした理由だが」

古泉「結局聞かないといけないんですね」

>>137
>>139
無限ループって(ry

>>139
もしも終わっているなら、続きを書かせてもらってもいいでしょうか?

>>97から 要望があったので略すのやめます


キョン子「やれやれ、やっと着いたか。歩きだと結構遠いな」

長門「体が女性になったために、体力も低下しているのだと思われる」

キョン子「ああ、なるほど……ってあれ? 鍵が開いてるじゃないか? よっぽど慌ててたんだな」

長門「……慌てさせたのは、あなた」

キョン子「ん? オレじゃなくて親父だろ?」

長門「……素でやっているのなら、生まれついてのドS」

キョン子「? 何を言ってるんだお前は……よっ、と。まああがれ」

長門「……お邪魔する」

キョン子「あ、なんだこれ……食卓の上にメモと……財布か……?」

『キョンへ   あなたの父親は正義の裁きを受けて病院に運ばれました。
        命に別状はないので、看護士さんにちょっかいを出すかもしれずやむなく
        私と娘は監視のために病院に着いていきます。一週間ほどは帰って来れないので
        この財布で生活して下さい。
        あなたの行動は女の子から聞きましたよ。あんなカスからあなたみたいな子供が
        子供が生まれた奇跡に感謝しています。
        ご褒美として、もし財布の中身が余ったら余り及びカード類は自由にしていいです』

キョン「これは母さんの字だな……女の子だのご褒美だの意味不明な単語があるが……」

長門「朝食。朝ご飯。ファーストブレッ……ブレックファースト」

キョン「わかったわかった。落ち着け……お、蕎麦があるな。よし、ゆでるか」

長門「私は8束食べる」

キョン子「これ一人前一束……まあ、お前なら楽勝か」

>>156
いくつか子が抜けてしまった

キョン子「ふう、たまには朝から蕎麦もいいな」

長門「昼食はカレーが望ましい」

キョン子「八人前食ってすぐ昼飯かよ。だが、カレーか……最近食ってないな。
     はは、女の子二人だからな、手作りカレーにでもしてみるか。
     お、そういや財布にはどんぐらい入れてくれたんだろうな……ん?
     なんかこの財布、どっかで見た覚えが……」

