大河「竜児……」(1000)

大河「今ごろ何してるのかしら……最近メールして来ないし」

大河「でも、こっちからメールをするのは悔しいし……はぁ、どうしよう」

大河「……あの馬鹿犬、もしや誰かと浮気してるんじゃ?」

大河「いや、竜児に限ってそんな……でも……」

大河「気になるわ……とりあえずメールを送ってみよう、悔しいけど……」

大河「メールなんてばかちー以外とはまともにしないからわかんない……これでいいかな?」


大河『何でメールくれないの?』


大河「……少し素っ気ないかな?……ええい!そもそも私からメールしてあげたのよ!こんくらいで丁度よ!」

大河「送信!っと……やっぱもうちょっと……書けばよかったかな?」

大河「もう10分も経ったのに何で返って来ないんだろう……」

大河「本当に浮気してるのかしら……やっぱりみのりんの事が好きになったとこ……」

大河「考えたくないけどばかちーの誘惑に負けたって可能性も……」

大河「木原麻耶、香椎奈々子にたぶらかされた可能性もあり得るわ……それに独し……それはないか」

大河「……とりあえずもう一度メールしてみようかな、もしかしたら気付いてないだけかもしんないし……」

大河「……そうよ!きっとあの馬鹿犬、カビかなんかを綺麗にするのに夢中になって気付いてないのよ!」

大河「全く……カビと私とどっちが大事だって言うのよ……」


大河『何してるの!?早くメール返しなさいよ!』


大河「これでよし、っと……次はすぐに返しなさいよ」

大河「返ってこない……もう最初のメールを送ってから30分も経ったのに……」

大河「浮気なのかな……違う!竜児は絶対そんなことしないもん!」

大河「まだ30分よ……そうよ、まだ30分しか経ってないじゃない!」

大河「浮気なんかじゃない、浮気なんか……したら絶対許さないんだから……」

大河「でも、本当に何してるのかしら……この時間ならやっちゃんも出勤してるから夕飯はないし……」

大河「お風呂……そっか!お風呂よ!私ったら何でこんな簡単なことに気付かなかったんだろう!」

大河「なら、私もお風呂入ってこようっと!……きっと出てきた頃にはメールも返ってきてるよね?」

大河「ふぅ……いつもより30分も長くお風呂に浸かってたわ……」

大河「最初のメールからもう2時間……さすがにメールも返ってきて……」

大河「……ない」

大河「何で?……本当に浮気してるの?」

大河「とりあえず催促のメールでも……」


大河『早くメール返しなさいよ!』


大河「……あと、ばかちーにもメールしとこうかしら……」


大河『ばかちー、今何してるの?』


大河「よし……ばかちーに限ってそんな馬鹿なことはしないと思うけど……これは一応なんだから……」

シロイ マットノ ジャーングールデー

大河「メール来た!もう、竜児ったら待たせすぎなの……ばかちーからだわ……」


亜美『今撮影で沖縄のホテルに泊まってるけど、どうしたのよ?』


大河「撮影って……明日も学校ある平日なのに行くもんなの?」

大河「怪しい……もう少し追及してみるか」


大河『明日平日なのに撮影行ってるの!?』


大河「ばかちー、本当に竜児に手を出したんならその時は……ボッコボコにしてやる……」

投下間隔についてはすみません、時系列はアニメで大河が転校した3年のある時期って感じです

大河「またばかちーから……」


亜美『この前熱で寝込んでるってメールしたでしょ?その時に撮影だったのにドタキャンしたからその時の分』


大河「あぁー、確かにそんなメール来たっけ……この返信スピードからしてもばかちーはないな……よかったわ」


大河『そう、せいぜいカメラマンに破廉恥な姿を晒してくるがいいわ』


大河「ばかちーには簡単にメール打てるのにな……もっと竜児に頻繁に送るべきだった……」

大河「木原麻耶と香椎奈々子は……あいつらにメールするのも気が引けるわね」

大河「それに……もしあいつらの誰かと竜児がそういうことになったらばかちーが教えてくれるはずだわ」

大河「だから、あいつらはパス……あ、またばかちーからメール……めんどくさいから見なくていいか」

大河「問題はみのりん……竜児はみのりんのことが好きだったさ、みのりんも竜児のことは好きだったから……」

大河「それにみのりんを問い詰めるのはなんか嫌……それが事実になりそうで恐いわ……」

大河「でも、みのりんにメールして確かめなきゃ……その前にもう一度竜児に送ろう」


大河『この馬鹿犬!いい加減に返事よこさないと殺すわよ!?』


大河「で、みのりんには……」


大河『みのりん久しぶり!元気にして』


大河「……あ!メール!やっと竜児メールを……」

大河「ばかちーかいっ!」

すいません、メシ&風呂してきます

遅くなりました、メシ食ってる間に長風呂の妹に風呂入られて入るのが遅くなって……再開します

