ーリビングー

陽子「ココアしかないけどいいか？」

忍「はい、ありがとうございます」

忍｢ﾝｸ…ﾝｸ………ぷはっ。生き返りました！」

陽子「はは、よかったよかった」

忍「………本当にありがとうございます」

陽子「…なぁ、言いたくないのは分かるけどさ…私も協力したいしさ、辛くなかったら相談してくれよ」

忍「そう…ですね、突然来て事情も話さないのは都合が良すぎますよね」

忍「でも陽子…この事…秘密にしてほしいです」

陽子「……分かった」

忍「実は・・・私・・・綾ちゃんのことが好きになってしまったみたいなんです」

陽子「・・・は？」

忍「寝ても覚めても綾ちゃんの事が頭から離れなくてそれで私」

陽子「ちょ、ちょっと待ったシノ！」

忍「な、なんですか陽子ちゃん」

陽子「私ちょっと耳がおかしくなってたみたいでよく聞こえなくてさ。もう一度言ってくれないか？」

忍「もう！私が勇気を出して相談したのに！」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

陽子「悪かったって、それでもう一度言ってくれないか？え、と出来れば最初から」

忍「今度はちゃんと聞いていてくださいね！・・・私綾ちゃんの事が好きになったみたいなんです」

陽子「・・・やっぱり聞き間違いじゃなかったか・・・。」

忍「え？」

陽子「い、いや何でもないよ。でも、本当に綾なのか？アリスやカレンじゃなくて？」

忍「アリスとカレンのことは勿論好きですよ。でもそれは金髪少女として好きっていうだけで綾ちゃんに感じる好きとは違うんです」

陽子「そ、そっか・・・で、でもさー女の子同士・・・」

忍「それは分かっています！女の子にこんな感情を抱くなんておかしいですよね・・・。だけど私は本気なんです」

嘘だろ(驚愕)

>>11
はよ続き

忍「アリスのことなんですが…」

陽子「アリスがどうかしたのか？」

忍「その…最近アリスがおかしいというか…」

陽子「例えば？」

忍「とりあえず紅茶に髪と血は淹れてきますし…」

陽子「………」

忍「私が他の女の子と話していたらその女の子ことをしつこく聞いてきたり…この前はその女の子の下駄箱にカミソリを入れているのを見ました…」

陽子「………」

陽子「分かった。とりあえずちょっとの間泊まっていけよ、」

忍「ありがとうございます…」

ちょっと休憩