兄「宝くじで3億当てた」(1000)

兄「家族には黙っておこう…」

姉「おかーさーん!5000円貸してー!」
母「あんた一週間前に1万円貸したばっかりなのよ!?」
姉「おねがーい!今月ピンチなの!」
姉「バイトのお金でちゃんと返すからーん」
母「まったく…ちょっとはムダ使い控えなさいよ」スッ
姉「ありがとー!じゃあ女達と遊び行ってきまーす!」
兄「…」
母「ほんっとに…ちょっと兄!あんたバイトでしょ!?遅刻するわよ!?」
兄「ん?…ああ」
母「いい加減カケモチくらいしたら?」
母「月4、5万の給料でほしいものも買えないでしょうに」
兄「ああ…」
母「いつもタウンワーク持って帰ってきてるんだから少しは目を通しなさい!」
兄「…わかってるよ」

コンビニ

店長「バイトをやめたい?」
兄「はい」
店長「困るよ急に辞められたりしたら…」
店長「シフトの関係もあるし…次の週まで待てないの?」
兄「もう働く意味ないんで」
店長「は?」
兄「…帰っていいですか?」
店長「待ちなさい、まだ話は終わっていないよ」
兄「…」
店長「困るんだよね本当に…君まだウチに来てから1ヶ月しか働いてないだろう」
兄「ええ」
店長「レジはよく間違えるしカードポイントの使い方すら忘れる」
店長「バイトの子達からも評判悪いよ?」
兄「…いくらで辞めさせてもらえます?」
店長「は?」
兄「金でしょ?いくらほしいんだよ」
店長「あ、あのねえ君…」
兄「うるせーな二度と話し掛けんな」

兄「…」スタスタ
妹「うーん…」
兄「(!…妹だ、なにかほしそうに見ているぞ?)」
兄「よう、どうした」
妹「あ、お兄ちゃん!」
妹「う、ううん…なんでもないよ」
兄「(…ブランド物のバッグか)」
兄「ほしいのか?」
妹「え?…う、うん…でもお金ないし…」
妹「頑張ってお金貯めたんだけど…全然足りなくって…」
妹「あともうちょっとバイトしたら買えそうなんだけど…でも、もういいんだ!」
妹「私なんかには買える品物じゃないし…」
兄「買ってやろうか?」
妹「え?な、なに言ってんのお兄ちゃん!」
兄「ほしいんだろ?」
妹「ほ、ほしいけど…でもお金…」
兄「気にすんなよ、もうじきお前誕生日だろ?兄として当然だ」
妹「(お兄ちゃんが何か買ってくれるの初めて…)」

兄「ちょっと外で待ってな」
妹「あ、あのお兄ちゃん…」

店員「32万円になります」
店員「カード払いになさいますか?」
兄「いや…」
ガサゴソ
兄「現金払いで…」スッ
店員「!!あ、ありがとうございます!確かに32万、お預かり致します!」
店員「ありがとうございましたー!」

兄「ほれ」
妹「あ、ありがとうお兄ちゃん…///」
兄「///」
妹「でも…こんなお金どこで手に入れたの?」
兄「おいおい…アルバイトで稼いだに決まってんだろ?」
妹「でもお兄ちゃんの給料って…」
兄「貯金だよ貯金」
妹「(あんなにゲーム本体とかソフト買ってるどこにそんな貯金が…)」
妹「ほ、本当に…いいの?」
兄「おい、心配する暇があるなら少しはありがとうって笑ってくれよ」
妹「お兄ちゃん///…うん、ありがとう!」
兄「///さ、さあ帰るか!」

32万で店員興奮しすぎwwwww

ちょっとお風呂

兄「ただいま」
妹「ただいまー」
母「おかえりーって兄!?なんでアンタまで帰ってきてんの!?」
兄「…バイト辞めてきた」
妹「え…?」
母「な、なに言ってんの!?どうすんのよこれから!!」
兄「タウンワークあるんだろ?別の仕事するよ」
母「そう言って前のバイト見つけるのにどれだけ時間かかったと思ってんの!?」
母「それにあんた1ヶ月も働いてないじゃない!!」
母「給料はちゃんと出るんでしょうね!!」
兄「出るよ…」
母「はあああ…お母さんノイローゼになりそう…」
母「で、妹なにそれ?」
妹「あ…これは…」チラッ
兄「シー…ッ」
妹「と、友達がもうすぐ誕生日だからって…買ってくれて…」
母「ちょ、ちょっとこれブランド物じゃない!?ちょ、ちょっと見せてよ!」
バッ!
妹「あ!」
兄「…部屋にいる…ご飯できたら言ってくれ」

兄「…(妹と姉の声が聞こえる)」

姉「へえー友達がバッグをねえー」
妹「う、うん…」
姉「…にひっ!妹ちゃーん…これ、お姉ちゃんにも使わせてーん」
妹「え?」
姉「あ、駄目なんだ、そう、自分だけ幸せならそれでいいんだ、お裾分けしてくんないんだ」
妹「そ、そんなこと言ってないよ!」
姉「じゃあしばらく貸してね!」
姉「やったー!友達に自慢できるー!」るんるん

兄「…」

コンコン
妹「お兄ちゃん?入ってもいーい?」
兄「ああ」
ガチャ
兄「…」
妹「あの…」

妹「…あはは!」ペラッ
妹「やっぱりお兄ちゃんの書いた漫画おもしろいね!」
兄「そうか?」
妹「うん、お兄ちゃん才能あるよ!絶対漫画家になれる!」
兄「漫画家か…もういいかな」
妹「え?…どうして?」
兄「もう、なる必要ないし」
妹「だってお兄ちゃん…」
兄「趣味にしとくから」
兄「それにいつまでもこんなことで時間使ってる場合じゃないんだ」
兄「お前は俺の漫画おもしろいって言ってくれるけど…」
兄「何回投稿しても何の賞にも引っ掛からないし…」
兄「俺、やっぱ向いてねーんだわ」
妹「そんなことないよ!だってこんなにおもしろいんだもん!」
兄「もういいんだよ…金にも困ることないし」ボソッ
妹「え?」
兄「なんでもない…リビング行こう、もう飯できる頃だろう」

母「…いーわー」
姉「なにが?」モグモグ
母「グアム…行ってみたいわー」
姉「無理無理!お父さんの安月給じゃ死んでもいけないよ」モグモグ
父「うッ…」
母「そうよねー…あーあ、もっと金持ちの人と結婚すりゃよかったわー」
姉「あっ!私絶対そーゆー人と結婚するー!」
母「あはは!あはははは!!」
兄「モグモグ」
妹「…」
母「パパがもっと頑張ってくれなきゃねー」
母「あたしもパートしながら内職するの疲れんのよ」
姉「そうだよーたまにウチらも内職手伝ってるんだからねー」
父「うう…ッ」
母「あーこの新車いいわー///」
姉「1000万あればかなりの高級車に乗れるわよ!」
母「ああ…夢の世界ね…それに比べてうちのパパときたらボロ車で…」
父「うううう…ッ」

兄「親父、なんでなんも言い返さねーんだよ」
父「無理だよ…事実なんだから」
妹「そんなことないよ!お父さん家族の為に一生懸命頑張ってるじゃない!」
父「ありがとう妹…」
父「でもお父さん、打目田商事っていう名前からして駄目な会社に勤めているからな」
父「…お父さん、運命的なもの感じたよ…」
兄「んなもん感じてんなよ」
父「…兄、妹」ぽんっぽんっ
兄妹「?」
父「…父さんみたいには…なるんじゃないぞ」
スタスタ
兄「…」
妹「そんなことないもん…」

兄「3億か…」
兄「使い切れないなマジで…」
兄「グアム旅行、高級車、ブランドもの…腐るほどあまるぞ…」
兄「募金するほど心が広くねーし…」
兄「色々考えなきゃな」

三億か
兄と妹と父で一億ずつ

兄「…」カキカキ
コンコン
兄「!!!」バッ!
妹「お兄ちゃん?入ってもいーい?」
兄「あ、ああ」
妹「…ごめんね?もう寝ようとしてた?」
兄「いや…」
妹「あのね、やっぱり気になって眠れないの」
兄「なにがだ?」
妹「…今日お兄ちゃんブランド物のバッグ買ってくれたでしょ?」
妹「あれ…本当に貯金で買ってくれたの?」
兄「…」
兄「お前なら…話てもいいか」
妹「?」

妹「…うそ」
兄「本当だ」
妹「さ、3億って…そ、想像つかないよ…」
兄「母さんや姉ちゃんには内緒だぞ?」
妹「う、うん…」
兄「…じゃ、じゃあ俺もう寝るから」
妹「あ…う、うん…おやすみなさい…」
兄「…」
妹「あ、あのお兄ちゃん!!」
兄「な、なんだ!!?」
妹「…漫画家になること…諦めないでね…」
妹「本当にお兄ちゃんの漫画…おもしろいから…おやすみなさい」
兄「…」
兄「…ネーム、書くか…」