大河「どんだけ暇なのよ、ばかちーったら……なになに?」


亜美『そっちからメールしてきてシカトしてんじゃないわよ!』


大河「……」


大河『明日も撮影あるんでしょ?肌に悪いからもう寝な!私も寝るから!おやすみ!』


大河「これでよし……さて、みのりんのメールの続きを書かなきゃ……」


大河『みのりん久しぶり!元気にしてる??』


大河「……まずはこんな感じでいいかな?送信っと」

大河「……竜児への最初のメールから2時間30分、みのりんのは10分……未だに2人とも返事なし、か……」

大河「それに比べてばかちーとのメールはもう30通を越してる……どういうことなの……」

大河「みのりんは部活かバイトで疲れたから寝てるのかもしんない……竜児ももしかしたら体調が悪いのかも……」

大河「でも……でも、それ以上に2人が浮気してるんじゃないかって強く考えちゃう……」

大河「やっぱりみのりんは私に遠慮して……竜児も本当はこれっぽっちも私のことを……」

大河「ううん!そんなことない!2人が私を騙すわけがないもん!」

大河「……竜児にはメールを送り続けよう、返事が来るまで……ずっと」

ジリリリリリリリ

竜児「……ふ、ふぁー、朝か……朝食と弁当の準備するか」

竜児「……?携帯が光ってる、メールか?昨日は1時前には寝たからな、どうせ北村か春……」

竜児「おぅ!?……きゅ、99件……!?」

竜児「たかだか5時間の間に99件もメールが……ありえねぇ」

竜児「……出会い系かなんかか?でも、そんなサイトを見た覚えはないし一体……」

竜児「1通は川嶋から……」


亜美『高須君、起きてるー?』


竜児「寝てるだろ……そういえば川嶋、今日の昼に帰ってくるんだよな……」

竜児「残りは……やっぱり全部大河か……アイツ一体何があったんだよ……」

竜児「おう……3時半からは1分毎にメールが来てるぞ……最後のメールは5時4分か……今は寝てるな」

竜児「……とりあえず全部読んでみるか」

大河『一体何してるの!?早く返事して!』

大河『アンタ浮気してるんじゃないでしょうね!?』

大河『相手は誰なの!?言わないと殺すわよ!』

大河『まさか……みのりんと?』

大河『……何で返事してくれないの?』

大河『……なんか私した?』

大河『……ねぇ、どうしたの竜児?』

大河『……事故にあったの?』

大河『……私のこと、嫌いになったの?』

大河『……何で何も言ってくれないのよ』

大河『竜児……お願い……返事して……』

大河『竜児……』


竜児「……何だよ、何だよこれは……」

竜児「残りのメールは全部俺の名前だけしか書いてない、のか……」

竜児「おう……鳥肌がすごいな……」

竜児「これを見たのが夜じゃなくて本当によかった……寝れなくなるぞ」

竜児「……と、とりあえずメールをしとこう!そうだ、それがいい!」


竜児『大河、どうした!?昼ごろに一度電話するから起きててくれ!』


竜児「これでいいよな?……とりあえず早く朝食と弁当を……今日はもう手抜きだな、食欲が湧かねぇ……」

学校


櫛枝「高須君、おっはよー!」

竜児「おう、櫛枝……今日はまた、元気だな……」

櫛枝「そりゃそうさ!なんたって大河からメールが来てたんだからね!」

竜児「大河から!?何て書いてあったんだ!?1通だけか!?」

櫛枝「ちょ、い、痛いよ高須君……!」

竜児「はっ……わ、悪い櫛枝……」

櫛枝「……どうしたんだい、高須君?大河の名前を聞いて急に取り乱したみたいだけど……」

竜児「おう、実は……」

竜児(待て……櫛枝にこのことを言ったら櫛枝は大河のことをすごく心配するな……)

竜児「いや……ただ、大河の奴が最近全然メールしてこないからよ……ちょっと嫉妬しただけだ」

櫛枝「何だい何だい?朝から惚気てくれやがってこの野郎!」

竜児「ハハハ……」

櫛枝「でも、大河とメールしたいなら高須君から送ってあげたらいいんじゃない?きっと大河も喜ぶよ!」

竜児「そ……そうかな?」

櫛枝「当ったりまえだのクラッカーだよ!ってか、高須君からあんまメール送んないなんてビックリしたよ!」

櫛枝「わかってると思うけど大河はさみしがり屋なんだからたくさんメールしてあげなよ!」

櫛枝「大河を泣かせるようなことがあったら……その時はわかってるよね?」

竜児「……おう、絶対泣かさねぇよ」

櫛枝「うん……任せたよ、高須君!じゃ、またね!」

竜児「おう、またな……泣きてぇのはこっちの方だよ」




トゥルルルルル トゥルルルルル

竜児「……駄目だ、出ねぇ」

北村「どうした、高須?顔が恐ろしいことになってるぞ?」

竜児「……北村、それは元からだ」

北村「ハッハッハ、これは一本取られたな……で、何があったんだ?」

竜児(……北村か、少し話の内容を優しくして相談してみるか)

