和久井留美『試食をお願いしたいのだけど』 (57)

モバマス、和久井留美他のSSです。

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留美(近頃は担当するアイドルが180人を越えてますます忙しくなってるP君…)


留美(彼のために何か……そう思って料理を始めてみたけれど、やっぱり自分の舌だけじゃ心配だわ…)


留美(P君に振舞う前に、事務所のみんなに試食してもらいましょう)



みちる「ご飯食べさせてもらえると聞いて!」


留美「まだ呼んでないわ」

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みちる「あははー、そうでした?食べ物の気配がしたもので!」モグモグ


留美「というか既に食べてるじゃない」


みちる「はいっ。でも朝ごはんまだだったんですよー」モグモグ


留美「…今食べてるバケットは?」


みちる「? これは朝ごはん前の腹ごしらえですよ!急にたくさん食べたら体に悪いじゃないですかー」モシャー


留美「…………」


みちる「フゴフゴ」モグモグ


留美「まぁいいわ。ちなみに作るのは和食だけれど」


みちる「私は朝はパン派ですね!」


留美「和食だけれど(半ギレ)」


みちる「…はいー」モグモグ



-トントントン


-グツグツグツ…


-ジュワァー


みちる「ちなみに事務所のキッチンを使ってますよ。事務所には何故か材料がギッシリでしたねー、あははー」


留美「……よし。出来たわ」


みちる「待ってましたー!」


留美「と言っても大したモノじゃないけれど…」

・炊き立てご飯
・大根とほうれん草の味噌汁
・卵焼き(甘口)
・鯖の塩焼き


みちる「朝の定番といった感じですね!」


留美「ほうれん草のおひたしもあるけど、食べる?」


みちる「バランス良いと思いますよー。……それでは、」

みちる「いただ…」


留美「待ちなさいっ!」


みちる「?(キョロキョロ)……いただk」


留美「ちょ、アナタしかいないでしょ!待って、なんでスルーしt」


みちる「冷めちゃうでしょっ!!」カッ


留美(っ!? なんて気迫…!……じゃなくて、)


留美「…左手のパンはなに?」


みちる「? えっ、もしかして食パン見たことないですか?」


留美「そうじゃないっ。…それをどうするつもりなの」


みちる「?? パンは食べるものですよ…?」


留美「 和 食 と ど う 合 わ せ る の か と 聞 い て い る 」グリグリグリ


みちる「がああああああ」


※取り上げられました

――――――――


みちる「おみそ汁の大根、ちょっと固いかもですねー」ズズッ


みちる「ほうれん草…この茎のとこ、青臭いけど野菜ーって感じで好きです」クキクキ


みちる「卵焼きの味付けが濃い目ですねー。これはパンに合いますよ!」モグモグ


留美(…批評は真面目なのね。半分くらいこの子の好み聞かされたくらいだけど)



みちる「ふぅー。ごちそうさまでしたー!」


留美「お粗末さま。問題なかったみたいね」


みちる「美味しかったですよー!細かい加減は好みの範囲ですし」

みちる「後は愛情込めるだけですね!」


留美「……アナタの口からそんな言葉が出るなんて」


みちる「私、パンが好きで自分でも作るんです。愛情たっぷりのパンはそれはもう美味しいですよー!」


留美「みちるちゃんは……誰への愛情?」


みちる「へ?もちろんパンへの愛情ですよ!『美味しくなーれ』って私の愛と情熱を捻じ込んで練り込むんです!」


留美「……そうよね」


留美(…まぁでも、大切よね。……愛情)



みちる「あ、もうすぐ11時ですね。留美さんお昼はなんですかー♪」


留美「え?…出前でも頼めば」


みちる「…………」


みちる「…………」うる…


留美「な、泣くような事じゃないでしょ!分かったわよ何か作るわよっ!」


みちる「わぁい」



――――――――――




留美(あの大きな丸い目が潤むととんでもない罪悪感…)

