シャア「アムロ!ツタヤで『けいおん!』をレンタルしてきたぞ!」(394)

アムロ「なんだって!?」

シャア「見たまえ、これが証拠だ」

アムロ「でかしたぞ!シャア!」

シャア「ハハッ、私とてニュータイプだからな」

アムロ「さっそく僕の家で鑑賞しようじゃないか」

シャア「いいのか!?アムロ!」

アムロ「ああ、勿論じゃないか」

シャア「アムロ…貴様という奴は」



アムロ「あっ!しまったぞ…」

シャア「どうしたのだ?大声をあげて」

アムロ「家に食べる物が何もないんだ」

シャア「ハハッ!そんなことか。ならコンビニに寄ればいい」

アムロ「でも貴様だってすぐに『けいおん』を見たいはずだ」

シャア「なに、気にすることはないさ」

アムロ「そうか…じゃあ、すまないがコンビニに寄らせてもらう」



店員「いらっしゃいませー」

シャア「それでアムロ、貴様何を買うつもりなのだ?」

アムロ「まずは飲み物を買わなくては。シャア、コーラでいいか?」

シャア「ええいっ!コーラだと!?」

アムロ「コーラはだめなのか?」

シャア「無論だ。口の中がシュワシュワするではないか!」

アムロ「じゃあ、お茶は?」

シャア「お茶なら大丈夫だ。シュワシュワしないからな」

アムロ「じゃあ、お茶を買うよ」




シャア「見ろ、アムロ!ガリガリくんがあるぞ!」

アムロ「ガリガリくんだって!?」

アムロ「すごい、すごいや!僕の好きなリッチミルクまである」

シャア「リッチミルク?…この白い奴か!」

アムロ「こいつはただのミルクじゃないんだ」

シャア「なに?他のガリガリくんとどう違うというのだ?」

アムロ「こいつはガリガリくんの中で一番美味いんだ!」

シャア「なんだと!?」

シャア「アムロおすすめか…食べてみたいものだな、赤城のリッチミルクとやらを」

アムロ「ならこれも買おう」

シャア「ええいっ!心の友よ!」

アムロ「な、なんだよ…シャア」

シャア「フフッ、貴様を心の友と言ったのだ」

アムロ「やめてくれ。恥かしいじゃないか」

シャア「ハハッ、照れることはあるまい。事実なのだからな」

アムロ「シャア…」

シャア「アムロ!」

アムロ「……」

シャア「……」

アムロ「な、なんだか照れくさいや」

シャア「す、すまん。私もだ」

アムロ「あっ!こっちにもお菓子があるぞ。見てくるよ」

大佐wwwww

ラル「空いてるレジへどうぞ…あの時のボウヤか。まさかな、時代が変わったようだ」
シャア「久しぶりだなラル。今はここに配属されているのか?」
ラル「は。ドズル中将に拾っていただきました」
アムロ「あまり話し込むなシャア。後ろがつかえているんだぞ」
ラル「いい度胸だなボウヤ。だが戦場であった時はこうはいかんぞ?」

