勇者♀「夢にまでみた逆ハーレムwwwwwwwwwwww」(801)

勇者♀「を期待して酒場にきたのに」

盗賊♀「…………」

商人♀「ウハwwwwww女だらけwwwwwwテラモエスwwwwww」

遊び人♀「くっ! 静まれ静まれ、わたしの右腕っ・・・!!」







勇者♀「ルイーダ死ねよマジで」



ルイーダ「聞こえてるわよ」

勇者「聞こえるように言ってんのよ」

勇者「なによこれ、職業的にも性格的にも最低クラスじゃない、どうなってんの?」

ルイーダ「貴女の妹も勇者なのは知ってるわよね?」

勇者「当たり前でしょ……ってまさか」

ルイーダ「ビッチな勇者さまよりおしとやかで可憐な勇者さまに付いていきたいに決まってるでしょ男の子的に考えて」

勇者「常日頃から男あさりをしてたのがまずかったか」

ルイーダ「それに貴女、もう21歳でしょ?」

ルイーダ「本当なら16歳の時に旅立つ予定だったのに遊び呆けてダラダラダラダラ……それを憂いた貴女の母はやむなく妹に魔王退治を」

勇者「うっさい! だからアタシも流石に恥ずかしくなって旅立とうと決心したんじゃないのよ!」

ルイーダ「動機があまりにも不純ね」


ルイーダ「とにかくさっさと町から出ていきなさい、ビッチ勇者(笑)」

勇者「このドブスが、今に覚えてろよ」




~アリアハン近郊の草原~




勇者「とは言ってもこれからどうするべきか……」

幸いにも夜の仕事で稼いだ金で、薬草などの冒険の必需品はあらかた揃えることができた。

どうせアリアハン(笑)に置いてる程度の装備品はカス同然なので、銅のつるぎ以外は初期装備のままだが、まあなんとかなるでしょ。

しかし問題は……。

勇者♀「はっ!」
賢者♂「メラゾーマ!」
賢者♂「メラゾーマ!」
賢者♂「メラゾーマ!」

魔王をやっつけた!

勇者♀「やった……!やったよ!とうとう魔王を…」
賢者♂「ふぅ……やることやったしさっさと帰ろうか」
賢者♂「ふぅ……リレミトリレミト」
賢者♂「ふぅ……ルーラルーラ」

勇者♀「あれ……?イケメン賢者たちと逆ハーレムで抱き合うシーンは……?」


遊び人「ククク・・・因子が濃くなってきた・・・」

商人「ちょwwwwww因子てwwwwwwテラ邪気眼wwwwwwさすがに引くわwwwwww」

このクソパーティーよね……。

まず性格はともかくとして、魔法を使えるのがこの中でアタシしかいないのが致命的よね。これじゃオオアリクイにすら苦戦するかもしれないわよ。


盗賊「あ、あの」

勇者「くそ、どうすれば……」ブツブツ

盗賊「あの……ゆ、勇者……さま……」

勇者「ああん?」ギロ

盗賊「ヒィィっ!? ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ!!!!」

勇者「(キメェなこいつ)そ、そんなにビビらないでよ」

盗賊「ゴメンナサイ、生まれてきてゴメンナサイ」

勇者「はぁ……で、何か用なの?」

盗賊「……ま、魔物が……」

勇者「魔物がどうしたのよ?」

盗賊「ゆ、勇者さまの……せ、背中に……」

勇者「アタシの背中に?」

盗賊「は、張り付いてますぅ……!」

勇者「は?」ウネウネ

勇者「ひゃわあっ!!? も、もっと早く言いなさいよこのお馬鹿ぁ!!」




スライム×3が現れた!

勇者「汚物は消毒よっ!!」



グシャア!!



スライム「ピギャアァァァ」

背中に張り付いていたスライム三匹の内一匹を力の限り地面に叩きつけてまずは絶命させる。スライムごとき銅のつるぎを使うまでもない。


商人「うわ、ちょwwwwww近づくなっていや、ほんとマジで…………











やめろっつってんだろ!!!!」


バシュッ!!


辛くもアタシの拳の射程圏から逃れたスライムの一匹が商人に襲いかかるが、そろばん攻撃の前に呆気なく葬り去られる。

それにしても商人め、やはりキャラを作っていたのか。

遊び人「メラゾーマ!! メラゾーマ!! クッ・・・やはり本来の力はこの世界では出せないか・・・」

お前、後で解雇な。

スライム「グオォォ!!」

盗賊「きゃぁ!?」



ヒュン、スパァン!



スライム「」

……こんぼうってあんな切れ味良かったっけ?
いや、そもそも打撃武器でなんであんなに綺麗にスパァンと……。

スライムどもを抹殺した!



とりあえず戦力の把握は出来たわね。

現状、ポテンシャルの優劣は……。


盗賊>こんぼうの壁>アタシ≧商人>>>>>>>>>邪気眼


こんなところかしら。まぁただ一つはっきりと言えることは……。




邪気眼解雇。



~レーベの村~



勇者「とりあえず見直したわよ、盗賊。あんなに強いなら始めに言いなさいよ?」

盗賊「ゴ、ゴメンナサイ……でしゃばりすぎましたか?」

勇者「扱いづらいなこいつぅ」

商人「キャラ作り乙wwwwwwwwwwww」

勇者「それはテメェだクソが」

遊び人「ククク・・・争え争え・・・負のエネルギーが私に更なる力を」

勇者「マジで解雇すっぞテメェ」


――宿屋で今後の方針を決めた後、パーティーを一度解散し二時間の自由時間とした。あんな連中と一緒にいたんじゃストレスが秒単位で募っていくわ。

ちなみ今後の方針とは主に遊び人の処遇についてである。

ぶっちゃけ悟りの書があれば誰だって賢者になれので解雇したってぜんぜん構わなかったのだが、盗賊が今にも泣き出しそうな瞳でアタシを見つめてきたので仕方なく解雇は保留した。

変わりに駄馬のごとくコキつかうけどね。



勇者「しかし暇だなぁ。ん、あいつは……?」



妹勇者「ウフフアハハ」


――お花畑でチョウチョと戯れながら、鼻歌混じりに花飾りを作っている気色悪いメンヘラ……間違いない、妹勇者だ。

闇騎士「……」

ショタ魔法使い「……」

孔明な僧侶「……」

阿部高和「……」

そして妹勇者の周りを取り囲むようにして並ぶ、多種多様な良い男たち。ここがお花畑じゃなければ不気味に感じることもなかったものを。

闇の騎士「む、なにやつ?」

チッ……視線に気がついたか。

ショタ魔法使い「あ、貴女はビッチ勇者!? なんでこんなところに……」

勇者「あら、ショタ魔法使いじゃないの。久しぶりね、筆おろしした夜以来じゃない?」

そう、このショタ魔法使い。こともあろうかアタシの中に挿入したその直後に、一瞬の隙をみて脱兎のごとく逃げ出したのだ。しかもフルチンで。

勇者「初体験の恩も忘れて妹勇者に寝返るとはいい度胸しているわねぇ」

ショタ魔法使い「む、無理やり犯したくせに……」

勇者「あんですって……?」

ショタ魔法使い「ひぃぃっ!?」




ヒュン



阿部高和「おっと……それ以上俺の大切な仲間をいじめないでくれるかい、お嬢さん?」

……なんという身のこなし。この男、出来る。ていうかショタ魔法使い、なんでそこで顔赤らめてんのよ。




妹勇者「……おやめになってください、阿部さま。その方はワタクシのお姉さまですわ」

阿部高和「おや、そうでしたか。それじゃあ積もる話もあるでしょうし、俺たちは席を外しましょうか」

闇の騎士「おい、阿部……」

阿部高和「なぁに、姉妹なんだし心配ないさ。それに家族の団欒を邪魔するのは無粋ってもんだろう? ほら、いくぞショタ魔法使い」

ショタ魔法使い「は、はい////」



ザッザッザ……

妹勇者「……お久しぶりですね、お姉さま」

勇者「……うん、久しぶり」

妹勇者「どうして5年もお顔を見せてくれなかったのですか? ワタクシは心配でたまりませんでした……」

勇者「いろいろあったのよ。そう、いろいろとね……」

妹勇者「そう、ですか……」

勇者「……」

勇者「ところで……みたとこ5人パーティーのようだけど、やっぱりあんた……」

妹勇者「……はい。お姉さまのように小さいころから訓練を積んでこなかったので、戦闘は殆ど彼らに任せきりなのです」

勇者「ふうん」

妹勇者「……ねえお姉さま? 今度、暇があったら一緒にお母さまと」

勇者「あんなやつの話なんかしないでよ!!」

妹勇者「っ……」

勇者「……あ」

勇者「……」

妹勇者「……」

勇者「……それじゃあね」

妹勇者「そんな……まだお話ししたいことがいっぱいあるのに……」

勇者「アタシは……アタシはあんたの話なんて聴きたくないよ」

タッタッタ……

妹勇者「……」




~どっかの池のほとり~



勇者「あー、一気に興が削がれた。シリアスなノリはマジ無理だわ。それにしても阿部とかいう男に対するショタ魔法使いのあの反応、まさか……」




勇者「……考えたくもないわね。ん、あれは……盗賊?」

村娘1「キャハハwwwwww相変わらず貧乏くさいナリしてるわねwwwwww」

村娘2「盗賊だっけ? サイテーの職業だけどあんたにはお似合いよねwwwwww」

村娘3「ほら、盗賊なんだから少しは人様からふんだくった金くらいあるでしょ? さっさと出しなさいよ」

盗賊「うっ……えぐ……」





勇者「ビキビキ」

勇者「あら~、面白そうなことやってんじゃない?」

盗賊「っ!」

村娘1「ああん? なによあんた」



シャキン、スパァン!



村娘1「」



村娘2「ゲ……ゲゲェッ~!?」

村娘3「あ、アババババ!?」

勇者「ほらほら、そこのビッチのように孕めない身体にされてほしくなかったら身包み全部置いてきなさい♪」

勇者「まさか本当に素っ裸になって逃げていくとは」

盗賊「…………」

勇者「あんたもあんたよ。実力があるんだからあんなカスどもにナメられてちゃ勿体ないわよ?」

盗賊「あ、あの……」

勇者「その身包みはあんたに全部あげるから、換金して好きなもん買ってきなさい。じゃあね~(あー気持ち良かった)」

タッタッタ

盗賊「…………」




~夜、宿屋~



勇者「遅い! 何やってんのよ盗賊のやつ!」

商人「夜のwwwwww嗜みってやつすかね?wwwwww」

勇者「アタシじゃあるまいしまさかそんな……ってこのクソが、誰がビッチよ!!」

商人「ウハwwwwwwテラ理不尽wwwwww」






遊び人「ククク・・・因子が濃くなってきた・・・そろそろ彼女が来るぞ」

勇者「あんたまた適当なこと言ってると解」



カランカラン



盗賊「ススススミマセン、遅れてきてゴメンナサイ、生まれてきてゴメンナサイ!」

勇者「マジかいな」

勇者「あんたこんな時間まで何してたのよ? それに顔に痣があるじゃない……」

盗賊「あの……道に迷って……土手に転がり落ちちゃって……」

商人「ドジッ娘wwwwwwアピールすかwwwwww?」

勇者「お前ほんと少し黙れ」

商人「カシコwwwwwwカシコカシコまりカシコwwwwww」



ザクザクッ



商人「」

勇者「まぁとにかく、あんたがパーティーから逃げ出したんじゃないかと思ってひやひやしたわよ。
夜も遅いし、仕方ないからミーティングは明日の朝に持ち越すわ。さっさと寝なさい」

盗賊「ゴメンナサイ……」

遊び人「・・・・・・」




~勇者の部屋~



ガチャ

遊び人「勇者よ、ちょっといいか?」

勇者「今度ノックしないで部屋入ったら解雇ね。で、いきなりどうしたのよ?」

遊び人「盗賊の痣のことなんだが、あれは明らかに人に殴られた痣だ」

勇者「……なんですって?」

遊び人「しかも無抵抗で殴られたとみられるな。何か心当たりはないのか?」

勇者「そんなこと言われても……いや、まさか……」



バタン、タッタッタ



遊び人「・・・ククク・・・」




~盗賊の部屋~



勇者「盗賊!」

バタン!

盗賊「ひぃぃゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ!!!!」

勇者「だからいきなり謝らないでよ」

盗賊「ゴ、ゴメンナサイ……ど、どうかしたんですか……?」

勇者「……あんた、昼間の身包みはどうしたのよ?」

盗賊「っ!? うあ……あの……その……」

勇者「まさかとは思うけど、あのクソビッチどもにわざわざ返却したなんて言わないでしょうね?」

盗賊「ぅ……」

勇者「……その痣は大方あいつらの親にでもつけられたんでしょ? なんでそんなバカみたいなことしたのよ」

盗賊「…………」

勇者「あんたナメられっぱなしで悔しくないの!? それとも真正のM? 変態なの? 死にたいの? ああん?」

盗賊「……」

勇者「……あんたがナメられるとアタシまで軽く見られんのよ! そこんとこよく考えてこれからは行動しな!」

バタン!




盗賊「……ひぐっ……えっぐ……ゴメンナサイ……ゴメンナサイ、勇者さまぁ……」




~勇者の部屋~



勇者「あー胸糞悪いわ。だから女って嫌いなのよね」

商人「自分がwwwwww言うかwwwwww」

勇者「うっぎゃおおぉっ!? このクソが、いつの間に部屋入ってきたのよ!?」ドキドキ

商人「ドwwwwwwキwwwwwwドwwwwwwキwwwwwwいつの時代の乙女っていうwwwwww」

勇者「ほんと死ねよ」

商人「しかしビッチはやっぱりどこまでもビッチwwwwww男心もわからなければ女心もわからないとはwwwwww」

勇者「何よそれ、どういう意味よ」

商人「自分でwwwwww考えろクズwwwwww」

サクッ

商人「」

勇者「生ゴミとして出せるかしら?」




~朝~



勇者「むにゃ……あぁん……ショタ魔法使いのおちんぽ気持ち良いよぅ……」

??「おい、君。起きたまえ」

勇者「むぅ……もっと寝かせてよぅ……」

??「こら、さっさと起きたまえ!!」



バサバサ



勇者「……ちくしょう、誰よアタシの安眠を妨げるバカ者は……!」

孔明な僧侶「……」

勇者「」

孔明な僧侶「……死ぬ……アバラが9本……もってかれた……」

勇者「さぁてか弱い女の子の部屋に不法侵入した罪、貴様の薄汚い命で償ってもらいましょうか」

ガシガシ

孔明な僧侶「ま、待ってくれ……ぐぶ……い、妹勇者さま……ぐえ……から預かってるものがあるんだよ……頼むから話聞いてお願い……」

勇者「妹勇者から?」

ぴたり

孔明な僧侶(た、助かった……)

勇者「これは……鍵?」

孔明な僧侶「ただの鍵じゃない。かの悪名高い大盗賊バコタの愛用した、その名も『盗賊の鍵』だ」

勇者「バコタとやらにはもうちょっとまともなネーミングセンスがほしかったところね」

孔明な僧侶「私もそう思う」

孔明な僧侶「ともかく、この鍵さえあれば大抵の民家には入れるようになる。これからの旅で入り用になるかも知れんとの妹勇者さまのご慈悲だ。ありがたく受け取れ」



ガシ、ボカ、バキッ



孔明な僧侶「どうか受け取ってくだひゃい……」

勇者「うん。ありがとうって妹勇者に伝えておいて」

勇者「立ち去ったか……あの髭野郎、今度会ったら薬草口ん中にねじこんでやる」

勇者「……」

勇者「……本当にありがとう、妹勇者」




~レーベの村東の荒野~



盗賊「……」

勇者「……」

実に気まずい空気がかれこれ三時間以上も漂っている。ただでさえチームワークのかけらもないパーティーなのに、昨日の一件で更にバラバラになってしまった。

……ん、いや……もともとバラバラか。

朝のミーティングはもっとひどかった。
邪気眼は相変わらず右腕に全神経を集中させ、商人はヘラヘラとアタシの頭を撫で回す始末だった。
盗賊は……まぁ俯いて大人しくしていたのは評価に値するが、なんか調子が狂ってしかたない。

……そんなこんなでアタシたちはレーベの村から東に位置する、いざないの洞窟へと向かっているのであった。

時折、オオアリクイや人面蝶などの魔物と遭遇するのだが、当初懸念されていた火力不足は盗賊のおかげで解消でき、なんとか撃退することに成功している。

今のところは、だが……。




~いざないの洞窟、入り口~



勇者「これは……見事に爆発した後ね」

遊び人「ククク・・・どうやら先を越されたらしいな・・・」

商人「派手にやりすぎワロタwwwwww」

妹勇者が洞窟の封印を解いてくれるだろうとアタシは楽観視していた。そして案の定解かれていたわけだが……必死で瓦礫をリヤカーで外に運んでいるお爺さんの姿が痛々しい。

ま、手伝うつもりはさらさらないけどね。

盗賊「……こ、この中に入るんですか?」

勇者「ん、どうしたの盗賊? もしかして……怖いの?」

盗賊「ぅぅ……」コクコク

本当にこの娘は素直ねぇ。

商人「可愛いこぶってんじゃねーよスイーツ(笑)wwwwww」

盗賊「ふぇ……」ウルウル





勇者「ビキビキ」




~いざないの洞窟、内部~



ズリ、ズリ、ズリ


まったく、いきなり棺桶引きずりながらダンジョン探索するとは思わなかったわ。
商人の戦力を欠くと何気にものすごく辛くなるのよね。クソ、余計に腹立たしいわ。

盗賊「あ、あの……代わりにわたしがもちましょうか……?」

勇者「いや、それは駄目よ。敵の奇襲に会ったとき、真っ先に先陣をきれるあんたを自由にしとかないと戦闘が辛くなるわ」

本当なら遊び人に持たせたいが、正直そこまで体力があるようにも思えない。クソ、駄馬にする予定が……。




ピキューン!



遊び人「む・・・この感じ・・・?」

勇者「まぁた何をわけのわからんこと……」

遊び人「伏せろっ!!」

勇者「なっ……」






???はメラを放った!!

盗賊「うあっ!?」




盗賊は12のダメージを受けた。

残りHP32

勇者「と、盗賊!?」

盗賊「う……あっ……!!」

???「クカカ、なんと脆い。メラの一撃で武器すら持てなくなるとは」

遊び人「・・・ククク、まほうつかいか。低級の魔物が粋がるとはなんとも滑稽な・・・」

まほうつかい「クカカ、その低級の魔物にすら苦戦する貴様ら人間はさらに滑稽じゃわい。さて、いでよ皆の衆!!」




キャタピラー×4が現れた!
バブルスライム×10が現れた!



勇者「あ……あぁ……こんなのって……」

盗賊「……」ガタガタ

遊び人「・・・ククク・・・妙に統率が取れているな・・・いったい誰の入れ知恵だ?」

まほうつかい「貴様らなんぞに教える筋合いはないわい! ゆけ、皆の衆!! じっくりいたぶりながら殺してしまえ!!」


もう、駄目だ。

こんなことになるなら、惨めでもいいからアリアハンで水商売を続けたほうがマシだった。

男のくっさいちんぽ下の口でくわえて、妊娠したら降ろして……そんな最低な暮らしをいつまでも続けていれば良かったんだ。

クソ、クソクソクソ……死にたくない死にたくない死にたくない!!

こんなところで……こんなところで死ねるかクソがぁぁぁっ!!!!




勇者「死ねやボケナスぅぅ!!!!」



ザンッ!!


キャタピラー「ヴォェグチャ」


勇者の会心の一撃、キャタピラーは緑色の粘液を撒き散らしながら四散した!!

ビチャビチャ



勇者「はぁ……クソ、クソ、クソ……」

キャタピラーの肉塊が髪や顔に付着するが、今はそんなことも気にできない。

盗賊「あ……あぁ……」

勇者「何ボケッと突っ立ってんのよ! 死にたくないならこいつらぶっ殺せバカ!!」

盗賊「は、はいっ!!」

勇者「遊び人!! あんたが多分一番マシな思考できるでしょ? 指示出して!」

遊び人「ククク・・・言われなくても」




キャタピラー「ギ……ギ……」

バブルスライム「バーブーwwwwww」

まほうつかい「ええい、お前ら何を怯んでおる! 突撃じゃあ!!」

遊び人「前方から盗賊へ2バブル、後方から1キャタ!!」

盗賊「はい!!」

ガキィン、バシュ、グシャ!!

キャタピラー2「ギィ!?」

バブル1「ハァァァァイ!!」

バブル2「チャァァァァァァァァァァン!!!!!!!!」

遊び人「勇者、後方上2!」

勇者「でぇぇぇりゃぁぁ!!」

ガキィ、ドシュ・・・

キャタピラー3「ギギィ!?」

キャタピラー4「グチャ」

きりもみ回転しながら飛来してきたキャタピラー2匹。

しかし遊び人の迅速な指示で素早く対応、内一匹の攻撃を退け、もう一匹は今アタシの剣に串刺しになっている。

キャタピラー4「グチャ……グチャ……」


ブシュウゥーーー……



遊び人「勇者、後方からバブル4!」

勇者は串刺しになったキャタピラーを大きく振りかぶった!



勇者「つぶれちまえクズども!!」



勇者はそのままバブルスライムたちにキャタピラーを叩きつけた!



ブチュ!!



バブルども「イクラチャァァァァーーーーーン!!!!!!」

まほうつかい「ええい、なんというやつらじゃ!? こうなれば増援を呼ぶしか……」

遊び人「ククク・・・ダメっ・・・それはダメっ・・・!」

まほうつかい「ぬお……お、お前いつの間に……」

勇者「はぁ……はぁ……」

盗賊「……く、はぁ……」

まほうつかい「あれだけの魔物をたった三人でだと……」

遊び人「ククク・・・形勢逆転だな」

まほうつかい「ク……まだじゃ……まだ終わらんぞ!!」

タッタッタ……

勇者「あ、あのクソ野郎……なんて往生際の悪い……」

盗賊「ゆ、勇者さま……わたし、もう……」

遊び人「ここは私に任せるがいい・・・今ならば右腕の封印も解けるだろう・・・」

勇者「も、もう突っ込む気力もないから任せるわ……でも、無理はしないでよ……」

遊び人「ククク・・・任せろ」

タッタッタ……




~いざないの洞窟、旅の扉~



まほうつかい「はひぃはひぃ……く、年寄りにこの道のりはきついわい……!」

遊び人「ククク・・・追いつめたぞ」

まほうつかい「おぬし、それ完全に悪役の台詞……」

遊び人「フハハハ・・・今宵は我が邪気眼が疼く・・・さぁ、宴(ショータイム)の始まりだっ・・・!」

まほうつかい「だめだこいつ、はやくなんとかしないと」








まほうつかい「……え?」

ダラダラ……

まほうつかい「血、血が……なぜ、腹に風穴が……」

ブシュウゥーーー………



遊び人「ククク・・・だからと言っただろう・・・宴だと」

まほうつかい「ぐおぁ~~!? 痛い痛い!! だ、誰か……」



┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙



遊ー人「ククク・・・」



遊ーマ「フハハハ・・・」



ゾーマ「フハハハハハハハハハハハ!!!!」

まほうつかい「な、何者なんだ貴様……人間じゃ……ないな……!」

ゾーマ「いかにも。貴様のような下級の魔物では知り得ぬだろう高貴なる魔族・・・とでも名乗っておこうか」

まほうつかい「(なげぇ)魔族だと……ではバラモスさまやあのお方と同じ……」

ゾーマ「(あのお方?)ククク・・・バラモスさまか。良い身分になったものだな、あいつも」

ゾーマ「それよりも貴様・・・死にたくないならばバラモスに言伝を送れ。『裏切り者に制裁を下す時がきた』とな」

まほうつかい「は……は?」



ゾーマはベホマを唱えた!

ゾーマはバシルーラを唱えた!



まほうつかい「う、うわぁぁ!!」

ゾーマ「ククク・・・バラモスよ、楽しみにしているがいい」

遊ーマ「・・・しかし解せんな」

遊ー人「まほうつかいはなぜ必至に旅の扉の向こうへ行こうとしていたのだ? 逃げる様子ではなかった・・・あれはまるで仲間を呼ぼうとしていたような」

遊び人「そしてやつが口走った『あのお方』とはいったい・・・」

遊び人「・・・ククク・・・なんにせよ、面白くなってきた・・・!」

勇者「遊びに~ん、だ~いじょ~ぶ~!?」

遊び人「ククク・・・安心しろ、傷一つない」

勇者「あっそ。で、まほうつかいはどうなったの?」

遊び人「残念ながら・・・邪気眼が疼きすぎて取り逃がしてしまった・・・」

勇者「あんたに期待したアタシが馬鹿だったわ」


ズリ、ズリ、ズリ



盗賊「すぅ……すぅ……」

遊び人「ククク・・・棺桶の上で眠る美女・・・なかなか様になるじゃあないか・・・」

勇者「あんたの趣味はわからないけど……美女っていうのは同感ね」

勇者「……で、これが旅の扉か。なんか気持ちワル……これに入るなんて正気の沙汰じゃないわよ?」

遊び人「ククク・・・狂気の沙汰ほど面白いと言うだろう?」

勇者「普通言わないわよ」

勇者「……ま、いろいろあったけど、ありがとうね遊び人。あんたのおかげで盗賊と……一応商人も助かったわ」

遊び人「ククク・・・どういたしまして」

勇者「さて……そんじゃあ一丁、ロマリアに行ってみますか!」





シュウウゥゥン……

トゥ、ビー、コンティニュード




~バラモス城、謁見の間~



まほうつかい「バ、バラモスさまぁ!!」

バラモス「(ビックーン!)ゲホゲホッ!! い、いきなりビビらせないでよ、ハラワタが飛び出るかと思ったじゃない!」

まほうつかい「(そう簡単に飛び出てたまるか)ほ、報告いたします。いざないの洞窟に配備された魔物の第一部隊が勇者たちに敗北いたしました!」

バラモス「ブッホォッ!? えーマジで!?」


まほうつかい「それと勇者の仲間の一人がこんな言伝を……『裏切り者に制裁を下す時がきた』と……」

バラモス「う、裏切り者に制裁って……ウソ……ま、まさかお姉ちゃんが……?」ガタガタ

まほうつかい「バ、バラモスさま?」

バラモス(そんなぁ……わざわざ地上世界にまで逃げてきたのに追いかけてくるなんて……ぅ、呼吸が)ヒューヒュー

バラモス「きゅうぅん……」バタリ

まほうつかい「バラモスさまぁぁーっ!? だ、誰か吸入器をはやくぅーーーっ!!」




~ロマリア城下町~



ズリ、ズリ、ズリ



勇者「よ、ようやく着いたわ……ほんとマジで商人死ねよ」

盗賊「すぅ……すぅ……」

勇者「あんたもいつまで寝てんの、さっさと起きな!」

パァンパァン!

盗賊「ひぃぃ痛いです痛いですゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ!!!!」

遊び人「ほぅ・・・この町はどうやらカノッサ機関の支配を受けていないようだな・・・久しぶりに監視の目から逃れられる」



勇者「もうやだこのパーティー」




~ロマリア城下町の教会~



ズリ、ズリ、ズリ



勇者「……というわけでこれ頼みます」

神父「では900Gのご寄付を……」

スッ……ギュ

神父「っ!?」

勇者「……ねぇ神父さん……今夜……この逞しいおちんぽで……アタシをメチャクチャにして……お・ね・が・い……」もみもみ

神父「ただ今無料キャンペーン実施中でございまぁーーーす!!!!」

神父「ゴホン……それでは商人の魂を呼び寄せましょう」キリッ

勇者(バーカ誰がテメェのきたねぇちんぽなんぞくわえるかこの髭野郎wwwwww)




神父「……むむ、これは?」

神父「どうやら蘇生の必要はないようですが……」

勇者「はい?」

??「ついにバレちまったかwwwwwwwwwwww」



ガタガタン



商人「呼ばれてwwwwww飛び出てwwwwwwハァァイチャァァァァンwwwwww」

勇者「」

商人「実はwwwwwwずっと生きてますたwwwwwwテラドッキリパネェwwwwww」



───┐
□□□│ヾζ←商人
□□□│



神父「では今度こそ……」

勇者「はい、お願いします」




ズリ、ズリ、ズリ



商人「」

勇者「ひゃひゃひゃひゃひゃ、もうけもうけボロ儲け~ってね! 変態神父ざまぁwwwwww」

盗賊「……」ムカムカ

遊び人「ククク・・・勇者が男に汚されるのがよほどイヤなのだな?」

盗賊「そ……そんな……こと……」

遊び人「安心しろ、やつにその気はサラサラない。まだお前の入り込む余地は十分にあるだろう」

盗賊「……!」パァー

勇者「さてさて、これからの予定だけどぉ。とりあえず通過儀礼として国王に謁見したいと思うわ」

盗賊「謁見……ですか?」

勇者「うん。こんなパーティーとはいえ一応勇者さま御一行だからね。町で好き勝手できる許可くらいもらわないと勿体無いでしょ?」

商人「テラ職権濫用wwwwww」

勇者「黙れ口縫いつけるぞ」

クソ商人め、すでにテメェはこのパーティーのヒエラルキーにすら入れてもらえない状況だってのを理解してんのか?




~ロマリア城内~



盗賊「わぁ……綺麗……!」

勇者「王宮内部に花壇とはなかなか洒落こんでんじゃない。気に入ったわ」

遊び人「ククク・・・気をつけろ・・・×Ⅲ機関の手先が私たちを監視してるに違いない・・・」

商人「はいはいワロスワロスwwwwww」

兵士1(な、なんだあいつら……?)

兵士2(見たところ全員女だが……)

兵士3(さっきの集団といい、また変なやつらが来たな)

兵士2(ああ……だけど……)

兵士1(あれは……良い男だったな……)

兵士3(思いだすだけで……ウホッ!)

勇者「すいません、国王さまに謁見を申しこみたいのですが」

番兵「申し訳ありません、今他の一団と謁見しているので、もうしばらく……」



妹勇者「……その必要はありませんわ」ゲッソリ



フラフラ



勇者「あ、妹勇者……ってどうしたのよ、そんなにやつれちゃって? 他のやつらも……」

闇の騎士「……」ゲソッ

ショタ魔法使い「うぅ……」フラフラ

孔明な僧侶「」

阿部高和「はは、みんな国王のおもてなしに疲れきっていてね。君たちも今来たのかい?」

勇者「(ウホッ! 間近で見ると本当に良い男……)ええ、そうだけど……いったいどんなおもてなしなのよ?」

阿部高和「それは会ってからお楽しみということで。ほら、みんなさっさと宿屋に行こうじゃないの」



フラフラ…



勇者「……妹勇者が空気と化してたわね。可哀想に」


~ロマリア城謁見の間~

勇者「なにこれ暗っ!」

盗賊「……」オロオロ

商人「ちょwwwwww前見えねwwwwww」

遊び人「ククク・・・因子が濃くなってきた・・・何か始まるぞ」

勇者「何かって何よ……」



パッ



ロマリア姫「ひゃあぁぁぁはぁっ!! 今宵もアタイのライブにつきあってくれてセンキューみんなー!!!!」

ギュイィィィン!!!!

キャーキャーワーワー

勇者「」
盗賊「」
商人「」
遊び人「ククク・・・」

ロマリア姫「それじゃ恒例のメンバー紹介からいくぜ! キーボードのME・I・DO!!」

ME・I・DO「よろしくー」



ジャジャーン



ワーワーME・I・DOチャンケッコンシテー



勇者「ビキ」

ロマリア姫「続いてベースのhey☆氏!!!!」

hey☆氏「(なんで俺こんなことやってんだろ母ちゃん……)」



ボボーン



キャーキャーイケメンケッコンシテー



勇者「ビキビキ」

ロマリア姫「ドラム担当、DYE・刃!!!!」



ドコドコドコドガシャーン!!!!



DYE・刃「ひゃっほぅ、四露死苦ぅ!!!!」













DYE・刃「何もねーのかよ……」

勇者「帰るわよみんな」

盗賊「は、はい?」

勇者「この空間から一刻も早く立ち去りたい。だって寒いもん。いろんな意味で」

商人「ロマリア姫wwwwwwあきらかに設定ミスwwwwww」

遊び人「ククク・・・なるほど、音波による洗脳か・・・カノッサ機関の思いつきそうなことだ・・・」

勇者「口にバイブ突っ込むぞ」



ロマリア姫「おいおい、アタイの曲の最中にべらべらおしゃべりとはマナーがなってないぜベイビー?」

勇者「(うわ、ステージ飛び出してくんなよ……)あんたらみたいなアホに謁見なんてバカバカしくてやってられなくなったのよ!」

DYE・刃「オイオイ、姫さまに向かってアホとは君、少々BUREIじゃないのかい?」

hey☆氏(実際アホだろ)

ME・I・DO(お腹へったなぁ……)

勇者「アホ以外のなんだっての? そもそもブレーキ役の大臣がノリノリって……気持ちワル……」





DYE・刃「か…………は…………」

ロマリア姫「……はは。なるほどな……やっぱりダメだよな……」

勇者「あら、意外に素直……」

ロマリア姫「やっぱり黄金のギターを取り戻さないことには観客のハートを焼き尽くすことなんかできねえ!!!!」

勇者「死ね。ていうか黄金のギターって何よ?」

DYE・刃「それについては私からご説明」

勇者「いや、普通に姫さまから訊くから。なにでしゃばってんの?」






DYE・刃「死のうかな」

ロマリア姫「かくしか」

勇者「かくうま。なるほどね、そのカンダタっていう盗賊に愛用のギターを盗まれたと」

商人「ちょwwwwwwハショりすぎワロタwwwwww」

ロマリア姫「そういうことだ。もし黄金のギターを取り戻してくれたならテメェをアタイのバンドのメンバーに」

勇者「さー撤収撤収、宿屋に行くわよ~」

ロマリア姫「ちょ、いやいや冗談よ冗談!! きちんと褒美をとらせますから!」

勇者(こいつもキャラかようっぜぇ)




~ロマリア宿屋~



勇者「なんかもう全てが設定ミスね」

商人「無駄なwwwwwwキャラ作りwwwwww乙wwwwww」

勇者「テメェもな。まぁ褒美とやらも気になるし、一応カンダタが逃げたと思われるシャンパーニの塔を明日は目指しましょ」

遊び人「途中にカザーブの村もある。そこで装備を整えるのもいいだろう」

盗賊「あの……ノアニールの村には……」

勇者「目下、行く予定はないわ。カンダタの事件が片付いたらポルトガで船を調達して魔王の本拠地に直行するわよ」

遊び人「ククク・・・それは難しいと思うぞ」

盗賊「どうしてですか?」

遊び人「魔王バラモスの城は、ネクロゴンドと呼ばれる険しい山脈に囲まれている。船では上陸できないし、山脈を徒歩で越えるにしても、人間の体力では行き着く前に力尽きるのが関の山だ」

勇者「それは参ったわね……ていうかあんた随分と詳しいわね」

遊び人「ククク・・・情報収集は元機関の人間にとって朝飯前だ・・・」

勇者「はいはい。さて、それじゃあどうやってバラモス城まで行こうか……」



妹勇者「ワタクシに良い考えがありますわ」

勇者「妹勇者……ああ、そういえばあんたたちもこの宿だったか。で、その良い考えって何よ?」

妹勇者「伝説の不死鳥ラーミアを復活させるのですわ」

盗賊「ラーミアって……お伽話に出てくるあの……?」

妹勇者「お伽話ではありません。はるか南、氷に閉ざされし極寒の地レイアムランドに、かのラーミアの卵を祀った祠があるそうなんです」

勇者「それって、あくまで噂なんでしょ? ていうかソースはどこよソースは」

闇の騎士「俺だ」

勇者「うっおう!? だからなんであんたらのパーティーは突然現れたがんのよ!?」

闇の騎士「仕様だ、すまん」

闇の騎士「俺は昔、船乗りをしていてな……」

商人「乗っていた船が沈没してwwwww運良く俺はレイアムランドに漂着したwwwwwていうんだろwwwwwww」

闇の騎士「_| ̄|○」

ショタ魔法使い「闇の騎士さーん!?」

勇者「今回はグッジョブ商人」

妹勇者「まぁそういうことですわ」

勇者「(我が妹ながらけっこう淡泊だな)そこまで言うなら信憑性もあるかもしれないわね。で、そのラーミアの卵はいつ孵化するのよ?」

闇の騎士「ラーミアはオーブと呼ばれる6つの宝玉の力によって目覚める。まずはオーブをなんとしてでも集めることが先決だ」キリッ

商人「闇の騎士必死すぎwwwwwワロタwwwww」

勇者「なるほどね。なんとなく読めてきたわよ。つまりあんたたちだけでオーブを見つけるのは至難の業だから、アタシたちに手伝ってほしいと」

妹勇者「悪く言うなら、そういうことになりますけど……」

勇者「わかったわ。でもオーブの手がかりはあるの?」

闇の騎士「オーブは人から人の間を渡り歩く。その価値を知らん者たちも大勢いるだろう。正直、当てはまったくない」

勇者「あんたでしゃばりすぎ」




闇の騎士「_| ̄|○」




孔明な僧侶「頑張れ……闇の騎士……」

妹勇者「けど一つだけ所在のわかっているオーブがあります」

勇者「マジで、どこよどこよ?」

妹勇者「ランシールという町に厳重に保管されている『ブルーオーブ』です。けど……これはワタクシでは手に入れられなくて」

勇者「は? どうしてよ、いざとなったら勇者の威光を使えば……」

妹勇者「行ってみれば……わかります」

勇者「……」ムカ



勇者「……あんたのそういうとこが嫌いなのよ。いっつも勿体ぶってさ。ほんと何様のつもり?」

妹勇者「……お姉さまこそ、ワタクシやお母さまの気持ちも考えないで、今まで遊んでたくせに」

勇者「なんでそこであのクソばばぁが出てくんのよ!」

妹勇者「クソばばぁですって? いくらお姉さまでも言っていいことと悪いことがありますわ!」

勇者「うっさいメンヘラ!」

妹勇者「ビッチ!!」





商人「他人の争いでwwwww今日もメシがウマいwwwww今日もメシウマwwwww」

遊び人「ククク・・・争うがいい・・・その憎しみこそが私の何よりの幸せなのだよ・・・」

盗賊「……」ムカムカ

闇の騎士「こ、この雰囲気はまずいぞ」

ショタ魔法使い「あ、阿部さ~ん……」

阿部高和「……」


ガタン


阿部高和「……言い争いはよそでやってもらえるかい? メシがマズくなってしまうんでね」

妹勇者「あ、阿部さま……」

阿部高和「妹勇者は少し感情の抑制が苦手なようだな。ま、そこは姉さん譲りといったところか」

勇者「あんた喧嘩売ってんの?」

阿部高和「おお怖い怖い。お邪魔虫は退散するとしますか。ほら行くぞ、ショタ魔法使い」

ショタ魔法使い「え、あ、はい////」

闇の騎士「結局俺たちが追い払われるのか」

孔明な僧侶(…………)

妹勇者「……お母さまの悪口は、たとえお姉さまでも許しませんから」

勇者「あっそ、勝手にしな。こっちもこっちで勝手にオーブは集めるからさ」

タッタッタ……

妹勇者「……お姉さま……」

妹勇者「どうして……ワタクシの気持ちをわかってもらえないんですか……?」






アッーーー!!!!





妹勇者(っ!?)

妹勇者「ま、また阿部さまとショタ魔法使いくんですか……」

商人「ガチホモwwwwwwwwwwメシマズwwwwwwwwww」

遊び人「ククク・・・愛に性別は関係ないさ・・・」

盗賊「////」ドキドキ

妹勇者「あ……貴女方はまだ夕食を?」

遊び人「ククク・・・君たち姉妹の痴話喧嘩に耳を傾けるのに夢中でね。ほとんど夕食に手をつけてなかったよ」

妹勇者「あ……すいません……」

盗賊「あ、あのぅ……」

妹勇者「? なんでしょうか?」

盗賊「……姉妹なのに……喧嘩は……よくない……です……」

妹勇者「え?」

盗賊「……よくわからないけど……きっと、たくさん思うところが……あるんだろうけど……」

盗賊「でも……家族で憎み合うなんて……そんなの……悲しいです……!」

盗賊「……ぐす……えぐ……」





商人「ちょwwwwwwなにこの空気wwwwww」




ザクザク



商人「」

遊び人「ククク・・・カノッサ機関は空気を読まない輩を確実に消す・・・!」

妹勇者「……そうですよね。悲しいことですよね、喧嘩なんて」

盗賊「……」

妹勇者「……盗賊さまは、お姉さまをどう思われてるのです?」

盗賊「え?」

妹勇者「お姉さまは……ご覧のとおり筋金入りのビッチです。本人もそれを自覚しているほどですから。そんなお姉さまを、貴女はどう思っているのです?」

盗賊「……」

盗賊「憧れています」

盗賊「どんな人よりも、男性よりも強い勇者さまに……わたしは憧れてるんです」

妹勇者「好き、ということですか?」

盗賊「あぅ……そ、それは……」

妹勇者「……ワタクシも、貴女と同じです」

妹勇者「強く逞しいお姉さまに憧れてます」

妹勇者「だからこそ、そのお姉さまがビッチだということを、恨んでしまうんです」

盗賊「……」

妹勇者「盗賊さま」

盗賊「は、はい」

妹勇者「お姉さまを頼みます。あの人は無茶を平気でしますから」

盗賊「……」

妹勇者「それでは、ごきげんよう皆さん」



タッタッタ……

宿屋主人「けっ……泣かせる話じゃねえか……」

遊び人「ククク・・・酒のつまみには丁度いいさ・・・」クピクピ

宿屋主人「ほれ、もう一杯いくかい?」

遊び人「気がきくじゃないか。もらっておこう」



トクトク



商人「テ、テラレズ…………ワ、ワロタw…………」ガク




~翌朝~



勇者「アッーがうるさくて眠れなかった……夜通しやるなよクソ野郎どもが……」

ショタ魔法使い「いたた……」

阿部高和「ほら、きっちり閉めとかないと後できついぜ?」

闇の騎士「つぅ……俺まで巻き込むなよ……」






孔明な僧侶「え……私だけぐっすり眠ってたの……?」

妹勇者「これからどうするのですか?」

勇者「カザーブ経由でシャンパーニの塔に行くわ。黄金のギターを取り戻して褒美をたんまりもらうわよぉ!!」

盗賊「お、おー……」

勇者「あら、今日の盗賊はノリいいじゃん。よしよし、いいわよその調子よ!」

盗賊「////」

商人「またまた可愛さアピール乙wwwwww」

勇者「テメェはほんと救いようねえわ」

妹勇者「ワタクシはポルトガに向かいますから……お別れですね……」

勇者「そうね……」

妹勇者「……」

勇者「……あー……その、昨日はちょっと言いすぎたわ。うん、まあそれだけなんだけど、えーと……」

妹勇者「……」

勇者「……また生きて会いましょ」

妹勇者「! ……はい!」





兵士「君たち、ちょっといいかね?」

勇者「あん? なによあんた」

兵士「昨夜のことなんだが……教会の神父さまが下半身を丸出しにしながら宿屋の裏で亡くなっているのが発見されたのだ」

勇者「」

兵士「死因は凍死なのだが、なぜそんなところで下半身を出して長時間……何か心当たりはないか?」

勇者「ありません」

兵士「そうか……失礼したな」







勇者「さぁ、朝の日差しを浴びながら気持ちよく出発するわよ!!」

やっと追いついた…

ついでに保守




~ロマリア北の森~



勇者「ん……んぁ……!」



勇者「や……だめぇ……そこ気持ちいい……!!」



勇者「やだ……もぅ……イくっ……っ!!」ビクビク



勇者「……ふぅ」

>>1
おかえりーって何してんだwwww


ウィンウィン

……流石にこのバイブじゃ簡単にはイケなくなってしまった。
そろそろ新しいのがほしいところね。カザーブに行ったら注文しておこう。時代はリアル系よりイボ付きよ。

盗賊「////」

勇者「あら、盗賊も使いたいの?」

盗賊「っ!!」フルフル

紅葉を散りばめたかのような顔でアタシの自慰を盗み見みていた盗賊。
頑張って首を横に振っているがまるで説得力がない。このマセガキめ、素直になればいいものを。

商人「じゃあありがたくwwwwww」

勇者「ただし商人、テメェはだめだ」

遊び人「気をつけろ・・・カノッサ機関はたとえ自慰中でも容赦なく奇襲をかけてくるぞ・・・」

勇者「カノッサは変態の集まりのようだな」

商人「テメェにだけは言われたくないっていうwwwwww」



メメタァ!!



商人「」

勇者「アニマルゾンビの餌にちょうどいいわね」

寝てる間になにがあったwwww


・・・ふぅ


ガサガサ

勇者「むむ?」



さまよう鎧「よ~ろ~い~!」

ホイミスライム「ぐへへへ俺様の触手の餌食にしてやるぜ」



さまよう鎧が現れた!
ホイミスライムが現れた!





勇者「……そろそろ触手プレイも開拓してみようかしら」




さまよう鎧を粉々に砕いた!
ホイミスライムは勇者のオナペットになってしまった!



ホイミスライム「や、やめろぉーーーふくろにだけは入れないでくれぇーーー……」



よし、これでバイブを買う必要がなくなったわ。

しかし……みんなの武器を新調してますます戦力がアップしたわね。くさりがまを振り回す盗賊の絵面は流石に違和感があるけど。

商人もそろばんながら、なんだかんだで地味に攻撃力があるし、アタシの鋼の剣もようやく手に馴染んできた。

遊び人はいざという時のブレーン役として欠かせない。

まったく、これで魔法役がいないのがつくづく惜しまれるわ。

商人「チャッチャーチャチャチャーチャチャチャーチャチャチャwwwwwwwwwwwwチャッチャチャチャチャチャーーチャチャチャチャーーwwwwwwドン、ドドドンwwwwww」

勇者「……」

商人「チャチャチャチャーwwwwwwチャチャチャチャーwwwwwwチャチャチャチャッチャチャチャチャッチャッチャーチャッwwwwww」

盗賊「~~~♪」

商人「ふんふ~ん(ドドドン)ふんふ~ん(ドドドン)ふふっふふ~ん(ドドドン)ふんふ~ん(ドドドン)wwwwww」

遊び人「ククク・・・」

商人「ふふんふふふふふ~んふwwwwwwふふふふ~んふwwwwwwふふふふ~んふwwwwwwチャッチャチャーチャッチャチャーチャッチャチャーチャー(ドドド)チャー(ドドド)チャー(ドドド)チャッwwwwww」

勇者「」

商人「チャッチャッチャー」




すっぱぁん



商人「」

勇者「こいつもふくろに詰めとくか」

盗賊「あ……勇者さま、村が……」

勇者「お、ようやく着いたかー」

遊び人「ククク・・・この村もカノッサ機関の支配を」

勇者「お前新しい町に着く度にそれ言うつもりか?」




~カザーブの村~



ああ、のどかだ……まるでレーベの村を彷彿とさせるわね。世界中、どこの村でもこんな雰囲気なのかしら?

商人「田舎クセェwwwwww」

テメェはふくろクセェんだよ。ふくろから生首だけ出してんじゃねえよ気味が悪いんじゃ。

商人「ウホッ! なんか変なもん絡みついてきたwwwwwwちょ、テラキモチヨスwwwwwwむぐぐ」

目障りになってきたので無理やり頭をふくろの中にねじ込む。一生犯されてろ。

勇者「……それじゃあちょっと早いけど自由時間にしよっか。日が暮れるまでにこの村の宿屋に来ること。いいわね? じゃ、解散!」

遊び人「ククク・・・とりあえずカザーブ名物どくばりを手に入れてくるか・・・」

どくばり

千枚通しのグリップ部分に滑り止めの布が巻いてある
刃には高濃度なニコチンが塗布してあり、場合によっては死に至る

――とは言ってもアタシは何をして過ごすべきか。

盗賊「……」

勇者「ん、どうしたの盗賊?」

盗賊「……」

勇者「ああそっか……行くようなとこないもんね」

盗賊「……」コクコク

勇者「……んじゃ、アタシと一緒に散策してみる?」

盗賊「っ!!」コクコクコクコク!

あ、やばい。こいつけっこう可愛いかもしんないわ。

勇者「というわけでそこの可愛い坊やちゃん」

村のイケメン「は、はい? ななななんでしょう?」ドキーン

勇者「アタシたちぃ、これからこの村を観光したいわけなんだけどぉ~……なんかそういうのにオススメな所って知・ら・な・い……?」ヨセテアゲテボインッ

村のイケメン「(こwwwwwwれwwwwwwはwwwwww)そ、それでしたら熊を素手で一撃で倒したというぶとうかの墓がいいかと!」

勇者「……チッ,ハカカヨ」

村のイケメン「はい?」

勇者「ありがとうね坊や、早速行ってみるわ♪」

村のイケメン「あ、あの、良ければご一緒に……」

勇者「  あ  り  が  と  う  ね  」







村のイケメン「( ´・ω・)オンナッテコワイヨオカアサン」




~ガザーブ教会の墓地~



勇者「なんでアタシたちこんな陰気臭い場所に来てんだろ……」

盗賊「……」ガッカリ

盗賊も目に見えてガッカリしてるし、やっぱりこんな田舎に期待するだけ無駄だったかしら……。



おっさん「……」ドヨン



……キモいおっさんが墓の前で体育座りしてるし、もうほんと最悪よ。

おっさん「……そこのお嬢さん」

ウゲェ話しかけてきたよ。

勇者「な、なんでしょうかっ?」

クソ、一瞬裏声になってしまった。頼む、さっさと帰らせてちょうだい。

おっさん「お願いがある……俺と決闘してくれないか……?」

勇者「ウゲェ」

声に出てしまうほどやばい、このおっさんだめだ。そしてさっきからなんで妙に目を真っ直ぐこっちに向けてくんだよ、やめろこっち向くな、俯いてろ。

おっさん「かくしか」

勇者「かくうま。なるほど、つまり熊に負けてしまったんじゃ死んでも死にきれないから、せめて強いやつと戦って負けて成仏したいと」

おっさん「ずいぶんとハショられたがそういうことだ」

勇者「おもしろいじゃない、その願い叶えてあげるわ(商人絡みのストレス発散にもちょうどいいし)」

盗賊「あ、あの……」

勇者「安心しなさい、こんな湿っぽいなよなよしたおっさんにアタシが負けるわけないわよ」

おっさん「ああ……言っておくが素手での勝負だぞ」

勇者「まじかよ……まぁいいわ、その条件呑んだ!」

おっさん「感謝するぞ、お嬢さん(グヘヘ寝技寝技wwwwww)」




~五分後~



おっさん「ずびばぜん゙でじだ……」

勇者「このアタシに寝技かけよーなんざ10年早いんだよ」

おっさん「じゃ、じゃあ10年待てば」

勇者「まだ殴られたりないようだねぇ」

おっさん「ちょ、待った待った待った! これじゃやっぱり死んでも死にきれん! やっぱり勝って死にたいわ! そこのもう一人のお嬢さんと戦わせて!」

盗賊「っ!?」

勇者「あんたどんだけ……」

おっさん「なんと言われようがこれだけは譲れん! もし拒否すれば一生そこのお嬢さんに取り憑いてやる! トイレとか覗いてやる!」

勇者「真正のクズだな」

盗賊「……わかり……ました」

勇者「え!? ちょっと盗賊、こんなクズの話真に受けなくても」

盗賊「……大丈夫……安心……してください……」ニコ

勇者「そ、そう……ならいいけど(笑顔が眩しいぃ)」

おっさん「メ、メルシーポーク……恐縮の至り……(グヘヘ今度こそ寝技寝技wwwwww)」

神父「それでは両者見合って……」



盗賊「……」
おっさん「グヘヘ……」



神父「…………」



盗賊「……」
おっさん「グヘヘ……」



神父「…………」



盗賊「……」
おっさん「グヘヘ……」



勇者「貯めすぎなんだよ」バキィ
神父「ずびばぜん゙っ!!!!」

神父「で、では……レディーファイっ!!」


盗賊「」ヒュン!



ベキャッ!



おっさん「グヘヘ……ってうおおおぉぉぉ!? なんじゃこりゃあ~~~ッ!? う、腕がぁ~俺の腕がぁ~!!!!」




勇者「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『盗賊はおっさんの前でかまえを取っていたと思ったらおっさんの腕をへし折っていた』
な… 何を言ってるのか わからねーと思うがアタシも何をしたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」

盗賊「……」コオオヨクモユウシャサマヲケガソウトシタナ

おっさん「こ、こいつ……修羅……か……?」

盗賊「……」

盗賊「……」ニコ




この時……俺は痛感した。
この世にはけして、間違えても触れてはならない領域があるのだと。
まさか死んでからそのことに気づかされるとは、実に皮肉なことである……。
ちなみに俺の家系は代々円形脱毛症で――。



――某ぶとうか、後日談より抜粋




~夜、宿屋~



勇者「めちゃくちゃ無駄なエピソードだったわね……」

盗賊「でも……楽しかったです……」ニコニコ

この娘……けっこう黒いんじゃない?

まぁ収穫がまったく無かったわけでもない。

命乞い(死んでるのに)をするおっさんから半ばふんだくるようにして手に入れた鉄の爪である。

アタシは趣味じゃないんで盗賊に譲ったんだけど、彼女は意外に気に入ってしまった様子で試し撃ちしていた。なんか波動拳みたいなの出てた。怖かった。

遊び人「ククク・・・さて、もうそろそろで来るか・・・」

勇者「来るって何がよ……」



コンコン



??「遊び人・・・例の物を持ってきたぞ・・・」

遊び人「なっ・・・!? 馬鹿が・・・正面から入ってきたら機関の輩に見つかるだろう!?」

??「ククク・・・大丈夫・・・その心配は」



パァンパァン!



??「グハァッ!!!!」

遊び人「よ、四号!?」

??「ククク・・・ヘマしちまったぜ・・・どうやら俺はここまでのようだ・・・」

遊び人「馬鹿野郎・・・無茶しやがって・・・!!」

??「さ・・・最後にこれを・・・」

遊び人「どくばり・・・いや違う・・・これはアサシンダガー・・・っ!!」

??「ククク・・・ちょっと手間をかけすぎたら・・・このザマさ・・・」

遊び人「四号・・・お前ってやつは・・・」

ググッ

??「お、俺がやつらを引き受ける・・・お前はそのうちに・・・」

遊び人「や、やめろ四号! その身体じゃ・・・」

??「お前と過ごした三時間・・・悪くなかったぜ・・・アデュー!!」

タッタッタ……パァンパァン、イタゾオエー

遊び人「四号ぉぉぉーーー!!!!」

遊び人「・・・ククク・・・というわけでアサシンダガーを手に入れたぞ」

勇者「さっきのやつ誰よ……」

遊び人「気にするな」

勇者「気にするなって言われても……ん、気にするといえば……そういや誰か一人忘れてるような……」










ふくろ「あひぃぃぃ、これクセになっちゃうぅぅ!」

>>1は笑っていいともとごきげんよう見るまで帰ってこないつもりか…

妹勇者「あら?西のお空でピンクのカバさんが小鳥たちと戯れてますわ」

闇の騎士「落ち着け、妹勇者!現実逃避しても>>1は我々を出す気はない!」


とかいう保守

http://imepita.jp/20090414/617350


??「ようやく生まれた」

??「頑張ったなー」

??「名前は♂だったら空条とDIOにしよう」

??「なんか仲悪くなりそうだな」

??「まぁいいか」

??「ウフフアハハ」



~翌朝~



勇者「……なんか変な夢みちゃったわね」

盗賊「夢……?」

勇者「うん……ネコの」

商人「テメェはタチだろjkwwwwww」

勇者「死ね」




~シャンパーニの塔入り口~



勇者「というわけでたどり着いたわね」

盗賊「高い……です……!」

勇者「なーんか不思議に思ったんだけど、この塔って何の目的で造られたわけ?」

遊び人「様々な説があるが、その中でも有力なのが灯台説だな。昔、この近くに港町を建設しようとして、いつの間にか破綻した名残なのだろう。まぁ今となってはごろつきの溜まり場にすぎないのだが」

勇者「ふーん……」




~シャンパーニの塔、屋上~



カン子分1「お頭、怪しいやつらがガザーブ方面からやってきやしたぜ!」

カンダタ「な~に~? 数は?」

カン子分1「4人です!」

カンダタ「ふん、国宝級のお宝を取り戻しにきたにしては少なすぎるな。このカンダタさまを甘く見てんじゃねえのか?」

カン子分1「おっしゃるとおりで!」

カンダタ「よし、他の2人にも伝えろ。いつまでもマリパ3ばっかやってねえで仕事しろってな!」

カン子分1「サー、イエッサー!」




~シャンパーニの塔2階~



おばけきのこ「きのこっのっこ~のこ元気のコォ!!!!」

おばけきのこは変な匂いを噴出した!

商人「すぅ……すぅ……」

勇者「おまっ、ほんと役に立たないな!?」

どうしてこんなに早く眠れるんだ。
とはいえ盗賊が残りのおばけきのこを波動拳みたいなのであらかた蹴散らしていたので危険はないのだが。

勇者「おらぁ、メラメラメラメラメラメラメラメラメラメラ!!」

おばけきのこ「きぃぃぃ!!!!」

商人「うぎゃああぁぁぁ!!??」




ズリズリズリ



商人「」プスプス



勇者「なんでこんなに魔物が多いところにアジトなんか構えるのかね~」

遊び人「一般市民が立ち寄り難い場所を塒にするというコンセプトは理解できるだろう?」

勇者「そりゃまぁそうだけど、人間たるもの清潔な生活を送るにこしたことはないじゃない?」

遊び人「ククク・・・魔物にだってそういう願望はあるんじゃないか?」

勇者「あんなグロテスクなやつらが? 考えられないわね……」




~シャンパーニの塔4階~



ギズモ×4が現れた!



勇者「あら、初めて見る魔物ね~」

遊び人「こいつは・・・ククク・・・おそらくかなりの苦戦を強いられるな」

勇者「バカ言ってんじゃないわよ。こんな雑魚くらい一撃で!」

勇者はギズモに切りかかった!

しかしギズモは不気味に微笑んでいる!

勇者の攻撃は虚しく空を断った……。

勇者「な、ななっ!?」

ギズモの反撃!

ギズモは火の息を吐いた。うねる炎が勇者に襲いかかる!!

勇者「い、いやぁっ!」

盗賊「勇者さま!!」

盗賊が勇者の前に飛び出した。炎が盗賊の身体にまとわりつく!

盗賊「あああああ!!!!」

勇者「盗賊!? こんにゃろう、ぶっ殺してやる! メラメラメラメラ!!」

勇者はギズモたちにメラを放った!

ギズモたちに直撃、しかしギズモは不気味に微笑んでいる……。

勇者「クソが、まるで効いてない!?」

遊び人「やつらはギズモ。実体のほとんどない魔物だ。本来なら呪文……特にヒャドなどが使える魔法使いがいれば簡単に倒せる敵なのだが」

勇者「なるほど……ちっ、ここに来てパーティーの弱点が露呈するなんてね」

それよりも……盗賊がやばいわ。

盗賊「う……あ……」



――火の息を一人で受け止めるなんて正気じゃない。早くホイミをかけてあげないといけないんだけど……。

ギズモはホイミを唱える隙を逃さない!

ギズモは更に火の息を吐いた!

お、お帰り~

そしてこねこねおめっと~

勇者は必死で火の息を避ける!

勇者「クソ、このままじゃホイミどころかアタシや遊び人まで……」

――ていうか商人はどうした!?












商人「」メラメラメラ

ギズモたちが勇者に一斉に突進する!



勇者「クソ……ここまでなの……?」

遊び人「ククク・・・やはり最終兵器を出すしかないか・・・」






ピューイ!



遊び人は口笛を軽快に吹いた!

遊び人「ククク・・・ほらほら、そこの胸だけの小娘より・・・成熟した私の躯のほうが魅力的だぞ・・・?」



遊び人の口笛が妖艶なメロディーを紡ぎ出す……。



ギズモ×4(ひょ、ひょうー!!!!! こ、これは……)ムラムラ



ギズモが一斉に遊び人に向かって飛びかかる!

遊び人「ククク・・・こいつらは私が引き受ける・・・お前らカンダタを頼んだぞ・・・」

勇者「ちょ、遊び人!?」


タッタッタ……ピョーン


遊び人は塔から飛び下りた!


ギズモ×4(逃がすかぁぁーーーっ!!)


ギズモたちは遊び人を追いかけていってしまった……。



勇者「……あいつさり気なくアタシのことバカにしやがったわね……」

勇者「そ、それよりも盗賊!」

勇者はホイミを唱えた!
盗賊の火傷が徐々に癒えてゆく!

盗賊「う……勇者さま……大丈夫……ですか……?」

勇者「それはこっちの台詞よ。あんた体力だけはひ弱なんだから、これからはもっと気をつけなさい」

盗賊「ゴメンナサイ……」

勇者「よし。じゃあ病み上がりで悪いけど、さっさとカンダタぶっ潰しにいくわよ。遊び人が魔物ども引き受けてる内にね」

盗賊「は、はい!」





商人「」

勇者「……ああもう、ホイミ!!」




~シャンパーニの塔屋上~



カンダタ「へへへ……ギズモごときに苦戦してるようじゃタカが知れてるぜ」

カン子分2「さっすがお頭、盗み見とは趣味がワリィ!」

カンダタ「誉め言葉かそれ?」



タッタッタ……



カンダタ「……来やがったな」

カン子分3「お頭、罠の用意が」

カンダタ「必要ねえ。あんなやつら、実力で蹴散らしてやるぜ」

勇者:ビッチ
盗賊:百合っ娘
商人:ふくろ
遊び人:ゾーマ

妹勇者:メンヘラ
闇の騎士:元船乗り
ショタ魔法使い:安部KOVE
安部高和:いい男
孔明な僧侶:空気

ロマリア姫:けいおん!ギター
DYE・刃:ドラム
hey☆氏:ベース
ME・I・DO:キーボード

>>550
あべこべ…だと…

>>551
なぜバレた…

勇者「おらおらクソ野郎ども出てこいや!!!!」

商人「ウハwwwwwwどっちが悪人だっつー話wwwwww」



??「へへへ……よく来たな小娘ども……」

商人「ちょwwwwww??てwwwwww伏せ字すかカンダタさんwwwwww演出の無駄使い乙wwwwww」





カンダタ「さすがにへこむわぁ……」

カン子分1「お、お頭……台詞台詞……!」

カンダタ「いや、なんかもう……いいや。やる気なくした」

カン子分2「さっすがお頭、そこら辺はやっぱ適当すねwwwwww」

カンダタ「……」

カン子分3(この人すぐ根にもつからウザいんだよな……)





勇者「おいこら、勝手に身内コント繰り広げてんじゃねえよクソが」

カンダタ「なんだと……小娘に俺の何がわかるってんだ!?」

勇者「いやわかんねーし、何言ってんの? やめてよそうやって被害者面すんの」

商人「久々にwwwwww構ってちゃんハケーンwwwwwwイメぴたイメぴたwwwwww」パシャパシャ



カンダタ「あーやべ、プッツーンしちゃった。もうだめ、もうだめだよ。カン子分3、罠の用意」

カン子分3「えー……実力で蹴散らすんじゃないんすか?」

カンダタ「いやだって、ねえ。こいつらごときに俺の手をわずらわせるまでもねーし。罠で十分だし」

カン子分3「なんだよこいつ……仕方ないなぁ……」

カンダタ「はーいちゅーもーく! お前ら、これなーんだ?」


カンダタは右手に怪しげなコントローラーを握り締めている!


