兄「キスすると性格が変わる?」 妹「はい!!」(364)


兄「んなアホな」

妹「本当ですってば!!」

兄「かといって俺にどうしろと?」

妹「そんなの二択問題より簡単です!! はい!!」

兄「......なに、その俺に差し出した両手は?」

妹「お兄さん、私とちゅーしましょ!!」

兄「二択どころか一択じゃん!!」


妹「つべこべ言わない!! ん!!」

兄「まさか妹とキスするとは......」

兄「ええーいままよ!!」ギュ

妹「あぁ、お兄さん......」ギュ

兄「妹、お前の初めて俺が貰うよ」

妹「はい......」

チュ

妹「こぉんのクソお兄ぃぃ!!!」

ズドン!!!!!

兄「わかめーーーーー!?」

ガシャーン!!


妹「信じらんない!! 妹とキスする兄がどこにいるのよ!!」

兄「お、お前がしろって、言ったじゃん......」

妹「そんなの戯れ言だとか言ってやり過ごしなさいよ!! バカアホ変態!!」

ゲシゲシ!! ドスドス!!

兄「んなりふ......ごは!? ぐえ!? へぶん!?」

妹「もう......初めてだったのにー!!」

兄「すんませんでした......」(土下座)

妹「声が小さい!!」

兄「ごめんなさい!!」

妹「うるさい黙れ!!」

兄「............はい」

妹「まったく......お兄がこんな変態だと思わなかった」

兄「俺は妹に隠されていた能力があるのに、足が震えています」

妹「ああ?」

兄「ひぃ! 俺は無実!!」


妹「ふん!! もういいわよ!!」

兄「え?」

妹「だから、お兄は私に興奮してキスしちゃったのを
  許すっていってるの!!」

兄「え、ほんとに!?(俺興奮してないけど......)」

妹「そうよ、優しい妹様に感謝しなさい」

兄「う、うんありがとうな(でも俺絶対悪いことしてない......よな?)」

妹「はぁ、お兄の顔見てたら疲れちゃった......」

兄「俺も今日は精神的に大ダメージを受けたから、もう寝るよ......」トボトボ

妹「待ちなさい」ガシ

兄「ま、まだ何かありますの......?」

妹「何その口調、変態ね。それよりほら。ん」

兄「へ?」


兄「なにしてんの?」

妹「何って......キスよ」

兄「......どして?」

妹「お兄がキスしないと戻んないのよ!!」

兄「あ、なるほど」

妹「分かったならほら!! ん!!」

兄「はぁ......(まさか、本当に性格が変わるとは......)」

兄「じゃあ行くぞ~(しかも怖いし......)」

妹「は、早くしなさいよ......」

兄「へいへい」


妹「お兄」

兄「ん?」

妹「あ、ありがと....../// あといきなり殴ってごめんなさい......」

兄「......な!!」

妹「な、何よ......勘違いしないでよ!!  
  私はただお兄と初めて話して緊張したわけじゃ......」

兄「ツンデレ万歳!!」チュ

妹「ふむ!?」


兄「ぷは、まさか最後の最後にデレがくるとは......
  うん、いいな」

妹「ふふ、ツン子ちゃんはお兄さんとずっと話したいって
  言ってましたから」

兄「ああ!! その話し方、そしてこのほんのりした雰囲気!! 妹~!!」ギュウ

妹「ん、お兄さんはあったかいですね」ギュウ

兄「いや~でも本当、性格が変わるなんてびっくりでしたよ」

妹「はい、あと二人くらいいますのでお楽しみに!!」

兄「......え?」

つづく


~休日~


妹「このストーリーは!!」


兄「ストーリーは?」


妹「キスをすると性格が変わる、超絶美少女の妹と!!」


兄「えっと......妹にキスをしろと言われて、ほぼ迷わずに
  妹の唇を奪う変態紳士のお兄さんとの」


妹「おはなし!!」


兄「おはなし......」


兄「これでいいの?」


妹「はい!!」


妹「ではお兄さん、さっそくチュっとしちゃいましょう!!」


兄「妹よ。君にはためらいがないのかい? お兄さんは
  君を汚してしまったという背徳心に心が痛いよ......」


妹「大丈夫ですよお兄さん。日本人は古来から
  近親同士で交わりながら繁栄してきたんです
  いまさら腰がひけるなんて......め、ですよ?」


兄「うん、慰めてくれたんだろうけど、
  内容的に素直に受け取れない箇所が多々ありますね」


妹「でもそれぐらい物事に慎重な男性が......私は好みです!!」


兄「うぅ!? 眩しい!! その笑顔は俺には眩しすぎる!?」


妹「ではお兄さん!! ん!!」


兄「......まぁ、妹がそうするなら......ん」


チュ


妹「兄よ。人生とは非常に深い、海のようなものだと思わないか?」


兄「おおう、ツン子ちゃんと肩を並べるほどの
  個性を秘めているような子が出てきた......」


妹「兄。私は海が好きだよ」


兄「そ、そうか......」


妹「まぁ......テレビでしか見たことがないが」


兄「......ああ、そうなんだ」


妹「では自己紹介しよう。私はクル子。趣味は体育座りで空想に浸ることだ
  こうして私が兄と対面するのは初めてだな」


兄「お、おう。そうだな」


クル子「ふむ、兄よ。さっそくだがお願いがある」


兄「え、なに?」


クル子「いや、まぁ何てことはない。
    ただ......頭を撫でてはくれないか......とな」


兄「え、まぁそんくらいお安い御用だけど......」


ナデナデ


妹「んん......はぁ、想像以上だな。心が溶けそうな気がするよ」


兄「そうか?」


妹「うむ、私は今とても機嫌がいい
  機嫌が良すぎてお腹の下あたりがモジモジしてきたぞ///」


兄「え?」


妹「ああ、手を止めるな。もっと撫でてくれ
  兄とこうするのが楽しみだったんだ。頼む」


兄「わ、わかった......」


ナデナデ


妹「ん......///」




もぞもぞ


妹「んん......あに......」


兄「(な、なんだこの子は......)」


妹「ふぅ......はぁ......うぅん......」ビク

妹「ああ!! 兄凄いよ!! 身体が燃えてるように熱いぃ!!」


兄「(ちょっと怖い!?)」


妹「ふふ、兄ぃ......///」スリスリ


兄「い、妹......」 


妹「......ふう、このままだと兄と一線を越えてしまいそうだ......」


兄「いやまてそれは......」


妹「だから、そうならないように、私を抑えててくれ
  コツは後ろから両手で包むように抱きしめる」スッ


兄「は、ハグですか......」


妹「じゃあ私は体育座りしながら空想に浸るとしよう。兄
  いいと言うまで離すなよ」


兄「う、うん。了解した」

クー妹「~~~」
とかの方がいいと思うな



妹「よし、しっかり抱き締めろ兄。私は少しきつめが好きだ」


兄「おし、こんくらいか?」ギュウ


妹「ああ、ちょうどいいな。この締めつけ感が心を満たしてくれる」


兄「俺は何だか凄い悪いことの道に入ってるようで怖いですよ。妹」


妹「む、今はクル子だ」


兄「あ、そっか。ごめんな」


妹「バツとして私と接吻してもらおうか」ニヤ


兄「へ......」


チュ


妹「あ、あう......お兄......」


兄「あ、その喋り方はツン子か?」


妹「うなこといいから、はなれてよ!! 恥ずかしいから......」


兄「そっか、ツン子は俺のこと嫌いなのか?」


妹「えぇ!? 何言ってんのよ!! き、嫌いなわけ.......ない......けど
  もう、クー妹のバカ......いきなり丸投げしてくるなんて......」


兄「ツン子、俺も昨日はごめんな。今度からはちゃんとキスするよ。な?」


妹「ぬ......か、勝手しなさいよ......ふん」


つづく。

>>27 たしかにそっちの方がいいね
そっちにするよ


ある日


クー妹「兄、質問がある」


兄「んー? なに?」


クー妹「兄はシャーペンと鉛筆、どっちが好みだ?」


兄「え......うーんそうだなー俺は......シャーペン?」


クー妹「ち......そうか......私は鉛筆だ......」


兄「え、何故舌打ちした?」


クー妹「いやなんでもない。ただ兄と被らなかったことに
    深海よりも深い悲しみをかんじているだけだ......」


兄「それお先真っ暗じゃん」


クー妹「おのれ神よ。何故私と兄の仲に亀裂を走らせる!!」


兄「ふぅ、クー妹はツン子と違う方向で個性があるよね
  なんだろう、飽きない」


クー妹「そもそも何故そこで、鉛筆と言わないんだ!! 兄!!」


兄「うぇぇ!? 俺に降りかかるの!?」


クー妹は自己肯定の強い女の子です。


クー妹「兄!! 私は兄が好きだ!! 兄一筋だ!!」


クー妹「だから兄も私が好きだと言ってくれ!!」


兄「えぇ、そんな急に言われても......」


クー妹「言ってくれないと......何かが起きるぞ!!」 


兄「そこは考え中なのね......」


兄「いやまあ、俺も好きだよ。でなきゃこんな仲良く話さんだろ?」


クー妹「いやそれは分からないぞ兄。もしかしたら兄は......
    グェッヘッへ、こうして甘い蜜を与えて
    熟させた後、後ろからガブッと食べるのがつうなんだよなぁ.....」


クー妹「などと妄想しながら、実の妹を盛りのついた
    猿のような瞳で見つめているんだろ!?」


兄「俺が好きなら少しは俺を信じろよ!?」


クー妹「私は嫌だぞ!! 最初は騎乗位と決めているんだ!!」


兄「え、そっち!?」


クー妹「だから私は屈しない!!」


兄「何にだよ!?」


ちなみに兄君の好みは正常位です



クー妹「は、思いついたぞ!! もし兄が私を好きと言ってくれないなら......」


クー妹「ござ、について熱く語ってもらおうじゃないか」


兄「なぜにござ......カーペット以外にどう説明しろと......」


妹「ん、例えば必殺技の名にござをつけたりとかだな......」


兄「うーん必殺技かぁ、じゃあ......ござファイヤー?」

クー妹「」


兄「う......ござエクスプロージョン!!」


クー妹「」


兄「ご、ござの極み!!」


クー妹「......なんだ兄よ、私をおちょくっているのか?」


兄「俺をいじめるなよ!?」

つづくかもしれない。


ある日


兄「ふんふんふーん、やっぱり音楽を聴くのはいいね」シャカシャカ


ツン子「お兄ー。ちょっとお兄ぃー?」


兄「トゥルットゥルットゥー」シャカシャカ


ツン子「......む、お兄!! 聞いてる!?」


兄「流した涙は醤油味、昨日の晩飯醤油ご飯。へい」


ツン子「......気づきなさいよお兄!!」バシ!!


兄「ぐはぁ!? ヘラクレス!?」


兄「ああ!? ヘラクレスがあぁ!?」


ツン子「ふん、気づけないお兄が悪い。なによヘラクレスって......」


兄「ああ......ヘラクレス......君の雄志は俺の心に刻まれたぞ......
  お前は頑張ったよ...甘党から醤油に転向するなんて生半可な覚悟じゃねぇ」


ツン子「一体どんな曲を聴いていたの?」


兄「ある男の生き様を綴った歌だ。号泣間違いない」


ツン子「遠慮する」


兄「そうか、で、なんか? ツン子」


ツン子「あ、そうだった。兄、あんたにお願いがあるの」


ツン子「私とキスして」


兄「ふぅ!?」


ツン子「なによその間抜けな顔は......試したいことが......あるだけなんだから」


兄「......それって、なに?」


ツン子「......ま、まぁ実験みたいな?」


兄「どんな?」


ツン子「その、性格が変わらないようにするキスの方法というのを......///」


兄「......ほぅ」


ツン子「ち、ちなみに性格を変えずにキスの
    余韻を楽しみたいとかじゃないから。勘違いしないこと」


ツン子「わかった?」ギロ


兄「そ、そうか......」


ツン子「ほら、いくわよ」


兄「お、おう。バッチこい」


チュ


妹「むぅ............お兄さん」


兄「おう......ツン子から妹になった」




妹「............」ジッ





兄「ん? どうした妹?」



妹「お兄さん、ツン子ちゃんと羨ましいことしてました......」


妹「ズルいです......」ギュ


兄「うえぇ? い、妹?」


妹「今日はもう私のターンです!!」ギュ!!


兄「あらら、ツン子。ごめんな......」


妹「でもツン子ちゃんの考えに私も乗りたい気持ちもあります」


兄「でもどうするの?」


妹「あれです。ようはずっと粘膜接触してればいいんです!!」


妹「お兄さん......離しちゃ駄目ですよ......?」ウル


兄「が、頑張る......」



妹「スーハースーハー。ではいきますよお兄さん!!」


兄「あんまり激しいのは止めてーー」

妹「お兄さ~ん!!」チュ~


兄「むが!?(最後まで聞けよー!!)」


妹「む......ふむ......ふぅ(お兄さん!! お兄さん!! 好き......好きぃ......!!)」


兄「むむ!!(妹......ちょ、唇をしゃぶるな......)」ググ


妹「むぅーうー
  (お兄さんの唇柔らかい......お兄さんともっと触れたい!!)」ギュウ!!


兄「ふむ!?(な......お前、舌は駄目だ......)」

妹の激しい求めは加速する。
妹(ほんのり)は兄の口の中までも侵略しようとしてきた。


それはいけないと兄はキスをしたときに閉じた瞼を開く。


兄「!!」


眼前には妹がいた。キスをしているから当然のことだ。
妹も瞳を開け、兄を見ていた。


妹の頬に触れる。反射で手が引っ込むくらいに熱かった。
妹の兄に抱きつく力が強くなる。


耳に妹の肩で息をしているような激しい吐息の音が流れ込んでくる。


妹「むうーふう///」


兄は妹を見つめる。もっと欲しい、
とねだっている子猫のような妹を見つめる


気づけば兄の口の中に妹の舌が入り込んでいた。


妹「ちゅ......えぅ、はむ......ちゅる(お兄さん......すきぃ......///)」


妹はそれからひたすら兄を求め続けた。

時間も忘れて、ただ兄を求めた。
兄もそんな妹を愛でた。頭を撫で、妹に負けないくらい強く抱きしめる。


その度に細やかに身体を軽く痙攣させ、
むー!! ん~!! と声とは呼べないような甘い声を出す。


それは10分ほど続き、唇を離した時はクー妹が出てきた。


そして、クー妹に襲われそうになったのはまた別の話。


ある日の夕方。


クー妹「............」


兄「あれ妹が縁側で黄昏れてる......」


クー妹「ん? 何か用か兄?」


兄「いや、なに黄昏れてるのかなってさ」


クー妹「ん、私は今......シャーペンの長所を考えていたんだ......」


兄「まだ根に持ってたの?」


クー妹は鉛筆主義の女の子です。


クー妹「兄は、あばたもえくぼという言葉を知っているか?」


兄「たしか、好きな相手なら欠点さえも長所に見えるという意味......だろ?」


クー妹「さすが兄だな。ご褒美に私の胸を揉んでいい権利をあげよう」ムニッ


兄「気持ちだけ受け取っておく」


クー妹の胸はBカップです。


クー妹「でだ、兄はシャーペンが好きだと聞いて
    私もシャーペンを好きになろうと長所を探していたんだ」


兄「シャーペンの長所なぁ......使い続けられることくらいしか思いつかん」


クー妹「芯を入れるだけだからな。鉛筆と違って散らかさない」


兄「ナイフで削ればそりゃ散らかるわ」


クー妹「ふぅ兄は分かってないな。ナイフで鉛筆を削る楽しさを知らないとは
    まったく、私より人生長く生きてるだろ?」


兄「だって手間かかるじゃん。普通に電動ので......」


クー妹「電動だと? ふん、これがゆとり脳か、すぐ電気に頼る」


兄「あれ......なんか俺、罵倒されてる?」


クー妹「だが、時代は近代。そして私はその歯車の中の小さな部品......
    社会という檻の中で生きる......な。
    ふ、人の振り見てなんとやら......だな」


兄「......え? 自己完結?」


クー妹の趣味は自問自答です。

ちなみに兄の趣味はしりとりです。


クー妹「話がそれたな。つまり私は兄を理解しようとしている」


兄「えーと、俺のそういう一面から
  クー妹は俺のことをどういう人間か考えている?」


クー妹「まぁ、シャーペンから兄のことは分からないな
    せいぜい、好きな色が白ということくらいだ」


兄「ホワイトっていいよね」


クー妹「......私は黒が好きだ」


兄「おう、陰と陽か。なんかカッコいい」


クー妹「またしても合致しないという......くそ、兄め」


兄「俺が元凶!? てかクー妹、そんなさ一緒にこだわらなくても......」


クー妹「むぅ、好きな人とは色々と共有したがるのが女の子という生き物だ」 


兄「うーん。男の俺には分からんかも」


クー妹「でも、たしかに押し付けてはいた。悪い。
    でもそれだけ兄が好きなんだ。私はな」


兄「......そっか」ナデナデ


クー妹「ん......兄」


兄「俺も好きだよ。クー妹のこと」


クー妹「他の三人よりもか?」


兄「」ピク


兄「......」


それは何気ない一言だった。だがなぜかその言葉は
兄の心を微かに揺らす。


兄「......三人?」


クー妹「あ、そういえば三人目に兄は会ってないな......会うか?」


兄「ま、まぁ......把握はしておきたいかな?」


クー妹「そうか、なら決定だ。ん」


兄「むが!?(え、いきなり......)」


神妹「兄よ、シャーペンではありません
   鉛筆でもありません。アナタの心を描くのは......愛です」


兄「いきなりぶっ飛んだね? ラッパでも吹くんですか?」

兄は田園が水浸しになる様を心に描きました。

くつづ


神妹「初めまして、私は神妹。兄とこうしてお話できて嬉しく思います」


兄「あ、どうも妹達がお世話になっております......あれ? 何か違和感が......」


神妹「さて私がこうして外に出たということは......
   道に迷ってらっしゃるということ」


兄「道? いえ俺は別に......」 


神妹「心配しないで、私には分かります。アナタは今
   いくつもの別れ道の......入口にいるのです」


兄「え、入口?」


神妹「はい、しかし安心してください。どの道を選んだとしても
   アナタの道は光に満ちています」


兄「ひか......り......」


神妹「ええ」


神妹「アナタはそれに勇気を持って足を踏み出すのです
   いずれかの道に......力強く」


兄「強く......」


神妹「怖がることはありません。さぁこの五枚の内から
   一つ選んでください。それがアナタの......兄の道です」ニコ


兄「ここから、俺の道が......」


そうだ、俺はいつだって悩んでいた。


迷っていた。でも、もがくことすらできない駄目な男だった......。


でも、ここから変わろうと思う。


神妹「さあ、選んで!!」


そうだ、ここから始まるんだ!!


兄「ああ、分かった......」ス


俺は神妹の手からカードを一枚抜く。


兄「これが、俺の道......」ペラ


<妹を縛りプレイ>


神妹「縛りプレイですか/// さすが私の兄!!」


兄「............」


神妹「さあ、兄よ。今こそ歩む時です。最初は戸惑うこともあると思います
   ですが、安心してください。だれでも最初はそんなもの......」


兄「.......」


神妹「私がついています。さあ、共に新しい道を歩み」


兄「俺......ノーマルでいいです」


俺は危なく、あっちの住人になるところでした。


ですが、なによりショックだったのは


妹に一瞬でも縛りプレイをしてみたいと


思ってしまった。自分自身でした。


神妹「し、縛りはだめですか......なら目隠しをしてのエッーー」


兄「帰りなさい」チュ


神妹「はむぅ......///」ビクンビクン


続く気がする。

~夏休み~

妹「お兄さん。ついに完成しました!!」


兄「おお、どうしたよ。朝から元気だな。で何が完成したんだ?」ナデナデ


妹「はい、これです!!」シュバ!!


兄「なにそれ? 刀?」


妹「はい!! 名前は<ぶった切りセイバー!!>です」


兄「......うわ、すごいネーミング......」


妹「これで夏休みの宿題の自由工作が終わりました!!」


兄「ああ、それ宿題だったのね。で後残っているのは?」


妹「はい、あと国語、地理、倫理に家庭科、四つ残っています!!」


兄「今日で夏休み最後だぞ?」


妹「むぅ、それくらい分かってます。だからこれを徹夜で作ったんですから」


キラーン


兄「え、それで何をするの?」


妹「ふっふっふ、百聞は一見にしかず!! はいお兄さん!!」


兄「ん、俺が持って......妹、俺はどうすればーー」


妹「さぁ、お兄さん!! 私を切って!!」バ!!


兄「殺人!?」


俺には妹が、もの凄い現実逃避をしているように思えました。


兄「ま、まて妹!! お兄さんに何をさせようとしている!?」


妹「とりあえず、カッコ良く私を十文字切りしてください」


兄「え......え!?」


妹「もう、早くして下さいよ~。別に死にませんから~」


兄「でもめっちゃ抵抗あるんですが......」


妹「もぅ、なら近所や学校に私とお兄さんのラブ甘な日常を暴露して......」


兄「うおぉぉぉぉぉ!! 十文字切りぃぃぃ!!」ズバ!! ズバ!!


兄は、自分が社会的に抹殺されるのをリアルに想像しました。


ドッカーン!!


兄「ぐは!? 妹が爆発した......い、妹ーー!!」


「兄よ、ついに開けましたね......」モクモク


兄「え......その悟りを開いたような声は......神妹?」


神妹「ふふ、さすがは兄......ご褒美に私を好きなだけ弄っていいですよ?」


兄「......いや、遠慮しておきます」


神妹「むぅ、何故ですか......キチンと理由を述べてください」


兄「俺に幼女趣味はない」


兄の目の前には、小学生くらいの身長になった神妹がいました。


兄「てか、何故こんなに縮んだんだ? てか妹(ほんのり)は?」

トタトタトタ


幼妹「お兄さ~ん!!」ぎゅう


兄「!? 妹!! お前もちっちゃいな......て、二人?」ナデナデ


幼神妹「ああ!! 妹ちゃんズルいです!!」ぎゅう


兄「あれ、どういうこと?」


「ふむ、とりあえずは成功だな」スタスタ


兄「え!? クー妹まで......ちっちゃい......」


幼クー妹「しかし、兄に幼女趣味はなかったか......ふぅ」


幼ツン子「......」ジト


兄「え、どうなって......だってみんな......は!! これか......」


キラーン


幼妹「無事に四分割されました!!」ブイ!!


クー幼「だな、まぁ、胸は仕方あるまい......」ペタ


幼神「ふふ、大成功です!!」ビシ


幼ツン「......ふん」ジロ


兄「............」





















つつぐ

再開、投下


幼妹「と、言うわけで......」

クー妹「これから手分けして残りの宿題を片づける」

神幼「お兄さんは私達がサボらないように見張ってください!!」

兄「うむ、分かった。お兄さんは何も言うまい。頑張れ妹達よ」チラ

幼ツン子「............ぁ、ふん」プイ

兄「(ツン子だけ、不機嫌なんだが......何故だ?)」


クー妹「よし、戦闘開始だ。円陣!!」

神幼「えんじーん!!」

幼妹「ほらほら、ツン子ちゃんも!!」グイグイ

幼ツン子「............むぅ」

兄「え......何をするの? 円陣?」

クー幼「そうだ兄。これから自分達を鼓舞するんだ」

神妹「兄も一緒にしませんか?」

幼妹「お兄さ~ん、かも~ん」

幼ツン子「............」ギロ

兄「いや、ツン子がこっちにくるなと訴えてるから遠慮する」

兄「(てか、パッと見七歳くらいにしか
   見えないコイツらの中に入ったら......は!? いかーん!!)」

妹達のおかげで、兄君の性癖が革新しようとしていました。


クー妹「なら仕方ない。私達だけでいくぞ!!」ガシ

幼神妹「いつでも大丈夫です!!」ガシ

幼妹「ふん!! 上に同じ!!」ガシ

幼ツン子「以下同文......」ガシ

クー妹「よし......いくぞ......」スゥ

兄「............(鼓舞ってどうすんだろ。ファイトー!! とかか?)」ジ




クー妹「ハッピー!!」

神妹「ジャンプジャンプ!!」

幼妹「イェーイ!!」

幼ツン子「............うぅ」

クー妹&神妹&幼妹「............」ジ

幼ツン「............うぅ......れっつごぉぉぉぉぉー!!!!!」

クー妹&神妹&幼妹「イェーイ!!!」

幼ツン子「......う、うぇ......恥ずかしいよ......」ホロリ

兄「なにこの差は!?」


しまじ○うのEDがこんな女の子泣かせだとは思いもよりませんでした。


~戦闘開始(宿題消化)~


幼妹「えぇと......この問いの答えは、よんです!!」さらさら

クー妹「ふ、私にはお見通しだ!! この鞄にいれて潰れた
    アンパンのような図法......お前はモルワイデ図法だ!!」カリカリ

神妹「無為自然......のんびり気の向くままに生きましょう」音読

幼ツン子「............」チクチク←家庭科の課題処理中

兄「うーん、なんだかんだで頑張ってるなお前たち」

クー妹「ふ、当然だ。私達はやればできる人間だ。
    だからもっと褒めてくれ。性的な意味で」

神妹「そうですよ兄。人間やる気があれば少々の苦はのりこえます。
   というわけで、全部終わりましたら褒めてください。
   今回はR18でお願いします」

兄「お前ら仲良しだろ?」

兄「ま、頑張りしだいでは褒美をやらんこともない」


クー幼&幼神「え..........」タラリ

兄「おい、涎たれてるぞ。褒美つってもせいぜいお菓子買うくらいだ」


クー幼&幼神「ちっ」

幼妹「私はチョコボールが欲しいです!! エンゼル!!」

幼ツン子「............」チクチク

兄「ツン子は何が欲しい?」

幼ツン子「......」チラ

兄「ある程度ならなんでもいいぞ」

~だったらお兄さん縛りプ......~

兄「だまらっしゃい」

幼ツン子「.......考えておく」チクチク

兄「お、そうか」ナデナデ

幼ツン子「!! か、勝手に撫でないで......」クルリ

兄「あ、ごめんな(あらら、後ろむかれちまった)」

兄「(うーん、最初はしまじ○うの事で
   機嫌悪いかと思ったんだがなぁ......)」ポリポリ

幼ツン子「......」チクチク


兄「(何か別のことで機嫌が悪いような気が......わからん)」

兄「(とにかく、今はコイツらを応援しているか......)」

つづく

テス


~お昼~


クー幼「ふ......完璧だ!!」

幼神「こっちも終わりましたよ~」

幼妹「私も宿題完了です!!」

幼ツン「......」チクチクチク

兄「お、ツン子以外終わったか。よしよし頑張ったな」ナデナデ

クー幼「ふふん、当然の結果だな」

幼神「はぅん......兄、もっと撫でてくださ~い///」

幼妹「あぁ~! お兄さんズルいです!! 
   わ、私にも撫で撫でしてくださいよぉ......」モジモジ

幼ツン子「......」チクチク


兄「ああ、ごめんな妹。お前も頑張ったな、うりうりぃ」わしゃわしゃ

幼妹「ほぁ~~~///」ポワリポワリ

神妹「ああ......!! あんなに激しそうに......!! 
   くぅ!! これがカースト制度ですか!!」

クー妹「くそ、ズルいぞ!! これは差別だ!! 
    尊皇攘夷(そんのうじょうい)だ!!」

神妹「兄は即刻打ち払いです!! どっかーん!!」

兄「はいはい、ちょっと勉強のし過ぎたお前ら
  風呂でも入ってこい」わしゃわしゃ

クー幼&幼神「ふぁ~~~い///」ポワリポワリ

幼妹「はぁふぅん......///」ピクピク

幼ツン子「.......」チクチク


兄「ほら、ツン子も一回休んで風呂でスッキリしてこいよ」

幼ツン子「やだ、これ終わってから」チクチク

兄「ん、そっか(てか、こっちを向いてほしいんだが......)」

クー幼「では兄よ風呂に行ってくる!!」

幼神「ふんふんふーん!!」ウキウキ

幼妹「ふんす!! ふんす!!」ポイポイポイ

兄「おう、いってら~」

クー幼「さぁ、いくぞ!!」カチャ

幼神「全ては心のままに......」カチャ

幼妹「おっけ~い!!」カチャ

兄「......その水鉄砲どっからだした?」


~ 突撃ー!! ~


ドタドタドタ


兄「はぁ......しばらく出てこないな、あれは」チラ

幼ツン子「......」チクチク

兄「(うーん、今日は静かだなツン子。
いつもなら何かしら攻撃してくるのに......)」

幼ツン子「......」チクチク

兄「熱心に裁縫してるよ......作ってるのは......マフラーか?」

ツン子「......もう少し」ボソ

兄「............(そうか、夏が終われば秋が来て、冬が来る。
  これからの季節にマフラーは必需品だな。俺も買っとかないと)」

幼ツン子「............フン、よし、完成」ファサァ

兄「お、完成したか? ちょっと見せてくれよ」

幼ツン子「む、やだ」

兄「なんだと......」


兄「な、なぜだツン子よ......お兄さん悪いことはしていなーー」

幼ツン子「......目ぇ閉じて......」

兄「へ?」

幼ツン子「とじて!!」

兄「ふぅ、分かったよ......ほら閉じたぞ」

幼ツン子「開けたら怒るからね?」

兄「お、おう......(なにするんだ?)」

幼ツン子「............」

兄「......つ、ツン子?」

幼ツン子「絶対......開けないでよね......」ファサァ

兄「え、なんか首に何か巻きついて......マフラー?」

幼ツン子「......開けないで、うんしょ」クルクル

兄「(く、目閉じてるから分からん!! 
   でもマフラーが巻きついているのは分かる......だが......)」


幼ツン子「......はぁ、ふぅ......ふぅ」

兄「(ツン子の息が......距離近くないか?)」

幼ツン子「はぁ、はぁ......」ゴク

兄「な、なぁツン子? これはなにーー」

幼ツン子「考えたよ。ご褒美」

兄「お?」

幼ツン子「兄に、今......今」モジモジ

幼ツン子「いっぱい甘える!!」チュ

兄「ふむ!?




つづく」


幼ツン子「............///」チュウ

兄「む、むむ!!?」

幼ツン子「ぷはぁ......あむ、お兄......ちゅ///」チュウ

兄「ふむぅ!! んー!!」グイ

幼ツン子「っはぁ......お兄、もっと......」

兄「つ、ツン子......どうしたんだよ......
  はぁ、いつものお前ならこんなことしないだろ?」

幼ツン子「だって......」モジモジ

兄「?」

幼ツン子「本当は......ずっと、ずっとお兄に......
     甘えたいって......思ってたんだもん」



幼ツン子「お兄とイチャイチャしたかったんだもん!!!」

兄「なぁ......!!」

幼ツン子「でもみんなの前でそんなこと言うの恥ずかしくて......
     だからお兄に強く当たっちゃって......」

兄「ツン子......」

幼ツン子「でもお兄はそんな私にも優しくしてくれて......
     な、撫でてくれたり、キスしてくれたり......」

幼ツン子「私もう、お兄しか見れないよ......///」ウル

兄「!!」

幼ツン子「だ、だから......今くらいは
     わ、私だけ............お兄ぃ......///」

兄「......つ、ツン子......」


幼ツン「お、お兄ちゃん......だっこ......してほしいな......?」ニコ

兄「............つ、つつ」プツン

兄「ツン子ーー!!」ギュウ!!

幼ツン「あぅ....../// お兄ちゃん苦しぃ///」

兄「よしよし、いいよ!! 好きなだけ言え!! 何でも叶えてやるよ!!」

幼ツン「ほんと!? じゃ、じゃあ......ここにお兄ちゃんの頂戴......」

兄「いいよ、ほら。ん」

幼ツン「はむぅ!! ちゅ......ちゅ、れろ///」

兄「ふむ、ん......はむ。ツン子」

幼ツン「お兄ちゃん、マフラー温かい?」

兄「ああ、すっげえ温かいよ......」クンクン

幼ツン「あ、駄目......汗かいてる......」

兄「気にすんな。ツン子はいい匂いだよ」

つづく


幼ツン子「!!!(お、お兄が......いい匂いって......)」

兄「すぅ......はぁ、ツン子は甘い匂いがするな......よしよし」ナデナデ

幼ツン子「あ、あう......(ズ、ズルいよお兄ぃ......
そんなこと言わないで......)」

幼ツン子「はぁ、あぅ......お兄ぃ!!」ギュウ

兄「お、ツン子......」

幼ツン子「スゥ......はぁ......スゥ......お兄ちゃん、お兄ちゃん///」もそもそ


兄「まったく......性格は違うけど、甘えん坊なのはみんな一緒か」ギュウ

幼ツン子「む/// うぅん///」もそりもそり

兄「ま、お兄さんも嬉しいけどさ。ツン子、次は何する?」

幼ツン子「......撫でて、ほしい。幼妹達にしたみたいに......」

兄「うん、いいよ。うりぃ、くらえツン子」ワシャワシャ

幼ツン子「ん......ふぅ......」

兄「よし、ツン子には特別だ」

幼ツン子「え......」


兄「ほら、ツン子の大好きなちゅーだぞ?
  しかも、舌も入れてやろう」ちゅ

幼ツン子「!? ふあぁぁ......///」ビクン!!

兄「へへ、どうだツン子?」

幼ツン子「あ......う、らめだよ......おにぃ、心臓爆発しそうだよ...///」

兄「へへ、たしかにツン子の顔、赤いな?」

幼ツン子「あ......駄目だよ......みないでよ......バカ」


兄「照れてるツン子も可愛いぞ~。よしよし」

幼ツン子「むぅ......」

兄「ん? どした?」

幼ツン子「クー妹には好きって言った。私は......? 好き?」

兄「当たり前だろ? みんな俺の大切な妹だ」

幼ツン子「んー!! だめぇ!!」グイ

兄「ぐへ!? マフラーを引っ張るな......(おお!? ツン子の顔近!!)」


幼ツン子「言ってよ......」

兄「つ、ツン子?」

幼ツン子「好きって......言って」

兄「......ふぅ、まったく。ツン子らしいな(まさか......ここまでデレるとは)」

兄「いいよ、ツン子。」ギュウ

幼ツン子「......んん///」ギュウ

兄「好きだツン子」

幼ツン子「......うん///」

兄「大好きだよ」

幼ツン子「うん!! 私も好きぃ///」

兄「まぁ、ちょっと乱暴だけどな」

幼ツン子「ご、ごめんなさい......」

兄「でも、それもツン子の魅力なところでもあるし」

幼ツン子「ほ、ほんと?」


兄「ああ、すごい可愛いよ。さすが俺の妹」

幼ツン子「そ、そうかな? へへ///」

兄「うん、だけど俺としてはもう少し素直なツン子がいいかな」

幼ツン子「う、でも恥ずかしい......」

兄「いきなりとは言わないよ、段々とさ。な?」

幼ツン子「わ、分かった......頑張る」

兄「ツン子はやればできる子だ。ガンバ」

幼ツン子「う、うん......///」

兄「よし、ツン子も風呂に行ってこいよ」

~ワイワイガヤガヤ~ ←風呂

兄「楽しそうだぞ?」クス


幼ツン子「ううん、いい」

兄「ん?」

幼ツン子「私はおにぃといる方が好き」

兄「いや~でもお互い汗が」

幼ツン子「あとで入る。今はこっち。んー」ちゅ

兄「ムグ!?」

幼ツン子「ぷはっ......変わらないのはいいね。おにぃの感触が残ってる///」

幼ツン子「好きなだけって言ったのはおにぃだよ......責任とってね?」ちゅう

そのご、兄はしばらくの間、ツン子と甘い一時を過ごしました。

後に、ほかの三人がそれを聞いて、兄の争奪戦が始まったのは

また別の話。

終わり

ね、ネタが......ない。

べ、別なの書きたいです。

よし、ならいっそのこと1000までいこう。ふぁい


~休日~


クー妹「............はぁ」

兄「あれ、どうした? クー妹」

クー妹「......ちょっと考えごとをしていたんだ」

兄「ふーん、どんな?」

クー妹「兄にもっとかまってもらうには......
    どうしようかということをな」

兄「いやかまってると思うけど? かなり」

クー妹は贅沢な女の子です。


クー妹「むぅ、忘れたとは言わせない。ツン子にした数々の行為!!」

兄「ぅ......それは......」

クー妹「フレンチキスだと!? ハグに撫で撫でに!! 耳元での甘い言葉!?」

兄「ぐぬ......」

クー妹「くそぅ!! なんだこの格差は!! ズルいぞ!!」

兄「い、いいじゃんか。みんな結局は同じ妹なんだしさ?」

クー妹「各妹の経験は独立している」

兄「へ?」

クー妹「ツン子の得た経験はツン子だけのものだ。
    だから余韻になんて浸れない」

兄「そ、そうだったのか......」

クール妹「だからズルいと言っただろ?」



クー妹「考えろ兄。互いに共有できるならそもそも撫でるのは一人でいい」

兄「......あ、でもクー妹達はみんな撫でてって......なるほど」

クー妹「そういうことだ」

兄「そっか~。俺勘違いしてたな......」

クー妹「まぁ、互いの記憶ならおおまかには把握している」

クー妹「だが!! 私はそんな霧のまみれの景色では満足しない!! 否できん!!」

兄「だから考えごとしてたのね......」


新たな発見を兄はしました。


つづく


クー妹「というわけで、私は考えたぞ」

兄「思いついてた!?」

クー妹「そもそも私は兄が好きな妹だ。突き詰めるとな」

兄「少し変態だけどな......」

クー妹「そしてそこだ」

兄「そこ?」

クー妹「兄は私がキッチーなことを言うと......愛でてくれない」

兄「......だって、ねぇ?」



クー妹「ということは......」

兄「ことは?」

クー妹「普通に兄に好きと言えばいいということだ!!」

兄「............ああ、そうだね」

クー妹は原点回帰しました。

クー妹「だから兄!! 私は兄が好きだ!! I love you!!」

兄「発音いいな!!」

クー妹「言葉って素晴らしいな。好きな人に簡単に気持ちを伝えられる......」

兄「お兄さんは実の妹にカミングされてビクビクしてるよ......」


クー妹「ふ、何を今更。告白よりも進んだことをしたというのに......兄」

兄「まぁ、そうだけど......」

クー妹「ふふ、兄も満更でもない。だろ?」

兄「だって......なぁ、可愛いし」ナデナデ

クー妹「オマケに家事もそつなくこなす技能、兄への健気なご奉仕もついて
    お値段はなんとタダ!! お買い得だ!!」

兄「わぉ、格安物件」

クー妹「ただし、兄も妹を愛でる義務が生じる」

兄「むしろご褒美?」

クー妹「いいことづくめだ」


クー妹「さぁ、買うか買わないか。兄の心のままだ」

兄「............じゃあ、買おうかな」

クー妹「お、お買いあげか」

兄「俺はクー妹を買いました」

クー妹「よし、しっかり訊いたからな?」

兄「もちのろんよ」

クール妹「なら証拠として髪を染める」

兄「え?」

クー妹「私の髪を染めれば、兄は私を買ったという印になる」

兄「ほぅ、でも大丈夫なのそれ?」

クー妹「問題ない私が主になった時だけその髪の色になる」

兄「柔軟なシステムだな......」

つづく」


兄「そんで何色にするの?」

クー妹「うーん、茶色は嫌だな。プロンドもなにか違う」

兄「なら赤とか青?」

クー妹「いや駄目だなそれは。不健康だ
    もっとこう綺麗な色がいい」

兄「綺麗な色......ふむ、わからなーーヘブシッ!!」

クー妹「おお、いきなりクシャミするな兄」

兄「ごめんごめん......いや~最近寒くなってきたからさ......」


クー妹「そういえばもう秋か.......」

兄「ふう、これからどんどん寒くなるんだよな......」

クー妹「冬か......あ」

兄「どした?」

クー妹「兄、決めたぞ髪の色」

兄「え、何色?」

クー妹「ふふ、聞いて驚け。新雪のように柔らかく、儚げな......」

クー妹「銀髪だ!」

ーーーーーーーーーー

銀妹「どうだ兄?」クルリ

兄「うん、以外に似合ってて可愛いよ」ナデナデ

銀妹「い、以外にか......?」

兄「いや間違えました。とっても可愛いです」ギュ

銀妹「ん......そうか、良かった......」

兄「しっかし本当に白いな」ナデナデ

銀妹「テーマは雪だ。白でなくては困る」

兄「そうだな」ナデナデ

銀妹「ん......///」

兄「凄い可愛いよ」ナデ



銀妹「兄は言葉の表現が乏しいな......」

兄「う......語彙力なくてごめん......」

銀妹「いや、私はそんな兄の言葉に酔っている。お互い様だな」

兄「語彙力鍛えようかな......」

銀妹「鍛えてどうするんだ?」ニヤ

兄「あ、いや......その」

銀妹「ふふ、私を兄はどんな言葉で愛でてくれるのか......」スゥ

兄「え、銀妹......」

銀妹「楽しみだ」

チュ

ツン子「............ぁ、うぅ///」

兄「あれ、デジャヴ?」


兄「ようツン子」

ツン子「お、おす......」

兄「なんだ元気ないぞ?」

ツン子「べ、別に......」フイ

兄「(あら......そっぽをむかれた)」

ツン子「............しすぎ」

兄「ん?」

ツン子「......クー妹にデレデレしすぎ」

兄「......やきもち?」

ツン子「......」コクッ


兄「......ツ、ツン子」

ツン子「まぁ、お兄は私達に優しいから分かるけど......その
    やっぱり羨ましいし......」 

兄「ツン子......」ギュウ

ツン子「ほわ!?」

兄「お前も甘えん坊だったなぁ......よしよし」ナデナデ

ツン子「............だってお兄のこと皆大好きだから」

兄「そりゃ嬉しいな......すぅ......はぁ」


ツン子「お兄......私の匂いそんなに好きなの?」

兄「ん~。甘い匂いがたまらない......」

ツン子「恥ずかしいからやめてよぉ///」

兄「でも俺を離そうとしないな? ツン子は」

ツン子「だ、だって......」

兄「いいよ、分かってるって」

ツン子「む、分かってるなら言うな......」

兄「はは、ごめんごめん」

つづく

更新10時くらいにします。
そしてネタをください!! お願いします!!