竜児「……実は大河からメールが来てたんだ」

北村「ほう、逢坂からか!どうだ、元気にしてるのか?」

竜児「いや、アイツはいつだって元気なんだけどよ……で、そのメールが俺が寝た後に着てたんだ」

竜児「で、よっぽど急ぎのようだったのかその後も2~3通着てて……それを朝見た俺はメールを返したんだ」

北村「ほう……で、逢坂から返事は?」

竜児「それがないからさっき電話したんだ……一応、メールした時に昼に電話するとは打っといたんだけどな」

北村「そうか……逢坂の学校が携帯電話の持ち込み禁止とかはないのか?」

竜児「そんな話は聞いたことないけど……まぁ、今までも毎日メールしてたわけじゃないからその可能性もある」

北村「毎日メールしてない!?高須、本当かそれは!?」

>>95
大河が転校

竜児「おう……本当だけどそれがどうか……」

北村「俺は今でも会長と毎日メールをしてるぞ!」

竜児「……それ、本当かよ!?」

北村「あぁ、本当だ!ちなみに俺が会長に告白してフラれた日にもメールしているぞ!」

竜児「北村、お前……すごい奴だな……」

北村「ハッハッハ、俺は時差なんかには負けん!高須、逢坂は日本にいるんだからもっとメールしたらどうだ?」

北村「きっと逢坂もすごく喜ぶと思うぞ、あぁ」

竜児「ありがとうな、北村……それ、朝も櫛枝に言われたばっかりだ」

竜児「もうちょっと頻繁にメールするよう心がけるよ」

北村「そうか、頑張れよ高須!」




大河「……やっちゃんはいないみたい、よし」

大河「お邪魔しまーす……久しぶりだわ、竜児の家に来るのも……」

大河「……ブサ子は元気にしてるかしら?ブサ子、起きてるー?」

インコ「タ、タ、タ、タ、タイ!タイ!」

大河「ブサ子、いつの間に私の名前を……かわいいところあるじゃ……」

インコ「タイマ!」

大河「……竜児への憂さ晴らしも兼ねて殺してやろうかしら?」

大河「さて……ブサ子、アンタに見られながらやるのも嫌だから布かけとくわよ?」

インコ「タイマ!タイマ!」

大河「……いっそのこと本当に息の根を止めるわよ?」

インコ「……サーセン」

大河「そう、それでいいのよ……さぁ、やっちゃんが帰ってくるまでにパバっと仕掛けなきゃね」

大河「リビングはやっちゃんも生活するんだから2つで……竜児の部屋は6つ……うげぇ、エロ本発見」

大河「何これ……乳がボンッ!の奴らばっかじゃない……やっぱばかちーが……」

大河「とにかく、これで竜児が誰とどうなってるのかすぐわかるわ……今日の夜が楽しみで……すごく不安だわ」

同じくでござる

夕方


竜児「ただいまー」

泰子「おかえりなさーい、竜ちゃーん!」

竜児「おう、今から夕飯の準備するから少し待って……泰子、何でインコちゃんのカゴに布かけたんだ?」

泰子「あれぇー、ホントだぁー?やっちゃん知らないよぉー?」

竜児「おかしいな……朝エサもやったし、新聞も変えたから絶対布は取ってるはずだぞ……」

竜児「とりあえず布を取って……インコちゃんごめんな!ずっとこのままにして……」

インコ「タンマ!タンマ!」

竜児「タンマって……布そのままにして欲しいのかい、インコちゃん?」

竜児「……ってか、そんなスラングみたいな言葉どこで覚えてきたんだ!」

泰子「インコちゃんすっごーい!やっちゃん驚いたぁー!」

竜児「おっと、もうこんな時間か……ひとまずインコちゃんのことは置いといて夕飯の仕度だ」

泰子「竜ちゃーん!今日のご飯はぁー?」

竜児「オムライスとコンソメスープだ」

泰子「わーい!やっちゃんギガント嬉しいでガンスー!」

ギュルルルルル

大河「……竜児のオムライス食べたい……」

大河「それより、まさかブサ子の布を取り忘れてたとは……危なかったわ」

大河「まぁ、やっちゃんがお店に行くまではいつものままか……私も早くあそこに戻りたいわね……」

大河母「大河、ご飯よー!」

大河「しばらくは動きもなさそうだし今は見てなくていいかな……今行くねー!」

即興です……書き溜めだと続けられなくて

すみません、今日はもう限界です……残ってたら明日続き書きます

大河「竜児……」
竜児「ブーメランフック!」

竜児「え…なんで大河が俺の布団で一緒に寝てるんだよ?!」
大河「うるさいわね…休日の朝くらいゆっくり寝させなさいよ…」
竜児「ちょ…待てよ…痛っ!?ひっぱたくなよ!わっわかったから…」
大河「スー…スー…」竜児「はぁ…むちゃくちゃなやつだぜ…とりあえず昼飯作っておくか…」
大河「と…んか…つ」竜児「ぷっ…寝言か。相変わらず人形みたいだな…。」

竜児「で、なんでお前がここにいるんだ?」大河「トンカツにはソースって知ってるでしょ。早くソースとって」
竜児「はい…って…お前人の話をだな」
大河「こ…婚約者が下宿先にきちゃだめっていうの?この馬鹿犬!」
竜児「わっ…悪くねぇけど…来る時は連絡くらいよこせよ///」
大河「大学で友達できたの?あんたのことだから相変わらず怖がられて出来てないんじゃないの?」
竜児「うるせーよ。飯食う友達くらいできたよ。でお前はどうなんだ?」
大河「ばかちーがいるから相変わらずよ。」
竜児「そうか。」
大河「うん…。」

大河・竜児「あのさっ」
竜児「なんだ?先言えよ」
大河「あんたから言いなさいよ」
竜児「この後買い物いくぞ」
大河「仕方ないわね!ついていってあげるわよ。」
竜児「いつきてもいいように、お前の歯ブラシとかパジャマ買わなきゃな。」
大河「くぎゅーっ///」
竜児「そんでお前は何言いたかったんだ?」

大河「ほしゅしたかっただけよっ!!!」

大河・竜児「あのさっ」
竜児「なんだ?先言えよ」
大河「あんたくさいよ」
竜児「この後買い物いくぞ」
大河「・・・・・・・・。」
竜児「いつきてもいいように、お前の歯ブラシとかパジャマ買わないとな。」
大河「いや人の話聞けよ」
竜児「そんでお前は何言いたかったんだ?」
大河「病院池」

保守ありがとうございます、再開します

泰子「行ってきまーす!」

竜児「おう、いってらっしゃい……さて、洗い物するか」

竜児「……」

カパッ

竜児「おう、充電がねぇ……大河の奴、あんなメールしといて一切返事をよこさねぇってどういうことだよ」

竜児「もう一度電話してみるか……いや、あんましつこいのは恐いってのは身を持って知ったし……やめとくか」

竜児「本当に何かあったんなら、大河からもう一度連絡があるよな?……よし、ここは送らずに我慢だな」

ピーンポーン

竜児「はーい!……こんな時間に誰だ?」

ピーピー デンチガキレマシタ

大河「ふぅ……まさかうちの夜ごはんもオムライスだったとはね」

大河「でも、竜児の味付けになれちゃったからかな……ママの味付けが大雑把に感じるのよね」

大河「さぁ、竜児は今何してるのかしら……」

大河「……いない?」

大河「どこ行ったの!?……しまった、竜児が外に行っちゃったらせっかくのカメラも意味ないじゃない」

大河「そうだ……電話、電話しよう……駄目!電源切られてる!」

大河「竜児、アンタまさか本当に……あ……」

亜美「……来ちゃった!」

竜児「か、川嶋!?」

亜美「亜美ちゃん、歩きすぎて足ダルーい……あがるねー」

竜児「お前撮影は……今日帰ってくるって行ってたな、でもどうして!?」

亜美「亜美ちゃんに来られちゃ迷惑なの?……高須君、いつからそんな身の程をわきまえなくなったの?」

竜児「そういうことじゃなくて!……あぁ、ただでさえ今大河のことで頭がいっぱいだってのによ」

亜美「大河?大河がどうしたのよ?……そういえば昨日大河からメール着たのよね」

竜児「大河からメール!?……何て書いてあったんだ?」

大河「ば、ばかちー……まさか本当に……」

大河「撮影でどっかに行ってるって言ってたのに……嘘つかれた……」

大河「どうしよう……このまま竜児とばかちーが……嫌!見たくない!」

大河「でも、もしかしたらただ遊びに来ただけ……じゃあ、撮影って言ったのは何で?」

大河「駄目……もう何も信じられない……」

大河「信じられないから……確かめなきゃ……この目にしっかりと焼き付けよう……」

大河「もし……もし、本当に竜児とばかちーがそういう関係なら……その時は……」

亜美「え?何で亜美ちゃんが高須君にタイガーとのメールまで教えなきゃいけないの?」

亜美「……まさか高須君って恋人を束縛するタイプ?気持ち悪っ!」

竜児「違う!……川嶋には見せた方が手っ取り早いな」

亜美「見せるって?何を?」

竜児「携帯だよ、携帯……あ、電池切れてるじゃねぇーか!ちょっと待っててくれ!」

亜美「何か随分と忙しないわね、高須君……タイガーと何かあったんでしょ?」

竜児「……何でお前は俺のことをそんな簡単に見抜くんだよ?」

亜美「さて、何でだろうね?……で、どうしたのよ?」

竜児「携帯を充電して……充電中に携帯使うのは電池の寿命を縮めるらしいけど……今はしょうがない」

竜児「これだ、これを見てくれ……」

亜美「メール?へぇ、ちゃんとタイガー用のフォルダ作ってるんだぁ……高須君本当マメね、女みたーい」

竜児「そこはツッコまなくていいんだよ……とりあえずどんどん読み続けてくれ」

亜美「何?亜美ちゃんにラブラブっぷりを見せつけようってわけ?うざった……あれ……?」

亜美「何これ……ちょっと……え……嫌だ……これ、どうしたの……一体?」

竜児「……わかんねぇ、ちなみに俺はその時寝てたからメールを返せなかっただけだ」

亜美「そういえば……最初の方のメールと同じくらいの時間にタイガーからメール着たんだっけ……」

亜美「ってことは、タイガーは亜美ちゃんと高須君がタイガーに隠れて情事をしてるんじゃないかと疑ったのね」

竜児「みたいだな……櫛枝にもメールはしたみたいだけどよ」

亜美「実乃梨ちゃんにも……ふーん……」

竜児「なぁ……どう思う川嶋?」

亜美「どうって……タイガーが高須君のことを疑ってるのは決定的じゃない?」

竜児「……だよな」

亜美「そっかそっか……タイガーは亜美ちゃんと高須があんなことやこんなことをしてるのを想像したのね……」

亜美「……どうする、本当にしちゃおうか?」