留美(まぁ…喜んで食べてくれるから嬉しいけれど)


留美「…さて。次の試食は…」


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仁奈「仁奈でごぜーます!」


留美「あ、あら仁奈ちゃん。…誰かに聞いたのかしら?」


仁奈「みちるおねーさんが、『留美さんがご飯作ってくれる』って触れ回ってやがりました」


留美「…そう。…まぁ、仁奈ちゃんなら大丈夫よ」


仁奈「わぁい」


留美「そうね…せっかくだし、何かリクエストはあるかしら」


仁奈「おー、それなら仁奈、オムライスをご所望するですよ!」


留美「オムライス…」


仁奈「仁奈は家庭の味に飢えているので…」


留美「…いいわ。腕にヨリをかけてあげる」


留美(仁奈ちゃんは父親が海外赴任…。母親の話もあまり聞かないし…)

留美(この子を満足させられるようなモノを作れれば、P君の胃袋だって…)



留美「それじゃ作っていくわね」


仁奈「がんばってくだせー!」


留美(デミソース…よりも、オーソドックスにケチャップソース、卵は薄くしてご飯を包む方よね)


留美「卵、鶏肉、玉ねぎ、…仁奈ちゃん、苦手なモノってあるかしら?」


仁奈「仁奈は好き嫌いはしねーのです!」


留美「ふふ、えらいわね」


仁奈「えっへへー」



-トントントントン…


留美(とはいえ野菜は細かめにしておこうかしら。味いクセのあるものは無いけれど…)







留美「…………」トントントン…


留美「…?」


仁奈「」じぃー…


留美「…ええと……なにかしら?」


仁奈「留美おねーさん、全部任せっきりなのはわりーのですよ」

仁奈「仁奈にも何かお手伝いさせてくだせーませ!」


留美「…………」


仁奈「おねげーしますっ」


留美(……上目遣いはズルイわ…)


留美「分かったわ、それじゃあ…後で使う卵を用意してもらおうかしら」


仁奈「おおー、任せてくだせー♪」



留美(……“おねーさん”か。…………“おかーさん”…とか、呼んでみてくれても…)


留美(いや何考えてるの)


-カパッ

仁奈「キレイに割ってやりましたっ」


留美「上手よ。そうしたら、泡だて器があるから溶いてちょうだい」


仁奈「リョーカイでごぜーます!」スチャッ


-カチャッ

仁奈「…………」ムーン



-とすん


-カッシャカッシャカッシャカッシャ



留美「…………」

留美(器具が大きいから、しゃがみ込んでボウルをお腹に抱えてかき混ぜてる……可愛らしい…)





-カッシャカッシャカッシャカッシャ


仁奈「…ふー。こんなもんでいーですか?」


留美「ええ、上出来よ」

-ジュー…

留美「…よし、チキンライスは一旦置いて…」


仁奈「たまご投下でごぜーますっ♪」ドパー


留美「円状に伸ばしてライスを投入。フライパンをずらしていって包み込んで…」

留美「なんやかんやで完成よ」


仁奈「わーい♪」



留美「はい、仁奈ちゃん」ケチャップ

留美(ケチャップソースは作ろうと思ったけれど、市販の容器のやつの方が好きに描いたりできていいわよね)


仁奈「むむむ…」カキカキ

仁奈「出来やがりました!」


留美「……ええと」


仁奈「留美おねーさんでごぜーます!」


留美(…割と似てる気がして複雑)


留美「…私の顔、食べるの?」


仁奈「…………」


留美「…………」


仁奈「おいしく召し上がって差し上げるですよ!」


留美「…そう…」



仁奈「いただきますです♪」

-もぐもぐ


留美「どうかしら」


仁奈「うめーですよ!これはママの味とかいうやつですね!」


留美「お母さまによく作ってもらったの?」


仁奈「いやふいんきで言ったですよ。ママは料理ヘタクソでやがります」モグモグ


留美「そ、そうなの…」

留美(家庭の味に飢えてるってそういう…)