今戻った。ネタありがとう!!
それは次に使うよ。では投下。


~休日~


兄「ふぃ~。今日は読書でもしようかな~」ペラペラ

「だーれだ?」バッ

兄「うぉ!? 視界がブラックアウト!?」

「さてお兄さん。私は誰でしょう~?」ムニィ

兄「......妹(ほんのり)か?」

妹「う......大正解です......」

兄「やっぱり妹だったな」

妹「むぅ、バレないと思ったんですけど......」ムス

兄「だって俺のことお兄さんて呼ぶの(ほんのり)くらいだし」

妹「あ......」

兄「あと妹の中で一番胸が大きいの妹だからさ」

妹「か......完敗です......」

妹(ほんのり)のバストはEです


兄「はっはっは、修行が足りないな妹」

妹「ムカ、今日のお兄さんは意地悪です......」

兄「いや意地悪はしてないと思う?」

妹「そうですズルいです!! 
  ツン子ちゃんやクー妹ちゃんばかり良い思いをして!!」

兄「おいおい、話を.......」

妹「わ、私もその......お兄さんと......」モジモジ

兄「はぁ~。本当に皆甘えん坊だな」ナデナデ

妹「お、お兄さんを独り占めなんて許しません!!」おこぷん


兄「よし妹、俺と勝負しないか?」

妹「ふぇ?」

兄「まぁ、勝負といってもジャンケンとかだよ」

兄「勝った方が相手の言うことを聞く!!」

妹「!! はいやります!!」ビシ!!

兄「うし決定!!」

兄「ルールは簡単。今からジャンケン
  などの遊びをして先に三回勝った方が......」

妹「相手の言うことを聞く!! ですよね?」

兄「さすがだ......よしやるぞ!!」

妹「負けませんよぉ!!」

兄「よしならこの箱に遊びの名前を書い紙を入れるぞ」

妹「はい!!」シュシュシュ

訂正 書く×
   書いた○


兄「さて、この箱からランダムに紙を三枚取り出した結果」

兄「こうなった!!」

しりとり

漢字当てクイズ

かくれんぼ

兄「う~んなんとも言えない.......てかかくれんぼ......」

妹「お兄さん負けませんよ!!」

兄「この遊びをみる限り、妹に有利になものが二つ......でも......負けん!!」

妹「いざ勝負です!!」

兄「おし!!  こい!!」


~しりとり~


兄「最初はしりとりか......ふ、しりとりなら負けんぞ!!」

妹「(しりとりはお兄さんの十八番......でも勝てば一気に私の勝ちに
  動きますね。やはりここは......)」

妹「選手交代!!」チュ!!

兄「なに......むが!?」

神妹「呼ばれて助太刀。さぁ兄よ......しりとり勝負です」スゥ

兄「反則ーーーーーー!?」

天から降臨するがごとく、問題児が我が家にご降臨されました」


つづく


うぁぁぁ!? 間違えた......。ごめんなさい。
これからは10時を目安に投下してきます。



兄「(くぅ......神妹か......これはツライ)」

神妹「兄よ、たかがお遊び。されどお遊び。本気でいきますよ」キリ

兄「ず、ズルいぞ......お前がしりとりするなんて......」

神妹「ふふ、妹ちゃんが勝てば私にも恵みがあるというのでお手伝いします」ニコ

兄「くぬぅ......(コイツ強いんだよな......だが負けん!!)」

兄「いいだろう勝負だ!! しりとりの、り!!」

神妹「手加減しませんよ? リップ」

兄「ぷ......プラント!!」

神妹「トランプ」

兄「ぐ......プリント!!」

神妹「トリップ」

兄「はぅ......ぷ、プリンセス!!」

神妹「スープ」

兄「ぷ............ぷ、プリンス!!」

神妹「スランプ」

兄「プライス!!」

神妹「ストラップ」ニコニコ

兄「うぅ、ぬぅ......こぉんのォォ!?」
神妹「勝ったら言うこと聞いてくださいね?」ニコニコ
兄「いやまだ負けん......!!」

神妹「そうこなくては」ニヤ

ーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー

~10分後~

兄「プリン!! はっ!?」

神妹「ふふ、兄よ私の勝ちです」

兄「まさかこうなるとは......」

神妹「さて、言うことを聞いてもらいますよ?」

兄「え......」

神妹「どうしました? まさか勘違いしてません?」

兄「いやいや、まだ勝負はあるーー」

神妹「それは妹ちゃんとですよね? 私は関係ありません」

兄「は?」

神妹「なので私の掴みとったこの勝利は私のです。
   私の勝利は妹ちゃんの勝利且つ私個人としての勝利でもあります」

兄「な、なんて屁理屈なんだ......」

神妹「なに言ってるんですか。それくらい勝ちたいのですよ
   理由は察してください。なにより兄は分かっているはず。ね?」ギュ

兄「いやでも」

神妹「私も構ってください。でも今日は妹ちゃんに譲ります。では......ん///」

兄「ふむ......(ああ......神妹に負かされた。くそ、気に食わん!!)」ギュ!!

神妹「ふむ!? (あ、兄!?)」


兄「ちゅ.......ふむ(神妹にせめての抵抗だ!!)」

神妹「はむぅ......ちゅる、れろ(あう......兄からなんて......う、嬉しい///)」

神妹「.......ふぁ.......ひゃ、にぃ///」

兄「ぷは、覚えてろよ。次は負けないからな神妹!!」

妹「は、はい///」

兄「あ、戻ってたか......」

妹「う、うぅ......か、身体がポカポカしてます///」

兄「まぁそりゃあ......うん」

妹「こ、こほん。では気を取り直して次へまいります」

兄「おう」


妹「漢字当てクイズ~」

兄「いよ」パチパチ

妹「互いに漢字を出します。読めない方が負けです」

兄「了解(ふぅ、これに負けたら即妹の勝ちになる......ここは勝たねば!!)」

妹「では私から......はい!!」

   ~山車~

兄「だし?」

妹「正解です!!」ピンポーン

兄「(あれ以外に簡単......はっ!? まさか妹......)」

妹「ふふ、次はお兄さんですよ~」ニコニコ

兄「(あ、遊んでやがる!!)」


兄「俺か、よしこれだ(このぉ......文系少女め.......見てろよ......)」

   ~徹宵~

妹「てっしょう」

兄「あ、あたりー......」ピンポーン

妹「じゃあ次は私です!!」

兄「ヤバい勝てないかも......」


ーーーーーー
ーーーーー
ーーー


妹「はい!! これです!!」

  ~衆生~

兄「しゅ......しゅうせい?」

妹「ぶー。答えはしゅじょうでした~」

兄「うわぁぁぁぁぁ!? ま、まけた......」ショボン


妹「これで私の勝ちは決まったも同然ですね!!」

兄「そだね、負けたよ妹......かくれんぼ勝っても負けだよ......」

妹「でも三回勝たないと駄目では?」

兄「いや、それじゃ面倒くさいから先に二勝した方でいいかなと」

妹「本当ですか!?」

兄「ぬぉ!? 眩しい!! 妹の瞳が眩しい!!」

妹「じゃあ言うことを聞いてくれるんですね?」

兄「ある程度はな、うん」

妹「な、ならお兄さんにお願いが......モジモジ」


兄「いいよドンと来いよ。妹のお願い叶えてやるよ」

妹「そ、そうですか/// ならその......///」

妹「よ、夜お兄さんと一緒に寝たいです///」

兄「............へ?」

妹「ああ、でも、お兄さんがいやなら遠慮します!!」

妹「でもできれば......したいなんて思ったり......///」

兄「クス、いいよ」

妹「!! ありがとうございます!! へへ/// お兄さんに添い寝です///」


というわけで、次回は妹(ほんのり)の添い寝回。こってりでいくぜ



つづく


妹「お兄さん」

夜、部屋と廊下を隔てる扉の向こうからほんのりした声が、兄の耳へと入ってきた。

妹だ。兄は扉の取ってを握り、扉を開ける。

妹「こんばんは......」

瞬間、淡い桃色のパジャマを着た妹(ほんのり)が目に飛び込んだ。

妹は兄を上目に見つめ、顔を綻ばせ言い放つ。

妹「今日はお兄さんを独り占めです」

妹の頬は赤く染まっていた。

そして誰かさんの変わりとでも言いたげに、自分の部屋から
持ってきた枕を抱きしめていた。その赤みががった頬を隠すように。


兄「ほっぺが赤いぞ。照れてる?」

兄の言葉に妹はコクリと頷く。
そんなに照れることだろうか。

と兄は妹の照れっぷりを茶化すように
いささか妹の頭を乱暴に撫でる。

妹「そ、その......お兄さんにギュッてされながら寝たいと思ってたので......」

兄「じゃあ俺がギュッてすればいいの?」

妹「はい、そうしていただけると嬉しいです......ん」

妹「あ、もちろん......私も......お兄さんをギュッてしますよ?」

そう言う妹の頬はさっきより一段とその色を濃くしてゆく。



兄「う......なんだこれは、めっちゃ可愛い......!!」

兄は妹の愛らしい言葉に感極まった。
妹の腰に兄は両手を回し、自分の方へ抱き寄せる。

妹「お兄さん......」

ギュッとされた妹も甘ったるい声で兄の名を呼ぶ。
次いで兄を抱きしめた。

兄「なんだろな......妹をギュッてしてると凄い気持ちいいんだ」

妹「わ、私は胸がドキドキしてます。少し苦しいです。でも......これ好きです」

兄「すぅ......はぁ......妹はなんだか花の匂いがする」

妹「花ですか?」

兄「うん、そうだな例えるなら......向日葵かな?」


妹「向日葵ですか。私......良い匂いですか?」

兄「うん、凄く......」

妹「ああ......嬉しいです。じゃあ私もお兄さんを一杯吸い込みます」スゥ

妹「お兄さん......はぁ」

兄と妹はしばし互いの心地よい感触を堪能していた。


ーーーーー
ーーーー
ーーー



布団に入り横になると、すぐさま妹が兄の胸へと顔を埋める。

兄「よほど一緒に寝たかったらしいな」

兄は仕方ない妹だなと胸中に抱きながら
胸に顔を埋めているほんのりした存在を、優しく抱きしめる。

妹「一人で寝るよりいいですよ~。ふふ~ん」

兄の問いに胸にもそもそと頬ずりをしながら答える。
妹の機嫌が素晴らしいほどに良いのは一目瞭然だった。

兄「(分かりやすいな......よしよし)」

兄は飼主が自分のペットを撫でるときのような、
軽く力みのない力で妹の頭を撫でた。


妹のサラリとした髪を兄はしばらく愛でていた。
妹はというと、兄に身をよせて大人しくしていた。

そして兄のするがままに身をまかせていた。

兄「髪、綺麗だな」

妹「それ銀妹ちゃんにも言ってましたよね?」

兄「あ......」

兄はこころの中でしまったとため息をついた。
たしかに銀妹にそう言った記憶がある。

兄「(言葉の表現が乏しいって、あの真っ白々な妹に言われたのに......)」

褒めるのにももっと違う言い方があったはず。
しかし、こうなっては後の祭りだった。

兄「み、みんな綺麗だ。うん、綺麗」

結果、開き直った。


妹「もう、誤魔化して......駄目ですよお兄さん
  でもお兄さんらしいです。私は好きですよ」

すると妹は不意打ちで兄の頬にキスをした。

しかし、雰囲気から変わっていないことに気づく。

妹「ふふ、驚きました? 口以外はセーフなんですよ?」

自身の唇に人差し指を立てながら、妹は解説する。

妹「だから......少し物足りませんが......
  眠くなるまでお兄さん......」

妹「甘えても......い、いいですか?」


そんな我が儘を、妹は兄に遠慮がちに差し出した。

そして兄は妹の言葉に優しく微笑んで......

兄「寝坊しちゃ駄目だぞ?」

妹の額にそっとキスをした。

妹「!! はい!!」

兄のいいよ、という言葉に妹の顔にニッコリと花が咲いた。

その笑顔に夏に輝きを放った向日葵を重ねた兄。

それはやっぱり輝いていた。


妹「ふふ、お兄さん......」

満面に咲かせた笑みを浮かべた妹は、次いでトロンとした表情で兄を見る。

そして妹は兄へと唇を近づけていく。

ゆっくり、ゆっくりとその時間さえ楽しんでいるように

やがて兄の首に柔らかな感触があたる。
それは多少の湿っぽさを余韻に、兄の頬や鎖骨などにも及ぶ。

その度に兄は形容しがたい、暖かな物で心を満たされていた。

妹「ちゅ......お兄さん。はむ......お兄さん......」

そしてこの甘えん坊の健気な奉仕は 
この甘えん坊が眠りにつくまで続いたのだった。

つづく。


~日曜日~

兄「ツン子~」

ツン子「ん?」

兄「俺ちょっと出かけてくるから留守番よろしくな?」

ツン子「......どこいくの?」

兄「なに友達と遊ぶだけだよ」

ツン子「......友さん?」

兄「そうそう、そんじゃ行ってくる」

ツン子「うん、分かった」コクリ

兄「......なんか欲しいのあるか?」

ツン子「じゃあ、カラムーチョ買ってきて」

兄「分かった」ナデナデ

ツン子「......お、お兄」

兄「ん?」

ツン子「く、暗くならない内に帰ってきなさいよ?
    その......寒くなってきたし......」

兄「もしかして......寂しい?」

ツン子「む......そんなわけないわよ......ふん」プイ

兄「本当に?」ジッ

ツン子「う.....す、少し寂しいかな?」

うぅ眠いので明日投下します。


兄「だんだん、しおらしくなってきたな。ツン子」

ツン子「お、お兄が、そっちが良いって言ったから......」

兄「うん、可愛いよ。女の子は多少もじもじしてた方がいいね」ナデナデ 

ツン子「む....../// い、いくなら早く行きなさい!!」ぺし

兄「へいへい、あ、待って」 

ツン子「な、なに?」 

兄「ツン子~」ギュウ

ツン子「ひゃ......///」

兄「あまい~あま~い。ツン子の匂いは甘いな」


ツン子「お、お兄......くすぐったい......てば、もうバカァ......離しなさいよ」

兄「嫌なら離れていいんだぞ?」

ツン子「なぁ......!?」

兄「でも嫌がってるのを無理にってのもアレだな」パッ

ツン子「ぁ............」

兄「そんじゃ行ってくる」ガチャ バタン

ツン子「............」

ツン子「............ズルイ」

ツン子「............ズルイわよ......」

ツン子「............はぁ、お兄ぃ///」ギュウ

スタスタ


~兄の部屋~

ガチャ

ツン子「.............///」

バタン

ツン子「............///」ゴク

ーーーーーー
ーーーーー
ーーーー
ーーー


ツン子「お兄のバカ......お兄のバカ......」スンスン

ツン子「私の匂いが好きって............私だって......」クンカクンカ

ツン子「お兄の匂い好きだもん......大好きだもん......」

ツン子「すぅ......はぁ......すぅ......はぁ.......」

ツン子「お兄......お兄......」もふもふ


ツン子「はぁこの匂い......ちょっと汗臭いけど......良い......」

ツン子「でも......ダメ。シャツじゃ足りない。もっと一杯お兄を......はっ」

ツン子「ベッド......」ドクン

ツン子「お兄が寝てる場所」ドキドキ

ツン子「お兄の匂いが......匂いが///」ドキドキドキ

ツン子「い、いっぱい......///」ドキドキドキドキ

ツン子「.............お兄!!」ガバ!!