長門「……カードの名前を見ればわかる」

キョン子「おう。……ああ、親父のか。道理で見覚えg四万三千円だとっ!?」

長門「? どうかした?」

キョン子「一週間四万三千円余小遣」

長門「……日本語で、おk」

キョン子「長門。できるだけ家の食材を使おう。他意はないが冷蔵庫で腐らせては勿体ないからな。
     それから、お前はもうちょい食う量を抑え」

長門「それは無理」

キョン子「よし、大食い挑戦負ければ一万勝てれば代金無料的な店を探そう」

長門「……らじゃ」

キョン子「よし、早速インターネットで……」

長門「検索開始……終了。該当342件。絞り込み開始……終了。ここから向かう事が可能な距離という条件下6件」

キョン子「……大したもんだ。しかしまあ、なんでこんな大金を……オレ一人で一週間じゃとても
     使い切れんぞ。それに小銭とかレシートとかもぐちゃぐちゃだし」

長門「……カツカレー5人前1時間。『辛えカレーの谷川』に行く事を推奨する」

キョン子「ああ、じゃあ昼はそこにしよう。それしても、カードとかも入れっぱなしだし……
     まるで親父の財布をそのまま寄越した感じだな」

キョン「さっきも言った通り、俺はホモだ。男が好きだ」

古泉「聞きたくないんですが」

キョン「そして古泉、お前は男だ」

古泉「ますます聞きたくないんですが」

キョン「つまり俺はお前ぎ好きだ」

古泉「帰っていいですか?」

キョン「いいとも。私に帰りなさい。生まれる前にあなたが過ごした大地へと」

古泉「生まれる前も生まれた後もあなたの中で過ごした記憶はありません」

キョン「そうか。まぁそれは置いといて」

古泉「帰っていいですか?」

キョン「好きだ。古泉。やらせてくれ」

古泉「お断りします」

長門「店はあなたの家から歩きで片道三十分程度」

キョン子「ふーん、結構近いんだな。じゃあそれまでゲームでもするか」

長門「……元の姿に戻る方法をかんg」

キョン子「お前将棋できるか? まだ教えてなかったし、できないんなら教えるぞ?」

長門「できない。是非教えてほしい」

キョン子「おう。じゃあ部屋から持ってくるからちょっと待ってろ」





長門「……おかしい。心は彼のままとはいえ、女性の無防備な笑顔にときめくなど……」

『できないんなら教えるぞ?』

長門「……まあ、なにも焦る必要はない」

キョン「何ぃ!? 嘘だドンドコドーン」

古泉「なんで驚いてるんですか」

キョン「いや、驚くだろう普通」

古泉「承諾されると思い込んでるあなたに驚愕です」

キョン「まさかお前がこんなツンデレだとは……」

古泉「はい?」

古泉「……はあ。まさか彼があんな可愛らしい少女になるとは」

古泉「あ、ちょっと待って下さい。そこはもうちょっと長く……顔はもうちょっと焼けてます」

古泉「そうそう、いい感じです……。一体僕は彼に戻ってほしいのでしょうか、このままでいてほしいのでしょうか?」

キョン「敬語で笑顔で従順キャラかと思ったら実はツンデレとか、ちょっと属性多過ぎだろ」

古泉「なんですか属性って」

キョン「だがそれがいい」

古泉「どこまで自己完結ですかあなた」

キョン「と言う訳で問題なしだ。古泉、やらせろ」

古泉「お断りします」

かぶっちゃってるんでしばし休止します

キョン「古泉。言っておくが俺はRPGで捨てられないアイテムを1週間捨てようとし続けた男だぞ」

古泉「どんだけ暇だったんですか」

キョン「暇とかそういう問題じゃない。男には無理とわかっていても、やらなければいけない時があるんだ」

古泉「確実にやらなくていいことですよね」

キョン「と言う訳で」

古泉「嫌です」

キョン「無限ループって怖くね?」

古泉「誰のせいですか」

キョン「ツンデレいつきちゃん」

古泉「……」

キョン「素直になれよ」

古泉「あなたは男性が好きなんですよね?」

キョン「そうだ」

古泉「そして僕は男性で」

キョン「そうだ」

古泉「だからあなたは僕が好きだ、そういうことですよな?」

キョン「そうだ。やっと俺の気持ちを受け入れてくれる気になったんだな」

古泉「つまり、男ならだれでもいいんですよね?」

キョン「なんだと」

古泉「だったら谷口さんとかどうですか」

キョン「だが断る」

古泉「何故ですか?」

キョン「俺は面食いだ」

古泉「……」

キョン「だからお前がいい」

古泉「……国木田くん…」

キョン「国木田がどうかしたか?」

古泉「国木田くん! そうですよ! 彼がいるじゃないですか!」

キョン「話が見えない」

古泉「ですから国木田くんにしましょうよ。彼なら不服はないでしょう?」