仁奈「…オムライスうめーですよ…」モグモグ

仁奈「…………」モグ…


仁奈「留美おねーさん留美おねーさん」


留美「え?あ、なにかしら」


仁奈「あーんでごぜーます♪」


留美「…えっ」


仁奈「だって留美おねーさん、途中の味見しかしてやがりませんでしたから」


留美「ええと、うん。だからどんなものかは判ってるし…」


仁奈「あーんでごぜーますっ」ググイッ


留美「…………」


留美「ダレモイナイワヨネ…」キョロキョロ


留美「……」アーン


-ぱくっ



仁奈「うめーですよね♪」


留美「…うめーわよ。もう…」モグモグ


――――――――


仁奈「ごちそーさまです」ケプ


留美「…あら」


仁奈「?」


留美「ほっぺに付いちゃってるわ…」フキフキ


仁奈「むぇー…」フキフキ


留美「はい、キレイになった」


仁奈「…………」


留美「…仁奈ちゃん?」


仁奈「…お腹ふくれて眠くなってきやがりました…」ショボショボ


留美「あら…食べたばかりで眠るのは良くないわ」


仁奈「…んぅー…。……そうだ…留美おねーさんに…お礼しなきゃ…」


留美「いいわよそんな…」


仁奈「留美おねーさんには…仁奈を好きなだけ…モフモフする権利をやるですよ…」

仁奈「仁奈はむてーこーで……もふもふされてやるです……」


-とことこ

-すとん


留美(何の躊躇いもなく私の膝の上に…)


仁奈「さあ……思うぞんぶん……モフモフ…………もふもふ……」


留美「……仁奈ちゃん?」


仁奈「……すぴー…」



留美(寝入るの早すぎ…。というかこんな無防備で……)


仁奈「…すぴー…」


留美「…………」


-もふもふ


留美「…………」


-もふもふ


留美「…………」ニヘラ


-もふもふ



留美(……やっぱり子供って可愛いわよね…)


-もふもふ


-もふもふ





-もぐもぐ



みちる「…………」モグモグ



留美「……………………………」
 


みちる「ほっぺた柔らかそう」モグモグ


留美「いつから見ていたの」


みちる「オムライスうめーですよの辺りからずっと出ていく機を逸してしまいまして」


留美「…………私は仁奈ちゃんに促されたからこうしてるだけで…」


みちる「はぁ」モグモグ


留美「……ホントよ」


みちる「私もオムライス食べさせてくだせー!」


留美「…………他言無用よ」



――――――――――



留美「時刻は午後2時ちょっと過ぎ…。仁奈ちゃんはあのままお昼寝中だし、今のうちにおやつでも作ろうかしら」


みちる「プロデューサーって甘いものも好きみたいですよー。あ、もちろん私も好きです!あははー」


留美「…なんでプロデューサーが出てくるのかしら?」


みちる「え?プロデューサーにご馳走するための練習中なんですよね」


留美(……なんで判るのかは聞きたくない)

留美「というか、プロデューサーの好みを知ってるの?」


みちる「よく菓子パンとか摘んでますよー。私が通りかかるといつも半分くれるんです!」


留美(完全に餌付けね…)






留美「それじゃあ…何を作ろうかしら…」



かな子「やっぱりケーキがいいと思います♪」


留美「かな子ちゃん…いつの間に」


かな子「みちるちゃんから聞きました!私、お菓子ならよく作るので何か手伝えるかと♪試食もかねて♪」


留美「かな子ちゃん…」



みちる「あー、そういえばセンパイ、プロデューサーから体重オーバーで間食禁止されてませんでしたかー?」


かな子「…………」


みちる「手伝いを名目にありつこうってワケですねー!ウマイこと考えますねーあははー」モグモグモグ


留美「…かな子ちゃん…」


かな子「糖分は生命の源なんですよ……スレンダーな留美さんや、食べても太らないとかのたまうみちるちゃんには私の苦悩は解るまいです…」


みちる「食べた分運動しないからじゃないです?」


かな子「」ドスッ


留美(ああっ、かな子ちゃんの肉厚なボディーに鋭い一撃が…)