アムロ「よしっ!お菓子も買い込んだことだし、僕の家に急ごう」

シャア「何をグズグズしている!急げ、アムロ!」

アムロ「早い、早いよ!シャア!」

カミーユ「おやっ?クワトロ大尉じゃないですか?」

シャア「カミーユ!カミーユじゃないか!」

カミーユ「それにアムロさんも…二人でどうしたんです?」

アムロ「ああ、じつはこれから僕の家で『けいおん』を観るんだ」

カミーユ「『けいおん』ですって!?」

アムロ「そうさ。じつはシャアがツタヤでレンタルしてきてね」

シャア「ハハッ、入手するのに苦労したよ」

シャア「ロベルトとアポリーに探してもらってようやく手に入ったのだよ」

カミーユ「そうなんですか…(澪ちゃん…)」

アムロ「良かったら君も来ないかい?カミーユ?」

カミーユ「えっ!いいんですか!?」

バイト「店長!あやしげなおっさんが二人も!」
店長「ああ。あそこはそういうコーナーだからそっとしとけ
    レジ打つ時笑っちゃだめだぞ」

がんばったな。アポリー、ロベルト……

アムロ「いいもなにも君も好きだろ?けいおん」

カミーユ「はい、もちろ――」

シャア「早まるな、アムロ!」

アムロ「なんだよ、シャア?」

シャア「カミーユ、貴様は来てはだめだ」

カミーユ「な、なぜです!クワトロ大尉!」

シャア「ダメだ!」

アムロ「なぜなんだ、シャア!カミーユが可哀想じゃないか」

シャア「アムロ、カミーユは『けいおん』が嫌いなのだ」

カミーユ「えっ?」

シャア「忘れたとは言わせないぞ、カミーユ!」

シャア「あれは私がアーガマで『けいおん』を観ていた時のことだ…」

ブライト「手の空いているものはテレビを見ろ、『けいおん!』が始まる時間だ」

オスカー「ビデオに録画しておきます」

―数日前―

紬ちゃん「モノマネしま~す♪」

シャア「今だ!アボリー!ロベルト!援護しろ!」

アポリー「了解」
ロベルト「了解」

シャア「むぎゅぅぅぅぅぅぅ!!」
アポリー「むぎゅぅぅぅぅぅ!!」
ロベルト「むぎゅぅぅぅぅぅぅ!!」

シャア「ええいっ!もう一度だ!」

シャア「むぎゅぅぅぅぅぅぅ!!」
アポリー「むぎゅぅぅぅぅぅ!!」
ロベルト「むぎゅぅぅぅぅぅ…ゴホッ!こ、こなくそ!」

シャア「無理は禁物だぞ、ロベルト!」

カミーユ「おやっクワトロ大尉、何を観てるんですか?」

ガルマ「いよう、シャア。君らしくもないな。両軍きってのニュータイプが歩きでお買い物とは」
シャア「ガルマ。君こそこんなところで何をしているんだ?下をこんなに腫らして」
ガルマ「触るなよシャア。アへー顔を見られている」
アムロ「悪いが時間がない。行くぞシャア」
ガルマ「ならば私のリムジンガウで送らせてもらおう。さぁ乗りたまえ」
シャア「お言葉に甘えよう」
アムロ「失礼します」
カミーユ「なんか狭いな。おーい!開けてくださいよ」
ガルマ「悪いがこのリムジンガウは三人乗りなんだ。君は歩いてくれたまえ」
カミーユ「それが大人のやることかよーっ!」