キョン「だが断る」

古泉「え」

キョン「古泉、お前は何もわかっちゃいない」

古泉「わかりたくないです」

キョン「ショタとホモは違う。その証拠にふたばやおい板ではショタとホモが日夜争いを繰り広げている」

古泉「なんですか、ふたばとかやおいとかって」

キョン「知りたいか?」

古泉「いいえ、まったく」

キョン「そうか、残念だ」

古泉「つまりあなたはホモであってショタではないと」

キョン「俺はどっちも美味しく頂けるクチだ」

古泉「だったら国木田くんにしましょうよ」

キョン「だが断る。俺は面食いなんだよ」

キョン「古泉、お前は誤解をしている。国木田はフツメンだ」

古泉「え? え?」

キョン「アニメのキャラデザに騙されている奴が多いが、国木田がショタやイケメンだなんて描写はない」

古泉「言われてみれば……」

キョン「考えてもみろ。国木田がショタやイケメンだとして、二言めにはお前をイケメンだと描写する俺が」

古泉「あなたそんなことしてたんですか」

キョン「全く触れないなんてことがあるか?」

古泉「……確かに、一理あります」

キョン「国木田は俺や谷口と同じ、フツメンゾーンの同類項だ」

古泉「そうだったんですね……」

キョン「そうだ。だから古泉、俺にはお前しかいないんだ」

古泉「ちょ、ちょっと待って下さい」

キョン「待たない」

古泉「ちょ、まっ………ふんもっふ!!」

古泉「ふぅ…危ない所でした。しかし彼が同性愛者だったとは……」

古泉「涼宮さんとなかなかくっつかないのは、そういうことでしたか…」

古泉「………」

古泉「………ふむ。いいことを思いつきました」

古泉「もしもし、長門さんですか、はい、僕です」

古泉「実はかくかくしかじかで……えぇ、そうです」

古泉「彼を、女性にして下さい」

20分ほど続きの書き込みがなかったら自分の続きを投下しようと思います

キョン子「そうそう、そんで角がなると馬になってな……今までの動きに加えて前後左右にも1マスずつすすめるんだ」

長門「……大体のルールは理解した(顔が近い……)」

キョン子「ああ。大体のルールは多分これでいいな。じゃあ、早速やってみるか」

長門「あ……(離れてしまった……)」

キョン子「ん? どうかしたか?」

長門「……なんでもない」

キョン子「そうか? まあいい。取りあえずどのくらいの強さか見るために、駒落ちはなしでやろう」

長門「わかった(これから約一週間もこんなふうに遊べる……)」

古泉「……長門さん」

長門「おはよう、古泉一姫」

古泉「おはようございます、……じゃなくて。どうして僕が女性になってるんですか!」

長門「問題ない」

古泉「いや、あるでしょう。むしろ問題しかないです」

orz…

長門「主人公に感情移入し、他の男性キャラを敵視する類の男にとって」

古泉「いきなりなんの話ですか」

長門「あなたをガチホモ化するのは得策ではない」

古泉「僕はホモじゃないですが」

長門「何故なら、ガチホモに尻を狙われて嬉しい筈がないから」

古泉「そりゃそうでしょう」

長門「男性キャラを攻略できるギャルゲーでも、対象キャラはヒロイン扱いで、けして主人公の尻は狙わない」

古泉「あんまり聞きたくないです」

長門「つまり、あなたのポジションとして理想的なのは」

長門「ときメモの好雄的便利屋もしくは」

古泉「僕便利ですよね? 都合のいい時だけ利用されてますよね?」

長門「それを私の前で言う?」

古泉「すみませんでした」

どうしましょう。
この場で続きを書くかやめるかスレを立てるか

>>215
とにかく続きが読みたい

長門「ときメモの伊集院的攻略キャラ」

古泉「……ときメモってなんですか?」

長門「平たく言うと、あなたは女性の方がいい」

古泉「顔も知らない誰かの都合なんて知りませんよ」

>>215
続きが読めれば何でも

>>218 >>220
わざわざスレ立てるのもどうかと思うのでとりあえず


キョン子「お、もうこんな時間か。長門、そろそろ昼時だからその辛えカレーとやらを食いに行こうぜ。
     丁度俺の一勝六敗でキリもいいしな」

長門「待ちわびた」

キョン子「しかしお前、朝にあんだけ食って本当に食えるのか? 俺なんかいつもみたいに二束食っただけでまだ苦しいのに」

長門「……大丈夫、任せて」

キョン子「お、頼もしいな」

長門「いい所を見せる」

キョン子「はは、カレーを食ってか? おっと、長門。忘れる前に頼みたいんだが、いつまでも男服のままじゃ目立つからな。
     女物の服をどうにか用立ててくれないか……って、どうした。そんな顔して」