竜児「は?な、何を言ってるんだ川嶋!お前、事の重大さが……」

亜美「わかってるわよ、冗談よ冗談……タイガーも馬鹿ね、高須君は絶対に浮気なんかしないのに」

竜児「当たり前だ!……ってか、そんなことしたら大河に殺されるぞ」

亜美「フフフ……タイガーならやりかねないわね」

亜美「さて、そろそろ帰るか……大河に何言われるかわかんないしね」

竜児「……まるで大河がここにいるのを知ってるかのような言い方だな」

亜美「案外そうだったりね……畳を裏返したら盗聴器があった!とか」

竜児「やめてくれ……少しでも考えたら怖くて寝れなくなるぞ」

亜美「フフフ、じゃあまた明日ね高須君!」

竜児「おう、またな」

大河「ばかちーは何もせずに帰った……よかったわ」

トゥルルルルル トゥルルルルル

大河「……電話だ、ばかちー?」

大河「もしも……」

亜美『大河?アンタ高須君の家に監視カメラ付けたでしょ?』

大河「ば、ばかちー!?何をいきなり……ってか、私そんなこと……」

亜美『カメラの視線っていうの?……亜美ちゃんカメラに撮られ慣れてるから、ああいうのすぐわかるのよね』

大河「……まさかばかちーにバレるとは」

亜美『あぁ、やっぱりカメラ付けたのアンタだったのね……よかったのやら悪かったのやら』

大河「え……ど、どういうこと?」

盛り上がってまいりました、メシ食べてきます

すみません、たらスパ食べようとしたらたらスパのソースなくて買いにいってました

再開します

亜美『カマかけたのよ、カメラに気付いたのは本当だけどアンタがやったとは確信出来なかったからね……』

大河「な、何ですって!騙したなばかちー!」

亜美『それと盗撮、どっちがいけない行為?』

大河「それは……でも……」

亜美『第一、会いたいなら会えばいいじゃない?カメラ仕掛けに来れるんだからそこまで遠くはないんでしょ?』

大河「それは駄目!だって……だって、それは決めたことだから」

大河「竜児とは卒業するまで会わない!そう決めたの!だから……」

亜美『何でそんなめんどくさいことするかな……ったく』

亜美『大丈夫よ、アンタが思ってるよりも高須君はアンタにべったりよ』

大河「……本当?」

亜美『本当よ、高須君が浮気するなんてありえないっつーの』

亜美『それに……そんなことしたら私が許さないんだから』

大河「ばかちー?今なんか……」

亜美『何も言ってないわよ……ほら、とっとと高須君の家に仕掛けたカメラの位置を教えて』

大河「え?」

亜美『私が回収しといてあげるって言ってるのよ……感謝しなさいよ?』

大河「ばかちー……わかった、あのね……」

亜美「わかった……うん、任せといて……うん、じゃあね」

亜美「……」

亜美「あのバカ虎カメラ仕掛けすぎだろ……リビングに2個、高須君の部屋に5個とかありえないっつーの」

亜美「とりあえず高須君に連絡して……」

トゥルルルルル トゥルルルルル

竜児『もしもし』

亜美「もしもし、高須君?……ちょっと話したいことがあるんだけどさ、また行ってもいいかな?」

竜児『え……おう、いいぞ』

亜美「ありがとう……じゃあ、すぐ戻るから」

ツー ツー

亜美「……計画通り」

ピーンポーン

竜児「おう、話って……」

亜美「上がるね、高須君」

竜児「おい、川嶋!」

亜美「えっと、リビングの確かここと……後は……」

竜児「川嶋!?お前、家のテーブルを踏み台にして何を……」

亜美「これ……何だかわかるよね?」

竜児「……カメラ?」

亜美「これ、誰が仕掛けたと思う?」

竜児「誰って……まさか!?」

亜美「そう……タイガーがやったの、さっき来た時からカメラの視線っていうのかな?それが気になって……」

亜美「一度帰るフリしてタイガーに聞いたのよ、そしたら……」

竜児「そんな……」

亜美「高須君、まだ残ってるの……高須君の部屋にはこの倍以上があるみたいだから」

竜児「……全部取り外してくれ」

亜美「……うん」

竜児「……リビングに2個、俺の部屋に5個か……本当に他の部屋にはないんだよな?」

亜美「大河が言うにはね……高須君のお母さんのプライバシーも配慮はしてたみたいなの」

竜児「でも、俺のプライバシーは完全に踏み躙られたんだな……大河、そんなに俺を信じられないのかよ!」

亜美「高須君……」

竜児「なぁ、川嶋……俺はどうすればいいんだ?」

竜児「あのメールといい、今のカメラと来たら……俺は今、大河が怖くてしょうがない」

亜美「高須君……」

ギュッ

竜児「川……嶋……?」

亜美「大丈夫……私が付いてるから……大丈夫」

竜児「川嶋……」

ギュッ

春田エンドは?