留美「えぇと……味見とか……ひときれくらいならそんなに影響無いと思うし…」


かな子「ですよねっ!さぁ作りましょう食べましょうっ♪」


留美(…ゲンキン…)



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かな子「ドーナツ……なるほど悪くないです」

かな子「身近な有名チェーン店の影響もあって豊富なバリエーション、手ごろな価格、摘むにはちょうどいいサイズなのも女の子にはグッドです」

かな子「しかし、違うのです」

かな子「糖とは元気の源であり血となり肉となる尊いもの…」


みちる「肉(しぼう)にしかなってないみたいですけど」


かな子「何よりも必要なのは量なのですっ!胃がもたれるよな重い糖…それを別腹いっぱいに満たすことで、女の子は食への充足感を得るのです!」



留美「…あの……だけどどれだけの砂糖はどう見ても分量オーバー…」


かな子「それなら2ホール3ホールどんどん作りましょうっ♪」サトウドパー




留美「“手伝います”……そう言ったかな子ちゃんは次々にケーキを作り出していく…」

留美「いつしか私たちなど眼中に無く、材料のあらん限りを尽くしていくつもいくつも…」

留美「まるで間食禁止の鬱憤を晴らすかのように、色とりどりのケーキが出来上がっていったわ…」




かな子「ふー♪」


みちる「ほぁーっ、すごいです!パティシエ顔負けですよこいつァ」


かな子「ふふふ♪こうしてテーブルにたくさんのケーキが並んでるのを見ると、それだけで心が弾んじゃいます…♪」


みちる「それじゃ仁奈ちゃん起こしてきますねー」


-タタタ




かな子「……………………」


留美「んー…それにしてもすごい量ね。こんなに食べきれるのかしら…」


かな子「え? 当然じゃあないですか」


留美「……え」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…


かな子「一体私が何日お菓子食べれて無いと思ってるんです…?私の体がどれだけ糖分に飢えてるか知ってますか…?」


留美「知らないです…」


ドドドドドドドドドド


かな子「もー無理です……もー無理…ふふ……胸焼けして胃が爛れるくらいたべちゃいます…」


留美「だ、ダメよかな子ちゃん!こんなに食べたらアナタの体重と衣装が…ッ!」


かな子「もう知ったこっちゃあないですっ!私がこの手でケーキを作り出せてしまったこと自体がプロデューサーの監督不行き届きッ!」


かな子「今迎え入れます!胃袋にッ!私の『天国』はすぐそこに―――!!」ズァアッ






-ガッ



かな子「―――――…………ハッ…」





「『一手』……遅れたな かな子…」


かな子「こッ…この手…は…!」バッ



みちる「私は仁奈チャンを起こしに行っただけですよォー。たまたま…そこで遇っただけなんです…。……だから」



ドドドドドドドドド…


P「本当に『幸運』だった……いや…」

P「お前にとっては『不運』か…かな子ッ!」


かな子「みちるちゃんっ、あなた…ッ!」


みちる「あははー…。そんな睨まないでくださいよかな子センパイ……心配しないでくださいって」

みちる「ケーキは“私たち”でちゃあんと食べきりますから」


かな子「……!!」


P「さあ、行こう…これからレッスンの時間だ…とびきりの『ダンスレッスン』……もちろん俺もしっかり付いていてやる…」

-ガシッ


かな子「そ、そんな…!や、やめてて…プロデューサー…こんな事を!プロデューサーを止めてッ!!みちるちゃんッ!」ズズ…


かな子「こんな事をさせないでェーーッ!私のこの体は、『ファン』の意志なんです!『ファン』が望んだ体型なんですッ!新しいフェティシズムが生まれてファンの欲求が満たされるんですッ!私が痩せたら ファンの『嗜好』が変わってしまいますッ!」ズズズッ…