長門「……あなたの力にはなりたい。が、情報連結で服を作り出すのは簡単でも私には流行の服もしくはセンスのいい服を選ぶ自信がない」

キョン子「……おいおい長門、お前の自信なさげな表情はレアだが、そんなことを気にする必要はないぞ。
     お前が俺のために作ってくれた服なら巫女服だってメイド服だって着てやるさ」

長門「…………ほんとう?」

キョン子「ああ、当然だ」

長門「今更。あなたは常に誰かの都合に振り回されている筈」

古泉「それとこれとは話が別です」

長門「スレを好きに使えと言い、いざ使えば文句を言うような輩の都合に」

古泉「誰と戦ってるんですか?」

長門「……わかった。情報の分解、及び再構成を申請。waehwihfwioegpyuminsukihihihbnphqhfqfq@eg」

キョン子「……お前は俺に純白のウェディングドレスを着てカレーを食いに行けというのか」

長門「ジョーク。ahfqfh9fh9pfhewp9h9qyuminsaikovhhdvh」

キョン子「おっ、普通のジーパンに大きめのTシャツか。ありがとう、ながt」

長門「yuminhaiiafiehwuigowhwpihw」

キョン子「あの……長門さん。これはもしや、ブラジy」


>>223 確かに……申し訳ない

長門「安心して」

古泉「何をですか」

長門「ちゃんと彼も女性になっている」

古泉「はぁ……」

長門「しかも涼宮ハルヒと濃厚レズプレイ中」

古泉「なんと」

長門「女子には、必要。大丈夫、私に任せて」

キョン子「……今日は長門のいろんな表情が見れるな。
     しかし、まるで興奮した獣のように血走った目をしたお前は見たくなかった」

長門「それはあなたの勘違い」

キョン子「ほら、もうとっとと行くぞ。早くそのブラジャーをどっかにしまえ」

長門「…………」

キョン子「拗ねた目で見ても付けないぞ」

長門「あなたに付けてほしい訳じゃない。私があなたに付けたい」

キョン子「珍しいな、お前がジョークを連発するなんて」

古泉「ありがとうございます長門さん。これで世界も安定します」

長門「涼宮ハルヒとのプレイが終われば、私や朝比奈みくる、あなたとのプレイもある」

古泉「え、長門さん……?」

長門「性転換萌え、百合萌えの男にはよだれもののラインナップ」

古泉「いえ、ですからそういうことではなく」

長門「ただし全てキョン子攻め」

古泉「攻め? それに何か意味があるんですか?」

長門「ある。腐女子対策」

キョン子「ふう、確か駅前の近くだったよな、長門?」

長門「そう。大丈夫、道はこっち」

キョン子「少々消費エネルギーは大きいが、一家に一人お前みたいなやつがいたら大助かりだな……ん?」

長門「?」

キョン子「ああ、何でもない。何か朝より視線を感じるんだが、多分気のせいだろう」

tBFQNrXgOは需要ないんだから意地張ってないでチラシの裏にでも書いてればいいのにな

男1「おい、あの二人かわいくね?」
男2「ああ、特に制服着てる子が可愛いな。お人形さんのような白い肌に奇麗な顔立ちだ」
男1「いい大人がお人形さん……いや、まあそれはいいとしても。ポニテのほうだろ常考。
   可愛い顔してあの気怠い感じがたまらん……」
男2「なんだ、お前はポニテ狙いか。じゃあ丁度いいな。よし、いくか」