亜美「……」

竜児「……何だよ、あんましじっと見ないでくれ」

亜美「……高須君の瞳、じっくり見たら綺麗だなって思って」

竜児「あ、あんまそういうこと言うなよ……恥ずかしいだろ……」

亜美「ホントだ、顔赤くなってる……ねぇ、高須君?」

竜児「……おう、何だ?」
亜美「あのさ……その……ね……えっと……」

竜児「どうした……そんなモジモジしてるの川嶋らしくないぞ」

亜美「もう、高須君ったら……キス、してもいいかな?」

竜児「待て、川嶋……それは……ちょっと……」

亜美「無理よ……今まで散々待ったんだからもう待てない……」

竜児「川し……」

チュ

亜美「……」

竜児「川……嶋……」

亜美「……私、ファーストキスだったんだから……後悔させないでね?」

竜児「……川嶋!」

すいません、引き伸ばしと非難されてもしょうがないんですけど歯医者行ってからバイト行ってきます

9時には戻れると思うんで、保守していただけるのならお願いします

再開します

みのりん出す展開は難しいけど少し考えてみたいです

亜美「……シャワーありがとうね」

竜児「おう……その、痛かったりはしないのか?」

亜美「大丈夫……高須君が初めての人でよかった」

竜児「川嶋……俺もだ」

チュ

亜美「……いきなりするのはズルいよ」

竜児「嫌だったか?」

亜美「ううん……もう一度」

チュ

亜美「……もう一度」

チュ

………

……

亜美「そろそろ帰らなきゃ……お母さん戻ってくる前にいなくなった方がいいもんね」

竜児「川嶋、送ってくぞ」

亜美「いいよ、大丈夫!一人で……」

竜児「なら、俺が心配だから勝手に付いていく……それならいいだろ?」

亜美「高須君……ごめん、お願いね」

竜児「おう、任せろ」

亜美「……ついでに手も握ってくれると嬉しいかな」

ギュッ

竜児「……こ、これでいいか?」

亜美「……うん」

あーみん…

竜児「……案外冷えるな」

亜美「そうね……ちょっと寒いかも」

竜児「これ、着とけ……ダサいとか言うなよ?」

亜美「高須君……確かに亜美ちゃんのセンスには合わ……」

カツン カツン ツー

亜美「何……この音?」

カツン カツン ツー

竜児「川嶋……手離すなよ……!」

カツン カツン ツー

亜美「うん、わかっ……」
ブンッ

バキッ

亜美「おごっ!」

竜児「……か、川嶋!?」

亜美「ゴホッ、ゴホッ……痛い、痛いよぉぉ!高須君、助けて……!」

竜児「どうした川嶋!?」

大河「……あばら折れたんじゃない?」

竜児「……た、大河……?」

大河「……」

竜児「木刀……まさか、それで川嶋殴ったのか?」

大河「……引きずって来たから音でわかったでしょ?……久しぶり竜児」

櫛枝「そしてサヨナラだよ!」

ブンッ

竜児「あがっ!」

亜美「タイ……ガーと……実乃梨……ちゃん……?」

大河「ばかちー……よくも私のこと裏切ってくれたね?……全部見てたよ」

亜美「な……何で……?」

大河「ばかちーのことは信頼してたよ……でもね、竜児の部屋にカメラもう1個だけ隠してあったんだ」

亜美「騙した……のね……!」

大河「それはこっちのセリフよ!」

ブンッ

亜美「ほげぇっ!」

大河「信じてたのに……竜児もばかちーも……でも、もう許せない」

大河「ぐちゃぐちゃにしてやる」

竜児「おお……痛ぇ……櫛……枝か……?」

櫛枝「あれれ?おっかしいなー、場外ホームラン打つくらいにフルスイングしたのに」

竜児「金属……バット……?……おう……笑えねぇぞ……櫛……」

櫛枝「黙れよっ!」

ブンッ

竜児「あがっ!」

櫛枝「てめぇ言ったよな……大河を泣かせないって……」

櫛枝「その約束はどこに言ったんだよ!」

ブンッ

竜児「ぐおっ!……やめて……くれ……櫛枝……本当に……死ぬ……」

櫛枝「死ねば?」

ああああああああこんな時に腹痛で下痢が止まらんんんんんん

本当にメンヘラしかいない話だよな 竜児も含めて

亜美「高須……君……助けて……!」

大河「ばかちー目付いてるの?竜児ならみのりんにボコボコにされてんじゃん」

亜美「ああっ……」

大河「……ばかちーどうする?生きたい?」

亜美「……ふぇ?」

大河「私優しいから生かしてあげるって言ってるの……どうする?」

亜美「……生きたいに……決まっ……」

大河「じゃあ、これは社会に流出させるからね」

亜美「……携……帯?」


亜美『いいっ!いいっ!気持ちいいよぉぉぉ!高須君っ!もっとジュポジュポ突いてぇぇ!』


亜美「……ああああああ!」

櫛枝「右腕っ!」

バキッ

竜児「あぎっ!櫛……」

櫛枝「左腕っ!」

バキッ

竜児「あぐっ!枝……」

櫛枝「右脚っ!」

バキッ

竜児「あげっ!もう……」

櫛枝「左脚っ!」

バキッ

竜児「あごっ!殺……せ……」

その時、独身(恋ヶ窪ゆり)が…

>亜美『いいっ!いいっ!気持ちいいよぉぉぉ!高須君っ!もっとジュポジュポ突いてぇぇ!』

何事

亜美『いいっ!ぎもぢぃぃ!亜美ちゃんのオマンコぉぉ!高須君のチンポミルクでいっぱいにしてぇぇ!』


亜美「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

大河「……すっごい淫乱ね、本当に初めてだったのかしら?」

亜美「やめて……もうやめて……!」

大河「早く選びなよばかちー……肉体的に死ぬのか、社会的に死ぬのかをさ?」

亜美「やだ……死にたい……」

大河「どっちか選べって言ってるでしょ!」

ブンッ

亜美「はぎっ!……どっちも……同じよ……死にたい……」

大河「この……ばかちーめっ!」

振りかぶった右の拳を、間近に迫った赤い玉へと叩き付ける。
その瞬間それはぐにゃりと形を歪めて爆散する。

結構な爆発だったが、身体は無傷。成程、中々頑丈になったみたいだな。

「…これほどまでとは。」

「今度はこっちの番だな。」

表情を険しいものにする古泉、しかし動きは止めずすばしこく赤玉を飛ばしてくる。

「無駄だ。」

全て直撃だったがそんな事は気にせず一気に距離を詰めて奴の腹部目掛け右ストレートを繰り出す。

「ッ!?」

古泉は反応する暇も無く腹部に拳を受け、口から大量の血を吐く。
出血量的にかなりの痛手だとは思うが、敵に手加減する気も必要もない
。一度そこから手を離し、同じ場所に拳を全力で叩き込む。