ツン子「............はう///」ボヒュ


~夕方~

兄「ただいま~ツン子~?」

シーーン

兄「あれ?」

~兄の部屋~

兄「あれなんでツン子が?」

ツン子「///」スヤスヤ

兄「.......めちゃくちゃ幸せそうに寝てるな......」

ツン子「///」スヤスヤ

兄「......まだ、寝かせておくか」ナデナデ

ツン子「ん......」

つづく


~ぶったぎりのおまけ~

ぶったぎりセイバーさんに四分割された妹達の一人ツン子

ツン子は今まで恥ずかしさで表面には出さなかった兄への気持ちを

兄にぶつける。もちろん兄はそんな可愛い妹の素直な気持ちを蔑ろにはしない

兄はツン子をたーんと愛でた。ツン子も兄に気持ちを伝えられて感無量。

だが、それをよしとしない奴らがいた。

神妹「......なにしてるんです?」

兄&ツン子「......!?」ビク!!

妹「お、お兄さん......ツン子ちゃん......」プルプル

クー妹「..................なん......だと!?」


妹達の心にジェラシーの炎が灯された。

兄「こ、これはな......妹達よ......」

兄は必死に弁解を試みてみるが、嫉妬に支配された妹達には届いていなかった。

クー妹「とらえろー!!」ブン

ツン子「ひゃあ!?」グルグル

兄「ツン子ー!? おい、なにも縛ること......」

妹「ズルいです......どれだけ......どれだけお兄さんとイチャイチャ
  していたんですか!! ツン子ちゃん吊し上げです!!」グイグイ

ツン子「ふぇー!? お兄ぃー!!」

兄「ツ、ツン子ー!? ああ......ツン子が捕まった......てか天井に
  そんな吊し上げる取ってがなぜある?」


神妹「さぁ、ツン子ちゃん言うのです。どれだけの罪を犯したかを......
   さぁ!! 吐きなさい!! 悔い改めるのです!!」ペシペシペシペシ!!

ツン子「い、いや......神妹ちゃん駄目......痛いのは......駄目ぇ......」

兄「............優しい攻撃だな......」

拷問器具は丸めた新聞紙でした。

クー妹「ツン子!! 言うんだ!! 今なら間に合う!!
    これ以上罪を重ねるな!!」

妹「そうですよ!! 何を躊躇しているのです!! 
  言わないともっと苦しむことになるんですよ!?」

神妹「吐きなさい!! その心に刻んだ思い出を!!」

クー妹「兄との甘い一時を!!」

妹「プリーズミー!!!」

ツン子「うぅ......言わないもん! 言わないもん!!」

兄「..................」


一見すると、女の子が女の子をイジメている。

そんな残虐なシーンなハズなのに......

クー妹「いえー!!」

神妹「なむなむなむなむなむぅ!!」ペシペシペシペシペシペシ!!

妹「スピーク!! えっと......スポーク? うーん......スポークン?
  あぅ......あ......ど、どんとスピーク?」

兄「話さなくていいの?」

コイツらがそれをすると全然シリアスの欠片もなかった。

兄「............もうわけ分からん」


ツン子「うぅ......もう......にぁぁぁぁぁぁぁ!!」ジタバタジタバタ!!

兄「ツン子!?」

神妹「!!」

クー妹「む!?」

妹「えっと......うんと...... !! ビーフステーキ!!」ドドン!!

兄「妹落ち着け。お前だけ別次元だ」ポンポン

ツン子「なによ!! みんなで私をイジメて!!」

神妹「むぅ、ツン子ちゃんが悪いんです!! 勝手に兄に甘えて!!」

クー妹「そうだ!! 許すマジ!!」

妹「マジで!! もちのろんで!! げきおこぷんぷんです!!」

ツン子「甘えたいならお兄に言いなさーい!!」

神妹&妹&クー妹「ハッ!!」ビカッ!!!

兄「え、なに?」


神妹「な、なんということでしょう......」ポト

クー妹「そ、そうか......そのとおりだ......」

妹「......ビ......ビカんときましたよ」

クルリ

兄「え......どうしたの? え......え!?」

神妹「兄///」

妹「お兄さん///」

クー妹「......兄///」

兄「だ......駄目だお前ら......その状態で俺にくるな......!」


妹達の瞳は俺を一直線にみていた。
とても、とても熱の籠もった視線でみつめていた。

あの二人なんか涎を出していた。

いや、それはいい。今大事なことはアイツらの姿が......

小学生低学年くらいということだ。

ツン子のおかげで俺の性癖が開拓されてしまった。この現時点で

アイツらにこられると......非常に不味い......。

だから............。

兄「三十六計逃げるにしかず!!」ダッ!!

神妹「あ!! 兄まちなさい!!」

クー妹「追えー!!」

妹「グーン!! ダーン!!」

ダダダダダ!!

わー!! のー!!

きゃー!!

ガヤガヤ ざわざわ

~......あ......ぬすせ......ふぉら!!~

~う......た、け......うぉん!?~

~......!!......!?......!!~

その後、兄は懸命に逃げ続けました。

ツン子「............だれかほどいて......」グスン

つづく


神妹「あ、んん......兄ぃ....../// 私もう我慢できません!!」

兄「だ、駄目だ神妹!! さすがにそれ以上は......」

神妹「どうしてです? こんなに......こんなに兄のは欲しそうにしてますよ?」

兄「ち、違うぞ!! 断じて違う!!」

神妹「兄、もう逆らわなくていいのですよ。さぁ私と............」

兄「う!? うぁぁぁぁぁぁ!!」

ーーーーー
ーーー
ーー

チュンチュン

兄「............」 

チュンチュン

兄「............夢か」


兄「(はぁ、なんて夢見てるんだ俺は......)」

兄「(神妹とあ~んなことやこ~んなことを......)」

兄「(しかも、縛りプレイ......ぐ)」

兄「(夢で良かった......ふぅ)」

トントン

兄「ん?」

神妹「兄~起きてますか~神妹ですよ~神ですよ~」

兄「(よりによってお前かよ!!)」

神妹「もう五秒以内に返事しないと開けますよ?
   ごーよんーぜろ!! ふふ、おじゃましま~す」ガチャ

兄「(ちゃんと数えろよ!!)」

神妹「はぁ!? 兄が起きている......ちっ」

兄「態度わる!?」


神妹「もうなんで起きているのですかぁ
   ほら横になってください。テイク2です。題名は滴る純血」

兄「や、やめてくれ。マジで......」

神妹「む......そんな無骨に嫌な顔しないでくださいよ
   冗談ですから。でもおはようのハグは譲りません」ギュ

兄「おっとと」

神妹「兄おはようございます。今日はすこぶる良い天気です」ニコリ

兄「............そうだな、おはよ」ギュ

神妹「ああん!! 兄の生温かい体温がぁ......ひゃぁぁん///」

兄「......あいもかわら元気だな......」

神妹は今日も平常運転でした。


神妹「わ、私の夢はこうして兄と......あはんするのが夢です///」

兄「そうか~叶うといいな~ははははは」

今まさに正夢になりかねないシチュエーションでした。

神妹「なんなら今からでも///」スルッ

兄「脱いだらキスするぞ?」

神妹「あう、それはやめてください......」

絶対王政もびっくりの強制交代権力です。

兄「賢明だな。さて俺はもう少し寝るよ。今日は休みだし」

神妹「あ、そうです!! 私、兄に用事がありました!!」

兄「なに?」

神妹「兄.......私とデートしましょう!!」


兄「今日はちょっと無理」

神妹「なんでですか!!」

兄「そんな気分じゃあない!! おやすみ!!」ガバッ 

神妹「あ!! 寝てはいけません!!」バッ!!

兄「あ、こら入るな!!」

神妹「さぁ、行きましょう兄。あ~に~」グイグイ

兄「嫌なもんはいやだ~!!」グイグイ

神妹「ふんぬ~!!」グイグイ

兄「ぐぬぬぬぬー!!」グイグイ

つづく


神妹「もう!! いいじゃないですか、妹サービスしてくださいよ!!」

兄「サービスならさんざんしてるだろ......今日は休み」

神妹「むう、兄は本当にそれでいいんですか?」

兄「?」

神妹「もしこのまま意識を闇の中に沈めていったら......」

兄「ふつうに寝るっていえよ......」

神妹「......泣きます」

兄「え」


神妹「泣きますよ? 兄がかまってくれないから泣きますよ!!」ウルウル

兄「いやいや、ちょっと待ちなさーー」

神妹「いいんですか? こんなに見目麗しい
   妹を泣かせてもいいんですか?」グスン

兄「......(うわぁーメンドーだ)」

神妹「......ふぬぅ......ぐすん......うく......ひっく」プルプル

兄「ああ、もう分かったから!! 出掛ければいいんだろ?」

神妹「!! やっと分かってくれましたか!!」

兄「朝ご飯食べてからな」

神妹「ああ~さすが兄!! とってもグッドですよ~」

兄「はいはい」


~公園~

「ふふ、いい天気です!!」

兄「そうだな......(デートっていうからてっきり買い物かと思ったけど
  まさか公園で散歩とは......しかも......)」

幼神「こういうのを壮観と言うのですよね?」

兄「うん......(なんで幼女になってるんだよ!!)」

残りは家でお留守番をしています。


幼神「私は人ごみが苦手なので
   風景を見ながら散歩する方が好きなのですよ~」ギュ

兄「ふ~ん、神妹は人見知りか」

幼神「なんでしょうか......人見知りというより
   自然が好きなんです......だって暖かいですから」

兄「暖かい?」

幼神「はい、とっても心が安らぎます」

兄「なるほど、たしかに落ち着くな......」

幼神「たまには兄も......こうして一人になってみるのも良いと思いますよ?」

兄「一人?」

幼神「ちょっとした隠喩ですよ~」

兄「む、むむむ?」


幼神「ふふ、兄は少しバカですね」

兄「いきなり突き刺してきたな......」

幼神「私はいつでも兄に刺されても......ふふ///」ニコニコ

兄「その状態で言わないでくれ......」

幼神「ちなみに銀妹ちゃんもいつでもウェルカムだそうです」

兄「ああ......そう」

幼神「私は目隠での......お願いしますね!!」

兄「うんそのうちな」←棒読み


兄「そういえば学校ではどうしてるんだ? 性格変わってたら驚かれるよな?」

幼神「そこは妹ちゃんで通してますよ。一番平和的なので」

兄「たしかに......」

幼神「ただ私と銀妹ちゃんは普通に演じられますがツン子ちゃんは......」

兄「お察しか......」

幼神「でもツン子ちゃんは、腕っ節が強いので体育ではしゃいでますよ」

兄「極端すぎて怪しまれてないか?」

幼神「そこは問題ありません!!」

兄「ほう」

幼神「情緒不安定と予め言ってますから!!」

兄「いや全然ダメでしょ!?」

なんだかんだ楽しくやっているようです。

つづく


~夕方~

幼神「むぅ、もう夕方ですか~」

兄「いや~最初は面倒くさいと思ったけど、景色見たりして
  散歩するのも悪くないな~。でも足痛い」

幼神「そうですか、私は普通ですよ? 兄は運動不足です」

兄「いうな。でも楽しかったからいいけどな」ナデナデ

幼神「なら、また誘ってあげますよ。あ~に」ニコニコ


兄「さってと、じゃあ帰りますか」

幼神「はい!! みんなを待たせてますからね」

兄「あ、そうだったな忘れてた」

幼神「今頃何してるんでしょうか?」

兄「アイツらのことだから遊んでいるんじゃないか?」

幼神「たしかに......」

兄「まぁいいさ。さっさと帰ろう」

幼神「そうですね......」

突然ですが。どうしても書きたいSSあるから。こっちは更新遅くなります!!
でもそれは>>1にとってぜひ書きたいSSなのでご理解ください!!