シャア「カミーユか。今みんなで『けいおん』を観ていたところだ。君もどうだね?」

カミーユ「(けいおんだって!?是非とも観たいぞ…だけど)」

カミーユ「俺は遠慮しておきますよ」

シャア「何故だ?」

カミーユ「けいおんって萌えアニメなんでしょ(笑)」

カミーユ「そんなアニメをありがたがって観るなんてどうかしてますよ」

シャア「カミーユ!貴様なんてことを!」

カミーユ「やめてくださいよ、クワトロ大尉。俺は事実を言ったまでです」

シャア「カミーユ!戯言は大概にしろ!」

カミーユ「あなたこそいい加減目を覚ましたらどうなんです!」

カミーユ「あなたたちはね、京アニに踊らされているだけなんですよ!」

シャア「言ったな!カミーユ!」

ブライト「やめたまえ、クワトロ大尉」

シャア「ブライト艦長!?」

シャア「ええいっ、離せ、ブライト!私はカミーユを修正しなければならないのだ!」

ブライト「放っておけ。こいつはな、自分がアニオタであることを知られたくないのだ」

カミーユ「!?」

シャア「なんだと!?」

ブライト「ああ、だからこうやって斜に構えてけいおんを批判するのだ」

カミーユ「ち、違う…!お、おれは…」

ブライト「違うものか!貴様はそうやって構えていれば気が晴れよう」

ブライト「アニオタであることを隠すことができるのだからな!」

カミーユ「違う!違う!俺はオタじゃない!けいおんなんか大嫌いだ!」

カミーユ「ほんとうだ!俺はけいおんが嫌いなんだ!観たことすらないぞ!」

シャア「ええいっ!やはり貴様!」

ブライト「ふん、いい加減強がりはやめたまえ」

トーレス「大変です、ブライト艦長!ロベルト中尉が撃墜されました!」

シャア「なんだと!?誰にやられた!」

トーレス「紬ちゃんです」

ブライト「索敵班は何をやっていたんだ!紬ちゃんの警戒を怠るなと言ったはずだろうが!」

ロベルト「むぎゅぅぅぅぅぅぅぅ!!」ガクッ

シャア「ええいっ!しっかりしろ!ロベルト!」

カミーユ「ロベルトさん!」

ブライト「話はこれまでだ、カミーユ。お前はここから出て行け」

カミーユ「でもロベルトさんが…」

シャア「貴様には関係ないことだ。行け!カミーユ!」

カミーユ「くっ…ちくしょー!」

アムロ「なるほど…シャアの言うとおりだ」

アムロ「カミーユ、君には『けいおん』を観る資格はない」

カミーユ「待ってくださいよ、アムロさん!」

シャア「そういうことだ。我々は失礼させてもらうよ」

カミーユ「そ、そんな!」

カミーユ「そんなのって大人げないですよ!!」

アムロ「こいつ!…よく言う!自分で撒いた種じゃないか」

シャア「もういい、アムロ。こんな生意気な奴は放っておこう」

アムロ「そうだな。リア充はファとでもイチャイチャしていればいい(笑)」

カミーユ「俺をハブって楽しいのかよ!」

シャア「ああ、楽しいね」

カミーユ「くっ!ちくしょー!」

アムロ「見たかい?さっきのカミーユのあの顔」

シャア「勿論だとも。私にバズーカを向けられた時のキシリアと同じ顔をしていた」

アムロ「しまったな、あの顔を写メに撮っておくべきだったよ」

シャア「ハハッ!アムロ、貴様もなかなかどうして人が悪い」

アムロ「貴様ほどではないさ――おっ、僕の家に着いたぞ」

シャア「トリアエーズ荘……?」

シャア「これはまた…ずいぶんと年季がはいったアパートだな」

アムロ「まあね、生活保護を受けているからしょうがないんだ」

シャア「なんだと!?アムロ、貴様、生活保護を受けているのか?」

アムロ「ああ、働いたら負けだと思ってる」


アムロ「兎に角、家に上がってくれよ、シャア」

シャア「あっああ、失礼する…」

テム・レイ「おやっ?お客さんかい?」

アムロ「親父!」

テム「アムロくんのお客さんかい?」

シャア「初めましてシャア・アズナブルです」

テム「そうか。アムロくんが家にお友達を連れてくるのは初めてだね」

アムロ「いいから出て行けよ!」

シャア「アムロ…?」

アムロ「僕が帰ってきたら部屋から出てくるなっていつも言ってるだろ!」

テム「ご、ごめんよ…アムロくん…」

アムロ「悪いと思ってるなら出て行け!」


アムロ「ごめんよ、シャア。親父の奴、頭がイかれてるんだ」

シャア「なるほど、それで働くことができずに生活保護を受けているのだな」

アムロ「なんのことだい?」

シャア「ち、違うのか?私はてっきり君の父上の看護をしているからだと…」

アムロ「なんで僕が親父の面倒を見なきゃいけないんだ。そんなのご免だよ!」

シャア「でも生活保護を受けていると…」