とらドラ3巻まで買っちまったんだが読む価値なさそうだな

>>683
お前、スレ間違ってるぞw

>>684
女全員メンヘラだからな 木原みたいな脇役も含めて

みのりんと亜美は自分に酔ってるタイプだと思う

>>チンポミルク
ごめん、言わせてみたかったんだ……バスの中で打つのは恥ずかしかったけど

北村「逢坂!櫛枝!お前ら何をやってる!?」

大河「き……」

櫛枝「北村君っ!?」

北村「高須!亜美!しっかりしろ!」

亜美「祐……作……?」

竜児「……」

北村「高須!しっかりしろ!」

櫛枝「……そんな奴ほっとけばいいよ」

北村「何を言ってるんだ、櫛枝!」

つーか 今となっては北村って何のために存在してたキャラなのかよくわからん

櫛枝「高須く……そいつは!大河を泣かせた!だから、私が!」

北村「だからって、こんなになるまで殴る必要はないだろう!」

櫛枝「違う!こいつ」

>>705当然、竜児の当てうまげふんげふん

あらやだわぁ奥さん聞きました?
全裸ですって

櫛枝「高須く……そいつは!大河を泣かせた!だから、私が!」

北村「だからって、こんなになるまで殴る必要はないだろう!」

櫛枝「違う!こいつは……ここで……!」

大河「みのりん……ゴメンね……もうやめよう……」

櫛枝「……大河!?アンタ正気なのかよ!?」

亜美「正気なのは……どっちよ……」

櫛枝「黙れメス豚がっ!」

>>712
次の瞬間、そこにはバットを北村へと振り上げるみのりの姿が!

>>710
本人が敗北感を感じてないならあて馬ですらないと思う
北村不在の場所で北村をダシにして恋愛ごっこしてただけ

>>715
北村のバットで受け止めるんですね わかります

みのりんは普通にメンヘラなキャラ設定かと思ってたが作者的にはそういうわけじゃないんだよな?

そこには全裸で元気に走り回るキタムラの姿が
「あの瞬間僕は死んだと思いいましたね」

>>726
間違いなく「親友のために身をひいてあげる優しい女の子」だろうな
当初は間違いなく竜児はみのりんを好きだったんだから
その告白を「親友のため」という名目であんなつぶし方するのは正気の沙汰じゃないよな。

んでそれを涙ぐましい友情と受け止める大河も基地外

北村「櫛枝!夜中の3時だぞ!近隣の人に迷惑だ!」

櫛枝「……くそっ!」

北村「亜美も少し黙っとけ……傷に障るぞ」

亜美「祐作……」

北村「逢坂……久しぶりだな、大丈夫か?」

大河「き、北村君……私……」

北村「大丈夫だ、逢坂……とりあえず話のわかる大人に連絡をするか」

櫛枝「いらっしゃいませ~♪お飲物はいかが致しますか?」
北村「チンポミルク」

独身「もしもし……こんな時間に電話なんて非常識ですよ……」

北村「恋ヶ窪先生ですか!?今から言う場所に至急車で来て下さい!高須が大変なんです!」

独身「え……高須君がっ!?どこ!?」

北村「〇〇〇〇〇〇です!」

独身「わかったわ、今すぐ行くわ!」

北村「……これで大丈夫だな」

これ見てたらプレパレードの歌詞がもう純粋に聞けなくなるw

竜児「……う……ここは……?痛っ……」

独身「……高須君大丈夫?」

竜児「……先……生?」

独身「全く……何してくれてるのよ、アナタ達……」

竜児「俺……死んだんじゃ……」

独身「死んでません、そんな物騒なこと言わないの……立てる?」

竜児「無理です……」

独身「でしょうね……4人とも、こっちに来てちょうだい!」

油断したらその指チクチクアタック覚悟して
(全身をアタックされてる)

素直なだけだと刺激が強い
(大河の好きな気持ちは素直だけど盗撮リンチは竜児には刺激が強い)

傷ついちゃうの傷つけちゃうの
(そのまんまw)

北村「高須!大丈夫か!?」

亜美「高須君……」

大河「……」

櫛枝「……チッ」

独身「櫛枝さん、舌打ちなんてしちゃ駄目でしょ?」
櫛枝「……すみません」

独身「高須君……話はみんなから聞いたわ」

竜児「え……あぁ……」

独身「高須君……今回の件で一番悪いのは誰だと思う?」

独身「春田くんよ」

竜児「一番悪い奴……一番悪い奴……」

竜児「……俺、ですか?」

独身「そう、高須君が全部悪いの」

大河「私を裏切って……」

櫛枝「私に殴らさせて……」

亜美「私の誘いに乗った……」

大河「アンタが」

櫛枝「一番」

亜美「悪いの」

北村「すまないな、高須……だから……」

独身「死んでもらいまーす!」

竜児「やめてくれぇぇぇぇぇ!」

ガキッボカッ
竜児は死んだ
スイーツ(笑)

