なのは「フェイトちゃん?どうしたの?」(692)

「あ、う、ううん。なんでもないよ」
「?あはは、変なフェイトちゃん」
なのはに話し掛けられ、机に入っていた紙を慌てて隠す。
なのはがアリサ、すずか、はやてとお喋りしている間に、もう一度紙を取り出す。
四つに折られているその紙を開くと……やっぱり見間違いじゃなかった。
その紙には、殴り書きしたような文字が、こう並んでいた。

  調子に乗るな ブス 死ね 消えろ

と、みんなとお喋りしてたなのはが、不意にこちらに話しをふってくる。
「忘れ物と言えば、さっきの紙なんだったの?フェイトちゃん」
「えっ、えと、き、昨日もらったプリント忘れて帰っちゃったみたいで……」
「あらら、気を付けなあかんよフェイトちゃん」」
「あ、あはは……」

全身に走る悪寒を堪え、なんとか笑ってごまかせた。
だけど気を抜くと今にも体が震え、その場に崩れ落ちそうになってしまう。
それほどの私に対する悪意、憎悪、嫌悪感があの紙から、文字から伝わってきた。
私は、何かしてしまったのだろうか。
これほどの感情を誰かに芽生えさせてしまう何かを、知らず知らずのうちに。

1限目終了後
「フェーイトちゃん!」
「っ!な、なに?なのは……」
「……?どうしたのフェイトちゃん。なんだかぼーっとしちゃって……授業中もなんだか……」
「え?あ、ご、ごめんね。なんだかまだ目が覚めてないみたい……」
「もー、フェイトちゃんってば。ちゃんと寝なきゃだめだよ?」
「う、うん、そうだね。ごめんね。それで、何?何か用事があったんじゃ……?」
「用事って……2限目は移動教室だよ。早く行こ?アリサちゃんたち待ってるよ」
「あ、そ、そうだった……ごめんね」

2限目も終わって教室に戻り、3限目の準備を始めようとしたその時。
「……あれ?あれ……あれ?」
「?どうしたのフェイトちゃん?」
「ノートがない……おかしいな、確かに持ってきたのに……」
「フェイトが忘れ物なんて珍しいこともあるものね、なのはならまだしも」
「ア、アリサちゃん……なのはちゃんが可哀想だよ……」
「なんや?今日のフェイトちゃんはうっかりさんやね」
みんなは私が忘れたのだと思ってるみたい……確かにその可能性もあり得ただろう。
なくなったノートが一冊だったなら。

今日持ってきたノート、そのすべてがなくなっている。
そっか……やっぱり……。
信じたくなかったけど、これが『いじめ』なんだな……。
先生がみんなの前で言ってた。
いじめられたら、すぐに誰かに相談しなさい、って。
でも……そんなのできない。
なのはや、リンディ母さんに心配かけたくない。
私は、我慢しなきゃいけないんだ。

次の日も、その次の日も、新しいノートを買うたびに、なくなった。
なくなってないと思ったら中がぼろぼろで、とてもじゃないけど使える状態じゃなくなってた。
最初はどうして教科書じゃなくてノートばかり、と思ったけど、最近理由がわかった気がする。
教科書だったら、怪しまれるからだ。
教科書は買うのに手続きがいるから、何度もなくなって何度も買いなおせば先生に怪しまれる。
そうしていじめがばれるのを避けるために、ノートなんだ。
私のお小遣いも減らせるし、いじめもばれにくい。
よく考えてるな……。

今日は、特に酷かった。
私が一人でお手洗いに行き、個室に入ると、水をかけられた。
びっくりして悲鳴を上げたのと、数人の笑い声が聞こえたのは同時だった。

「フェ、フェイトちゃん!?どうしたの!?そんなずぶ濡れで……!」
「あ、えと、手を洗う時に蛇口を思いっきり捻っちゃって……」
「と、とにかく着替えなきゃ!そのままじゃ風邪ひいちゃうよ!」
「うん、そうだね……」

その日一日、私だけ体操服で過ごした。
みんな制服の中で一人だけ体操服で居るのはすごく恥ずかしくて、多分顔は真っ赤だったと思う。
そんな私の様子を見ていじめっこたちは喜んでるんだろうなと思うと、すごく悔しくて、悲しかった。
リンディ母さんになのは達にしたのと同じ説明をしてる時、涙を堪えるので一生懸命だった。
ドジなんだから、と笑いながらぐしょ濡れの制服を干す母さんの後ろ姿を見てると、
我慢できなくなって、トイレに駆け込んで泣いた。
でも、トイレに入るとあの時のあの瞬間を思い出してしまって、もっともっと涙が止まらなかった。

翌日
今日の体育は水泳。
授業を終え、着替えようとすると、下着がなくなってた。
仕方ないから、そのまま制服を着た。

「ねぇフェイトちゃん」
「ッ……な、なに……?なのは……」
「ど、どうしたの?そんなにびっくりして……」
「な、なんでも……ない、よ……なんでもないから……」
「……?変なフェイトちゃん……」

誰かに話しかけられる。
たったそれだけのことが怖かった。

「よっしゃ、お昼やー!お弁当の時間やよー!」
「ふふ……もう、はやてちゃんってば」
「さ、あたしもお腹空いたし、早く屋上に行きましょ!」
「はーい!さ、行こ!フェイトちゃん!」
「お、屋上……!?」
そんな……屋上なんて……。
屋上に行くには階段を昇らないといけないし、風が強い……。
でも……言い訳も思い浮かばない……。
「フェイトちゃん?」
「……うん……すぐ、行くよ……」

お昼休みが終わり、教室に戻ってきた。
お弁当の味なんか覚えてない。
お喋りの内容も覚えてない。
そもそもお喋りをしたかどうかも覚えてない。
誰かにばれないか、それだけが気になってどうにかなりそうだった。
私はできるだけ静かに、けれど早く、席に座る。
午後の授業の準備をしようと机の中に手を入れると、
手紙があった。

  放課後、一人で屋上に来い

「じゃあね、フェイトちゃん。また明日ね」
「ご用があるならしゃーないなー。残念……」
「うん……ごめんねみんな」
「いいよいいよ、謝らなくても」
「そうそう、すずかの言う通り。気にすることじゃないわよ」
「うん……。じゃあね、また明日」
みんなには、自分は用事があるからと言って先に帰ってもらった。
……屋上に、行こう……。

後ろに誰も居ないと分かっていても、階段を恐る恐る昇ってしまう。
そうしてようやく屋上の扉へ辿り着き、ゆっくりと開ける。
それと同時に、耳に飛び込んでくる声。
「遅いよ、ブス」
「何やってたの?自分の立場、分かってるわけ?」
「さっさと来てよね、この馬鹿」

「ご、ごめんなさい……」
そこに居たのは、クラスメートの女の子が三人。
「あの……ど、どうして、こんなことを……」
私は思ったことをそのまま、その子たちに訊ねた。
すると、その子たちは面倒くさそうな表情を浮かべる。
「はぁ?何が?」
「だ、だから……どうしてこんな……ひどいこと……」
「あんた、むかつくのよ」

「え……そ、そんな……なんで……」
「なんでも何もない。あんたが居るだけでむかつくの」
「あ、その……私、何かした……?何かしたなら、その、謝る、から……」
「うるさいなぁ……あんたが居るだけでむかつくって言ってるでしょ?」
「イギリス人だかなんだか知らないけど、ちょっと可愛いだけでいい気になってさ」
「周りにちやほやされて、調子乗ってるでしょ」
「ご、ごめんなさい……でも私……調子になんか……」
「うるさい!そういうのもうざいのよ!」

「……ぅ……ひっく……」
罵られ、大声で怒鳴られ、気付けば私は泣いていた。
「あぁあああうっざいなぁもう!」
「何?泣けば許されると思ってんの?」
さらに罵声を浴びせられる。
と、彼女たちの一人が何かを思い出したように話しかけてきた。
「あ、そうだ。ねぇあんた。どうだった?屋上でのご飯は?」
「……ぇ……?」

何だろう 時期はA’sエピローグの五年後のなのはでいいのかな?