兄「ただいま~」

幼妹「お兄さ~ん!!」ギュウ

兄「お、ただいま妹」ナデナデ

幼銀妹「ちょっと遅かったんじゃないか兄?」ギュ

兄「おろ、そうか?」ナデナデ

幼ツン「......ズルイ」

兄「ごめんごめん、今度はツン子とデートしような」ナデナデ

幼神「ふぁ...........私、ちょっと眠くなってきましたので眠りますね~」

兄「おう、おやすみ~」ナデナデ


ーーーーーー

幼妹「というわけでお兄さん吐きなさい」

兄「へ、なにを?」

幼銀妹「決まってるだろう。幼神とイチャついていた話を吐くんだ!!」

幼ツン子「一人じめは駄目!!」

兄「イチャついてって......ただ一緒に散歩してただけですが......
  て、なんだその悔しそうな顔は......」

そんなこんなで妹達?に絞られた兄でした。

~夜~

幼神「......むにゃ......ふふ~兄~」スピースピー

兄「......いないと思ったら......俺の部屋に......」


~ある日~

妹「お兄さ~ん」

兄「ん? どした?」

妹「レッツゴークエスチョン!!」

兄「唐突だな!!」

妹「では問題です。ドン!!」

兄「俺の声はスルーですか......」

妹「目の前に女の子がいました!!」

兄「うん」

妹「どうしますか?」

兄「うえぇ!? なげやりー!?」

ずいぶんとフリーダムな問題でした。


兄「それって何? どんな女の子?」

妹「あえて言うなら私に似ています!!」

兄「............ああ、なるほどねぇ」ニコ

妹「さぁ兄、レッツゴーアンサー!!」

兄「そうだな~とりあえず.......こうやって」ギュウ

妹「ふぁ......」

兄「頭を撫でる」ナデナデ

妹「そ、そのあとは......?」

兄「キス」

妹「え?」

チュ

銀妹「良かったのか?」

兄「後で埋め合わせはするさ」


兄「しかし、すぐ髪白くなったな。驚き」

銀妹「ふふん、綺麗だろ?」

兄「そりゃあもう綺麗のなんのって」

銀妹「手入れは怠ってないからな」

兄「努力家だね。そんな銀妹がちょっと可愛い」

銀妹「なんだやけに褒めるな? 兄?」

兄「自分、白い色が好きなんで......銀妹が可愛いくて仕方ない」

銀妹「お、意外なところで兄の好感度が上がったな」

兄「が、外見も大事だよ......な?」

銀妹「中身もな。だが、褒められると嬉しいな。よし気分がいいから何か作るぞ」

兄「じゃあホットケーキで」

銀妹「りょうかい兄」








兄「銀妹、あ~ん」

銀妹「え?」

兄「どうした食べないのか?」

銀妹「い、いや......兄からしてくれるなんて」

兄「まぁ、たまには......な」

銀妹「じ、じゃあ......いただこう」

兄「よしきた。あ~ん」

銀妹「あ、あーん。もぐ......うん、美味い」

兄「流石だぞ銀妹」モグモグ

銀妹「そ、そうか///」

兄「そしてそのしおらしさが......良い」

銀妹「うん......髪を白くしたらなんだかな......前より変態度が下がったな」


兄「自分でいうか?」クス

銀妹「む、今のはミスだ.......///」

兄「な.......!!(は、恥じらっている.......!?)」

銀妹「まぁ、人間失敗はつきものだ。そうやって苦い経験をして成長していくからな///」チラ

兄「あ、ああ。そだな......(あれこんな性格だっけ?)」

銀妹「だ、だから......な」チラチラ

兄「? (視線がせわしない......!! あれ、でも可愛いかも?)」

銀妹「あ、あまり......見るな......恥ずかしいだろ///」

兄「!!(可愛い!!!)」


兄「もじもじ銀妹が降臨したぜ......」ナデナデ

銀妹「な、兄。撫でてくれるのは嬉しいがケーキも冷めないうちに食べてくれよ///」

兄「まかせろ!! そして銀妹も食べろ。いや、食べさせてやろう。はい、あ~ん」

銀妹「ん......今日の兄はちょっと変だぞ?」クス

兄「予想以上に銀妹が可愛いからです」

銀妹「兄は面食いか?」

兄「でも中身も大切」

銀妹「私の中身は知っての通りだぞ?」

兄「いや多分今なら、いける!! 何か言ってみてくれ変態チックなのを」

銀妹「え......そ、そうだな......う~ん......」


銀妹「わ、私は兄と......えっと......その/// あんなことや、こんなことを......///」

銀妹「な......なんだか? は、恥ずかしいな?///」ニコ

兄「............いい」

銀妹「あ、あに......?」

兄「真っ赤になりながら笑う銀妹可愛いー!!」ギュウ

銀妹「ぬぁ!?」

兄「うぁ~。おしとやかや~お淑やかや~可憐だ~!! カレンダー!!」

銀妹「......ふふ、ちょっと兄も変態だな?」ギュウ

きりいいから終わり。


~後日談~

妹「お兄さ~ん? 私に言うこと......ありますよね?」

兄「おう、ほんのりの唇は柔らかくて美味しいな!!」

妹「そ、そういうことじゃありません!! いえ、嬉しいですよ?」

兄「分かってるよ。銀妹と変わらせて悪かったな」

妹「誠意が感じません......」

兄「誠意? なら、ほんのりに権利をやろう」

妹「権利?」

兄「そ、俺に言うことを聞かせる権利」

妹「えぇ!? お兄さんを好きにする権利!?」

兄「食いつきがいいな!!」


妹「その権利!! ぜひいただきます!!」

兄「おう受け取れ」

妹「ではこの契約書にサインを......」スッ

兄「どっからだした!? まぁいいけど......」カキカキ

妹「ふふふ、これでお兄さんは私の物......///」

兄「へんな風に権利を行使するなよ?」

妹「大丈夫です!! では早速使いましょう!! 栓はしめろです!!」

兄「それ善は急げな。てかもう使うの?」

妹「駄目ですか?」

兄「駄目じゃないが......」

妹「なら構いませんよね?」

兄「お、おう......」


妹「では普段していないことをしましょう!!」

兄「普段していないこと?」

妹「はい!! 実は......どうしてもお兄さんにしてほしいことが......」

兄「はぁ......してほしいこと。で?」

妹「あの......お兄さんに......これを......」スッ

兄「俺のネクタイ? これでなにするの?」


妹「......その目隠し......してください」

兄「......は?」

妹「そして......いじめてください!!」

兄「は......はっ!?」

妹「前からしてほしかったんです!!」

兄「いや、いきなりは......」

妹「ん!!」←サイン書

兄「うぐぅ!?」

妹「逃げ道はありませんよ?」

兄「......タイム!!」←スポーツでよく見るタイムの構えをする兄

刹那、兄は「妹の行ったとうりにした結末」を想像する

妹「ああん......!! もっと!! もっとくらひゃいぃ///」←目隠し拘束されたほんのり

兄「......タイム終了(無理無理無理無理無理ぃ!!!)」

妹「お兄さん///」

兄「あ......の、その~......(兄妹でそれはいかん。主に俺が......)」

×「妹の行ったとうりにした結末」

○「妹の言ったとうりにした結末」


妹「......お兄さん」

兄「な、なんです?」

妹「お兄さんは都合が良すぎですよ?」

兄「え......」

妹「もう、兄妹の関係なんて私は気にしません!!」

兄「!!!」

妹「それくらいお兄さんのこと......みんな大好きなんです!!」

妹「でもお兄さん、私達の気持ちを裏切ってます。優しくして
  撫でて、抱きしめて!! キスもして!!」

兄「......ほんのり」

妹「お兄さんと......したいんです///」

兄「!?」

妹「これが......私の本心です」


男「うぐぅ......でもそこまでいくのは......」

妹「お兄さん......!! うく!?」ズキッ

兄「ほんのり!? どうした!?」

妹「お兄さ......ん!!」チュ

兄「は? ふむぅ!?」

ツン子「独り占めなんて許さない......!!」

兄「つ、ツン子......?」

ツン子「でもどうせするなら......私が最初!!」

兄「なぁ......!?」


ツン子「お兄///」

兄「そ、そんな目で見るな.......」

ツン子「お兄は黙って......ね?」ズイ

兄「うぐ!?」

ツン子「ほら、私の唇も......柔らかいよ? これお兄の物だよ?
    好きなだけ使っていいんだよ?」スッ

兄「す、好きなだけ?......」

ツン子「うん///」

兄「......はぁ」


兄「据え膳食わぬは何とやら......分かった」ギュ

ツン子「!! ホント? いいの?」

兄「ああ、決めたよ」

ツン子「へへ/// やったぁ!! じゃあちょっと待ってて」トタトタ

兄「? お、おう」

~~~~~~~

ツン子「してる間もチューしたいから......///」

「」←ぶった切りセイバー

兄「............あ、詰んだ」

兄はロリコンへと変革しました。


ズバ!!

幼ツン「へへ///」

幼銀「眺めてるだけだと......!?」

幼妹「むぅ......不覚です」

幼神「そ、そんなぁ......」

兄「(ああ!! 幼女が......!! 幼女が四人!!)」

幼銀「おいツン!! お前には分け合うという発想はないのかぁ!!」

幼妹「そうです!! みんなでお兄さんと......ぁ///」

幼神「私も兄としたいです!!」

幼ツン「......」


幼ツン「兄が好きなのはみんな一緒......でも、私が一番兄が好き!!」

幼ツン「だから、兄とするの!! ねぇ兄!!」

兄「そこで俺!?」

妹一同 ジッ

兄「(うわー......どう答えればいいの?)」

兄「み、みんな可愛いと思う!!」

妹一同「選んで!!」

兄「えぇ!! ちょっとそれは無理......」

幼ツン「兄ぃ?」

幼妹「お兄さん?」

幼銀「兄///」

幼神「あ・に?」


兄「ぐぬぅ......みんな良い子だから......無理ー!!」ダダダダダ

幼銀「あぁ!! 逃げるな!!」

幼妹「まてぇー!!」

幼ツン「なんでそうなるのよぉ!!」

幼神「兄は照れ屋ですね///」

ワーッ! ワーッ!

兄と妹達のお話はまだまだ続く


妹「ツン子にします? 神妹にします? 銀妹にします?
  それともわ・た・し?」

兄「............どうした?」

妹「お兄さんは休日になると途端に寝ぼすけになるので
  こうして私がモーニングコールしてるんです!!」

兄「気持ちは嬉しいけど、休みの日くらい寝させて」

妹「何を言ってるんです?」

兄「え?」


妹「見てください私の顔!! こんなにお兄さんを物欲しそうに見てますよ?
  仲間になりたいスライムのようなウルンとした瞳で」

兄「仕様上瞳ウルンは知らんけど、たまにはお兄さん以外と遊べ」

妹「お兄さんスライムだってレベルを上げれば強くなります!!
  ほら灼熱だって覚えるんですよ!!」

兄「なんか論点変わってないか? 最初スライムの話なんてしてなかったよな?」


兄「大体何するんだよ?」

妹「......ガンダムファイト!!」スッ

兄「え、話の下り的にそこはドラ○エだろ?」

妹「ファイトという名目でお兄さんと合法的にボチィタッチできます!! てかしたい!!」

兄「狙いと本音だだ漏れじゃん」


兄「てかボチィタッチてなんだよ。英語の発音悪い中学生かい」

妹「それは誤字だと気づいてあわてて何かネタに繋げようと
  顔面蒼白になりながら喘いで辻褄を合わせようとする作者を笑わないで!!」

兄「言いたいことは何となく分かったけど、日本語はちゃんと言おうな!!」

妹「すいません言いたいことが凝縮されてしまいました......」

兄「もうすこしちゃんと凝縮させろい。それ凝縮どころか混沌だ」

妹「ふっふっふ、いつもお兄さんに這いよっているのは否定できません!!」

兄「這いよるというかほんのりは夜這いだろ」


兄「たく、ほんのりじゃなくてアホの子になってきたぞ」

妹「ほんのりだけじゃ......駄目なんですよ......」

兄「え?」

妹「ひだまりの中で椅子に腰掛けて優雅に紅茶を飲んでるだけじゃ駄目なんですよ!!」

兄「そんな描写過去に一度たりともないぞ?」

妹「時には、ちょっとくらい手へペロな部分がないと......」

兄「俺はほんのりしたお前で良かったよ......」


兄「はぁ、なんか目ぇ覚めちまった」

妹「おはようございます兄」

兄「そりゃこんだけ騒げばございますだね」

妹「では兄ゲームしましょう!!」

兄「いいよドラク○か? それともガンダ○?」

妹「いえ、今日はMG○をしましょう」

兄「伏線粉々にしやがったよこの子!?」

妹「......手へペロ!!」

兄「だまらっしゃい......」ぺし

妹「いいセンスだ!!」

兄「!?」




つづく


兄「......」

ワイワイガヤガヤ

幼妹「お兄さ~ん!! はやく~」

幼神「はぐれたら大変ですよ」

幼銀「やっぱりHBだよな!! だが2B鉛筆も捨てがたい!!」

ワイワイガヤガヤ

兄「どうしてこうなった......」



ワイワイガヤガヤ

幼妹「ほら、ボーとしないではやく~」グイグイ

兄「わ、分かった分かった。ふぅ......」

兄「(幼女になってるからどうしたのかと思ったら......デパート行きたいなんて)」

幼ツン「兄、調子悪いの?」

兄「え、ああ......そんなことないよ(ちょっと周りの目がアレですが......)」

モブ女「ちょっとみてよーあれロリコン?」

モブ男「うわ、あいつ先生かなにか? 引率?」

男「ぬ、ぬぉ......」

幼ツン「む......なんかごめん」

兄「いいよ......大丈夫......多分」


兄「でみんなで何買いにきたの?」

幼銀「秘密だ」

兄「えぇ、いいじゃん。教えてくれよ~幼銀~抱っこしてやるからさ~」

幼銀「ふぁ!? き、気持ちは嬉しいが....../// 駄目だ......///」

幼妹「ああ~!! 私も抱っこしてください!!」

幼神「兄、平等ですからね。言いたいこと分かりますよね!!」

幼ツン「......うるさい。あと幼銀ちゃんもお兄に抱きつかないの!!」



幼妹「これ欲しいですか?」

幼神「そうですね。それも追加です!!」

幼銀「あとこれもだ!!」

幼妹「鉛筆は入りません」

幼銀「むぅ......ケチィ」

兄「なんだろ......微笑ましい......」

幼ツン「お兄もうロリコンだね?」

兄「......そうだな、お前らのおかげだ」

幼いツン「爽やかに言っても気持ち悪いよ?」

兄「もう開き直ったから......いいの」

幼ツン「ふふ、でもいいんじゃん」

兄「え?」


幼ツン「私はお兄がそんな変態でも......好き」

兄「!!......ツン子はいいのか、あっちに混ざらんでも?」ナデナデ

幼ツン「いいの、お兄の隣が......いいの」

兄「丸くなったな~ホント」

幼ツン「ふふん、ちゃんと特訓してるもん」

兄「へぇ? どんな?」

幼ツン「寝る前に、お兄大好きって頭で百回繰り返すの......そうすると素直になれたの///」

兄「!! 目の前に本人いるのに言いますかね......?」

幼ツン「ふふ、恥ずかしい?」

兄「嬉しくて直視できない......」

幼ツン「私も今とっても嬉しい。自分の気持ちをお兄に伝えてるから///」

兄「ツン子......」

きゃー!!

兄&妹’s「!!」


少女「引ったくりー!! 私のバック返してー!!」

兄「おお、引ったくりかぁ初めて見たな」

幼妹「お兄さんあの女の子!?」

兄「ん? 知り合い?」

幼神「たしか私達と同じクラスの子でしたね?」

兄「ふーん......よし、ちょっと待ってろよ」

幼ツン「え......でも」