亜美「高……高須……高須君!?」

竜児「川……嶋……?」

亜美「どうしたの、叫び声なんかあげて……」

竜児「……時計!今何時だ!?」

亜美「今は2時よ……もう、高須君ったら勝手に寝ちゃうんだもの」

竜児「まだ3時になってない……?ってことは……!」

亜美「高須君……何ブツブツ言ってるの?」

竜児「川嶋!カメラを探すぞ!」

亜美「カメラって……高須君の部屋に仕掛けられたのは5個だって……」

竜児「もう1個あるんだよ!」

亜美「高須君……?」

竜児「いいから、探すぞ!……じゃなきゃ大変なことになる!」

亜美「……わかった、探してみようか」

亜美「……ホントにあった……どうしよう、高須君?」

竜児「……大河に連絡する」

亜美「タイガーにって……そんなことしたら……!」

竜児「いいんだ!こうするしか……こうするしか他に方法はない……」

亜美「高須君……私達死ぬわよ……」

竜児「……大丈夫だ、せめて川嶋だけはなんとかするから……」

亜美「高須君……」

竜児「じゃあ、電話かけるぞ……」

トゥルルルルル トゥルルルルル

大河「もし……もし……何時だと……」

竜児「大河すまなかった!」

大河「へっ!?……な、何よ!いきなり大きい声出さないでよ!びっくりするじゃない!」

竜児「大河……?お前寝てたのか……?」

大河「当たり前でしょ……何時だと思ってるのよ?」

竜児「じゃあ、あのカメラは……?」

大河「カメラ……ばかちーから聞いたんだ?……怒ってない?」

竜児「え……?」

大河『ゴメン、竜児……私アンタを疑うような真似をして……』

大河『アンタは浮気なんてしないってわかってるのにね……会えないから不安になるんだ……』

竜児「大河……」

大河『カメラ、6個あったでしょ?……ばかちーには5個って言ったけどさ』

竜児「お、おう……」

大河『ドジだよね、私……自分が仕掛けたカメラの数も間違えるなんて……』

大河『でも、平気……受信してたモニターはもう壊したから』

竜児「そ、そうか……」

大河『竜児、もう遅いから寝るね……ゴメンね、メールとかカメラとか……』

竜児「おう……こっちこそ悪かったな、心配させて……」

大河『ううん、平気……じゃあまたね』

ツー ツー

竜児「大河……」

亜美「高須君……タイガーどうだったの?」

竜児「……俺は大河を裏切っちまったのか」

亜美「高須君……」

ここまでバイツァダストなし

竜児「川嶋……今日は遅いからもう帰るか、送ってくぞ」

亜美「え……うん」

竜児「大河は俺を信じた……なのに俺はそんな大河を裏切ったんだ……」

竜児「……俺はもう大河を裏切らない、だから2人っきりではもう会わない……今日は悪かったな、川嶋」

亜美「……誘ったのは私だからいいよ……私も大河を裏切っちゃったわけだし」

竜児「……じゃあ、行くか」

>>869
早人が竜児なのはわかるが吉良は誰だよ

>>875
k・・・・・・

亜美「……送ってくれてありがとう」

竜児「おう、そんくらいは当たり前だ」

亜美「じゃあね、高須君」

竜児「またな」

ガチャ

亜美「ただいまー……」

亜美「……やっぱあんな方法で高須君を落とそうとするのは間違ってたよね」

亜美「メール着てる……大河からだ、なんだろう……動画?」


亜美『いいっ!ぎもぢぃぃ!亜美ちゃんのオマンコぉぉ!高須君のチンポミルクでいっぱいにしてぇぇ!』

亜美「え……何でこれが……」

トゥルルルルル トゥルルルルル

>>97
いや罰を与えてるのが朝倉じゃなくて朝食なんだよ
普通
朝食「あのねキョンくん、ちょっといいかな?」

キョン「うおっ!?朝食が喋った!」
てなるだろ?まず朝食は喋らないしそもそも意思をもたないからな

すまん誤爆だ

亜美「電話……タイガーから……」

亜美「……」

亜美「もしもし……?」

大河『ばかちー?動画はもう見た?』

亜美「やっぱり……何で……!?」

大河『これは警告……今回だけは許してあげる』

大河『でも……次やったらその時は……どうなるかわかってるよね?』

大河『社会から抹殺してやる』

ツー ツー


end

お疲れ様でした、久しぶりのssで一つ一つの投下に時間がかかったのをここで深くお詫びします。

今回は途中、色気を出して皆さんのご要望に沿おうと思ったんですが……自分の腕不足で上手く捌けなかったです。

ポータブルの亜美ルートにはすごい期待してます、香椎ルートがないのは残念ですが……

後、皆さんに質問なんですが自分パソコンじゃ立てられないんで携帯で立ててそのまま携帯で書いてるんですけど、パソコンで書いた方がいいんですかね?

携帯はいつでも投下出来るのが強みです、でも保存メールいっぱいまで貯めるとメールが使えなくなります

パソコンは改行とかミスんないけど、いつでも投下出来るわけじゃない……


また次の話が浮かんだ時に考えます、ありがとうございました

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