アムロ「言ったじゃないか、生活保護を申請してるのは俺で、親父は働いてるよ」

シャア「なんだと!?」

アムロ「毎日朝早くに起きて町の清掃をしているよ」

シャア「それで貴様は働いてない…」

アムロ「ああ、働いたら負けだと思ってるからね」


シャア「………これがニュータイプの成れの果てか」

アムロ「そんなことより『けいおん』を観ようじゃないか!」

シャア「そうだな!そうしよう」

アムロ「よーし、さっそくDVDをセットして……あれっ?」

シャア「どうした!アムロ!?」

アムロ「おかしいな…DVDがデッキに入らないんだ」

シャア「なんだと!それでは紬ちゃんに会えないではないか!」

アムロ「分かってるさ。だからこうやって頑張ってるんじゃないか!」

シャア「ええいっ!代われ、アムロ!」

シャア「……なぜだ!なぜ挿入できない!」

レイ「あ、あのう…アムロくん…」

アムロ「なんだよ、親父!部屋に来るなって言ったじゃないか!」

レイ「あ、あのね、家の電気止められちゃったんだよ」

アムロ「なにやってるんだよ!電気代くらい払っておけよ!」

レイ「お、お金がなくて…」

アムロ「金?金なら生活保護手当てがあるじゃないか!」

レイ「アムロくんの生活保護は打ち切られちゃったよ…」

アムロ「なんだって!?」

レイ「アムロくん、一昨日に『ラブプラス』を買ったでしょ?」

シャア「アムロ!貴様、『ラブプラス』を買ったのか!」

アムロ「ああ、全部のコロニーを駆けずり回ってようやく買うことができたんだ」

シャア「ええいっ!貴様、廃人になるつもりか」

アムロ「それよりも親父、それが一体なんだって言うんだ!」

レイ「あれが原因で打ち切られちゃったんだよ…」

アムロ「!?」

アムロ「そ、そんな!これじゃあ『ドリームクラブ』を買うことができないぞ!」

シャア「嘆くべきはそこではないだろ、アムロ…」

テム「だからね、もう家にはお金が一銭もないんだよ。僕の給料日はまだ先だし…」

アムロ「しょうがない…またハヤトに貸してもらうしかないか」

シャア「“また”ということは、前にも一度借りたことがあるのか?」

アムロ「ああ、ハヤトの奴、カラバの艦長をしていて儲けてるからね」

アムロ「土下座をして頼み込んだら快く貸してくれたよ」

シャア「そ、そうか…」

アムロ「まっ、フラウ・ボォとカツは僕を冷たい目で見ていたけどね!ハハッ!」

シャア「ええいっ!貴様にはニュータイプとしての誇りはないのか!」

アムロ「ない」

追いついた。

>>149お前、全レス放置すんなwww

アムロ「それよりも困ったぞ、これじゃあ『けいおん』を観られないじゃないか」

シャア「いや、今後の君の生活を心配すべきなのでは?」

アムロ「シャア!貴様は『けいおん』を観たくはないのか!」

シャア「観たいに決まってる!私とて紬ちゃんに会いたいというに!」

アムロ「なら僕の生活を心配するよりこっちを心配したらどうなんだ!」

シャア「しかし、そうは言っても電気が止められていては…」

アムロ「なら他の場所で見ればいいじゃないか」

シャア「なるほど、それもそうだな」

アムロ「どこかDVDを観られるとこはないのか?シャア」

シャア「ふ~む……あっあるぞ!」

アムロ「それはどこなんだ!シャア!」

シャア「アクシズだ!」

>>152「ええいっ!貴様には>>1としての誇りはないのか!」
>>149「ない」

アムロ「しかし、あのハマーンが易々と貸してくれるだろうか…」

シャア「成程…それは一理あるな」

シャア「ではハマーンに電話してみよう」

アムロ「なんだって!シャア、貴様ハマーンと付き合っているのか?」

シャア「ち、違う!なぜ私があやつと付き合わなければならんのだ」

アムロ「じゃあ、なんでハマーンの番号を知ってるんだよ」

シャア「あいつが無理やり私の携帯に登録したのだ。それだけだ!」

アムロ「ほんとうなのか?」

シャア「無論だ!ええいっ、人の顔をまじまじと見るな、アムロ!」

アムロ「シャアの奴め、顔まで赤い彗星になってるぞ」

ハマーン「………」

マシュマー「あのう、ハマーン様、さっきから何をウロウロしてるのですか?」

ハマーン「!?」

キャラ「バカッ!ちょっとこっち来な!」

マシュマー「な、なんだキャラ!離せ!何をする!」

キャラ「いいから、こっち来なってーの。今、ハマーン様は大変なんだよ」

マシュマー「大変?何が大変だというのだ?」


ハマーン「ええいっ!遅い!遅いぞ、シャア!」

ハマーン「いったいシャアは何をしてるというのだ!」