てか二次も惨事もビッチは生きる資格ないな

「美味しかったでしょ?こーんなに気持ちいい風が吹くんだもん。
そんな中で食べるお弁当が美味しくないわけがないもんねー」
「ぁ……えと……その……」
「たとえパンツを履いてなかったとしても、ね?」
「ッ……!」
一気に顔が熱くなるのが分かる。
そうだ、この子達は……私が下着を着けてないことを知ってるんだ……!
「そーだったそーだった!あんた今、パンツ履いてないんだよね!」
「そ、その……あの……」

「えー?そーなのー?フェイトちゃん、今パンツ履いてないのー?」
「ゃ……やめ……」
「で、どうなのフェイトちゃん?今、パンツ、履いてないの?」
「ぁ……ぇ……」
「答えなさいよ!早く!」
「ッ…………は……履いて……ない、です……ぅ……ぐす……」
「きゃはははは!おもしろーい!本当に履いてないんだー!」
「最高―!恥ずかしいー!あはははははは!」
「みんなが知ったらどう思うだろうねー!あははははは!」
やめて……お願い……やめて……。


>>30
A'sのちょい後くらいのつもり

「ぉ……」
「ん?何?どうしたの?」
「お願い、します……。パンツ……返してください……」
「えー、なんのことー?」
「何言ってるのー?ぜーんぜんわかんなーい」
「お願い、です……お願いします……」
「んー、フェイトちゃんが何言ってるのかよく分かんないけどー、
なぜか都合よくここにパンツが一枚あるんだよねー」
そういってひらひらと動かす彼女の手には、見覚えのある柄の下着が……!
「あ……!わ、私の……!」
「あ?」
「っ……ご、ごめんなさい……」

「ま、ラッキーだったねフェイトちゃん。これでパンツ履けるよ」
「あ、ありが……」
そう言って私が下着を受け取ろうとしたら、すっと手を引かれた。
「えっ……?ど、どうして……」
困惑する私を見て、彼女たちはにやにやと笑っている。
「ダメだよー。だって、フェイトちゃん本当にパンツ履いてないのか、分かんないもん」
「そーそー。本当は履いてるのにタダでもう一枚パンツを手に入れようとしてるのかも知れないしねー」
「そ、そんな……!」
「なーんちゃって、大丈夫だよー」
「え……じゃ、じゃあ……」
一瞬安堵しかけた私の耳に飛び込んだ言葉は、信じられないものだった。
「本当に履いてないかどうか、見せてくれればこのパンツあげるから」

「……え……」
「ほーら早く早くー。見せてよー」
「ちゃーんと見せてくれないと渡してあげられないよー?」
「そーそー。証拠がないとねー」
「ゃ……いや……それだけは……おねが……」
「あー、今日も風強いなー。パンツが飛んでっちゃいそうだー」
「っ……!」
「わー、もし飛んでっちゃったら大変だねー。なくなっちゃうよー」
「あ、でも校庭にはまだ人がたくさん居るしー。誰かが拾ってくれるかもよー?」
「ほんとだー。男の子たちが遊んでるー。きっとあの男の子たちの誰かが拾ってくれるよねー。
この可愛い可愛い誰かのパンツを。ね?フェイトちゃん?」
「ご、ごめん、なさい……。見せます……見せます……から……」

「そうそう、それでいいの。風で飛んじゃわないうちにね」
「ぅ……ぐす……」
ゆっくりと、私はスカートの裾を持ち上げていく。
あまりの恥ずかしさに目を開けていられない。
でも、脚に感じる風が今自分の脚がどこまで見えているのかを生々しく教えてくれていた。
恥ずかしさで全身が熱い。
それなのに悲しさと悔しさと恐怖で全身が寒い。
……とうとう、一番恥ずかしい部分に風が当たった。
「あははははは!すごーい!本当に履いてないんだー!」
「わー!はっずかしー!見てあの格好―!きゃははははは!」
「あははははははは!すごーい!ばっかみたーい!」
「ぐす……ぅ……ぇ……ひっく……」
いつまでこんな格好をしていれば良いのか……そう思った瞬間。
  ピロリーン

「ッ!?」
突然聞こえてきた音に、私は慌てて目を開け、ばっとスカートを下ろす。
が……遅かった。
さっきまで固く閉じたまぶたに覆われていた瞳に最初に映ったのは、携帯を構えた女の子の姿だった。
「あ……あ……」
「きゃはははは!ベストショーット!」
「やったね!あはははははは!見せて見せて!」
「……おー!すごいすごーい!ばっちり写ってんじゃーん!きゃははははは!」
「そん……な……え……嘘……」

私は足からその場に崩れ落ちる。
「どーよフェイトちゃん?この素晴らしい撮影テクニック!ばっちりでしょ?」
そう言って見せられた携帯の液晶には……
「ぃや……いや……いやぁあああ……!」
「あははははは!おもしろーい!」
「安心して良いよ。この写真はあんたを脅すために使うつもりだからね」
「すぐにはばら撒いたりしない。ま、気が変わらなかったらの話だけど?
せいぜい私たちの機嫌を損ねないようにすることね。きゃははははは!」
「あ、そうだ。はいこれ、約束のパンツね」
そう言って、地面に座り込む私の目の前に下着が投げられた。
「あー汚い汚い。家に帰ったら手ぇ消毒しなきゃ。もー、なんであたしがあんなもん持たなきゃいけないのよ」
「しょうがないでしょ、じゃんけんで決めたじゃん」
「ゴム手袋や火ばさみくらいは準備してあげても良かったかもね。あはははは!」
三人は笑いながら去っていく。
私は、三人が完全に立ち去ってから、急いで下着を履いた。

……早く帰らないと母さんが心配する。
そう思い、私は一階まで降り昇降口まで向かう。
下駄箱を開け、靴を取り出し、履いた瞬間、
ぐにゃり と嫌な感触。
「きゃっ……!な、なに……?」
恐る恐る靴から足を抜くと、茶色い物が靴下にべっとりと着いていた。
そして次の瞬間、嫌な臭いが漂ってくる。
これはたぶん……動物のフン。
「ぃゃ……もう……いや……ぅ……ぐす……」
私は靴下を脱いで、靴を持って、裸足で帰った。

「ただいま……」
「あら、お帰りなさいフェイト。今日は遅かったのね」
「うん、日直のお仕事があって……」
靴下と靴は、公園で洗った。
フンは洗い流せたけど、まだ少し臭う。
濡れた靴下と靴、その臭いに、母さんは気付いた。
「フェイト……どうしたの?その靴下と靴……」
「あ、えと……ど、ドブに落ちちゃって……」
「ドブに落ちた!?そんなマンガみたいな……」
「し、シャワー、浴びてきますね!」

シャワーを浴びながら考えた。
こんなことが一体いつまで続くのか……。
学年が変わってクラス替えがあるまでずっとこんなことをされ続けるのか……。
それとも卒業するまでずっと……?
それまで、私は我慢できるだろうか……。
シャワーを浴び終え、脱衣所から出ると、良い匂いがしてきた。
見ると、夕飯の準備がしてある。
……そうだ……ここが、私の居場所なんだ。
学校がどんなに苦しくても、ここだけはいつもの優しい場所でいてくれる。
せめてここに居る時だけは学校のつらいことなんか忘れて、この幸せを享受しよう。