古泉「婦女子対策?」

長門「字が違う。腐女子。これでキョン子ネタを好きなのが男か腐女子かをはっきりさせることができる」

古泉「どうでもいいんですが」

長門「hfpiqehgiwhgoirhwgoyuminhakami」           男1&2「なあにこれ」

キョン子「? 何か言ったか、長門?」

長門「ゴミ掃除」

キョン子「なんだ、薮から棒に……お、あれか。『辛えカレーの谷川』」

長門「どうでもいい? 何故?」

古泉「だってフジョシさんだと明らかになった所で、何も変わらないでしょう?」

長門「……」

古泉「昨日の彼との会話でわかりました、だが断る、でおしまいなんです」

長門「おしまい?」

古泉「出ていけと言ってもフジョシさんが聞かないなら同じなんですよ」

長門「同じ…」

古泉「だからもうこんなことやめましょう」

長門「だが断る」

店長「おっ、随分可愛いお客さんが来たな。注文はなんだい? お嬢ちゃんたち」

キョン子「んーっと、一番安いやつは……あ、これでお願いします」

店長「……悪いけどね、チーズはカレーにプラスして付ける物だから、単体では注文できないんだ」

キョン子「信じられないな。まあいいや、じゃあポークカレーで」

店長「はいよ、付け合わせに何か……」

キョン子「水」

店長「……えっと、じゃあ制服のお嬢ちゃんは」

長門「これ。大食いチャレンジカツカレー」

『ザワッ』

客1「おい、おの女の子、カツカレー五人前に挑戦するらしい」
客2「無駄無駄。今までに大の大人が何人も挑戦しては破れたメニューだぞ?」
客3「何がキツイって、カツも五枚入ってる所がキツイ。一時間なんてあっという間だぜ」



キョン子「大食いの話ではよくある問答」

店長「それじゃあ、君がスプーンを持ったらタイマーを動かすよ。わかった?」

長門「了解した」

キョン子「まあ、長門なら余裕だろ」

長門「任せておいてほしい」

店長「……! ふ、カツカレー五人前を目の前にしても顔色一つ変えないとは……。
   どうやら君は、本気でこいつを全部食べるつもりらしいね」

長門「……頂きます」





十分後

長門「辛すぎる、ギブアップ」

キョン「ながとおおおおおおおおおおおおおおお」

古泉「……じゃあ、せめて僕を男に戻して下さい」

長門「だが断る」

古泉「……長門さん……」

長門「先程言ったとおり、あなたは女の方がいい」

長門「性転換の醍醐味は、百合。そして」

古泉「そして?」

長門「男性が女性となった自分の体を自由にできること」

>>246

こんな店員いねぇよ
お前現在進行形でヒキニートだろ

長門「古泉一姫。あなたの意識は男性の筈。今の自分の体に興味はない?」

古泉「それは……確かに」

長門「正常な男性ならそれが自然なこと」

古泉「正常な、男性……。では、彼はどうなんですか?」

>>253
店長。そして自分は学生。

キョン子「まあ結局、罰として一万円はらってこうして家路についているわけだが……。
     お前、カレー好きじゃなかったのか?」

長門「……いつもは甘口を食べていた。……ごめんなさい」

キョン子「……仕方ないさ。そんなにションボリするなよ。この服を一万円で買ったと思えばプラマイゼロだ」

長門「……失点は自分で取り返す」

キョン子「え?」

長門「次の予定地、『らあめん流』ではラーメン八玉を三十分以内に食べれば賞金五万円」

キョン子「な、なんだってー!」




果たして彼女たちは一週間後、何円をお小遣いにできるのか!?

現在の所持金 43000→32600

長門「彼の場合は難解」

古泉「ですよね」

長門「考えるのが面倒なので、自分の体で楽しむのは、古泉一姫、あなたの役割」

古泉「今長門さん的に言っちゃまずいこと言いましたよね? 面倒って…」
長門「問題ない。面倒は面倒。それより早く」

長門はここまで馬鹿じゃないし甘口なんて設定ないから

キョン子「ふう、やっと家に……ん? なんか黒い車が家の前に」

古泉「お待ちしておりました」

キョン子「ああ、古泉か。なんの用だ?」

古泉「おや、服を買ったのですか? とてもお似合」

長門「何の用か早く言って」

古泉「……は、はい。えっと、明日の学校のための道具を持ってきました」

キョン子「道具?」

古泉「早くと言われましても」

長門「情報操作は得意。今から回想シーンに入る。あなたは女性化した自分の体を堪能して」

古泉「映画撮影ですか」

長門「むしろAV撮え…」

古泉「言わせません」

長門「下ネタかよ」

古泉「それはあなたでしょう。……朝はそれどころじゃなかったんですが」

長門「情報操作は」

古泉「わかりましたよ」

>>261は本物の馬鹿なんじゃないかと

古泉「はい。この段ボールの中に入っています」

キョン子「……まるで棺桶みたいな大きさだな」

古泉「そういえば、元の体に戻る方法は思いつきましたか?」

キョン子長門「…………あ」

古泉「? まだ思いついていないようですね。かくいう僕も見当もつきませんが」

キョン子「まあ、いつも通りハルヒが何を思って俺を女にしたのかを調べればいいんだろ」

長門「そうそれ」

~古泉一姫の回想~

最初に違和感に気付いたのは、髪をかきあげた時でした。

妙に長く感じる髪と、視界に入る腕の細さ。

嫌な予感はしたんです。

昨日、長門さんにあんなことを頼んだから。

恐る恐る鏡を覗き込みました。

……我ながら、美人です。

柔らかな輪郭にすっと鼻筋の通った小振りの鼻。

桜色の唇は、こんな時でさえ笑みを湛えています。

アーモンド型の目は長いまつげに縁取られて、なんとも言えない色気がありました。

随分冷静に見てますよね?

人間、衝撃が強すぎると反って冷静になるものなんです。

古泉「機関としても全力を挙げて原因を調べます。今しばらくのご辛抱を」

キョン子「あ、ああ。頼んだぞ」

古泉「ええ、ではこれで」





キョン子「やっべ、すっかり忘れてた。つーか案外これでもいい気がして来たな。実に恐ろしきは金の魔力」

長門「……私は……」

キョン子「……? なんだ、長門?」

長門「……なんでもない(私は彼に男に戻ってほしい。なのに、女性のままでもいいと一瞬でも思ってしまった、何故?)」

キョン子「さて、じゃあ早速このでかい段ボールを開けるか。長門、手伝ってくれ」

長門「わかった」





キョン子「…………」

長門「……着ぐるみ?」

キョン子「あ、ああ。着ぐるみか。男の俺の死体かと思った」

ここで、本来なら制服に着替えて長門さんの所へ走った訳なんですが、
今は長門さんの情報操作の中です。

鏡の中の女性の目が、不安げに揺れていました。

それに、僕の心が揺れて。

いつもなら、腰が重くなるような感覚の替わりに、じゅんっと。

あぁ、これが濡れる、ということなんでしょうか。

下着の中で、僕の女性器がどうなっているのか。

想像するだけで、ますます体が熱くなるのを感じました。

キョン子「で、あいつは一体おれにどうしろと?」

長門「恐らくこれを着て明日学校に登校するというのが古泉一樹の案」

キョン子「……ポークカレーも結構辛かったから汗かいたな。シャワーでも浴びるか」

長門「私も、汗をかいた」

キョン子「あー、今は女の子同士だし一緒に入るか」

長門「了解しt」

キョン子「なーんてな。ウチの風呂じゃあ二人一緒じゃちょいと狭い。長門からシャワーを浴びてこいよ」

長門「……上げて落とすのが、あなた流」

キョン子「さて、長門も風呂場に行ったし……なにをするかな」

キョン子「今日の夕食か……カップラーメンでいいや。母さんが買い置きしてたし」

キョン子「長門の分足りるかな……ちょっと並べるか」





キョン子「みそ、醤油、醤油、塩、みそ、豚骨、醤油、鶏ガラ、鶏ガラ……こんだけありゃ足りるか。お、長門、上がったのか」

長門「今。……何を?」

キョン子「今日の夕食だ。俺が風呂はいってる間に好きなの選んでくれ。ただし、俺の分は残しておけよ」

長門「了解した」

キョン子「よし、じゃあ風呂はいってくるか」

というわけで風呂はいって寝ます
さよなら

実は僕、童貞なんです。

無修正のAVなら見たことあるんですが、本物は、初めてで。

自分の体が変わったってことに恐怖はあったけど、それ以上に好奇心もあって。

パジャマのズボンを降ろすと、レースのついた、白い下着が見えました。

こんな所も、女の子になってるんですね。

胸が、ドキドキします。

息が荒くなってるのも、わかります。

思わず胸を押さえると、ふにゃん、と柔らかいかんしょくが返ってきて、
思わず声を上げてしまいました。

その声が、可愛くて。

ますますドキドキが強くなります。

>>274

続きは期待していいんだよな…?

>>276
明日学校から帰って来ても誰かが保守していてくれたら、書かせていただきます

>>277

無理!!!!

    +        ____    +
      +   /⌒  ⌒\ +
   キタ━━━//・\ ./・\\━━━━!!!!
    +   /::::::⌒(__人__)⌒:::::\  +

        |  ┬   トェェェイ     | 
     +  \│   `ー'´     /    +
     _|\∧∧∧MMMM∧∧∧/|_

     >                  <
   /  ─ /  /_ ──┐ヽ|  |ヽ  ム ヒ | |
 \/  ─ / / ̄ /   /  | ̄| ̄ 月 ヒ | |
  ノ\ __ノ   _ノ   \   / | ノ \ ノ L_い o o

>>277
把握した
>>278
ツンデレ乙

一姫ちゃんマダー?

>>287
あーとーでー

もう面倒だからスレ分けないか

ただいま。保守ありがとうございます。
>>273から




キョン子「着替えの服は……ジャージでいいか。しかしウェストが大幅に減ったせいで、
     トランクスがずり落ちてくんのが困りもんだな」

キョン子「しかしあの着ぐるみ、見た感じでは確かに俺そっくりだったな。
     俺たちと別れてから半日も立ってないのによくあれほどの物を作れたな。写真を見本にしたのか?」

キョン子「よし、着替えはこれでいいか。じゃあ風呂はいるか」




長門「……彼の、着ぐるみ」

キョン子「それにしてもハルヒのやつ、何でオレを女にしたんだろうな」

キョン子「髪をポニーテールに出来る長さにしたのは素直に神センスだが。かみだけに」

キョン子「……何言ってんだ俺は。しかし、あいつの普段の朝比奈さんへの言動を見る限りは
     巨乳が好きそうなのになんで俺は貧乳なんだろうな。まあ貧乳つっても胸はちゃんと……ちゃん……と……」