ハマーン「メルアドを交換してすでに一週間を経つではないか!」


キャラ「分かったろ?」

マシュマー「そういうことか…」

やっぱりハマーン様はこうでなくてはな・・・

ハマーン「なぜだ!なぜシャアから電話が一切来ない!」

マシュマー「ではハマーン様から連絡したら良いのではないでしょうか?」

キャラ「バカ、余計なことを…!」

ハマーン「なに?私からシャアに電話するだと!」

マシュマー「はっ!たぶんシャア・アズナブルは恥かしくてできないのでしょう」

ハマーン「シャアが恥かしがっているだと?」

マシュマー「そうです。何せ交換した相手がハマーン様ですからね。照れてるのでしょう」

ハマーン「そ、そうか。シャア奴め、恥かしいならそうと言えばいいものを…」

ハマーン「まったく、シャアはまったく…」

マシュマー「では電話のご準備を」

ハマーン「たわけ!なぜ私からシャアに電話しなければならんのだ!」

マシュマー「ですがそれでは…」

ハマーン「馬鹿者!私から連絡してシャアに弱みをつけこまれたらどうする!」

マシュマー「はっ?」

マシュマー「ハマーン様、仰ってる意味がよく分からないのですが…」

ハマーン「私から連絡したら、まるで私がシャアに会いたくて電話したと思われるではないか」

マシュマー「ですが会いたいのは事実なのでしょ?」

ハマーン「愚か者!だからといって私からシャアに電話できるか!」

キャラ「でもハマーン様、それでは一生かかって来ないかもしれませんよ?」

ハマーン「なぜだ!?」

キャラ「赤い彗星は照れて連絡してこないんですから」

ハマーン「くっ、そういえばそうだったな…」

キャラ「だからここはハマーン様が電話して赤い彗星より優位に立てばいいんですよ」

ハマーン「成程、わざわざ電話してやることで主導権を握ればいいわけか」

ハマーン「フフッ、まったくシャアはしょうがない奴だ」

ハマーン「私、直々に電話をかけなければならんとはな…」

マシュマー「(なんというツンデレ…さすがはハマーン様!)」

ハマーン「ではシャアに電話するとし――んっ?シャアから着信だと!?」

ハマーン「どどどうすればいい!シャアから着信だ!」

キャラ「落ち着いてください、ハマーン様!まずは電話に出て」

ハマーン「しかし何を言えばいいのだ!シャアとどうやって会話すればいい!」

マシュマー「(これは重症だ…)」


シャア「う~む…」

アムロ「ハマーンはまだ出ないのか?」

シャア「ああ、さっきから全然出ないのだよ…」

シャア「おっ、つながったぞ――もしもし、ハマーンか?」

シャア「私だ、シャア・アズナ――えっ?」

アムロ「どうしたんだ?」

シャア「分からん、いきなり切れてしまった…」


キャラ「もう、なんで切っちゃうんですか!」

ハマーン「シャアの奴め、なんというプレッシャーだ」

キャラ「プレッシャーのせいにしないでくださいよ!ハマーン様!」

キャラ「まったく、これでもう一生かかってこなかったらどうするんです?」

ハマーン「なんだと!?」

キャラ「(しまった!)」

ハマーン「シャアからもうかかってこない…ダメだ、そんなのダメだ!」

ハマーン「私はなんてことを…私は…そんな…そんな…」

キャラ「ハマーン様、落ち着いてくださいって」

ハマーン「ううっ…私が愚かだった…シャア…シャア」

ブ゙ーブー

キャラ「あっまた着信」

ハマーン「フハハハッ!私に電話するとは大した度胸だな!シャア!」

シャア「いやに威勢がいいな、ハマーン」

キャラ「……」
マシュマー「……」

ハマーン「それでシャア、貴様私に一体なんの用だ?」

シャア「ああ、じつは貴様を見込んで頼みたいことがあるのだ」

ハマーン「(シャアが私に頼みごとだと!?)」

ハマーン「そ、その頼み事とはなんなのだ…」

シャア「これからそちらへ行きたいのだが…ダメだろうか?」

ハマーン「なんだと!?シャアがアクシズに来るだと!」

キャラ「あはっ♪」

マシュマー「ほう、これは」

シャア「ダメか?ハマーン?」

ハマーン「べ、べつに構わんがアクシズはその散らかってるし…」

マシュマー「総員に告げる!至急、アクシズを綺麗に掃除せよ!」

ハマーン「それに何ももてなしできんぞ…」

マシュマー「なにしてる!ゴットン!今すぐお菓子を買って来い!」

シャア「ハハッ、構わんさ。アムロが色々とお菓子を買ってくれている」

ハマーン「なに?アムロ・レイだと?」

シャア「ああ、アムロも一緒だが…それがどうしたという?」

ハマーン「シャア!これは一体どういうことだ!なぜアムロ・レイも来る!」

シャア「なぜと言われても…」