姉「おかーさーん」
母「ダメよ」
姉「まだなんも言ってないじゃん!」
母「お金貸してでしょ?もう貸せるお金なんてありません」
姉「おーねーがーいー!これで最後だから!ね!?お願いしまーす!」
母「…はあ、いくらなの?」
姉「1万円」
母「もう…なんでお母さんばっかり…兄に借りなさいよ」スッ
姉「あんがと!」パシッ
姉「あいつ文無しも同然じゃん!あたし金のない奴には興味ないんだー」
母「あっそー」
姉「行ってきまーす!」
妹「あ、お姉ちゃん」
姉「あっ!我が妹っ!ちょっと例のバッグさっそく借りてくねーほんじゃねー!」
スタタッ
兄「…」チラッ
妹「…ふぅ」
母「兄!!ほらタウンワークよ!!見つけるまで部屋から出てくるな!!!」バッ
兄「…はいはい」

ペラッ
兄「どうせなら近場がいいな」
兄「原付や車の免許すら持ってねーし…」
ペラッ
兄「チャリで10分以内の近場がいい」
兄「3時間労働ってなかなかないもんだな…」
パラッ
兄「…」
兄「…なに真剣に見てんだ俺は」
兄「なんの為にコンビニのバイト辞めたんだ?」
兄「もう働く必要ねーじゃねーか…やめだやめだ!」ぽいっ
兄「…」
兄「…」
兄「こうしてる時間がもったいない」
兄「漫画書こう…」
兄「元々は働きたくないから漫画家目指したんだよな」
兄「でも、今は違う…」
兄「妹の為にも…絶対に漫画家になるんだ!」カキカキ

兄「…」カキカキ
兄「…」カキカキ
兄「…」カキカキ
兄「…なんだこの糞漫画!!」ぽいっ
兄「くそ…今までは適当にコマ割ったり演出してきたけど…」
兄「いざ真剣に目指すとなったら意識しちまって…まったく進まない!」
兄「もうこんな時間か…」
兄「とりあえずちょっと寝て…」
兄「続きは飯食った後にでも…」
ガチャ
姉「ちょっと兄」
兄「!?お、おいノックくらいしろ!!」バッ
姉「なに隠したのよ!!見せなさいよ!!」
兄「お、おいなんだやめろバカ!!」
バッ
姉「うわっなにこれ…あんたが書いたの?」

兄「な、なんだよ」
姉「絵柄キモ…なんかオタク漫画みたい…」
兄「…ほっとけよ」
姉「とやーっ!な、なんだと!?フッ、俺を甘く見るなよ!!」
兄「読んでんじゃねーよ!」
姉「兄、あんたまさか漫画家目指してんの?」
兄「悪いかよ」
姉「悪いわよ、なれもしないんだから止めときなさいよ」
兄「そんなもんわかんねーだろ」
姉「わかるわよ」
姉「だって、おもしろくないもんコレ」
兄「…」
姉「ほんっとにおもしろくないよ?」
兄「…うるせーな」
姉「よかったじゃん、誰かに見てもらう前に評価聞けて」
兄「ほっとけよ!!てか、何の用だよお前!!」
姉「ああ、そうそう!これ!」
兄「なんだよこの金」
姉「口止め料、実は私ね…だいぶ前からバイト辞めてたんだー」
姉「それでお金に困っちゃったから妹のバッグ売っちゃった!」
兄「は?」
姉「で、この2万はお母さんに内緒と妹に内緒の口止め料ってわけ!よろしくー!」
バタン
兄「…」

姉に天罰を

姉をバックにして妹にプレゼント

姉「でねー!姉友が彼氏に浮気されちゃってんのー!」モグモグ
母「えー姉友ちゃんがー?」
姉「ざまーみろって感じ!私をほったらかしにした罰よ!あはは!」モグモグ
兄「…」チラッ
妹「…」
兄「…」


兄「妹、実は姉がな…」
妹「そ、そんな…信じてたのに…うう、グスッ」
兄「い、妹…」
妹「うえぇぇんっ!」スタタッ
兄「い、妹ー!」

家庭崩壊
姉妹の亀裂
妹の人間不信
引き篭もる
自殺


兄「…こ、こら言えん」
妹「え?なにお兄ちゃん?」
兄「い、いやなんでも…」モグモグ

亀裂が亀梨に見えたから寝る

兄「ちょっと俺出かけてくる」
母「どこ行くのよ」
兄「…コンビニ」
母「あ、じゃあついでに牛乳と明日のパン適当に買ってきて」

チリリリーン
兄「はあ、はあ、はあ!」
ズサァァァ!
店員「うわっ!」
兄「す、すんません!あの…!」
店員「あの…もう営業が終わって…あ、この間の…」
兄「そ、そう!あの!この前買ったブランドのバッグ!まだ在庫ありますか!?」
店員「え…あ、しょ、少々お待ちください…」
兄「はあ、はあ…」

兄「ただいまー」
兄「牛乳とパン」
母「ちょっと!なんでこのパンなのよ!!買いに行かすんじゃなかったわ!!」
兄「…」
母「?…他にもまだ何か持ってるわね?」
兄「…これは関係ないよ…ついでに友達からゲーム借りてきた」
母「ゲームより仕事見つけなさいよ仕事ー!!ったく!!」スタスタ
兄「…」

兄「(妹の声が聞こえるぞ?)」

ガチャ
妹「…あれ?」
妹「ブランドバッグだ…」
姉「ふぅー!お風呂サイコー!」
妹「お姉ちゃんどうだった?バッグの評価」スッ
姉「え!!?」
妹「?」
姉「あ、ああそれね!よ、良かったわよー!みんな欲しがっちゃって!」
妹「初めてだね、お姉ちゃんが何か返してくれたのって」
姉「な、なに言ってんのよー!借りたものは返す!当然でしょー!?あはっあははは…」
妹「///」

兄「…よかったな妹」
兄「バッグが姉の2万に変わっちまったけど…」
兄「さて、漫画書くか!」

prrr
父「はい、もしもし?」
?『おじさまーんっ!また別の欲しい洋服ができちゃったーん!』
父「!…」スタスタ
父「う、うちにはかけてくるなと言っただろう!」
父「…わ、わかった…そ、それじゃあまた明日な…」
ピッ
母「最近便が快調だわー…ん?誰から電話?」
父「ぶ、部長からゴルフコンペのお誘いだ…はは」

母「ふあーあー…あらあなた、早いのね」
父「ご、ゴルフの誘いがあったと昨日言っただろう…」
母「あっそー、行ってらっしゃい」

父「…」
ガチャ
金融屋「えらい待たせてすんまへんなー父はん」
父「あ!こ、これは金融さん!」ペコペコ
金融屋「昨日の夜急に電話してきますさかい困りまっせーほんま」
父「え、えへへ…」
金融屋「で、100万でよろしいんでんな?…おい、金庫から100万出したれや」
下っ端「はい」
金融屋「でも気ぃつけなはれやー父はん」
金融屋「これまで貸した金と利息含めて500万になりまっせ」
父「は、はい」
金融屋「ほんまに500万、来週まで返せんのかいな」
父「も、もちろんです!」
金融屋「もし出せれへんよーやったらお宅と息子さんにマグロ漁船乗ってもーて…」
金融屋「奥さんと姉さん、妹さんには体つこーても払ってもらいますさかいに…」
父「は、…は、はい…」
下っ端「100万です」
ポサッ
金融屋「ま、しっかりやりなはれや父はん…よろしゅーよってに」

父「本当にありがとうございます…失礼します」
バタンッ
下っ端「来週までに500万ですか」
金融屋「今の格好見てみーおもっきりゴルフ行く格好しといてのフェイクじゃ」
金融屋「ありゃ完全に若いオナゴにケツ持ってかれてるのうー」
金融屋「ま、ええわい…とりあえず来週が楽しみじゃえ」

ゴソゴソ
父「路地裏で服を着替える…これでもう7回目か」
スタスタ
女「あ、おじさまーんっ!」
父「や、やあ」
女「おじさまーんっ!女、お腹空いちゃったー」
父「なにを食べたいんだい?」
女「お金大丈夫ー?」
父「ふふ」
チラッ
女「きゃわーんっ!おじさまだーいすきーっ!」

女「おじさまー?おじさま、女のこと好きー?」
父「あ、ああ…好きだよ」
女「女もおじさまのことだーい好きなのーっ!」ぎゅ!
ぷにぷに
父「う…ッ///」
女「だっておじさま…女の欲しい物なんだって買ってくれるもーんっ!」
父「そ、そうかい?」
女「うんーっ!」
父「じゃ、じゃあそろそろ…今日の夜は…」
女「ごめんなさーいっ!今日もやっぱりダメダメな日なのーっ!」
父「い、いいんだよ」
女「あー…おじさま怒ってるー…もう女のこと嫌いになったー?ねー、なったー?」
父「そ、そんなことないよ…好きだよ女ちゃん」
女「おじさまーん」
父「///」デレデレ

妹「…お兄ちゃんの漫画の参考書…」
妹「この参考書がいいかな?それともこっちかな?」
妹「…あれ?」
女「あ、あの店に入ろーっ!ねー入ろーっ!」
父「よしよし」
妹「…お父さん?」

女「あーっ!これかーわーいーいーのーっ!」
父「…19万8千円…」
女「もしもーし店員さーんっ!これとこれ、あとコレも試着させてくださーいっ!」
妹「…」
女「おじさまーっ!どう似合うーっ?」
父「ああ、似合ってるよ」
女「じゃあこれ買ってーっ!」
店員「全部で57万になります」
店員「カードでお支払いですか?」
父「いや、現金払いで」
女「きゃーっ!おじさま超かっこいいのーっ!」
父「///」デレデレ
妹「…」
妹「なんだろう…よく聞こえない」サササッ
女「いっぱい買っちゃったーっ!おじさまー次いこ次ーっ!」
妹「おじさま?」
妹「部長さんの子供かな?」
妹「…」
父「はっはっは」
妹「…」
妹「お父さんがあんなに楽しそうな顔してるの久しぶりに見た…」
妹「邪魔しちゃ悪いよね…」

父「か、簡便してください!どうか家族には手を出さないで…!」
敵「おい、約束が違うじゃねーか」
母「あ、あなたぁ!」
姉「ちょっとやめてよ!離してよ!」
妹「いやーっ!助けてお兄ちゃーん!」
兄「やめろ!」
兄「…」
兄「…だめ、これボツ」ぽいっ
兄「ネタがなー…まったく思いつかない…スランプかな俺…」
コンコン
妹「お兄ちゃん?」
兄「おお、入れ」
妹「お兄ちゃん、これ」スッ
兄「ん?…こ、これ漫画に役立つ参考書…」
妹「私、お兄ちゃんにこんなことぐらいしかできないから…」
兄「お前…ありがとう妹」
妹「///」
妹「あ…あと途中でお父さん見たの」
兄「親父?」
妹「うん…女の子と一緒に歩いてた」
兄「女の子って親父今ゴルフコンペ行ってる筈だけど…」
妹「え?…そうなの?」
兄「…」

父「ただいまー」
母「遅かったじゃない、ご飯できてるわよ」
父「いや、食べてきたからいいんだ」
母「なによそれ!!だったら電話の1つでも寄越しなさいよ!!」
母「あなたの分の料理代が無駄になるでしょうが!!」
父「す、すまん…」
兄「…」
妹「…」
姉「…」じー
兄「…?なんだよ姉」
姉「…別に」
兄「なんだよ…」
姉「…ねえ」
兄「んだよ?」
姉「ちょっと話があるから兄の部屋貸しなさいよ」
兄「あ?」

姉と母と父が兄から三億奪って旅行行ってクラスター爆弾食らって死ねばスッキリするのに

ガチャ
兄「なんだよ話って」
姉「ちょっと」
兄「なに?」
姉「なんで妹のバッグが元に戻ってんのよ」
兄「知るかよ天狗の仕業じゃねーの?」
姉「黙れ漫画脳」
姉「まーあんたのカスみたいな貯金で買えるような品物じゃないことぐらいわかるけど…」
姉「でも…なーんかおかしいのよね」
兄「な、なにが」
姉「あんたからね…金の匂いがプンプンするのよね」
兄「…」
姉「ねえ…」
兄「…」
姉「おい…」
兄「…」
兄「…俺」

「ちょっとあなた!!なによこれ!!!」

兄「!?」
姉「な、なに?」

バッドエンドでもいい
屑三人に制裁が下るなら

妹「お、お母さん落ち着いて!」
母「これ…!なによこれ…!57万のレシート…!!」
父「い、いや、これは…」
姉「なにー?どーしたのー?」
母「57万って…あなた!!説明してよ!!どこにこんなお金が!!ねえ!!」
父「か、帰りに部長が買い物をしたんだ!!」
父「それを…!だな…」
妹「部長さん、と…?」
兄「…」
母「帰り!?帰りですって!?今帰りっていったわよね!?」
母「これ…これ!これ見なさいよ14時37分!!」
父「こ、コンペが終わったのがお昼なんだ!」
父「部長がスコアが悪くて機嫌を損ねてしまって…そ、それで衝動買いを…」
母「そう!!部長さんがこんな女性ものブランドを買うんだ!!」
姉「やれやれーい!殴り合いしちゃえー!」
妹「お母さん落ち着いて!…お願いだから!」
兄「…」
姉「57万って部長さん金持ちだねー」
母「そ、そうよ…57万!あなた…57ってお金どこに…ま、まさかあなた…」
父「だ、だから部長のお金って言ってるじゃないか…!」
兄「…」

母「…」
父「…」
妹「…」
姉「え!?ウソほんとにー!?え!?お金!?心配しなくても大丈夫!」
姉「んじゃ行ってきまーす!」スタタッ
父「そ、そろそろ行ってくる」
妹「行ってらっしゃいお父さん」
母「…」
父「…」スタスタ
妹「…ごちそうさま…行ってきます」
兄「気をつけてな」
妹「…うん」
兄「…」
母「…」
兄「(静まり返った家庭…もう5日になる)」
兄「(今一番悲しいのは母さんでもない…妹だ)」
兄「(家族の幸せを一番に思っている妹にあんな大喧嘩見せつけやがって…)」
兄「(俺の漫画でこいつら殺してやろうかな…ちっちぇーなソレ…)」

下っ端「金融さん…今日は父さんの返済日です」
金融屋「ついに来よったか」
下っ端「はい」
金融屋「アホな親父持って家族も可哀想やで…」
下っ端「本当に可哀想と…思っていますか?」
金融屋「あほう…んなわけあらへんやろがえ…」
ガチャ
女「やっほーっ!金融ちゃーんっ!」
金融屋「おーようやってくれたなー!約束の銭や!」
女「ありがとーっ!金融ちゃんだーい好きっ!」
金融屋「さーそろそろ行こかー…取立てや!!!」

兄「…」
店員「…お客様、もう1時間何も注文されていませんが」
兄「…」
兄「(高級料理を一人食いしにきたのはいいが…英語が読めん…)」
兄「この店で一番高い料理を」
店員「!?」
シェフ「!?」
オーナー「!!?」
店員「か、かしこまりました…」
ドンッ
店員「お待たせ致しました」
店員「超高級豪華料フルコースでございます」
兄「…もぐっ」
兄「…インスタントラーメンの方がうまいな」
兄「ごちそうさま」
店員「42万円でございます」
兄「…」

父「…」
母「…」
妹「…」
姉「…ちょっと…暗いしお腹空いたしなんとかしてよ」
ピンポーン
妹「はーい」スタタッ
ガチャ
金融屋「こんばんわ、…おじょーちゃん」

金融屋「こらまたべっぴんな娘さんやでー…ほんまにあのおっさんの子供かいな!」
妹「べ、べっぴん?」
金融屋「こんな子やったら…数週間で500くらい余裕で返せんで、のう?」
下っ端「はい」
妹「あの…」
金融屋「ああ、すまんなー…お父さん、いてはるかなー?」にこっ
妹「あ、はい…ちょっとお待ちください」
スタタッ
妹「お父さん、お客さんだよ」
父「?」スタタッ
金融屋「どーも」
父「き、金融さん…!?…あ!」
金融屋「なんやその顔!?やっぱり忘れとったんかいな!!」
金融屋「かなわんでーほんまー…ええ加減にしてくださいよ父はーん」
父「そ、その…」
金融屋「今日は約束の日ーでっせー」
金融屋「ちゃーんと500万用意できましたんやろねー…」
妹「ご、500…」
父「ちょ、ちょっと金融さん!そ、外で話を…!」
金融屋「ええやないか…どうせ用意できてへんことぐらい承知やわい」
金融屋「ちょっと上がらさしてもらうでー」
スタスタ
父「ちょ!」
母「な、なんなの!?」
姉「うわっイカツ…」

母「ちょ、ちょっとあなた!コレどういうことなの!?」
金融屋「いやー奥さんどーもすんまへんなー」
金融屋「ワシ、この市内で金貸しやっとります金融いうものですねん」
母「か、金貸し…?」
金融屋「いやー奥さんも美人やしお姉ちゃんもこれまた美人やし…なんやこれ!!」
金融屋「べっぴん揃いやないけ!!のう!!」
下っ端「はい」
金融屋「いや実はですね奥さん…」
金融屋「お宅の旦那さん、今500万の借金しとるんですわ」
母「ご、ごひゃ…」
金融屋「奥さんの半分くらい年下の女にええトコ見せようと借りにきよったんです」
父「や、やめてくださ…
金融屋「奥さん怒ったあかんで!優しいええ旦那さんやないかー…」
金融屋「ほんでや」
金融屋「もし返されへんようやったら…」
金融屋「自分の家族を売ってでも返すいいますねん」
母「は、は…?」
姉「ちょ、ちょっと…どういうこと?」
妹「…」ぶるぶる
金融屋「なにも怖いことあらへんねんで?」
金融屋「家庭に疲れた寂しいおっさんの相手をするだけやがな…」
妹「…」スッ
prrr
兄「…ん?はい?」
妹『お兄ちゃん…助けて…』

