智子「.....」【わたもて×東方】 (134)


クロスSS
もこっちが余りに不憫なので建設しました。

一種のパラレルワールドと考えて下さい。
東方要素微、わたもて要素強です



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1379327045


智子「.....」

クラスメイト「昨日皆で行ったカラオケさー」

クラスメイト2「マジウケるよねー」

クラスメイト5「これからどうする?」


ワイワイガヤガヤ


智子「......」

智子(.....もう五月も半ばなのに)


ワイワイガヤガヤ


智子(男どころか高校生とも話をしていないッ...!!)

智子(.....)

智子(いや...まだ慌てる時期じゃない...)

智子(大丈夫だ...これから挽回すれば問題など..)

クラスメイト2「早く食べちゃいなよ、お昼休み終わっちゃうよー?」

クラスメイト3「へいへーい」

智子「わわわっ..」ムシャムシャ


担任「はい、席に着けー」ガラッ


ワイワイガヤガヤ


担任「こんな時間に何だがお前達の大好きな転校生を紹介するぞー」

クラスメイト2「えーっ!?」

クラスメイト3「まじ、可愛い子かなっ」

クラスメイト「期待しとこうぜっ」

智子「.....」

智子(この時期に転校生?)

智子(....もしや前の学校でのソロプレイに耐えかねての転校!?)

智子(友達になれるかもしれないっ...)ゴクッ

智子(此処から始めるんだ....私の高校生活ッ!)


担任「じゃあ入れー」

ガラッ

クラスメイト「え....?」

クラスメイト3「か...可愛いけど」


妹紅「......チッ」


智美(DQNじゃないですかヤダッーー!)


クラスメイト「....なんでもんぺ」ヒソヒソ

クラスメイト2「髪真っ白だし...」ヒソヒソ

クラスメイト4「ヤンキーかな....怖ぇー」ヒソヒソ


ざわ...ざわ...


担任「あー..静かに!」パンパン

担任「自己紹介頼むぞー」

妹紅「.....」

妹紅「藤原妹紅」

担任「....それだけ?」

妹紅「.....チッ」

智子(怖ぇよッ!)

智子(なんでだよッ!?)

智子(なんで日常系ゆるふわ学園アニメみたいな展開期待してたのにクロー○みたいになってんだよッ!!)


担任「あー...んじゃ皆仲良くするように」

担任「席は...黒木の後ろで良いか」


智子(何ィイイイイッ!?)ガタッ


担任「ん?何か問題あったか?」

智子「あ....」

クラスメイト一同「....」ジー

智子「な...なんでもありまひぇん..」スッ

智子(んだよォオオッ...問題しかねーよッ!)

智子(ビッチの方が波長合いそうな感じするだろうがよォオオッ)

担任「それじゃあ座れ」

妹紅「.....」スタスタ

妹紅「....」ドサッ


シーン


智子(後ろからスゲー殺気感じるわッ!!)

智子(深夜のシャワーなんて目じゃねぇよぉッ)ガクブル

妹紅「.....」

妹紅「....おい」


智子「ひっ..!!」ビクンッ

妹紅「.....」

妹紅「教科書見せry
智子「はいっ!これですッ!どうぞッ!」シュバッ

妹紅「.....」

智子(だ...ダメだッ...ほ、保健室に..)ガクブル

妹紅「....なぁ」

智子「はひッ!!」ビビクンッ

妹紅「.....」

妹紅「これじゃお前が教科書見れないだろ」スッ

智子「.....えっ」

ガタッゴトッ

妹紅「これでよし」フン

智子(なん...だと?)

智子(わ...私の逃走ルートを遮断しやがった..!!)


担任「そこ、何してんだー?」

妹紅「教科書見せて貰ってるんでー」

担任「....それなら仕方ないな」

智子(仕方なくねぇよッ!!)

智子(何で机くっ付けて来てるの?!)

智子(教科書カツアゲされるだけで済むと思ったのにッ)ギリッ

妹紅「.....」ジー

智子「.....」ダラダラ

智子(え、何?話さないとダメな感じ?なんか気の利いたジョークとか言わないとダメな展開なの!?)

妹紅「....」ジー

智子(すっげぇ睨んでるよ!怖ぇよ!!何か早く...言わないとッ...!!)

智子「.......の」

妹紅「....あ?」

智子「ふ...ふじわらららひゃん...かっ...かっわひぃですねぃー↑」ニッゴリ

クラスメイト「」

担任「」

妹紅「」


智子「......」ダラダラ

智子(やばいっ!滑った!殺されるッ!)

智子(今思い返せば滑っただけで死ぬなんて私の人生ハードモードなんてレベルじゃ....な...い)

妹紅「あ...ありがとよ」フイッ

智子「.....ッ」ビクビク

智子「....え?」


妹紅「.....//」カァッ

智子(ま...まさか照れてる?)ビクビク

智子(ないないないない!どんだけ初心なんだよッ萌えキャラってレベルじゃねーぞッ)

妹紅「....っ、ほら勉強しろよ//」スッ

智子「ああっ...ひゃいっ」ビクッ

智子(お..怒らせたのかなっ..)

智子(顔が赤くなる程の怒り...!?)

智子(そ、そうに違いないッ!)

智子(こ..殺されるッ!!間違いなく放課後に呼び出されるッ!!)ガクブル


そして時は経って...放課後。


智子(帰るッ!素早くッ!誰にも悟られずッ!)シュパァ

妹紅「おい黒木」

智子「ひゃいっ!!」ビビクンッ

智子(気付かれたッ...もう終わり....ッ!!)

