幼馴染「もうっ、アンタは私が居ないと何も出来ないんだからッ!」 (11)

男「何言ってんだよ、俺にだってできる事ぐらいあるって!!」

幼馴染「じゃあ、言ってみなさいよ。」

男「…服を洗濯して干して、それを畳める。」

幼馴染「一人暮らしの時の為に、私が教えてあげた奴じゃん。」

男「…りょ、料理が得意。ぎょ、餃子とか……。」

幼馴染「冷凍食品を温める事しか出来ないのに?」

男「…部内でみんなをまとめられる、それにそこそこ強い!」

幼馴染「私がマネージャーやってるんだから当然でしょ。」

男「…勉強は、まぁ…県でも結構頭が良い高校がいけるくらいには……。」

幼馴染「行きたいって言うから、私が必死で教えてあげたんじゃない。」

男「…ぐぬぬ。」

幼馴染「ほんっとうにっ、アンタって何やってもてんで駄目よね!私が居ないと全然駄目なんだから…。」

幼馴染「こんな男の事なんて誰も好きになりそうもないし……。」

幼馴染「し、仕方ないから、私が貰ってあげ」

男「あ、それはいいわ。俺、彼女居るし。これ写メ、な?可愛いだろ?」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom