子供「待てーー！えるくーん！」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

ジャン「もう一人来やがった……！」

ライナー「すごいスピードだ………」

子供「キャーーー逃げろーーー！」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

ｷｬｯｷｬｰﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ……


アルミン「行ったみたいだ……」

ジャン「行動のよめねえ奇行種ほど怖いものはないな……」

ライナー「まったく同感だ」

ジャン「はは…………本当こえーな」


ジャン「(調査兵団にならずに憲兵団にはいっていれば)」

ジャン「(こんな思いはしなくてよかったんだ……)」

ジャン「(でも俺は……それでも……)」

キース「貴様は何者だ！」

ジャン「トロスト区出身！ジャン・キルシュタインです！」

キース「何しにここへ来た！」

ジャン「っ！………」

ジャン「憲兵団に入って、内地で暮らすことです」ﾆｺｯ

キース「そうか、貴様は内地に行きたいのか…」

キース「ふんっ！」ﾄﾞｽｯ

ジャン「っいてえ…………！！」ｶﾞｸﾘ

キース「こんなことでへこたれる奴が憲兵団になどなれるか！次！」ｽﾀｽﾀ

キース「何しにここへ来た！」

マルコ「王にこの身を捧げるために来ました！」

キース「そうか、いい心構えだな」


アルミン「アルミン・アルレルトです！」

キース「巨人の囮にでもなってもらおう！」


コニー「コニー・スプリンガーです！」ﾋﾞｼｯ

キース「貴様の心臓は右にあるのか………！？」ｶﾞｼｨ

コニー「(やばいぞやばいぞー……！)」ｸﾞｸﾞｸﾞ

サシャ「」ﾁｭｰﾁｭｰ

キース「…………？」

キース「おい貴様…………何をしている」

サシャ「(んー………？)」ｷｮﾛｷｮﾛ

サシャ「(誰か呼ばれてますよー、おーい)」ﾁｭｩｩ

キース「貴様だ！貴様に言ってるんだ！！」

サシャ「(えっ私だったんですか！？)」ﾋﾞｯｸﾘ

キース「何者なんだ貴様は！！」

サシャ「っ」ｺﾞｸﾝ

サシャ「ウォールローゼ南区出身！サシャ・ブラウスです！」ﾋﾞｼｯ

キース「貴様が吸っていたものはなんだ！！」

サシャ「お花の蜜ですっ！」

キース「な、なぜ今吸おうと思ったのだ………」

サシャ「お腹が空いてしまい、今にも鳴りそうでして」

サシャ「ですがこの場面でお腹を鳴らしたら迷惑になるかと……」

サシャ「ですから今吸うべきだと判断しました…」

キース「………………」ﾎﾟｶｰﾝ

……………

サシャ「……ちっ」ﾌﾞﾁｯ

サシャ「半分、どうぞ」つ花

キース「……」ｼﾞｰｯ



コニー「そういや最初は花女とか言われてたなーお前」

サシャ「あなたも言ってたじゃないですか」

サシャ「それにコニーだって心臓の位置間違えてたじゃないですかー」

コニー「ああ！？あれはだな、うん」ｱｾｱｾ

サシャ「……まあ、そんな私たちが調査兵団として今ここにいるんですよね」

コニー「そうだな……」

ジャン「結局今回の壁外調査は何も得られなかったな……」

アルミン「仕方ないよ、巨人達は今日から夏休みという期間らしいから」

アルミン「奇行種もとくに多かったしね……」

ジャン「こんなんで壁内進撃なんて出来んのか……？」

アルミン「うん……きっと大丈夫さ」

ライナー「俺たちが進撃できるのは夏の間だけだ」

ライナー「なんとかして俺たちは巨人から血を吸わなければならない」

ジャン「……そうだな、やるしかないよな」

ミカサ「私も早く子供を生みたい……200ほど」

ミカサ「でも相手がいない…………」

エレン「ミカサ、無理して相手探そうとするなよ」

エレン「子供を生むことだけがミカサの存在意義じゃないだろ」

ミカサ「ええ、私はエレンを守るためにここにいる」

エレン「いや、俺がミカサを守る方が正しいだろ？」

ミカサ「そ、それはエレンが私の相手になってくれるということ……？//」

ミカサ「私とエレンは家族、のでそれは少し抵抗がある……//」

エレン「違う、俺は男だから女を守るのは当たり前だろ？」

ミカサ「そう……それでも私はエレンを守りたい」

ミカサ「女だとか、そんなものは私には関係ない」