勇者「安価で魔王倒す」 (32)

勇者母「今日からあなたは勇者よ!」

勇者「いよいよか…随分と待ったもんな…」

勇者母「今じゃもう>>2歳だものねー」

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30

勇者「もう30だもんな…」

勇者母「才能ないかと思って焦ったわよ…」

勇者「最近いきなり伸びてきたけどな!」

勇者母「まぁとにかく!早く王様のところに行ってらっしゃい!」

勇者「あぁ、分かったよ母さん!」

勇者母「ちゃんと差し入れの+3持って行くのよ!」

Yeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeees.....

勇者母「…しっかりね」パサッ

勇者「あぁ…王様の謁見には賄賂が一番だ…」ニヤァ

勇者母「これで我が家も安泰よ…!」

勇者「ふふっ……」

勇者母「笑いが止まらないわぁ…」ニヤニヤ

勇者「これ以上こういうところを見せるのは良くない気がするんだけど」

勇者母「ええ……ええ……」

勇者「じゃあ行ってくる!!」

勇者母「行ってらっしー!!」


勇者「ここが王宮か……」

王様「やぁ、君が新しい勇者かい」

勇者「はい!」

王様「そうかそうか…なら+1と+2と+3をあげよう…」

勇者「なんか色々もらった」

受付嬢「良かったですね!」

勇者「君かわいい!」

受付嬢「…仲間はどなたがよろしいですか?」

勇者「+3がいいです!」

あと3~4時間ほどです多分。

勇者「若くて美しい女剣士がいいです!」

受付嬢「かしこまりました…」


女剣士「…あんたが勇者?」

勇者「おぉ…美しい…」

女剣士「はぁ!?な、何行ってんの気持ち悪い!!」

勇者「早速旅に出ましょうぞぉ!」

女剣士「本格的にキモいんだけど…」

勇者「はいシュッパーツ!」

女剣士「……わかったわよ…」

勇者「ハッ!!あれは確か+3とかいうモンスター!?」

女剣士「早いわね…」

勇者「…ハロワの差金か…」

女剣士「!!」ビクッ

職員「お二人様は無職ですかねぇ…?」

勇者「い、いえ…一応勇者やってます…」

女剣士「私も…傭兵やってます…」

職員「あー…不安定な生活、送ってらっしゃるんじゃないですか?」

勇者「そ、そんなこと」

職員「やっぱりですかぁ…」

女剣士「私達急いでるの!どいてよそこ!」

職員「そういうわけにも行かないんですねえ…」

勇者(しょうがねえ…+3でも唱えるか…)

すみませんリアルで急用ができたんで空けます。

戻ってこれたら戻りますが恐らくないです。


せっかく建てたのに申し訳ないです…。

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