兄「行ってきまーす!!」ダダダダダ!!

幼神「あらら、ふふ、兄はそういう人ですもんね」

幼銀「お節介な兄だ」

幼妹「怪我しちゃ駄目ですよ~!!」

幼ツン「頑張れ......兄」



???「......」二ヤッ~


少女「はぁ......はぁ、待てぇ......!!」

兄「お疲れ様。後は任せろお嬢ちゃん!!」ワシャワシャ

少女「はう、え? 誰?」

兄「待てや盗人ー!!」ダダダダダ

盗人「......」ダダダダダ

兄「くぅ、追いつけねぇ......こうなったら......店員さんごめーん!!」ガッ

店員「え?」

兄「くらえ!! ドライヤーシュート!!」ブン

盗人「うぇ!? ちょっ......うげゃ!?」ゴツッ!!

少女「あ!!」

兄「ほい、いっちょあがり。ほれバック返しやがれ」

盗人「ひ......ひぃーー!!」ダダダダダダ

兄「あ!! ......逃げやがった......」


兄「まぁバック置いていったからいいか」

少女「あ、あの......」

兄「お、ほれ、少女ちゃんのバック」ポイ

少女「あ!! ありがとうございます!!」

兄「しっかり持ってろよ。んじゃ」

少女「あ、あの!! お、お名前は......」 

兄「兄だ。気をつけろよ~」  

少女「あ、兄さん......まっ......いっちゃった......」

少女「お礼したかったのに......」


兄「いや~良いことしたぜ~」パキッポキッ

店員「いや~お客さん凄かったねぇ。あの子の救世主じゃないか
   ついでに俺にもその救いの手を差し伸べてほしいな~。なぁ?」カチャ

「」←壊れたドライヤー

兄「あっ!?」

ピリリリリ

兄「え? 妹? なにかあーー」

<先に家帰ってま~す>

兄「うえぇ!?」

店員「ほら、とりあえずこっちこいよ......」

兄「なぜ、こうなる......」


~4時間後~

兄「やばい凄い長かった......もう夕焼けじゃん!! 夕方じゃん!!」

兄「てか先に帰るなんて酷いでしょ妹よ......ただいまー......」ガチャ

妹達「ハッピーバースデー!!」パパン!!

兄「......へ?」

幼妹「お兄さん!!」

幼神「18歳の!!」

幼銀「誕生日!!」

幼ツン「おめでとう。お兄!!」ニコッ

兄「え、俺の......誕生日?」


幼神「どうやら本当に忘れていたようですね?」

幼ツン「ふふ、お兄らしいね」

幼銀「普通は、買いたいもの目当てに嫌でも覚えているのが男子高校生だろうに」

幼妹「ほら!! お兄さんの誕生日ケーキですよ~。あ~ん」

兄「お前ら......ありがとうな。めっちゃ嬉しいよ」ナデナデナデナデ

幼銀「ん///」

幼ツン「へへ///」

幼妹「///」

幼神「わ、私は目隠しが......」

兄「ほら、俺のネクタイで隠してやる」キュ

幼神「はう~ん///」

つづく





~妹(友の)ちゃんとせいけんづき~


友「いや~感謝してるよ~。さすがお節介な兄君!!」

男「前に協力してくれって言われて了承したらこれだよ
  てか、俺に作戦の説明なりしろ。失敗してたらどうしてたんだ?」

友「えぇ!? 失敗するわけないだろ? 兄は人一倍お節介なんだからよ!!」

兄「ひ、人を良いように使ってよ......」

友「とにかく、妹丸くなれ作戦成功だ!!」

兄「え、丸くなったの? あんなに乱暴ってお前泣いてたのに?」

友「ばかやろ、たしかに俺の妹は乱暴だった。
  だがアイツも根っこは女の子だ。ちょっとした拍子にコロリと......な!!」


兄「コロリとねぇ......」

友「そうだよ!! 現にお前のこと聞いてきた。服が俺らの高校だからってな」

兄「それで?」

友「なんとか近づきたいとさ。やったな色男!!」

兄「いやお前、妹が自分の友達に惚れて何とも思わんのか?」

友「いいんじゃない?」

兄「お前なぁ......」

「お兄さ~ん!!」

兄「ん?」


友「お、噂をすれば......」

妹「頼も~」

兄「妹!!......と後ろの子は......」

少女「こ、こんにちは......あ、兄先輩......」

※ここは学校です。

兄は三年生、妹は一年生です

少女「あ、えと......少女と言います。この間は助けていただいてありがとうございます!!」ガバッ

兄「いやいや、俺よくお節介て言われてるからさ。気にしないで」

少女「あ、あのそれで......えと......///」

兄「?」

妹「ファイトですよ~」

友「」ニヤニヤ

少女「お礼にお弁当作ってきたので、一緒に食べませんか?」

兄「えぇ? 俺と?」

友「あ、兄。俺別の奴と飯食う約束思いだした。じゃな」

兄「あ、おい......」

妹「で、お兄さんどうしますか?」

少女「い、いいですか?」

兄「いや、嬉しいよどこで食べる?」

少女「!! 屋上に行きましょう」

妹「ではいきますよ~」


~屋上~

少女「お、お口にあえばいいんですが......」

兄「おお!! おいしそう!! てか......」

妹「豚肉生姜焼き、あらびきソーセージ
  そしてその下にご飯ですか!! たしかに美味しそうです!!」

少女「頑張ってつくりました!!」

兄「なんかイメージと......違う? いやたしかに美味しそうな弁当ですが」

少女「ど、どうぞ!!」

兄「い、いただきます。もぐ......」

少女「どう......ですか?」

兄「うん、歯ごたえがよくて、かつ香りが食欲をそそり
  肉の旨味が口一杯に広がって食欲をそそり
  なんだか美味しくてとにかくお米がすすむ~」もぐもぐ

妹「ようするに美味しいということですね!!」




兄「ごちそうさまでした!!」

少女「おそまつさまです」ニコ

兄「いや~美味しかったよ少女ちゃん!!」

少女「ほ、本当ですか?」

妹「私が教えてほしいくらいです!!」

少女「そ、そんな/// へへ///」

兄「(......なんだかなぁ)」

妹「今度教えてくれませんか?」

少女「はい!! いいですよ!!」

兄「(乱暴だって言うわりには、ただの可愛い女の子じゃないか
   本当、普通の女の子ーー)」

プーン

兄「あ、ハエが......」

少女「」ブチィ

兄「弁当......」

少女「」ギリリッ

兄「にーー」

少女「なにしとんじゃクソ虫がぁ!!」ヒュオッ

バコン!! コンクリートメキャァ!!


妹「!?」

兄「え......」

少女「人間様の弁当箱に止まるとは良い度胸してんなぁ!? クソ虫!!
   だが、兄先輩のぉ......私の兄先輩への気持ちを汚すんは許さんぞ!!」ドンドンドコドン!!

メコォメメコォ!!

兄「ええぇ......」

少女「ふぅ......さて兄先輩」

「」←ハエだったチリ

少女「予鈴もなるので戻りましょう!!」

兄「(ええーーーー!?)」

妹「あっんびりーばぼぉー!!」

続く

おまけ。

鈴木「普通ドライヤー投げるか......?
   俺そのケガで野蛮な男は嫌いって彼女に振られたぞぉ......そりゃないだろぉ」グスン



友「諦めるな。その内日は登る」ポンポン

キリいいところで終わらせる1000は無理
リアルが忙しくなってきた......


兄「おい友!! おれは聞いていないぞ!! 
  お前の妹ちゃんがあんなパンドラな女の子だって!!」

友「あれ? 俺んち空手一家だって言ってなかった?」

兄「えぇ......そうだったの!?」

友「ああ、たしかに兄を家に連れてきたことないっけな......」

兄「マジびっくりなんですが......」

鈴木「おい兄ぃー!!」

兄「うぉ!? どうした鈴木? 顔がグシャグシャじゃん!?」

鈴木「お前のせいで、お前のせいでー!!」

兄「お、落ち着け!! 何があったー!?」

友「ああ、それは俺が話そう。それに......兄にも伝えたいことがある」

兄「え?」


カクカクシカジカ

兄「うはぁ、鈴木すまん。お前だったのか......」

鈴木「まったく世の中どうかしてやがる......」

兄「まぁ、まて。きっとこれは良いことの前触れだよ」

鈴木「お前が言うな!!」

兄「で、俺に伝えたいことってなんだ友?」

鈴木「俺を構えー!!」

友「ああ、また妹のことなんだが......」



妹「ふぇ? 空手を止めたい?」

友妹「うん、止めて普通の女の子になりたいんだ」

妹「ほ、ほえー」

友妹「やっぱり無理だよね......だって、コンクリート砕ける女の子じゃ」

妹「でも友妹ちゃん強くてカッコいいですよ!!」

友妹「駄目だよ!!」

妹「ふぇ!?」

友妹「あ、兄先輩に......か、可愛いって言われたいもん」

妹「ちょっと厳しいと思いますよ」

友妹「なぁ!? 即答!!」グサッ


友妹「ひ、酷いよ妹ちゃん!! そんなこと言わないでよ......」

妹「だってもうコンクリートを破壊してるじゃないですか!!
  お兄さんびっくりしてましたよ」

友妹「あれは事故だよ!! ま、まだリセットは利くはず......」グッ

妹「むむぅ!! お兄さんに良からぬことをしたら許しません!!」

友妹「でも私は本気だよ!! 私、兄先輩好きだもん!!」

妹「はっ!!」ビカーン!!

妹「だ、駄目です......」

友妹「い、妹ちゃん?」

妹「お兄さんは私のものですぅー!!!」

友妹「えぇ!?」

妹が壊れました。

続きは夜


友「ということで妹には女の子らしい生活を送ってほしい」

兄「なるほど、でもそれを親父が許さんと」

友「そう、だからお前が彼氏役をして親父を説得してくれ」

兄「内容は把握したが、親父さんも空手家だろ?
  俺みたいなどこぞの馬の骨が娘と付き合ってたとしたら確実に......」

友「いや、それでいい」

兄「はい?」

友「たしかにお前は親父に倒されるだろう。だがそこでお前がこう言うんだ」

友「へ、どうしたアンタの力はそんなもんか!! とお前は言う」

兄「その後は?」

友「あとは粘れ」

兄「おい!!」


友「粘れ、粘るんだ。親父が諦めるまで」

兄「我慢大会じゃん!!」

友「大丈夫だ。最近の親父は門下生を指導するせいでなまっている
  まぁ、妹より強いけどな」

兄「おいぃ!? あの妹ちゃんより強いだとぉ!?」

友「頼むよ~。妹のために!! お前だって妹いるだろ?」

兄「まぁ、そうだけど......

友「このとーり!!」

兄「......はぁ、借りはでかいぞ」

友「おお!! やってくれるか!! ありがとう友よ」ギュッ

兄「なぁ!? くっつくな!!」

つづく

グダッと継続するより、きっぱり終わらせて新しいSSを考えたいのですよ
だから、次回作に期待してください!!


友「とりあえず、今日は俺の妹と一緒に帰ってくれ」

兄「あいよ」

友「後の作戦は後々伝えるぜ」

兄「成功した時の報酬に期待する」

友「まかしとけ。あとお前の妹ちゃんにも
  協力してほしいから、声かけて見てくれ」

兄「あいさっさ。そんじゃな」

友「おう」



兄「(しっかし、随分簡単に頷いたわけだが......)」

兄「(うぅ......俺大丈夫かな? 喧嘩だってそんなしたことないし)」

兄「(それにあっちは空手の使い手だ。比べて俺は......ただの高校生)」

兄「(でも......友妹ちゃんのことをほっとけるほど、薄情な自分になりたくない)」

兄「へ、やっぱり俺お人好しなのかな......まぁいいけどさ」

兄「さてと、友妹ちゃんの教室は.....」 

ドガーン!!

兄「!! なんだ!?」


~少し前~

妹「友妹ちゃんにはお兄さんは渡しません!!」

友妹「妹ちゃん。私は妹ちゃんと兄先輩と仲がいいのは知っていた」

友妹「でもそれはlikeの方だと思ってた!! 」

妹「私はお兄さんl love youです!! 残念でしたね!! 大ハズレです」

友妹「兄妹で駄目だよ......許されないよ?」

妹「だれに許しをえろと言うのですか?」

友妹「......まさかこんな所に障害があるなんて、思いもしなかったよ」

妹「お弁当は美味しかったですが、兄を異性として見ているのなら
  話しは別です。譲りませんよ」

友妹「そう、なら.....妹ちゃんには退場してもらうよ!!」

妹「!! ひゃ.....」


~ザワザワ~

兄「い、一体何が......は!! あの教室は妹の!!」

兄「たく!! 何してんだあいつらは!!」ダッ


~教室~

兄「妹!! 友妹!!」

友妹「あ、兄先輩!!」

妹「お兄さん!!」

兄「お前ら何してんだ」

友妹「え、あの.....その」

妹「お兄さんの争奪戦をしていました!!」

友妹「な///!?」

兄「へ?」

妹「お兄さん!!」

兄「は、はい?」

妹「私、お兄さん大好きです!!」

兄「な、何だよいきなり.....」

妹「そして友妹ちゃんもお兄さんのこと大好きなんです!!」

友妹「ああ!!」

兄「えぇ!?」

友妹「な、なな、妹ちゃん!!」

妹「だから.....私達お兄さんが好きです!!」

兄「お、おう......」

妹「でも、このままじゃ埒があきません!! だから......」

妹「どちらがいいか選んでください!!」

兄「え、えぇ!?」


友妹「い、妹ちゃん.....」

妹「お兄さんが私と友妹ちゃんどちらがいいか、選んでください!!」

兄「......はぁ、どうしてこうなった」

友妹「ああ、もう。こうなればヤケです。兄先輩、選んでください」

兄「いや選べったって......」

友妹「......あ、兄先輩!!」

妹「......はやく!!」

兄「.....はぁ、お前らよく聞け」ポン

友妹&妹「!!」ゴクリ


兄「俺は......」






兄「10歳以上に、興味はない!!」キッパリ


友妹&妹「......え」


友妹&妹「............」


友妹&妹「えぇーーーーーーーーーー!?」


兄はロリコンでした。


兄「イエスロリータ・イエスタッチ!!」b

続く


兄「というわけで出直してこい」

友妹「出直すって無理ですよー!!」

妹「はぁ!! 私はお兄さんを信じていました!! でも複雑な気持ちです!!」

兄「友妹、世の中には色々な人がいる」

兄「俺は幼女が好きなんだ」

友妹「そ、そんな!! いけません!! ロリコンは犯罪ですよ!!」

兄「ならどうするんだ?」

友妹「え?」


兄「友妹はこんなロリコンをどうするんだ?」

友妹「あ、兄先輩が小さい女の子に目が
   いかないようにします!!」

兄「ほぉ、具体的には?」

友妹「ま、毎日お弁当作ってあげます!!」

友妹「あと毎日起こしに兄先輩の家に行きます!!」

兄「かぁ~嬉しいこと言ってくれるねぇ~!!」ナデナデ

友妹「ふぁ......兄先輩?///」

妹「え......お兄......さん?」


兄「なんて献身的な女の子なんだ~」

兄「どこかの毎日俺が起こさないと眠り続ける妹とは大違いだ~」

妹「......うぐ、それは十中八九私じゃないですか......」

兄「友妹」

友妹「あ、はい......」

兄「俺はたしかに幼女が好きだ。でも......」

兄「友妹の外見は......ストライクだ」

友妹「え///!!」

妹「えぇ!!?」

兄「というわけだ。そうだ、お弁当のお礼に何か奢るよ。ほらいくぞ」ギュッ

友妹「ぁ....../// はい///」

妹「......(どうしてこうなったんですか?)」


妹「........................」

妹「............」

妹「......」

妹「」









妹「にゃーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!??!」


妹16歳、初の失恋

生きてます。明日投下


~商店街~

妹「お、お兄さんのバカァ!!」

妹「ひどいです!! 他の女の子になびくなんて......」

妹「今までの生活は何だったんですかぁ」

妹「く、悔しいです......」

妹「でも友妹ちゃんにはかないません......」

妹「どうすれば.....」



タタタタタ

妹「はぁ......(考えれば考えるほどムカつきます!!)」

タタタタ

妹「いっそ前みたいに引ったくりに会えばいいんです!!」

タタ

妹「そうです!! お兄さんにちょっかいだしたパツでーー」

ドン

妹「うきゃあ!?」ポテ

妹「あ、私のパック......!!」

引ったくり「はっは~コイツは貰ったぜ~!!」タタタタタ


妹「............」

妹「......」

妹「えーーーーーー!?」

まさか自分が被害者になるとは思いもしなかった妹ちゃん

妹「か、返してくださーい!!」

引ったくり「返してと言われて返す奴がいるか!!」

「ほう、なら無理やりにでも返してもらおうか?」

引ったくり「な!? どけおっさーー」

「おっさん言うなぁーー!!」ドコ!!

引ったくり「うぎゃーー!?」


妹「............」

妹「......」

妹「えーーーーーー!?」

まさか自分が被害者になるとは思いもしなかった妹ちゃん

妹「か、返してくださーい!!」

引ったくり「返してと言われて返す奴がいるか!!」

「ほう、なら無理やりにでも返してもらおうか?」

引ったくり「な!? どけおっさーー」

「おっさん言うなぁーー!!」ドコ!!

引ったくり「うぎゃーー!?」

「たく近頃のもんは......」

妹「あ、あの......」

「ああ、お孃さん。はい、今度から気をつけなさい」

妹「あ、ありがとうございます。あのお名前は?」

「私かい? 私は友父だ」

妹「え!? もしかして、友妹ちゃんのお父さん?」

友父「ああ、そうだが......ん? ひょっとして妹ちゃんかい?」

妹「は、はい!!」

友父「おお~娘から良く話しは聞いてるよ。お世話になってる」

妹「はいこちらこそ......」

友父「? どうかしたかい?」

妹「友父さん!!」

友父「な、なんだい?」

妹「私を......私を......」


妹「鍛えてください!!!」

友父「えぇ!? どうしたんだい急に......」

妹「とられたく......ないんです!!」

友父「!!」

妹「大切な人を私はとられたくない!!」

妹「たとえ血が繋がっていても!!」
妹「肩を並べて私はお兄さんと歩いていたい!!!」
妹「私の全てが、そう願っている!!」
妹「だから......私に力をください!!」ポロポロ

友父「......君のような瞳を久しぶりに見た」

友父「火の......ついた目だ!!」ギュッ

妹「あ、友父さん」

友父「妹ちゃん、力が欲しいと言ったね?」

妹「はい!!」

友父「なら私は、君の意志に答えよう!! そして手にして見せろ!!」

友父「運命を自分で開け!!!」

妹「うぅ......はい!!」ポロポロ


以下ダイジェスト

妹「はぁ......!!!」

友父「どうした!! 君の力は、想いはその程度かぁ!!」

妹「はあぁぁぁぁぁ......!!! まだまだぁ!!」

ーーーーーー

友父「いいか!! 心 技 体の中で一番大切なのは心だ!!」

友父「想いは身体を!! 培った力を飛躍させる!!」

友父「研ぎ澄ませ!! お前の想いを!!」

妹「はぁ......はぁ......はい!!」

ーーーーーー

妹「きゃあ!?」ドサッ

友父「ここまでか? その程度では娘には勝てぬぞ?」

妹「はぁはぁ......くっ、ま、まだです......」ググ

友父「......」


友父「もう、いいのだぞ?」

妹「!! 友父さん何を......」

友父「君は良く頑張った、私の本気の修行についてこれたのは大変素晴らしい」

友父「だが私は長年、この世界にいるから分かる」

友父「君にはもう......伸びしろがない」

妹「な......!?」

友父「ここまで頑張ったのは称えよう」

友父「だから、残念だが......修行も今日で最後ーー」クル

ドカン!!

友父「!?」クル

妹「私の尊敬する人が言いました......」ゴゴゴゴゴ

ポタポタ...... 

ザザアァァァァーーーーー......

妹「」スッ

友父「空?」

妹「己(おの)が心が」
妹「霞で先を照らせずとも......」
妹「進めえぇ!!!!!」

友父「くっ!? (い、妹ちゃんの気迫が......)」ビリビリ

妹「進んでたどり着いたその先は!!」

友父「(変わった!!!)」ごくり

妹「きっと光が!!」

ザアァァァァ......

ザアァ......

ザーー

カッ!! 

友父「そ、そらが晴れた!!」


友父「い、妹ちゃん!! 君は!!」



サンサンと妹を、太陽は、照りつける。

妹「きっと光が......」 

妹「照らしているから!!」

妹「だから私は......!!」スチャ

ぶったぎりセイバー「」

妹「私達は!!」

友父「い、妹ちゃん!?」

妹「新たな頂へ......進みます。ふっ!!」スッ グサ

友父「い、妹ちゃーん!?」



お兄さん

......

もうすぐですよ......


~幾日かの時が流れた~

妹「......普段見慣れた景色も......」

妹「今の私にはどこか新しいふんいきです」

友父「君にはできる限りのことはした」

友父「あとは......君次第だ!!」

妹「友父さん、ありがとうございます......あと」

友父「? なんだい?」

妹「この戦いが終わったら、改めて、友父さんにお礼がしたいです......」

友父「そうかい......ふふ、期待してるよ」

妹「はい!!」


兄「......」

友「お、おい男......大丈夫か?」

兄「ああ......」

友「......はぁ、まさかこうなるとは......」

友「(妹ちゃんが行方不明になってもう一カ月、兄はすんげー落ち込んじまった)」

友妹「兄先輩......」

友「ほら何か言ってやれ」

友妹「う、うん......」

友妹「あ、あの......」 

タタタタタ

友妹「あ、あに......」

タッ グッ ドン!!

友妹「せんぱーー!? ふ!!」

パリーン!!! ガシャーン!!

友「な、なんだぁ!?」


兄「......?」

友妹「!! そこの黒ずくめ!! 何者だぁ!!」

妹「通してください」

兄「!!!」

友「そ、その......声は」

友妹「い、妹ちゃん?」

妹「はい」パサ

兄「あ、ああ......!!」

妹「お久しぶりです。お兄さん」ニコ

兄「い、妹ぉ......妹ーーーーー!!!」


兄「......?」

友妹「!! そこの黒ずくめ!! 何者だぁ!!」

妹「通してください」

兄「!!!」

友「そ、その......声は」

友妹「い、妹ちゃん?」

妹「はい」パサ

兄「あ、ああ......!!」

妹「お久しぶりです。お兄さん」ニコ

兄「い、妹ぉ......妹ーーーーー!!!」


妹「すみませんお兄さん。ハグはまだです」

兄「い、妹ぉ!! どれだけ心配したと......」

妹「はい、でもどうしても、やらなければいけないことが......」

妹「私達にはあるんです!! 友妹!!」

友妹「!? (な、なにこの気迫!?)」

妹「私は、あなたに挑みます......」

友妹「く......!?(本当に友妹ちゃん?)」

妹「友妹!! お兄さんを賭けて......」

妹「勝負です!!」ドドん

つづく

次回完結!!




~校庭~

妹「......」

友妹「......」

ヒュオー......

友父「始まるのか......しかし戦う相手が私の娘か......ほう、実に面白い!!」

兄「妹......」

友「(妹ちゃん......見違えるほどに強くなってる......)」


妹「私が勝ったらお兄さんは諦めてください」

友妹「その台詞、そっくりそのまま返すね......」

妹「ええ、分かりました」

友妹「......(雰囲気が以前と質を変えている......)」

友妹「ふふ、これはお父さんの仕業だね」

友妹「久しぶりに全開でいけそう......」ニコ

妹「準備はいいですか?」

友妹「もちろん!!」

妹「.............」

妹「............始め」

                           __,,:::========:::,,__
                        ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...
                      ..‐´      ゙          `‐..
                    /                  __,,:::========:::,,__

        .................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´                  ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...........
   .......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙      .'                 ..‐´      ゙          `‐..゙゙;;;;;;;;;;......
  ;;;;;;゙゙゙゙゙            __,,:::========:::,,__       /                   \    ゙゙゙゙゙;;;;;;

  ゙゙゙゙゙;;;;;;;;............     ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...;;;;;;;;;::´                      ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;..‐´      ゙          `‐..'                            ヽ      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
           /                   \                          ゙:               ゙゙゙゙゙;;;;;;
..........;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´                       ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................              ゙;       .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
゙゙゙゙゙゙゙      .'






兄「!?」

友「ぬぉ!? 妹の奴全開だ!?」

友父「ここまで来たか......!!」

ーーーー
ーー


モクモクモク

妹「はぁ......はぁ......」

友「はぁ......ふぅ......」


兄「!? 妹ーーー!!」

友妹「やっぱり、妹ちゃんには......」

友父「やはり素の力ではかなわんか。ふ、だが......」

友妹「降参しなよ、妹ちゃん」

妹「はぁ......はぁ......」

友妹「妹ちゃん凄いよ、この短期間でそんなに力をつけるなんて」

友妹「久しぶりだよ傷をつけられたの、でも......妹ちゃんは立っているのがやっと......」

友妹「やるだけ、無駄だよ」

妹「はぁ......はぁ、上から目線はいけませんよ友妹ちゃん」

妹「それにまだ、決してはいません!!」


妹「私は......諦めるわけにはいきませんから!!」スッ

兄「あ、あれは......ぶったぎり?」

友妹「?」

妹「友ちゃん覚悟してください......」ニヤ

妹「今度は本気の本気、全力でいきます!!」

妹「ふっ!!」グサッ

兄「あ!?」

友妹「な!? 妹ちゃん!?」

ドーーーーーン!!!

もくもくもくもく






友妹「いったい何が? 妹ちゃん自分で自分を......」

妹「「「「「友妹ちゃ~ん」」」」」

友妹「!?」

妹「「「「「あ~そ~ぼ~?」」」」」

友妹「!? まずい!!」

                           __,,:::========:::,,__
                        ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...
                      ..‐´      ゙          `‐..
                    /                  __,,:::========:::,,__

        .................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´                  ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...........
   .......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙      .'                 ..‐´      ゙          `‐..゙゙;;;;;;;;;;......
  ;;;;;;゙゙゙゙゙            __,,:::========:::,,__       /                   \    ゙゙゙゙゙;;;;;;

  ゙゙゙゙゙;;;;;;;;............     ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...;;;;;;;;;::´                      ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;..‐´      ゙          `‐..'                            ヽ      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
           /                   \                          ゙:               ゙゙゙゙゙;;;;;;
..........;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´                       ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................              ゙;       .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
゙゙゙゙゙゙゙      .'


幼妹「というストーリーを考えました!!」

幼ツン「胸アツ不可避」

銀妹「濡ればもあるぞ!!」

幼神「5Pなんて兄は幸せものですねぇ~///」キャー

兄「............」







兄「............はぁ」





今日も我が家は賑やかです。





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