商人「ちょwwwwww明らかに罠のスイッチwwwwww」

カンダタ「簡単に当てなんなよ……」

勇者「で、なんの罠なのよ?」

カンダタ「ククク……聞いて驚くなよ……」












カンダタ「塔が大爆発します」

勇者「」

商人「」

盗賊「ふにゃーっ!?」






カンダタ「へへへ……どうやら度肝を抜かれたようだな」

カン子分1「落とし穴程度にすればよかったのに……」

カン子分2「さっすがお頭、卑怯者を通り越してこりゃ小心者だぜwwwwww」

カン子分3「ほとんど自爆じゃないか……」

勇者「それって普通最終手段でしょうが」

カンダタ「ちげーし! 理知的な戦法だし!」





カンダタ「つまり俺に自爆されたくなかったら武器を置いて服を脱いで無抵抗でレイプされな! っていうことだ!」





盗賊「うわぁ……」

勇者「盗賊ですらひくほど気持ちワルっ……」

>>550
今更思ったが阿部KOVEってリバ可ってことか

>>618

リバが何かわからないが
やられたらやり返すってことだ
闇の騎士はその犠牲者と予想…

カンダタ「ほぉれほぉれドゥーするの君たち、早くしないと押しちゃおっかな~」

商人「ちょwwwwww選択肢ないっていうwwwwww」

勇者「……」



ぬぎぬぎ



盗賊「$%゙#%っ!?」

カンダタ「んほっ!?」

勇者「……仕方ないわね。その代わり……」




勇者「……優しく……してね……」ウルウル





カンダタ「ボッキーン!!!!」にょき

カン子分3「いやいやボッキーンじゃないよ……明らかにあやし」

カンダタ「カモンカモン!! うんうん優しくしたげるよ、だからオパンチュも脱いでこっちにおいで!!」

カン子分2「さっすがお頭、色仕掛けにはめっぽう弱いwwwwww」



盗賊「えぐ……勇者ざま゙ぁ……」イヤイヤイヤイヤ

勇者「……大丈夫よ……まぁ見てなさい」

商人「盗賊ザマァwwwwww憧れの勇者さまが犯され」

ドシュ

勇者「……」スル…パサリ

カンダタ「ごくり」ビンビン

カン子分1「あぁ、くびれが引き締まってるねなかなか」

カン子分2「それよりヒップだろ。こいつぁ上玉だぜ」

カン子分3「でも胸は……」

カン子分1「ああ……」



カン子分全『普通だなぁ……』

勇者(こいつら……)

カンダタ「(;´Д`)ハァハァ、それじゃ早速挿入しようかwwwwww」

勇者「(早いよ!? てかまだ濡れてねえよ!?)……あの、もうちょっと段取りを」

カンダタ「もうだめだよ! 俺のビーンファイターの種がはちきれそうだよ!」

勇者「(濡れないままはマジで痛いんだよクソが)……や、優しくしてくださ」






カンダタ「オラオラァwwwwww」ズブゥ

勇者「(はやいたぁぁーーー!!?)」

盗賊「……ギギ」ブチブチィ

商人「」ボロ

カン子分1「あの女……大丈夫なのか……?」





カンダタ「うわぁ……あったけぇ……」

勇者「……」


ギチギチ


カンダタ「さてピストン運動を……ん、動かな……」


ギチギチ


カンダタ「い、いだだだだ!? ななななんだこりゃあ!!?」

勇者「……フハハハ……フハハハハハハハハハハ」

ググググググググググググミチミチィ

カンダタ「ギャアアァァァァ!? アアアアアァァァァァァァァァギャアアァァァァァァグアアアアアアアァァグアアアアアアアァギャアアァァ!!!!!!」

勇者「アタシの中は気持ちいいかぁい……?」

ブチブチィ

カンダタ「アア……ややめて……血が……」


カンダタのちんぽがどんどん圧迫されゆく!



カン子分『( ゜д゜)』

カンダタ「アアアアア」


勇者「あぁん! ダメ、ダメダメ……イく……イっちゃうぅ!!!!」


ギギ……


カンダタ「あ」



勇者「……きったねえ精液撒き散らしながら」




勇者「――果てなっ!!!!」





ぐっしゃあっ

カンダタ「ギャアアァァ!!!!!!
グアアアアアアアアアアアアアアアアアグアアアアアアアアアアアアンンンンンッ!!!」

カンダタのちんぽの肉片が辺りに四散する!
勇者とカンダタの間からおびただしい量の血液が噴水のごとく溢れ出ずる!!

カンダタ「ンッンッンッンッ………………ン~~~~~~~~~~~ッッッ!!!!」

声にならない呻き声!
カンダタはただただのたうちまわる!!

カンダタ「ヒュー……ヒュー……」

勇者「……」

虫の息のカンダタを勇者が冷たく見下ろしている!
カンダタは己の死を悟った!!

カン子分1「ちょぉっと待ってぇぇぇ!? いやいやこれは洒落にならないでしょ!?」

勇者「なによ、人がせっかく愉悦に浸ってるときに……」

カン子分1「いやだってグロすぎますよ、これ見てくださいよ!?」





盗賊「」カタカタカタカタ

商人「」ガクブル

カン子分2「」しょわぁぁ……

カン子分3「これはこれで……」ドキドキ

勇者「さすがにひかれたかぁ」

カン子分1「当たり前ですよ……」

勇者「それよりもあんたらのお頭さん、大丈夫なの?」

カン子分1「え? ああ多分……死にはしないでしょ」

勇者「あっそ。でも一応ホイミなりなんなりかけとかないとヤバいわよ?」

カン子分1「はい、じゃあ後でかけときます」

勇者「ところで黄金のギターは?」

カン子分1「あ、それならここに……」サッ

勇者「よし。たしかに返してもらったわよ」

カン子分1「ほら、お頭。さっさと撤収しますよ?」

カンダタ「」

カン子分1「まったく。いやはや、情けないお頭ですいません」

勇者「いいってことよ。もう悪さすんじゃないわよ?」

カン子分1「わかりました。おら、お前らいくぞ!」

カン子分23『お、おう……』

カンダタ「」ズリズリズリ





勇者「……行っちゃった」

勇者「カン子分1……終始白眼剥きっぱなしだったわね……」

商人「テラガラスの仮面wwwwwwww」

勇者「あんたは立ち直り早すぎ」

盗賊「勇者さまぁ……」ウルウル

勇者「あんたも心配しすぎよ……ただまんこにちんぽ入れただけじゃない」

商人「テラビッチwwww」




勇者「……そういえば遊び人は無事かしらね?」




~ロマリア城下町~



勇者「けっきょく遊び人は見つけられなかったわね……簡単には死なないと思うけど、なんか……」

勇者「このまま会えなかったら……」

勇者「……やば、ちょっと泣きそうになっちゃった」



ガヤガヤガヤガヤ



勇者「ん、あれは……?」

??「グフッ・・・ククク・・・やられちまったな・・・」

遊び人「・・・なぜ私たちが争わなければならなかったんだっ・・・!?」

??「それが機関の・・・いや、世界の『意志』だからだ・・・」

遊び人「馬鹿なっ・・・そんな世界など私はいらない!!」

??「ククク・・・流石はコードネーム『ハヤブサ』・・・その言葉が訊きたかった・・・」

チャラ

遊び人「これは・・・鍵・・・」

.        ヘブンズ・キー
??「ああ・・・『魔法の鍵』だ・・・」


       ヘブンズ・ゲート
遊び人「まさか『天国の門』のっ・・・!?」

           キー
??「そうだ・・・この鍵で世界を・・・グフッ!」



ブシュウぅー、ガクッ




遊び人「コードネーム『タソガレ』ぇぇぇーーーッ!!!!」

町の人1「……」パチパチ

町の人2「……」パチパチ

町の人3~10「……」パチパチパチパチ

町の人11~108「パチパチパチパチパチパチパチパチ」



パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ



遊び人「みんな……」

ロマリア姫「……遊び人」

遊び人「・・・姫・・・私は負けません」



遊び人「コードネーム『タソガレ』の意志は・・・私が継ぎますっ・・・!!」




ワーワーブラボー!



遊び人「・・・ククク・・・というわけで魔法の鍵を手に入れたぞ・・・」

勇者「だからさっきのやつ誰よ……てかまさかこの演出のためだけに……」

ロマリア姫「おーおー、ようやく取り戻してくれたかセンキュー!」

勇者「この件だけで何十レス使ったと思ってのよ……はい、たしかに返したからね」

ロマリア姫「ひゃっほい。やっぱり黄金のギターは手に馴染むぜぇ……」スリスリ

勇者「それよりも約束の報酬をっ……てまさかぁ~……!?」







遊び人「ククク・・・お察しのとおりこの魔法の鍵だそうだ・・・」

勇者「舐めてんのかこのクソアマ……」

ロマリア姫「キャアアァ胸倉掴まないでくださいお願いします!?」

DYE・刃「姫を責めないでくだされ……我が国の国庫は既にすっからかんなのです……」






hey☆氏(俺らのライブに金をたんまり注ぎ込んでたからなぁ……)

ME・I・DO(お昼はホットケーキにしようっと♪)




~夜、宿屋~



勇者「めちゃくちゃ疲れた……精神的にも肉体的にも……」

盗賊「お肩……お揉みします……」

勇者「お、気がきくわぁ……んー気持ちいい……うん……そこそこ」トローン

商人「テメェらwwwwwwwwリア充は氏ねwwwwwwww」

遊び人「ククク・・・なかなか焼けるじゃないか・・・商人、私たちもどうだ?」

商人「えっ!?」

遊び人「冗談だ」

商人「……」

遊び人「ククク・・・」




~夜中、商人の部屋~



商人「……」



商人「……」



商人「ハハッ」



商人「……ワロス」



商人「……」




ムクッ



商人「……」ガサガサ



商人「……」サラサラ…



商人「……w」








――トゥ、ビー、コンティニュード

あとがき



・VIPでやる。
・同じスレタイ。
・俺の中の商人はニューソクデやる美だった。
・絵は感謝。

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