妹紅「あー...その、なんだ...一緒に帰らないか//」ポリポリ

智子「....へ?」ビクビク

妹紅「ほら、まだ転校して来たばっかで道とか分からないし...あー、用事があるなら別に良いけど」アセアセ

智子「.....」

智子(...この人もしかして..)

智子「あ...あああのっ」オドオド

妹紅「ん?」

智子「....ょう」ボソッ

妹紅「なんだって?聞こえない」

智子「あ...しゅみましぇん」オドオド

妹紅「はー...」

智子「....藤原さっ...さんはッ!」

智子「と..とととともだちっいない..んでですかっ!!」

妹紅「.....」

智子(あ、あれ!?し、失言だった?!)

妹紅「喧嘩売ってるのか?」ニッゴリ

智子「ヒィッ!!」ビクゥッ

妹紅「....ってのは冗談」ハハッ

妹紅「私ボッチだからさ、友達になってよ」

智子「.....え?」キョトン


妹紅「なんだよ..嫌なのか?」

智子「ううんっ...ぜっぜんぜん!」

智子「....」ウルッ

妹紅「お...おい」アセッ

智子「...嬉しく...って」ポロポロ

智子「うぅ...グスッ」

妹紅「...はぁー」

妹紅「...よろしく」ポス

智子「う"ん"ッ...!!」グズッ

妹紅「......ははっ」ナデナデ


そして日は暮れて夜に。


智子「ふんふー♪」ゴロゴロ

智子「ふっふーふーん♪」ゴロゴロ

智子「妹紅ちゃんかぁー..」

智子「ふへへっ...」ニヘラッ

智子「ま、まぁ私が本気だせばこんなもんだし」

智子「....」

智子「...へへへっ」二ヘラ

智子「友達かぁ...」ポワワ

智子「これから沢山遊んで一緒に思い出とか作ってくんだろうなぁー..」

智子「その内5人位の男女グループになって甘酸っぱい青春と恋愛を謳歌しちゃったり..」

智子「へへっ..友達最高ッー」バンザーイッ


翌日。


妹紅「よう」スッ

智子「お、おはよう」ニゴッ

妹紅「お前もうちょっとナチュナルに笑えないの?」

智子「あ..ご、ごめっ」シュン

妹紅「はぁ...ほらこうやって」グイッ

智子「ひゃっ..はゃひすふんにょっ」ビヨーン

妹紅「ハハッほら笑顔笑顔ー」グイーン

智子「ひはいっひはいっ!」ナミダメッ

妹紅「ふー、友達なんだから気の使い合いなんてしてられないだろ、智子って呼ぶから」

智子「あ.....うっ..うん」カァッ

妹紅「智子は私の事を妹紅って呼べば良い、それだけでなんか親密度上がった感じするでしょ?」ニコッ

智子「そ、そうだねっ」

智子「も...もも..もこちゃんっ」クワッ

妹紅「もっと顔の力抜けってー」ハハッ

妹紅「一々変顔する癖直さないとねー」スタスタ

智子「変顔ってひど...ちょまって!」タタッ


学校。

クラスメイト「そんで昨日さー」

クラスメイト3「それ本当かよwwww」


ガラッ


妹紅「....」

智子「.....」


シーン


妹紅「ほら、行こうぜ智子」スタスタ

智子「うっ...うん」ススッ


クラスメイト「あ..あの組み合わせなんだ?」

クラスメイト3「異色過ぎだろwwwwww」

妹紅「.....あ?」ギラッ

クラスメイト3「なっ...なんだよ」

智子「ちょ...もこちゃ..っ」ビクビク

妹紅「.....」

クラスメイト3「....っ」ビクビク

妹紅「.....チッ」スタスタ

智子「ふぅ....」

智子(気が短いのは見掛け通りだったんだ...)ビクビク

智子(は、はやく慣れないとねっ)


今日はここまでにしときます
目標としてはもこっちがリア充の仲間入りする事ですッ!

それでは!

妹紅さんは技使えんの?

とかそこらへんのあれやこれや決まってるなら説明ぷりーず

ネタバレになるんで!ならごめん


>>29
いいえ、説明しときますね。

東方キャラはワタモテの世界に移住した形になります。

つまり、能力等は使えません...が。
東方キャラ同士の人間関係、性格や特性は少し受け継がせます


霊夢→神社の娘
輝夜→箱入りお嬢様
けーね→先生


上記の東方キャラが出演するかは未定ですが、何人かは話を噛む程度に登場させたいた思ってます。



>>1です
まぁ東方キャラでもこっちを盛り上げるSSですが、そんなに多人数出す事は無いと思います。

風呂敷を広げ過ぎると纏まらないのでww
因みになぜ東方キャラなのかと言いますと

もこっちと妹紅でもこもこさせたかったからです


授業は割愛して放課後。


妹紅「なぁ智子ー」

智子「えっ...えっと..何?」

妹紅「この後暇だしどっか寄り道しよーぜ」

智子「えっ...えぇっ!?」ビクゥッ

妹紅「な...なんだよ驚く事じゃないだろ」

智子(キタッ!イベント発生だッ!)

智子(入学して以来、登校..授業..下校のデフレスパイラル..ッ!)

智子(負の螺旋階段も友と言う光によってゲシュタルト崩壊したと言うのか...ッ!)

智子「....い..いいっ...行く..っ」クワッ

妹紅「お...おう..」ビクッ



妹紅「つっても遊ぶ場所知らないし、私は金ないし」

智子「も...もこちゃんって..ばばばっ..バイトしてないのっ?」

妹紅「あー...前はしてたんだけどな、転校を機会にやめちゃったよ」

智子「へ、へぇー...そっそそ..そーなんだっ」

智子(私とは別のベクトルでコミュ障と思っていたが...くっ)

智子(ま、まぁ...男に媚びない妹紅は其処らのビッチ共とは友達のし甲斐が違う訳で..っ)

妹紅「あ、そーだっ」パン

妹紅「智子の家お邪魔出来ない?」

智子「えっ..ええっ!?」ビクッ

妹紅「んー、私の家でも良いけど」

妹紅「多分居心地悪いぞ、狭いし」

智子「あ...っ..そっそっそのっ...!!」

智子(ど、どうしよっどうするべきっ!?)