ガシッ!
母「ちょ…!」
妹「お母さん!」
金融屋「連れてけ」
父「ちょっと!ちょっと待ってください金融さん!」
金融屋「なにを待つねん…十分待ったやないか、何の為の1週間やってん」
父「こ、この通りです!」
バッ!
金融屋「やめーや家族の前で土下座なんぞ…みっともないでー」
父「あ、あと3日!ふ、2日でもいいです!!待ってください!!」
金融屋「あかーん」
金融屋「夜逃げには十分な時間やないかー」
父「に、逃げも隠れもしません!お、お願いします!」
金融屋「連れてけー」
ガシッ
姉「う、うそ!?や、やめてよ!ちょっと!!」
金融屋「可哀想になー可哀想になー」
下っ端「本当に思ってます?」
金融屋「あほ!思てるかいや!!」
ガッ
妹「きゃ!」
下っ端「…」
妹「…」ぶるぶる
下っ端「心配しなくても大丈夫だよ…」ボソッ
下っ端「君、初めてだよね?…最初の相手は僕がしてあげる…」
妹「!」
下っ端「楽しもう…」
妹「や、やだ…た、助けて!お兄ちゃーん!!」
ガチャ
兄「…ただいま」

妹「お兄ちゃん!」
兄「な、なんだなんだ?」
金融屋「おー!そういえば息子がおったんやったなー!」
金融屋「丁度ええ時に来てくれたわー運ええわー」
兄「あのー…」
姉「こいつらヤクザよ!…兄!ブッ殺せ!!」
兄「んな無茶言うなよ…」
金融屋「人聞きの悪いことゆーなやお姉ちゃん」
金融屋「金貸しやゆうてるやろー」
兄「金貸し…」
金融屋「そや!自分の親父が500万の借金作ってもーてなあ」
兄「500万…」
金融屋「返されへんから娘2人とババア1人を風俗にでも働かせてやね…
兄「ちょっと…、待ってください…」
金融屋「あ?」
兄「500万ぽっちですか?」
金融屋「なんやて?」
妹「お兄ちゃん…」

母「離しなさい!!離しなさいって!!」じたばた
下っ端「あ、暴れるな!!」
父「や、やめろ!妻に指一本触れるな!!」
ヤンヤヤンヤ
兄「…」
金融屋「もっぺんゆーてみい…」
兄「500万なら…すぐにでもお返しできます…」
妹「お、お兄ちゃ…」
姉「?…?」
金融屋「ほーう…ええ度胸しとるやないか坊主」
兄「…明日必ずお返ししに行きます…」
兄「もし明日返しに来ないようなら…その時は…」
兄「家族をどうしようが構いません…」
兄「で、ですから…」
ガバッ
兄「今日はこれで簡便してください…家族を…助けてください…!」
妹「グスッ…お兄ちゃん…」
姉「…」
金融屋「…親父そっくりやな…なんかあったら土下座かい」
金融屋「まーええわい、そういう条件やったら見逃したるわ」
母「離しなさいって!!離しなさい!!」
父「くそ!母ー!!母ー!!」
金融屋「いつまでやっとんねん!…帰るぞ」
下っ端「は、はい」
父母「へ?」

何の会話もなく、その夜は終わった
父と母の耳には届いてなかったらしいが
姉には聞こえたかも…
だが、姉も一声もかけず自分の部屋に戻っていった
また何か企んでいるかも知れない…
油断はできない…
でも仕方がないさ…
これ以上、妹に悲しい思い…させたくないから

下っ端「父さんのご子息がお見えです」
兄「…」
金融屋「ほんまに来よったで…」

兄「…500万です」
金融屋「確かに!」
金融屋「いやー色々すまんかったなー!」
金融屋「お父さんにもまたよろしゅーゆうとってなー」
兄「いえ…もう二度と関わりませんから…」
金融屋「なんやて?」
兄「ごめんなさい調子のりすぎました」
金融屋「おい、自宅まで送り届けたれ」
下っ端「はい」

兄「…どうも」
下っ端「兄さん」
兄「はい?」
下っ端「…可愛い妹さんをお持ちですね…」
兄「はい?」
下っ端「いえ、…失礼します」
兄「…」

父「…」
母「…」
兄「…」モグモグ
妹「…」
姉「行ってきまーす」
父「…」
母「…」
父「そろそろ…行くかな」
母「…」
兄「(やっぱり…そう簡単には復縁しないよn…
母「ちょっとあなた!」
父「!」
母「…お弁当、忘れてるわよ」
父「あ、ああ」
母「…今日は鍋なんだから…早く帰ってこないとパパの分ないわよ」
父「ああ、ああ!すぐ帰るよ!」スタタッ
兄「…」チラッ
妹「ニコッ」
兄「…」
兄「…まあ、いいか」



父編 完

キリのいいとこで寝る
残ってたら続き書く
みんな乙だ

おはよう

ブーン
姉友「ちょっと姉ー?あんたそんなに買い物しちゃって大丈夫なのー?」
姉「いーのいーの!」
姉友「悪いわねーあたしの分のブランド物も買ってもらっちゃってー!」
姉「あっはははは!もうジャンジャン買っちゃっていーよー!」
姉友「ほんとどーしたのー?」
姉友「この前までお金がない!ってぼやいてたクセに!」
姉「うっふふふ…実はねー」
姉「いい金ズルが見つかったのよねー」
姉友「うそー?紹介してよー!」
姉「だめー」
姉「そいつってば、あたしの身内だかんねー」
ブーン

姉「たっだいまー!」
母「あらっまた買ってきたのブランド物?」
姉「お母さんの分もあるよー!」
母「あ、ありがとう…なんか悪いわねー」
姉「気にしなくてもいいよー!今度グアムにも連れてってあげるからさー!」
妹「お帰りお姉ちゃん」
姉「妹の分もあるよー!」
姉「すっごい高かったんだから!この前のバッグなんか捨てちゃえばー?あはははは!」
妹「ううん…あのバッグ私の大切なものなんだ」
姉「あっそ」
兄「…」
姉「あ、ちょっと兄」

兄「…なんだよ」
姉「はい、これ」
兄「なに?俺宛…?」
兄「…お、おいなんだよこれ…250万?」
姉「いやーつい衝動買いしちゃってねー!」
姉「あんたがお金持ってること知っちゃったら止まんなくってー!」
兄「な、なに?」
姉「500万返済したくらいなんだから…250万なんかどーってことないでしょ」
兄「…仮に俺が金持ってたとしても…お前の金じゃねーだろ」
姉「そんなこと言っていいの?」
姉「このこと、お母さんやお父さんに話すわよ?」
兄「は?」
姉「みんな態度が激変するわねーきっと」
姉「あんたの金の取り合いで家族がめちゃめちゃになるかも」
姉「あんたの大事な妹も混乱しちゃって…」
兄「お、お前なに言ってんだ?」
姉「とにかく、あたしの買う物、全部あんたが払いなさいよ」
姉「それか…あたしに全部預けてみない?」
姉「あんたよか使い道知ってるから」
兄「…」
姉「ところでさー…あんた、お金どれだけ持ってんの?」
兄「…あと500万くらい」
姉「うそっ!?じゃああと250万ぽっちしかないじゃん!!」
姉「えーっとアレ買って…友達とグアム旅行行って…クラブで使って…それからー」
兄「…」

ゴルゴ13に一億で姉母父を暗殺してもらえ

それにしても宝くじって当たらないもんだね
http://homepage2.nifty.com/nif/totobig.html

兄「(実際は2億9000万以上あるけど…)」
姉「あーんっ!もうプラン立てちゃおー!」スタタッ
バタンッ
兄「…はあ」

母「おはよーあなた」
父「おはよう」
兄「…」
妹「…」
母「あなた?口に米粒ついてるわ」ぱくっ
父「おお、すまんなあ///」デレデレ
兄「(あんなことがあったってーのにこの親は…誰のお陰だと思ってんだ)」
妹「…お父さんとお母さんが仲良くなって嬉しいな」
兄「?」
妹「ありがとう、お兄ちゃん///」
兄「え?…あ、ああ」
母「もう!あなたったらーん…うふっ」
父「可愛いやつめ///」
妹「にこにこ」
兄「(…まあ、いいか)」
姉「…」
姉「い、行ってきます」
母「?…どうしたのお姉ちゃん?顔色よくないわよ?」
姉「さ、さあ…風邪ひいたかな…う、うう」
父「無理して遊びに行かなくても…」
姉「だ、大丈夫だから…買い物しなくちゃならないのよ…もっと、いっぱい」
姉「痛ッ!」
ドサッ
妹「お姉ちゃん!?」
姉「く、くぅぅ…お、お腹が…!い、痛…い…!」

>>387
少なくとも俺の姉は違う
消防の時、いいグローブが欲しいって言ったらお年玉分けてくれた
厨房の時、バイトで貯めた金で俺にケータイを買ってくれたのも姉だった