次の日も、その次の日も、いじめは続いた。
やはりノートはなくなり続け、その他に、筆記用具などもなくなっていった。
どうやら、あの写真はばら撒かれたりはしてないみたいだった。
でも、彼女たちの機嫌を損ねるようなことがあればそれもどうなるか分からない。
だから私は、クラスのみんなとあまり接しないようにし、距離を置いた。
お昼休みに遊びに誘われても断るし、
話しかけられてもできるだけそっけなくするようにした。
なのはたちとは相変わらずよく一緒に居るけど、あまり楽しそうにはしないようにした。
それが一番つらかった。

「最近フェイトちゃん、なんだか冷たいような気がするー……」
「うーん……せやねー……。あたしらはともかく、
なのはちゃんといちゃいちゃせぇへんのは明らかにおかしいなぁ」
「いちゃいちゃって……。それは置いといて、おかしいのは明らかよね」
「何か悩み事でもあるのかな……?」
「悩み事……」

「フェイトちゃん!」
「な、なに?なのは……」
なのはが突然すごい剣幕で話しかけてきて、一瞬動揺してしまった。
「フェイトちゃん、何か悩んでることあるの?」
「……なんで?私は別にいつも通りだよ?」
「嘘!フェイトちゃん、最近おかしいよ!よくぼーっとしてるし、お話しててもあんまり楽しそうじゃないし!」
「そうかな?そんなことないよ。私はいつもと変わらないよ」
「ッ……!」
なのはは、怒ったような、泣いたような、複雑な表情を浮かべ、走って行ってしまった。

「あ、なのはちゃん行ってもうた!待って!」
「なのはちゃん……怒ってたね。まるで昔の誰かを見てるみたい」
「はぁ……ねぇ、フェイト」
「……なに?」
「あんたがどんなことで悩んでるのか知らないけど、
悩みを打ち明けてもらえない方は悩んでる本人と同じくらい悩むってこと、
そのことは覚えておきなさいよね」
「…………」

なのは、怒らせちゃったな……。
このことを打ち明けたら、なのは、許してくれるかな……。
でも、打ち明けたらきっとなのは、心配しちゃう。悲しんじゃう。
なのはを怒らせるのも、悲しませるのも、どっちもやだよ……。


そして、放課後。
また手紙があった。
今度は体育倉庫への呼び出し。
私はまた前のようにみんなに先に帰ってもらって、指定の場所へ行った。
扉を開けると、前と同じ三人が待っていた。

「き、今日は、何……?」
「あー、大した用事じゃないの。今日ちょっと嫌なことがあってさー」
「そーそー。それであたしたち、ストレスが溜まってるわけ」
「そ、こ、で。フェイトちゃん?あんたにストレス発散を手伝ってもらおうと思ったの」
「す、ストレス……発散……?な、なにをすれば……」
一人がすっとこちらへ近付いてくる。
「別に何もしなくていいよー。ただ、ここに居るだけで」
「え……?」
彼女との距離がゼロになった次の瞬間、私は腹部の強い痛みに襲われていた。

「……ぃ……た……な、何を……」
「あれ?思い切り蹴ったのに。意外に頑丈だね。これなら思う存分ストレス発散できそうだ」
「よーし!あたしもやろー!」
「あ、ずるいよー!あたしもあたしもー!」
「顔はだめだよー。服で隠れるとこだけねー」
二人が一度に殴り、蹴りかかってくる。
一瞬、訓練の癖で反撃しそうになったが、ひとりが携帯を手に持っているのを見て、なんとか抑えた。
あの写真だけは、絶対に他の人に見られるわけにはいかないんだ……!

私は床に横たわり、三人に蹴られ続けている。
「へー、ほんとにこいつ頑丈だね。
あたしの道場の人なんか、お腹蹴られたらすぐにゲロ吐いちゃうのに」
「そうなの?その人が弱いだけじゃない?あはははは!」
「でも頑丈な方が良いストレス発散になるじゃん?きゃははははは!」
いくら普段訓練で鍛えられていると言っても、
バリアジャケットがなければ普通の人間とほとんど変わらない。
私の体は、徐々に限界が近付いていた。
「ぐっ……っ……あっ……かっ……げほっ……ぅえっ……おえぇえっ!」

「うわっ!吐いた!きったなー!」
「うぇええ……げほっ!ごほっ!ごほっ!」
「ふー……サンドバッグも壊れたし、あたしは今日は満足したよ」
「んー、ま、そうね。いい運動になったかな」
「そうだね、やっぱり運動するとストレス発散になるね。あはははは!」
「げほっ……げほっ……っ……ごほっ……!」
「じゃーねー、フェイトちゃん。そのゲロ、ちゃんと掃除するんだよー」
「そーそー、自分で汚したんだもんね。自分で綺麗にしなきゃ」
「じゃ、また何かあったらよろしくね。フェ、イ、ト、ちゃん♪」



ごめん出かけてくる
保守してくれたら嬉しい

なのは「虐めを終わらせる条件は全部で3つ…そして今、全ての条件がクリアーされた…フハハハ!今こそ友達を苦しめた罪を、全て償って貰うぞ!」
フェイト「…あ、帰って下さい」
なのは「いや、帰る前に一つだけ」
フェイト「何?」
なのは「ほ」

「はぁ……はぁ……けほ……」
朦朧とする意識の中、三人の足音が遠ざかるのが聞こえる。
「綺麗に……けほっ……しなきゃ……」
自分が吐いた物のつんとした臭いで、少しずつ意識がはっきりし始める。
私はゆっくりと立ちあがり、掃除用具の入ったロッカーへと足を運ぶ。
途中、飛び散ったソレを踏んだような気がしたけど、気にする気にもなれなかった。
ロッカーから取り出した雑巾で上履きの裏を拭き、それから床を拭いていく。
けれど、拭いても拭いても、汚れは取れても床は濡れたままだった。
私の目から零れ落ちる水で、拭いたそばからまた濡れていく。
拭いても拭いても、床が乾くことはなかった。

家に帰り、シャワーを浴びようと脱衣所で服を脱ぐ。
鼻の中がまだつんとしているような気がする。
服を脱ぎ終わり鏡を見ると、ひどい姿がそこにはあった。
全身、あざだらけ。顔以外。
たくさんあるあざの中の一つをそっと触ってみる。
ずきんと鈍い痛みが走る。
あざを見てしまったのと、痛みを再認識してしまったせいか、
急に全身が痛み出したような気がする。
「つ……治療の魔法……覚えた方が良いかな……」
クロノにでも、教えてもらおうかな……。
でも、今日はいいや。
もう疲れちゃった。

ヒトラー「待っていた…ずっと私は待っていたぞ>>1!!」

また数日間、変わってしまった日常は変わりなく続いた。
水泳の授業が一回あったけど、風邪をひいたと言って見学することにした。
このあざを誰かに見られたくないし、彼女たちもきっとそれを望んでいない。
そして……その数日であざの痛みもかなりなくなってきた。
その時を待っていたのか、今日、呼び出された。

「どう?元気?フェイトちゃん」
「もう体の調子は大丈夫?大丈夫だよね」
「フェイトちゃんの体、丈夫だもんねー」
「えと……その……」
「でもやっぱりあたし心配だなー」
「そうだよねー。ちゃんと怪我治ってるか心配だよねー」
「ねぇフェイトちゃん、あたしたちフェイトちゃんの体心配だから、ちょっと見せてくれない?」
「え……?み、見せるって……」
「何?聞こえなかった?だから、制服脱いでって言ってるのよ」
「そうじゃないと診察できないでしょー?」

「こ、ここで……えと……でも……」
「早く」
「ッ……」
声が猫なで声から一瞬、恐ろしいものへと変わる。
「わ、わかり、ました……」
「そーそー。それでいいの」
私は制服を脱ぎ去り、下着だけの姿になった。
「へー、もうだいぶ治ってんじゃん。すごい……ねっ!」
「ッッ……げほっ!げほっ!」

紫雲

また、お腹を思い切り殴られた。
「あ、でもここのあざはまだ結構青いよ?どう?フェイトちゃん?痛い?」
そう言いながら二度、三度、わき腹の治りの遅いあざを蹴る。
「いたっ……!やっ……痛い……!や、やめっ……!痛いっ……!」
「きゃはははは!おもしろーい!すごい反応―!」
「えー?あたしもやるやるー!えい!えい!」
「やっ……お、お願い……!痛っ……やめ……!」
「もー、二人ともおんなじとこばっかり蹴らないの!
もっと色んなとこも蹴ったり殴ったりしないとダメでしょー?ただし、顔以外ね♪」

「あー、良い運動になったー」
「げほっ!げほごほっ!ひゅーっ……ひゅーっ……!」
「でもさー、こないだよりつまんなくなかったー?」
「んー、そうかも。最近ずっとおんなじことばっかりだし……」
「ぜぇ……ぜぇ……ひゅー……ひゅー……」
もしかして……いじめに飽きてきてる……?
本で読んだ……いじめは……いじめっこが飽きたら自然になくなることもあるって……!
そんな淡い希望が首をもたげた次の瞬間、一人の子がぱっと口を開いた。
「そうだ!高町さん!あの子もいじめちゃおうよ!」

というかなのはとかフェイト頭がかなりキレるから実際にはこうはならないだろうな
少しおかしかったら小学生の時大学か親の店次ぐかまで考えてた
なのはだったら普通に気づくレベルだよな、なんて話は如何かね?

……え……?高町さんって……なのは……?
「え?高町さん?でもあの子は別に私たちなんとも思ってないでしょ?」
「うん。でもさ、高町さんこいつと仲良いじゃん?一緒にいじめてあげたほうが良くない?」
「あはははは!それ良いかも!やろうやろ……」
「だめ!」
「……は?」
「だめ!なのはだけはだめ!いじめないで!なのはには手を出さないで!」
「何言ってんのあんた……。自分の立場わかってんの!?」
そう言いながら、また思い切り蹴られる。
「かっ……げほっ!げほっ!お、お願いです……私には何をしてもいいから……なのはにだけは……!」
「うるさい!あの写真ばら撒かれても良いの!?」
「……それでなのはがいじめられないなら……構わない……!」

(´;ω;`)つ「支援」

オコジョ「虐めは成敗!!オコジョフラーーーシュ!!!」

そういえばフェイトってアニメでは頭良い方なのか?

面白い、保

最初はネタだったのに作った人もまさかここまで人気出るとは思わなかっただろうな

ほ…早いか

もうフェイトちゃんを虐めるな

今俺の隣で泣いてるぞ

>>268
お前は何言ってるんだ
フェイトちゃんは俺の隣でめそめそしてるよ
まったく可愛い娘だよ
お前のは魚面のフェイトちゃんだろ?

文体がひぐらしに似てるようで違うな

>>269
いやいや、お前の所にいるのはコテのフェイトじゃないのか?

今家にはやてちゃん達が来て賑やかにやってるよ

「ご苦労様、フェイトちゃん♪」
「…………」
放課後、私はまた呼び出された。
「高町さん、泣いてたねー。私、お手洗いで見ちゃったー」
「ッ……」
「さすがにノートをカッターでぼろぼろにされたのは効いたみたいだね」
「これであんたも立派ないじめっこだねー。あはははは!サイテー!」

「あーんなに仲良かった友達をいじめられるなんて、悪魔だね、フェイトちゃん?」
「やめて……やめて……」
「もしいじめの犯人がフェイトちゃんだって気付いたら、高町さんどう思うかなぁ?」
「もう一生友達には戻れないよね。あははははは!」
バーン!
俺「おい貴様達!!」

「!?!?!?」
フェイト「あ、貴方は…」

俺「俺のフェイトちゃんを虐めてるクソガキはお前らか!!!死ねい!!」
ドカ!バキ!パンパン!ビュ!
俺「ふう…俺が来たからもう大丈夫だよフェイトちゃん」
フェイト「あ、ありがとう!」

俺「なのはちゃんなら事情を話せば分かってくれるよ!一緒に行こうか」

フェイト「うん!!」

~fin~

「ご苦労様、なのはちゃん♪」
「…………」
放課後、私はまた呼び出された。
「テスタロッサさん、泣いてたねー。私、お手洗いで見ちゃったー」
「ッ……」
「さすがにノートをカッターでぼろぼろにされたのは効いたみたいだね」
「これであんたも立派ないじめっこだねー。あはははは!サイテー!」

「あーんなに仲良かった友達をいじめられるなんて、悪魔だね、なのはちゃん?」
「やめて……やめて……」
「もしいじめの犯人がなのはちゃんだって気付いたら、テスタロッサさんどう思うかなぁ?」
「もう一生友達には戻れないよね。あははははは!」
バーン!
KYOUYA「おい貴様達!!」
「!?!?!?」
なのは「お、お兄ちゃん…」
兄「俺の妹を虐めてるクソガキはお前らか!!!!!」
パコーン!カチャ!ペンペン!シュッ!
兄「ふう…俺が来たからもう大丈夫だよなのは」
「あ、ありがとう!なの」
兄「フェイトちゃんなら事情を話せば分かってくれるよ!一緒に行こうか」
なのは「うん!!」
フェイト「ヒドい、許さない。」
アリサ「最低、ノート弁償しなさいよ」すずか「トイレで水着なんて着てると思ったら」
はやて「せや、魔法少女やめて悪魔淫女に職種変更や!」
KYOUYA「俺は嫁の妹の味方なんだ」
都築「じゃ、来期からは魔法学園リリカルレイプが始まります。」
なのは「もう入らないよ~」
ザフィ「ハッハッハッ」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/12/03(月) 17:08:30.96 ID:6iJM3VX30
フェイトにゃんフェイトにゃん、ぼくねむいにゃあ、ひざまくらしてにゃあ♪

フェイトにゃん「もう、しょうがないなあお兄ちゃんは。ほら、おいで」

にゃ~ん♪
フェイトにゃんのふともも、ふにふにでぽよぽよであったかいにゃぁ~♪

フェイトにゃん「やだお兄ちゃん、くすぐったいよぉ、あはは、」

にゃ~ん♪フェイトにゃんフェイトにゃ~ん♪
ずっとフェイトにゃんのふとももでもふもふしてたいにゃ~♪

フェイトにゃん「もう、お兄ちゃんったらぁ・・・。よしよし、いい子だからねんねしようね・・・」

にゃにゃ~ん♪フェイトにゃんになでなでしてもらってるにゃぁ~♪
ふはぁ~・・・
しあわせでにゃぉ~ん♪

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/12/03(月) 17:17:13.40 ID:6iJM3VX30
フェイトにゃんフェイトにゃん、おなかすいたにゃあ!

フェイトにゃん「あ、うん。そろそろお昼ご飯の時間だね。すぐ作るからちょっと待ってて」

うにゃにゃ~!フェイトにゃんのエプロン姿だにゃ~!!
エプロンのすきまからちらちらのぞくおっぱいに・・・ひらひらとはためく長めのリボンが・・・はぁぁ・・・たまらないにゃぁぁ~♪
うにゃにゃんにゃんにゃん!にゃにゃんにゃん!