智子(私の部屋何か乙女ゲーがそこら中にゴロゴロ転がってる魔の巣窟ッ!)

智子(見つかったと同時に即アウトッ..再び負の螺旋階段に...ッ)

智子(しかし妹紅ちゃんの家に押し掛けるのも悪いし...ッ)

智子(っていうか妹紅自体もオススメしてないしぃっー..!!!)

智子(ど...どどどどどうしようっ!)ダラダラ

妹紅「ん...?どうした?」

智子「あ、あろ...あろ...あのっ..」ダラダラ


↓2
1.妹紅の家
2.智子の家


智子「も...ももっもこちゃんの家っ...見てみたいなー....なんて」ダラダラ

妹紅「.....」

智子(やっ..やっぱり失礼だったか?!どうしようっ折角出来た友達なのにっ)

妹紅「んー..別に良いけど、じゃ行こうぜ」スッ

智子「へっ...あ、ちょっと」タタッ

智子(よ、良かった....今日帰ったらゲームは隠しておこうっ....)フゥ


そして妹紅家へ..。


妹紅「此処だよ」スッ

智子「...」

智子(な、なんて言うか...ボロいッ)タラー

智子(地雷踏んじゃったかなぁ..)チラッ

妹紅「ん...?どした」

智子「なっ..ななっなんでもないよっ!」

智子「おっ..お邪魔しますっ!」ガラッ


慧音「......え?」ギカエナウ

妹紅「あ...」

智子「....」カラカラ ピシャ

智子(えっ何ッ!?何あの若い子ッ!!)

智子(なっ..なんではだっはだだだっ!)

智子(もっ、もしかして妹紅のっ...女!?)ダラダラ

妹紅「はぁ....」ガラッ

妹紅「玄関先で何してんの」

慧音「いや..ほら、今からバイトだし」

妹紅「だからって玄関先で着替えるなよ..」

慧音「硬い事言うな、私も急いでるんだよ....ん?その子は友達?」

智子「はははっはひっ!!!」ビクゥッ

智子(やべぇっ..多分妬まれてるよ..っヒステリック起こされて風俗とかに売り飛ばされちゃうよぉっ...)ガタガタ

慧音「妹紅の従姉妹で上白沢慧音だ、よろしく頼むよ」

妹紅「はぁ...」タメイキ

智子「.....へ?」キョトン


あー...間違えましたすみません
気付きませんでした....。

ただ、先か後かと言うだけなので!
もこっち家訪問もちゃんと書きますっ


智子「い..従姉妹さんだったんだ..」フゥ

妹紅「そ、此処からの方が学校近いし住ませて貰ってるんだ」

慧音「じゃあ、私は出て来る...ゆっくりして行ってくれ」スッ

妹紅「んー、気を付けてなー」フリフリ

慧音「あぁ、行って来る」ガラガラ

智子「けっ...慧音さんって..なな何のお仕事してるのっ..?」

妹紅「あー..本業は大学生だけど塾でバイトしてるよ」

妹紅「教師になりたいんだってさ」ゴロッ

智子「へ..へぇー...」

智子(確かに知的で美人さんだったなぁ..)

智子(やはり働く女性はかっこ良いッ)

智子(私もあんな風にスタイリッシュな教師になれたら....)ポワワ

妹紅「...何変な顔してんの?」

智子「ハッ!」ビクッ

妹紅「....」

妹紅「そんじゃあ何するかなー...」

妹紅「ネトゲ?」スッ

智子「うっ...うんっ」オドオド


妹紅「つっても友達と二人でネトゲってのもな」ウーム

智子「....」ポワワ

妹紅「おーい、智子ー」

智子「....あっ..なな何!?」ビクッ

妹紅「さっきから何ボーっとしてんの?」

智子「べっ、別にボーッとなんかっ...しししてないしっ」オドオド

妹紅「ふーーーん?」

妹紅「ん?」


慧音の私服


妹紅「そーだ、智子でお着替えショーでもやろうぜ」

智子「はっ..はぁっ!?」ビクッ

妹紅「ほら、いっつも暗い顔してるからイメチェンだよイメチェン」

智子「そっ、そんないきなりッ..」

妹紅「智子素は可愛いんだからさ、化けるって絶対!」

智子「か....可愛い?」

妹紅「ん、可愛いだろ?」

智子(わ....私が可愛いぃいいい!?)

智子(やっべぇ..分かってたけど言われるとやっべぇ...美少女に可愛いとか言われたよやっべぇ...)

妹紅「てな訳でファッションショー」

妹紅「わーわーどんどんぱふぱふー」

智子「し...し仕方ないからやってみるよ...」デヘェ


用事落ち


智子着替え完了。


妹紅「へぇー...変わるもんだな」

智子「えっ..ええっと..どんな感じ?」

妹紅「ほら、鏡」スッ

智子「えっ!?何この美少女ッ!」

妹紅「自分で言うかよ..」ニガワラ

智子「あ...そそ、そのっ」

智子「...これ、私?」

妹紅「そうだろ、違ったら私の方が驚くよ」

妹紅「それにしても眼鏡かけて髪型変えるだけで此処まで変わるとはねぇ..」

智子(うっわスッゲーよ!某アニメのツンデレヒロインみたいになってんじゃねーかッ!)