P「さあ…」ズルズル…


かな子「きっと違うフェチになる!ここで痩せるわけにはいかないッ!ドリームLIVEフェスティバルの後ならいくらでもダイエットしましょうッ!私は私欲のために食べようとしてるんじゃあないッ!愛すべきファンのために、あえてぽっちゃりSているんですッ!」ズズズズ…


みちる「わからないんですか?センパイは『糖分』に負けたんです。『真っ当な食生活』こそアイドルの常なんですッ!」


かな子「やめてぇエエエエ 知った風な口をきかないでェエエエエ この(胸が)ちっぽけな小娘がぁあああああ」





P「アイドルが小娘とか言わないの」ポカ



かな子「あいたっ」


-ずるずるずる…




みちる「私のは成長途中ですー」


留美「なにコレ…」


みちる「今度お仕事でドイツ行きますから、お土産で埋め合わせしましょ」

みちる「さ、センパイの分までしっかり食べますよー!」


仁奈「おー!」




留美(この節制の甲斐あって、ドリフの新しい衣装はなんとか着られているように写れたという…)


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――――――――――


留美「…結局お菓子作りは自分じゃ出来なかったわね…」


みちる「…あー……ちょっとキモチワルイです…」ウプ


仁奈「あんなにケーキ食べたのはじめてでごぜーます…」


みちる「留美さぁん、何かスッキリするものを…」


留美「私はアナタのコックじゃないわよ…」


みちる「あははー。留美さんなんでも美味しく作ってくれるから是非お婿さんに欲しいですー」


留美「…も、もう……コーヒー淹れるわ…」


仁奈「仁奈はあつーい緑茶でおねげーします…」



-ガチャッ


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友紀「お疲れさまー!」


留美「あら友紀ちゃん…レッスンだったかしら?」


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早苗「この早苗お姉さんとボイスレッスンだったわー!」ズイッ


