苗木「トイレの天井に何かついてる…」 霧切「それは違うわ!」 (6)

苗木「これは、カセットテープ…?再生してみよう」カチッ

『やぁ初めまして、僕の名前は苗木誠。これを再生して聞いているのは苗木誠であってるよね…?』

苗木「そうだけど、僕の声…?でも僕はこんなのをとった覚えはないけど…」

『自分に自己紹介するってのもなんだか変な気分だな…でも、恐らくこれを聞いている君はこれをとったことを覚えていないよね?』

苗木「何故それを…!?」

『それはね、記憶を消されているからなんだよ』

苗木「僕が記憶を消されている…?」

『僕はこの希望ヶ峰学園に入学して二年間生活しているんだ、そのことは覚えているかな?』

苗木「僕が希望ヶ峰学園に入学して二年間生活している…?僕は昨日入学したはずだけど…」

『もし覚えていないなら、その間の記憶が消されているんだ…僕には舞園さん、霧切さん、安広さん、腐川さん、朝日奈さん、大神さん、江ノ島さん、戦刃さん、桑田君、十神君、石丸君、大和田君、山田君、不二咲君、葉隠君、十五人の仲間がいるけど多分覚えていないよね』

苗木「今日初めて会った人達のこと…?でも安広さんと戦刃さんって人は見なかったし…それに不二咲君?不二咲さんじゃなくて…?」

『今の外の世界は絶望に包まれているから僕達は最後の希望としてこの学園に隔離されたんだ…覚えてないだろうけど、僕達は一生この希望ヶ峰学園で共に生活すると誓った仲間なんだよ』

苗木「外の世界が絶望で包まれてる…?僕達が最後の希望として学園に隔離された…?僕はここで一生暮らすと誓ったの……?」

『でもね、仲間の中に紛れ込んでいたんだ…超高校級の絶望が二人も、僕はその二人がこっそり人類絶望化計画の話をしているのを偶然聞いてしまって、それでこのカセットテープにとって残しておいたんだ。記憶が消されることもその時に知ったからね』

『ごめんね…どんどん君の覚えていない情報ばかりを話されて戸惑っているかもしれないけど聞いて欲しい…その超高校級の絶望の二人の名前は…』

長すぎ産業

葉隠が最後なのは思い出せなかったからですか?

しえ

>>2
絶望性
ヒーロー
治療薬

『その二人はすずむとそらるだよ』

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