智子(お洒落スゲーッ!!)グッ

妹紅「まぁ、前の智子も私は好きだけどな」

智子「...へっ?」

妹紅「なんつーかな、見た目は変われど中身は変わらず」

妹紅「智子は智子って事を忘れないで欲しいわ」

智子(....何言ってんだこいつ)

智子(でもまぁ..私の輝きを見つけ出した事は評価出来るな...)ムフー


五時間経過。

妹紅「んー...意外と日が暮れるの早いな」

智子「うん...テレビ見て終わっちゃったね」

妹紅「たまにはダラダラしても良いんじゃない...まぁ、し過ぎもアレだけど」

智子「そ...そだねっ」ビクッ

妹紅「智子のキョドりも減った事だし今日は充実したよ」

智子「えっえっ..私キョ..キョドリ!?」

妹紅「自覚が無かったんならそりゃ病気だぞ」

智子「うっ....」

妹紅「ははっ、そう言えば智子ってネトゲやってんの?」

智子「うん...一応」

妹紅「マジか、私もやってんだけど..
智子「あ、それ私も...


そして自宅。


智子「へへっ..まさか妹紅がこのゲームやってるなんでなぁー..」

智子「いっちょ揉んだりますか」カチッ

智子「...まだ、居ないか」フゥ

智子「....」

智子「それにしても私があんな美少女になれるなんて...」クッ

智子「誰かに自慢したい...ッ」

智子「クラスのビッチ共に見せ付けてやりたい...ッ」


もこたんがINしました..。


智子「お、来た来た...」

智子「....え?」

智子「.....」

智子「...魔法戦士キターッwwww」ガタッ

智子「説明しよう、魔法戦士とは補助も出来ず壁も出来ず火力も劣ると言う需要の無いジョブであるッ!」

智子「....こりゃ相当苦労したんだろうな、レベル無駄に高いし.....」

智子「....」

智子「一緒に何か取りに行こっか..」カチカチ


翌日。


妹紅「テスト終わったーッ!」ガタッ

智子「そだね...」

妹紅「んー...結局その格好なのな」

智子「べっ...べべべ別にこのままで良いと思っただけだしっ」

智子(そうだしっ!男に媚びるクソビッチと同じ土俵に立ちたくないだけだしッ)

妹紅「...まぁ、良いけどさ」

妹紅「折角の半日だしどっか行こうぜ」

智子「あ...そっそれじゃあ私の家..来る?」

智子(乙女ゲーは押入れの隅に封印しておいた...ぬかりは無い)

智子(そっ..そして私の友達を弟に見せ付けてやる...ッあのリア充に私のリア充加減を知らしめてやるんだっ...)

妹紅「おー、良いね」

妹紅「ちょっと智子の家族とか興味あったし」


そして智子の家へ。


智子「ただいまー」

智子母「おかえり、ってあら...お友達?」

妹紅「あ、お邪魔します」ペコッ

智子母「此方こそ~、ゆっくりしていって頂戴」ニコッ

妹紅「あ...どうもです」テレッ

智子「もこちゃん、私の部屋こっちねー」

妹紅「今いくよー、それじゃあ...失礼します」タタタッ

智子母「智子が友達連れて来るなんてねぇ...」

智子母「ふふっ..さーてご飯の用意しなくちゃね」スタタッ


智子「ここねー...ん?」ヒョコ

智貴「......」チラッ

智貴「....なんだよ」

智子「えっ?えへへっ...何でも無いよぉー?」

智貴(気持ち悪っ..)

妹紅「ん、この部屋かー?」スッ

智貴「うぇえッ!?だ、誰だッ」ビクゥ

妹紅「誰って...」ムッ

妹紅「智子の連れだよ、お前こそ誰だ...彼氏か?智子の」

智子「は!?」

智貴「弟だよッ!」

妹紅「......」チラッ

智子「....」

妹紅「.....」チラッ

智貴「.....」

妹紅「似てねぇwwwwww」ゲラゲラ

智子「うるさいよっ!」

智貴「つーか出てけよッ!」

妹紅「あいあい、ほら智子の部屋行くぞー」スタスタ

智子「.....」チラッ

智貴「な...なんだよ」

智子「なーんでーもっ」ウスワライ

智貴(うぜぇ...)

智子(ヘッヘヘwwww自慢してやったぜ!あのクソリア充に私のリア充っぷりを教え込んでやったぜ!)

智子(ふぅー....妹紅との会話も少し慣れて来たし..私のコミュニケーション能力もキャバ嬢レベルだなっ)

智子「...ふふふふ」ニタニタ

妹紅「...何笑ってんだ?」ハテ


妹紅「それにしても、弟居たんだな」

智子「ん..ま、まぁ居たね」

妹紅「意外っつーか...目のクマ以外共通点ねーなwwww」ゲラゲラ

智子「わっ..笑わないでっ」カァッ

妹紅「あー、ごめんごめんwwww」

妹紅「.....」

妹紅「智子...髪の毛切ったら?」

智子「なっ...なに、唐突に」

妹紅「ほら、その前髪が野暮ったく見えるんだって....前見えるのそれ?」

智子「みっ..見えるしっ」

智子(言えねー..美容師に話し掛けられるのが怖くて行けないなんて言えねー..)ダラダラ


妹紅「んじゃ、行こうぜ」ヨイショ

智子「はっ!?えっ..ちょっ」

妹紅「善は急げって言うだろ?」ニヤッ

智子「でっ..でも場所わわわかんないよ」

妹紅「そこは心配するな、隣町に見知った奴が勤めてる店を知ってる」

妹紅「ついでに顔出しも出来るし」

智子「つ、ついでと要件逆になってない?」

妹紅「そうとも言う!」ドヤァ

智子「いや、ドヤる所じゃないよ..」

妹紅「いいんだよ!ほらさっさと行こうぜ!」グイッ

智子「ちょ..引っ張らない..でぇっ」グイーン


そして隣町。

妹紅「この間僅か30分である」

智子「電車でね...」ハァ

妹紅「観念してついて来いって!」

智子「うぅ..」

智子(まずい..このまま何の対策もせず美容師と鉢合わせてみろ...)