留美「お疲れさま」


-テレビポチー


友紀「わはー、中継間に合ったー♪」


仁奈「何やってるです?」


友紀「もちろんキャッツ戦だよー!」



みちる「あらー、テレビで野球見るの久しぶりな気がしますねー」


早苗「最近じゃあめっきり減っちゃったからねぇ」


-カシュッ

早苗「」ゴクゴクゴクゴク…

早苗「ぷはーっ!」


友紀「あ、早苗さん私もビールちょうだい!」


早苗「はいよー♪」


留美「ちょっとちょっと!小さい子もいるのにお酒は……というかなんで事務所で見るのよ…」


友紀「だって今から帰ったら良いシーン見逃しちゃうかもしれないし!」

友紀「20時過ぎに帰宅して中継見ようと思ってたのに先発上原だったからハイライトしか見られなかったお父さんの気持ちが解るのかー!」


留美「わからないわ…」


早苗「お、相手ヨコハマじゃん」


仁奈「スターの球団でごぜーますね!仁奈知ってるですよ、マスコットがもふもふしてやがります!」


みちる「モーガンって食べ物だったら固そうな名前ですねー」


早苗「横浜スタジアムだし空中戦なんないかなー」グビー

早苗「あ、そーだ留美。なんかご飯作ってくれるらしいじゃん。オツマミ出してー♪」


留美「えー…」


\ガツーン!オオキナアタリハレフトスタンドヘー…/

友紀「やっふー!いきなり先制アーチー!」


みちる「でもでも、みんなでご飯食べるの楽しいですよ。ね、留美さんガンバッテ!」


留美「…もう。しょうがないわね」

―――――――


友紀「10点目ーっ!メッタ打ちよー!」グビー


早苗「ぎゃはーいいぞーもっとやれー」


留美「出来たわよー」


仁奈「あ、このにおいは…」


みちる「みんな大好きカレーですねっ♪」



友紀「え…」


早苗「ビールに合わねぇ…」


留美「呑んだくれは枝豆の皮でも食べてなさい」


留美「んもー、キツイ事は言いっこナシよ留美ちゃーん。そんなだから婚期が遅れるのよぎゃはー」グビー


留美「」グサー






仁奈「大盛りでおねげーしますっ」


みちる「はいはーい、いっぱい食べて大きくなりましょー!」ドパー


友紀「まぁでも美味しそうだねー。それに、酒の肴はキャッツの快勝で間に合ってるからね!」






留美「……ちなみに…カレーのルーは市販のものを使ったわ…」


留美「いちいちスパイスから選んだりするのは大変だし…それにやっぱり味の調ってる市販品は手堅いわ…」

留美「バー○ントだとかこく○ろとかメーカー別で辛さや種類もあるし、いくつか混ぜてみて好みの味を探すのもいいと思うわ…」

留美「材料にしてみても、大体何入れても味は崩れないから…簡単に出来るのがカレーの良いところね…」


留美「………………」


早苗「こんなに料理頑張るのになんで振り向かせらんないんだろうねー」グビー


留美「…アナタの方が年上なのに……この差はなんなの…」



―――――――――


\タムラノイッパツハファンノマツライトスタンドヘー!/


友紀「…な…7点差あったのに…負けた…」


みちる「やー、すごかったですねー。あまりの見応えに6杯もおかわりしちゃいました」


早苗「アタシも6本開けちゃったー♪」


留美「6本どころじゃないから…」




仁奈「すぴー…」


早苗「あら、仁奈ちゃん寝ちゃってる。てかもう22時回ってたのねー」


友紀「あー…帰って反省会しなきゃ…」


早苗「仁奈ちゃんは私が寮まで連れてくわね」


友紀「あ、留美さんごちそうさまー。美味しかったよー」


早苗「次こそはお酒に合うやつ作ってね!」


留美「はいはい…そのうちね」






留美「さて。私も後片付けして…」


みちる「手伝いますよー」


留美「あら…じゃあお願いするわ」



-ジャバー






――――――――――


留美「…ああそうだ。カレー煮込んでる合間にアイス作ってたんだけど出し忘れちゃってたわ…食べる?」


みちる「食べますー♪ホントになんでも作れちゃいますねー」


留美「作れるものだけ、よ」



-もぐもぐ


みちる「んー、おいひ。今日は美味しいものたくさん食べれて満足でしたー♪」


留美「一人じゃこんなに作れないから…食べてもらえるのは助かるわ」


みちる「これならプロデューサーもイチコロかもですねー」


留美「…ああそうだった。それが目的だったわね…」




みちる「………………」



みちる「でもですねー、料理って普段からしてないとすぐにコツとか忘れちゃいますから…」


みちる「また試食手伝うんで、いーっぱいゴチソウしてくださいねー♪」


留美「…………」


みちる「あははー♪」


留美「ふふ。調子の良い子ね」




留美(P君のために、って始めたコトだけれど……こういうのも悪くない…かな)






お わ り

以上です、ありがとうございました

あ、ミスってた…はい、早苗さんの煽りでしたー

おつおつ、みちるちゃんカワイイ。

違ったら悪いけど、もしかして前に茄子さんの書いてた人?

>>51
そうです、なんでわかった…W

ちなみに今まで書いた物

P『スマン、今日限りでプロダクション解散だ』ほたる『』
茄子『みんな幸せになぁれ♪』ほたる『あ…茶柱…』
凛『…理想のプロデューサー』
P『水着きらり』
モバP『おや?茄子の属性が…』

良かったら読んでみてください

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