フェイトにゃん「あ、こら、お兄ちゃん! リボンにじゃれついちゃダメだよ! きゃ、や、あぁっ!」

バタバタ、ガタン!

フェイトにゃん「あいたたた・・・もう、お兄ちゃんったら・・・・・・わわ!? だ、だめだよお兄ちゃん、そんな、おっぱいに、顔、がぁ・・・♪」

ふみゃぁ~♪ フェイトにゃんのおっぱい、ふかふかで、お餅みたいにぽよぽよ弾力があって、顔ぐりぐりするときもちいいにゃあ~♪

フェイトにゃん「ぁ・・・! も、もう・・・おにいちゃん・・・ダメだよぉ・・・! そんな、したら、ご飯、つくれなくなっちゃうぅ・・・!」

かまわないにゃぁ・・・♪きょうのお昼ごはんは、フェイトにゃんのふるこーすだにゃあ・・・♪
フェイトにゃんのからだぜんぶ、いっぱいぺろぺろしておなかいっぱいにするにゃあ~ん・・・♪

フェイトにゃん「ぁぅぅ・・・お、お兄ちゃぁん・・・。お兄ちゃんがそんな目したら、私、断れないの、分かってるくせにぃ・・・! お兄ちゃん、お兄ちゃんっ・・・!」

ふにゃにゃ~ん♪
フェイトにゃんのおっぱい、いっただっきまっすにゃ~~~♪

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/12/03(月) 18:07:18.86 ID:6iJM3VX30
フェイトにゃん「ほらお兄ちゃん、ねこじゃらしだよ~。それそれっ」

にゃん!にゃにゃんにゃん!うにゃ!にゃにゃにゃにゃ~!!

フェイトにゃん「うふふ、にゃんにゃん招き猫しちゃって・・・お兄ちゃん、かわいい」

にゃにゃ~~~~!!

フェイトにゃん「きゃっ!? こら、急に飛びつかないの! もぅ・・・」

にゃにゃ~ん♪ ぺろぺろぺろ♪ フェイトにゃんのほっぺたぺろぺろにゃんにゃん♪

フェイトにゃん「あは・・・やだ、くすぐったいよ、おにいちゃん・・・!」

フェイトにゃんのほっぺたおいしいにゃん♪次は鼻だにゃん!ぺろぺろぺろ~♪

フェイトにゃん「きゃん! やだ、もぉ~・・・お返しに、私もぺろぺろしちゃうぞ?」

にゃぅぉ~ん♪ フェイトにゃん、あ、あ、ぼくの鼻ぺろぺろぺろ?ぺろぺろ?ふにゃ~ん♪
あ、にゃぅ~ん・・・にゃぁぁ・・・天国だにゃにゃ~ん・・・♪

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/12/03(月) 18:58:04.79 ID:6iJM3VX30
にゃぅ~ん♪
フェイトにゃんのおゆびをぺろぺろ♪
フェイトにゃんのおひざの上でひなたぼっこ♪
しぁわせだにゃにゃ~ん・・・♪

マダか

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/12/03(月) 20:24:44.60 ID:6iJM3VX30
フェイトにゃんフェイトにゃん、ちーしたいのにゃー

フェイトにゃん「え、もう砂きれてたっけ?ごめんね、すぐ取り替えるから」

ちがうのにゃー
ぼくはおトイレでちーしたいのにゃー

フェイトにゃん「え? でも××にはまだ早いと思うよ・・・?」

そんなことないにゃあ
ぼくももういちにんまえだにゃぁ
おちっこくらいトイレでできるにゃぁ

フェイトにゃん「もう、しょうがないんだから・・・それじゃあ、いっしょにいこっか」

うん、ありがとだにゃぁ♪




フェイトにゃん「それじゃあ・・・はい、ちーして?」

わーい、だっこだっこー
ぅ・・・ぷるるるるっ
はみゃぅぅ~・・・♪フェイトにゃんにだっこされてちーするのとってもきもちいいにゃぁ♪

フェイトにゃん「よしよし、よくできました♪」

ふゅぅ~・・・♪おちっこしたあとになでなでされるのさいこうだにゃぁ・・・♪ちあわせぇ~・・・♪

>>1は何してんだよおおおおおおおおおおおおおおおおお

やっと来たかあああああああああああああああ






支援

もうフェイトちゃん十分辛い人生だっただろうが…

もう二人とも僕の胸に飛び込んでおいで!!!!

>>420
死んでしまえ

俺「二人とも辛かったんだね」
二人「う、うわあああああああん!!!!!!」
俺「大丈夫だよ。二人とも俺が守ってあげるから」

                、     ‐;、
             _,..rー' ```ヾヽ`、ノ i,, 、  
           i、|` ⌒ヾ 、`、/  ノi ‐'ソ     
           ト、/  =`ヽ ///__ ヽ  ̄ヽ
           'ァl! /  、、 i 〃, ‐、 ヽ |‐、ヾ `)
              {i/,ノ  | r=---‐ァ |__{. { 、、 il>′
            {/ ,ノノ !|..:::.  .:')ノ li; } l/ lヽ さあお仕置きの時間だよベイビー
           r''v‐'- .,,`_::__,. -‐''iノ 丶`ヽ
              |{i ト 、;::: :::::;>‐<:::::: ;ィ′`''i ヽ, l
           l>,i  l  ̄  ,:::l;:' ̄l |、   ヽ |! |
          O'ri!l  |   、;/  '/ `O  ,!ノ /
           |\ヽ  -===-‐ /ノ!   く 」'′

           l``ヽ、\  'T'' //!   _ノノ
              |;;|``'〒,ヽ _,/'i'´ |、
          ,. ィ|;;`;;,、_|;;;;;;;;;|||;;;;;| _,.|└;_
      ,.. ィ"i  l ヽ'、 ;;;;;;;:;;;;|||;;;;;;'/;//;;;ヽ、
─-、‐''"´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ,` ``'''-、;○/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`''ー-=='''ヽ、

         (<、,,> ":::::::::::::::::::::::::::: 、
      ~〈/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::)
       〃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<、    ど ロ こ
     ~そ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,)   も リ の
  、_ ,, /::::::::::::::::::::::::、,ゝ===く:::::::,:::::ヽ  め コ
    `V::::::::::::::::::::、_γ      `ヾ,_ < ! ン
     l::::::::::::::::::::::く(   r,J三;ヾ   )> く,
 ~v,ん:::::::::::::::´:::::::=; {三●;= }  ,=ニ `/l/!/⌒Y

     l:::::::::::::::::::::::::::::ゝ≡三=イ ´::::゛:::::::::::::::::::::::::::::::
 、m,.. ,ゞ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
 ´ " ~ ヘ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::


予想外のなのはの言葉に、動揺を隠せない。
「い、一番大事なこと……?」
「そう、一番大事なこと」
なのははそう言い、誰も居ないはずの倉庫の奥に目をやる。
「な、なのは……?」
「そうだよね?私たちだけでお話するために黙ってたけど、居るのは分かってるよ」
なのはは、倉庫の奥の『誰か』に話しかける。
すると、奥から物音がし、すっと人影が現れた。
その姿が目に映った瞬間、私の頭は混乱でどうにかなりそうだった。
「え……嘘……え……?なんで……あれ……?えと……なんでここに……え……?」
そんな私を尻目に、その子は口を開く。
「あーあ、ばれてたかー……。やっぱりなのはには敵わないわね」
なのはは、軽い口調でそう言うその子に、静かに、しかしはっきりとした声で言う。
「どうしてこんなこと……。お話、聞かせてよ……アリサちゃん」