そんな姉はもう結婚してしまいました

でもぶっちゃけ兄ちゃんが欲しかった

ガラララララララッ
執刀医「?…緊急か?」
医「はい!」
執刀医「…!?」
姉「はあ、はあ、はあ…」
執刀医「あ、姉…なんで…」

母「…」
兄「…」
妹「…」
ガチャ
担当「…お待たせ致しました」
担当「私がお姉さんの担当をさせて頂く執刀医の担当と申します…」
母「せ、先生…姉の様子は…」
担当「このレントゲンを見てください」
担当「この部分…これは、胆のう炎ですね」
妹「た、たんのうえん…」
担当「急性胆のう炎を併発している…」
担当「すぐにオペをしなくてはならないかも知れません…」
母「そ、そんな…」
妹「しゅ、手術するんですか…?」
担当「そうですね…急がないと肺血漿の恐れもありますので…」
兄「…」
担当「とりあえず、お姉さんの所へ行ってみますか?」
妹「は、はい!」

こんな姉は勝手に死なせとけばいいのに、このお人好しは助けるんだろうな

姉「いや…嫌よ!!」
母「でもお姉ちゃん…」
姉「お腹を切るんでしょ!?そんなの絶対いや!!」
妹「でもこのままじゃお姉ちゃん…!」
姉「嫌なものは嫌なのよ!!せっかくのこの美貌が台無しになるじゃん!!」
姉「お腹切って跡残っちゃったら誰も寄り付かなくなる!!」
母「こ、こんな時になに言ってるのあんたは!」
妹「お願いだよお姉ちゃん…私、お姉ちゃん死ぬのやだよう…」
姉「あんたに泣かれたって何の価値もないわ!!」
姉「自分の体のことなんだから頬って置いてよ、もう!!」
兄「…」

担当「…まあ、先程も説明したのですがあの調子でね…」
母「でもこのまま見殺しなんてできません!」
妹「お姉ちゃんを助けてください!お願いします担当さん!」
兄「…」
担当「…そうですね…」
担当「では…もう少し話しをしましょうか…」
母「ううう…」
妹「グスッ…お姉ちゃん…お姉ちゃん…」
担当「さあ、こちらです…医、お前もちょっと来い」
医「は、はい」
担当「…」ニヤリ
兄「?」

医「やはり…オペしかないか、担当?」
担当「…1つだけ手があります」
妹「え?」
担当「…ラパコレ」
母「はい?」
担当「…腹鏡下胆のう摘出術です」
担当「回復せずにオペをしたいと思います」
医「…彼女の体を傷つけない為にはその方法しかないか…」
医「でも…できるのか担当?」
担当「…」
担当「俺を誰だと思っているんですか、医先生?」ニヤリ
兄「…」
担当「…胆のう炎のオペならクズの執刀医でもできます」
担当「だが…ラパコレは違う」
妹「そんなに難しい…」
母「あ、あの…しゅ、手術費はいくらかかるのでしょうか?」
担当「…」ニヤリ
担当「…相当な…額、ですよ?」
母「え?」
担当「……2000万です」
医「!?」
兄「に…」

母「に、2000万って…そ、そんな…」
医「お、おい担当く
担当「娘さんを助ける気持ちがあるのなら…そのくらいどうってことないでしょう?」
母「で、でも…そんなお金…」
担当「…では、見捨てるのですか?」
妹「は、払います!私、払いますから!」
担当「…ほう」
ズイッ
妹「!」
担当「…どうやって?」
妹「わ、私…」
担当「体でも使って?」
兄「おい!!いい加減にしろよ!」
医「お、おいやめろ担当くんっ!!」
担当「…失礼、まあ…よく考えてみてください」スタスタ

担当「…」スタスタ
医「一体なんのつもりだ担当くん!」
担当「…」
医「2000万だなんて…正気とは思えないぞ!!」
担当「…そうですね」
担当「2000万など、払えるわけがない…でなければ姉は死ぬ」
医「は?」
担当「これでいいんですよ…これで」

担当君・・・何者!!

母「払います!一生かけてでも払います!」
担当「その言葉が聞きたかった」

ガラーッ
担当「…」
姉「すかー…すぴょろろろー…」
担当「…」
姉「むにゃ…あんたの金…あたしの、もの…むにゃ」
担当「…」


姉「あんたなんか医者になれっこないって」
担当「な、なってみせるさ!その為に勉強してるんだから」
姉「無理無理、時間の無駄だって」
姉「頭がいいだけじゃこの世の中やってけないよー」
担当「で、でもそれなりにいい企業に入れば…」
姉「なに夢見てんのよ!!諦めろったら諦めなさいよ!!」
担当「き、君は僕の彼女だろう!?少しは応援くらいしてくれたって…!」
姉「応援?なんで?…あたしねー叶う筈もない夢追っかけてる人って一番嫌いなの」
担当「あ、姉…」
姉「追い続けるんなら別れよ!他にまだ池面いるしー」ピッピッ
担当「ぼ、僕は…僕は…」


担当「…」
姉「すぴー…すぴぴー…」
担当「…夢は才能と努力、どちらかがあれば叶うもんなんだよ…姉」

夢は才能と努力、どちらかがあれば叶うもんなんだよ

感動。

宝くじは高校生じゃ買えない

>>429
2000万wwブラック・ジャックかよw

>>450
まぁ俺たちには関係のない話さ

>>452
買えるがな。

医「本当に2000万と言い張るつもりか?担当君…」
担当「ああ」
医「君と姉さんの間にどんな事情があったかは知れないが…」
医「僕らは医者だろう!?患者を救うのは当然じゃないか!!」
担当「…」
医「どんな酷い人物であっても患者にはかわりない…!」
担当「もういい、黙れ」
医「いや!黙らない!!」
担当「あの女は俺の人生を無茶苦茶にしたんだ…」
担当「今でこそこうやって天才執刀医を名乗ってはいるがな…」
担当「忘れた頃にまたやってくるなんて…馬鹿な奴」
医「君には良心ってものがないのか…!?」
担当「…」
担当「…あったらするか?こんな詐欺みたいなこと…」
スタスタ
医「担当を替われ!!」
担当「…できるのか?お前に…ラパコレが…?」
医「正直言って…僕には経験がない…」
医「なんとしてでも…姉さんを説得してみせる」
医「それが医者の仕事の1つだ」
担当「…」

兄「2000万なら払ってやんよ」
担当「それが聞きたかった」

兄「2000万なんかポンとだせるけど姉は死んでいいや」
担当「それが聞きたかった」

兄「2000万払うからチューブ抜いたの黙っててね」
担当「おk」

すまん。ミス>>452
訂正
>>451

父「体を使ってでも2000万払います」
担当「それが聞きたかった」

担当「うはwおっぱい丸見えwwwwwこれだからオペやめられねええええwwwwww」

医「…」
ぎゅ
姉「痛い!痛いってば!!あんた本当に医者!?」
医「す、すみません…」
母「おろおろ」
妹「お姉ちゃん…ジッとしてなきゃ…先生が見てくれてるんだよ?」
姉「痛いもんは痛いのよ!」
医「…大丈夫!心配しなくてもいいですよ」にこっ
姉「何笑ってんのよ、不気味だし信用できないじゃない」
妹「お姉ちゃん!」
医「…」

母「それで…姉の様子は…」
医「状況としては、かなり切迫しています」
医「すぐにでもオペに取り掛かりましょう」
母「で、でも…さっきの先生は手術するのに2000万って…」
医「大丈夫です!聞き間違えじゃないです?」
医「お姉さんが倒れてだいぶ疲れが溜まってる様子ですね」
母「は…はあ…??」
妹「あの…腹鏡下胆のう…」
医「大丈夫!ほんのわずかなキズで治すオペのことだからさ!安心して!」
妹「…はい」
母「ねえ…兄はどこに行ったの?」
妹「担当さんの所に行くって…」

(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑
(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑
(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑
(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑
(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑

担当「…!」
兄「…」
担当「…」スタスタスタ
兄「2000万、持ってきました」
担当「!?」
兄「…袋の中に…2000万入ってます…」スッ
担当「こ、こんな大金…なぜ…」
担当「金融から借りてきたのかい…?」
兄「全部俺の金です」
担当「で、では…受け取っておこu…
兄「本当は姉を…ぶっ殺してほしいです」
担当「!」
兄「でも、そんなことしたら先生が危ないですよね?」
担当「き、君は…」

兄「先生と姉、知り合いだったんですか」
担当「ああ、だけど彼女の方は気づいてないみたいだがね」
兄「俺も姉のこと嫌いです」
担当「…」
兄「コキ使うわ家族に迷惑をかけるわ妹の物は売るわまったくいい所がない」
兄「でもやっぱり姉がいないと…場の空気が和まないんですよね」
担当「僕は…彼女といてまったくいいことなんてなかったよ」
担当「何の為に彼女といたのか…未だにわからなくなることがある」

(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑
(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑
(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑
(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑
(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑

兄「でも姉を糧に医者になられたんですよね?」
担当「ああ、そうだ…見返してやりたかったのさ」
担当「結局、僕が医者になった頃には彼女は既に他の男の所にいたがね…」
兄「俺、漫画家目指してるんですけど…」
兄「つい最近、姉にお前なんか漫画家になれるわけない!って言われたんです」
担当「え?」
兄「おもしろいと言ってくれるのは妹だけで…」
兄「いつもお兄ちゃんは才能がある!努力すれば漫画家にだってきっとなれる!」
兄「それだけで十分嬉しいんです」
兄「自信がなくなりかけてる時にいつも笑ってくれるのは、妹だけ」
兄「そんな妹が俺の次に気にかけてくれてるのが…家族の幸せです」
兄「さっきも言ったように…姉がどんな嫌な人間でも妹にとってはかけがえのない…」
兄「たった一人のお姉ちゃんなんです」
担当「…」
兄「だからこの2000万は…姉があなたに迷惑をかけたお金として使ってほしいんです」
兄「腹鏡下…でした?本当は2000万もしませんよね?」
担当「…」
担当「そろそろ、オペの時間だ」スタスタ
兄「あの…これ」
担当「…」スタスタ

母「…」
妹「…あ、お兄ちゃん!」スタタッ
兄「姉は?」
妹「うん…今手術室に入ってった」
兄「そうか」

担当「…これより、腹鏡下胆のう摘出のオペを始めます…」
「宜しくお願いします」
担当「…」
姉「…」

妹「お姉ちゃん…大丈夫かなぁ…お姉ちゃん…」うろうろ
母「妹…少しはジッとしてなさい!」
兄「…」

医「…これはかなりの難物だな」カチャ
担当「把持鉗子を入れて胆のうを上方へ持ち上げろ」
医「あ、ああ」
担当「…」カチャカチャ
医「このお姉さんの妹さん…しっかりしてるな」
担当「?」
医「お姉ちゃんを助けてくださいって…何度もお願いされたよ」
担当「…」

(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑
(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑
(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑
(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑
(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑

兄=お人好し
妹=足りない子
父=馬鹿エロクソオヤジ
母=帰れ
姉=死ね

数時間後

カチャカチャ
担当「…その奥に胆のう動脈と胆のう官が見えるだろう?」
医「ああ…」
担当「カニューレから…L型剥離鉗子を挿入して周囲を鉗子しろ」カチャカチャ
医「L型剥離鉗子!」
パシッ
担当「…よし、そこにクリップをかけろ」
医「クリップ!」
パシッ
担当「…そこが止まったら中央から摂理し…それから…
医「把持鉗子!」
パシッ
担当「!?」
医者「…必ず助けてやるぞ!必ず…必ず…!」
担当「…(もう何をすればいいのかわかったってのか…)」
姉「…」
担当「…(本当ならこのままコイツにまかせて…ここから消えてしまいたい…)」
担当「(こいつの顔を見るのは…こんなに嫌な気持ちになるのに…)」
担当「(だけど…ここで逃げたらまた俺の負けだ)」
担当「(俺は逃げない…証明してやるんだ…俺が…)」
担当「(俺が本当に医者になったってことを…この女に証明してやるんだ!)」

>>507
コピペ
うざすぎ

>>514
素直に保守って言えないツンデレなんだよ、察しろ

担当「…」スタスタ
医「…あ!」スタスタ
母「せ、先生!姉は!?」
医「安心してください、無事摘出に成功しました」
妹「グスッ…良かったお姉ちゃん…」
担当「…」スタスタ
兄「ありがとうございました」
担当「…」
兄「?」
担当「…こちろこそ」スタスタ
兄「?」

姉「あははははっ!あはははははははっ!お姉ちゃん復活ーっ!!」
妹「まだ動いちゃだめだよお姉ちゃん!」
姉「あはははははっ!あたしが死ぬわけないじゃん!!」
姉「まだまだヤリたいこといっぱいあるし欲しい物だっていーーーっぱいある!!」
姉「あ!姉友にも電話しとかなきゃー!ピピピッと!もしもーし!?久しぶりー!」
兄「…」

兄「ありがとうございました」
担当「…」
兄「?」
担当「…こちろこそ」スタスタ
兄「?」

なぜ、助けた。

「なに買おうかなー?妹なんか欲しいものあるー?」
ザッ
担当「…俺はいかない」
医「それじゃあ僕が先に行くよ」
コンコン
医「やっ!どうも!」
姉「あー先生ー!お陰で完全復活したよー!」
姉「ちょっとしかキレてないし…これで安心だわー!」
姉「なんかねー前より元気になったって感じ!」
母「コラ、お姉ちゃん!?先生二人にちゃんとお礼いいなさい!!」
姉「あんがと!…って、二人ってなーに?」
医「今回の手術は二人係でやったんだよ…もう一人の先生の名前は…」
姉「…?」
担当「…」
医「…担当くん、だよ」
姉「…」
兄「…」
姉「…」
姉「誰それ?」
兄「…」
姉「でもまー後でちゃんとお礼言うからさー!で、いつ退院できるの!?」
担当「…」
担当「お姉さんにお大事にって、言っといてね」スタスタ
兄「…」

>>546
現実はそんなもの。
そして医者ってのは相手がだれであれ治療するのが仕事。

>>547
妹みたいな奴も居ないが
ここまでの奴もいねーよ

母「色々ありがとうございました」
妹「ありがとうございました」
医「お大事に!」
姉「ばいばーい!ちょっと買い物して帰ろうよー!」スタスタ
兄「俺帰りたいんだけど…」

ガラーッ
担当「…」
担当「…ん?これは…手紙?」スッ
・担当さんへ
担当「…姉…」ペラッ




「二度と私の目の前に現れないで担当


                                  しね」
グシャ、グシャ…
担当「ふ、ふふ…そう、か…うう…ううう…ははは…あははははは…」
グシャ、グシャ…

姉「あははははっ!あはははははははははっ!」
兄「…」

その1日は、ただ…
姉の声が高く鳴り響くだけだった………

姉編 完

流石に死ねはないだろ・・・
てか金も実力もあるんだから媚うってればいいのに

その1日は、ただ…
姉の声が高く鳴り響くだけだった………

マジキチ

バイトの時間
次は多分ラスト
乙だ

SHINEか

その1日は、ただ…
姉の声が高く鳴り響くだけだった………

明らかに、悲劇を表現してるじゃん

おもったら
>>1
書いてるやつ
ID違うけど
これって別人なの?

>>596
え?

1のキーを押すと1に飛ぶんだな。知らんかった

>>608
すげえ

    \
     `- 、          いい加減にしろっ‥‥‥! ゴミども‥‥‥‥!

      , ヾ                         捨ててやる
     ハ N                     ,  -‐-`ヽ.    こんな金‥‥‥!
     ノヽ.|`                  /       ∟
   ,n=r=ト、             /          _ヽ うんざりだ‥‥‥‥!
  r'/| | (_ i }                 /   , -、 _,.ィ.イl/l. ヽ` もう‥‥‥
.  ヽ| | U'レ'             /  :{.f7/ b\|」│ N   うんざり‥‥‥‥
   U u ト、              /    V/v ` -┌‐ル'   うんざり
   /|、   Lj         /   ,/l. l ,-、 r v:|  rっ   うんざり‥‥‥!
.  /u| }r┬`         ,イ.イイ /: :ヽ.l |.u\ヽ_ 、j     反吐が出るっ‥‥!
__/  l '‘┴;        /"l/ l/ \ : : ヾ. l ┌'     ⊃
:::: \lu  「        / \   /: ,. -‐-ゞー'        オレも得しなきゃ
─‐-:ゝ、_j      /,イ:::::::>'´ /: : : : : : ヽ    ヽ)    いいんだろ‥‥‥!

:::::::::::::::::::`::ー-..、.._ /!レ:ノ)/: : :/: : : : : : : : : |  U

うっわ、すごい面白くないSSですねこれは^^;
書くのも遅いし^^;

        -=ニ" ̄"''‐-‐''" ̄"ニ=-
       ∠´           `ニ=-        ダメっ

        /              `ヽ,        ダメっ・・!
       /                  !
      i                      .i       最低の行為っすよ・・・・!
     .|         /| |:| ト,ヽ       |
     |.    ノ  メ:::リ:|.|:::|ノ`>      |       いくら腹立たしいからって
     |.    /リメ, .\::リ::::/ ,.ヘ!ゞ,    |       他人のSSに八つ当たりするなんざ・・・・・・・・・!
     .|   ./    \|  |/   ヽ   |
      i⌒| | ==o=-  .-=o== | |⌒i
      | G| | ヽ . __ ノ | | ゝ __ ./ | |∂|       でしょ・・・・・・・・・・・?
     ,.ゝ,_.|.| u.    | | u   / |.|_,ノヽ,
    /   ||   .!j ヽ!_レ  ./  リ    ヽ
---‐‐''7|   ヽ ー‐--------一 /   | ̄""''''‐‐--   >>691さん・・・・・・

--‐‐''7 .レ|   | ヽ.   ≡≡   ./.|  .N""''''‐‐----
   /   レ|  |  ヽ.      u / |  | |
  ./    .|  |.   \    /   |  |  .|
  /  _,,  .|  |    \ /     |.  |   |
. /_,,-''" \ .|  |\        /|  レ‐、 |
. "      ".レN\`'‐-------‐'´/リN  ヽ |