キャラ「ハマーン様、ちょっといいですか?」

ハマーン「なんだ!キャラ!」

キャラ「赤い彗星は一人で会いに来るのが恥かしいんですよ」

ハマーン「!?」

シャア「おいっハマーン!聞こえてるのか!ハマーン!」

ハマーン「フフッ、そうか、そういうことか、シャア」

ハマーン「まったく、貴様はしょうがない奴だ。やはり貴様には私が必要みたいだな」

シャア「はあ…?(ハマーンはなにを言ってるんだ?)」

ハマーン「兎も角、歓迎しよう。なるべく早く来ることだな…」

シャア「承知した。私も早く会いたいよ(紬ちゃんに)」

ハマーン「なっ!?」

シャア「どうした?ハマーン」

ハマーン「だ、黙れ!この俗物!」

シャア「おいっハマーン!……切られてしまった」


ハマーン「まったく!奴はとんだ俗物だ!」

キャラ「どうしたんです?ハマーン様」

ハマーン「シャアのやつ、わ、わたしに早く会いたいなどと言ったのだ」

マシュマー「それはけっこうなことじゃないですか!」

ハマーン「ええい!黙れ黙れ!」

キャラ「照れなくてもいいじゃないですか、ハマーン様~」

ハマーン「もういい!お前たちはさっさと準備にかかれ!」

アムロ「それで、成果の方はどうだった?」

シャア「ああ、ばっちりだ。来てもいいといわれたさ」

アムロ「やったじゃないか!これで『けいおん』を観ることができる」

シャア「喜べ、アムロ。ホロスコープで大きな紬ちゃんを拝むことができるぞ」

アムロ「なんだって!?それじゃあ澪ちゃんのおっぱいも下から見えるんだね!」

シャア「なんだアムロ?貴様、澪ちゃん派なのか?」

アムロ「澪ちゃんは僕の嫁だ!誰にも渡すもんか」

シャア「ハハッ!仕方がない、彼女は君に譲ろう。その代わり紬ちゃんは私がいただく」

アムロ「よーし、なんだかテンションが上がってきたぞ!」

シャア「今の私ならガンダムを墜せそうだ」

アムロ「なにをーこいつー!」

シャア「やるかー!」


シャア・アムロ「アハハハハッ!!」

  ,r‐―‐-、
           /      \
          /   ,ィ       ヽ
         i'   _.j_,j,rj_j,:、_ 、 l

         iト、._j'ji !! ァ-、 !j !;l! トヽ,    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

          ( .`t.!!/ _!.ヽ='イi ,'  )     |  ハマーン
          ヽヽ,j   ,--、  j r ィ~\   |  申し訳ないが私には
           )ヽヽ. ゙=' /l  )ーi l <.   紬ちゃんしか信じられない
           ゙t j `ー‐'  」  iト-'~i !.   |  2チャーンズといえば
           l  フ┬┬i'~二'iノ二ソノ  .|  酷いインターネットだからな
           liブ ,i i !└┘!__//_   \____________
        _,.:ヴー、j__j__jr-‐‐'''ー----`エー、_

      _/ /   i' i' i'        /  \ ヽ
     / ト-'"   ,i' i' i'       /    ヽ. )

     i'  l!     !  ! !       j ,il   ,.r'~ヽ
    ,ト、 l     !  ! ,!       / i  / i  ノ
    ! ヽ,!     ! ! ゙i      ,i  レ'   ヽ ヽ

   ( j  '!     ! !  !       j   ,「  ,.:='',T゙イ
     エー-i、    j ,!  i!     l  /∧,/  ヽ. !
    .i!    \   ! !  !      ! ,i i ヽ   \!
    .i     k'   ! !  i.     j j i'  !    ヽ.
    !    ,ネ、  j 十==)j   ,ノ ! j   \    )
    ノj __, ,八  く__」_,.='子‐-ァ、」 //     ゙v'__!
   //   ,!  ] ̄く  く ̄ ̄~「「>'^Y      / ____)
  _凡、_  _ノ j_,.-‐'t‐‐'ナーt‐‐「j  l      レ'"    i
 l/~`ーニニj /   ,!ー十'"`T"~~^TT゙i     l     l



