王女「私が魔王を倒すの?」 (1)

~数百年前~

王「おお!よくぞ戻った勇者よ!」

勇者「はい…」ボロッ

王「大臣、宴の準備を。今日はたんともてなそうではないか!」

勇者(ちっ…帰ってきたなり宴かよ、休ませてくれよ)

王「そうじゃ勇者よ。明日は凱旋パレードを行う予定じゃ、なにか気の利いた言葉を頼むぞ」

勇者(明日もそんなことしなくちゃなんねーのか…クソッ!家に帰らせろよ!)

王「おっ…と。大事なことを伝え忘れておった。どうじゃ勇者、ワシの娘と結婚してはくれんかのぅ?」

王「ふははっ…これで王族に勇者の血も残る、悪くない話じゃろう?」

勇者(…ちっ、その勇者の血とやらで俺はいきなり魔王討伐なんかに駆り出された訳だがな…こんな利己主義野郎が義理の父なんてまっぴら…)

勇者(まてよ…?)

勇者「…その話、謹んでお受けいたします。王」ニッコリ

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