妹「やっぱりお兄ちゃんの漫画はおもしろね」
兄「…」
妹「…」
兄「…何しに来たんだ?」
妹「えっ、あ、あの…漫画…読みに来ただけ……」
兄「…本当は何しに来た」
妹「私…事故っちゃったの…。それでね、相手が妊婦さんで…それで……うっわ、私のせいで流産させちゃうっうっうわあーーん」
兄「え…」
妹「でもね、示談ですませてくれるって…」
兄「いくらだ?」
妹「二億円…」
兄「(妹のためなら二億くらい…)分かった。兄ちゃんがなんとかする」
妹「ありがとう。じゃあ、私の口座に振り込んどいで」

      _.z;~ヾ~''~''z,

      >〃;''`'`゙゙゙`゙''"'"ヾ:
     7 "/  二二二二´ヾ   ククク…仕方ない…
     ;' "/   ー------‐' `、  ワシがやるか…
    ;';"〈   ‐===、 ̄.,ッ::キ'
    ;'.,.=、ヽ   ,三三. `  ',.三.|  言うなら…
   ;' | r''|!|  `ニ=゚='〉@ 〈=゚='|

    ;"| <_|i| @,...二ノ(.  @)こ.|  保守らしきものを…!
  ,〃;ヾニli! ヾ、ー―( g i )‐┴ッ      _____
_,,ノ 彡/::ヽ,ハ.  ヾヨヨョョョョョョヨヲi!ヽ     ∧彡三三三三
-‐'''"/::::::::| :!iヽ.  。  ===  /:}~"''‐- ..._ |lll|
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兄はその後、家庭ネタの漫画を書いて、あまりの人気にアニメ化されて毎週日曜の6:30に放送される国民的アニメになりましたとさ

これは素で面白いw
リアルな人間らしさのある登場人物の設定が良い。

そして読者の感情の揺さ振り方やSSスレに有りがちなキャラの性格とは非対称に早期に成りやすいカオスもない。

そしてこの>>1は人間観察を良くしており、客観的にも主観的にも思考できるスキルがあると言える。

これは稀に見る良スレ

>>731
俺のレスはつまらない
でもこのコピペはもっとつまらない

保守

>>750
15秒で落ちるとでも思ったか

ただいま

兄「…」
妹「あははっ!」ぺらっ
兄「///」
妹「…うん」
兄「ど、どうだ?」
妹「いいよ!今までのお兄ちゃんの作品で一番おもしろかったよ!」
兄「ほ、本当か!?」
妹「うん!絵も凄く上手くなってる!」
兄「妹が漫画に役立つ本買ってきてくれたからだよ…」
妹「ううん…やっぱりお兄ちゃんの才能だよ!この話、私大好き!」
兄「よ、よし!さっそくこのネームを原稿にするぞ!」カキカキ
妹「何か手伝えることない?お兄ちゃん」
兄「うーん…ベタとか色々あるけど…」
兄「でもやっぱり自分だけの力で仕上げたいんだ」
妹「じゃあ、お夜食作ってきてあげるね!」スタタ
兄「あ、ありがとう///」

妹「お兄ちゃんの好きな物ばかり具詰めちゃおー」ぎゅぎゅ
prrr
妹「あ、電話だ…はい、もしもし?」
・・・
妹「…もしもーし?」
・・・
妹「…(また…無言電話だ…)あ、あの…誰ですかー?」
・・・
妹「あの…」
ガチャ!ツーツーツー
妹「…」

妹「お待たせーお兄ちゃん」
兄「ああ、ありがとう」
妹「次の投稿日までに書きあげるの?」
兄「いや…持ち込みしてみる」
妹「お兄ちゃんの志望雑誌って週刊少年ポップだよね?」
兄「うん」
妹「本当に漫画家になれたら…凄いなぁ」
兄「なるさ!…家族の為にもな」
妹「うん///絶対漫画家になってねお兄ちゃん」
兄「ああ!」
prrr
妹「あ、ごめんね!はい、もしもし?」
・・・
妹「…あの」
兄「?…どうした?」
妹「無言電話…最近ずっと私の携帯にかかってくるの…」
兄「貸して…もしもし?」
・・・
兄「…おい誰だよ」
ガチャ!ツーツーツー
兄「…切れちゃった」
妹「なんか…怖いなぁ…」
兄「…」

ただいま
タバコ買ってきてた

>>834
舐めてんのかぁテメェ?
ほどほどにしとかないと、シメぉぉん?

続きが見たいような見たくないような…

>>840
わかる

>>793ってバカなの?
VIPでやったらダメなことランキング3に入る番号晒しするとか
しかも自分のじゃないランダムな番号晒すとかアホすぎる 

>>843
ベスト3とかアホか。vipの存在自体がうんこみたいなもんだろうに
そもそもvipに現在居る事がバカだっつーの

妹「すぅ…すぅ…」
prrrr
妹「ん…んー…はい、もしもしー?」
・・・
妹「あ、あの…誰ですか…?」
・・・
妹「こ、答えてください!」
・・・
妹「(も、もうやだ…)」スッ
「おう、お前まだおったんかえ」
妹「?この声…」
ガチャ!ツーツーツー

父「おはよう兄」
母「兄!仕事は!?見つかったの!?」
姉「うそー!?じゃあ今度その人のお店行こー!」
兄「…妹は?」
母「あら、そういえば見てないわね」
父「まだ寝てるんじゃないか?」
母「あの子が寝坊する筈ないし…お姉ちゃん知ってる?」
姉「あははははっ!うん、うん!そんなに似てるのー!見たーい!」
母「お姉ちゃん!!」
姉「あ、ちょっと待って!…なにー?」
母「妹見てない?」
姉「あーなんか朝早くに制服に着替えてどこか行ったけど…あ、ごめーんもしもし!?」
母「あの子部活でも始めたのかしら?…朝練?」
父「まあ、妹の好きにさせようじゃないか…母さん、お茶」
母「あ、はーい」
兄「…」

部活…撫子説浮上だな…

妹「あの、すみません…」
妹「この市内で金融屋がどこにあるかご存知ですか…?」
民「あーそれなら極道会のことかな…関西ヤクザ金融で有名な所だけど…」
妹「ありがとうございます!」スタタッ

妹「…」
金融屋「待たせましたな、妹さん」
下っ端「…どうも」
妹「…」ペコッ
金融屋「いやーこの間は色々すまんかったなー」
金融屋「悪気があってやったんやないんやで?怒らんといてやー」
妹「きょ、今日はお話があってきました…」
金融屋「ほう、なんでっしゃろ?…まさか次は妹さんが金に困っとるとかか?」
妹「ち、違います…」
妹「最近、私の携帯によく無言電話がかかってくるんです」
妹「それで昨日…金融屋さんと同じ人の声がしました…」
金融屋「ちょー待ちーな!ワシが無言電話したっちゅーんか?」
妹「そ、そうじゃありません!…その…金融屋さんの声は遠くから聞こえてきて…」
妹「そばにいた人が誰なのか知りたいんです…」
下っ端「妹さん」
下っ端「それで我々の誰かが犯人と決め付けるのは如何なものかと…」
妹「あ…あの…」
下っ端「もし私たちの中に犯人がいなかったら…あなた、どうするおつもりです?」
金融屋「ほーや…どないするつもりや」
下っ端「言いがかりも甚だしいですよ…お帰り願えますか?」
妹「あ、あの…ご、ごめんなさい」
下っ端「次からはちゃんと証拠をつかんでお越しになってくださいね」ニコッ
妹「…ごめんなさい…」スタスタ
金融屋「ワシらん中にそんなヘボいことする奴おるかいや…」ボソッ
下っ端「…(本当に…いい女だ…そろそろか…)」

兄→暦
妹→撫子
姉→ひたぎ
父→押野
母→神原

くそ…この後の展開が読めてしまったorz

>>876
実は妹は養子で、殺し屋の家系

みたいな展開だと俺は思っているのだが

ピッキュルルルルルr
妹友『もっとちゃんと柔軟しとかなきゃ!えいっえいっ!』
妹『い、痛いよ友ちゃん…!』
ズーム妹(股)
妹『はあ、はあ、はあ…ふぅ』
妹友『もうー妹足おそーい!はいタオル!』
妹『ありがとう…ふぅ』フキフキ
ズーム妹(顔・胸)
下っ端「いい汗だよ妹…頑張って…」
先生『よーし今日はここまで!』
妹友『妹ーちゃんとお尻の砂払いなさいよーもうー』
妹『じ、自分でやるよー///』パンパン
ズーム妹(尻)
下っ端「…ふふ、可愛い…」
妹友『妹って好きな人いるのー?』
妹『え!ど、どうしてー?』
妹友『その人のこと、大好き?』
妹『う、うん…大好きっ!』
キュルルルルルr
妹『大好きっ!』
キュルルルルルr
妹『大好きっ!』
妹『大好きっ!』
妹『大好きっ!』
妹『大好きっ!』
妹『大好きっ!』
下っ端「僕も大好きだよ…妹」

富樫め

>>896
おい。冨樫の悪口を言うのは…許す!!