智子(無言の重圧で圧死する...)

智子(三日間一緒に行動してる妹紅にだって言葉が出て来ない事もあるのにッ..)


すみません、空き時間の合間合間に書いてるもので。

纏まった文を投下出来た際には上げようと思ってるんですけどね



妹紅「そう硬くならなくて良いって、自宅って感じでさ」

智子「そっ..そんな無茶苦茶な..」アワワ

妹紅「リラックスリラックス、肩の力抜けよ」

智子「う...うん..」スッ

妹紅「んじゃ、入るぞー」カランコロン

智子「ちょっ..やっぱむry
店員「いらっしゃいませー」

智子「ひぃっ!」ビクゥッ

妹紅「あー、この子のカットしたいんスけど...美容師の指名とかできます?」

店員「はい、承りますよ」

妹紅「それじゃあこの人..うん、よろしく」

智子「帰るゥ...帰るゥ..」ビクビク


妹紅「観念しろっての..」グイッ

智子「うぇああああっ.!!!!」ズルズル


妖夢「....何してるんですか」ジトッ

智子「ひぅっ!!」ビクゥッ

智子(やばいっ!もう逃げられないっ!妹紅のアホンダラァッ!)

妹紅「あー、カットで..この子のね」

妖夢「.....」チラッ

智子「......」ガクブル

妖夢「...脅してるんですか?」

妹紅「ちげーよッ!」グイッ

妖夢「うっ...」

妖夢「では何だと言うんですか..」ヒソヒソ

妖夢「怯え切ってるじゃないですか..」ヒソヒソ

妹紅「重度の人見知りなんだよ..」ヒソヒソ

妹紅「顔は可愛いのに髪を整えないのは勿体ねーだろ?」ヒソヒソ

妖夢「なるほど...つまり彼女の緊張を解く事から始める必要があるんですね?」

妹紅「そういう事だ...頼めるか?」ヒソヒソ

妖夢「おまかせあれ!」バッ

智子「っ!」ビクゥッ


妖夢(.....彼女の人見知りは他人との接点が極端に少ない故に生まれた産物)

妖夢(他人に慣れさせてしまえばこっちのものです)

妖夢「では此方へ」スッ

智子「えっ..えっ..」アタフタ

妹紅「私、此処で待ってるからー」イテラッ

智子「もっ..妹紅ッー!」チノナミダ

妖夢「お客様此方へ」

智子「ぐぎぎっ..!!」

妹紅「....フゥー」ニヤッ

智子「!?」

智子(策士ッ..!!髪の毛を理由に私がキョドる様を楽しみに来てやがるのかコイツッ!)

妹紅(これで智子の人見知りも少しは直るかな?)

妹紅(髪が長いと気も滅入るし、良い機会だろ)

智子(許すまじ妹紅...ゥッ!)

智子(終わったら公共の場でメスプレイしてやる..ッ)ゴゴゴゴッ

妖夢(妖気ッ!?この子....私に敵意を放っている...ッ!?)バァーンッ


妖夢(落ち着け私..落ち着け平常心)フゥ

妖夢(美容師に勤めて4年...最初は低給料と雑務に苦しめられ片親である母を養う事も怪しかった....)

妖夢(....しかしッ!)

妖夢(血の滲んだ4年は私に技術と自信を与えてくれたッ..!!)

妖夢(今の私に扱えぬ客などあんまりないッ!)カッ!!

妖夢「ではまず髪を濡らしますね?」スッ

智子「あっ....ぃ」カタカタ

妖夢(あついッ!?)

妖夢(バカなッ!?店内は28度..地球にも身体にも優しい温度に設定されている筈..)

妖夢(もしや極度の暑がり?)フム

妖夢(......汗の量も凄い)

妖夢(どうやら間違いない様ですね...それでは...)


妖夢「失礼します」スッ

妖夢(此処は冷水で冷やしたタオルで視界を心地良く塞ぎぐ....)スッ

智子「ヒャッ...」ピクッ

智子(えっ...スゲー冷たい...)

妖夢(相手は女性、多汗な事に触れるのはよろしくない..)

妖夢(此処は何食わぬ顔で、涼んでもらいましょう..)

妖夢「流しますね」シャッー!!

智子「は、はひゃっ!?」ビクッ

智子(冷水じゃんッ!?えっ何嫌がらせッ!!?)

智子(突然押し掛けて、しかも私なんかの髪を扱わさせられてる仕返しッ!?)

智子(....)

智子(こ...こわい...)ブルッ

智子(さ...さっさと終わらせないと..)

妖夢「はい、では此方へどうぞ」スッ

智子「は....はぃ」オドオド


今日はこれくらいにしときますっ!


妖夢「本日はどの様な髪型を希望されますか?」スッ

智子「はひゃッ!....あっ....あ...の...」オドオド

智子(どっ..どうしようッ!?髪型なんて決めて無いッ!)

智子(下手な事言っても「え、趣味悪ッ」とか思われそうッ..!)オドオド

智子「.....ぉ...」

妖夢「....はい?」ニコッ

智子「おまかせでッ!!」クワッ

妖夢「はい、分かりました」ニコッ

智子(ふ...ふぅ、良かった...機嫌を損ねてないみたい...)