キョン子「いやいや! やばいやばい!! これはおれのからだコレワオレノコレハコレワオレノ」




キョン子「……やれやれ。少々取り乱してしまったが…………もう大丈夫だ。さて、それじゃあ下も……脱ごう……かな……」




長門「……携帯電話」

長門「……古泉一樹、今すぐこれと同じ彼の着ぐるみを私の家に送る事をすいしょ……パジャマver.?」

長門「……了解した。制服、パジャマ、私服三種類での配送を。そう、代金は物々交換」

長門「? 女性の時に使った下着? 彼はブラはつけず下も男物のま『ひ、ヒャアアアアアアアッ!!!』
   ……!! 彼の……否、彼女の叫び声。急行の必要を認める」

古泉『えっ!? じゃあ今日ずっとノーブラだったんですかっ!? 長門さん!? 長門さん!?』




キョン子「あ、あ……あ……」

長門「!? これは……」

キョン子「長門っ!? ど、どういうことなんだこれは……お、オレの下半身に……」

キョン子「なにもっ……ないっ……線すらもっ!?」

長門「は、はだk……ほんも……う」ドサッ

キョン子「な、長門っ!? お、起きてくれっ!? 確かに異常な光景だがオレのほうが怖いんだぞ!?長門っ、長門っ!?」





キョン子「……じゃあこういうことか。ハルヒには……その、つまり……」

長門「女性器」

キョン子「……それをあんまり知らないから、想像できなくて創造できなかったと」

長門「……恐らく」

キョン子「おい、長門、ティッシュ取り替えろ。鼻血がもう完全に染みて来てるぞ」

キョン子「しかし、あいつだって生物学的には女に分類されるはずだろう? 男のならまだしも、なんで女のを知らないんだ?」

長門「涼宮ハルヒは同年代の人間と比べて性的知識が異様に少ない。小学生の頃から保健の授業は恥ずかしさから全てさぼっている。
   また、興味は人一倍あるが何となく怖いという理由から、自慰行為などもしたことがなく、己の秘部をはっきり見た事がない」

キョン子「……うーむ。だからって何もないって言うのはおかしくないか?」

長門「……これはあくまで推測だが、彼女は女性のあなたに他の男性と性行為を行ってほしくないと考えていると思われる。
   その願望がこのような形で出たと推測するのが自然」

キョン子「いや、心は男なんだからそんなことしねーよ……と言っても、理屈は通用しないのか」

長門「そう。あくまでも彼女の力は無意識」

キョン子「……あの、用を足す時はどうしよう」

長門「……わ、私が直接下水道に転移させる」

キョン子「う……気分は悪いが仕方ないな。頼むぞ、長門」

長門「ただそれにはあなたに服を脱いでもらわないと転移座標がずれてしまうのではだかになってもらうひつようがある」

キョン子「長門、出血量が一気に増えてるぞ。大丈夫か?」

長門「……問題ない」

キョン子「そう……か? まあそれならいいが。じゃあ、また夕飯まで時間が空いたな」

長門「そう(……よしっ。これでまた見れる……)」

キョン子「あ、そうだ。明日の学校をどうするかを話s」

長門「また将棋をやりたい」

キョン子「……まあ、時間はまだまだあるしな。よし、確か午前中はオレが六連敗して、長門の飛車角金銀と香車落ちで
一回勝ったから一勝六敗だったな。また同じ駒落ちでいいか?」

長門「いい。それと、別の遊びも私と一緒にやってほしい」

キョン子「ああ、いいともさ」

キョン子「何故だ……何故王と歩以外全部駒落ちの長門に負けるんだ……」

長門「……これで、私の十六勝一敗」

キョン子「よし、将棋みたいな頭を使うゲームじゃなくて七並べをやろう」

長門「……七並べ?」

キョン子「あ、知らないか? まず、互いの手札にある七を並べてマーク別に……」

キョン子「へへ、またオレの勝ちだな」

長門「……ずるい。あなたは、わざと私がカードを出せないように別の所でやっている」

キョン子「技術だ、技術。よし、次は何をやるかな……」



長門「ドロー2」

キョン子「オレもドロー2。倍返しだ」

長門「……」

キョン子「はは、どうした? とっとと四ま」

長門「ドロー4」

キョン子「……」

長門「八枚」

キョン子「わかってるさ……」

キョン子「……おっと、今日は時間が過ぎるのが早いな。もう夕食の時間に丁度いい」

長門「あなたは、醤油」

キョン子「はいはい。しかしあれだな、楽しい時間はあっという間に過ぎるってやつだな」

長門「……昨日までの私は、恐らくその言葉の意味が分からなかった。しかし、今は納得できる」

キョン子「そ、そうか? いや、なんか恥ずかしいな」



すいません、しばらく(数時間?)パソコン使えなくなります。
場合によっては今日はもうこれないかも……真に申し訳ない

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