兄「なんで俺に何の相談もなく勝手に行ったんだ!!」
妹「ごめんなさい…」
兄「乱暴されたらどうするつもりだったんだ!?」
兄「あいつらヤクザなんだぞ!?」
妹「ごめんなさい…」
兄「…あ…」
兄「…ちょっと大声で言い過ぎた…でも俺、ほんと心配したから」
妹「…うん」
兄「家族のこと一番に思ってるお前がそんな一人で抱え込むようなまね…」
兄「もう…二度としないでくれ…」
妹「ごめん、なさい…グスッ」
兄「…」
兄「…(ご、ゴー!)」
ぎゅ!
妹「あ…!」
兄「し、ししし心配すんない!おおおお兄ちゃんが守ってやっぞうっ!」
妹「グスッ…うん」
兄「(…はっ!?イカーン!!)」
バッ!
妹「…」
兄「ま、漫画書こー…」カキカキ
妹「///」

スナイパー「…もしもし?ほんとに構わないんですかい?」
下っ端『ああ、やってくれ』
スナイパー「了解…」
ピッ
スナイパー「悪く思わないでくれよ…兄ちゃんよう」カチャ

お兄ちゃんの股間のロンギヌスの槍が世界を救う!

               __,__
             /:::}i::::::::\
            ./:::;ィ-'-、::::::::::ゝ、_,      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
           /::::::|__  _>;;ヾ::::::z‐'   < そのキレイな顔を
         ノ゙{◎}ri|゙゚'l. ⌒ い::::::::ゝー-  |  フッ飛ばしてやる!!
        ハ. `ー' ヽ ワ/|リハヾ::::::::    \________/
        /lミト、   !、`- "::::::::::::::::::::
       /:l_丿:\/:::\:::::::::::::::::::::::

       /:::::::::::::/::\::::::::::::::::::::::::::::::ノ
       /:::::::::::::∧:::::::\:::::::::::::::::::::::{
      /::::::::::::/ ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::|
      |:::::::::::ノ   ト:::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ

スナイパー「…」キリッ

兄「…」カキカキ
兄「…」カキカキ
兄「…」
兄「…この構図難しいなぁ…」
兄「消しゴム消しゴム…あ」
コロン
兄「んだよ!嫌がらせか消しゴム!!」スッ

バンッ!!!パリーンッ!!

兄「!!?な、なななんだ!!?」
スナイパー「ちっ!」キリッ
ガチャ!
姉「ちょっとー!!何の騒ぎよ!!」
兄「ば、バカ来るな!!」
バンッ!!!
姉「にゃああああああああ!!」
兄「で、電気!電気消せ!!」
カチッ
スナイパー「!?…くそっ!!」ガチャ
母「ちょ、ちょっとなんなの!?」
妹「お兄ちゃん!大丈夫!?」スタタッ
兄「あわわわ…」

   / ̄ ̄\                γ:::::::::::母:::   ヽ、                                \
 /   _ノ  \              /:::::::::::::::::::::::::::::::    ヽ    撫子おおおおおおおおおおおおおお !!!
 |  ─( ・)─( ・)           γ:::::::::人::::人::人::::人  ヽ                              /
 |     (__人__)           (:::::::::/ ノ    \ \:::::::)
 |  U  ` ⌒´ノ            \:/  ( ●)  ( ●) \ノ

 |         }              |      (__人__)  u |
 ヽ        } ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\     ` ⌒´     /
  ヽ     ノ               \        /

   /    く \ |__| _ ..._.. ,    ____\   (__ノ
   | 父  \ \ \ /    |\_____ \
    |    |ヽ、二⌒)、^     |  |ヽ、       ノ|

突如として再開するあたりは>>1らしいけど

警察「ではこの辺りを警備しますので」
警察「決して家からは出ないように」
兄「…」
姉「…」
姉「ねえ…あんたまさか狙われてるんじゃないの?」
兄「…なんで?」
姉「大金持ってんだからそれ目当てに…」
兄「現生で持つか」
姉「そんなの他の人間からはわからないじゃん」
姉「とりあえず巻き込まないででうっとーしい…」スタスタ
妹「お兄ちゃん…本当に怪我はない?」
兄「ああ、大丈夫」
妹「よかったぁ…」
兄「(狙われてるって…どこでそんな情報が漏れんだよ…)」

スナイパー「すんまへん…」
下っ端「このヘボ役立たずスナイパーめ…」
下っ端「俺の妹ちゃんには当たってないだろうな?」
スナイパー「へえ、誰にも当てってまへんで!」
下っ端「このヘボスナイパーめ…」

下 っ 端「テメェ…どの面下げて帰ってきやがった!」
スナイパー「すいやせん。勘の良い野郎でして」
下 っ 端「勘の良し悪しで、テメェの仕事率は変わるってのかぁ?あぁん?」
スナイパー「次こそは!次こそは絶対に仕留めます!」
下 っ 端「テメェに次なんてねぇんだよ…逝ってろ」

パンッ!
真夜中とは無縁な音が響き渡った

下っ端「まぁええわ。俺様が直々に行ってやんよ」
下っ端「兄貴よぉ…待ってなぁ」
高らかに響く笑い声を止める者はいない

下っ端「俺の妹ちゃんには当たってないだろうな?」
スナイパー「へえ、誰にも当てってまへんで!」


自信満々ワロタwwwwwwww

もうダイジェスト形式で終わりにしたらいいんじゃない?

・スナイパーと兄のバトル
・兄の内に秘められた力の存在
・スナイパーの一撃を浴びるものの、懐にしまっておいた漫画参考書に助けられる
・兄「約束された勝利の剣」
・下っ端と兄のバトル
・下っ端の真の職業「死神」
・苦戦。そこに妹ちゃんが
・油断した兄の体が鎌で刈られる
・兄の亡骸でずっと泣いている妹が、どんどんフェードアウトして完結

兄「おはようー」
ビクッ
母「お、おはよー兄ー…」
父「ま、まだ眠たそうだな?も、もっと寝ていて構わないんだぞ?」
兄「は?」
姉「みんなねービクついてんのよ」
姉「昨日の夜あんなことがあったんだもん、当然じゃん」
兄「お、おい」
母「ち、近寄らないで!!」
兄「な、なんだよ!」
姉「みんな迷惑してんのよ!!さっさと部屋に戻りなさいよ!!!」
妹「おはようー…あれ?みんなどうしたの?」
兄「知るかよ…」スタスタ
妹「あ!お、お兄ちゃん!」
母「流れ玉じゃなかったんですってねー…」
父「一体兄に何があったというんだ…」
姉「あんねー…兄って実はものっすごい大きn
妹「お姉ちゃん!」
姉「はーい」

兄「…」
コンコン
妹「…お兄ちゃん?入ってもいーい?」
兄「…」
妹「…だめ?」
兄「…入れよ」

エロゲだったらココで一線を越えるな

妹「お兄ちゃんだったら…良いよ…」
兄「妹…」
僕は、頬をピンクに染める妹に口を重ねる
ついたのかどうかわからないくらい一瞬のキス
妹は顔を真っ赤にして

妹「お兄ちゃん…布団から出てきてよ」
兄「窓側に立つな…狙われてるかも知んねーぞ…」
妹「…」
ガラーッ
兄「お、おい!なにやってんだお前!!」
妹「怖くないよ?…私」
兄「え?」
妹「私がお兄ちゃんの盾になるから…お兄ちゃんは漫画書いて?」
兄「い、妹?」
妹「お兄ちゃんの夢が壊れちゃうのは…私の夢が壊れるのと同じだもん」
妹「漫画家に…なってほしいもん」
兄「…」
妹「だから早く!漫画書いて!ここは私が…!
兄「ぷっ」
兄「あっはははははは!」
妹「お兄ちゃん?」
兄「…ありがとう妹…なんか知らねーけど、ちょっと元気でた」
妹「///」
ガバッ
兄「うわっ!?ど、どうした妹!?」
妹「ご、ごめんなさいっ!なんだか…なんだか急に…」
妹「は、恥ずかしくなってきちゃったよーう///」
ぎゅう
兄「…妹」
妹「うううー」

>>1は俺が守るぜ

兄「い、妹っ!」ガバッ
妹「きゃ!お、お兄ちゃん!?」
兄「俺…俺、お前が…」
妹「や…な、なにするの?」
兄「ど、どうしたらいいかわからない…俺…」
妹「ち、違うよお兄ちゃん!わ、私は…あっ!」
兄「い、妹…!俺…!俺ぇ…っ!!」グググッ
妹「ま、待って!やめ…お兄ちゃ…!」
兄「妹…妹!!」
むにゅ!
妹「や、やだーーーっ!!」どんっ!
兄「!」
妹「うう…あうう…」
兄「ご、ごめ…俺、そんなつもりじゃ…」スッ
妹「びくっ!」
兄「!…ご、ごめ…」

母「…」モグモグ
父「…」モグモグ
姉「もぐもぐ」
兄「…」
妹「…」

引き金…
俺と妹の距離は今、こんなに近いのに…遠く、感じる…
兄「…」
妹「…」
遠い…遠い…遠い…

妹編 未完

こりゃいよいよしようもなくなってきたな
このスレで終わりにしろよ。ってか次スレ立てるなよksども

自分の今の仕事で手いっぱい
機会があればまた立てたい
「あれ?この作者って…」と言われることを願って…ノシ

おつかれー次はある程度書き貯めしてからやれよー

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