智子(なんで客の私が気を使わないといけないんだよォ...)ギリッ

妖夢「.......」

妖夢(おおおおおおおッおまかせ...ッ美容師のセンスと技量を浮き彫りにする禁断の注文..ッ)

妖夢(私の腕を...試されている?)カタカタ

妖夢(いえいえ、人見知りで上手に注文を伝えられなかっただけですよね..」チラッ

智子「.....っ」ギリッ

妖夢(否ッ!!あの目は人間を査定する目だッ)カッ


妖夢(.....しかし、誰が相手であろうと私は私の出来る事を精一杯やるだけ...です)カタカタ

妖夢「でっ...では始めますね」

智子「ひゃっ..はいっ!」

妖夢「あ」バチンッ

智子「」

髪の毛「じゃあの」

妖夢(しまったァアッ!!)

智子(ま、前髪が....こ、こういう物なのかな..)オドオド


妖夢(ま、まだですッ...こうなった以上この前髪に合わせた髪型に..)ゴクリ

妖夢「.....」スッスッ

智子「.....」

智子(す、凄い髪の毛切られてる...っつかこの人目が怖いんだけど」

智子(ま、まさかこのまま蓮○みたいにされないよねッ!?刈り上げたりされないよねッ?)

妖夢(くっ...髪の量が多い....梳くだけでも大仕事ですね)


そして40分後。


妹紅「ふわぁ...眠くなってきた」

妖夢「お疲れ様でした」ペコ

妹紅「お、やっと終わ...っ...た」キョトン

智子「...../////」カァッ

妹紅「妖夢、お前....」

妹紅「パッツンツインテって...お前どんなチョイスだよこれ」ヒソヒソ

妖夢「ま、前よりはマシです」ヒソヒソ

妹紅「まぁ、それは言えてるけど..」ヒソヒソ

妹紅「....」チラッ

智子「..../////」

妹紅「似合わねぇ....」

妖夢「うっ...まだまだ修行が足りなかった様です」ガクッ

妹紅「まぁ、野暮ったさは消えたし良しとするか」

妹紅「前髪ならすぐ伸びるだろ」

妖夢「そうですっ、あの前髪がッ..不覚ッ」


きょうはここまでお☆

そして帰路。

智子「あ...明日の学校どうしようッ!!」

妹紅「いや、今更かよ」ニガワラ

智子「だって本当に切るなんておっ..思わないじゃん!」

妹紅「前よりかは可愛いんだから自信もてよ」

智子「そっ...そんな事言われても..」オドオド

智子「とっ、とにかくッ!この罪は償ってもらうッ!」

妹紅「はいはい、コンビニのプリンで我慢してくれ」

智子「くっ...少しお高いやつだからな...お高いやつだぞ..」ビクビク

妹紅「分かった分かった」ハァ

近場のコンビニ。

霊夢「らっしゃっせー」

妹紅「...げ」

霊夢「....え、妹紅?」

智子「し、知り合い?」オドオド

妹紅「....」

妹紅「あぁ、前の学校の..」チラッ

霊夢「久しぶりね、元気してた?」

妹紅「あぁ...此処でバイトしてるのか?」

霊夢「そうよ、見れば分かるでしょ?」

霊夢「アンタこそ、此処でなにしてるのよ」

霊夢「そんで、その隣のロリは?」

智子「ろっ...」アゼン

妹紅「今の学校の連れだ」

霊夢「へぇ...」ジロジロ

智子「うっ...うぅ..//」

霊夢「なんか対象的ね」

智子「へっ...ふぇっ..!!」オドオド

妹紅「あー、もうほっとけよ」

霊夢「ふふっ、私は博麗霊夢」

霊夢「妹紅は馬鹿だから迷惑かけるだろうけど、頑張んなさい」

智子「はっ...はは..はいッ」ビクッ

妹紅「お前、喧嘩売ってんのか」ボキボキ

霊夢「高値で買い取ってくれるの?」

妹紅「....ふん」プイッ

智子(も、妹紅が怒らない...?)

霊夢「久しぶりだし、あの店行かない?」

霊夢「もち、ロリも一緒に!」

妹紅「智子だ」

智子「あ....あ...」パクパク

霊夢「.....」ン-?

霊夢「んじゃあ、智子」

智子「はっ...はい!!」

霊夢「付き合って貰うわ、良い?」

智子「あっ....」ビク

霊夢「んっ?」ニゴ

智子「ひゃ...ひゃいっ」ガクブル

霊夢「素直でよろしいッ」

妹紅「殆ど脅迫だろ」

霊夢「うるさいわねー...」

霊夢「あぁ、私まだ少しバイト残ってるから先に行っといて頂戴」

妹紅「はぁ...」

妹紅「智子、此処は従うしかない」

霊夢「流石妹紅ね」ニコッ

智子(なぜ...こんな目にッ)ギリッ

その後。

霊夢「ったしたぁー」

妹紅「まさかこんな所で働いてるとは...」

智子「あの人...と、ととと友達?」オドオド

妹紅「んー...」

妹紅「まぁ悪い奴じゃない」

智子(うー..妹紅って前の学校では相当なリア充だったのかな..)

智子「はぁ..」

妹紅「....巻き込んでゴメンな」

智子「えっ?」キョトン

妹紅「いや、だからさ」

智子「あっ、いやっ!全然嫌じゃないしッ!寧ろ楽しみだからッ!」

妹紅「.....」

妹紅「智子、気の使い方下手過ぎ」ハハッ

智子「うっ...」

妹紅「ありがとな..」ボソ

智子(聞こえてるぜ妹紅...ツンデレ美味しいッス)ニヤァ

智子「それで、いつもの店って何処?」

妹紅「前、よく来てた所なんだけど...ほらアレ」スッ

智子「.....え?」

智子「おでん屋さん?」

智子(こいつ等何歳だよ..)