釘宮じゃ仕方ない

         ナ ゝ   ナ ゝ /    十_"    ー;=‐         |! |!
          cト    cト /^、_ノ  | 、.__ つ  (.__    ̄ ̄ ̄ ̄   ・ ・
ミミ:::;,!      u       `゛"~´   ヾ彡::l/VvVw、 ,yvヾNヽ  ゞヾ  ,. ,. ,. 、、ヾゝヽr=ヾ
ミ::::;/   ̄゛`ー-.、     u  ;,,;   j   ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\   ,r゛ゞ゛-"、ノ / l! !ヽ 、、 |
ミ/    J   ゛`ー、   " ;, ;;; ,;; ゛  u ヾi    ,,./ , ,、ヾヾ   | '-- 、..,,ヽ  j  ! | Nヾ|
'"       _,,.. -─ゝ.、   ;, " ;;   _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ  | 、  .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"i
  j    /   ,.- 、  ヾヽ、 ;; ;; _,-<  //_,,\' "' !| :l ゛i !_,,ヽ.l `ー─--  エィ' (. 7 /
      :    ' ・丿   ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、  i     u  ヾ``ー' イ
       \_    _,,......::   ´゛i、 `¨ / i ヽ.__,,... '  u ゛l´.i・j.冫,イ゛l  / ``-、..- ノ :u l
   u      ̄ ̄  彡"   、ヾ ̄``ミ::.l  u   j  i、`ー' .i / /、._    `'y   /
              u      `ヽ  ゛:l   ,.::- 、,, ,. ノ ゛ u ! /_   ̄ ー/ u /
           _,,..,,_    ,.ィ、  /   |  /__   ``- 、_    l l  ``ーt、_ /  /
  ゛   u  ,./´ "  ``- 、_J r'´  u 丿 .l,... `ー一''/   ノ  ト 、,,_____ ゛/ /
        ./__        ー7    /、 l   '゛ ヽ/  ,. '"  \`ー--- ",.::く、
       /;;;''"  ̄ ̄ ───/  ゛  ,::'  \ヾニ==='"/ `- 、   ゛ー┬ '´ / \..,,__
、      .i:⌒`─-、_,....    l   /     `ー┬一'      ヽ    :l  /  , ' `ソヽ
ヾヽ     l      `  `ヽ、 l  ./  ヽ      l         )  ,; /   ,'    '^i


「そんな……どうして……?なんでアリサが……え……アリサの指示で……あの子たちは……?」
混乱している私をなだめるように、アリサは両手で『落ち着け』とジェスチャーする。
その姿はいつものアリサとまったく変わらない。
だからこそ、訳が分からなかった。
「あー、勘違いしてるみたいだけど……」
いつも通りの口調で、アリサが話し出す。
「あんたがいじめられてたなんて、私は知らなかった。
あの子たちは私の指示であんたをいじめ始めた訳じゃないわよ」

: 何 :    /:|::',:ト、::::::ヽ、:.\:.:.:.\:.:.ヽ:.:.:\.:.:.:.:.:::.:.:.:.:::.::::_;:-'´   : : :
: が :   //:/:::|::',|::'、:::::::::\:.:\.:.:.ヽ:.:.:\:.:..\::::::::::::\、::::\    : : :
: 何 :  /!::|::l::::/|:::l:ヽ:\::ヽ:.:\:.:\.:::ヽ:.:.:ヽ:.:.:.:\::::::::::::\ ̄   : : :

: だ :   |/l::|::|::|:ト、:::::::::、、:ヽ、:.:.:.:::::::::::::::ヽ::::.:ヽ:.:.:.:.\:.:.:.ヽ:::\.   : : :
: か :   |::|::/l::|::|r‐ヽ:::::ヽ(ヽー,―\::::::、::::::::::ヽ::.:.::::::.:::::::ヾ. ̄   : : :
:    :   }//l::|:::|{(:::)ヾ、:::ヽ \!(:::) ヽ,:::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ、   : : :
: わ :.  |/l::|::|:::|ヽ==''" \:ヽ、ヽ=='" |:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、::::\

  か     / ',|::|:::|   /   `゛       |!::::::::::::::::::::::::::::ト、::ト、_` ゛`
  ら      l::!::::ト、  '、 _         ||::::::::::::::::::::::::ト:ヽヾ| | ̄ ̄ ̄`ヽ、
  な     r'"´||',::::',                 |:::::/l:::::|\:::ト、ヾ | |     / / \
  い   /   ll ',::', 、 ーこニ=-       /!::/ ヽ:::|  ヾ、  ノ ノ  /  ,イ   ヽ、


「でも、途中からは関与してたんだよね?」
なのはがきっぱりと言い放つ。
それに対して、アリサもきっぱりと返す。
「そうよ。私は、数日前にこのいじめの存在を知った。ちょうど先週の木曜日、だったっけね」
先週の木曜日……って確か……。
「私が……なのはへのいじめを命令された日……」
「へぇ、よく覚えてるじゃない。その通りよ」

アリサはそんなことしてるから出番が無くなってしまうんだ、まったく

「私はその日、あの子たちがフェイトの持ち物に何かしようとしているところを見つけた。
それだけで分かったわ。あんたがなんで元気がなかったのか、何で悩んでたのか。
最初はすぐに先生に言おうと思った。でもね、すぐにその考えは消えちゃった。
良いこと思い付いちゃったんだもん」
「その『良いこと』が……フェイトちゃんに私をいじめさせること……?」
そう言ったなのはの声は、少し震えているように感じた。
そのことに気付いているのかいないのか、アリサはしれっと答える。
「そうよ。私はその子たちに、いじめを黙っててあげる条件として、そう指示した。
一芝居打ってもらったって訳」
「で、でもなんでそんなこと……?アリサ、なのはのこと嫌いだったの……?」
私のこの疑問に、アリサは即答する。
「好きに決まってるじゃない。大好きよ」

>>502
ちがうよ
おかねのもんだいだよ
さんきのさくががひどいのとはかんけいないけど

黒さが拭いきれない

もう三人とも僕の胸に飛び込んでおいでよ!!

「じゃ、じゃあなんで……」
「私の目的は、なのはをいじめることじゃない。
もしそれが目的なら、あの三人にいじめてもらえば良い話でしょ?」
「え……それじゃあ……」
「私の目的は……なのはが『フェイトが自分をいじめている』と知って、フェイトを嫌いになることだった」

>>505

 か
 ん

「フェイトちゃんが私をいじめてると知って……」
「なのはが私を嫌いになること……?」
「そうよ。そうすればなのはは……また私に構ってくれる」
「え……?」
私もなのはも、まったく予想外の言葉に困惑する。
だが、構わずアリサはさらに続ける。
「フェイト、あんたが来るまで……私となのははずっと一緒だった」

注・小学生です

ヤンデレは仕方ねぇよ


俺「…っていう事があってさ…フェイトからは目が離せないって言うか…」

ヴィータ「…むぅ…でも、ア、アタシ…が…同じようになっても心配してくれるよ…な?」

俺「ヴィータなら三人くらいボッコボコにするだろwwww」

ヴィータ「…くっ…ラケーテンッ!」

アイゼン「ja wohl」

ブンッ

俺「フヒッwwww」グチャ←幸せ

こうなりたいからな

「遊びも、勉強も、ずーっと一緒。
なのはの隣にはいつも私が居たし、私の隣にはいつもなのはが居た。
でもあんたが来てから、なのははあんたとばっかり一緒に居るようになった。
私が居た場所に、あんたが入り込んできた。
最初の内は私も、友達がまた一人増えた、って素直に喜んでたわ。
……でも気付いたの。
なのはの隣にあんたが居る。あんたの隣になのはが居る。
私と居た時には見せない表情を、あんたには見せる。
私には見せたことない姿を、あんたには見せる」

もうフェイトちゃんもなのはもはやてもアリサもすずかも
リンディママも守護騎士4人もみんな俺のとこ来ればいいだろ!!!!!!!!

俺「しーんぱーいないサァーー」
なのは「俺君!」
フェイト「助けて俺!」
アリサ「私が間違ってたわ」
すずか「フヒヒヒヒ」

「あんたは私の知らないなのはを知ってる。そんなの嫌。絶対嫌。
あんたなんか居なくなれば良いのに、何度もそう思った。
でも、あんたが居なくなればなのはは悲しむ。
それに、居なくなるだけじゃ意味がない。
フェイトという存在はなのはの中に残り続ける。それじゃあ私はなのはの一番にはなれない。
じゃあどうすれば良い?そう、根本的な問題。フェイトがなのはに嫌われれば良い。
じゃあどうやって?
……そういうことよ」
言いたいことを言い尽くしたのか、アリサは息を付き、静かになった。

しばらくの沈黙。
その沈黙は、静かに破られた。
「アリサちゃんは……間違ってるよ」
「……分かってるわよ。私だって倫理観や常識くらい持ってる。こんなの正しくないってことくらい……」
「違うよ」
なのはは静かに言葉を重ねる。
「私は、フェイトちゃんを嫌いになったりしない」

「ッ……!」
「実際に、フェイトちゃんが私をいじめてるって知った時、私は自分を責めた。
何がフェイトちゃんを怒らせたんだろう?何が気に入らなかったんだろう?
私の何が悪かったんだろう?って……」
「……なに……なんなの……?なんでよ……!」
アリサは、認めたくないという風に首を横に振り呟く。

腰を折るとすずかのがやりそう

糞コテ

そんなアリサに、なのはは更に言葉をかける。
「私は……大切な友達を嫌いになったりしない。
その子の良い所も悪い所も知ってるからこその、大切な友達なんだよ。だから……」
「何よ!何よ何よ何よ!なんで!なんでなの!?なんでフェイトばっかり……!」
アリサはなのはの言葉を遮るように叫ぶ。
が、そのアリサの言葉を、なのはの更に大きな声が遮った。
「だから!!」
「っ…………」
一瞬の静けさ。
この静けさの中、なのはが静かに言葉を紡ぐ。
「だから……私は、アリサちゃんも嫌いになったりしない」

「…………え?」
何を言われたのかよく分かっていないという表情を浮かべるアリサに、なのははもう一度
繰り返す。
「私は、アリサちゃんを嫌いになったりしない。それはきっと……フェイトちゃんも同じのはずだよ」
そう言ってなのはは、私の方を向く。
……確かに、確かにその通りだ。
アリサに、友達に裏切られたような、そんな感覚はあった。
しかし、驚き、悲しみこそすれ、今この瞬間も……アリサと仲直りしたがってる。
また昔みたいに、楽しく笑い合いたいと願ってる。

ザフィーラなら今俺の横で腕立てしてる

だから、私はなのはに力強く頷いて見せる。
「なのはの言う通りだよ……。私は、アリサとまた仲良くしたい。仲直りしたい」
そう言う私を、アリサは大きく見開いた目で見つめる。
「あんた……本気で言ってんの……?あんな……あんなことがあっても……。
私にあんなこと言われても……まだそんなこと、本気で言えるの……?」
そのアリサの問いに、私はもう一度力強く頷いた。
その様子を見て、なのはは再びアリサの方へ向き直る。

「ね、言ったでしょ?」
「…………」
黙り込むアリサ。
なのはは続ける。
「私は、アリサちゃんを嫌いになってない。でも……すごく怒ってる」
「……うん」
「アリサちゃんのことが大好きだから……アリサちゃんにはちゃんと反省して欲しいの」
「……うん」
なのははアリサに近付く。
そして……
 パァン!!!
思い切りの、平手打ち。

でも正直、三人組が一番悪いとはいえアリサにお咎めなしってのはな

「痛い?でも、大切な友達に裏切られた人の心は、もっと痛いんだよ」
「……まるで初めて会った時にタイムスリップしたみたいね」
「今の痛みで少しでもフェイトちゃんの心の痛みを理解できたら……」
「わかってる。痛かった。ものすごく痛かった。あの時とは比べ物にならないくらいね」
そう言ったアリサの言葉は、最後はよく聞き取れなかった。
「あの時なんかよりずっと痛い。痛いなぁ……本当に……痛い……痛いよ……」
消え入るような涙声。
そして、その目から大きな雫がぽろぽろ、ぽろぽろと零れ落ちる。
「……めんね……ごめんね、フェイト……本当に……ごめんね……」
「ううん……。また、友達になってくれる、かな……アリサ……」
「うん……うん……ごめんね……ごめんね……友達、だったんだよね……。
私は……あんたの……友達……だったのに……ごめんね……ごめんね……!」

なのはって攻撃せずに友達つくったことなくね

>>559
先に上下関係分からせるわけだ

泣き続けるアリサに、なのはが近付く。
「……アリサちゃん」
「……うん。わかってる。職員室に行くのよね」
「その前に……。お願いがあるの」
「……お願い……?」
「うん。今度は、私の番。私の顔も、思い切りぶって」
「え……?」
「アリサちゃんは、フェイトちゃんに謝ってくれた。だから、今度は私がアリサちゃんに謝る番」

もう職員室にディバインバスターかましてきたらいいよ

「謝るって、なんで……」
「私は、アリサちゃんの痛みに気付けなかった。それがこんな事態を招いてしまった。
原因は私にあるの。だから……今度はアリサちゃんが私を叱る番」
なのはのその言葉を聞き、アリサは少し考える素振りを見せ、口を開いた。
「……そうね。あんたの言うことももっともかもね。……フェイト」
「な、なに?」
「悪いけど、ちょっと二人きりにしてもらえる?本当にちょっとだから」
「私からもお願い、フェイトちゃん」
「……うん、わかった」
私は、倉庫から出て扉を閉めた。

>>549
>>36

って、これはエピローグを含めるのだろうか?

フェイトちゃんが出て行って、今ここには私とアリサちゃんの二人きり。
「……ごめんね、アリサちゃん」
「…………」
「私が、もっと気を付ければ……こんな……アリサちゃんを傷付けることもなかったのに……」
「良いから。あんたの反省の意思はしっかり伝わったわ。あとは、私の気の済むようにすればいいんでしょ?」
「……うん」
アリサちゃんが、私の目の前まで近付いてきた。
そして、大きく手を振りかぶる。

フェイト「二人とも遅いなぁ」





なのは&アリサ「イっちゃうぅぅぅう!!」

私は、痛みに備えてぎゅっと目をつむる。
そして……
「……え?」
痛みが来るであろう左頬に神経を集中させていたが、まったく来なかった。
代わりに、何かが軽く触れた感覚だけ。
目を開けると、そこには後ろを向いたアリサちゃんの姿が。
「アリサちゃん……?」
「……こ、これで許してあげるわ。もう十分、気は済んだから」


>>570
闇の書事件のちょい後のつもり
小学4~5年生くらい?

「そもそも、悪いのは全面的に私なんだから別に怒ってなんかなかったのよ」
「え?で、でも……これで本当に良いの?軽く触っただけじゃ……」
「良いって言ってるでしょ!私の気が済んだんだから良いの!
ほら、さっさと出るわよ!フェイトが心配してるでしょ!」
そう言って足早に扉へ向かうアリサちゃんは、いつものアリサちゃんそのままだった。
扉を開け、薄暗かった倉庫に光が差し込む。
その時アリサちゃんの顔が、右頬以外も赤くなっているように見えたのは気のせいだったのだろうか。

なのは、アリサと一緒に職員室に向かう。
職員室に入ると、先生とあの三人がいた。
どうやらかなり厳しく指導されてるみたいで、三人とも涙目になっている。
怒った先生はとても怖いと聞いたことがあるから、多分、演技ではないと思う。
「……あら、フェイトさん、高町さん……アリサさん?」
当たり前だが、先生はアリサが一緒にいるのが意外なようだった。
いや、一番意外だという顔をしているのはあの三人だ。
ここでアリサが一歩前に出て、口を開く。
「先生……実は私も、いじめをしてました」
「……!そう、ですか……。それで……フェイトさんには謝ったみたいですね」
「はい」
「分かりました。反省してるようなら、お説教は少しだけ短く済みます。こっちに来なさい」

ここで私は口を開く。
「先生、その……お願いがあるんです」
「……なんですか?」
「今回のこと、私たちの中だけで解決させてもらえませんか……?」
「えっ……?」
驚いたのは先生だけでなく、あの三人も同じな様だった。
「その子たちのご両親にも、誰にも言わずに。私たちだけで解決したいんです」
「どうして……」
と、先生はそこまで言いかけ、止めた。
「……分かりました。あなたたちを信用します。でも条件がありますよ。
次にまた何かあったら、絶対に先生に言ってください。
それから、四人には私のお説教をしっかり受けてもらいます。
まぁ、あまり時間はかかりませんから職員室の外で待っていてください」
「はい……ありがとうございます」

聞きたいんだけどおまえら現実にフェイトちゃんみたいな女の子いたらなんかしたりすんの?
つか多分学生時代に似たような性格の女の子っていたはずジャマイカと

顔はともかくとしてね

「……なんでよ」
職員室から出て、三人の中の一人が涙を拭いながら訊ねてきた。
「なんで、自分たちだけで解決しようなんて……」
「もしかして、あたしたちを助けてくれた……?」
「違うよ」
私はきっぱりと言い切る。
「これは私たちだけの問題で、他の人には関係ないから。そう思っただけ」
「……そう」

ヒント:顔が全て

>>595-596
すまん愚問だった

ここでなのはが無言で三人の前に出る。
そして……
 パァン!パァン!パァン!
三人に、やはり思い切りの平手打ち。
一瞬、逆上されるのではないかと思ったが、三人は大人しくしていた。
「……反省はしたみたいだね」
三人は何も言わない。
構わずなのはは続ける。
「フェイトちゃんは優しい子だから、自分の怒りも悔しさもぶつけられない。
だから……これは私の勝手だけど、私が代わりにぶつけたよ」

なのはは更に続ける。
「さっきも言ったけど、フェイトちゃんは優しい子。私が、あなた達のことを先生に言うって言ったら、
フェイトちゃん……真っ先にあなた達の心配をしたんだよ?『きっと酷く怒られちゃう』って……。
そんな優しい子にどんなことをしたか、分かって欲しいな」
なのはがそう言うと、三人はぽつぽつと話し始めた。
「……分かってるよ。その子がどんなに優しい子か、私たちは分かってる」
「だから……人に好かれる」
「女の子にも、もちろん男の子にも。……私たちが好きな男の子たちにも、好かれるんだよ」

そんなガキ共俺が封印してやる

ここでアリサがふぅ、と溜息をつく。
「なるほどね……あんた達が好きな子たちがフェイトと仲良くするのが気に入らなかった、ってわけね」
「…………」
初めて知った、いじめの理由。
最初には聞けなかった、ちゃんとした理由。
そうか……そういうことだったのか……。
だったら……
「私、協力するよ」
「え……」
「みんなの恋が成就するように、協力する。応援する」
「……あんた……本気……?」
「私たちにあんなことされて……あんな酷い目にあって……」
「それなのに、私たちに協力するって……?」

私は頷き、答える。
「だって……原因は私にあったんでしょ?私が、みんなに不愉快な思いをさせちゃったんだもんね……。
だから、お詫びに協力するよ。できることがあったらなんでも言って?」
そう言うと、三人は一瞬呆気に取られたような顔をして、次の瞬間、俯いてしまった。
そして小さな声で呟く。
「……あんた……なんなの……なんでそんな……」
「どんな頭してんのよ……なんでそんな考え方ができるの……?」
「……悪いのは……どう考えても私たちなのに……なんで……!」
そんな三人を見て、なのはとアリサは顔を見合わせて笑う。
「ね、言ったでしょ?フェイトちゃんは優しいんだって」
「この子の優しさはちょっと常識を超えてるけどね。他人を憎むっていう発想がないのよ、この子には」

フェイトちゃんの優しさは素晴らしいんだけどある意味侮辱に取られる勢いかと思う俺はヒネくれてんのか

三人とも、私に謝ってくれた。
私はいじめに対して怒ってはなかったけどやっぱり哀しかったから、
三人が涙を流してまで謝ってくれたのは嬉しかった。
これでこの問題は一応の解決を見たということになるんだろうけど……
ひとつ気になることがある。
どうして彼女たちの携帯から、あの写真が消えていたのだろうか。

>>619
なんか数学だけの感情に疎い頭でっかちの少女っていうコンセプトが透けて見えてくるな・・・

フェイトは俺の嫁

>>626
市ね

時は少し遡る。
「見ぃつけ……た!」
「よっしゃ!さすがシャマルや!」
「はいどうぞ。それで良いんですよね?携帯電話三つって」
「うん、この三つのはずや。どれどれ……。……ほんまにあった。
なのはちゃんからの音声データの通りや……。削除削除」
「音声データって?なんですか?」
「まぁある三人の女の子の会話の音声なんやけど……細かいことは内緒や」
「えー、はやてちゃんのいじわるー」
「まぁまぁ、それより早くこれ、元の場所に戻しといてな」
「はーい」
「うん、おおきになシャマル。ほんまありがとう。さ、ほなさっさと買い物いこか」

>>627
市ね

翌日。
朝起きる、ご飯を食べる、みんなで学校に行く、みんなでお喋りする。
帰ってきた。
やっと日常が、帰ってきた。
ううん、それだけじゃない。
前よりもっと、幸せな日常。
アリサと前よりずっと仲良くなれた。

「あはははは!変なのー、アリサちゃん」
「Be quiet!良いじゃない別に!」
「もう、アリサってば……くすくすくす」
「えーい、フェイトまで!笑うのをやめなさーい!」
「いやー、三人とも仲良しさんやねー」
「本当……。なんだか急に仲良くなったみたい。なんでだろ?」
「んー?あはは、なんでやろねー」
「……?」

これで終わりです。
いじめの理由が不評だったみたいだけど、こんなもんだよ。いじめの理由なんて。
あと、やっぱり精神年齢高すぎだよね、この子たち。まぁいいやそれは。
何が言いたいかというと、フェイトちゃん最高ってこと。

変態フェイトそんも良いけどやっぱりまともなフェイトちゃんも可愛いね。
それでもつぶあんと志望推定時刻のフェイトそんは大好き。
じゃあの。

乙!!!!!!!!!!!
とりあえず言えるのはイジメ(・A・)イクナイ!

今起きたんだけど朝までとっとけと言ってた人たちがいたので

保守

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