男(17)「別に祝って貰うほどでもないけどさ。」

男「なんつーか、今まで幼姉には迷惑ばっかかけてたからさ。」

男「ようやく俺も一人前になれたってこと教えたくて。」

男「俺さ、彼女もできたし、もう幼姉には迷惑かけられない様にする。」

男「仕事で忙しい両親にかわって朝起こしてくれたり、飯作ってくれたり…本当に幼姉には世話になったな。」

男「…今まで、ありがとう。ただそれだけ言いたくて…。」

幼馴染「何、それ……。」

男「幼姉言ってたじゃん、いい加減私から卒業してくれって。」

男「もう俺の家に朝早くから通わなくていいんだ。洗濯も自分でできるし、料理だって、これからできるように努力する。」

男「だから、幼姉は自分がしたいことやって…彼氏とか作って…大人の女だって所、見せてくれよ。」