妹紅「あぁ、落ち着けるし味も良い」

妹紅「値段も良心的だしな」

智子「へ...へぇ..」オドオド

妹紅「一々緊張すんなよ、ほら行くぞ」グイッ

智子「ま...待って!」スタタッ

おでん屋。

妹紅「うぃーっす」

ミスチー「いらっしゃいー」

ミスチー「あれ、妹紅じゃない久しぶりね」

妹紅「おう、霊夢も後から来るから」

ミスチー「あんまり騒がないでよ?」

妹紅「善処する」

ミスチー「それでその隣の子は...?」

智子「はっ...はぃいっ!」ビクッ

妹紅「私の連れ、智子って言うんだ」

ミスチー「へぇ...まぁ、ゆっくりして来なさいな」

智子「は...あ...あいっ..!!」オドオド

ミスチー「ふふっ..」

妹紅「つっても満席だな..少し待つか」

智子「そっ..そだねry
萃香「お前ッ!妹紅じゃないか!」

妹紅「....」

妹紅「忘れてた...此処にはこいつ等が居たか」ハァ

智子「えっえっ!?」キョドォ

萃香「久しぶりに顔見たぞ!」

妹紅「ま、まぁ久しぶりだね」アセ

萃香「こっち来なよ、あれ?」

智子「ひっ!」ビクッ

萃香「この子..妹紅の連れ?」

妹紅「あぁ」

萃香「じゃあ、アンタもこっち来なよ悪い様にはしないからさッ!」

智子「ひゃい..!!」ビク

妹紅「はぁ..」

萃香「それでよぉ..あの馬鹿が」ゴクゴク

勇儀「それはお前のミスだろ?」グイッ

萃香「いーや、あれはアイツが10割悪い!」ゴクゴク

萃香「なぁ、お嬢ちゃんもそう思うだろ!?」バンッ

智子「ひゃいッ!!」ビクゥッ

智子(くっ...なんで私が飲んだくれの相手をしなきゃいけないんだ..)

勇儀「それにしても妹紅、軽くご無沙汰だったねぇ」

妹紅「まぁ、色々あって」

智子(妹紅はなんで打ち解けてんだよッ!お前もう女子高生じゃねぇよッ!)

萃香「かっわいいガールフレンドまで作りやがって...」チラッ

智子「...へ?」

妹紅「私も女だ」

勇儀「私も不思議だったんだけどねぇ」

勇儀「二人ってどんな関係よ」

妹紅「どんなって...連れだよ」

智子「....そ、そうですっ」ビクビク

勇儀「あー、妹紅はこう見えて結構優しい所あるからねぇ」

妹紅「なっ//」

萃香「そうそう、女の子に告白とかされてただろお前」

智子(えっーーー!?)

智子(も、妹紅ってまさか....百合っ子!?)

智子「....//」ジ-

妹紅「言っとくが私はノーマルだからな」

萃香「またまたぁ」ニヤニヤ

勇儀「ご謙遜をぉ」ニヤニヤ

妹紅「お前等殴って良いか?」ボキボキ

萃香「きゃーこわいっ」

智子(...早く終わらないかなこの時間)

数十分後

霊夢「待たせたわねー」ガラッ

妖夢「な...なぜ私まで」

妹紅「妖夢もか、仕事どうしたんだ?」

妖夢「霊夢に半ば拉致られました」

妹紅「お前...」

霊夢「大丈夫よ、半休扱いにして貰ったわ」

智子(どんな権力者だよ...これだからビッチは)

萃香「おー!霊夢も来たのか」

勇儀「隣の白髪は新顔だね、よろしく」

妖夢「あ、はいよろしくお願いします」ペコッ

霊夢「さぁー、飲むわよー!」

妹紅「お前未成年だろ」

霊夢「え?智子が飲んでるそれもお酒よ?」

智子「ブフォッ!」ゲホッゲホッ

萃香「....」ベタベタ

妹紅「....水じゃねぇか」

霊夢「あら、勘違いだったわ」

智子「っ~~」ギリッ

智子(なんだよこのクソビッチ...さっきから私にばっかちょっかいかけて来やがって...)