アムロ「ところでシャア、どうやってアクシズまで行くつもりだ?」

シャア「ブライトに頼んでアーガマに乗せてもらえばいい」

アムロ「なるほど、それは名案だ。よしっ!さっそくアーガマに行こう」


シャア「――というわけだ、ブライト艦長。我々をアクシズまで運んでほしい」

ブライト「なるほど、アクシズで『けいおん』の鑑賞会か…」

ブライト「いいだろう。私もあずにゃんに会いたかったところだ」

アムロ「それじゃあブライト…!」

ブライト「本艦はこれよりアクシズへと急行する。繰り返す、本艦はアクシズへと急行する」

ヘンケン「よーし!ラーディシュもアクシズへと向かうぞ!進路変更!」





ナデシコの木連ってこんな感じなんだろうなあとふと思った

ヘンケンw エマはいいのかw?

>>250
山田「しらつぉるぃぃぃぃぃぃ!!つきおむぃぃぃぃ!!」

白鳥、月臣「どうした!!ガイ!!」

山田「ゲキガンガー全巻持って来たぜ」

白鳥「何だと!!それは本当か!!」

月臣「皆の者もゲキガンガーをすべて見たわけでは無い
    国民みんなで見ようではないか」

白鳥「そうだな、よし電波で流すか」

山田「分かってるじゃねぇか!!熱血を飛ばそうぜ!!」

ハマーン「遅い!遅いぞ!シャアは何をしているのだ!」

キャラ「ハマーン様、さっき電話してからまで10分も経ってませんよ」

ハマーン「ええいっ!奴の赤い彗星の名は偽りか!」

マシュマー「なら迎えに行くのはどうです?」

ハマーン「なんだと?」

マシュマー「そうすれば少しでも長く一緒に過ごせるかと…」

ハマーン「成程、それは名案だな。よしっ!全軍に告げる!」

ハマーン「これよりアクシズを地球圏へと移動させる!」

ハマーン「目標はシャア!――急げ!」


ジャマイカン「た、大変です!バスク大佐!ハマーンがアクシズを移動させました!」

バスク「なんだと!?」

バスク「おのれ女狐ね…なんのつもりだ」

バスク「すぐに全軍を集結させろ!急げ!」

アワワワ…

マシュマー「ハマーン様!ティターンズが我々の進路を塞いでます」

ハマーン「なに?ティターンズめ…私の恋路を邪魔するつもりだな」

キャラ「どうしますか…?」

ハマーン「ホロスコープを映せ!」

ハマーン「兵士諸君よ、聞いてのとおりティターンズは我らの行く手を妨害している。
      どうか諸君、私に力をかしてほしい!愚かな女の恋のため、諸君らの命を
      私にあずけてはくれないだろうか?勇敢なる兵士諸君の力が必要である!」

マシュマー「ハマーン様ばんざーい!」

キャラ「あんたたち!ハマーン様のために死ぬ覚悟をみせるんだよ!」


うぉぉぉぉぉぉ!!!


――その時、兵士たちの喚声でアクシズが震えた。

その頃、アーガマでは、、、
アムロ「なにをーこいつー!」
シャア「やるかー!」
シャア・アムロ「アハハハハッ!!」
まだ、やってる、、

ブライト「なんだと?ティターンズが進路を塞いでるだと?」

シャア「おのれティターンズめ!さては我々に『けいおん』を見せないつもりだな!」

アムロ「どうするつもりだ、シャア!」

シャア「もちろん排除させていたただく!」

シャア「ブライト艦長、マイクをかしてくれ」

シャア「私は、クワトロ・バジーナである。諸君、今、我々は苦渋の決断を迫られている。
     なにか?それは『けいおん』の上映会を中止するか否かである。知ってのとおり
     ティターンズは、我々のこの計画を邪魔立てしようと艦隊をアクシズに派遣した。
     このままでは我々は愛する紬ちゃんや律ちゃんに会うことができなくなってしまう!
     諸君、このまま黙って指を咥えていればいいのか!いや、行動を起こすべきである。
     我らの愛する者と再会するために、今こそ戦うべきである!」

アポリー「むぎゅぅぅぅぅぅぅ!!」

アムロ「みんな!澪ちゃんに会いにいくぞ!」


――エゥーゴが一つになった瞬間であった。

時に宇宙世紀0087――グリプス戦役と呼ばれた戦いの幕が切って落とされた。


ある者は愛する者と再会するため、またある者は愛する者を鑑賞するため…
この宇宙(そら)でそれぞれの愛を賭けて、男達は戦った。すべては愛のために。

挟撃にあったティターンズは全滅。しかし、エゥーゴ、アクシズ両陣営共に
多くの命が失われてしまった。

だが、これで再び地球圏に平和が取り戻された。

そして――


ハマーン「遅かったな、シャア。おかげで待ちくたびれたぞ」

シャア「ハハッ悪かったな、ハマーン」

ハマーン「ところでシャア…この大所帯はどういうことなのだ?」

シャア「ああ、彼らも一緒に会いたいみたいでね。ここまで付いてきたのだよ」

ハマーン「な、なんだと!?」

ハマーン「お、愚か者!私はお前一筋なんだぞ!」

シャア「ハマーン?」

ハマーン「まっ、私に魅力があるのは仕方がない…しかしだ、シャア!」

ハマーン「私の気持ちを知っていながら、こいつらと会わせようとさせるのは…その」

シャア「なんだ!貴様は何が言いたい!?」

ハマーン「貴様にはデリカシーの欠片もないのか!シャア!」

シャア「デリカシーだと…?」

ハマーン「そうだ、私はてっきり貴様と二人っきりで過ごすものだと…それなのに」

キャラ「(ハマーン様、頑張って!)」

ハマーン「これでは貴様が何がしたのか分からんではないか!」

シャア「ああ、ビデオデッキを貸してほしいのだよ」

ハマーン「はっ?」

シャア「だから『けいおん』を観るからビデオデッキを貸してもらいたいのだ」

ハマーン「けい…おん…?」

シャア「なんだハマーン、貴様『けいおん』を知らないのか?」

ハマーン「マシュマー、けいおんってなんだ?」

マシュマー「……アニオタが見る萌えアニメです」

ハマーン「!?」

アムロ「シャア!何をやってるんだ!早くけいおんを観ようじゃないか」

シャア「ええいっ!勝手にDVDをセットするな!」

ブライト「なにやってるの!もうOPが始まってるぞ!」

アムロ「澪ちゃん!僕だ!結婚してくれぇぇぇぇっぇ!」

シャア「むぎゅぅぅぅぅぅぅぅ!!」

ブライト「ええいっ!うんたんはいい、あずにゃんを映せ!」


ハマーン「………」

キャラ「ハマーン様?」

ハマーン「フフッ、なるほど…そういうことか…」

ハマーン「大した役者だったよ、シャア」

キャラ「ハマーンさま?」

ハマーン「私に期待させるだけさせて突き落とすはな…」

ハマーン「これで満足なのだろう?シャア」

シャア「むぎゅぅぅぅぅ!!もうひとこえ!」

ハマーン「……もはや聞く耳すらもたないか」

キャラ「ハマーンさま…」

ハマーン「誰か!この者を外に放り投げよ!」

ポイッ

シャア「へっ?」


――こうして指導者を失ったエゥーゴはその再建に時間がかかることになり、
   そして、その後、クワトロ・バジーナを見た者はいなかったという…


      機動戦士Zガンダム~星の鼓動は愛~

ミネバ「シャア、アニオタとは気持ち悪いものではないのか?」
シャア「よくもミネバをこうも育ててくれた!偏見の塊の人間を育てて、なんとするか!」

報われないエゥーゴ被害者にも敬礼しつつ乙www

なんか、このシャアは痛MSにしてそうな気ガス、、

シャア→アムロが構ってくれなきゃやだやだ。
アムロ→シャアが気になって気になって仕方ない。
ハマーン→シャアが大好きなヤンデレ
シロッコ→女の下僕になりたいM

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