クリスタ「手当てするから、チンポも見せてごらん?」一同「えっ?」 (18)

クリスタ「しょうがないよ、あんな光景を目の当たりにしたんだし」

男A「うぇえええええええ!!」

クリスタ「背中をさするね、ゆっくり深呼吸して」

アルミン(やっぱり神か・・・女神というべきか・・・)

ジャン(天使だ・・・天使がいる・・・)

ライナー(やっぱり結婚したい)

クリスタ「落ち着いたみたいだね。あ!そっちも怪我がひどい!」

クリスタ「大丈夫?私が手当てするから、ズボンをまくって」

ジャン(労わりと癒しの天使・・・)

クリスタ「とりあえず、止血しておくね。結構傷が深い・・・」

アルミン(しかも的確だ)

クリスタ「太腿に酷い裂傷・・・チンポも見せてごらん」

一同「えっ?」

ジャン「ブボォォォォ!」

ライナー「おわっ!!ジャンきたねえな!吐き出すなよ!」

ジャン「す、すまん・・・俺の耳がおかしくなったみたいだ・・・」

アルミン(なんだ今のは?!破壊力がありすぎて思考が止まったぞ)

ライナー(やはりみんなにもそう聞こえていたのか?)

ジャン「いや・・・おい、アルミン、ライナー・・・・俺は確認したいことがあるんだが・・・」

アルミン「!」「僕もあるんだ・・・たった今の出来事だけど」

ライナー「お、おう。俺もだ。確認せずにはいられない出来事だ」

ジャン「よ、よし・・・俺が言うぞ・・・俺は確認したくてしたくてたまらないんだ」

アルミン「僕もだ・・・た・・・頼むよ・・・」

ライナー「言ってくれ!どかんと!」

ジャン「クリスタ、今、チ・・・チンポって言ったよな・・・?」

アルミン「言った!」

ライナー「言った!」

ジャン「言った!よな!そうだよな!明らかに言ったよな!確定的に!」

ライナー「しかも、なんの迷いも無く」

アルミン「形容する言葉はそれしか知らないかのように」

ジャン「恥ずかしさや良俗を意識することなく!」

一同「よな!」

アルミン「どうしよう・・・まずそういう概念から教えないとダメなのか」

ジャン「いや・・・手始めにやることは一つだ。ライナー!」

ライナー「おっし、任せておけ」

ライナー「クリスタ!そいつの傷は深いみたいだな!力強く止血しないと無理だ。俺がやるよ」

クリスタ「ライナー!ありがとう!私じゃ無理みたい」

ライナー(あぶねぇ・・・このままなんの臆面も無く治療とラベルされた公然淫語責めを拝むところだった・・)

ライナー「よし終わったぜ」

ジャン「お、おうクリスタ」

アルミン「こここ、こんなところで会えるなんて」

クリスタ「あ、ジャンにアルミンも横にいたんだ!」

ジャン「ところでさっきの奴の症状だが・・・・」

アルミン「どごを、げがしていたんだ?」

クリスタ「さっきの人はね、恐らく立体起動中に巨人に襲われたんだと思う」

一同「うん」

クリスタ「ワイヤーを出した瞬間か、回収する瞬間に巨人にワイヤーをはじかれて」

一同「うんうん!」

クリスタ「高速でワイヤーの先端が自分の体に」

一同「うん!!うん!!」

クリスタ「・・・なんかやけに合いの手が仰々しすぎない?」

アルミン「はっ!クリスタ、これは貴重な情報なんだよ」

ジャン「そうだ。俺らが何に気をつければいいのか」

ライナー「どうしても知っておきたいんだ」

クリスタ「う、うん。その切り傷は脛から膝を通って」

一同「ふんふん!!」

クリスタ「太腿を通ってチンポまで到達していたよ」

一同「そおおお、そっかーーーーー!!!!」

アルミン「あははは、そうなんだーー!!あはは、あは」ドキドキ

クリスタ「アルミン!怪我した人を笑うなんてひどいよ!彼は一生懸命に」

アルミン「た、確かに」ドキドキ

ジャン「アルミン、笑うなんてお前は駄目な奴だ」ドキドキ

ライナー「人間性を疑うな」ドキドキ

クリスタ「わかったのなら、いいよ」キリッ

アルミン(これで正常な思考を保てという方がどうかしてる)

ジャン(天使が愚言を言うだけでこんなにも興奮するものなのか)

ライナー(ポって時の口がいいな ポって時の)

ジャン(聞きたいことは山ほどある・・・山ほどあるが・・・まずは)

ジャン「これは・・・ちなみになんだが・・・(平常心、平常心だぞ俺よ)」

ジャン「どのような応急手当が考えられるんだ」

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