萃香「智子ちゃん、ちょっとこっち来いよ」ベタベタ

智子「....」

智子「ひぃいいいッ!!」ビビクゥ

妹紅「と、智子ッ!」

勇儀「おっと、妹紅は私に付き合って貰うよ?」

勇儀「大根と酒持って来てー」

ミスチー「はいよー」

霊夢「私も付き合うわよ?」ニヤァ

妹紅「お、お前等...」ヒヤァ

勇儀「ふふふ..」

霊夢「ふふふふふ..」

妖夢「.....」

妖夢「帰って良いですかね」ハァ

それから三時間。

智子「らからぁ!私はなんでもてないのさぁっ!」ヒック

萃香「世の中の男はなぁ、所詮乳だけなんだよマジで」

妹紅「....智子なんで酔ってんの、水で」

勇儀「さぁねぇ..場酔いってヤツじゃないかい?」

妖夢「ですからねぇッ!わらひも頑張ってるわれすよぉっ!」

妖夢「なのにあの店長雑用ばっかやらせやがってぇ」ヒック

霊夢「あ...あぁ、うん」アセ

妹紅「霊夢は自分の首を締めたな」

勇儀「まぁ、酒に強そうなタイプではないね」グイッ

妹紅「はぁ...ロクでもない」

ミスチー「ロクでもないのはこっちだよ」ハァ

ミスチー「あんた等が来ると賑やか過ぎるわ」

勇儀「まぁまぁ、たまには良いんじゃないかい?」

勇儀「私や萃香の小言ばっか聞いてるのも飽きるでしょ」

ミスチー「間違いないわね」フフッ

妹紅「ほら、智子起きろ」グイッ

智子「うおおおおおッ!!」ジタバタ

妹紅「猿かお前は」グイッ

萃香「へへ、今日は楽しかったぞ」

萃香「名残惜しいがお前等学生だからな」

勇儀「そうそう、親が心配してるぞ?」

霊夢「私は一人暮らしだから良いとして..」

妹紅「智子は実家暮らしだから酔いを覚ましてからじゃないと帰れないな」

霊夢「酔うも何も場酔いじゃない」

智子「イケメンッイケメンんんッ」

霊夢「前言撤回、水でもぶっ掛ける?」

妹紅「いや、おかしいだろ」

霊夢「はぁ..それじゃあ外で時間潰しましょ」

妹紅「そうだな..」ヨイショ

智子「あー...ビッチィ...」ウトウト

妖夢「霊夢さんッ話はまだ終わってませんよッ!」バンッ

萃香「まぁまぁ」グイッ

勇儀「話は私等が聞いてあげるからさ」グイッ

妖夢「.....」

妖夢「.....」サ-ッ

妖夢「帰りますッ!」ダッ

萃香「まだまだ、夜はこれからだろ?」

勇儀「夜明けまで付き合って貰おうか?」

妖夢「アッー!!」

ミスチー「夜明けまで店開けてないよ」ハァ


今日は此処まででっす

とある公園。

霊夢「様子はどう?」

智子「うー...」フラフラ

妹紅「重体だな、ほら水飲め」

智子「あ...ありがと」ゴクゴク

霊夢「お酒に弱いってレベルじゃないわね」

智子(誰のせいでこんな目に合ったと思ってんだ..)ウプ

霊夢「リバースするなら他所でやってね」

智子「だ...大丈夫」

妹紅「まさかの展開だな」

智子(私には過ぎた一線だったのかもしれない..)

智子(だけどこんな遅くまで遊ぶの始めてだなぁ..)

智子(ようやく高校生らしい生活になって来た...男居ないけど)

霊夢「酔いも大分覚めて来たんじゃない?」

智子「わ...割と」

妹紅「そんじゃあ帰るか」ヨイショ

霊夢「そっ、それじゃあ私も帰るわ」スッ

妹紅「あぁ、またな」

霊夢「....んじゃ」フリフリ

妹紅「.....」

智子「どうしたの?」

妹紅「んや...」チラッ

霊夢「....」スタスタ

妹紅「なんでもない、帰ろうか」

智子「うんー..」フラフラ

自宅。

智子「ただいまー..」

智子母「遅かったわね、お友達?」

智子「うん、隣町まで..」

智子母「あら、髪切ったの?似合うじゃない」

智子「えへへ...そうかなぁ//」

智貴「飯ま...」アゼン

智子母「もう出来るわよー」

智子「出来るってさ..」ニヤニヤ

智子(姉のイメチェンにときめいてる顔だなコリャ)

智貴(似合わねぇ...)

智子(罪な姉でごめんね)ニヤァ

智子「ご馳走様」コトッ

智子母「もういいの?」

智子「うん、外で食べて来たから」

智子母「珍しい事もあるのねぇ..」

智子「うん...」チラッ

智貴「...ん?」モグモグ

智子「...フー」ニヤァ

智貴(なんか知らんがうぜぇ..)

自室。

智子「あーっ..疲れたぁ」ドサッ

智子「今日初めて喋った人何人いる?」

智子「....」

智子「四人か..」

智子「やべぇ、コレってスゲーコミュニケーション能力高くないと不可能じゃね?」

智子「少しその気になったら常人の域を飛び越えちゃう自分のセンスが怖いわー」ニマニマ

携帯「♪♪♪♪♪」

智子「うわっ!」ビクゥ

智子「って何だ..電話か」シュッ

智子「あ、ゆうちゃんだ」

智子「....久しぶりだなぁ、元気してたのかな」ピッ

智子「...もっ..もしもひっ」

優『あっ...もこっち?』

智子「うっ...うん、久しぶ...りだね」

智子(久しぶりだと少し緊張するな..)

優『うん..久しぶり』

優『元気にしてた?』

智子「ま、まぁ割と..」

優『良かったぁ...あっ!それで本題なんだけど』

優『今週の土曜日って空いてるかな..?』

智子「空いてるけど...どうしたの?」

優『久しぶりにもこっちと会いたくって..』

優『遊べたいな...なんて』

智子「へっ!?」

優『もこっち?』

智子「なっ..ななんでも無いよッ良いよッ遊ぼッ!」クワッ

優『本当!?それじゃあ今週の土曜に駅前の..』

智子(へへっ..私ってば友達からモテモテだなぁ..引っ張りダコじゃん)

智子「分かった、そっ..それじゃあまた土曜に..」

優『うんっ!楽しみにしてるねぇー』プツ

智子「ふぅ...」

智子(優ちゃん久しぶりだけど...やっぱ変わってないのかなぁ)

智子(私ばっかりリア充街道爆進しちゃって悪いなぁ~)ニヤニヤ

智子(まっ、優ちゃんには可愛くなった私を見て美意識を高めて貰うとしようかねっ)

智子(友達だし..まぁ、今の私を目指すには高過ぎるハードルだろうけどさぁー)ニヤッ


>>1です
投稿遅れて申し訳ありません。
多忙極まりないスケジュールの為、更新が不定期になりますが隙を見て書き溜めて行きますので生暖かい目で見守って頂ければ幸いです。

では今日はこんな所で

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